JPH01245064A - 被覆用組成物及びその使用法 - Google Patents

被覆用組成物及びその使用法

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JPH01245064A
JPH01245064A JP63071820A JP7182088A JPH01245064A JP H01245064 A JPH01245064 A JP H01245064A JP 63071820 A JP63071820 A JP 63071820A JP 7182088 A JP7182088 A JP 7182088A JP H01245064 A JPH01245064 A JP H01245064A
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JP
Japan
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coating composition
polyimide precursor
precursor compound
formula
polyimide
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Application number
JP63071820A
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English (en)
Inventor
Makoto Shimose
真 下瀬
Akira Tokumitsu
明 徳光
Takashi Watanabe
尚 渡辺
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Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、例えばプリント基板、特にフレキシブルプリ
ント基板等の電子材料部品の被覆に利用される耐熱性、
可撓性に優れた被覆用組成物及びその使用法に関する。
[従来の技術] 従来、フレキシブルプリント基板(以下、FPCと略す
)の回路の保護は、接着剤を用いてカバーレイフィルム
をラミネートする方法か、ソルダーレジストインクを印
刷する方法のいずれかによって行われている。
しかしながら、カバーレイフィルムをラミネートする方
法には、加工に手間がかかるほか、寸法精度が悪く、結
果として製品の歩留が悪く、製造コストが高くなるとい
う問題がある。また、ソルダーレジストインクを印刷す
る方法には、製造コストは安価であるが、耐屈曲性等の
機械的特性の面で劣り、その利用範囲が限定されてしま
うという問題がある。
また、被覆用耐熱性樹脂含有組成物としては、ジアミノ
シロキサンで変性したポリアミド酸溶液中に球状多孔性
のポリアミド粉末を配合する方法が知られている(特開
昭59−108.068号公報)が、この方法では得ら
れたフィルムの線膨張係数が大きく、FPCの被覆に使
用すると、その硬化時に基板と保護膜との間の線膨張係
数の差により、FPCが大きくカールしてしまうという
問題がある。
ざらに、ポリイミド樹脂の前駆体にベンジリデンソルビ
トール類を添加する方法も知られている(特開昭60−
266、650号公報)が、この方法を用いて得られた
フィルムは脆いという問題がある。
[発明が解決しようとする課題] そこで、本発明者はかかる問題点を解決するために鋭意
研究を重ねた結果、硬化時の線膨張係数が20X 1O
−6(1/K)以下のポリイミド系前駆体化合物を含む
樹脂溶液にチクソトロピー性を付与することによりこれ
らの問題を解決し得ることを見出し、本発明を完成した
従って、本発明の目的は、硬化して得られたフィルムの
線膨張係数が20X 1O−6(1/に)以下と小さく
、しかも、優れた耐熱性及び可撓性を具備した保護被膜
を与える被覆用組成物を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、チクソトロピー係数3以上
という優れたチクソトロピー性を有し、スクリーン印刷
に適した性能を有する被覆用組成物を提供することにあ
る。
さらに、本発明の他の目的は、ソルダーレジストインク
を印刷する方法と同様な方法、すなわちスクリーン印刷
技術を適用して簡便にかつ寸法精度良<FPC等の表面
にポリイミド系保護被膜を形成することができる被覆用
組成物及びその使用法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は、硬化後の線膨張係数が20X 1
O−6(1/K)以下のポリイミド系前駆体化合物を含
み、かつ、チクソトロピー係数が3以上である被覆用組
成物である。
ここでいうポリイミド系前駆体化合物とは、硬化してポ
リイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポ
リエステルイミド、ポリシロキサンイミド等のポリイミ
ド系化合物を与える化合物である。
また、チクソトロピー係数とは、溶液へのずり5eC−
1のときの粘度をη100としたときにおけるη1/η
100の値で定義される係数であり、印刷性能の尺度と
なるもので、3未満であるとスクリーン印刷を行った際
のだれやにじみが大きく、かつ、スクリーンへのべたつ
きが大きいという問題点が生じる。
そして、硬化時の線膨張係数が20X 10’(1/K
)以下のポリイミド系前駆体化合物としては、好ましく
は、下記−船人(I> (但し、式中R1〜R4はそれぞれ水素、ハロゲン、低
級アルキル基及び低級アルコキシ基から選択されるいず
れかの基を示す)で表される構成単位を含むポリイミド
前駆体や、下記−船人(n)(但し、式中R5〜R12
はそれぞれ水素、ハロゲン、低級アルキル基及び低級ア
ルコキシ基から選択されるいずれかの基を示し、そのう
ちR7−R10の少なくとも1つは低級アルコキシ基で
あり、また、^rは  又は     のいずれかを示
す)で表される構成単位を含むポリアミドイミド前駆体
を挙げることができ、最も好ましいポリイミド系前駆体
化合物としては、下記式(■) で表される構成単位を含むポリアミドイミド前駆体を挙
げることができる。
上記−船人(I)及び(n)の化合物は、ジアミンとテ
トラカルボン酸又はその誘導体を原料として重合反応に
より容易に合成できる。ここでいうテトラカルボン酸の
誘導体としては、例えばエステル、酸無水物、酸塩化物
等を挙げることができる。
すなわち、上記−船人(I>の化合物は、下記−船人(
IV) (但し、式中R1〜R4は上記と同じである)で表され
る叶フェニレンジアミン誘導体と3.3’、4,4°−
ビフェニルテトラカルボン酸又はその誘導体との重合反
応により製造することができる。ここで、低級アルキル
基及び低級アルコキシ基としては、その炭素数が10未
満であるものが好ましく、炭素数が10以上になると低
熱膨張化が困難になる。
また、上記−船人(I[)で表される化合物は、下記−
船人(V) (但し、式中R5〜R12は上記と同じでおる)で表さ
れる4、4゛−ジアミノベンズアニリド誘導体とピロメ
リット酸又はその誘導体あるいは3.3°、4,4°−
ビフエニルテトラカルボン酸又はその誘導体のいずれか
、さらにはこれら両者を用いて製造することができる。
ここで、低級アルキル基及び低級アルコキシ基としては
その炭素数が10未満のものがよく、10以上である低
熱膨張化が困難になる。
上記4,4′−ジアミノベンズアニリド誘導体の好まし
い例としては、例えば、2−メトキシ−4,4°−ジア
ミノベンズアニリド、2°−メトキシ−4,4°−ジア
ミノベンズアニリド、2,2−ジメトキシ−4,4°−
ジアミノベンズアニリド、2,6−シメトキシー4.4
−ジアミノベンズアニリド、2,6゛−ジメトキシ−4
,4°−ジアミノベンズアニリド等を挙げることができ
、ざらに合成上の容易さの点から、より好ましくは2°
−メトキシ−4,4−ジアミノベンズアニリドである。
合成反応は、−船釣には上記ポリイミド系前駆体化合物
に対して良溶媒であるN−メチル−2−ピロリドン、N
、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジエチルホルム
アミド、N、N−ジメチルアセトアミド、N。
N−ジエチルアセトアミド等を含む溶媒中で、0〜20
0℃、好ましくは0〜100℃の範囲で行われる。反応
温度が200℃を越えると重合反応中にイミド化反応が
進行する場合があり、本発明の低熱膨張化効果は得難く
なるほか、成形性も著しく低下する。
本発明のポリイミド系前駆体化合物は、上記−船人(I
>又は(II>で表される構成単位を30モル%以上、
好ましくは40モル%以上含んでいることが好ましく、
30モル%未満であると低熱膨張化効果が小さくなる。
その他の構成単位については、種々のジアミン、テトラ
カルボン酸化合物、トリカルボン酸化合物又はこれらの
酸無水物を用いてコポリマリゼーションし、あるいは、
別途合成して得られたポリイミド又はその前駆体及びポ
リアミドイミド等をブレンドしてもよい。
具体的に伯のジアミンの例を挙げると、叶フェニレンジ
アミン、m−フェニレンジアミン、3,4°−ジアミノ
ジフエニルエーテル、4,4°−ジアミノジフェニルエ
ーテル、4,4゛−ジアミノジフェニルメタン、3,3
゛−ジメチル−4,4−ジアミノジフェニルメタン、2
,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]
プロパン、1,2−ビス(アニリノ)エタン、ジアミノ
ジフェニルスルホン、ジアミノベンズアニリド、ジアミ
ノベンゾエート、ジアミノジフェニルスルフィド、2,
2−ビス(p−アミノフェニル)プロパン、2,2−ビ
ス(叶アミノフェニル)へキサフルオロプロパン、1,
5−ジアミノナフタレン、ジアミノトルエン、ジアミノ
ベンシトリフルオライド、1,4−ビス(p−アミノフ
ェノキシ)ベンゼン、4.4°−ビス(叶アミノフェノ
キシ)ビフェニル、ジアミノアントラキノン、4,4°
−ビス(3−アミノフェノキシフェニル)ジフェニルス
ルホン、1.3−ビス(アニリノ)ヘキサフルオロプロ
パン、1,4−ビス(アニリノ)オクタフルオロブタン
、1,5−ビス(アニリノ)デカフルオロペンタン、1
.7−ビス(アニリノ)テトラデカフルオロへブタン、
下記−船人 (但し、式中R14及びR16は2価の有機基を示し、
R13及びR15は1価の有機基を示し、p及びqは1
より大きい整数を示す)で表されるジアミノシロキサン
、2,2−ビス[4−(p−アミノフェノキシ)フェニ
ル]ヘキサフルオロプロパン、2,2−ビス[4−(3
−アミノフェノキシ)フェニル]ヘキサフルオロプロパ
ン、2,2−ヒス[4−(2−アミノフェノキシ)フェ
ニル〕へキサフルオロプロパン、2,2−ビス[4−(
4−アミノフェノキシ)−3,5−ジメチルフェニル]
ヘキサフルオロプロパン、2.2−ビス[4−(4−7
ミノフエノキシ)−3,5−ジトリフルオロメチルフェ
ニル]ヘキサフルオロプロパン、叶ビス(4−アミノ−
2−トリフルオロメチルフェノキシ)ベンゼン、4,4
−ビス(4−アミノ−2−トリフルオロメチルフェノキ
シ)ビフェニル、4,4°−ビス(4−アミノ−3−ト
リフルオロメチルフェノキシ)ビフェニル、4,4°−
ビス(4−アミノ−2−トリフルオロメチルフェノキシ
)ジフェニルスルホン、4.4°−ビス(3−アミノ−
5−トリフルオロメチルフェノキシ)ジフェニルスルフ
ォン、2,2−ビス[4−(4−アミノ−3−トリフル
オロメチルフェノキシ)フェニルコヘキサフルオロプロ
パン、ベンジジン、3.3°、5.5’−テトラメチル
ベンジジン、オクタフルオロベンジジン、3,3“−ジ
メトキシベンジジン、o−トリジン、m−トリジン、2
,2°、5.5’、6.6’−へキサフルオロトリジン
、4,41−ジアミノターフェニル、4,4111−ジ
アミノクォーターフェニル等のジアミン類がある。
また、他のテトラカルボン酸並びにその誘導体の例とし
ては次のようなものが挙げられる。なお、ここではテト
ラカルボン酸として例示するが、これらのエステル化物
、酸無水物、酸ハロゲン化物も勿論使用できる。3,3
°、4,4−ビフェニルテトラカルボン酸、3,3“、
4,4−ベンゾフェノンテトラカルボン酸、3,3°、
4,4°−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸、2,
3.3’、4−ジフェニルエーテルテトラカルボン酸、
・2,3,3°、4−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
、2.3.6.7−ナフタレンテトラカルボン酸、1,
4,5.7−ナフタレンテトラカルボン酸、1,2゜5
.6−ナフタレンテトラカルボン酸、3,3°、4.4
−ジフェニルメタンテトラカルボン酸、2,2−ビス(
3゜4−ジカルボキシフェニル)プロパン、2,2−ビ
ス(3,4−ジカルボキシフェニル)へキサフルオロプ
ロパン、3,4,9.10−テトラカルボキシペリレン
、2.2−ビス[4−(3,4−ジカルボキシフェノキ
シ)フェニル]プロパン、2.2−ビス[4−(3,4
−ジカルボキシフェノキシ)フェニル]ヘキサフルオロ
プロパン、ブタンテトラカルボン酸、シクロペンタンテ
トラカルボン酸等があり、さらに、トリメリット酸及び
その誘導体も挙げることができる。
本発明においては、このようにして合成されたポリイミ
ド系前駆体化合物を含む溶液にチクソトロピー性を付与
するわけであるが、このチクソトロピー係数を3以上、
好ましくは4以上にする方法としては以下の方法を挙げ
ることができる。
すなわち、先ず第1の方法は、上記低熱膨張性のポリイ
ミド系前駆体化合物に対し、少なくとも1種類の良溶媒
と少なく1種類の貧溶媒とを用いる方法であり、これに
よって大きなチクソトロピー性を発現させることが可能
である。ここでいう良溶媒とは、その溶液100重量部
に対して上記ポリイミド系前駆体化合物を10重優品以
上溶解させることができるものであり、例としては、N
−メチル−2−ピロリドン、N、N−ジメチルホルムア
ミ、ド、N、N−ジエチルホルムアミド、N、N−ジメ
チルアセトアミド、N、N−ジエチルアセトアミド等を
挙げることができ、好ましくはN、N−ジメチルアセト
アミド又はN−メチル−2−ピロリドンである。これら
の溶媒は良溶媒として単独で用いてもよく、2種類以上
を混合して用いてもよい。
また、貧溶媒とは、その溶液100重量部に対して上記
ポリイミド前駆体化合物を10重量部未満しか溶解しな
いものであり、例としては、1−ヘプテン、2−ヘプテ
ン、1−オクテン、2−オクテン、シクロヘキセシ等の
不飽和炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン、エ
チルベンゼン等の芳香族炭化水素類、アセトン、ブタノ
ン、2−ペンタノン、3−ペンタノン、シクロヘキサノ
ン等のケトン類、ジエチルエーテル、メチルプロピルエ
ーテル、メチルブチルエーテル、ジプロピルエーテル、
テトラヒドロフラン、1.3−ジオキサン、1,4−ジ
オキサン、エチレングリコールジメチルエーテル、エチ
レングリコールジエチルエーテル、エチレングリコール
メチルエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチル
エーテル等のエーテル類、ギ酸メチル、ギ酸エチル、ギ
酸プロピル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、
プロピオン酸メチル、酪酸メチル、吉草酸メチル、γ−
ブチロラクトン等のエステル類、アセトニトリル、アク
リロニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類等を挙
げることができるが、これらに限定されるものではない
。しかし、飽和脂肪族炭化水素は一般に上記良溶媒との
混合性が悪いため不適当であり、アルコール類、カルボ
ン酸類等の活性水素を有するものは、上記ポリイミド系
前駆体化合物の重合反応を抑制しあるいは分解反応を促
進するために好ましくない。
そして、この際に使用される貧溶媒として良溶媒よりも
低沸点であるものを選択するのがよく、これによって低
熱膨張化が容易になり、しかも、得られるフィルムの機
械的物性が向上する。
また、上記ポリイミド系前駆体溶液にチタントロピー性
を発現させる第2の方法は、このポリイミド系前駆体化
合物の1〜50重量部、好ましくは5〜40重量部、よ
り好ましくは10〜30重量部をイミド化させる方法で
あり、これによっても優れたチクソトロピー性を発現さ
せることができる。この際のイミド化率が1重量部未満
であるとチクソトロピー性の付与が不足し、また、50
重量部を越えると溶液の粘度が著しく上昇し、被1用イ
ンクとしては不適当なものとなる。
このように事前にポリイミド系前駆体化合物を部分的イ
ミド化させる方法としては、・無水酢酸等の酸無水物を
所定量加え、30〜140℃で反応させることにより容
易に行うことができる。この際の触媒としては、ピリジ
ン、ピコリン、キノリン等の塩基化合物を使用できる。
さらに、チクソトロピー性を付与するための第3の方法
としては、ポリイミド系前駆体化合物100重量部に対
して粒径20μs以下、好ましくは15μs以下のポリ
イミド系粉末を30〜200重量部、好ましくは50〜
150重量部の範囲で配合する方法である。ここで、ポ
リイミド系粉末の粒径が20tsを越えると、チクソト
ロピー性の発現が困難になるほか、得られたフィルムの
機械的特性が低下し、また、ポリイミド系粉末の配合割
合がポリイミド系前駆体化合物100重量部に対して3
0重量部未満であるとチクソトロピー性の付与が困難で
あり、反対に200重量部を越えると低熱膨張化が困難
になると共に、得られたフィルムの機械的特性が低下す
る。
このような、ポリイミド系前駆体溶液中にポリイミド系
粉末が含有された組成物を製造する方法については、特
に制限はないが、例えば以下の方法を例示することがで
きる。
■別途合成したポリイミド系粉末を溶媒中に分散させた
後、ポリイミド系前駆体化合物を合成するためのジアミ
ンを溶解させ、さらにテトラカルボン酸又はその誘導体
を添加する方法。この場合、ジアミンとテトラカルボン
酸又はその誘導体はその添加の順序を逆にしてもよい。
■ポリイミド系粉末の前駆体化合物を溶液重合により合
成し、その後140〜300℃に加熱させることにより
、ポリイミド系粉末が分散された組成物を得、その組成
物中にポリイミド系前駆体化合物の原料であるジアミン
を溶解させ、次いでテトラカルボン酸又はその誘導体を
添加する方法。
この場合も、ジアミンとテトラカルボン酸又はその誘導
体を添加する順序を反対にしてもよい。
■ポリイミド系粉末とポリイミド系前駆体溶液をそれぞ
れ別々に合成し、後で三本ロール等で混練する方法。
本発明の樹脂組成物の硬化は、溶媒乾燥とイミド化によ
り行う。この際の溶媒乾燥温度やイミド化温度は任意に
選択することができる。イミド温度は通常200℃以上
、好ましくは250℃以上である。ざらに、ガラス転移
温度以上に挙げてもさしつかえない。
本発明の被覆用組成物は、低い線膨張係数とスクリーン
印刷に適した優れたチクソトロピー性とを並ね備えるも
のであり、スクリーン印刷技術をそのまま適用してだれ
やにじみのない精密なパターン形成することができ、従
来のソルダーレジスト印刷と同様に簡便かつ安価にFP
C等の被覆を行うことが可能□であり、かつ、カバーレ
イフィルムをラミネートしたFPCと同等の機械的特性
を付与することができる。
このようにして得られたポリイミド系保護被膜の機械的
特性、特に耐折曲げ性はMIT屈曲試験により知ること
ができる。このMIT屈曲試験は、厚さ約25I11t
、幅10mのフィルムを用いて0゜388の曲率半径で
行う。
また、本発明の被覆用組成物は、FPCの被覆材、IC
やLSIのコート材、液晶用配向膜、及び、パターン形
成を必要とする電子部品の保護材等に利用できる。被覆
方法としては、各種の方法を採用できるが、特にスクリ
ーン印刷による被覆方法が優れている。特に、FPCの
被覆材として用いた場合、従来のポリイミドの有してい
る機械的特性を保持したまま、カールのない平坦なFP
Cが得られる。この除用いるFPCは耐熱性であること
が好ましく、より好ましくは無接着剤タイプのFPCで
ある。無接着剤タイプのFPCを用いた場合には、高温
で硬化させる際に接着力の低下や接着剤の炭化という問
題が生じる虞がない。
[実施例] 以下、実施例及び比較例に基いて、本発明を具体的に説
明する。
線膨張係数は、イミド化反応が充分終了した試料を用い
、サーモメカニカルアナライザー(TMA)を用いて行
い、250℃に昇温した後10’C/minの速度で冷
却して240℃から100’Cまでの平均の線膨張率を
算出すること(より求めた。
耐折曲げ試験は、幅10m、厚さ約25虜の試料を用い
、東洋精機製作所製MIT耐揉疲労試験により測定した
チクソトロピー係数はB型粘度計を用いて測定した。
なお、各側における略号は、以下の通りである。
PMOA :ピロメリット酸二無水物 BPD^:3,3°、4,4°−ビフェニルテトラカル
ボン酸二無水物 DDE  :  4,4°−ジアミノジフェニルエーテ
ルHABA:  2°−メトキシ−4,4゛−ジアミノ
ベンズアニリド p−PDA:p−フェニレンジアミン DHAc : N、N−ジメチルアセトアミドNHP:
N−メチル−2−ピロリドン また、実施例及び比較例で用いるFPCは無接着剤タイ
プのものであり、その製造法は以下の通りである。
一度計、□塩化カルシウム管、還流冷却器、撹拌棒及び
窒素吸込口を取付けた500m1のセパラブルフラスコ
に毎分200m1の窒素を流しながら、)IABAl 
 6. 7 ’j  (0,065mol>  、 D
DE   (0,035mol>及びDHAC257g
を加え、冷却下に攪拌しながら、PMOA21 、89
 (0,1mol)を加えた。室温で約2時間攪拌を続
けたところ、粘稠な樹脂溶液が得られた。
次に、この樹脂溶液を厚さ35uIRの電解銅箔上にフ
ィルム厚みが約25碑となるように塗布し、その後15
0℃の強制通風炉中に10分間放置して予備乾燥を行い
、次いで300℃の循環式オーブン中に15分間放置し
てイミド化させ、はぼ平坦な銅張積層板を得た。
このようにして得られた銅張積層板の銅箔面上にスクリ
ーン印刷によりエツチングレジストを回路の形状に塗布
し、溶媒を乾燥した後、塩化第二鉄溶液でエツチングを
行い、アルカリ洗浄、水洗、乾燥を行って、FPCを得
た。
実施例1 温度計、塩化カルシウム管、還流冷却器、撹拌棒及び窒
素吸込口を取付けた50011iIのセパラブルフラス
コに毎分200dの窒素を流しながら、p−poA 1
o、 8g(0,1mol) 、NHP 114g及び
トルエン114gを加えて攪拌した。
この溶液を水冷浴中で110℃以下に冷却しながら、B
PDA29.4g (0,1mof)を徐々に加えたと
ころ、BPD^が徐々に溶解しながら反応した。その後
約2時間室温で攪拌を続けて重合を行ったところ、次第
に粘稠な溶液となり、次いで濁りを生じ、不透明な溶液
となった。
得られた樹脂溶液のチクソトロピー係数は5゜8であり
、スクリーン印刷の際のだれ幅は100p以下と小さい
ものであった。
この樹脂溶液をパイレックスガラス上にフィルム厚みが
約251E1となるように塗布し、100℃及び150
℃の強制通風炉中それぞれ10分間放置とて予備乾燥を
行い、次いで300℃の循環式熱風オーブン中に15分
間放置してイミド化した。
冷却後剥離してフィルムを得た。
このフィルムの線膨張係数は5 X 10−6(1/K
)であり、MIT屈曲試験による耐折曲げ性は10゜0
00回以上であった。
また、FPC上に塗布して硬化させたところ、はぼ平坦
なものが得られた。
実施例2 実施例1と同様に、セパラブルフラスコにIABAl 
6、7 g(0,065mol) 、DDE 7.0g
(0,035mof) 、DHACl 559.4−メ
チル−2−ペンタノン103gを加え、冷却下に攪拌し
ながらPMOA21゜89 (0,1mol>を加えた
。室温で約1時間攪拌を続けると粘稠でかつ濁りのある
樹脂溶液が得られた。
この樹脂溶液のチクソトロピー係数は4.2であり、ス
クリーン印刷でのだれ幅は100u11であった。
得られたフィルムの線膨張係数は、8X 10’(17
に)であり、MIT屈曲試験による耐折曲げ性は10.
000回以上であった。
また、FPC上に塗布して硬化させたところ、はぼ平坦
なものが得られた。
実施例3 実施例1と同様に、セパラブルフラスコにHABA7.
1g、D[)E4.5g、NHP54.5g及びジグラ
イム81.lを加え、冷却下で攪拌しながらPMOAl
 0.59を加えた。室温で約1時間反応させた後、ざ
らにH^8へ9.5g、PMOA7.9g、NMP23
.3g、ジグライム35.0gを加え、そのまま室温で
約3時間攪拌を続けたところ、樹脂溶液は次第に粘稠と
なり、濁りを生じた。
この樹脂溶液のチクソトロピー係数は11であり、スク
リーン印刷の際のだれ幅は100IJ!1以下であった
フィルムの線膨張係数は9 x 1()−6(t/K)
であり、MIT屈曲試験による耐折曲げ性は10.00
0回以上であった。
また、FPC上に塗布して硬化させたところ、はぼ平坦
なものが得られた。
実施例4 実施例1と同様に、セパラブルフラスコにHABA14
.2g、DDE9.0g、NMP87.9g及びジグラ
イム163.2gを加え、冷却下で攪拌しながら、PM
OA21 、2 gを加えた。室温で約2時間反応を行
ったところ、次第に粘稠となり、透明で均一な、樹脂溶
液Aが得られた。
これとは別に実施例1と同様に、セパラブルフラスコに
)fA8A25.7g、NHP65.6g及びジグライ
ム121.9gを加え、冷却下で攪拌しながらPMOA
21 、2 gを加えた。室温で攪拌を続けているうち
に、この樹脂溶液は次第に粘稠になり、次いで濁りを生
じ、最終的にはダンゴ状の組成物Bとなった。
次に、樹脂溶液Aと組成物Bを等重量ずつ取り、三本ロ
ールを用いて混練して組成物Cを得た。
この組成物Cのチクソトロピー係数は8.9であり、ス
クリーン印刷によるだれ幅は100μs以下であった。
フィルムの線膨張係数はIOX 10”6(1/に)で
あり、MIT屈曲試験による耐折曲げ性は10,000
回以上であった。
この組成物をFPC上に塗布して硬化させたところ、は
ぼ平坦なものが得られた。
実施例5 実施例1と同様に、セパラブルフラスコにHABA25
.7g、DHACl 87 g、アセトニトリル125
gを加え、冷却下で撹拌しながらBPDA29.49を
加えた。室温で約3時間攪拌したところ、次第(粘稠と
なり、濁りを生じた。
この樹脂溶液のチクソトロピー係数は5.4であり、ス
クリーン印刷でのだれ幅は100IJj!1以下であっ
た。
得られたフィルムの線膨張係数は18X 10−6(1
/K)であり、MIT屈曲試験による耐折曲げ性は10
゜000回以上であった。
また、FPC上に塗布して硬化させたところ、保護層を
内側にして緩やかなカールを生じたが、実用上差し支え
ない程度のものであった。
実施例6 実施例1と同様に、セパラブルフラスコにp−PDAI
o、l、NHP228gを加え、冷却下で攪拌しながら
、BPDA29 、4 gを加えた。室温で攪拌しなが
ら約2時間反応させたところ、粘稠で均一な樹脂溶液を
得た。
次いでこの樹脂溶液に無水酢酸2.1gとβ−ピコリン
2.Ogを加え、約30分間攪拌を続けた後、さらに攪
拌しながら50℃まで昇温したところ、樹脂溶液が赤味
がかった色となり、粘度が上昇した。
得られた樹脂溶液のチタントロピー係数は3゜6であり
、スクリーン印刷の際のだれ幅は100虜以下であった
フィルムの線膨張係数は7 X 10−6(1/K)で
あり、MIT屈曲試験による耐折曲げ性は10,000
回以上であった。
FPC上に塗布して硬化させたところ、はぼ平坦なもの
が得られた。
実施例7 実施例1と同様に、セパラブルフラスコに)iABA1
6.7g、DDE 7.09を加え、冷却下で攪拌しな
がら、P)lDA21 、89を加えた。室温で約3時
間攪拌しながら反応して、粘稠で均一な樹脂溶液を得た
次いでこの樹脂溶液に無水酢酸6.2gとβ−ピコリン
2.Ogを加え、約30分間攪拌を続けた後、さらに攪
拌しながら50℃まで昇温したところ、樹脂溶液が赤味
がかった色となり、粘度が上昇した。
得られた樹脂溶液のチクソトロピー係数は9゜6であり
、スクリーン印刷によるだれ幅は100p以下でめった
フィルムの線膨張係数は10X 1O−6(1/に)で
あり、MTT屈曲試験による耐折曲げ性は10,000
回以上であった。
FPC上に塗布し、硬化したところ、はぼ平坦なものが
得られた。
実施例8 実施例1と同様に、セパラブルフラスコに)HABA2
5、lとDHAC269gを加え、冷却下で攪拌しなが
ら、PHDA21 、8 gを加えた。室温で約2時間
反応させたところ、粘稠で均一な樹脂溶液を得た。
次にこの樹脂溶液を攪拌しながら150℃まで攪拌しな
がら昇温したところ、液が濁りはじめ、ポリアミドイミ
ド粉末が析出した。そのまま約1時間攪拌を続けた後、
このポリアミドイミド粉末を含むスラリーを取出し、濾
過、洗浄、乾燥を行って、ポリアミドイミド粉末を得た
このポリアミドイミド粉末は重量平均粒子径3゜4*、
最大粒子径が10x以下で、密度が1.459/cm3
であった。
次にセパラブルフラスコにこのポリアミドイミド粉末4
0g及びDHAC257gを加え、ポリアミドイミド粉
末を充分に分散させた後、HABAI5゜7g及びO叶
7.Ogを溶解させた。その後、冷却下に攪拌しながら
PHD^21.7gを加え、室温で約2時間攪拌下に反
応を行ったところ、粘稠な組成物が得られた。
得られた樹脂溶液のチクソトロピー係数は7゜6であり
、スクリーン印刷の際のだれ幅は100p以下であった
フィルムの線膨張係数は17X 10−6(1/K)で
あり、MIT屈曲試験による耐折曲げ性は、5,000
回以上であった。この程度の耐折り曲げ性を有するもの
であれば実用上差し支えない。
FPC上に塗布して硬化させたところ、保護層を内側に
して緩やかなカールが発生したが実用上差し支えない程
度のものであった。
実施例9 実施例8と同様に、p−PDA 5 、4 g、NHP
 ’l ’14g及びBPDAl 4 、69を用いて
、重量平均粒子径2.44.最大粉末径8IIR以下の
ポリイミド粉末を含むスラリーを得た。
次にこのスラリーを室温まで冷却後、HABA8゜4g
、DDE 7.09及びNMP129gを加え、HAB
A及び0叶を溶解させた後、冷却下で攪拌しながらPM
OAl 0.9を加えた。室温で攪拌しながら反応させ
たところ、粘稠な組成物が得られた。
得られた樹脂溶液のチクソトロピー係数は6゜4で、ス
クリーン印刷の際のだれ幅は100p以下であった。
フィルムの線膨張係数は19x 1O−6(1/に)で
あり、MIT屈曲試験による耐折曲げ性は10.000
回以上であった。
FPC上に塗布して硬化させたところ、保護層を内側に
して緩やかなカールが発生したが実用上差し支えない程
度のものであった。
実施例10 実施例8と同様に、p−PDA 10.89、NHP 
2289及びBPD^29.2gを用いて重量平均粒子
径2.3u!It、最大粒子径8InR以下のポリイミ
ド粉末を得た。
これとは別に、実施例1と同様に、セパラブルフラスコ
にHABAI 6 、79、DDE14.0g、NHP
 2579及びPHDA211.89を仕込んで反応さ
せ、粘稠で均一な樹脂溶液を得た。
次にポリイミド粉末309と樹脂溶液200gを三本ロ
ールを用いて混練し、目的とする組成物を得た。
得られた樹脂溶液のチクソトロピー係数は8゜9で、ス
クリーン印刷の際のだれ幅は100μm以下であった。
フィルムの線膨張係数は14x 10’(1/K)であ
り、MIT屈曲試験による耐折曲げ性は7,000回以
上であった。この程度の耐折り曲げ性を有するものであ
れば実用上差し支えない。
FPC上に塗布して硬化させたところ、はぼ平坦なもの
が得られた。
比較例1 実施例1と同様に、1(ABAl 6.7 !?、DD
E7゜Og、DHAc257 g及びPMDA21 、
89を用いて均一で粘稠な樹脂溶液を得た。
硬化してjqられたフィルムの線膨張係数は8×10−
6(1/K)で、MIT屈曲試験による耐折曲げ性は1
0,000回以上であったが、樹脂溶液のチクソトロピ
ー係数は1.5と小さく、スクリーン印刷の際のだれ幅
は300−以上と大きいものであった。
比較例2 実施例1同様にDDE 20.0g、DHAC94,7
9,1−ルエン142.19及びPMOA21 、8 
gを用いて粘稠で濁りのある樹脂溶液を得た。
得られた樹脂溶液のチクソトロピー係数は6゜3で、ス
クリーン印刷の際のだれ幅は10011m以下であった
しかし、フィルムの線膨張係数は25X 1O−6(1
/K)と大きく、FPC上に塗布して硬化したところ、
保護層を内側にして大きなカールが発生した。
[発明の効果] 本発明の被覆用組成物は、そのスクリーン印刷性に優れ
、かつ、低熱膨張性であって優れた耐折曲げ性を有し、
例えばプリント基板、特にフレキシブルプリント基板等
の電子材料部品の被覆用工業材料として極めて有用であ
る。
特許出願人   新日鐵化学株式会社

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)硬化後の線膨張係数が20×10^−^6(1/
    K)以下のポリイミド系前駆体化合物を含み、かつ、チ
    クソトロピー係数が3以上であることを特徴とする被覆
    用組成物。
  2. (2)ポリイミド系前駆体化合物が下記一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (但し、式中R5〜R12はそれぞれ水素、ハロゲン、
    低級アルキル基及び低級アルコキシ基から選択されるい
    ずれかの基を示し、そのうちR7〜R10の少なくとも
    1つは低級アルコキシ基であり、また、Arは▲数式、
    化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等が
    あります▼のいずれかを示す)で表される構成単位を含
    むポリアミドイミド前駆体であることを特徴とする被覆
    用組成物。
  3. (3)ポリイミド系前駆体化合物が下記式(III)▲数
    式、化学式、表等があります▼(III) で表される構成単位を含むポリアミドイミド前駆体であ
    る請求項2記載の被覆用組成物。
  4. (4)ポリイミド系前駆体化合物が下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、式中R1〜R4はそれぞれ水素、ハロゲン、低
    級アルキル基及び低級アルコキシ基から選択されるいず
    れかの基を示す)で表される構成単位を含むポリイミド
    前駆体であることを特徴とする被覆用組成物。
  5. (5)ポリイミド系前駆体化合物に対し、少なくとも1
    種類の良溶媒と少なくとも1種類の貧溶媒とを含む請求
    項1〜4のいずれかに記載の被覆用組成物。
  6. (6)貧溶媒が良溶媒よりも低沸点である請求項5記載
    の被覆用組成物。
  7. (7)ポリイミド系前駆体化合物はその1〜50重量部
    がイミド化されている請求項1〜6のいずれかに記載の
    被覆用組成物。
  8. (8)ポリイミド系前駆体化合物100重量部に対して
    、粒径20μm以下のポリイミド系粉末30〜200重
    量部が配合されている請求項1〜6のいずれかに記載の
    被覆用組成物。
  9. (9)硬化して得られたフィルムがMIT屈曲試験で1
    0,000回以上の耐折曲げ性を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1〜8項記載の被覆用組成物。
  10. (10)硬化後の線膨張係数が20×10^−^6(1
    /K)以下のポリイミド系前駆体化合物を含み、かつ、
    チクソトロピー係数が3以上である被覆用組成物を使用
    し、これを電子回路その他の配線が付設されたプリント
    基板の表面にスクリーン印刷法により塗布し、乾燥後ポ
    リイミド系前駆体化合物を硬化させ、プリント基板の表
    面にポリイミド系保護被膜を形成せしめることを特徴と
    する被覆用組成物の使用法。
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