JPH0125380Y2 - - Google Patents

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JPH0125380Y2
JPH0125380Y2 JP1980147914U JP14791480U JPH0125380Y2 JP H0125380 Y2 JPH0125380 Y2 JP H0125380Y2 JP 1980147914 U JP1980147914 U JP 1980147914U JP 14791480 U JP14791480 U JP 14791480U JP H0125380 Y2 JPH0125380 Y2 JP H0125380Y2
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JP
Japan
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switch
operating
operating lever
shaft
cam
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は操作レバーの左右揺動、上下揺動及び
操作ノブの回動操作によつて作動する各種スイツ
チ機構を配備してなる車両用コンビネーシヨンス
イツチに関するものである。
従来、この種の車両用コンビネーシヨンスイツ
チは操作レバーの左右の揺動操作で方向指示灯用
スイツチ作動をなす第1のスイツチ及び上下揺動
操作でメーンデイマーパツシング用スイツチの作
動をなす第2のスイツチ並びにレバー先端部の操
作ノブの回動操作でヘツドライト及びテールライ
ト等のON,OFF作動をなす第3のスイツチを有
するのが最も一般化された構成である。
この3方向による操作スイツチで特に問題視さ
れるスイツチは操作レバーを上下方向に揺動操作
する第2のスイツチと、操作レバー先端部の操作
ノブの回動操作による第3のスイツチであり、該
電気回路を形成する第3のスイツチ部を、操作ノ
ブ内に納めた構造のものと、操作レバーを結合し
ている本体側支持部材の下部に、第2のスイツチ
と共に併設した構造の二種類があるが、いずれも
それぞれ問題点を含んでいた。
即ち、前者の場合は、操作レバー内に配線コー
ドを通さなければならないため、コード径に制約
があり、大きい負荷容量を直接ON,OFFさせる
ことが出来ず、リレー等を介して行なわなければ
ならなかつた。
また操作レバーを保持している支点近傍のコー
ド引出し口付近では左右、上下操作時前記コード
に屈折運動が加わり、特別な配慮をしなければこ
の部分で折損が生ずる恐れがあつた。また、これ
等の組付作業も極めて悪い。
他方、電気回路を形成するスイツチ部を本体ボ
デーをなす支持部材の下部に設置している後者の
場合は、操作ノブとスイツチ部とが離れており、
また左右揺動操作及び上下揺動操作での他目的操
作時との関連が有るため、例えば特殊な球面カム
を使用しなければならず、あるいは、回動操作で
駆動されるカム盤と、上下揺動操作で駆動される
カム盤とをそれぞれ独立させて、即ち2つの操作
杆と2つのカム盤を配備してそれぞれの操作方向
に分割したカム盤でスイツチを作動させる構成に
していた。
このため部品精度保持等の製造上の困難性やあ
るいは構成部品点数が多くなり構造も複雑とな
り、且つ所定の圧力で押圧された比較的大きいカ
ム盤を駆動せしめるため、該カム盤を保持してい
る基盤あるいは支持部材の受面での摩擦抵抗が比
較的大きいため、加えて2方向への駆動をなすた
めの受面の設定がスイツチ全体のスペースに大き
く影響する等、好ましい操作感触の設定及び小型
化の困難性を招来する欠点を有するものであつ
た。
本考案は上記の問題点を解消すべく、1つの操
作杆と1つのカム盤で、上下揺動操作と、回動操
作での駆動を受けてそれぞれのスイツチを作動さ
せ、且つ、該カム盤を橋絡支持されたガイド板で
吊り下げて保持し、基盤での受面はガイド板のみ
でなす機構とすることで、摩擦抵抗を大幅に少な
くし、更に左右揺動操作で作動する方向指示灯用
スイツチをも含めて1つのケース内に一体的に内
蔵させてユニツト構成とした、極めて簡素な構成
で部品点数の少ないコンパクトな且つ操作感触の
優れた車両用コンビネーシヨンスイツチを提供す
ることを目的としたものである。
以下、本考案に係る車両用コンビネーシヨンス
イツチの好適な実施例を添付図面に基づき詳述す
る。
1は本体ボデーをなす支持部材であり、中央部
にステアリングシヤフト(図示せず)の挿通穴1
aを有し、その下面側の筒状部1bに設けられた
取付バンド2により、車両側のステアリングシヤ
フトへ取付けるものである。また下面側の一方に
は、ケース5に方向指示灯用スイツチ3、及びメ
ーンデイマーパツシング用スイツチとライトスイ
ツチとを兼備したライテングスイツチ4とを装着
しており、更に下面の他方にはワイパースイツチ
6を装着している。
前記ケース5はプラスチツク材でなる角状の筐
体をなし、上部側には可動部材7の一方の軸7a
を承支する抑え盤8を所定位置に嵌着装備可能
に、周壁に角穴5aが複数個設けられている。ま
た下部側には前記各スイツチの電気回路を形成す
るための基盤25を嵌着装備可能に、周壁に角穴
5bが複数個設けられている。更にまた該筐体の
略中間部位には、可動部材7の他方の軸7bを承
支する軸穴5cを穿設した軸受面5bを形成して
いる。
7はプラスチツク材で形成された可動部材であ
り、上面側には一方の軸7aを形成し、下面側に
は他方の軸7bを形成している。該他方の軸7b
は中空状に中心部が開放されており操作杆18が
挿通される穴7cを有している。また、該可動部
材7は操作レバー軸13を保持ガイドするレバー
ガイド12を、上下方向への揺動を自在に可能に
し、左右方向への揺動は一体的に駆動されるよう
にする支軸12aが嵌着される軸受部7dの窪み
を左右の壁に形成すると共に、前記レバーガイド
12の上下方向への揺動を、所定位置で係合拘束
する節度装置をなす節度山7eが、前記レバーガ
イド12の先端部12bと対向する壁面に形成し
ている。また更に、先端側下面は突起部7fを形
成し、該突起部7fは、ケース5の軸受面5dに
設けられた穴5eを貫通して、ケース5の下部側
に嵌着される基盤25の方向指示灯用スイツチ3
の固定接点26,27,28に対向して下面に可
動接点板43が挿装される穴7gを設けている。
また、先端側上面部には中央部に山状をなす凸面
7hを、軸7a方向に向け形成し、方向指示灯用
スイツチを操作しないニユートラル位置Nにおい
ては、操作レバー14の自動復帰作用をなすキヤ
ンセルカム10を所定の位置に収納係止するもの
である。更にまた、上面側に設けられた軸7aの
左右には、弾性を有する腕7iを一体的に形成し
ており、方向指示灯用スイツチを作動させた時、
即ち該可動部材7を左、または右方向へ揺動させ
た時、先端側に形成されている鉤部7jが抑え盤
8に設けられた突起部8eと係合し操作方向位置
を保持するものである。
8は抑え盤であり、該抑え盤8はケース5の上
部側の角穴5aに嵌着せしめるべく周壁には突起
状の爪8aが設けられており、所定位置に固着さ
れるものである。そして前記可動盤7の他方の軸
7bがケース5の軸穴5cに嵌着されるのと対応
して、上面側の一方の軸7aを承支する軸受8b
を設けており、上下両側で挾持し左右方向への揺
動のみを自在にしている。更に該抑え盤8は中央
の先端側に所定の長穴8cを穿設しており、該長
穴8cにはキヤンセルカム10を装着し、支持部
材1のステアリングシヤフト挿通穴1aの軸心方
向へ摺動自在にガイドするものである。また、該
長穴8cの左右には、突起柱8dが設けられてお
り、弾性部材9の両端を係止する。また更に、下
面側には先端側が鋭角状に突き出しを形成する突
起部8eを、左右両側対称の所定位置に設けてお
り、前記可動部材7が、左または右方向に揺動さ
れた時腕7iの鉤部7jが係合し、操作方向の位
置を協働で保持させるものである。
9は弾性部材であり、例えばコイルスプリン
グ、あるいは帯状の薄板バネでも良い。該弾性部
材の両端は、前記抑え盤8の突起柱8d部で係止
され、中央部は抑え盤8の下面側より上面側に長
穴8cを挿通して突き出されるキヤンセルカム1
0の上面部に設けられた突起部10aの側面を押
圧し、ステアリングシヤフトの軸心方向へ付勢す
るものである。10はキヤンセルカムであり、所
定の厚みを有する略長方形をなし、上面側にはT
字状に円柱軸10bの上に、当該キヤンセルカム
10の長手方向と直交する方向に突き出した突起
部10aを一体的に形成している。また、下面側
にも前記上面側の円柱軸10bと同心で円柱軸1
0cが所定の長さで設けられている。該キヤンセ
ルカム10は、その長手方向を水平に90度回動し
た姿勢で、前記抑え盤8の下面側より長穴8cを
挿通して、突起部10aを上面側に突き出し、円
柱軸10b部で元の姿勢に戻すべく再び水平に90
度回動し、長手方向がステアリングシヤフトの軸
心方向に対向するように装着される。
そして、抑え盤8の下面と、可動部材7の上面
の凸面7h部との間に摺動可能に挾持され、下面
側に設けられた円柱軸10cが可動部材7の上面
の凸面7hの頂点位置に前記弾性部材9の付勢に
抗して係止されているものである。
11は抑え板であり、上面部には可動部材7の
軸7aに嵌着される穴11aを穿設しており、更
に両側には脚部11bが形成されている。該抑え
板11は可動部材7の軸受部7dに装着されるレ
バーガイド12の支軸12aを脚部11bで抑え
るもので上面の穴11aが可動部材7の軸7aに
嵌着され、その上から抑え盤8で押えられる。両
側の脚部11bは正面側の左右の段部に穿設され
た角孔7kへ挿通して固着されるものである。
12はレバーガイドであり、操作レバー軸13
を挿通保持する軸受部12cを一方端に有し、操
作レバー14と直交する方向に支軸12aを設け
ている。また、上下方向への揺動を所定位置で係
合拘束されるように、前記可動部材7の節度山7
eに対向して弾接する弾接部材17とスプリング
16とを挿装する穴12dを、他方の先端部12
bに設けている。更にまた、上下面には操作杆1
8を、操作レバー軸13に取付けるための装着穴
12eを穿設している。また、下面側には操作杆
18に挿装される弾接部材20と対向して、節度
山12fを形成した衝壁12gを設けている。
13は操作レバー軸であり、一方端はレバーガ
イド12に挿通され、操作杆18を固着するため
の取付穴、例えばネジ穴13aが穿設され、他方
端には、ノブ前半体部14aを形成する操作レバ
ー14を挿通したのち、操作レバー軸13を回動
操作するためのノブ後半体をなす操作ノブ15が
緊締具21等で取付けられる。
18は操作杆であり、レバーガイド12へ挿通
された操作レバー軸13の一方端に緊締具22で
固着可能に上面部に取付穴18aを設けており、
下面側には球形部18bを先端に形成した腕18
cを所定の長さで設けている。更に前記レバーガ
イド12の衝壁12gの節度山12fに対向する
正面側にはスプリング19、弾接部材20を挿装
する穴が設けられており、操作ノブ15の回動操
作で所定の回動角度に応じて係合拘束される節度
装置を有している。
23はカム盤であり、矩形状の平面基盤よりな
る上面には前記操作杆18の腕18cの球形部1
8bが、可動部材7の他方の軸7bの穴7cを貫
通して係合する穴23aを設けている。また前後
の壁面にはガイド板24が装着され、左右方向へ
水平に摺動可能に溝23bが形成されている。ま
た、該カム盤23の下面側には山状の突起23d
及び谷状の窪み23eが一体的に形成されており
カム作用をなすものである。
24はガイド板であり、例えば鋼板等でコ字状
に形成した枠形をなし、前記カム盤23を溝23
b部よりコ字状の内側に装着し、左右方向に所定
距離だけ水平に摺動可能にガイドするものであ
る。尚、該ガイド板24は四方向を囲んだ枠形と
し、カム盤23の上面側より圧入的に溝23bに
装着可能にすべく溝23bの上部の鍔部23cを
弾性を有する形態にすることも出来る。また、該
ガイド板24で一方は連結され、他方は開放され
た左右の両側は、固定側としての基盤25の左右
の壁25aの上面に橋絡して支持されると共に上
面側はケース5の段部5fとで所定の空〓を形成
し、該ガイド板24が前後方向へのみ摺動自在に
挾持されている。
25はプラスチツク材料で形成された基盤であ
り、外周壁にはケース5の下側の角孔5bに嵌着
せしめるべく突起状の爪が設けられており、また
左右の両側は前記ガイド板24の左右両側を、所
定の高さ位置で支持すべく壁25aが設立されて
いる。該基盤25は、操作レバー14の左右方向
の揺動操作により作動される方向指示灯用スイツ
チ3を形成する固定接点26,27,28、及び
ホーン用端子29、更に操作レバー14の上下方
向への操作で作動するメーンデイマーパツシング
用スイツチと、操作ノブ15の回動操作で作動す
るライトスイツチとを兼備するライテングスイツ
チ4の可動接片30,31,32と、該可動接片
30,31,32と対応する固定接点板33,3
4、を内部側をなす上面側に配備しており、更に
また、前記各スイツチの接続端子をなす各端子3
5,36,37,38,39,40,41、及び
42等を下面側に装備しているものである。
30,31,32、は導電材で弾性を有する薄
板バネよりなる可動接片であり、一方端は固定さ
れ、他方自由端側には接点が付設されており、対
向する固定接点板33,34側に所定の圧力で付
勢されている。
30a,31a,32aはプツシユロツドであ
り、前記可動接片30,31,32の略中央部に
それぞれ設置されており、先端側は前記カム盤2
3の下面に当接している。
43は可動接点板であり、方向指示灯用スイツ
チの固定接点26,27,28へスプリング44
での所定の圧力で押圧されるべく可動部材7へ挿
装されている。
45はスプリングであり、該スプリングは、可
動部材7の左右の側面を所定の圧力で押圧すべ
く、ケース5の左右の所定個所に挿装されてい
る。該スプリング45は、方向指示灯用スイツチ
を操作し、可動部材7が左または右方向に揺動さ
れた時、所定位置で、該可動部材7の腕7iの鉤
部7jで抑え盤8の突起部8eに係合し、係止さ
れるものであるが、キヤンセルカム10により、
該係合が解除された時自動的に可動部材7が元の
ニユートラル位置Nに復帰させるための自動復帰
用のスプリングである。而して、1つのケース内
に方向指示灯用スイツチ及びメーンデイマーパツ
シング用スイツチとライトスイツチとを兼備する
ライテイングスイツチがユニツト構成で完備され
ているためコンパクトであり、本体ボデーをなす
支持部材への着脱も容易で組立性が良くなり、ま
た、車両側の種類等に関与されず汎用的に使用出
来、標準化統合化が容易となる。
次に作用を説明する。
第1図において、操作レバー14を左方向の位
置Lに操作すると、可動部材7の揺動により方向
指示灯用スイツチ3の可動接点板43が左方向に
移動し、固定接点26,27と接触し、また操作
レバー14を右方向のR位置に操作すると、同様
にして可動接点板43が右方向に移動し、固定接
点26,28と接触し、それぞれ所望の電気回路
を形成し方向指示灯を点滅させる。
尚、該方向指示灯用スイツチ3を操作すべく、
操作レバー14を前記の如く位置Lあるいは位置
Rへ操作した時、操作レバー軸13に固着され、
カム盤23と係合する先端の球形部18bの位置
は、操作レバー14の上下方向の各ポジシヨン及
び操作ノブ15の各回動ポジシヨンにおいても、
操作レバー14の揺動中心位置の略中央直下に相
当するように配慮されているため、ほとんど変動
することなく従つてカム盤23は方向指示灯用ス
イツチ3の操作で駆動されることがなく、当初の
位置が保持されるものである。
次に操作レバー14を、上下方向に操作する構
成では第2図に示す如く、位置D,M及びPの3
ポジシヨンが有り、操作レバー14が図示の位置
Dでは、ヘツドライトの下向きが点灯され、位置
Mではヘツドライトの上向きが点灯される。また
位置Pでは昼夜を問わずヘツドライトの上向きが
点灯出来、即ち、操作レバー14が位置Pより位
置Dへ自動復帰されるように、可動部材7の節度
装置をなす節度山7eと、レバーガイド12に挿
装した弾接部材17とで構成されていることで、
繰返して位置Dより位置Pへ操作することが容易
であり、且つ夜間は、ヘツドライトの下向きと上
向きが交互に点滅出来、昼間は、ヘツドライトの
上向きを点滅させることが出来るものである。即
ち、メーンデイマーの切換とパツシングスイツチ
をなすものである。
次に、操作ノブ15を回動操作する構成では第
5図及び第6図に示す如く、位置OFF,、及
びの3つのポジシヨンが有り、これ等は前記メ
ーンデイマーの切換スイツチに供給される電源の
ON,OFFを行なうライトスイツチを構成するも
のであり、位置OFFでは前記メーンデイマーの
切換スイツチの上下方向の操作ポジシヨンで位置
Pを除く、位置D,Mともスイツチは作動せず、
即ち、ヘツドライトの下向きも、上向きも点灯さ
れず、また、位置ではテールライト等が点灯さ
れるもので、この位置でも前記ヘツドライトのス
イツチは作動しない。
また位置ではヘツドライトが点灯されるもの
である。
以上、操作レバー14の上下方向及び操作ノブ
15の回動操作での操作方向とポジシヨンとの係
合で作動するライテングスイツチ4の電気接続回
路は第7図に示す如く構成されているものであ
る。
次に、第7図に示す如くそれぞれの操作ポジシ
ヨンと係合してスイツチ作動をなすライテングス
イツチ4の作用を説明する。
操作レバー軸13に固着された操作杆18の先
端の球形部18bはカム盤23と係合している。
即ち、操作レバー14あるいは操作ノブ15を、
上下方向へ揺動操作すると、第2図及び第4図に
示す如く共に揺動される操作杆18が、該操作杆
18に係合しているカム盤23を所定距離だけ、
第1の方向としての前後方向へガイド板24にガイ
ドされ共に水平にスライド移動させるものであ
る。この時カム盤23の下面に当接しているプツ
シユロツド30a,31a,32aの先端が、山
状の突起23d及び谷状の窪み23eに即応して
上下に移動し、可動接片30,31,32を可動
せしめ、対応する固定接点板33,34との接
触、または開離をなし、前記メーンデイマーの切
換及びパツシングスイツチのON,OFF作用をな
すものである。
次に、操作ノブ15を回動操作すると、第5図
及び第6図に示す如く回動される操作杆18が、
カム盤23を所定距離だけ、第2の方向としての
左右方向へ水平にスライド移動させるものであ
る。この時カム盤23の下面に当接しているプツ
シユロツド30a,31a,32aがカム盤23
の山状の突起、23dあるいは谷状の窪み23e
に即応して、前記同様に可動接片30,31,3
2を上下に可動せしめ固定接点板33,34との
接触、または開離をなし、前記ライトスイツチの
ON,OFF作用をなすものである。
尚、更に前記メーンデイマーの切換スイツチの
作用は、前記ライトスイツチの回動操作ポジシヨ
ン位置に係合して前記の如くなされるものである
がパツシングスイツチをなす位置Pへの操作のみ
はライトスイツチの回動操作ノブ15の位置
OFF,、及びのいずれにも関係なく常時ヘ
ツドライトの上向きが点灯されるようになつてい
るものである。
また更に、前記メーンデイマーパツシング用ス
イツチとライトスイツチの操作関係は、方向指示
灯を点滅作動させる左右方向の揺動位置L、また
はRにおいても同様になされることは勿論であ
る。
かくしてなるライテングスイツチ4のそれぞれ
の操作位置による電気接続回路は第7図の如く作
用するものである。
第7図において、端子38は固定接点板33
と、端子39は可動接片32と、端子40は固定
接点板34と、端子41は可動接片31と、端子
42は可動接片30とそれぞれ接続されている。
46はヘツドライトであり、47はテールライト
である。
尚、該電気接続回路の構成は一実施例でありカ
ム盤23の下面の突起23d、及び窪み23eの
構成を変えることにより、所望する他の電気接続
回路に変えることも容易に出来るものである。
上記構成、作用をなす本考案に係る車両用コン
ビネーシヨンスイツチは下記の効果を奏するもの
である。
(イ) 可動接片の接点をON,OFFせしめるカム盤
の駆動において、該カム盤がガイド板に吊り下
げ機構で保持されているため摩擦抵抗が極めて
少く、上下方向への揺動操作及び操作ノブの回
動操作時の操作フイーリングが快適に出来、且
つ、カム盤の受面が不要となるため小型化が容
易となる。
(ロ) メーンデイマーパツシング用スイツチとライ
トスイツチとを兼備するライテングスイツチが
1つの操作杆で1つのカム盤を駆動する機構で
あるため構成部品点数が極めて少なくなり、且
つ単純な部品形状で構成されているため、製造
コストが安価となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用コンビネーシヨン
スイツチで要部を断面した平面図である。第2図
は第1図の矢視線A−A方向の断面図である。第
3図は第1図の底面図である。第4図は第1図の
矢視線A−A方向の断面図であり更に操作レバー
がMポジシヨンにある状態を示したものである。
第5図は第1図の矢視線B−B線方向の断面図で
ある。第6図は第5図中において操作ノブが位置
にある時の状態を示す説明図である。第7図は
本考案に係る車両用コンビネーシヨンスイツチの
ライテングスイツチの電気接続回路図である。第
8図は本考案に係る車両用コンビネーシヨンスイ
ツチの部品構成を示す斜視図である。 1……支持部材、3……方向指示灯用スイツ
チ、4……ライテングスイツチ、5……ケース、
7……可動部材、7a,7b……軸、7d……軸
受部、7e……節度山、7i……腕、8……抑え
盤、8b……軸受、8c……長穴、8e……突起
部、10……キヤンセルカム、11……抑え板、
12……レバーガイド、12a……支軸、12d
……穴、12f……節度山、13……操作レバー
軸、14……操作レバー、15……操作ノブ、2
3……カム盤、24……ガイド板、25……基
盤、26,27,28……固定接点、30,3
1,32……可動接片、30a,31a,32a
……プツシユロツド、33,34……固定接点
板、43……可動接点板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作レバーの左右揺動に係合して作動する第1
    のスイツチと前記左右揺動方向と直交する上下方
    向への揺動操作で作動する第2のスイツチと、前
    記操作レバーの先端部に配備された操作ノブの回
    動操作で作動する第3のスイツチを有するコンビ
    ネーシヨンスイツチにおいて、前記操作レバー内
    に回動自在に挿通されて一端に前記操作ノブを固
    着した操作レバー軸と、前記操作レバー軸の他端
    に固着され且つ前記操作レバー軸の上下揺動操作
    に応じて第1の方向へ移動すると共に前記操作ノ
    ブの回動操作に応じて第2の方向へ移動する操作
    杆と、前記操作杆と係合して前記第2のスイツチ
    と第3のスイツチとを作動させると共に側壁に溝
    を形成した1つのカム盤と、固定側に一方向に摺
    動自在に橋絡承支され、且つ前記カム盤の溝に装
    着することにより前記カム盤を他方向に摺動自在
    に吊り下げ保持する板状のガイド板とを具備した
    ことを特徴とする車両用コンビネーシヨンスイツ
    チ。
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