JPS60169464A - イソニコチン酸アニリド誘導体、その製造法およびそれらの化合物を含有する植物生長調節剤 - Google Patents

イソニコチン酸アニリド誘導体、その製造法およびそれらの化合物を含有する植物生長調節剤

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JPS60169464A
JPS60169464A JP2496784A JP2496784A JPS60169464A JP S60169464 A JPS60169464 A JP S60169464A JP 2496784 A JP2496784 A JP 2496784A JP 2496784 A JP2496784 A JP 2496784A JP S60169464 A JPS60169464 A JP S60169464A
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JP
Japan
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isonicotinic acid
lower alkyl
halogen atom
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plant growth
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Masaki Takeuchi
竹内 正毅
Hiroshi Sugiyama
宏 杉山
Yoshikazu Kumagai
熊谷 良和
Mitsuru Kanzaki
神崎 充
Hiromi Tomioka
富岡 博実
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Chugai Pharmaceutical Co Ltd
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Chugai Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式[1) (但し式中、Rは互に独立に低級アルキル基。
フェニール基、ハロゲン原子で置換された低級アルキル
基又はハロゲン原子で置換されたフェニール基を示し、
XおよびYは互に独立に水素原子。
ハロゲン原子、低級アルキル基又はトリフルオルメチル
基を示し、愼はθ〜2の整数を示す。Xtnにおいて溝
が2のとき、すなわち2個のXは2種の異った基又は同
一種の2個の基を意味する。)で表わされるイソニコチ
ン酸アニリド誘導体、その製造法およびそれらの化合物
よりなる植物生長111節剤に関するものである。
本発明化合物の植物生長調節作用は、単子葉植物又は双
子葉植物の生長を有効に抑制する。
即ち、イネ科作物に対する有効な生長抑制作用は、機械
化による稲作技術に於いて、健苗育成。
収穫時の倒伏防止、光合成促進による炭水化物生成の促
進、肥料の使用量を増加することによる収量の増血等に
役立つものである。
緑色化を伴い美観をますだけでなく、刈取り労力。
を防止することにも役立つものである。
一般式〔I〕で表わされる本発明化合物は新規化合物で
あり、一般式(U) (但し式中X、Yおよび嘱は前記と同じ意味を示す。)
で表わされるベンズヒトa−ル誘導体を相応するカルボ
ン酸又はその反応性誘導体、例えばエステル、酸りpリ
ド、酸無水物等によりアシル化することにより得られる
なお一般式CI[]で表わされる化合物は公知な方法、
例えば特開昭57−188571で製造することが出来
る。
反応に際しては、酸の反応性誘導体により適当な条件が
選ばれるが、一般的には不活性溶媒中例えばベンゼン、
トルエン、塩化メチレン、ジオキサン、テトラヒドν7
テン、ジメチルホルムアミド等で、又脱酸剤例えば炭酸
カリ、炭酸ソーダ。
力性カリ、力性ソーダ、トリエチルアミン、ピリジン等
を用いることにより円滑に進行する。又ピリジン類を使
用すれば溶媒、脱酸剤の両方の作用をもつため有利に使
用することが出来る。
反応温度は一般的にはθ〜40’Cが好ましいが、反応
の進行具合によっては適宜加温してもよい。
合成例。
イソニコチン酸−〔4−りp*−2−(α−ヒドロキシ
ベンジル)〕−アニリド3.4fを30ゴのピリジンに
溶解し、氷水で冷却し攪拌下ア七チルクロリド1.3f
を滴下する。滴下終了後、室温にまで戻しながら約2時
間攪拌する。反応終了後、減圧下ピリジンを溜夫し、得
られた残渣に水を加え粗結晶を得る。これを酢酸エチル
エステルより再結晶し目的物3.5fを得る。融点16
0〜162 ℃ 元素分析値: 0ztHtyOjH’QzOa分子量3
80.82として OHN 計算値(転) 66.23 4.50 7.36実験値
(至) 66.2g 4.45 7.41このようにし
て得られた一般式CI)で表わされる化合物は分子内に
不斉炭xi子を有するため異性体が存在する。
このような異性体は公知な方法により分割することがで
きる。
次に本発明化合物の代表例を第1表に示す。なお、第1
表中、置換基XおよびYの位置表示は下記のとおりであ
る。
第1表 上記第1表中f)WE 1 ) : NMR(is 0
DOA3)δ(P)2.2(S、3H)、7.1(8,
IH)、7.25〜8.65(w、1211)。
本発明の植物生長調節剤は前記一般式(1)で示される
化合物の1種または2種以上の混合物を10アール当り
通常30〜1500?、好ましくは50〜1000fの
割合で使用するのが適当であるが、使用場面、使用目的
、植物の状況により適宜に薬量を調節し得るこメはいう
までもない。例えば、茎葉処理するときは10アール当
り50〜1000Pが適当であり、育苗箱(30ロX6
0鐸x 3 cm )に処理するときは10アール当り
(20箱当り)2〜100fの割合で使用する。
また、製剤化に当っては、一般の農薬の調剤にとができ
る。
ここにいう担体とは固体、液体のいづれでもよく、また
これらの組合せでもよい。これらの例を列記すればタル
ク、クレー、ベントナイト、カオリン、珪そう土、炭酸
カルシウム、木粉、澱粉。
アラビアゴム、水、アルコール、ケルシン、ナフサ、キ
シシール、キシレン、シフ四ヘキサノン。
メチルナフタレン、ベンゼン、ア七トン等があり、さら
に薬剤の製剤上使用される神助剤1例えば展着剤、乳化
剤1分散剤、湿展剤、tR着剤、増粘剤。
消泡剤、凍結防止剤、物性改良剤等としてポリオキシエ
チレンアルキルフェニールエーテル、ポリオキシエチレ
ンソルビタンモノオレエーF、エチレンオキジドブpピ
レンオキシド共重合体、リグニンスルホン酸塩、ソルビ
タンエステル、石Gtん類、硫酸化油類、アルキル硫酸
エステル塩類1石油スルホネーを類、ジオクチルスルホ
サクシネート塩類、アルキルベンゼンスルホン酸塩、脂
肪族アミン塩類、第四級アンモニウム塩類、アルキルピ
リジニウム塩類、アルキルアミノエチルグリシン、アル
キルジメチルベタイン、ポリグリコール硫酸エステル、
アルキルアミンスルホン酸、リン酸イソプpビル、カル
ボキシメチル七ルp−ス。
ポリビニルアルコール、ヒドシキシプpビルセルp−ス
、エチレングリコール、キサンタンガム等があげられる
但し、本発明の実施態様は必らずしも上述の剤型に限定
されるものでないことはいうまでもない。
また、製剤化に当り、混合割合は一般式(1)で表わさ
れる化合物5〜50%:′MI助剤助剤0ツ12 また、本発明においては各種殺虫剤,殺菌剤。
除草剤.植物成長調整剤.殺ダニ剤,殺線虫剤。
誘引剤.忌避剤,植物栄養剤,肥料等と混用することに
より、より広範囲の効果を期待することもできる。
本発明薬剤を使用する時期としては、例えば播種期,幼
苗期,生長期いずれの時期でもよく、また対象植物によ
って例えば地上散布、水面または土壌、浸漬等の処理を
することができる。
次に実験例を示して本発明の効果を詳細に説明実験例1
各種植物に対する発芽前土壌処理による生長・抑制試験 5000分の1アールのポットに埴壌土を充填し、これ
にベントグラス、キエウリ,コマツナ。
カヤツリグサ、メヒシバ、イネ、トウモルコシを各々播
種後、′浅く覆土し、実施例1に準じた処方により製し
た供試化合物の水和剤を水で希釈し、所定量の有効成分
とし10アール当り250?。
500tとなるように小型噴霧器で散布した。調査は散
布50日後に草丈を測定した。その結果は第2表に示す
とおりである。
なお、第2表に示す効果の数値は次のような植物の生長
抑制活性の程度を表わす。
O:無処理区に対し 0〜IOXの生長抑制率1: ’
1 11〜20% 2: # 21〜30% 1 3: # 31 〜40X I 4: # 41〜50% 1 5: # 51X以上 l 実験例2゜ イネ苗に対する発芽前土壌処理による徒長防止試験 100−のポットに埴壌土を充填し、それに催芽モミ(
イネ品種:日本晴)40粒を播種し浅く覆土し、実施例
3に準じた゛処方により製した各供試化合物の乳剤を水
で希釈し所定量の有効成分量とし10アール当り200
0F、500rとなるように小型噴霧機で散布した。調
査は散布25日後に草丈、根長1葉令、茎葉重および板
爪を測定した。試験は25〜30℃のファイトトロン(
植物育成装置)内で行った。その結果を第3表に示す。
なお、第3表に示す値は40個体の平均値であ次に本発
明の実施例を示すが、化合物、担体および使用割合は本
実施例に限定されるものではない。
実施例1゜ 化合物番号4 50 重量部 アルキル硫酸ソーダ 2.51 ポリオキシエチレンアルキル フェニールエーテル 2.51 り し − 45 これらを均一になるまでよく混合し、微粉砕して水和剤
を得る。
実施例2 化合物番号12 10 重量部 リグニンスルホン酸ナトリウム 1 ベントナイト 30 タ ル り 59 これらを均一になるまでよく混合し、造粒して粒剤を得
る。
実施例3゜ 化合物番号20 10重量部 ホI3.tキシエチレンアルキル フェニールエーテ/I/7I アルキルアリールスルホン酸 カルシウム 3r キシレン 60 1 シクロヘキサノン 20 1 これらを均一になるまでよく混合溶解して乳剤を得る。
以上を混合し、微粉砕して粉剤を得る。
エチレングリフール 5 //゛ キサンタンガム 0.2 iヶ、 ポリオキシエチレンソルビタン モノオレエー) ’ 5 +91 水 79.8 ”q 以上を湿1式粉砕してツルアプル剤を得る。
出願人 中外製薬株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 (但し、式中Rは互に独立に低級アルキル基。 フェニール基、ハロゲン原子で置換された低級アルキル
    基又はハロゲン原子で置換されたフェニール基を示し、
    X及びYは互に独立に水素原子、ハロゲン原子、低級ア
    ルキル基又はトリフルオロメチル基を示し、怖は0〜2
    の整数を示す。Xmにおいて愼が2のとき、すなわち2
    個のXは2a!の異なった基または同一種の2個の基を
    意味する。)で表わされるイソニコチン酸アニリド誘導
    体。 2)一般式 (但し式中、X及びYは互に独立に水素原子。 ハpゲン原子、低級アルキル基又はトリフルオロメチル
    基を示し、惟はθ〜2の整数を示す。Xmにおいて惰が
    2のとき、すなわち2個のXは2種の異なった基又は同
    一種の2個の基を意味する。)で表わされるベンズヒド
    ロール誘導体をアシル化することを特徴とする一般式 一ル基を示し、X、Y及び琳は前記と同一の意味を示す
    。)で衷わされるイソニコチン酸アニリド誘導体の製造
    法。 3)一般式 (但し式中、Rは互に独立に低級アルキル基。 フェニール基、ハロゲン原子で置換された低級アルキル
    基、又はハロゲン原子で置換されたフェニール基を示し
    、XおよびYは互に独立に水素原子。 ハロゲン原子、低級アルキル基又はトリフルオルメチル
    基を示し、溝はθ〜2の整数を示す。X愼で表わされる
    イソニコチン酸誘導体の1種又は2種以上を有効成分と
    して含有することを特徴とする植物生長#節剤。
JP2496784A 1984-02-15 1984-02-15 イソニコチン酸アニリド誘導体、その製造法およびそれらの化合物を含有する植物生長調節剤 Granted JPS60169464A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007224732A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Matsushita Electric Works Ltd ポンプおよびそれを備えた液体循環装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007224732A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Matsushita Electric Works Ltd ポンプおよびそれを備えた液体循環装置

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