JPH06262819A - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
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- JPH06262819A JPH06262819A JP5053484A JP5348493A JPH06262819A JP H06262819 A JPH06262819 A JP H06262819A JP 5053484 A JP5053484 A JP 5053484A JP 5348493 A JP5348493 A JP 5348493A JP H06262819 A JPH06262819 A JP H06262819A
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- JP
- Japan
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- paper
- printing
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- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数種類の用紙を複数のホッパに格納してお
き、指定された用紙に印字を行う印字装置の印字精度及
び印字速度を向上すること。 【構成】 前記複数ホッパに格納した用紙対応の用紙厚
みを含む用紙データを記憶しておき、印字を行う用紙が
指定されたときに、ホッパから指定用紙の繰り出し動作
と、前記用紙データを用いた印字ヘッドの用紙対応のヘ
ッドギャップ値調整動作とを並行に行うことにより、複
数種類の用紙・伝票に対しても高速印字を行うことがで
きる。また前述のホッパから繰り出した用紙をスキュー
補正した後に印字ヘッドに搬送することにより高精度印
字も可能になる。
き、指定された用紙に印字を行う印字装置の印字精度及
び印字速度を向上すること。 【構成】 前記複数ホッパに格納した用紙対応の用紙厚
みを含む用紙データを記憶しておき、印字を行う用紙が
指定されたときに、ホッパから指定用紙の繰り出し動作
と、前記用紙データを用いた印字ヘッドの用紙対応のヘ
ッドギャップ値調整動作とを並行に行うことにより、複
数種類の用紙・伝票に対しても高速印字を行うことがで
きる。また前述のホッパから繰り出した用紙をスキュー
補正した後に印字ヘッドに搬送することにより高精度印
字も可能になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数種類の印字用紙に
印字を行う印字装置に関し、特に複数種類の印字用紙を
複数のホッパに格納しておき、自動給紙機構によりこれ
ら印字用紙をを搬送して印字する印字装置に関する。
印字を行う印字装置に関し、特に複数種類の印字用紙を
複数のホッパに格納しておき、自動給紙機構によりこれ
ら印字用紙をを搬送して印字する印字装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来技術による複数種類の用紙に印字を
行う印字装置は、例えば特開平３−１４７８７５号公報
記載の如く、厚みやサイズの異なる複数種類の印字用紙
を格納する複数のホッパと、該印字用紙の厚み情報及び
印字用紙対応の用紙・ヘッド間隔情報を記憶する記憶手
段とを備え、印字位置に搬送した用紙に所定位置からの
印字ヘッドを押し当てる間のモータパルス数を計数演算
して用紙の厚みが記憶手段に登録した厚みと一致するか
否かを判定することにより、用紙の重送を検出すると共
に、前記ヘッドを一旦用紙に押しつけた後にヘッドを所
定量戻すことによりヘッドギャップ値を調整するものが
提案されている。また、印字枠が予め印刷された用紙に
印字を行う印字装置は、例えば特開平１−１７１９０号
公報記載の様に印字ヘッドの先端に枠罫線を光学的に検
出するセンサを設け、該センサが枠罫線を検出して該罫
線に文字が重ならない様にヘッド位置を調整するものが
提案されている。
行う印字装置は、例えば特開平３−１４７８７５号公報
記載の如く、厚みやサイズの異なる複数種類の印字用紙
を格納する複数のホッパと、該印字用紙の厚み情報及び
印字用紙対応の用紙・ヘッド間隔情報を記憶する記憶手
段とを備え、印字位置に搬送した用紙に所定位置からの
印字ヘッドを押し当てる間のモータパルス数を計数演算
して用紙の厚みが記憶手段に登録した厚みと一致するか
否かを判定することにより、用紙の重送を検出すると共
に、前記ヘッドを一旦用紙に押しつけた後にヘッドを所
定量戻すことによりヘッドギャップ値を調整するものが
提案されている。また、印字枠が予め印刷された用紙に
印字を行う印字装置は、例えば特開平１−１７１９０号
公報記載の様に印字ヘッドの先端に枠罫線を光学的に検
出するセンサを設け、該センサが枠罫線を検出して該罫
線に文字が重ならない様にヘッド位置を調整するものが
提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来技術による前述の
印字装置は、複数種類の用紙を選択的に選択し、且つ用
紙とヘッドのヘッドギャップ値を自動調整することがで
きるものの、用紙が印字位置に搬送される度にヘッドを
用紙に押し当て且つ戻す動作を行うために印字時間が冗
長になると言う不具合があった。また後述の印字装置
は、枠罫線上への印字を防止できるものの多数の枠罫線
を検出して位置調整しながら印字を行うために制御が複
雑になり印字時間が冗長になると言う不具合を招いてい
た。
印字装置は、複数種類の用紙を選択的に選択し、且つ用
紙とヘッドのヘッドギャップ値を自動調整することがで
きるものの、用紙が印字位置に搬送される度にヘッドを
用紙に押し当て且つ戻す動作を行うために印字時間が冗
長になると言う不具合があった。また後述の印字装置
は、枠罫線上への印字を防止できるものの多数の枠罫線
を検出して位置調整しながら印字を行うために制御が複
雑になり印字時間が冗長になると言う不具合を招いてい
た。
【０００４】本発明の目的は、前述の従来技術による不
具合を除去することであり、枠罫線を含む複数種類の印
字用紙に対して高精度且つ高速に印字することができる
印字装置を提供することである。
具合を除去することであり、枠罫線を含む複数種類の印
字用紙に対して高精度且つ高速に印字することができる
印字装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、複数種の印字用紙を複数のホッパに格納して
おき、印字を行う用紙を選択して印字を行う印字装置に
おいて、前記複数の印字用紙対応の用紙厚みを含む用紙
データを記憶しておき、印字を行う用紙が指定されたと
きに、ホッパから指定用紙の繰り出し動作と、前記用紙
データを用いた印字ヘッドの用紙対応のヘッドギャップ
値調整動作とを並行に行うことを第１の特徴とする。
本発明は、複数種の印字用紙を複数のホッパに格納して
おき、印字を行う用紙を選択して印字を行う印字装置に
おいて、前記複数の印字用紙対応の用紙厚みを含む用紙
データを記憶しておき、印字を行う用紙が指定されたと
きに、ホッパから指定用紙の繰り出し動作と、前記用紙
データを用いた印字ヘッドの用紙対応のヘッドギャップ
値調整動作とを並行に行うことを第１の特徴とする。
【０００６】また本発明は、複数種の印字用紙を複数の
ホッパに格納しておき、印字を行う用紙を前記ホッパか
ら選択的に繰り出して搬送し、印字ヘッドにより印字を
行う印字装置において、前記複数種類の用紙を夫々収納
する複数のホッパを含み、該ホッパから用紙を選択的に
繰り出して搬送するホッパ部と、該ホッパ部から搬送さ
れた用紙の傾きを補正しながら搬送するスキュー補正部
と、前記複数種類の用紙対応の用紙厚みを含む用紙デー
タを記憶するメモリと、該用紙データに応じて用紙と印
字ヘッド間のヘッドギャップ値を調整すると共に印字動
作を行う印字部とを備え、印字を行う用紙が指定された
ときに、ホッパ部が任意のホッパから指定された用紙の
繰り出しを行い、この用紙の傾きをスキュー補正部が補
正して印字部に搬送する動作と、前記メモリに記憶され
た用紙データを用いて印字部が用紙対応のヘッドギャッ
プ値調整動作とを並行に行うことを第２の特徴とする。
ホッパに格納しておき、印字を行う用紙を前記ホッパか
ら選択的に繰り出して搬送し、印字ヘッドにより印字を
行う印字装置において、前記複数種類の用紙を夫々収納
する複数のホッパを含み、該ホッパから用紙を選択的に
繰り出して搬送するホッパ部と、該ホッパ部から搬送さ
れた用紙の傾きを補正しながら搬送するスキュー補正部
と、前記複数種類の用紙対応の用紙厚みを含む用紙デー
タを記憶するメモリと、該用紙データに応じて用紙と印
字ヘッド間のヘッドギャップ値を調整すると共に印字動
作を行う印字部とを備え、印字を行う用紙が指定された
ときに、ホッパ部が任意のホッパから指定された用紙の
繰り出しを行い、この用紙の傾きをスキュー補正部が補
正して印字部に搬送する動作と、前記メモリに記憶され
た用紙データを用いて印字部が用紙対応のヘッドギャッ
プ値調整動作とを並行に行うことを第２の特徴とする。
【０００７】更に本発明は、上記構成の印字装置におい
て、印字を行う用紙が指定されたときに、ホッパ部が任
意のホッパから指定された用紙の繰り出しを行い、この
用紙の傾きをスキュー補正部が補正して印字部に搬送す
ると共に、該印字する用紙のヘッドギャップ値が以前に
調整されたヘッドギャツプ値と異なるときのみ、印字部
がメモリに記憶された用紙データを用いて用紙対応のヘ
ッドギャップ値調整を行うことを第３の特徴とする。
て、印字を行う用紙が指定されたときに、ホッパ部が任
意のホッパから指定された用紙の繰り出しを行い、この
用紙の傾きをスキュー補正部が補正して印字部に搬送す
ると共に、該印字する用紙のヘッドギャップ値が以前に
調整されたヘッドギャツプ値と異なるときのみ、印字部
がメモリに記憶された用紙データを用いて用紙対応のヘ
ッドギャップ値調整を行うことを第３の特徴とする。
【０００８】
【作用】前記第１の特徴の印字装置は、用紙の選択搬送
とヘッドギャップ値調整を同時に並行に行うことによっ
て、複数種類の印字用紙に対して高速印字を行うことが
できる。また第２の特徴による印字装置は、印字を行う
用紙が指定されたときに、ホッパ部からの指定用紙の繰
り出し及びスキュー補正部によるスキュー補正動作と、
予めメモリに記憶された用紙データを用いたヘッドギャ
ップ値調整動作とを並行に行うことにより、複数種類の
印字用紙に対して高精度且つ高速印字を行うことができ
る。更に第３の特徴による印字装置は、印字を行う用紙
が指定されたときに、ホッパ部からの指定用紙の繰り出
し及びスキュー補正部のスキュー補正動作を行うと共
に、印字する用紙のヘッドギャップ値が以前に調整され
たヘッドギャツプ値と異なるときのみ、メモリに記憶さ
れた用紙データを用いて用紙対応のヘッドギャップ値調
整を行うことによって、同一ヘッドギャップ値の用紙を
連続印字する場合、ギャップ値調整動作を省略して更に
高速印字を行うことができる。
とヘッドギャップ値調整を同時に並行に行うことによっ
て、複数種類の印字用紙に対して高速印字を行うことが
できる。また第２の特徴による印字装置は、印字を行う
用紙が指定されたときに、ホッパ部からの指定用紙の繰
り出し及びスキュー補正部によるスキュー補正動作と、
予めメモリに記憶された用紙データを用いたヘッドギャ
ップ値調整動作とを並行に行うことにより、複数種類の
印字用紙に対して高精度且つ高速印字を行うことができ
る。更に第３の特徴による印字装置は、印字を行う用紙
が指定されたときに、ホッパ部からの指定用紙の繰り出
し及びスキュー補正部のスキュー補正動作を行うと共
に、印字する用紙のヘッドギャップ値が以前に調整され
たヘッドギャツプ値と異なるときのみ、メモリに記憶さ
れた用紙データを用いて用紙対応のヘッドギャップ値調
整を行うことによって、同一ヘッドギャップ値の用紙を
連続印字する場合、ギャップ値調整動作を省略して更に
高速印字を行うことができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例による印字装置を図
面を参照して詳細に説明する。図１は本実施例による印
刷装置の機械的構成を示す図、図２は該印刷装置の電気
的回路構成を示す図、図３は該印刷装置の印字ヘッド駆
動機構を示す図、図４は本実施例による印字装置の動作
を説明するためのフローチャートである。まず本実施例
による印字装置は、図１の如く印字用紙の種類に応じた
複数のホッパ１１〜１５を含み、任意のホッパ１１〜１
５から印字用紙を搬送ローラにより繰り出すホッパ部１
と、このホッパ部１から繰り出した印字用紙の傾きを補
正して搬送するスキュー補正部２と、該スキュー補正部
２から搬送された印字用紙に印字を行う印字部３と、前
記印字用紙の選択等の操作者の指示を入力する操作ぱね
る４と、上位装置８から受信した印字データを前記機構
を制御して印字する制御部６とを備える。前記スキュー
補正部２としては、例えば搬送中の印字用紙を搬送路の
片側面につき当てて傾き補正を行う機構、搬送中の印字
用紙を用紙搬送方向と直角に延びるストップフィンガに
つき当てて傾き補正を行う機構、或いは光学的に用紙傾
きを検出して搬送ローラの搬送速度を制御して傾き補正
行う機構等の機構が好適である。また前記印字部３は、
図３（ａ）の平面図及び図３（ｂ）の側面図に示す如
く、ワイヤドット式の印字ヘッド３０と、該印字ヘッド
３０をサポートアーム３４に沿って移動するキャリッジ
３２と、印字ヘッド３０の印字用紙５への印字圧力を支
えるプラテン３１とから構成され、印字ヘッド３０をサ
ポートアーム３４により案内されるキャリッジ３２によ
り支持しながら、用紙５の行方向に移動して印字を行う
ものである。特に本実施例による印字部３のサポーアー
ムは、図３（ｂ）の如く中心点Ｘを回転中心として偏心
的に回転駆動可能にしていることによって、前記キャリ
ッジ３２に支持される印字ヘッド３０と印字用紙５との
ヘッドギャップ値を微調整することができる。また該キ
ャリッジ３２はセンサ３３を搭載しており、該センサ３
３により印字用紙５の左端位置を検出することができ
る。
面を参照して詳細に説明する。図１は本実施例による印
刷装置の機械的構成を示す図、図２は該印刷装置の電気
的回路構成を示す図、図３は該印刷装置の印字ヘッド駆
動機構を示す図、図４は本実施例による印字装置の動作
を説明するためのフローチャートである。まず本実施例
による印字装置は、図１の如く印字用紙の種類に応じた
複数のホッパ１１〜１５を含み、任意のホッパ１１〜１
５から印字用紙を搬送ローラにより繰り出すホッパ部１
と、このホッパ部１から繰り出した印字用紙の傾きを補
正して搬送するスキュー補正部２と、該スキュー補正部
２から搬送された印字用紙に印字を行う印字部３と、前
記印字用紙の選択等の操作者の指示を入力する操作ぱね
る４と、上位装置８から受信した印字データを前記機構
を制御して印字する制御部６とを備える。前記スキュー
補正部２としては、例えば搬送中の印字用紙を搬送路の
片側面につき当てて傾き補正を行う機構、搬送中の印字
用紙を用紙搬送方向と直角に延びるストップフィンガに
つき当てて傾き補正を行う機構、或いは光学的に用紙傾
きを検出して搬送ローラの搬送速度を制御して傾き補正
行う機構等の機構が好適である。また前記印字部３は、
図３（ａ）の平面図及び図３（ｂ）の側面図に示す如
く、ワイヤドット式の印字ヘッド３０と、該印字ヘッド
３０をサポートアーム３４に沿って移動するキャリッジ
３２と、印字ヘッド３０の印字用紙５への印字圧力を支
えるプラテン３１とから構成され、印字ヘッド３０をサ
ポートアーム３４により案内されるキャリッジ３２によ
り支持しながら、用紙５の行方向に移動して印字を行う
ものである。特に本実施例による印字部３のサポーアー
ムは、図３（ｂ）の如く中心点Ｘを回転中心として偏心
的に回転駆動可能にしていることによって、前記キャリ
ッジ３２に支持される印字ヘッド３０と印字用紙５との
ヘッドギャップ値を微調整することができる。また該キ
ャリッジ３２はセンサ３３を搭載しており、該センサ３
３により印字用紙５の左端位置を検出することができ
る。
【００１０】また前記機構を制御する電気回路構成部１
００は、図２の如くホッパ部１の搬送ローラの回転及び
用紙選択等を行うホッパ部回路１０と、前記印字用紙の
搬送路の片側面へのつき当て等を行うスキュー補正部回
路２０と、印字ベッド３０による印字や前記ヘッドギャ
ップ値調整等を行う印字部回路３０と、操作者の印字用
紙の選択他の指示を入力する操作パネル回路４０と、こ
れら回路及び機構を制御する制御部６０と、前記ホッパ
１１〜１５に保管した各用紙の厚さ等の用紙データを予
め記憶したメモリ７０とから構成される。尚、このメモ
リ７０に記憶する用紙データは、例えばホッパ１１〜１
５内への用紙交換時に操作パネル４から用紙種類を入力
すること、或いは上位装置８からの印字データ内容に応
じた用紙種別によってによって記憶することができる。
さて、この様に構成された印字装置の動作を図４を参照
して説明する。まず、ホッパ１１〜１５には所定種類の
印字用紙が保管されており、これらホッパ，即ち用紙対
応の用紙厚み等の印字データがメモリ７０に記憶されて
いるものとする。この状態で操作者が印字を必要とする
業務内容を操作パネル４から指示すると、制御部６は、
必要とする印字データを上位装置８に要求すると共に、
その印字データに応じた印字用紙によりホッパの選択を
行う（ステップ１００）。次に制御部６は、そのホッパ
に格納した用紙の厚み等の用紙データをメモリ７０から
読み込み（ステップ１０３）、前記印字部３のヘッドギ
ャップ値の調整を行う（ステップ１０４）と共に、該当
するホッパから用紙の繰り出し（ステップ１０１）及び
スキュー補正部２によるスキュー補正（ステップ１０
２）を同時に行う。前記ヘッドギャツプ調整は前述した
サポートアーム３４を偏心的に回転してキャリッジ３２
を回転させて印字ヘッド３０の上下位置を移動すること
により行われ、また用紙のスキュー補正は搬送中の用紙
を搬送路側面につき当てて行われる。
００は、図２の如くホッパ部１の搬送ローラの回転及び
用紙選択等を行うホッパ部回路１０と、前記印字用紙の
搬送路の片側面へのつき当て等を行うスキュー補正部回
路２０と、印字ベッド３０による印字や前記ヘッドギャ
ップ値調整等を行う印字部回路３０と、操作者の印字用
紙の選択他の指示を入力する操作パネル回路４０と、こ
れら回路及び機構を制御する制御部６０と、前記ホッパ
１１〜１５に保管した各用紙の厚さ等の用紙データを予
め記憶したメモリ７０とから構成される。尚、このメモ
リ７０に記憶する用紙データは、例えばホッパ１１〜１
５内への用紙交換時に操作パネル４から用紙種類を入力
すること、或いは上位装置８からの印字データ内容に応
じた用紙種別によってによって記憶することができる。
さて、この様に構成された印字装置の動作を図４を参照
して説明する。まず、ホッパ１１〜１５には所定種類の
印字用紙が保管されており、これらホッパ，即ち用紙対
応の用紙厚み等の印字データがメモリ７０に記憶されて
いるものとする。この状態で操作者が印字を必要とする
業務内容を操作パネル４から指示すると、制御部６は、
必要とする印字データを上位装置８に要求すると共に、
その印字データに応じた印字用紙によりホッパの選択を
行う（ステップ１００）。次に制御部６は、そのホッパ
に格納した用紙の厚み等の用紙データをメモリ７０から
読み込み（ステップ１０３）、前記印字部３のヘッドギ
ャップ値の調整を行う（ステップ１０４）と共に、該当
するホッパから用紙の繰り出し（ステップ１０１）及び
スキュー補正部２によるスキュー補正（ステップ１０
２）を同時に行う。前記ヘッドギャツプ調整は前述した
サポートアーム３４を偏心的に回転してキャリッジ３２
を回転させて印字ヘッド３０の上下位置を移動すること
により行われ、また用紙のスキュー補正は搬送中の用紙
を搬送路側面につき当てて行われる。
【００１１】これらステップにより本印刷装置は、印字
ヘッド３０のヘッドギャップ値をその用紙厚みに応じた
位置に調整し、且つこの印字ヘッド３０にスキュー補正
した用紙を位置付けて停止した（ステップ１０５）後、
印字部３のキャリッジ３０をサポートアーム３４に沿っ
て用紙左方向に移動する様に駆動し（ステップ１０
６）、用紙の左端部をキャリッジ３２の搭載したサンサ
３３により検出し（ステップ１０７）、この検出位置を
基準として印字動作を行い（ステップ１０８）、所定行
の改行及び印字を行った後に用紙を排出（ステップ１０
９）して処理を終了する。
ヘッド３０のヘッドギャップ値をその用紙厚みに応じた
位置に調整し、且つこの印字ヘッド３０にスキュー補正
した用紙を位置付けて停止した（ステップ１０５）後、
印字部３のキャリッジ３０をサポートアーム３４に沿っ
て用紙左方向に移動する様に駆動し（ステップ１０
６）、用紙の左端部をキャリッジ３２の搭載したサンサ
３３により検出し（ステップ１０７）、この検出位置を
基準として印字動作を行い（ステップ１０８）、所定行
の改行及び印字を行った後に用紙を排出（ステップ１０
９）して処理を終了する。
【００１２】この様に本実施例による印字装置は、印字
用紙の厚みに応じたヘッドギャップ値を予め記憶してお
き、印字が指示された用紙に応じたヘッドギャップ値調
整動作と用紙繰り出し及びスキュー補正動作を並行に実
行してから印字を行うことによって、枠罫線を含む複数
種類の印字用紙に対して高精度且つ高速に印字すること
ができる。尚、前記した用紙種類の印字が終了した後
に、操作者から同一用紙の印字が指示された場合、本実
施例による印字装置は図４のステップ１０３及び１０４
を行うことなく次の用紙を繰り出して印字を行うもので
ある。
用紙の厚みに応じたヘッドギャップ値を予め記憶してお
き、印字が指示された用紙に応じたヘッドギャップ値調
整動作と用紙繰り出し及びスキュー補正動作を並行に実
行してから印字を行うことによって、枠罫線を含む複数
種類の印字用紙に対して高精度且つ高速に印字すること
ができる。尚、前記した用紙種類の印字が終了した後
に、操作者から同一用紙の印字が指示された場合、本実
施例による印字装置は図４のステップ１０３及び１０４
を行うことなく次の用紙を繰り出して印字を行うもので
ある。
【００１３】また本実施例の如く複数種類の用紙・伝票
に印字を行う印字装置は、その業務内容に応じて枚数差
による厚みが大きく異なる伝票が多種多様な印字を行う
例えば金融機関，役所等において好適である。尚、前記
実施例においては、用紙厚み等の用紙データを印字装置
内部のメモリに予め記憶する例を示したが、本発明はこ
れに限られるものではなく、例えば印字する業務内容に
応じた用紙データを上位装置又は外部記憶装置に記憶し
ておき、上位装置又は回部記憶装置が用紙データを印字
装置に送信してヘッドギャップ値を調整する様に構成し
ても良い。また印字部３に於けるヘッドギャップ値調整
を行う機構及び用紙のスキュー補正機構は、前記実施例
のものな限られるものではなく、他の構造の機構であっ
ても良い。更に前記メモリ７０に記憶させる用紙データ
として用紙厚みデータを説明したが、例えば用紙のサイ
ズや罫線位置等のデータも記憶しておき、印字ヘッドの
位置付けや印字範囲の制御用のデータとして使用しても
良く。また本実施例においては特にヘッドギャップ値調
整を行う必要性の大きいワイヤドット式インパクト型印
字ヘッドを使用する例を説明したが、本発明はこれに限
られるものではなく、熱転写式／感熱式等の印字ヘッド
においても適用することができる。
に印字を行う印字装置は、その業務内容に応じて枚数差
による厚みが大きく異なる伝票が多種多様な印字を行う
例えば金融機関，役所等において好適である。尚、前記
実施例においては、用紙厚み等の用紙データを印字装置
内部のメモリに予め記憶する例を示したが、本発明はこ
れに限られるものではなく、例えば印字する業務内容に
応じた用紙データを上位装置又は外部記憶装置に記憶し
ておき、上位装置又は回部記憶装置が用紙データを印字
装置に送信してヘッドギャップ値を調整する様に構成し
ても良い。また印字部３に於けるヘッドギャップ値調整
を行う機構及び用紙のスキュー補正機構は、前記実施例
のものな限られるものではなく、他の構造の機構であっ
ても良い。更に前記メモリ７０に記憶させる用紙データ
として用紙厚みデータを説明したが、例えば用紙のサイ
ズや罫線位置等のデータも記憶しておき、印字ヘッドの
位置付けや印字範囲の制御用のデータとして使用しても
良く。また本実施例においては特にヘッドギャップ値調
整を行う必要性の大きいワイヤドット式インパクト型印
字ヘッドを使用する例を説明したが、本発明はこれに限
られるものではなく、熱転写式／感熱式等の印字ヘッド
においても適用することができる。
【００１４】
【発明の効果】以上述べた如く本発明による印字装置
は、用紙の選択搬送とヘッドギャップ値調整を同時に並
行に行うことによって、複数種類の印字用紙に対して高
速印字を行うことができる。また本発明による印字装置
は、印字を行う用紙が指定されたときに、ホッパ部から
の指定用紙の繰り出し及びスキュー補正部によるスキュ
ー補正動作と、予めメモリに記憶された用紙データを用
いたヘッドギャップ値調整動作とを並行に行うことによ
り、複数種類の印字用紙に対して高精度且つ高速な印字
を行うことができる。更に本発明による印字装置は、印
字を行う用紙が指定されたときに、ホッパ部からの指定
用紙の繰り出し及びスキュー補正部のスキュー補正動作
を行うと共に、印字する用紙のヘッドギャップ値が以前
に調整されたヘッドギャツプ値と異なるときのみ、メモ
リに記憶された用紙データを用いて用紙対応のヘッドギ
ャップ値調整を行うことによって、同一ヘッドギャップ
値の用紙を連続印字する場合、ギャップ値調整動作を省
略して更に高速印字を行うことができる。
は、用紙の選択搬送とヘッドギャップ値調整を同時に並
行に行うことによって、複数種類の印字用紙に対して高
速印字を行うことができる。また本発明による印字装置
は、印字を行う用紙が指定されたときに、ホッパ部から
の指定用紙の繰り出し及びスキュー補正部によるスキュ
ー補正動作と、予めメモリに記憶された用紙データを用
いたヘッドギャップ値調整動作とを並行に行うことによ
り、複数種類の印字用紙に対して高精度且つ高速な印字
を行うことができる。更に本発明による印字装置は、印
字を行う用紙が指定されたときに、ホッパ部からの指定
用紙の繰り出し及びスキュー補正部のスキュー補正動作
を行うと共に、印字する用紙のヘッドギャップ値が以前
に調整されたヘッドギャツプ値と異なるときのみ、メモ
リに記憶された用紙データを用いて用紙対応のヘッドギ
ャップ値調整を行うことによって、同一ヘッドギャップ
値の用紙を連続印字する場合、ギャップ値調整動作を省
略して更に高速印字を行うことができる。
【図１】本発明の一実施例による印刷装置の機械的構成
を示す図。
を示す図。
【図２】本発明の一実施例による印刷装置の電気的回路
構成を示す図。
構成を示す図。
【図３】前記印刷装置の印字ヘッド駆動機構を示す図。
【図４】本実施例による印字装置の動作を説明するため
のフローチャート図。
のフローチャート図。
１…ホッパ部、２…スキュー補正部、３…印字部、４…
操作パネル、５…印字用紙媒体、６…制御部、８…上位
装置、１１〜１５…ホッパ、３０…印字ヘッド、３１…
プラテン、３２…キャリヤ、３３…センサ、３４…サポ
ートレール、１０…ホッパ部回路、２０…スキュー補正
部回路、３０…印字部回路、４０…操作パネル回路、７
０…メモリ。
操作パネル、５…印字用紙媒体、６…制御部、８…上位
装置、１１〜１５…ホッパ、３０…印字ヘッド、３１…
プラテン、３２…キャリヤ、３３…センサ、３４…サポ
ートレール、１０…ホッパ部回路、２０…スキュー補正
部回路、３０…印字部回路、４０…操作パネル回路、７
０…メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下條 哲司 愛知県尾張旭市晴丘町池上１番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 渋谷 安洋 愛知県尾張旭市晴丘町池上１番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内
Claims (3)
- 【請求項１】 複数種の印字用紙を複数のホッパに格納
しておき、印字を行う用紙を選択して印字を行う印字装
置において、前記複数の印字用紙対応の用紙厚みを含む
用紙データを記憶しておき、印字を行う用紙が指定され
たときに、ホッパから指定用紙の繰り出し動作と、前記
用紙データを用いた印字ヘッドの用紙対応のヘッドギャ
ップ値調整動作とを並行に行うことを特徴とする印字装
置。 - 【請求項２】 複数種の印字用紙を複数のホッパに格納
しておき、印字を行う用紙を前記ホッパから選択的に繰
り出して搬送し、印字ヘッドにより印字を行う印字装置
において、前記複数種類の用紙を夫々収納する複数のホ
ッパを含み、該ホッパから用紙を選択的に繰り出して搬
送するホッパ部と、該ホッパ部から搬送された用紙の傾
きを補正しながら搬送するスキュー補正部と、前記複数
種類の用紙対応の用紙厚みを含む用紙データを記憶する
メモリと、該用紙データに応じて用紙と印字ヘッド間の
ヘッドギャップ値を調整すると共に印字動作を行う印字
部とを備え、印字を行う用紙が指定されたときに、ホッ
パ部が任意のホッパから指定された用紙の繰り出しを行
い、この用紙の傾きをスキュー補正部が補正して印字部
に搬送する動作と、前記メモリに記憶された用紙データ
を用いて印字部が用紙対応のヘッドギャップ値調整動作
とを並行に行うことを特徴とする印字装置。 - 【請求項３】 複数種の印字用紙を複数のホッパに格納
しておき、印字を行う用紙を前記ホッパから選択的に繰
り出して搬送し、印字ヘッドにより印字を行う印字装置
において、前記複数種類の用紙を夫々収納する複数のホ
ッパを含み、該ホッパから用紙を選択的に繰り出して搬
送するホッパ部と、該ホッパ部から搬送された用紙の傾
きを補正しながら搬送するスキュー補正部と、前記複数
種類の用紙対応の用紙厚みを含む用紙データを記憶する
メモリと、該用紙データに応じて用紙と印字ヘッド間の
ヘッドギャップ値を調整すると共に印字を行う印字部と
を備え、印字を行う用紙が指定されたときに、ホッパ部
が任意のホッパから指定された用紙の繰り出しを行い、
この用紙の傾きをスキュー補正部が補正して印字部に搬
送すると共に、該印字する用紙のヘッドギャップ値が以
前に調整されたヘッドギャツプ値と異なるときのみ、印
字部がメモリに記憶された用紙データを用いて用紙対応
のヘッドギャップ値調整を行うことを特徴とする印字装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5053484A JPH06262819A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5053484A JPH06262819A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 印字装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06262819A true JPH06262819A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12944125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5053484A Pending JPH06262819A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 印字装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06262819A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7585123B2 (en) | 2001-08-22 | 2009-09-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| US7591518B2 (en) | 2001-08-22 | 2009-09-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| JP2013173259A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6324967U (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-18 | ||
| JPS63189686A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-05 | Matsushita Refrig Co | 回転型圧縮機 |
| JPH04207956A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-29 | Bitsugu:Kk | 動力発生装置 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP5053484A patent/JPH06262819A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6324967U (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-18 | ||
| JPS63189686A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-05 | Matsushita Refrig Co | 回転型圧縮機 |
| JPH04207956A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-29 | Bitsugu:Kk | 動力発生装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7585123B2 (en) | 2001-08-22 | 2009-09-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| US7591518B2 (en) | 2001-08-22 | 2009-09-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| US8348403B2 (en) | 2001-08-22 | 2013-01-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| JP2013173259A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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