JPH01275651A - ポリアセタール樹脂組成物 - Google Patents

ポリアセタール樹脂組成物

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JPH01275651A
JPH01275651A JP10647488A JP10647488A JPH01275651A JP H01275651 A JPH01275651 A JP H01275651A JP 10647488 A JP10647488 A JP 10647488A JP 10647488 A JP10647488 A JP 10647488A JP H01275651 A JPH01275651 A JP H01275651A
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thiobis
nickel
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piperidinyl
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は機械物性、熱安定性、耐候性、耐光性に優れた
ポリアセタール樹脂組成物に関する。
更に詳しくは、ポリアセタール樹脂に対して特定のニッ
ケル(D化合物を添加してなるポリアセタール樹脂組成
物に関する。
〔従来の技術〕
ポリアセタール樹脂は長期間にわたって屋外放置すると
、表面にクラックが発生し、数ケ月で引張強度がし以下
に低下してしまう。そこで耐候性あるいは耐光性向上の
ために、さまざまな配合処方が提案されてきたが、最も
一般的なものは、ヒンダードアミンを添加混合する方法
であり、特開昭57−98545号公報、特開昭59−
133245号公報、特開昭60−161454号公報
、特開昭60−195155号公報等に開示されている
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら最近ではポリアセタール樹脂も自動車の内
外装品などに使われるようになっており、より苛酷な条
件における耐久性が要求されている。そこで我々はこの
ような要求に答えられるようなポリアセタール樹脂組成
物について鋭意検討した結果、本発明を見出すに至った
〔課題を解決するための手段〕
すなわち本発明は、ポリアセタール樹脂100電麓部に
対して(2,2′−チオビス(フェノラート)〕一脂肪
族アミンニッケル(I)ノ少すくトも一種0.01〜5
Jiffi部を配合してなる樹脂組成物である。
本発明で使用される(2,2′−チオビス(7z/ラー
ド)〕一脂肪族アミンニッケル(1) トt!、−最大
■で表わされる化合物を意味する。
式中、R1、R−1R−1Rυ、R11は水素原子、炭
素数1〜30のアルキル基、置換アルキル基を表わし、
それぞれ同一であっても異なっていてもかまわない。ま
たRIO11(nはベンゼン環のどの位W1に結合して
いてもよい。
特に好ましい化合物としては、(2,2′−チオビス(
4−オクチルフェノラート)〕−シクロヘキシルジェタ
ノールアミンニッケル(ID 。
(2,2′−チオビス(4−オクチルフェノラー)))
−n−ブチルアミンニッケル(1)、〔2,2′−チオ
ビス(4−オクチルフェノ9−)))−トリエタノール
アミンニッケルα)が挙げられる。
添加量はポリアセタール樹脂100 g置部ニ対しテ0
.01〜5 mlffi部、好ましく )* 0.05
〜3重量部、特に好ましくは0.1〜2!量部である。
0.01重量部より少ないと添加効果はなく、5重量部
より多いとブリード現象が見られたり、成形品の機械物
性が低下するので好ましくない。
本発明で使用されるポリアセタール樹脂とは、オキシメ
チレン単独重合体及び主としてオキシメチレン単位から
成り、ポリマ主鎖中に炭素数2〜8のオキシアルキレ7
単位を含有するオキシメチレン共I合体を意味する。
オキシメチレン単独宣合体は、たとえば、実質的に無水
のホルムアルデヒドを有機アミン、有機あるいは無機の
錫化合物、金属水酸化物のような塩基性重合触媒を、含
有する有機溶媒中に導入して重合し、重合体を戸別した
後、無水酢酸中、酢酸ナトリウムの存在下で加熱して末
端をアセチル化して製造する。
また、オキシメチレン共重合体は、たとえば実質的に無
水のトリオキサンあるいはテトラオキサンのようなホル
ムアルデヒドの環状オリゴマと共東合成分としての環状
エーテルとをシクロヘキサンやベンゼンのような有機溶
剤中に溶解あるいは懸濁した後、三7ツ化ホク素・ジエ
チルエーテラートのようなルイス酸触媒を添加して重合
する。所望によりこの重合体から洗浄によって触媒を除
去し、さらに不安定末端を分解除去して製造する。ある
いは実質的に溶剤の無い状態で、セルフクリーニング型
の混合反応機の中へ重合成分、共夏合成分、重合触媒を
投入して塊状重合する。所望によりこの重合体から洗浄
によって触媒を除去し、さらに不安定末端を分解除去し
て製造する。
共東合成分としての環状エーテルとは、次の一最大■で
表わされる化合物である。
Y。
Yz   C−L) (ただし、式中Y、 、 Y、は、水素原子、炭素数1
〜6のアルキル基、炭素数1〜6のハロゲン置換アルキ
ル基を示し、それぞれ同一であっても異なっていてもよ
い。又、2はメチレン又はオキシメチレン基を表わし、
アルキル基やハロゲン置換アルキル基で置換されていて
もよく、mはθ〜3の整数を示す。あるいは、Zは−(
CHx ) p −() CHz−又は−0−CHt−
(CHt)p  L)−CH!−であってもよく、この
場合はln=1であって、pは1〜3の整数である。) 上記−最大ゆで示される環状エーテルの中で、好ましい
化合物として、エチレンオキシド、プロピレンオキシド
、1.3−ジオキソラン% L3−ジオキサン、l、3
.−ジオキセパ/、l。
3.5−トリオキセパン、1,3.6−)リオキソカン
、エピクロルヒドリンなどが挙げられるが、特に−エチ
レンオキシド、!、3−ジオキソラン、l、3−ジオキ
ソランが好ましい。共麓合旗はオキシメチレン単位に対
して、0.1〜1O−T−ル%、特に好ましくは0.2
〜6モル%の範囲にあることが必要で、0.1モル%以
下では得られた組成物の熱安定性が低く、また、10モ
ル%以上では得られた組成物の融点や結晶性を低下させ
、機械的強度や成形性が悪くなるので好ましくない。
本発明で使用されるポリアセタール樹脂として特に好ま
しいのは、トリオキサンと環状エーテルとを、三7ツ化
ホク素、三7ツ化ホウ素水和物および三フッ化ホク索と
酸素原子または硫黄原子を含む有機化合物との配位化合
物から成る群から選ばれる少なくとも1種の重合触媒の
存在下、塊状重合させた後、−最大囚で表わされるヒン
ダードアミン化合物を添加して置台反応を停止させて得
られる重合体である。
(式中、Klは水素原子または炭素数1〜3oの1価の
有機残基を表わし、R2〜R8は炭素数1〜5のアルキ
ル基を表わしそれぞれ同一であっても異なっていてもよ
い。nは1以上の整数を表わし、R・は0価の有機残基
な表わす。)具体的には次のような化合物が挙げられる
e 0H n なかでもビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジニル)セバケー〕〔A−13)、ビス(1,2,
2,6,6−ベンタメチルー4−ピペリジニル)セパケ
ート(A−14) 、l、 2.3゜4−ブタンテトラ
カルボン酸テトラキス(2,2,6、6−テトラメチル
−4−ピペリジニル)エステル(A−37)、ポリ((
6−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)アミノ−
1,3,5−トリアジン−2,4−シイノビ) 、(2
,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)イミ
ノ〕ヘキサメチレン〔(2,2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジニル)イミノ)〕〔A−39)が好
ましい。
上記ヒンダードアミン化合物の添加量は、ヒンダードア
ミン構造のモル数が使用した重合触媒と当モル鰍あるい
はそれ以上となるような皿が好ましい。
ヒンダードアミン構造のモル数が、使用した重合触媒の
そル数より少なくても触媒失活効果は見られるが、得ら
れたポリマの耐熱安定性が若干低下するので、目的とす
る耐熱安定性の程度に応じて添加量を調整する必要があ
る。
上記ヒンダードアミン化合物を用いて重合反応を停止し
た場合、触媒が完全に失活するため、触媒を洗浄除去す
ることな(、次の工程へ進めることができるのでプロセ
ス的に非常に有利である。
前記の好ましい重合体を製造する装置とじて−よ、シグ
マ型擁拌翼を有するニーダ−1反応帯域として円筒バレ
ルを用い、そのバレルの中く同軸かつ多数の中断した山
を有するスクリユを備え、この中断部とバレル内面に突
出した歯とがかみ合うように作動する混合機、加熱又は
冷却用のジャケットを有する長いケースに一対の互いに
かみ合うような平行スクリユを持つ通常のスクリュ押出
機、二本の水平攪拌軸に多数のパドルを有し、該軸を同
時に同方向に回転した際に、互いに相手のパドル面及び
ケースIljとの間にわずかなりリアランスを保って回
転するセルフクリーニング型混合機等を挙げることがで
きる。
又、塊状点合においては、重合反応初期に急速に固化す
るため、強力な攪拌能力が必要であるが、−旦粉砕され
てしまえば、あとは大きな攪拌能力を必要としないため
、塊状重合工程を二段階に分けてもよい。
又、停止剤と重合触媒との反応を十分に進行させるため
には、重合体はできる限り細かい粉体状であることが好
ましいので、所望により停止剤の添加前に粉砕機にかけ
て粉砕してもよいし、停止剤の添加後に粉砕機にかけて
もよい。
また本発明の組成物)こは、本発明の効果を損なわない
範囲で炭酸カルシウム、硫酸パリクム、クレー、酸化チ
タン、酸化ケイ素、マイカ粉末のような充填剤、炭素繊
維、ガラス繊維、セラミックー維、アラミド繊維のよう
な補強剤、着色剤(顔料、染料)、核剤、可塑剤、エチ
レンビスステアロアミドのような離型剤、誰燃剤、帯電
防止剤、カーボンブラックのような導電剤、粘着剤、滑
剤、耐加水分解改良剤、接着助剤などの添加剤を任意に
含有せしめることができる。
待に、安定化助剤としてのアルカリ金属あるいはアルカ
リ土類金属の水酸化物および/またはホルムアルデヒド
捕捉剤を併用すると耐熱安定性の面でより優れた性質を
示すようになるので好ましい。
〔実施例〕
次に実−例および比較例により本発明を説明する。なお
、実施例および比較例中に示される評価項目については
以下のようにして測定を行った。
成形品の機械物性 5オンスの射出能力を有する射出成形機を用いて、シリ
ンダ温度200℃、金型温度80℃で341nch厚の
引張試験片および)/2inch厚のアイゾツト衝撃試
験片を射出成形した。これらの試験片を用いてASTM
 D−638、D−256に準じて引張特性およびVノ
ツチ入のアイゾツト衝撃値を測定した。
ポリマ融点(Tm) 、結晶化温度(Tc)差動走査熱
盪計を使用して、窒素雰囲気下、lO℃/分の昇温速度
で昇温し、ポリマ融点(Tm)を測定後、lO℃/分で
降温し、結晶化温度(Tc)を測定した。
メルトインデックス(MI) 80℃の熱風乾燥機で3時間乾燥したペレットを使用し
、ASTM L)−1238に従って、温度190℃、
荷m2160yで測定した。
参考例  ポリアセタール樹脂の製造 ポリアセタール樹脂 PUM−1の製造パラホルムアル
デヒドを140〜180 ℃で熱分解して得たホルムア
ルデヒドを、反応媒体として5℃のトルエンを含有する
連続式の201反応容器に導入した。夏合開始剤として
、トルエンに溶解したテトラ(エチル)アンモニウムイ
オダイドとラフリン酸の等モル混合物を供給した。全て
の反応成分は連続的にポンプで供給し、重合体状の分散
生成物を滞留時間が10分であるような速度で取出した
。ホルムアルデしドは約80f/分の速度で反応器に通
じ、置台開始剤は、テトラ(エチル)イオダイドの濃度
が反応媒体llあたり187ダ、ラフリン酸濃度が反応
媒体11あたり0.99岬であるような割合で供給した
反応媒体は65℃に保ち、よく攪拌した。反応媒体11
あたり400y/hの割合で重合体が生成した。得られ
た重合体を濾過して取出し、アセトン洗浄およびメタノ
ール洗浄して乾燥した。この組型合体5 ky、無水酢
酸4o#、酢酸す) IJクム161の混合物を139
℃で加熱し、1時間還流した。冷却後、重合体を一過し
、アセトン洗浄および水洗した後乾燥した。
このようにして製造した重合体l#に対してIrgan
ox 245 (チル・ガイギー社製 酸化防止剤)5
I、メラミン11を添加し、2#I押出機を用いて21
0℃で溶融混練した。このポリマの融点は179℃、結
晶化温度は150℃、M I = 9.1であった。
ポリアセタール樹脂  POM−2の製造トリオキサン
9#、エチレンオキシド881を5#のシクロヘキサン
に溶解し、 3.5 tの三7り化ホク素・ジグチルエ
ーテラートを含有する60dのベンゼンを添加し、65
℃で攪拌した。
三7ツ化ホウ素・ジブチルエーテラートを添加後、約1
分間で反応液は白濁し、重合体が析出してきた。25分
後、トリ(n−ブチル)アミンのlθ%ベンゼン溶液1
00gZを添加して重合反応を停止した後、析出してい
る重合体な濾過して集め、アセトン洗浄、次いで水洗し
た。この重合体を、メタノール/水/アンモニア=59
.5/4010.5Jl量比ノ加水分解溶液1ool中
ニ投入し、オートクレーブ中160℃で10分間加熱攪
拌した。冷却後、重合体を濾過して集め、水洗、次いで
アセトン洗浄し、乾燥した。
このようにして製造した重合体I#に対してIrgan
ox 1010  (チル・ガイギー社製酸化防止剤)
5t、ジシアンジアミドlfを添加し、2軸押用機を用
いて210℃で溶融混練した。このポリマの融点は16
7℃、結晶化温度は147℃、M工=9.0であった。
ポリアセタール樹脂  POM−3の製造2枚のΣ型撹
拌翼−を有する容積30 l!のニーダに、トリオキサ
ン304.1.3−ジオキソラン500m、三フフ化ホ
ウ素・ジエチルニーテラー ト3.01を含有するベン
ゼン300 dを加え、80℃、60 rprn″c−
撹拌した。約1分後に反応が始まり、内温か上昇した。
約100 ’Cまで上昇したがそのまま5分間攪拌した
。反応混合物は粉砕されて白色粉末となった。
この反応混合物に54 Fのビス(1,2,2,6゜6
−ベンタメチルー4−ピペリジニル)セパケート(チル
・ガイギー(Chiba−Geigy )社製0す/−
ル(5anol )”: I、5765)を含有するベ
ンゼン500胃lを添加し、35℃で15分間攪拌した
このようにして製造した重合体l#に対してIrgan
ox 245 (チバ・ガイギー社製酸化防止剤)59
1水酸化カルシクムlf、メラミン11を添加し、ベン
ト付2軸押出機を用いて240℃で溶融混線した。この
ポリマの融点は167℃、結晶化温度は147℃、MI
=8.9であった。
実施例1〜9、比較例1〜6 参考例に従って製造したポリアセタール樹脂POM−1
〜3に対して、表1〜2に示す配合比で(2,2′−チ
オビス(フェノラート)〕一脂肪族アミンニッケル(D
を添加し、2軸押用機で溶融混練した。組成物はストラ
ンドとして押出された後ペレタイズされ、80℃の熱風
循環オープン中で6時間乾燥した。
実施例および比較例の樹脂あるいは樹脂組成物について
射出成形品を作成し、屋外暴露による物性の経時変化を
追跡した。その結果を表3にまとめた。
表!  実施例配合表 Cyasorb  UV−1084+ (2,2′−チオビス(4−t−オクチルフェノラート
)〕−〕n−ブチルアミンニッケル Cyasorb  UV−2408+ (2,2′−チオビス(4−t−オクチルフェノラート
)〕−トリエタノールアミンニッケル1) Cyasorb  UV−2409+ (2,2′−チオビス(4−t−オクチルフェノラート
)〕−シクロヘキシルジェタノールアミンニッケル(D
以上いずれも American  Cyanamid
  社製実施例1〜9、比較例1〜3より、(2,2′
−チオビス(フェノラート)〕一脂肪族アミンニッケル
(1)を添加すると耐候性が向上することがわかる。ま
た、その効果は、(2,2′−チオビス(フェノラート
)〕一脂肪族アミンニッケル(Dの構造が変わっても大
きく変化することはない。
実施例1〜9、比較例4〜5より、(2,2′−チオビ
ス(フェノラート)〕一脂肪族アミンニッケル(Dを添
加した方が、ヒンダードアミンを添加するより耐候性に
優れることがわかる。
また実施例1〜6と実施例7〜9を比較するとヒンダー
ドアミン化合物によって触媒失活したポリマな使用した
方が耐候性に優れることがわかる。これは触媒失活に使
用したヒンダードアミン化合物が耐候剤としても働いた
ために〔2,2′−チオビス(フェノラート)〕一脂肪
族アミンニッケルα)との併用効果が出たものと考えら
れる。
〔発明の効果〕
本発明のポリアセタール樹脂組成物は耐候性、機械物性
に侵れるため、機械機構部品、自動車部品など広範な用
途に使用できる。
特許出願大東し株式会社

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリアセタール樹脂100重量部に対して〔2,
    2′−チオビス(フェノラート)〕一脂肪族アミンニッ
    ケル(II)の少なくとも一種0.01〜5重量部を配合
    してなる樹脂組成物。
  2. (2)前記〔2,2′−チオビス(フェノラート)〕一
    脂肪族アミンニッケル(II)が、〔2,2′−チオビス
    (4−オクチルフェノラート)〕−n−ブチルアミンニ
    ッケル(II)、〔2,2′−チオビス(4−オクチルフ
    ェノラート)〕−シクロヘキシルジエタノールアミンニ
    ツケル(II)、〔2,2′−チオビス(4−オクチルフ
    ェノラート)〕−トリエタノールアミンニッケル(II)
    から選ばれた1種以上の化合物である請求項1記載の樹
    脂組成物。
  3. (3)前記ポリアセタール樹脂が、重合触媒の存在下に
    ホルムアルデヒド及び/またはトリオキサンと他の環状
    エーテルとを共重合させて得られる重合体である特許請
    求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
  4. (4)前記ポリアセタール樹脂が重合触媒の存在下にホ
    ルムアルデヒド及び/またはトリオキサンと他の環状エ
    ーテルとを共重合させ、次いで一般式(A)で表わされ
    るヒンダードアミン化合物を添加して重合反応を停止さ
    せて得られる重合体である請求項1記載の樹脂組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(A) (式中、R^1は水素原子または炭素数1〜30の1価
    の有機残基を表わす。R^2〜R^6は炭素数1〜5の
    アルキル基を表わし、それぞれ同一であつても異なつて
    いてもよい。nは1以上の整数を表わし、R^4はn価
    の有機残基を表わす。)
  5. (5)前記ヒンダードアミン化合物がビス(1,2,2
    ,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)セパケー
    ト、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
    ジニル)セパケート、1,2,3,4−ブタンテトラカ
    ルボン酸テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−
    4−ピペリジニル)エステル、ポリ〔〔6−(1,1,
    3,3−テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5−ト
    リアジン−2,4−ジイル〕〔2,2,6,6−テトラ
    メチル−4−ピペリジニル)イミノ〕ヘキサメチレン〔
    (2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)
    イミノ〕〕から選ばれた1種以上の化合物である請求項
    5記載の樹脂組成物。
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KR100583255B1 (ko) * 1999-06-05 2006-05-24 주식회사 케이티피 트리옥산 조성물 및 트리옥산 조성물을 중합하여 얻어지는 폴리아세탈수지 및 수지의 제조방법

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