JPH01261307A - トリアジン誘導体からなる開花促進剤 - Google Patents

トリアジン誘導体からなる開花促進剤

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JPH01261307A
JPH01261307A JP8899188A JP8899188A JPH01261307A JP H01261307 A JPH01261307 A JP H01261307A JP 8899188 A JP8899188 A JP 8899188A JP 8899188 A JP8899188 A JP 8899188A JP H01261307 A JPH01261307 A JP H01261307A
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JP
Japan
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formula
compound
plants
parts
reacted
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Pending
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JP8899188A
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English (en)
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Fumio Nitani
二谷 文夫
Hisafumi Kobayashi
久文 小林
Atsuhiko Shida
志田 篤彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はトリアジン誘導体およびこれを有効成分として
含有することを特徴とする植物の開花促進剤に間するも
のである。
(従来の技fI) 極用作物であるアスパラガスは、雌雄異株植物で一般に
雄株の方が雌株に比べ早生性を示し、萌芽数および品質
ともに優れ、収量も雌株より30%程度高いなと農業生
産上有益とされている。従来、アスパラガスの生育を促
進させるためにIAA、ベンジルアデニン、ジベレリン
、カイネチン、その他種々の植物生長l1節剤を配合し
使用することが行われているがアスパラガスの開花を誘
導あるいは促進させる効果を有する薬剤はまだほとんと
知られていない、従って、開花促進により育苗初朋の段
階で雄株を選抜し雄株のみを栽培することが出来れば、
早期に、高品質で高い生産性を持フたアスパラガスの生
産技術の開発が期待される。
本発明のトリアジン誘導体は主に除草剤として有効なこ
とが知られている。 (除草剤研究総覧、竹松哲夫、博
友社1982年、P2O1〜565、特公昭47−23
436)、  また、トリアジン誘導体を用いたアスパ
ラガスの開花促進剤については特開昭63−5086.
8304号に記載されているが本発明化合物は記載され
ていない。
(発明が解決しようとする課a) アスパラガスの開花期は播種してから2〜3年を要する
。従って前述の雄株選抜のための雌雄判定をその時期ま
で待たなければならなかった。
本発明者らは、有効な開花促進剤を見い出すべく鋭意検
討した。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、これまで知られている光合成阻害型で広
く水田、畑なとの土壌処理または茎葉処理剤として知ら
れているトリアジン誘導体について鋭意研究した結果、
下記式(1)で表わされるトリアジン誘導体をアスパラ
ガスの種子に処理したところ、播種後25〜35日とい
う短時間で高い花芽形成を示して雌株判定が極めて可能
となり更に、植物体を枯死させることもほとんどないこ
とを見出し本発明を完成させるに至った。
(式中Xはフッ素原子、01〜C4のアルコキシ基C+
〜C4アルキルチオ基をR11R21Ra、  Raは
水素原子、CI−Caのアルキル基、メトキシ・ヒドロ
キシ・シアノ置換されたC1〜CBのアルキル基、シク
ロヘキシル基、ベンジル基を示す) 式(+)においてCl5−04のアルコキシ基としては
例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロ
ポキシ又はブトキシ基をあげることができ、C1〜C4
のアルキルチオ基としては例えばメチルチオ、エチルチ
オ、n−プロピルチオ、イソプロピルチオ又はブチルチ
オ基をあげることができC1〜C6のアルキル基として
はメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−
ブチル、イソブチル、ペンチル又はヘキシル基をあげる
ことができる。
次に本発明化合物を第1表に例示する。
本発明で使用される有効成分化合物は常法例えば特公昭
47−23436号の方法に従い次の反応式によって合
成される。
(式中R1、R2、R3、Ri)は前述の通りでありR
5は低級アルキル基を示す) 以上にようにして得られた本発明有効成分化合物の代表
例をあげると次の通りである。
第1表 前述の如くして得られた本発明の式(+)で表わされる
新規化合物は植物に対して好ましい作用を示し、これら
を植物生育調節剤として使用するにあたり、その単独あ
るいは2種以上を混合し水で低濃度に希釈して用いるか
あるいは通常用いられる農薬補助剤と混用して粉剤、顆
粒剤、錠剤、固形剤、水和剤、乳剤あるいは水もしくは
他の適当な希釈液を用いて水溶液、分散液、フロアブル
液等の液剤の製剤形態にしてから用いることができる。
この場合例えば式(りの誘導体1部に対して補助剤99
部〜式(1)の誘導体80部に対し補助剤10部の範囲
で混合して用いることができる。
本発明調節剤中に配合すべき新規誘導体の量および調節
剤の適用量は、その剤型、適用すべき食物の種類、適用
方法、適用時間や期間等に応じて適宜に決定できるもの
であり制限はないが、目やすとしては通常水溶液の形態
に調製する時に、有効成分の濃度が1−1000 H@
好ましくは10〜500騨とするのが良い。
又本発明の上記植物生育調節剤は必要に応じて他の生育
調節剤を配合したり、又肥料成分、除草剤、殺虫剤、殺
菌剤等を配合して使用することも可能である。
(発明の効果) 本発明により前記式(1)で表わされる化合物を簡便な
方法でしかも効率的に製造することができ、又前記式(
1)で表される化合物は農業及び園芸分野にて種々の植
物に対して好適な植物生育調節作用を示し利用価値が高
い。次にその例をあげれば、植物の種子に薬剤を処理す
ることにより、植物の花芽形成を促進させる。特にアス
パラガスを代表とするユリ科植物に効果が高い、又植物
に対して極めて薬害が小さいことも特徴である。
以下に製剤例を示すが、農薬補助剤の種類および混合比
率はこれらのみに限定されることなく、広い範囲で使用
可能である。なお「部」とあるのは玉量部を意味する。
製剤例!、粉剤 化合物Na2 1部とタルク20部およびクレー79 部を混合粉砕し、粉剤とする。
製剤例2.永和剤 化合物Na8 20部とカオリン73部と高級アルコール硫酸ナトリウ
ム5部およびリグニンスルホン酸ナトリウム2部とを混
合粉砕し水和剤とする。
製剤例30粒剤 化合物Na1B 1.5部、珪藻土36部ベントナイト24部、タルク1
8.6部および崩壊剤2部を混合した漬水18部を加え
、均等に湿潤させ、次に射出成形機を通して押し出し、
造粒し、!!流した後、乾燥し粒径0.6−〜l−の粒
剤とする。
製剤例へ、微粒剤 化合物Na21 1部をポリビニルアルコール10部およびクレー16部
を均一に混合粉砕し、濃厚粉状物となす。別に74〜1
05μの浦非吸収性の鉱物質粗粉73部を適当な混合機
に入れ回転しながら水15部を加え湿らせ、上記濃厚粉
状物を添加し被覆せしめ乾燥し微粒剤とする。
製剤例5.乳剤 化合物Nα28 1部部をキシレン60部に溶解し、これにアルキルフェ
ノールエチレンオキシド縮合物とアルキルベンゼンスル
ホン酸カルシウムの混合物(8:2)30部を混合溶解
して乳剤とする。
末剤は水で薄めて、乳濁液として使用する。
次に本発明の化合物が各種の農園芸用作物に対し、すぐ
れた植物生育調節活性を有していることを実験例により
説明する。
次に本発明の化合物がすぐれた効果を示すことを実施例
により説明する。
実験例1゜ 内径9ew+のプラスチックポット(容量500m1り
に海砂を1c+m敷き各供試化合物の所定濃度液(検体
は20%永和剤を作り水で希釈して所定の濃度を作った
。)をポット当り20−を入れアスパラガスの種子(品
種:メリー・ワシントン600)をポット当り40粒を
播種し、ふたをした、処理後温度20℃〜25℃(12
時間切替)、人工照明4000ルツクス(12時間明暗
切替)にあらかじめ調節した人工気象室で13日間育成
した。
その後、内径9es+のプラスチックポット(容量50
0−)に畑土壌(火山灰埴土)をつめ一定量の肥料を施
用したこれらのポットに13日間育成し、1〜3cmに
なった幼苗をポット当り各々30個体ずつ移植した。移
植後は加温の温度(−18℃〜諌26℃)で14日間!
!培し、花芽形成個体数を調査し、移植後28日1に下
記示す基準にもとずき薬害の程度を調べた。
本試験はすべて2連制で行った。
薬害基準 −無害 +    僅装置 +十   安置 ++十   中寄 +++十  菌寄 ×    完全枯死 表−1に示すごとく本発明化合物は無熟理区(水)がほ
とんどアスパラガスの花芽形成を誘発させないのに対し
て極めて高い効果を示しかつ薬害も掻めて小さいことを
発見した。
表−1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中Xはフッ素原子、C_1〜C_4のアルコキシ基
    又はC_1〜C_4アルキルチオ基をR_1、R_2、
    R_3、R_4は水素原子、C_1〜C_6のアルキル
    基又はメトキシ、ヒドロキシ苦しくはシア ノ置換されたC_1〜C_6アルキル基、シクロヘキシ
    ル基又はベンジル基を示す) で表わされるトリアジン誘導体を有効成分として含有す
    ることを特徴とする開花促進剤。
JP8899188A 1988-04-13 1988-04-13 トリアジン誘導体からなる開花促進剤 Pending JPH01261307A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002036578A3 (en) * 2000-10-31 2003-04-03 Lynn Bonham Triazine derivatives as lpaat-b inhibitors and uses thereof
CN102464625A (zh) * 2010-11-03 2012-05-23 中国中化股份有限公司 一种具有除草活性的氟代三嗪类化合物及其制备方法

Cited By (5)

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WO2002036578A3 (en) * 2000-10-31 2003-04-03 Lynn Bonham Triazine derivatives as lpaat-b inhibitors and uses thereof
US7064125B2 (en) 2000-10-31 2006-06-20 Cell Therapeutics, Inc. LPAAT-β inhibitors and uses thereof
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