JPH01281584A - 文字読取装置の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は被読取文字等が記載された紙葉類を所定の方向
に、かつ所定の位置へ搬送したうえ、前記搬送方向と直
角の方向へ前記文字等を走査して読取を行う文字読取装
置の制御方法に関するもので、 特に前記紙葉類の裁断のバラツキや前記文字等の印字位
置のバラツキがあっても走査読取を可能とし得る文字読
取装置の制御方法に関する。 なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部
分を示す。

【従来の技術】

この種の文字読取装置としては本出願人の先願になる特
願昭６２−２９５１８１号「読み取り収納装置」がある
。 第４図は前記先願の読み取り収納装置（以下単に文字読
取装置と呼ぶ）における読取ヘッド部の原理構成図であ
る。同図において３はＯＣＲ文字読取ヘッド（単に読取
ヘッドともいう）、４は被読取ＯＣＲ文字が印字された
紙葉類としての券、１（ＩＡ、ＩＢ）はこの券４の通路
を構成する部材、Ｘはこの券４の搬送方向、２（２Ａ、
２Ｂ）はこの券４の位置（この例では前方の端部４ａ）
を検出する光センサなどからなる位置検知センサである
。 券４は図外の搬送手段によって通路構成部材ＩＡ、ＩＢ
の間をＸの搬送方向へ搬送され、位置検知センサ２が券
４の端部４ａを同図のように検出した位置で停止される
。こののち読取へラド３はこの券４上に後述のように印
字されたＯＣＲ文字を、この図の紙面に垂直の方向（Ｙ
方向）に走査して読取るものである。 第３図はこの券４上の被読取文字の例を示し、この例で
は文字記載枠６内にＹ方向に並べて印字された６つの数
字が読取対象となる。ここで５はこの印字の中心線であ
り、通常、第４図のような券４の停止状態で、この印字
中心線５が読取へラド３の走査中心線と一致するように
位置検知センサ２による券４の搬送位置決めが行われる
。

【発明が解決しようとする課題】

しかしながら券４の前記のような位置決め方法では、Ｏ
ＣＲ文字の印字位置にズレがあった場合や、券４の裁断
のズレが大きいような場合にも、一定の制御方法により
券４の位置決めをするのみであるため、印字中心線５と
読取へラド３の走査中心線が大きくズしてＯＣＲ文字の
読取りができない場合があるという欠点があった。 そこで本発明の課題は、券４の微小距離の搬送と文字走
査とを文字読取に成功するまで繰返す制御方法を提供す
ることにより、ＯＣＲ文字の印字ズレや券の裁断誤作が
大きい場合でも確実に読取りが可能となるようにするこ
とにある。

【課題を解決するための手段】

前記の課題を解決するために本発明の方法は、ｒ被読取
文字等の記載された紙葉類（券４など）を所定の方向（
券搬送方向Ｘなど）へ搬送する搬送手段（券搬送用モー
タ８など）、 前記紙葉類の（端部４ａなどの）ＩＩ送位置を検出する
位置検出手段（位置検知センサ２など）、前記の搬送方
向と直角の方向（走査方向Ｙなど）に前記被読取文字等
を走査する文字走査手段（読取ヘッド３など）、 を備えた文字読取装置において、 前記搬送手段と位置検出手段とを介し、前記紙葉類を所
定の位置へ搬送したのち、前記文字走査手段を介して前
記走査を行わせ、このとき前記被読取文字等の読取に成
功しないときは、前記搬送手段を介し前記紙葉類さらに
所定の微小距離搬送したのち、前記文字走査手段を介し
前記の走査を行う動作を（券搬送位置補正手段７＾など
を用いて）前記被読取文字等の読取に成功するまで繰返
すように」するものとする。

【作　用】

この発明は文字読取り時に最初に券を停止させる位置を
、印字バラツキや券の裁断誤差を考慮して印字中心線５
の手前に設定し、その後読取へラド３の走査と券の微小
搬送を繰返すことにより、文字読取りが可能な位置迄、
券を搬送制御するものである。

【実施例】

以下第１図ないし第４図を用いて本発明の詳細な説明す
る。第１図は本発明の一実施例とじての回路構成を示す
ブロック図、第２図は同じく第１図の要部動作を示すフ
ローチャートである。 次に第３図、第４図を参照しつつ、第２図に基づいて第
１図の（制御部７の）動作を説明する。 文字読取装置に券４が挿入されると（ステップ１１、分
岐Ｙ）、搬送用モータ８を正転駆動しくステップ１２）
、これにより図示しない搬送ベルト等から成る搬送部を
介し券４を第３図、第４図の搬送方向Ｘの方向に搬送す
る。そして券４の先端部（第３図の上端に該当）４ａを
位置検知センサ２Ａ。 ２Ｂによって検知すると、搬送用モータ８を停止し券４
を停止する。この時、読取ヘッド３の走査中心線が第３
図に示す１０の位置、つまり被読取文字の近傍であって
、読取ヘッド３の走査中心が確実にこの読取文字領域に
入り込むことのない手前の位置へ来るように、読取へラ
ド３の位置が設定されている（ステップ１３．１４）　
。 従ってその位置でヘッド走査用モータ９を介し読取ヘッ
ド３による文字走査を行っても（ステップ１５）、その
判定回路３＾からは何ら妥当な読取り結果は得られない
ので（ステップ１６１分岐Ｎ）、制御部７は搬送モータ
８を所定の微小期間（従って微小距離）駆動しくステッ
プ１７）、券４の印字中心線５を走査中心線に近づける
ように制御し、再度読取へラド３による走査をする（ス
テップ１５）。 このようなステップ１５から１７までの動作を繰返すこ
とにより、最終的にＯＣＲ文字の読取り可能な位置迄界
４の搬送制御が行われて、この手順を抜ける（ステップ
１６９分岐Ｙ）。 なお第１図の制御部７内の券搬送位置補正手段７＾はこ
の制御部７の機能の１部を分担実行すると見做したとき
の部分機能部で、第２図のステップ１５〜１７の手順を
実行するものである。 なお第２図のフローチャートでは、読取り不可の券が挿
入された場合に対する処置については繁雑になるので省
略しであるが、ＯＣＲ文字文字枠載枠６３図）の全体を
走査したにも拘らず正常な読取り結果が得られない場合
には、搬送用モータ８を逆転駆動し、券４を返却するこ
とになる。 また券の微小送りを繰り返す前に、最初に正常な読取り
結果が得られた場合でも、読取りヘッド３の構造によっ
ては印字中心線と走査中心線が一致していない場合であ
るので、その補正動作を行うか否かについては実験的に
決定されるべきものである。

【発明の効果】

この発明によれば、券に記載されたＯＣＲ文字の読取り
の可否を判定しながら自動的に券の位置を微小距離づつ
文字読取の可能な位置まで搬送移動するようにしたので
、ＯＣＲ文字の印字位置のズレや券の裁断誤差のバラツ
キに拘らず、確実な文字読取りが可能となるばかりでな
く、ＯＣＲ文字の印字方法が異る券を同一の読取装置で
処理することが可能となるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例としての構成を示すブロック
回路図、第２図は同じく第１図の要部動作を示すフロー
チャート、第３図は券の印字位置と本発明の詳細な説明
図、第４図は文字読取装置の要部の原理構成図である。 １（ＩＡ、１Ｂ）：通路構成部材、２（２Ａ、２Ｂ）：
位置検知センサ、３：ＯＣＲ文字読取ヘッド、３Ａ　：
文字判定回路、４：券、５：印字中心線、６：文字記載
枠、７：制御部、７Ａ　：券搬送位置補正手段、８：券
搬送用モータ、９：ヘッド走査用モータ、１０：走査開
始時券停止位置、Ｘ：券搬送方向、Ｙ：走査方向。 茅　１Ｆ！！Ｊ オ　２図 第３図 牙４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）　被読取文字等の記載された紙葉類を所定の方向へ
   搬送する搬送手段、 前記紙葉類の搬送位置を検出する位置検出手段、前記の
   搬送方向と直角の方向に前記被読取文字等を走査する文
   字走査手段、 を備えた文字読取装置において、 前記搬送手段と位置検出手段とを介し、前記紙葉類を所
   定の位置へ搬送したのち、前記文字走査手段を介して前
   記走査を行わせ、このとき前記被読取文字等の読取に成
   功しないときは、 前記搬送手段を介し前記紙葉類をさらに所定の微小距離
   搬送したのち、前記文字走査手段を介し前記の走査を行
   う動作を前記被読取文字等の読取に成功するまで繰返す
   ようにしたことを特徴とする文字読取装置の制御方法。