JPH09288372A - 画像形成方法及び装置 - Google Patents

画像形成方法及び装置

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JPH09288372A
JPH09288372A JP1836997A JP1836997A JPH09288372A JP H09288372 A JPH09288372 A JP H09288372A JP 1836997 A JP1836997 A JP 1836997A JP 1836997 A JP1836997 A JP 1836997A JP H09288372 A JPH09288372 A JP H09288372A
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JP
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toner
image forming
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transfer
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JP1836997A
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English (en)
Inventor
Katsumi Matsuura
克巳 松浦
Shigeki Takeuchi
茂樹 竹内
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 繰り返し画像形成の過程で、ポチ故障又は筋
故障等の画像欠陥を生ぜず高濃度、高解像力の鮮明な画
像が安定して得られる画像形成方法及び装置を提供す
る。 【解決手段】 有機感光体上の静電潜像を現像してトナ
ー画像を形成し、該トナー画像を転写ローラーを用いて
転写紙に転写し、その後分離、定着及びクリーニングの
各工程を繰り返して、多数枚の画像を形成する画像形成
方法において、前記転写ローラーの前記感光体に対する
押圧力が25g/cm2以上1000g/cm2以下であ
り、且つ前記トナー中に数平均ドメイン径が0.1μm
以上1.1μm以下の離型剤を含有することを特徴とす
る画像形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有機感光体を用いる
電子写真法の画像形成方法、装置に関する。
【0002】
【従来の技術】有機感光体はセレン系感光体、アモルフ
ァスシリコン感光体のような無機感光体に比して素材の
選択の幅が広いこと、環境適性に優れていること、生産
コストが安いこと等の大きなメリットがあり、近年無機
感光体に代わって電子写真感光体の主流となっている。
【0003】他方カールソン法に基づく画像形成方法に
おいては、電子写真感光体上にトナー画像を形成した
後、該トナー画像を転写紙に転写し、これを定着して最
終画像が形成される。従って前記感光体上に形成された
トナー画像が、いかに優れたものであっても転写手段の
良否により前記最終画像が左右される。
【0004】従来前記転写手段として構造が簡単でかつ
小型軽量であることからコロナ放電を利用した転写装置
が用いられて来た。
【0005】しかしながら前記転写装置では放電ワイヤ
ーに、例えば5〜10kVの高電圧を印加し、間隙を介
して感光体上に放出されるコロナ放電を利用しているた
め、危険を伴い、取り扱いが厄介であり、特にコロナ放
電時オゾン又はNo等の活性ガスを発生して感光体を疲
労劣化せしめると言う問題がある。
【0006】又前記転写装置はトナー画像の転写効率が
十分ではなく、特に感光体上に複数の色トナー像を重ね
合わせて形成し、これを転写紙上に一括転写する際、上
層と下層の色トナー像の転写にバラツキを生じカラーバ
ランスが崩れると言う問題もある。又前記転写装置の転
写効率がコロナ放電の環境に対する依存性のため、環境
変化の影響を受け易いと言う問題もある。
【0007】そこで前記コロナ放電を利用した転写装置
に代わるものとして、例えば特開平7−98548号公
報には感光体上に形成されたトナー像を転写紙に転写す
るための転写ローラーと、該転写ローラーに転写電圧を
印加するための転写電源とを有するローラー転写装置が
提案されている。
【0008】前記公報にはこのようなローラー転写装置
を用いた方法によれば、コロナ放電転写法の場合のよう
な活性ガスの発生の問題がなく、又消費電力も少なくて
すみ、さらには転写時、転写紙が前記ローラーにより感
光体に圧接、密着されているため、トナー像の乱れを生
ぜず高解像力の画像形成が達成されると記載されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ロ
ーラー転写装置を用いた転写方法では転写ローラーが常
に感光体に押圧された状態で転写が行われるため、感光
体表面に異物が付着され易く、特に表面が軟質でかつ表
面エネルギーが大きい有機感光体を用いて画像形成を行
った場合、異物付着によるポチ故障又は筋故障等の画像
欠陥を生じ易い。
【0010】従って前記有機感光体にローラー転写法を
組み合わせて繰り返し多数枚の画像形成を行った場合、
画像欠陥を生ぜず、疲労劣化がなく、高画質を安定して
得るためには、さらなる創意工夫が必要である。
【0011】本発明は前記実情に鑑みて提案されたもの
であり、その目的とするところは、繰り返し画像形成の
過程で、ポチ故障又は筋故障等の画像欠陥を生ぜず高濃
度、高解像力の鮮明な画像が安定して得られる画像形成
方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者等は鋭意検討の
結果、前記感光体表面への異物の付着及びそれに基づく
画像欠陥の発生が、現像剤中のトナーに含有される離型
剤と密接な関係があり、特に前記離型剤のトナー中のド
メイン径が重要であることに気付き本発明を完成した。
【0013】本発明の目的は、下記構成のいずれかを採
ることにより達成される。
【0014】(1) 有機感光体上の静電潜像を現像し
てトナー画像を形成し、該トナー画像を転写ローラーを
用いて転写紙に転写し、その後分離、定着及びクリーニ
ングの各工程を繰り返して、多数枚の画像を形成する画
像形成方法において、前記転写ローラーの前記感光体に
対する押圧力が25g/cm2以上1000g/cm2
下であり、且つ前記トナー中に数平均ドメイン径が0.
1μm以上1.1μm以下の離型剤を含有することを特
徴とする画像形成方法。
【0015】(2) 前記感光体の最表面層に体積平均
粒径が0.05μm以上2.0μm以下の有機又は無機
粒子を含有し、該表面層の十点平均表面粗さRZが0.
05μm以上1.0μm以下であることを特徴とする
(1)に記載の画像形成方法。
【0016】(3) 前記転写ローラーが多孔性発泡体
であることを特徴とする(1)又は(2)に記載の画像
形成方法。
【0017】(4) 前記転写ローラーの反発弾性が7
0%以下であることを特徴とする(1)、(2)又は
(3)のいずれか1項記載の画像形成方法。
【0018】(5) 有機感光体が導電性支持体上に電
荷発生層、その上に複数の電荷輸送層を有する構造から
なり、最上層の電荷輸送層が最表面層であることを特徴
とする(1)〜(4)のいずれか1項記載の画像形成方
法。
【0019】(6) トナーの体積平均粒径が3〜9μ
mであることを特徴とする(5)記載の画像形成方法。
【0020】(7) 有機感光体上の静電潜像を現像し
てトナー画像を形成し、該トナー画像を転写ローラーを
用いて転写紙に転写し、その後分離、定着及びクリーニ
ングの各工程を繰り返して、多数枚の画像を形成する画
像形成装置において、前記転写ローラーの前記感光体に
対する押圧力が25g/cm2以上1000g/cm2
下であり、且つ前記トナー中に数平均ドメイン径が0.
1μm以上1.1μm以下の離型剤を含有することを特
徴する画像形成装置。
【0021】本発明の構成をさらに具体的に説明する。
【0022】感光体の構成 本発明に用いられる有機感光体は、例えば導電性支持体
上に電荷発生物質(CGM)を含有する電荷発生層(C
GL)と、電荷輸送物質(CTM)を含有する電荷輸送
層(CTL)とを積層した2層構成の感光層を有する感
光体、CGMとCTMが混在する単層構成の感光体、さ
らにこれらに保護層を有する感光体等が含まれるが、好
ましくはCGL上に複数のCTLを積層して成る感光体
が望ましい。又、本発明における有機感光体とは、少な
くともCGM又はCTMの一方が有機物質であり、且つ
感光体表面層を形成する層が該有機物質を含有するもの
として定義する。
【0023】又、本発明では前記有機感光体表面の機械
的耐摩耗性を大ならしめるため、最表面層に体積平均粒
径が0.05μm以上、2.0μm以下の有機又は無機
粒子を含有するのが好ましい。
【0024】前記電荷発生層上に複数の電荷輸送層を積
層して成る感光体の代表例を本発明に係る感光体の層構
成を示す断面図として図1に示した。図中1は導電性支
持体、2は中間層、3はCGL、4は第1のCTL、5
は第2のCTL(以後CTTLと称する)、前記有機粒
子又は無機粒子はCTTL5に含有される。
【0025】前記導電性支持体1としては、アルミニウ
ム、ステンレス、鉄等の金属板、紙やプラスチックフィ
ルム等の可撓性を有する支持体表面にアルミニウム、パ
ラジウム、金等の金属層をラミネートあるいは蒸着によ
って設けたもの、紙やプラスチックフィルム等の可撓性
を有する支持体表面に導電性ポリマー、酸化インジウ
ム、酸化錫等の導電性化合物を含有する層を塗布もしく
は蒸着で設けたもの等が使用できる。
【0026】必要に応じて使用される中間層2として
は、ガゼイン、ポリビニルアルコール、ニトロセルロー
ス、エチレン−アクリル酸共重合体、ポリビニルブチラ
ール、フェノール樹脂、ポリアミド類(ナイロン6、ナ
イロン66、アルコキシメチル化ナイロン等)、ポリウ
レタン、ゼラチン及び酸化アルミニウム等が使用され
る。なお、中間層の膜厚としては0.1〜10μmが好
ましく、特に0.1〜5μmが好ましい。
【0027】前記CGL3のCGMとしては特に限定さ
れるものではないが、例えば、フタロシアニン顔料、多
環キノン顔料、アゾ顔料、ペリレン顔料、インジゴ顔
料、キナクリドン顔料、アズレニウム顔料、スクワリリ
ウム染料、シアニン染料、ピリリウム染料、チオピリリ
ウム染料、トリフェニルメタン色素、スチリル色素等を
使用することができ、これらを単独もしくは樹脂に分散
して形成される。ここで使用される樹脂としては、スチ
レン−アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエス
テル樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩
化ビニリデン樹脂、スチレン樹脂、ポリビニルアセテー
ト、スチレン−ブタジエン樹脂、塩化ビリニデン−アク
リロニトリル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂、塩化
ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸樹脂、シリコーン
樹脂、シリコーンアルキッド樹脂、フェノールホルムア
ルデヒド樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニル
ブチラール樹脂等を挙げることができる。
【0028】前記CGL3の膜厚は通常0.01〜10
μmである。
【0029】次に前記第1のCTL4及びCTTL5に
含有されるCTMとしては特に限定されないが、例え
ば、オキサゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、チ
アゾール誘導体、チアジアゾール誘導体、トリアゾール
誘導体、イミダゾール誘導体、イミダゾロン誘導体、イ
ミダゾリン誘導体、ビスイミダゾリジン誘導体、スチリ
ル化合物類、ヒドラゾン化合物類、ベンジジン化合物
類、ピラゾリン誘導体、スチルベン化合物類、アミン誘
導体、オキサゾロン誘導体、ベンゾチアゾール誘導体、
ベンズイミダゾール誘導体、キナゾリン誘導体、ベンゾ
フラン誘導体、アクリジン誘導体、フェナジン誘導体、
アミノスチルベン誘導体、ポリ−N−ビニルカルバゾー
ル類、ポリ−1−ビニルピレン類、ポリ−9−ビニルア
ントラセン類等が挙げられる。これらを単独もしくは複
合して樹脂に分散あるいは溶解させて形成される。ここ
で使用される樹脂としては、スチレン−アクリル樹脂、
ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ス
チレン樹脂、ポリビニルアセテート、スチレン−ブタジ
エン樹脂、塩化ビニリデン−アクリロニトリル樹脂、塩
化ビニル−酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル−
無水マレイン酸樹脂、シリコーン樹脂、シリコーンアル
キッド樹脂、フェノールホルムアルデヒド樹脂、ポリビ
ニルアセタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂等を挙
げることができる。
【0030】前記第1のCTL4の膜厚は5〜50μ
m、好ましくは10〜40μmであり、前記CTTL5
の膜厚は0.2〜30μm、好ましくは0.4〜20μ
mであり、該CTTL5には好ましくは、体積平均粒径
が0.05μm以上、2.0μm以下の有機又は無機粒
子が含有される。
【0031】このような無機粒子としては、例えば酸化
セリウム、酸化クロム、酸化アルミニウム、酸化マグネ
シウム、酸化ケイ素、酸化錫、酸化ジルコニウム、酸化
鉄、酸化チタンなどの酸化物;硫酸カルシウム、硫酸バ
リウム、硫酸アルミニウムなどの硫酸塩;珪酸カルシウ
ム、珪酸マグネシウムなどの珪酸塩;チッ化ホウ素、チ
ッ化チタンなどのチッ化物;炭化ケイ素、炭化チタン、
炭化ホウ素、炭化タングステン、炭化ジルコニウムなど
の炭化物;ホウ化ジルコニウム、ホウ化チタンなどのホ
ウ化物が挙げられ、これらのうち1種又は2種以上混合
して用いられる。又、有機粒子としては、テフロン、ポ
リプロピレン、架橋ポリスチレン、ポリエチレン、架橋
ポリメタアクリレート等が用いられる。
【0032】前記有機又は無機粒子は体積平均粒径が
0.05μm以上2.0μm以下、好ましくは長径/短
径の比が2.0未満の実質的に球形粒子である。
【0033】前記有機又は無機粒子の体積平均粒径が
0.05μm以上2.0μm以下であると、感光体表面
の機械的強度が特に高く、繰り返し像形成の過程での感
光体表面の摩耗損傷を防ぎやすくなり、電子写真性能を
維持することが出来る。又クリーニングブレードの摩耗
損傷をも防止可能となり、クリーニング不良から生じる
画像ボケを防止することが可能である。
【0034】なお前記有機又は無機粒子及び後述するト
ナーの体積平均粒径はレーザー回析/散乱式粒度分布測
定装置LA−700(堀場製作所製)により測定され
る。又前記無機粒子は前記CTTL5中にそのバインダ
ー樹脂100重量部に対して0.01〜50重量部、好
ましくは0.1〜40重量部含有される。
【0035】なお前記無機粒子としては、シリカ粒子が
好ましく、特には粒子表面に親水性基の存在が少なく、
吸湿性の小さいものがよい。そこで例えばチタンカップ
リング剤又はシランカップリング剤等の疎水化処理剤で
粒子表面が処理された疎水性シリカが好ましい。
【0036】前記のように感光体の最表面層に有機又は
無機粒子を含有させた場合、感光体表面粗さが主として
粒子径によって変化する。本発明では好ましくは十点平
均表面粗さRZ(RZは、JISB0601−5によ
る。)が0.05μm以上1.0μm以下とするのがよ
い。即ちRZが0.05μm以上1.0μm以下である
と、感光体の機械的強度が十分に保たれ、繰り返し像形
成の電子写真性能を維持することが出来る。又ローラ転
写を使用する上で、異物付着、ポチ故障、筋故障などの
防止も可能であり、クリーニングブレードの摩耗損傷を
防止可能となり、クリーニング不良による画像劣化の防
止が可能である。
【0037】なお本発明の画像形成方法では、ドラム状
感光体を中心に説明しているが、ベルト状感光体であっ
てもよく、又シート状感光体であってもよい。
【0038】現像用トナーの構成 本発明の画像形成方法に用いられる現像剤は磁性トナー
を主成分とする1成分系現像剤又は磁性キャリアと非磁
性トナーから成る2成分系現像剤のいずれかであっても
よく、前記現像剤中のトナーに特徴があり、特にトナー
中に含有される離型剤の粒径に特徴がある。
【0039】トナーは、結着樹脂と、着色剤と、必要に
応じて用いられる荷電制御剤その他の添加剤とを含有し
てなり、その体積平均粒径は、通常、1〜30μmの範
囲である。しかし、本発明の中では、特に3〜9μmの
範囲が好ましい。即ち、この範囲のトナー粒径で形成さ
れた感光体上の画像は転写ローラ押圧による転写紙への
トナー画像の転写で最もズレが少なく、解像度の高い画
像が得られ、且つ、クリーニング性が良好である。トナ
ーに必要な帯電極性は現像方式によって決定されるが、
荷電制御剤の種類、量、樹脂との組み合わせ等、或いは
シリカ微粒子等の外添剤を加えることによってトナーの
帯電性を制御することができる。
【0040】トナーを構成する結着樹脂としては、特に
限定されず、従来公知の種々の樹脂が用いられる。例え
ばポリエステル樹脂、スチレン−アクリル系樹脂等が代
表的なものとして挙げられる。
【0041】本発明に用いられる離型剤とは、トナー画
像の熱定着時にオフセット防止効果を有する低軟化点の
化合物を言い、具体的な化合物としては低分子量ポリプ
ロピレン、低分子量ポリエチレン等のポリオレフィンワ
ックス、樹脂酸エステル系ワックス、高級脂肪酸ワック
ス、高級アルコールワックス、パラフィンワックス、酸
アミド系ワックス等を用いることが好ましい。
【0042】離型剤の軟化点(環球法JIS K253
1)は、100〜160℃の範囲にあることが好まし
い。
【0043】これらの中でも数平均分子量2,000〜
8,000の低分子量オレフィンワックス即ち低分子量
ポリプロピレン、低分子量ポリエチレン等が特に好まし
い。
【0044】離型剤の配合割合は、結着樹脂(バインダ
ー)100重量部に対して、1〜10重量部がよい。
【0045】尚、離型剤の数平均ドメイン径の測定方法
については、下記の方法で行った。
【0046】トナーを樹脂に包埋し、ミクロトームにて
約0.2μmの厚さの切片を作成する。この切片を透過
型電子顕微鏡にてネガ倍率:280倍の写真を撮り、引
き延ばして1200倍の写真を作成した。これを画像解
析装置(SPICCA:日本アビオニクス社)にて、ド
メイン径を測定する。ここでは500個以上のドメイン
を測定し、円換算のドメイン径として数平均で測定し
た。
【0047】ところでトナー中の離型剤ドメイン径を調
整するにはトナーの製造条件を変化させる必要がある。
すなわちトナー製造工程の混合、熔融、混練、粉砕、分
級の内、熔融、混練温度をトナーの結着樹脂のTg以上
で、且つTg+250℃以内の範囲で温度を高くする
と、ドメイン径は徐々に大きくなる。Tg未満の温度で
は成長せず、Tg+250℃を越える熔融、混練温度で
は結着樹脂は分解し、トナーの熱定着性、オフセット防
止特性の劣化をもたらす。又、熔融混練機の回転数や、
原材料の供給量を制御することによっても、ドメイン径
を変化させることが出来る。
【0048】トナー粒子を構成する着色剤としては、特
に限定されず、従来公知の種々の着色剤が用いられる。
例えばカーボンブラック、ニグロシン染料、アニリンブ
ルー、カルコオイルブルー、クロムイエロー、ウルトラ
マリンブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイエロ
ー、メチレンブルークロライド、フタロシアニンブル
ー、マラカイトグリーンオクサレート、ランプブラッ
ク、ローズベンガル等が挙げられる。着色剤の使用量
は、結着樹脂100重量部に対して、通常0.1〜20
重量部の範囲である。
【0049】その他の添加剤としては、荷電制御剤例え
ばサリチル酸誘導体等の荷電制御剤等が挙げられる。ま
た、磁性トナーを得る場合には、着色粒子中に添加剤と
して磁性体粒子が含有される。かかる磁性体粒子として
は、体積平均粒径が0.1〜2μmのフェライト、マグ
ネタイト等の粒子が用いられる。磁性体粒子の添加量
は、トナーから無機微粒子等の外部添加剤を除いた状態
の着色粒子の通常20〜70重量%となる範囲である。
【0050】また、トナーの流動性を高める観点から、
疎水性シリカ微粒子のほかに、さらに酸化チタン等の無
機微粒子や、有機微粒子にシリカ等を付着させた複合微
粒子をトナーに外添して現像剤を構成してもよく、前記
無機微粒子はシランカップリング剤、チタンカップリン
グ剤等により疎水化処理されたものが好ましい。
【0051】前記のように構成されたトナーにおいて、
前記離型剤は、トナーのマトリックス中にドメインを形
成して分布しており、この離型剤の数平均ドメイン径の
大、小が感光体上への異物の付着及びそれに伴う画像欠
陥の発生と密接な関係がある。
【0052】本発明ではトナー中の離型剤の数平均ドメ
イン径が0.1μm以上1.1μm以下の範囲としてい
る。即ち、前記ドメイン径が0.1μm以上1.1μm
以下であると画像の定着特性、特にオフセット現象によ
る画像汚れが発生する恐れがない。感光体表面へトナー
中の離型剤が転写されることがなくなり、感光体上に離
型剤のフィルミングを生じず、ここへ紙粉、トナー、塵
埃、金属粉等の異物が付着してポチ故障、筋故障等の画
像欠陥が発生することの防止が可能である。
【0053】転写ローラーを用いたプロセスにおいて
も、トナー中の離型剤が表面に転写される事が防止で
き、離型剤のフィルミング防止ができる。
【0054】転写ローラーの構成 本発明では感光体のトナー画像を転写紙上に転写する方
法として、転写ローラーを感光体に弾性的に押圧し、か
つバイアス電圧印加下にトナー画像の転写が行われる。
前記転写ローラーとしては、例えばゴム、多孔性発泡体
等から成る弾性体が用いられ、例えば(1)ブリヂスト
ン(株)製イオン導電タイプ、(2)ブリヂストン
(株)製電子導電タイプ、(3)トーヨーポリマー
(株)製発泡ウレタンルビセルタイプ、(4)住友ゴム
工業(株)製イオン導電タイプ、(5)住友ゴム工業
(株)製EPDMタイプ、(6)住友ゴム工業(株)製
エピクロロヒドリンタイプ、(7)イノアックコーポレ
ーション(株)製ENDURイオン導電タイプ、(8)
タイガースポリマー(株)製発泡シリコーンタイプ、
(9)北辰工業(株)製発泡ウレタンタイプ、(10)
信越ポリマー(株)製発泡シリコーンタイプ等の各種タ
イプの転写ローラーが用いられ、そのうち多孔性発泡タ
イプが好ましい。
【0055】本発明の画像形成方法では感光体上のトナ
ー画像の転写紙上への良好な転写を達成するため、前記
転写ローラーを感光体に対して25g/cm2以上10
00g/cm2以下、好ましくは100g/cm2以上8
00g/cm2以下の押圧力で押圧してトナー画像の転
写が行われる。
【0056】前記押圧力が25g/cm2以上1000
g/cm2以下であると、トナー画像の転写が十分とな
り、また感光体表面へトナーの離型剤が転写されること
を防止でき、画像欠陥の発生も防止できる。また、転写
ローラの押圧解除の際の衝撃を適正にして、転写ズレに
よる画像欠陥を防止し、感光体の損傷等も防止できる。
【0057】又、前記転写ローラーに求められる特性と
しては、例えば反発弾性率、電気抵抗、表面硬度等が重
要である。
【0058】前記転写ローラーの反発弾性としては、好
ましくは30%以上70%以下である。前記反発弾性が
30%以上70%以下であるとトナー画像の転写に十分
な感光体への押圧力が得られるから、十分な転写特性が
得られ、転写ローラの感光体への押圧又は転写時の衝撃
を適正にでき、転写ズレ等の画像欠陥の発生を防止でき
る。なお前記反発弾性率はJIS K7311で規定す
る測定法により測定される。
【0059】又、前記転写ローラーはトナー画像転写の
ためのバイアス電圧印加を可能とするため適度の導電性
が必要であり、下記測定法に基づく電気抵抗値は1×1
3〜1×1013Ωが好ましい。
【0060】測定法:転写ローラーの電気抵抗値は、転
写ローラーを直径16mm、長さ310mm、肉厚4m
mとし、これを直径30mmのアルミニウム素管に17
0g/cm2の力で押圧した場合、温度20℃、湿度5
0%の環境下で計った転写ローラーの回転軸とアルミニ
ウム素管間の電気抵抗値である。
【0061】又前記転写ローラーはアスカーC硬度計に
よる硬度が好ましくは20度以上70度以下である。ア
スカーC硬度が20度以上70度以下の硬度を有する転
写ローラーは、転写が適正に行われ、転写ズレ等の画像
欠陥が発生しなくなる。
【0062】本発明の像形成プロセスを説明するため、
図2、3に本発明に係る画像形成装置の概要図を示す。
【0063】図2、3において感光体ドラム10は矢印
方向に回転する有機感光体ドラムであり、11は前記感
光体ドラムに一様な帯電を付与する帯電器であり、コロ
ナ放電器、ローラー帯電器、磁気ブラシ帯電器であって
もよい。12はアナログ像露光又は半導体レーザー、発
光ダイオード等を用いたデジタル像露光であり、該像露
光により感光体上に静電潜像が形成される。この静電潜
像は体積平均粒径3〜9μmの微粒子トナーを含有する
現像剤を収納する現像器13により接触又は非接触で現
像されて、前記感光体上にトナー画像が形成される。
【0064】なお前記1成分系又は2成分系現像剤に
は、離型剤のドメイン径が0.1〜1.1μmの範囲と
なるよう調整されたトナーが含有され、繰り返し画像形
成の過程で感光体上への異物の付着及びそれに基づくポ
チ故障又は筋故障等の画像欠陥が生じないようにしてい
る。
【0065】前記トナー画像はタイミングを合わせて搬
送された転写紙P上に転写ローラー15により直流バイ
アス印加下、感光体への押圧力25〜1000g/cm
2、好ましくは100〜800g/cm2で転写される。
【0066】前記転写ローラー15への直流バイアスの
電源16は、好ましくは定電流電源又は定電圧電源であ
り、前記定電流電源の場合は5〜15μAであり、定電
圧電源の場合は絶対値で400〜1500Vである。
【0067】前記転写ローラー15により画像が転写さ
れた転写紙Pは感光体ドラム10から分離極14により
分離され図示しない定着器へと搬送されて加熱定着され
る。
【0068】転写後の感光体表面は、クリーニングブレ
ード17によりクリーニングされ、その後除電ランプ
(PCL)18で除電されて次の像形成に備えられる。
なお19、20はそれぞれ上流レジストローラー、下流
レジストローラーである。
【0069】又、図3はカラープリンターの例を示した
もので、現像器13はイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)及び黒(K)の4色の現像器群か
ら成り、感光体ドラム10の4回転により該感光体上に
順次Yトナー像、Mトナー像、Cトナー像及びKトナー
像を重ね合わせて形成し、これを転写ローラー15によ
り転写紙上に一括転写、定着してカラー画像を形成する
装置の断面図である。
【0070】前記転写ローラー15は重ね合わせカラー
トナー像の転写の際の転写効率が大で、かつ転写画像の
乱れがなく高画質のカラー画像が得られる。
【0071】本発明の画像形成方法は、モノクロ又はカ
ラーの複写機、レーザープリンター、LEDプリンタ
ー、液晶シャッタープリンター等の電子写真装置一般に
適用しうるものであるが、更には電子写真技術を応用し
たディスプレイ、記録、軽印刷、製版、ファクシミリ等
の装置にも広く適用しうるものである。
【0072】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。
【0073】《感光体No.1の作製》直径80mmの
アルミニウムドラム上に共重合タイプのポリアミド樹脂
「アミランCM−8000」(東レ製)1.5重量部を
メタノール90容量部とブタノール10容量部との混合
溶媒中に溶解してなる塗布液を浸漬塗布して膜厚0.3
μmの中間層を形成した。
【0074】次にポリビニルブチラール樹脂「エスレッ
クBL−S」(積水化学製)0.8重量部をメチルエチ
ルケトン80重量部とシクロヘキサノン20重量部との
混合溶媒中に溶解し、得られた溶液中に電荷発生物質
(CGM)としての下記構造式で示されるCGM−1を
14重量部混合、分散してなる塗布液を前記中間層上に
浸漬塗布して乾燥後の膜厚0.2μmの電荷発生層を形
成した。
【0075】
【化1】
【0076】次いで、バインダーとしてポリカーボネー
ト樹脂「ユーピロンZ300」(三菱ガス化学製)15
重量部と電荷輸送物質(CTM)としての下記化合物
(化2)を10重量部をメチレンクロライド100容量
部に溶解してなる塗布液を前記電荷発生層上に浸漬塗布
して乾燥後の膜厚が25μmの第一の電荷輸送層を形成
した。
【0077】次いで、バインダーとしてポリカーボネー
ト樹脂「TS−2050」(帝人化成製)1.5重量部
と電荷輸送物質(CTM)としての下記化合物(化2)
を1重量部と、酸化防止剤(AO剤)としての下記化合
物を0.05重量部と、無機粒子としてのアドマテック
ス製アドマファインSO−C1(S−1)0.15重量
部とを1,2−ジクロロエタン(EC)100重量部に
溶解、分散した。
【0078】この塗布液を用いて前記第1の電荷輸送層
上に円形量規制型塗布機を用いて塗布し、110℃で1
時間乾燥して1μm厚の第2の電荷輸送層を形成し、実
施例用感光体No.1を得た。
【0079】
【化2】
【0080】《感光体No.2の作製》感光体No.1
の第2電荷輸送層中に含有される無機粒子S−1、10
wt%に代えて無機粒子マドマテックス製アドマファイ
ンSO−C2(S−2)5wt%とした他は感光体1と
同様にして感光体No.2を作製した。
【0081】《感光体No.3の作製》感光体No.1
の第2電荷輸送層中に含有される無機粒子S−1、10
wt%に代えて体積平均粒径1.0μmの架橋ポリスチ
レン粒子7wt%とした他は感光体1と同様にして感光
体No.3を作製した。
【0082】《現像剤の作製》現像剤として以下の6種
類の2成分系現像剤を用い、該2成分現像剤用の6種類
のトナーを以下のように混練条件を変化させて作製し
た。
【0083】 バインダー:スチレンアクリル樹脂 (スチレン/メチルメタアクリレート/ブチルアクリレート共重合体樹脂 (75:15:10)Mw/Mn=20) 100部 着色剤:カーボンブラック 10部 離型剤:低分子量ポリプロピレン(Mn=2500) 3部 混合条件 ヘンシェルミキサーFM−10B(三井三池加工機製)
羽根の周速40m/secで3分間混合した。
【0084】混練条件
【0085】
【表1】
【0086】粉砕条件 JET式IDS−3型(日本ニューマチック製)を用
い、粉砕圧5kg/cm2で行った。
【0087】分級機 ミクロプレックス132MP(ALPINE社製)を用
いた。
【0088】表1等に示した混合、溶融、混練、粉砕、
分級の条件を設定し、トナー粒子中の離型剤の数平均ド
メイン径を表1の如く変化させて体積平均粒径8.5μ
mの6種類のトナー粒子を得た。さらにこれらに疎水性
シリカ(日本アエロジル(株)製、アエロジルR−97
2)を外添し、No.1〜No.6種類のトナーを作製
した。
【0089】これを樹脂被覆キャリアと混合し現像剤と
した。
【0090】《画像評価》以上のようにして得た感光
体、現像剤(トナー)及び下記構成のNo1、No2の
転写ローラーを表2の如く、順次装着して成るコニカ
(株)製の反転現像方式デジタル複写機「Konica
7050」の改造機を用い、表2の順序でそれぞれ1万
回のコピーテストを行い画像評価を行った。
【0091】転写ローラーNo1:住友ゴム工業(株)
製イオン導電タイプ、硬度36(アスカーC硬度)、電
気抵抗7.5×107Ω、平均気泡径80μm(単
泡)。
【0092】転写ローラーNo2:日東工業(株)製カ
ーボンブラック含有ルビセル(ポリウレンタン系発泡タ
イプ)、硬度30(アスカーC硬度)、電気抵抗2×1
8Ω、平均気泡径20μm(連泡)。
【0093】前記転写ローラーNo1及びNo2の印加
電圧は−1kVであった。
【0094】画像評価方法 ベタ黒、中間調、白紙部があるB4オリジナル画像(1
0%被覆率画像)を「Konica7050」デジタル
複写機改造機で連続コピーし、1万枚目の画像の画像濃
度、画像欠陥、及び解像力の評価を行った。
【0095】画像欠陥: B4コピー画像中に黒ポチ欠陥が3個以内 ○ B4コピー画像中に黒ポチ欠陥が4個以上 × 画像濃度:ベタ黒画像の反射濃度がサクラデンシトメー
ターPDA65(コニカ(株)製)にて測定して、1.
2以上を「○」、上記同様に測定して1.2未満を
「×」とする。
【0096】解像力: 8本/mmの線画像が解像できるもの ○ 8本/mmの線画像が解像できないもの × 結果は下記表2に示す。
【0097】
【表2】
【0098】上記表2から明らかなごとく、実施例1〜
6の本発明内のものはいずれの特性も優れているのに対
し、比較例1〜4の本発明外のものは、少なくもいずれ
かの特性に問題があることがわかる。
【0099】
【発明の効果】本発明の画像形成方法及び装置によれ
ば、有機感光体を用いた場合でも繰り返し多数枚の画像
形成の過程でポチ故障や筋故障等の画像欠陥を生ぜず、
終始高濃度、高解像力の画像を形成することができる等
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る感光体の層構成を示す断面図。
【図2】本発明に係る画像形成装置の概略図。
【図3】本発明に係る画像形成装置の概略図。
【符号の説明】
1 導電性支持体 2 中間層 3 電荷発生層(CGL) 4 第1の電荷輸送層(CTL) 5 第2の電荷輸送層(CTTL) 10 感光体ドラム 11 帯電器 13 現像器 15 転写ローラー P 転写紙

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機感光体上の静電潜像を現像してトナ
    ー画像を形成し、該トナー画像を転写ローラーを用いて
    転写紙に転写し、その後分離、定着及びクリーニングの
    各工程を繰り返して、多数枚の画像を形成する画像形成
    方法において、前記転写ローラーの前記感光体に対する
    押圧力が25g/cm2以上1000g/cm2以下であ
    り、且つ前記トナー中に数平均ドメイン径が0.1μm
    以上1.1μm以下の離型剤を含有することを特徴とす
    る画像形成方法。
  2. 【請求項2】 前記感光体の最表面層に体積平均粒径が
    0.05μm以上2.0μm以下の有機又は無機粒子を
    含有し、該表面層の十点平均表面粗さRZが0.05μ
    m以上1.0μm以下であることを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成方法。
  3. 【請求項3】 前記転写ローラーが多孔性発泡体である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成方
    法。
  4. 【請求項4】 前記転写ローラーの反発弾性が70%以
    下であることを特徴とする請求項1、2又は3のいずれ
    か1項記載の画像形成方法。
  5. 【請求項5】 有機感光体が導電性支持体上に電荷発生
    層、その上に複数の電荷輸送層を有する構造からなり、
    最上層の電荷輸送層が最表面層であることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか1項記載の画像形成方法。
  6. 【請求項6】 トナーの体積平均粒径が3〜9μmであ
    ることを特徴とする請求項5記載の画像形成方法。
  7. 【請求項7】 有機感光体上の静電潜像を現像してトナ
    ー画像を形成し、該トナー画像を転写ローラーを用いて
    転写紙に転写し、その後分離、定着及びクリーニングの
    各工程を繰り返して、多数枚の画像を形成する画像形成
    装置において、前記転写ローラーの前記感光体に対する
    押圧力が25g/cm2以上1000g/cm2以下であ
    り、且つ前記トナー中に数平均ドメイン径が0.1μm
    以上1.1μm以下の離型剤を含有することを特徴する
    画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6686114B2 (en) 2001-03-15 2004-02-03 Ricoh Company, Ltd. Electrophotographic image forming method and apparatus
JP2004045668A (ja) * 2002-07-10 2004-02-12 Ricoh Co Ltd 静電荷像現像用現像剤、画像形成装置及び画像形成方法
JP2004226800A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Konica Minolta Holdings Inc 有機感光体、画像形成方法及び画像形成装置

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JP2004045668A (ja) * 2002-07-10 2004-02-12 Ricoh Co Ltd 静電荷像現像用現像剤、画像形成装置及び画像形成方法
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