JPS58148809A - カスガマイシンまたはその塩類の薬害軽減方法および殺菌組成物 - Google Patents

カスガマイシンまたはその塩類の薬害軽減方法および殺菌組成物

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Publication number
JPS58148809A
JPS58148809A JP57031084A JP3108482A JPS58148809A JP S58148809 A JPS58148809 A JP S58148809A JP 57031084 A JP57031084 A JP 57031084A JP 3108482 A JP3108482 A JP 3108482A JP S58148809 A JPS58148809 A JP S58148809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kasugamycin
parts
salt
seedlings
paddy rice
Prior art date
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Pending
Application number
JP57031084A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Watanabe
豊 渡辺
Taizo Nakagawa
中川 泰三
Kaoru Omori
薫 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカスガマイシンまたけその塩類(例えば塩酸塩
ン(以下これらを「カスミン」と略称する。)で箱育苗
用土を殺菌するにあたり。
4−メチルスルホニルオキシフェニル−N−Jチルチオ
ールカーバメート(以下「化合物A」と略称する。)を
用いることを特徴とするカスミンの薬害軽減方法および
カスミンと化合物Aを含有する殺菌組成物に関するもの
である。
近年稲作における田植機の急速な普及にともない、水稲
の育苗は箱育苗によってなされるようになった。この育
苗方法は育苗箱(縦60crn×横30crn×深さ3
 cm )に用土を入れ播種し。
その後高温で出芽させて育苗するという方法であるが、
その育苗期間中に薬剤で処理し、本田移植後の病害虫を
防除できれば稲作栽培において一層の省力化が期待され
る。しかし育苗期間中のイネ苗は薬剤に対する感受性が
高く、防除薬剤がすべて育苗箱に適用できるとは限らず
薬剤の選択が必要である。従来殺菌剤のカスミンは水稲
のいもち病に卓効があり、また籾枯細菌病にも効力を有
する公知の化合物であり、現在箱育苗中のイネ苗に薬剤
処理が行われている。
しかし残念なことにカスミンは育苗初期(播種後約1週
間)に薬害が発生する場合もあるため。
育苗初期の薬害軽減が強く望寸れている。
本発明者等は箱育苗の水稲に対するカスミンの薬害軽減
について種々検討を重ねた結果、意外にもカスミンで箱
育苗用土を処理するにあたり、農園芸用土壌殺菌剤とし
て公知化合物(特開昭53−47527号公報)である
化合物Aとカスミンを併用することによりカスミンによ
る水稲への育苗初期に生じる薬害を軽減し得ることを見
い出し1本発明を完成したものである。
本発明の方法においては育苗箱(縦60c′rn×横3
 Q I X深さ3 cm )中の用土を、イネ種子の
播種前または播種直後化合物Aとカスミンとの同時処理
又は混合剤として処理することが好ましいが化合物Aで
処理後、そこにイネ種子を播種し1通常の育苗方法で3
〜5日間位い育苗したのちカスミンで処理する方法でも
よい。この方法で、従来カスミンで箱育苗用土を処理す
ることにより育苗初期に発生する薬害たとえば水稲の褐
変(葉鞘、第1本葉)あるいは水稲の生育阻害を軽減す
ることができる。用土としては種子が生育することがで
きる媒体であればよく例えば土壌、堆肥、腐植土、培土
、加工培土。
紙、フィルム、布1発泡合成樹脂マットその他これに類
するもの並びにこれらの1または2以上を組合せたもの
をあげることができる。
本発明で使用される化合物Aおよびカスミンは使用目的
に応じてそのままか、′または効果を助長あるいは安定
にするために農薬補助剤を混用して、農薬製造分野にお
いて一般に行われている方法により、粉剤、微粒剤1粒
剤、乳剤および水利剤等の製造形態にして使用すること
ができる。
これらの種々の製剤は、実際の使用に際しては、直接そ
の筐1使用するか、筐たけ水で所望に希釈して使用する
ことができる。
ここに言う農薬補助剤としては担体(希釈剤)およびそ
の他の補助剤たとえば展着剤、乳化剤。
湿展剤1分散剤、固着剤、崩壊剤等をあげることができ
る。
担体としては、固体担体、液体担体いずれでもよく、固
体担体としては粘土、カオリン、タルク、珪藻土、シリ
カ、炭酸カルシウムなど。
液体担体としては、アルコール、トルエン、キシレン、
メチルナフタレン、7クロヘキサン。
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド。
動植物油、脂肪酸、脂肪酸エステル等があげられる。
ぼた、乳化剤丑たは分散剤としては通常界面活性剤が使
用され、たとえば高級アルコール硫酸ナトリウム、ステ
アリルトリメチルアンモニウムクロライド、ポリオキノ
エチレンアルキルフェニルエーテル、ラウリルベタイン
等の陰イオン系界面活性剤、陽イオン系界面活性剤、非
イオン系界面活性剤1両性イオン系界面活性剤があけら
れる。
いずれの製剤もその″11単独で使用できるのみならず
、農園芸用土壌殺菌剤、除草剤、植物生長調節剤、ある
いは土壌改良剤と混合してもよく、さらに肥料や他の殺
菌剤と混合しても使用できる。
本発明における薬剤の処理量(有効成分量)は前記の育
苗箱1箱当り、化合物A O,1〜51゜カスミン0.
3〜21の範囲から適宜選択される。
なお、本発明にもとすく両有効成分化合物の併用の場合
、すなわち1時期をずらして使用した場合、同時処理又
は混合剤として使用した場合の両有効成分化合物の使用
割合は化合物A1〜10重量部に対してカスミノ10〜
1重量部の割合即ち、化合物Aを1とするとカスミンを
〜2重量部の割合である。
また、製剤中の化合物Aの含量は0.1〜50%(重量
)が好1しく、より好1しくは1〜35%(重量)の範
囲で製剤に混合する。
次に本発明の製剤の実施例についてさらに詳細に説明す
るが、添加物の種類および混合比率等はこれらのみに限
定されることなく広い範囲で使用可能である。
なお1部とあるのは重量部をあられす。
実施例1 粒 剤 化合物A2部、カスガマイシン塩酸塩2部、珪藻±40
一部、ベントナイト23部、メルク31部および崩壊剤
2部を混合した後、水18部を加え。
均等Qて湿潤させ1次に射出成形機を通して押出し造粒
し、それを乾燥し解砕機にかけた後、整粒機で整粒して
粒径Q、 5 mm〜l朋の粒剤(有効成分。
4%)とする。
実施例2 粉 剤 化合物A6部、カスガマイシン塩酸塩4部、メルク41
部およびクレー49部を混合し粉剤(有効成分、10%
)とする。
実施例3 水和剤 化合物A40部、カスガマイ7ン塩酸塩10部、カオリ
ン30部、珪藻土15部を混合し、さらにアルキルナフ
タリンスルホン酸塩3部とりゲニンスルホン酸塩2部を
良く混合粉砕し水利剤(有効成分 50%)とする。
化合物A30部およびカスガマイシン2o部をキシレン
30部に溶解しこれにポリオキシエチレンアルキルフェ
ノールエーテル20部を混合溶解して乳剤(有効成分、
50%)とする。
実施例5.水利剤 化合物A20部、カスガマイシン10部、含水珪酸粉末
40部、クレー20部を混合し、さらにラウリル硫酸ナ
トリウムと2,2′−ジナフチルメタンスルホン酸ソー
ダの混合剤10部を均等に混合した後、粉砕し水利剤(
有効成分30%)とする。
実施例6 微粒剤 あらかじめ微粉砕した化合物A 1.9部と同じく微粉
砕したカスガマイラン381部をクレー9部とポリビニ
ルアルコール6部と均一に混合し、濃厚粉状物とする。
別に粒径74〜105μの油井吸収性の鉱物質粉80部
を適当な混合機に入れ回転しながら水20部を加え湿ら
せ、上記濃厚粉状物を添加し被覆せしめ、乾燥し微粒剤
(有効成分5易)とする。
次に本発明の効果に関する実験例を示す。
実験例1 イネ育苗箱(縦60cm×横30cm×深さ3(1))
に土壌をつめ、化合物A6部及びカスガマインン塩酸塙
4部、メルク41部、及びクレー49部を混合粉砕して
製造した粉剤を加え土壌に均一に混合した。次に1箱当
り稲(品種゛日本晴)種子を03看播種し通常の育苗方
法で7日間育苗したのち褐変苗率(葉鞘及び第1本葉)
、草丈、根長を調査した。
結果は第1表に示した。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  カスガマイシンまたはその塩類で箱育苗用土
    を殺菌するにあたり、4−メチルスルボニルオキシフェ
    ニル−へ−メチルチオールカーバメートを用いることを
    特徴とする前記薬剤力スガマインンまたはその塩類の薬
    害軽減方法。
  2. (2)  カスガマイシンまたはその塩類と4−メチル
    スルホニルオキシフェニル−N ”メf ルfオールカ
    ーバメートを含有することを特徴とする殺菌組成物。
JP57031084A 1982-02-27 1982-02-27 カスガマイシンまたはその塩類の薬害軽減方法および殺菌組成物 Pending JPS58148809A (ja)

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JP57031084A JPS58148809A (ja) 1982-02-27 1982-02-27 カスガマイシンまたはその塩類の薬害軽減方法および殺菌組成物

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JP57031084A JPS58148809A (ja) 1982-02-27 1982-02-27 カスガマイシンまたはその塩類の薬害軽減方法および殺菌組成物

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JPS58148809A true JPS58148809A (ja) 1983-09-05

Family

ID=12321545

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57031084A Pending JPS58148809A (ja) 1982-02-27 1982-02-27 カスガマイシンまたはその塩類の薬害軽減方法および殺菌組成物

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JP (1) JPS58148809A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008515830A (ja) * 2004-10-08 2008-05-15 バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト 活性成分の殺菌組み合わせ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008515830A (ja) * 2004-10-08 2008-05-15 バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト 活性成分の殺菌組み合わせ

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