JPH01267756A - コンピュータ制御装置 - Google Patents
コンピュータ制御装置Info
- Publication number
- JPH01267756A JPH01267756A JP63097115A JP9711588A JPH01267756A JP H01267756 A JPH01267756 A JP H01267756A JP 63097115 A JP63097115 A JP 63097115A JP 9711588 A JP9711588 A JP 9711588A JP H01267756 A JPH01267756 A JP H01267756A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- system power
- power supply
- standby
- standby ram
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 29
- 238000004590 computer program Methods 0.000 claims 2
- GOLXNESZZPUPJE-UHFFFAOYSA-N spiromesifen Chemical compound CC1=CC(C)=CC(C)=C1C(C(O1)=O)=C(OC(=O)CC(C)(C)C)C11CCCC1 GOLXNESZZPUPJE-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Power Sources (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
- Safety Devices In Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
この発明は、例えば自動車用の電子的なエンジン制御シ
ステムにおいては、そのシステム電源がダウンされたと
きに、スタンバイRAMの保護が効果的に実行されるよ
うにするコンピュータ制御装置に関する。
ステムにおいては、そのシステム電源がダウンされたと
きに、スタンバイRAMの保護が効果的に実行されるよ
うにするコンピュータ制御装置に関する。
[従来の技術〕
コンピュータを用いた電子的な制御装置においては、電
源電圧の低下時に最優先割込みを実行してメモリの内容
を保護することは、極く一般的に行われている。しかし
、この制御対象が例えば自動車用のコンピュータである
場合、この技術をそのまま適用することはできない。す
なわち、自動車用の電源にあっては、通常の電源オフと
される場合と共に、瞬間的に電圧の低下が生ずるもので
あり、このような瞬間的に電圧低下の場合においても、
正常な制御動作に速やかに復帰されるようにする必要が
ある。
源電圧の低下時に最優先割込みを実行してメモリの内容
を保護することは、極く一般的に行われている。しかし
、この制御対象が例えば自動車用のコンピュータである
場合、この技術をそのまま適用することはできない。す
なわち、自動車用の電源にあっては、通常の電源オフと
される場合と共に、瞬間的に電圧の低下が生ずるもので
あり、このような瞬間的に電圧低下の場合においても、
正常な制御動作に速やかに復帰されるようにする必要が
ある。
従来、このようなコンピュータの制御動作を実行させる
手段として、例えば特開昭61−86804号公報に示
されるような手段が考えられている。すなわち、電源の
瞬断時にこれを検出する電圧検出回路からの出力信号に
よって割込みを発生し、プログラム処理によってRAM
を待機させるようにする。そして、その後ウオッチドツ
ク回路によってリセットし、待機していたRAMを復帰
させるようする。
手段として、例えば特開昭61−86804号公報に示
されるような手段が考えられている。すなわち、電源の
瞬断時にこれを検出する電圧検出回路からの出力信号に
よって割込みを発生し、プログラム処理によってRAM
を待機させるようにする。そして、その後ウオッチドツ
ク回路によってリセットし、待機していたRAMを復帰
させるようする。
しかし、このような手段にあっては、電源の瞬断を検出
した後プログラム処理によってRAM待機を行なうもの
であるため、急激な電源ダウンのる。また、電源瞬断に
よってプログラムが暴走したような場合には、RAMの
待機処理が実行されることが保証されず、RAMに:!
1書込みが発生する。
した後プログラム処理によってRAM待機を行なうもの
であるため、急激な電源ダウンのる。また、電源瞬断に
よってプログラムが暴走したような場合には、RAMの
待機処理が実行されることが保証されず、RAMに:!
1書込みが発生する。
電子制御装置を構成するコンピュータのCPUが暴走し
た場合には、このコンピュータに設定されるRAMの特
定される領域に設定されるスタンバイRAMに、誤った
書込みが行われる。このようなスタンバイRAMに対す
る誤った書込みを防止するために、上記したようにスタ
ンバイRAMの書込みを禁止させるような処理が行われ
る。
た場合には、このコンピュータに設定されるRAMの特
定される領域に設定されるスタンバイRAMに、誤った
書込みが行われる。このようなスタンバイRAMに対す
る誤った書込みを防止するために、上記したようにスタ
ンバイRAMの書込みを禁止させるような処理が行われ
る。
すなわち、システム電源が特定される電圧より低下する
ダウン状態となったときに、スタンバイRAMに対する
データの書込みを禁止し、RAMの保護を行なうように
する。
ダウン状態となったときに、スタンバイRAMに対する
データの書込みを禁止し、RAMの保護を行なうように
する。
しかし、実際にシステム電源の瞬間的な遮断時において
は、上記のようなリセット信号が発生せず、CPUが暴
走したまま再びシステム電源が復帰する。このような状
態となった場合、CPU内のウオッチドツク機能によっ
て、リセット信号が発生されるまでの間に、スタンバイ
RAMに対する誤書込みが発生する。
は、上記のようなリセット信号が発生せず、CPUが暴
走したまま再びシステム電源が復帰する。このような状
態となった場合、CPU内のウオッチドツク機能によっ
て、リセット信号が発生されるまでの間に、スタンバイ
RAMに対する誤書込みが発生する。
[発明が解決しようとする課題]
この発明は上記のような点に鑑みなされたもので、シス
テム電源が設定された電圧値より低下した状態でスタン
バイRAMに対する書込みが禁止されるようにすると共
に、特にこの書込み禁止状態から書込み許可状態に復帰
する場合、システム電源の電圧条件のみならず、このR
AMの設定される制御システムのプログラムが正常に作
動していることが確認され、特にCPUの暴走によって
スタンバイRAMに誤書込みが防止された状態でのみ書
込み許可され、常に正常なシステム制御が保証されるよ
うにするコンピュータ制御装置を提供しようとするもの
である。
テム電源が設定された電圧値より低下した状態でスタン
バイRAMに対する書込みが禁止されるようにすると共
に、特にこの書込み禁止状態から書込み許可状態に復帰
する場合、システム電源の電圧条件のみならず、このR
AMの設定される制御システムのプログラムが正常に作
動していることが確認され、特にCPUの暴走によって
スタンバイRAMに誤書込みが防止された状態でのみ書
込み許可され、常に正常なシステム制御が保証されるよ
うにするコンピュータ制御装置を提供しようとするもの
である。
[課題を解決するための手段]
この発明に係るコンピュータ制御装置にあつは、システ
ム電源電圧の検出手段によって、電源電圧が設定電圧よ
り低下した状態でスタンバイRAMに書込み禁止指令が
与えられるようにすると共に、上記システム電源が復帰
し、且つウオッチドツク手段によりウオッチドツククリ
ア信号が発生された状態で、上記スタンバイRAMに書
込み許可が与えられるようにする。
ム電源電圧の検出手段によって、電源電圧が設定電圧よ
り低下した状態でスタンバイRAMに書込み禁止指令が
与えられるようにすると共に、上記システム電源が復帰
し、且つウオッチドツク手段によりウオッチドツククリ
ア信号が発生された状態で、上記スタンバイRAMに書
込み許可が与えられるようにする。
[作用]
上記のように構成されたコンピュータ制御装置にあって
は、システム電源がダウンしたような状態では、スタン
バイRAMの書込みが禁止されるようになるものである
が、このシステム電源の電圧が正常値に復帰した後であ
っても、CPUのプログラム動作が正常に行われず、ウ
オッチドツククリアが発生されない状態では、スタンバ
イRAMに書込み許可が与えられない。したがって、例
えばCPUの暴走によって、スタンバイRAMに誤った
書込みが行われることが確実に防止されるようになる。
は、システム電源がダウンしたような状態では、スタン
バイRAMの書込みが禁止されるようになるものである
が、このシステム電源の電圧が正常値に復帰した後であ
っても、CPUのプログラム動作が正常に行われず、ウ
オッチドツククリアが発生されない状態では、スタンバ
イRAMに書込み許可が与えられない。したがって、例
えばCPUの暴走によって、スタンバイRAMに誤った
書込みが行われることが確実に防止されるようになる。
[発明の実施例コ
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図は、例えばエンジン制御用のコンピュータ制御装
置のCPU11部分を取出して示しているもので、この
CPUIIは演算処理装置12(内部レジスタを含む)
、ROM13、RAM14、およびl1015より構
成されるもので、これらの要素の相互間はパスライン1
6によって結ばれている。このCPUIIには、さらに
パスライン16に結ばれるようにしてウオッチドツク回
路17が内蔵されるものであり、このウオッチドツク回
路17からの指令を受けるようにしてスタンバイ制御回
路18が内蔵設定される。
置のCPU11部分を取出して示しているもので、この
CPUIIは演算処理装置12(内部レジスタを含む)
、ROM13、RAM14、およびl1015より構
成されるもので、これらの要素の相互間はパスライン1
6によって結ばれている。このCPUIIには、さらに
パスライン16に結ばれるようにしてウオッチドツク回
路17が内蔵されるものであり、このウオッチドツク回
路17からの指令を受けるようにしてスタンバイ制御回
路18が内蔵設定される。
このスタンバイ制御回路18は、上記ウオッチドツク回
路17と、このCPUIIの外部に設定されるシステム
電源電圧の検出回路19からの検出信号に基づき、RA
M14の特定される領域に設定されるスタンバイRA
M 141に対するデータの書込みの許可あるいは禁止
を制御するようになる。
路17と、このCPUIIの外部に設定されるシステム
電源電圧の検出回路19からの検出信号に基づき、RA
M14の特定される領域に設定されるスタンバイRA
M 141に対するデータの書込みの許可あるいは禁止
を制御するようになる。
システム電源電圧検出回路19にあっては、システム電
源のダウンを検出するもので、システム電源電圧が所定
の設定電圧より低下した状態で検出信号を発生する。ま
た、ウオッチドツク検出回路17は、プログラムが正常
に作動されていることを確認するものであり、特定され
るレジスタに特定データを書込むことによって、ウオッ
チドツククリア信号を発生し、ウオッチドツクカウンタ
をクリアさせるように構成されている。そして、特定さ
れる期間の間、ウオッチドツクカウンタがクリアされな
い状態となったとき、オア回路2oを介してCPUII
に内蔵されるリセット回路21にリセット指令が出力さ
れるようにしている。ここで、上記オア回路20にはシ
ステム電源電圧検出回路19からの検出信号も供給し、
システム電源電圧が設定電圧より低下したときに、リセ
ット回路21に指令が与えられるようにしている。
源のダウンを検出するもので、システム電源電圧が所定
の設定電圧より低下した状態で検出信号を発生する。ま
た、ウオッチドツク検出回路17は、プログラムが正常
に作動されていることを確認するものであり、特定され
るレジスタに特定データを書込むことによって、ウオッ
チドツククリア信号を発生し、ウオッチドツクカウンタ
をクリアさせるように構成されている。そして、特定さ
れる期間の間、ウオッチドツクカウンタがクリアされな
い状態となったとき、オア回路2oを介してCPUII
に内蔵されるリセット回路21にリセット指令が出力さ
れるようにしている。ここで、上記オア回路20にはシ
ステム電源電圧検出回路19からの検出信号も供給し、
システム電源電圧が設定電圧より低下したときに、リセ
ット回路21に指令が与えられるようにしている。
第2図は上記のような制御装置の、特にスタンバイRA
M 141のの書込み制御部の構成を示しているもの
で、スタンバイ制御回路18は1対のノア(NOR)回
路181および182を備える。このノア回路181お
よび182は、それぞれ一方の入力に他方のノア回路の
出力が結合されるようになっているもので、ノア回路1
81からの出力信号が、スタンバイRA M 141に
書込み許可の指令として供給されるようにしている。す
なわち、ノア回路181の出力がハイレベル(H)の状
態で、スタンバイRA M 141に書込み許可が与え
られる。そして、ノア回路181の出力がローレベル(
L)のときは、スタンバイRA M 141に書込み禁
止とされる。
M 141のの書込み制御部の構成を示しているもの
で、スタンバイ制御回路18は1対のノア(NOR)回
路181および182を備える。このノア回路181お
よび182は、それぞれ一方の入力に他方のノア回路の
出力が結合されるようになっているもので、ノア回路1
81からの出力信号が、スタンバイRA M 141に
書込み許可の指令として供給されるようにしている。す
なわち、ノア回路181の出力がハイレベル(H)の状
態で、スタンバイRA M 141に書込み許可が与え
られる。そして、ノア回路181の出力がローレベル(
L)のときは、スタンバイRA M 141に書込み禁
止とされる。
上記ノア回路181には、システム′ErS源電圧検出
回路19からの検出信号が、インバータ183で反転し
て供給される。検出回路19では、システム電源が設定
される電圧値より低下したときにローレベルとなる検出
信号を発生するもので、システム電源電圧が低下した状
態で、ノア回路181にハイレベルの信号が供給される
ようになる。またノア回路182にはアンド回路184
からの出力信号が供給される。このアンド回路184に
は、システム電源電圧検出回路19からの検出信号と共
に、ウオッチドツク回路17からのウオッチドツククリ
ア信号を供給する。
回路19からの検出信号が、インバータ183で反転し
て供給される。検出回路19では、システム電源が設定
される電圧値より低下したときにローレベルとなる検出
信号を発生するもので、システム電源電圧が低下した状
態で、ノア回路181にハイレベルの信号が供給される
ようになる。またノア回路182にはアンド回路184
からの出力信号が供給される。このアンド回路184に
は、システム電源電圧検出回路19からの検出信号と共
に、ウオッチドツク回路17からのウオッチドツククリ
ア信号を供給する。
ウオッチドツク検出回路17からのウオッチドツククリ
ア信号は、ウオッチドックタイマ−171に供給し、ウ
オッチドツククリア信号が特定される期間発生されない
ときには、タイマー171からの出力信号が発生され、
オア回路20に供給されるようにする。このオア回路2
0には、前述したようにシステム電源電圧検出回路19
からの検出信号も供給し、オア回路20からの出力信号
は、リセット回路21にリセット指令として供給される
。
ア信号は、ウオッチドックタイマ−171に供給し、ウ
オッチドツククリア信号が特定される期間発生されない
ときには、タイマー171からの出力信号が発生され、
オア回路20に供給されるようにする。このオア回路2
0には、前述したようにシステム電源電圧検出回路19
からの検出信号も供給し、オア回路20からの出力信号
は、リセット回路21にリセット指令として供給される
。
上記のような装置において、システム電源電圧検出回路
19からの検出信号のみによってリセット動作が実行さ
れる場合には、第3図で示されるようになる。この動作
例では、まずシステム電源電圧が低下した状態でスタン
バイRA M 141が書込み禁止とされるものである
が、このとき電源電圧がリセットレベルまで達しないた
め、リセットは発生されない場合を示している。
19からの検出信号のみによってリセット動作が実行さ
れる場合には、第3図で示されるようになる。この動作
例では、まずシステム電源電圧が低下した状態でスタン
バイRA M 141が書込み禁止とされるものである
が、このとき電源電圧がリセットレベルまで達しないた
め、リセットは発生されない場合を示している。
すなわち、システム電源電圧が低下して、時刻tlにこ
の電圧が第1の設定電圧vl以下となったことを、シス
テム電源電圧検出回路19が検出すると、その検出信号
Aがローレベルとなる。スタンバイ制御回路18は、こ
の信号Aがローレベルとなる立下がりに同期して、その
出力であるスタンバイRA M 141の書込み制御信
号りをローレベルとし、その書込みを禁止する。
の電圧が第1の設定電圧vl以下となったことを、シス
テム電源電圧検出回路19が検出すると、その検出信号
Aがローレベルとなる。スタンバイ制御回路18は、こ
の信号Aがローレベルとなる立下がりに同期して、その
出力であるスタンバイRA M 141の書込み制御信
号りをローレベルとし、その書込みを禁止する。
そして、システム電源電圧がリセット発生電圧とされる
第2の設定電圧v2以下まで低下することなく復帰し、
その電圧が第1の設定電圧より高い第3の設定電圧73
以上となった時刻t2に、検出信号Aがハイレベルとな
る。そして、スタンバイ制御回路18は検出信号Aがハ
イレベルとなりウオッチドックタイマ−のクリア信号C
が発生するタイミングt2’ に、スタンバイRAM書
込み指令信号りがハイレベルとされ、スタンバイRA
M 141に対する書込みが許可されるようになる。
第2の設定電圧v2以下まで低下することなく復帰し、
その電圧が第1の設定電圧より高い第3の設定電圧73
以上となった時刻t2に、検出信号Aがハイレベルとな
る。そして、スタンバイ制御回路18は検出信号Aがハ
イレベルとなりウオッチドックタイマ−のクリア信号C
が発生するタイミングt2’ に、スタンバイRAM書
込み指令信号りがハイレベルとされ、スタンバイRA
M 141に対する書込みが許可されるようになる。
また、システム電源電圧が時刻t3で再び第1の設定電
圧v1より低下すると、前記場合と同様に電圧の電圧v
lよりの立下がりに同期して、スタンバイ書込み制御信
号りがローレベルとなって、スタンバイRA M 14
1に対する書込みが禁止される。そして、システム電源
電圧がさらに低下して、時刻t4に第2の設定電圧v2
より低下すると、システム電源電圧検出回路19はCP
UIIに対してリセット信号Bを発生する。そして、こ
のリセット信号りが立上がりCPUIIが正常動作とさ
れた状態で、スタンバイRA M 141の書込みが許
可されるようになる。
圧v1より低下すると、前記場合と同様に電圧の電圧v
lよりの立下がりに同期して、スタンバイ書込み制御信
号りがローレベルとなって、スタンバイRA M 14
1に対する書込みが禁止される。そして、システム電源
電圧がさらに低下して、時刻t4に第2の設定電圧v2
より低下すると、システム電源電圧検出回路19はCP
UIIに対してリセット信号Bを発生する。そして、こ
のリセット信号りが立上がりCPUIIが正常動作とさ
れた状態で、スタンバイRA M 141の書込みが許
可されるようになる。
しかし、システム電源電圧が第1の設定電圧vl以下と
なり、第2の設定電圧72以上の状態から第3の設定電
圧v3を越えて上昇するように復帰するようになって、
その間にCPUIIが暴走状態となった場合には、スタ
ンバイRA M 141に対する誤書込みを防止する必
要がある。
なり、第2の設定電圧72以上の状態から第3の設定電
圧v3を越えて上昇するように復帰するようになって、
その間にCPUIIが暴走状態となった場合には、スタ
ンバイRA M 141に対する誤書込みを防止する必
要がある。
第4図はこのような場合の例を説明するもので、時刻t
1にシステム電源電圧Aが第1の設定電圧v1以下にな
ると、これがシステム電源電圧検出回路19で検出され
る。そして、この電R電圧の立下がりに同期して、スタ
ンバイRAM書込み制御信号りがローレベルとなり、ス
タンバイRA M 141の書込みが禁止される。
1にシステム電源電圧Aが第1の設定電圧v1以下にな
ると、これがシステム電源電圧検出回路19で検出され
る。そして、この電R電圧の立下がりに同期して、スタ
ンバイRAM書込み制御信号りがローレベルとなり、ス
タンバイRA M 141の書込みが禁止される。
そして電源電圧が復帰し、時刻t2に第3の設定電圧7
3以上になると、検出信号Aがハイレベルとなる。
3以上になると、検出信号Aがハイレベルとなる。
しかし、このときCPUIIが暴走状態となっていると
すると、ウオッチドックタイマ−171のクリア信号C
は発生されず、したがってアンド回路184からの出力
信号はハイレベルとされないため、スタンバイRAM書
込み制御信号りはハイレベルトならず、ローレベルに保
たれて、書込み禁止状態が継続される。
すると、ウオッチドックタイマ−171のクリア信号C
は発生されず、したがってアンド回路184からの出力
信号はハイレベルとされないため、スタンバイRAM書
込み制御信号りはハイレベルトならず、ローレベルに保
たれて、書込み禁止状態が継続される。
このようなCPUIIの暴走状態が継続し、ウオッチド
ツククリア信号が発生されない状態が続くと、ウオッチ
ドックタイマ−171から出力信号が発生し、時刻t3
にシステムリセットBが発生して、リセット回路21が
リセット動作をするようになる。そして、時刻t4にリ
セットが解除されると、CPUIIが正常動作状態とな
ると同時に、スタンバイRA M 141に対する書込
みも許可される。
ツククリア信号が発生されない状態が続くと、ウオッチ
ドックタイマ−171から出力信号が発生し、時刻t3
にシステムリセットBが発生して、リセット回路21が
リセット動作をするようになる。そして、時刻t4にリ
セットが解除されると、CPUIIが正常動作状態とな
ると同時に、スタンバイRA M 141に対する書込
みも許可される。
ここで、もしスタンバイ制御回路1Bにおいて、システ
ム電源電圧検出回路19で電源電圧が第3の設定電圧v
3を越えて上昇したタイミングt2で、スタンバイRA
M1411:書込み許可を与えたとすると、時刻t3で
リセットが発生されるまでの間に、CPUIIの暴走に
よりスタンバイRA M 141に誤書込みが発生する
。
ム電源電圧検出回路19で電源電圧が第3の設定電圧v
3を越えて上昇したタイミングt2で、スタンバイRA
M1411:書込み許可を与えたとすると、時刻t3で
リセットが発生されるまでの間に、CPUIIの暴走に
よりスタンバイRA M 141に誤書込みが発生する
。
システム電源電圧が第2の設定電圧v2を越えて低下す
るような状態となった場合は、第2の設定電圧v2より
低下する電圧の立下がりに同期してリセット動作が行わ
れる。¥i電源電圧復帰しても一定時間このリセット状
態が保持され、その後イニシャルスタートされるように
なる。したがって、この場合はスタンバイRA M 1
41に対する誤書込みの問題はない。したがって、スタ
ンバイRA M 141の書込み許可を、リセット後の
イニシャルスタートに限るものとすれば、スタンバイR
AMに対する誤書込みの問題もないと考えられるが、ス
タンバイRAMが書込み禁止となった状態でリセットが
発生されないと、イニシャルスタートが存在せず、永久
にスタンバイRAMの書込みは許可とならない。
るような状態となった場合は、第2の設定電圧v2より
低下する電圧の立下がりに同期してリセット動作が行わ
れる。¥i電源電圧復帰しても一定時間このリセット状
態が保持され、その後イニシャルスタートされるように
なる。したがって、この場合はスタンバイRA M 1
41に対する誤書込みの問題はない。したがって、スタ
ンバイRA M 141の書込み許可を、リセット後の
イニシャルスタートに限るものとすれば、スタンバイR
AMに対する誤書込みの問題もないと考えられるが、ス
タンバイRAMが書込み禁止となった状態でリセットが
発生されないと、イニシャルスタートが存在せず、永久
にスタンバイRAMの書込みは許可とならない。
スタンバイRAMの書込み禁止レベルと、リセット発生
レベルとを同一電圧レベルとすれば、上記のような問題
はないが、この場合はリセット発生レベルをCPU動作
電圧範囲内としなければならず、最低動作電圧の引き上
げを行なわなければならない。
レベルとを同一電圧レベルとすれば、上記のような問題
はないが、この場合はリセット発生レベルをCPU動作
電圧範囲内としなければならず、最低動作電圧の引き上
げを行なわなければならない。
したがって、実施例で示したようにした制御装置におい
ては、CPUIIが暴走状態となった状態では、スタン
バイRAMの書込みが許可されることがなく、スタンバ
イRA M 141に対する誤書込みが確実に防止され
るものであり、またリセット発生レベルを低い値に設定
できるものであるため、エンジン制御システムのような
低電圧動作の要求されるシステムにおいて、スタンバイ
RAMの誤書込みの問題が効果的に解決される。
ては、CPUIIが暴走状態となった状態では、スタン
バイRAMの書込みが許可されることがなく、スタンバ
イRA M 141に対する誤書込みが確実に防止され
るものであり、またリセット発生レベルを低い値に設定
できるものであるため、エンジン制御システムのような
低電圧動作の要求されるシステムにおいて、スタンバイ
RAMの誤書込みの問題が効果的に解決される。
[発明の効果]
以上のようにこの発明に係るコンピュータ制御装置によ
れば、スタンバイRAMが電源電圧のダウンにより禁止
状態となった後において、再び書込み許可の状態とする
には、システム電源電圧が正常に復帰しているのみなら
ず、プログラムが正常に動作していることが確認される
ことが必要となる。したがって、電源電圧の低下によっ
てCPUが暴走状態となったような場合には、確実にス
タンバイRAMに対する書込みが禁止され、CPUが正
常に動作しているときにのみ書込み許可されて、この制
御装置が信頼性をもって使用され、例えばエンジンの電
子的な制御の信頼性が向上される。
れば、スタンバイRAMが電源電圧のダウンにより禁止
状態となった後において、再び書込み許可の状態とする
には、システム電源電圧が正常に復帰しているのみなら
ず、プログラムが正常に動作していることが確認される
ことが必要となる。したがって、電源電圧の低下によっ
てCPUが暴走状態となったような場合には、確実にス
タンバイRAMに対する書込みが禁止され、CPUが正
常に動作しているときにのみ書込み許可されて、この制
御装置が信頼性をもって使用され、例えばエンジンの電
子的な制御の信頼性が向上される。
第1図はこの発明の一実施例に係るコンピュータ制御装
置を説明する構成図、第2図は上記実施例装置のスタン
バイRAMの制御部の構成を説明する図、第3図および
第4図はそれぞれスタンバイRAMの制御状態を説明す
る信号波形図である。 11・・・CPU、12・・・演算制御装置、13・・
・ROM。 14・・・RAM、141・・・スタンバイRAM、1
7・・・ウオッチドツク回路、18・・・スタンバイ制
御回路、19・・・システム電源電圧検出回路、21・
・・リセット回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1 図 第2 図
置を説明する構成図、第2図は上記実施例装置のスタン
バイRAMの制御部の構成を説明する図、第3図および
第4図はそれぞれスタンバイRAMの制御状態を説明す
る信号波形図である。 11・・・CPU、12・・・演算制御装置、13・・
・ROM。 14・・・RAM、141・・・スタンバイRAM、1
7・・・ウオッチドツク回路、18・・・スタンバイ制
御回路、19・・・システム電源電圧検出回路、21・
・・リセット回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1 図 第2 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 電子制御用コンピュータに設定されるRAMに、領域
を特定して設定されるスタンバイRAMと、 上記制御用コンピュータのシステム電源電圧が、特定さ
れる電圧値より低下したことを検出する電圧検出手段と
、 上記コンピュータのプログラムが正常動作したことを確
認し、ウオッチドッククリア信号を発生するウオッチド
ック手段と、 上記電圧検出手段からのシステム電源電圧低下に伴う検
出信号により上記スタンバイRAMの書込みを禁止し、
上記システム電源電圧が正常であり且つ上記ウオッチド
ッククリア信号が発生された状態でスタンバイRAMに
書込み許可を出すスタンバイRAM制御手段と、 上記電圧検出手段でシステム電源電圧が上記特定される
電圧値よりさらに低下した状態、あるいは上記ウオッチ
ドック手段で特定される期間ウオッチドッククリア信号
が発生されない状態で動作されるリセット手段と、 を具備したことを特徴とするコンピュータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63097115A JPH01267756A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | コンピュータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63097115A JPH01267756A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | コンピュータ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01267756A true JPH01267756A (ja) | 1989-10-25 |
Family
ID=14183574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63097115A Pending JPH01267756A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | コンピュータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01267756A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6269032B1 (en) | 1999-12-03 | 2001-07-31 | Denso Corporation | Electronic control unit having voltage responsive data writing |
CN106019917A (zh) * | 2015-03-25 | 2016-10-12 | 精工爱普生株式会社 | 电子设备、以及电子设备的控制单元的初始化方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58169219A (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-05 | Nec Home Electronics Ltd | マイクロコンピユ−タのメモリ内容保持方式 |
JPS6044141B2 (ja) * | 1983-04-18 | 1985-10-02 | ダイセル化学工業株式会社 | デザイン用積層板 |
-
1988
- 1988-04-20 JP JP63097115A patent/JPH01267756A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58169219A (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-05 | Nec Home Electronics Ltd | マイクロコンピユ−タのメモリ内容保持方式 |
JPS6044141B2 (ja) * | 1983-04-18 | 1985-10-02 | ダイセル化学工業株式会社 | デザイン用積層板 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6269032B1 (en) | 1999-12-03 | 2001-07-31 | Denso Corporation | Electronic control unit having voltage responsive data writing |
CN106019917A (zh) * | 2015-03-25 | 2016-10-12 | 精工爱普生株式会社 | 电子设备、以及电子设备的控制单元的初始化方法 |
CN106019917B (zh) * | 2015-03-25 | 2020-03-06 | 精工爱普生株式会社 | 电子设备、以及电子设备的控制单元的初始化方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR970701864A (ko) | 전압저하 검출 마이크로컨트롤러(microcontroller with brown-out detection) | |
US5440603A (en) | Watch-dog timer circuit and a microcomputer equipped therewith | |
US6378083B1 (en) | Watch dog timer device | |
JPH01267756A (ja) | コンピュータ制御装置 | |
JPS61262803A (ja) | 電子的制御装置 | |
JPH02293939A (ja) | スタックオーバーフロー検出時処理方式 | |
JPH02264317A (ja) | データ処理装置 | |
JP3178129B2 (ja) | メモリバックアップ保護装置 | |
JPS63250753A (ja) | メモリアクセスチエツク方式 | |
JPH02215953A (ja) | エンジン制御装置 | |
JPH039487B2 (ja) | ||
JPS60138655A (ja) | 不揮発性メモリの保護方法 | |
KR890003751B1 (ko) | 마이크로프로세서를 이용한 시스템에 있어서의 리세트, 데이타보호 및 자동 지스타트회로 | |
JPH06250864A (ja) | プログラマブルコントローラの誤出力防止方法 | |
JPH01217511A (ja) | 割込み回路 | |
JPH02171935A (ja) | マイクロプロセッサの暴走防止回路 | |
JPS6186804A (ja) | エンジン電子制御装置 | |
JPH02144710A (ja) | 停電対策方式 | |
JPS61279940A (ja) | 計算機の異常検出装置 | |
JPS6362776B2 (ja) | ||
JPS58166269A (ja) | 調節計の電源異常対策回路 | |
JPH01180656A (ja) | メモリ保護装置 | |
JPS62214419A (ja) | 演算制御装置 | |
JPH0457125A (ja) | コンピュータシステム | |
JPS61133436A (ja) | デ−タ処理装置 |