JPH01246554A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH01246554A
JPH01246554A JP7746488A JP7746488A JPH01246554A JP H01246554 A JPH01246554 A JP H01246554A JP 7746488 A JP7746488 A JP 7746488A JP 7746488 A JP7746488 A JP 7746488A JP H01246554 A JPH01246554 A JP H01246554A
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坂井 栄一
Tadashi Ichino
市野 匡
Kunio Shigeta
邦男 重田
Hideo Yoshizawa
英男 吉沢
Yoshiaki Takei
武居 良明
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/05Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
    • G03G5/0528Macromolecular bonding materials
    • G03G5/0557Macromolecular bonding materials obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsatured bonds
    • G03G5/0564Polycarbonates

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レーザプリンタ等の画像形成装置に採用され
る反転現像による画像形成方法に関する。
〔従来の技術〕
レーザプリンタ等の画像形成装置ではレーザ光の照射に
よる露光走査時に、原稿面の非画像部分に対しては露光
を中断し、露光によって低電位となった画像部分に対し
て、表面電位よりやや低い現像バイアスを印加して反転
現像を行い、それによって前述の非画像部分を含めて原
稿像に対応した正規のトナー画像を得る画像形成方法が
とられている。
この画像形成方法によるとレーザ光の無用な照射時間を
カット出来るので画像読取り部の機内温度か低く抑えら
れ、レーザ光源の寿命を長く保持し、さらに非画像部分
の露光照射によって発生する走査の「カゲ」を防止する
ことも出来る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしなからこの反転現像は前述したように低電位とな
った画像部分にトナーを付着させることとなるため感光
層自体に欠陥がある場合には帯電を受けた非画像部分は
本来は高電位であるが局所的に低電位のままとなってい
て、反転現像により局部的な欠陥箇所にトナーが付着し
ていわゆる白地に「黒ポチ」を生ずる原因となる。特に
従来使用されているビスフェノールA型のポリヵーポ不
−1・(以下BPAと記す)より成る感光層を有する感
光体ではBPAをバインダー樹脂として用いているため
配列の不均一等が基因して「黒ポチ」を生ずることが多
い。
このような感光層の欠陥を解消するため感光層の厚さを
増加する等の提案もなされているが、之をもってしても
充分ではなく、従来のBPA感光層をもった感光体では
反転現像によっては、高品質の画像を得ることは困難と
されていた。
本発明はこの点を解決して改良した結果、反転現象処理
によっても「黒ポチ」等の画像欠陥がなく正規の現像処
理による場合と同様容易に高画質の画像を得ることの出
来る画像形成方法の提供を目的としtこものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、表面層に前記一般式(A)で表される構造
単位及び/又は一般式〔B〕で表される構造単位を主要
繰り返し単位として有するポリカーボネート(以下BP
Aと記す)を含有する感光体に対し帯電を付与したのち
、露光により静電潜像を形成し、ついで油泥帯電と同符
号のバイアス電圧を印加して反転現像を行うことを特徴
とする画像形成方法によって達成される。
〔発明の詳細な説明〕
ここで本発明の画像形成方法において使用する感光体は
導電性のドラム上にBPZ有機光導電性感光層を設けた
ものであるので之について説明を行う。
BPZ有機光導電性感光層は、通常有機光導電性物質が
ポリカーボネートバインダー樹脂中に分散合釘されて構
成され、その厚さは例えば約lO〜30μm程度である
。この有機光導電性感光層は一層1’J成であってもよ
いし、またキャリアの発生とその輸送とを別個の層で分
担するいわゆる機能分離型の二層構成であってもよい。
二層構成とする場合においては、キャリアの発生を担う
発生層の厚さは例えは0.05〜5μm、ギヤリアの輸
送を担う輸送層の厚さは例えば10〜30μmである。
これらの発生層及び輸送層にはバインダー樹脂がそれぞ
れ例えば20〜90重量%好ましくは30〜70重量%
および30〜80重量%好ましくは50〜70重量%程
度含有される。
キャリアの発生を担う発生層は、例えばモノアゾ色素、
ビスアゾ色素、トリスアゾ色素などのアゾ系色素、ペリ
レン酸無水物、ペリレン酸イミドなとのペリレン系色素
、インジゴ、チオインジゴなとのインジゴ系色素、アン
スラキノン、ピレンキノン、フラパンスロンなどの多環
キノン類、キナクリドン系色素、ビスベンゾイミダゾー
ル系色素、インダスロン系色素、スクェアリリウム系色
素、金属フタロシアニン、無金属フタロシアニンなとの
フタロンアニン系顔料、ビリリウム塩色素、チアピリリ
ウム塩色素とポリカーボネートから形成される共晶錯体
など、公知の各種のキャリア発生物質をバインダー樹脂
と共に溶剤中に溶解或いは分散し、塗布することにより
形成することができる。このうち好ましいのは、ポリカ
ーポ不一トの高分子量物質よりなるバインダー中に7タ
ロンアニン系、ビスアゾ系あるいはキノン系のキャリア
発生物質を分散させて得られるものである。
キャリアの輸送を担う輸送層は、主鎖または側鎖にアン
トラセン、ピレン、フェナントレン、ココ不ンなどの多
環芳香族化合物を有する化合物、まl二はインドール、
カルバゾール インオキサゾール、チアゾール、トリアゾール、インダ
ゾール、ピラゾール、オキサジアゾール、ピラゾリンな
どの含窒素芳香環を有する化合物、トリフェニルアミン
骨格、スチルベン骨格、ヒドラゾン骨格を有する化合物
などのキャリア輸送物質をバインダー樹脂と共に溶剤中
に溶解或は分散し、塗布することにより形成することが
できる。
バインダー樹脂としては後述するポリカーボネートの高
分子バインダー中に、スチリルアミン系、ヒドラジン系
、カルバゾール系、ヒドラジン系などのキャリア輸送物
質を分散させて得られるものである。
キャリアの発生層及び輸送層に用いるBPZは、前記一
般式〔A〕及びCB〕で表される単位を主要繰返し単位
とした構造ををする。
これらのカーボネート樹脂は従来用いられていたBPA
の欠点を改善したものであって、これらのポリカーボネ
ートの中心炭素原子には、少なくとも一方が、かさ高い
(パルキイな)R3、R1が結合しているか、あるいは
上記Zによる環が形成されているので、これらのR3お
よび/またはR4あるいはZによってポリカーボネート
の分子鎖が特定方向に配列することが効果的に阻止され
る。このためポリカーボネートが、結晶化して溶液がゲ
ル化したり感光層形成時に膜表面に析出することかなく
、異常な凸部による収率の低下およびクリーニング不良
等による画像欠陥等のごとき、特性劣化を防ぐことがで
きる。こうした顕著な効果は、前記一般式[A)におい
てR3とR4が互いに異なるかあるいは非対称に結合し
ていれば、更に顕著に発揮される。前記一般式(B)で
は、前記Zによって形成される環が上記の顕著な効果に
直接寄与している。
即ち本発明に於ては、前記一般式(A)若しくは一般式
〔B〕で示されるポリカーボネートをバインダー樹脂と
して用いることにより皮膜物性に優れ、電荷保持力、感
度残留電位等の電子写真特性に優れ、かつ繰返し使用に
供した時にも疲労劣化が少ない安定した特性を発揮する
電子写真感光体を作成することができる。
更に、感光体として用いた時、磁気ブラシやクリーニン
グブレードで擦過されても感光層表面に傷か付きに<<
、感光層の摩耗が少ない上、クリーニング不良等の特性
不良のない高耐刷性の電子写真感光体を作成することが
できる。
また前記本発明に係るポリカーボネート樹脂には必要に
応じ、一般式(A)及び〔B〕の繰返し単位の外に他の
繰返し単位を含有させた共縮合型のポリカーボネート、
例えば4.4′−ジヒドロキンフェニル−1.1−7ク
ロヘキサンに少量のビスフェノールAを混合して共縮合
させたポリカーボネートを用い、物理的,化学的或は電
気的特性を調整してもよい。
更に必要に応じ作用効果に支障を来さぬ範囲で他のポリ
マを混合して用いることができる。この際の混合比率は
50w【%以下が好ましい。
−力木発明の画像形成方法において使用する現像剤りは
粒径か14〜15μmの非磁性のトナーと、フェライト
コアに樹脂材を被覆した粒径が30〜60μmのキャリ
アとから成る2成分現像剤であり、ここで使用する現像
剤りのトナーの構成は以下の通りである。
■ 熱可塑性樹脂(結着剤)80〜90wt%例:ポリ
スチレン、スチレンアクリル重合体、ポリエステル、ポ
リビニルブチラール、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、
ポリエチレン、エチレン酢ビ共重体など、あるいは上記
の混合物 ■ 顔料(着色剤)θ〜15vt% 例:   黒:カーポンブラック イエロー:ベンジジン誘導体 マゼンタ:ローダミンBレーキ、カーミン6Bなど シ ア ン:銅フタロシアニン、スルホンアミド誘導体
染料など ■ 電荷制御剤 0〜5wt% プラスドナー:ニグロシン系の電子供与性染料、アルコ
キVル化アミン、ア ルキルアミド、キレート、顔料、 4級アンモニウム塩など マイナストナー:電子受容性の有機錯体、塩素化ハラフ
ィン、塩素化ポリニス チル、酸基過剰のポリエステノC1 塩素化銅フタロシアニンなど ■ 流動化剤 例:コロイダルシリカ、疎水性シリカ、シリコンフェス
、金属石ケン、非イオン界面活性剤など ■ クリーニング剤(感光体上のトナーのフィルミング
を防止) 例:脂肪酸金属塩、表面に有機基をもつ酸化ケイ素酸、
フッ素系界面活性剤など ■ 充填剤(画像の表面光沢の改良、原材料費の低減) 例:炭酸カル/ラム、クレー、タルク、顔料なとこれら
の材料のほか、画像面へのかぶりやトナー飛散を防ぐた
め、磁性粉を少量含有させてもよい。
このような磁性粉としては粒径00−1−1pの四三酸
化鉄、γ−酸化第二鉄、二酸化クロム、二・ノケルフェ
ライト、鉄合金粉末などが用いられ、0.1〜5wt%
含有される。さらに鮮明な色を保つためには1w1%以
下とするのが望ましい。
なお、約20Kg/cmの力で塑性変形して紙に定着さ
せる圧力定着用トナーに適する樹脂としては、ワックス
、ポリオレフィン類、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポ
リウレタン、ゴムなどの粘着型樹脂などが用いられる。
本発明の画像形成方法によった多色画像形成装置の例を
第1図および第2図に示す。
第1図は多色画像形成装置の主要構成を示したものでA
は画像読取り系、Bはレーザ書込み系の各ユニット、ま
たCは画像形成部、Dは給紙部であり、次のプロセスに
よりカラー画像が形成されるようになっている。
前記読取り系Aにおいて11は原稿台で、該原稿台II
に収められた原稿は水平方向にスライドするキャリッジ
12に取付られたハロゲンランプ13によって照明され
る。可動ミラーユニット15にはミラー16および17
が取付られていて、同じく水平方向にスライドして、前
記キャリッジ12に取付られているミラー14との組合
せで原稿の光像をレンズ読取り部20へと導出する。
前記キャリッジ12と前記可動ミラーユニット15はス
テッピングモータに接続するワイヤ (何れも図示せず
)を介して駆動され、それぞれVおよび1/2vの速度
にて同方向スライドされるものである。
前記レンズ読取り部20はレンズ21.プリズム22、
第1読取り基板24、レッドチャンネル(以下R−ch
という)CCD25、第2読取り基板26、ンアンチャ
ン不ル(以下C−chという)CCD27から構成され
る。
前記ミラー14,168よび17により伝達された原稿
の光像は前記レンズ21により集束され、プリズム22
内に設けられたダイクロイックミラーによりR−ch像
とC−ch像とに分離され、第1読取り基板24上に設
けられたR −ch CCD25および第2読取り基板
26上に設けられたC −ch CCD27の受光面に
それぞれ結(象される。
前記R−ch CCD25およびC−chCCD27か
ら出力された画像信号は、信号処理部において信号処理
される。信号処理部において、トナーの色に応し色分離
された色信号が出力され、露光手段である前記レーザ書
込み系ユニットBに入力される。
レーザ書込み系ユニットBにおいては半導体レーザ(図
示せず)で発生されたレーザビームは駆動モータ31に
より回転されるポリゴンミラー32により回転走査され
、Fθレンズ33を経てミラー34により光路を曲げら
れて、予め帯電手段たる帯電器35によって電荷を印加
されたBPZ有機光導電性感光層を有する感光体である
感光体30の周面上に投射され輝線を形成する。
一方では走査が開始されるとビームがインデックスセン
サによって検知され、第1の色信号によるビームの変調
が開始され、変調されたビームが前記感光体30の周面
上を走査する。従ってレーザビームによる主走査と感光
体30の回転による副走査により感光体30の周面上に
第1の色に対応する潜像が形成されて行く。この潜像は
現像手段の内例えば赤色トナー(顕像媒体)の装填され
た現像器36により反転現像されて、ドラム表面にトナ
ー像が形成される。得られたトナー像はドラム面に保持
されたまま感光体30の周面より引き離されている清掃
手段たるクリーニング装置39の下を通過し、つぎのコ
ピーサイクルに入る。
すなわち、前記感光体30は前記帯電器35により再び
帯電され、次いで信号処理部から出力された第2の色信
号が前記書込み系ユニットBに入力され、前述した第1
の色信号の場合と同様にしてドラム表面への書込みが行
なわれ潜像が形成される。
潜像は第2の色として例えば青色のトナーを装填しt;
現像器37によって反転現像される。
この青色のトナー像はすでに形成されている前述の赤色
のトナー像の存在下に重ねて形成される。
38は黒色トナーを有する現像器で、信号処理部で発生
される制御信号に基づいてドラム表面に黒色のトナー像
を形成する。これら各現像器36,37゜33のスリー
ブには感光体30の帯TK、電位よりやや低い電圧の交
流および直流のバイアスが印加され、2成分現像剤によ
る非接触現像が行なわれ、接地された感光体30には非
接触で現像が行われるようになっている。
かくして感光体30の周面上に形成されたカラー画像は
転写手段として設けられた転写極40において、前記給
紙部りより給紙ベルト41、給送ローラ42により送ら
れてきた記録媒体たる記録紙に転写される。!・ナー像
を転写された記録紙は分離極43によりドラム表面から
分離されて、搬送ベルト44を介して定着装置45に搬
入され画像の定着を行う。
一方、記録紙をドラム周面より分離した感光体30には
、前記クリーニング装置39のブレード39Aが接触し
て残留したトナーの除去を行い、その終了をまって再び
ドラム周面より引き離され、新たなカラー画像形成のプ
ロセスに入る。
第2図は上記多色画像記録装置に好適な現像器の一例を
示す要部断面図である。図において、361は現像スリ
ーブ、362はマグネットローラ、360はハウジング
、363は現像剤Dvの層厚規制板、369は層厚規制
板363の固定部材、364及び365は第1及び第2
撹拌部材、366は供給ローラ、367はスクレーバ、
368は撹拌仕切り板である。装置内に補給されたトナ
ーは矢示方向に回転する第1撹拌部材364と、これと
反対方向で互いに重複するように回転する第2撹拌部材
365とにより、キャリアと充分撹拌混合された上現像
剤Dvとして供給ローラ366を介して現像スリーブ3
61に送られる。
上記第1撹拌部材364と上記第2撹拌部材365は互
いに相反する矢示方向に回転する花巻の螺旋角をもった
スクリュー状の部材であって、第2撹拌部材365の推
力によって奥側に搬送されたトナーとキャリアは、奥側
に向は上縁が低く傾斜する上記撹拌仕切り板368を順
次乗り越えて第1撹拌部材364側に移り、その推力に
よって手前側に搬送されその間におけるトナーとキャリ
アとの混合作用によって摩擦帯電がなされた均質な現像
剤Dvとされ、スポンジ状で矢示方向に回転する供給ロ
ーラ366によって現像スリーブ361周面上に層状に
付着する。
上記現像剤スリーブ361表面にはハウジング360か
ら延びる固定部材369により保持された弾性を有した
層厚規制板363が端部に近い面の部分で圧接されてい
て、搬送される現像剤Dvの層厚を規制し5〜10mg
/cm2の範囲の薄い現像剤層を形成するようになる。
固定したマグ不ントローラ362とその外側を矢示方向
(時計方向)に回転する現像スリーブ361周面上に付
着した薄層をなしたこの現像剤Dvは、現像領域Eにお
いて矢示方向に回転する感光体30上の潜像を間隔を隔
てて非接触で現像しトナー像を形成する。
この非接触現像時には図示しない電源から、前記帯電器
35による帯電電位より低い直流成分と之に重畳した交
流成分を含む現像バイアスが上記現象スリーブ361に
印加され、その結果反転現像によって現像スリーブ36
1上の現像剤Dv中のトナーのみが選択的に上記潜像の
面に移行して付着する。
トナー成分を消費した現像剤Dvは、キャリア比率が高
くなって現像スリーブ361によって搬送されて上記ス
クレーバ367により剥離回収され、再びトナー比率の
高い現像剤りと混合される。
〔実施例〕
(感光体の作成) 種水化学社製塩化ビニルー酢酸ビニル−マレイン酸共重
合体「エスレックMF−10J  1重量部をメチルエ
チルケトン100重量部に溶解して中間層塗乍液を調整
した。この液にアルミニウムドラムをjl積し、乾燥後
の膜厚が0.1μmの中間層を形成しl:。
次に1.C,1社製ジブロモアンスアンスロン[モノラ
イトレッド2YJ1重量部を1.2−ジクロロエタン5
0重量部に加えてボールミルで分1&して碍られた分散
液にバインダーとして三菱瓦斯化学社製npz rニー
ピロンZ −200J O,5重量部を溶解し十分混合
してキャリア発生層塗布液を調整し、この液中にアルミ
ニウムドラムを浸漬塗布し、乾燥後の膜厚が1μmのキ
ャリア発生層を形成した。
次に、キャリア輸送物質として下記構造式を有するスチ
リル化合物15重量部とバインダーとして三菱瓦斯化学
社製BPZ rニーピロンZ −300J 20重量部
とを、1.2−ジクロロエタン100重量部に溶解して
キャリア輸送層塗布液を調整し、 この液中にアルミニウムドラムを浸種して乾燥(稔の膜
厚が19μmのキャリア輸送層を形成し本発明の感光体
Aを得た。
また、キャリア輸送層バインダーを音大化成社製BPA
 rパンライトL −1300Jに変えた以外は感光体
Aと同様にして感光体Bを得た。
(現像剤の作成) トナー組成物:ポリスチレン    45重量部ポリメ
チルメチクリレート 44重量部 パリファースト  0.2重量部 (荷電制御剤) 着色剤     10.5重量部 マグネタイト粉  0.3重量部 但し着色剤はイエロートナーがオーラミン、マセンタト
ナーかローダミンB1シアントナーが銅フタロ・7アニ
ン、黒トナーがカーボンフ゛ラックとした。上記組成物
を混合、練肉、分級して所望のトナーをうるようにした
キャリア組成物 スチレン−メチルアクリレート(1:1 )共重合樹脂
のコーテイング+7エライト粒子(粒径40〜50μm
) (体積粒度基準) コーティング処理して球形キャリアを得た。
次いで前記キャリア80重量部とトナー20重量部を十
分撹拌混合し゛C現像剤を得た。
そのトナー帯電量は一12c/μgに調整した。
また本発明の多色画像記録装置の現像器の第2図に示し
た実施例の備える各構成部材の仕様は次の通りである。
現像スリーブ361は長さ260mmの薄肉円筒状のス
テンレス材で、外周面を3μmの粗さにブラスト処理し
たものであり、200〜250mm/ secの周速度
で時計方向に回転されている。現像スリーブ径は現像装
置の小型化からも小径スリーブが求められるか、内蔵す
るマグネットローラ362の磁力の制限から15〜30
mmに設定される。また現像スリーブ361の回転数に
ついても、種々実験を行ったが、回転数が低いと現像剤
Dvの供給量も少なく、潜像を現像したときの画像濃度
も低い。周速度が0〜200m+n/ secの間は最
高画像濃度は直線的に増加し、200mm/ sec以
上については飽和状態となる。
しかし、環境温度か低いときには最高画像濃度が低下す
るので、若干の余裕をもって設定される。
上記マグネットローラ362は第2図に示すようにN極
及びS極を交互に等間隔に配置した等磁極の12極の磁
石から溝成されるものであるが、上記スタレーパ367
の接する部分において反発磁界を形成し、現]象剤Dv
の剥離を容易にするため1極欠落させて11極とし、上
記現像剤スリーブ361内に固定された状態で内包され
ている。なお各磁石の磁力は現像スリーブ361の周面
上にて500〜700力ウス程度であり、本実施例では
600ガウスに保たれている。
また、感光体30と現像スリーブ361との間の現像条
件は次の通りである。
現像ギャップ(感光体30と現像スリーブ361との距
離);通常は0.3〜1−0mmであるが、本実施例で
は0.5mm )u像バイア ス; D C−350V 、 A C7
00Vpp。
KHz 感光体電位:未露光部V H−−450V露光部V L
= −50〜−100V 感光体周速度; 70mm/ see かかる条件で現像器36,37.38によって感光体3
0上にトナー像を形成した。本発明に使用する感光体3
0の感光面は表面層にアモルファスのBPZ有機光導電
性感光層をもって感光体を形成しているため、感光体自
体にストレスによる欠陥かなく、また損傷を受けること
も少なく、従って反転現像処理を行っても非画像部分の
電位か一様に保たれることとなり、いわゆる「黒ポチ」
を発生させることかない。
なお表面層にBPZ有機光導電性感光層を有する感光体
A、!−従米のBPA有機光導電性感光層を有する感光
体Bを一定の環境下に長期保存した前後での感光体の特
性について比較したところ、次表に示すように後者は保
存中および保存後において特性を低下して「黒ポチ」の
発生を多く認めたのに対し前者は保存前後を通じて頗る
良い特性を示し「黒ポチ」の発生は全く認められなかっ
た。
表 〔発明の効果〕 本発明は反転現像処理によっても正規現像処理によった
ものに比して劣らぬ高品質の画像を得ることを可能とし
たものであって、この反転現像処理の実現によって装置
の消費電力を節減すると共に機内温度の上昇に伴う各種
の弊害を排除して機能、性能を常に最良の状態で発揮す
ることの出来る画像形成方法が提供されることとなった
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による多色画像形成装置の断面図。 第2図は前記装置の現像器の断面図。 A・・・画像読取り系 B・・・レーザ書込み系 C・・・画像形成部 D・・・給紙部 30・・・像担持体 35・・・帯電器 36.37.38・・・現像器 361・・・現像スリーブ 362・・・マグネットローラ Dv・・・現像剤

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  表面層に下記一般式〔A〕で表される構造単位及び/
    又は下記一般式〔B〕で表される構造単位を主要繰り返
    し単位として有するポリカーボネートが含有される感光
    体に対し帯電を付与したのち露光により静電潜像を形成
    し、ついで前記帯電と同符号のバイアス電圧を印加して
    反転現像を行うことを特徴とする画像形成方法。 一般式〔A〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し式中R_3、R_4は水素原子、置換、未置換のア
    ルキル基、置換、未置換のシクロアルキル基または置換
    、未置換のアリール基であってR_3若しくはR_4の
    少なくとも一方がかさ高い基である。 R_5、R_6、R_7、R_8、R_9、R_1_0
    、R_1_1、R_1_2は、水素原子、ハロゲン原子
    、置換、未置換のアルキル基、若しくは、置換、未置換
    のシクロアルキル基を表し、重合度は10〜5000、
    好ましくは50〜100である。 一般式〔B〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し式中、R_5、R_6、R_7、R_8、R_9、
    R_1_0、R_1_1、R_1_2は、前記一般式〔
    A〕におけると同じ基を表し、Zは、置換、未置換の炭
    素環若しくは置換、未置換の複素環を形成するのに必要
    な原子群を表し、重合度は10〜5000、好ましくは
    50〜1000である。
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