JPS59182848A - ペ−スト組成物 - Google Patents

ペ−スト組成物

Info

Publication number
JPS59182848A
JPS59182848A JP5852383A JP5852383A JPS59182848A JP S59182848 A JPS59182848 A JP S59182848A JP 5852383 A JP5852383 A JP 5852383A JP 5852383 A JP5852383 A JP 5852383A JP S59182848 A JPS59182848 A JP S59182848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyimide
solvent
solution
resin
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5852383A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Noda
謙 野田
Toshio Nakajima
中島 登志雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Electric Industrial Co Ltd filed Critical Nitto Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5852383A priority Critical patent/JPS59182848A/ja
Publication of JPS59182848A publication Critical patent/JPS59182848A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は微粉末樹脂粒子をフィラー成分とし、溶剤可
溶性のポリイミドがバインダー成分であるペースト組成
物に関する。
ポリイミド樹脂は、耐熱性、耐薬品性、電気特性、強じ
ん性にすぐれた樹脂として種々の川原に広く用いられて
いる。このすぐれた特性をもつポリイミド樹脂は、一般
にその前駆体であるポリアミド酸の溶液を被覆面に流延
塗布して皮膜形状として形づくられる。しかし、一定形
状のパターンに治って皮膜形成するためにスクリーン印
刷した場合、上記ポリアミド酸の溶液では、だれ、流れ
など非チクソトロピックな性質を有しているため、印刷
後に正確なパターンを形成できないという問題があった
また、被覆面に流延塗布して皮膜化する際に完全にイミ
ド化(閉環)するだめの加熱処理が必要とされるが、こ
の加熱処理が不充分であるとイミド化皮膜中にアミド酸
構造としてのカルボン酸が一部残存してくる。その結果
、被覆面が半導体素子の表面である場合には、上記カル
ボン酸が半導体素子の耐湿特性ないし耐食性を低下させ
る直接の原因となる。
このため、上記加熱処理は必然的に長くならざるをえず
、特に皮膜中にピンホールなどを発生させないように徐
々に昇温して段階的に加熱したシ、膜厚を約30μ以下
に調整しなければならないな△ どポリイミド皮膜の成形作業が非電に面倒となる。
そして、このような煩雑々加熱処理を施しても高度の耐
湿特性ないし耐腐食性が要求される半導体素子に対して
必ずしも満足できるイミド化皮膜を形成しうるものとは
いえなかった。
この発明の目的は、以上の観点から、ヌクリーン印刷可
能なチクソトロビック性を有して、かつ半導体素子面な
どの被覆すべき面に塗布したのち簡単な加熱処理によっ
てアミド酸構造としてのカルボン酸をほとんど含まない
ほぼ完全にイミド化されたポリイミド皮膜を形成しうる
新規かつ有用なペースト組成物を提供することにある。
すなわち、この発明は、溶剤可溶性のポリイミド溶液中
に最大粒子径が40μη7以下の微粉末樹脂粒子を分散
させてなるペースト組成物に係るものである。
このように、この発明においては、公知のポリイミドの
中(に溶剤可溶性のポリイミドが存することに着目し、
このポリイミドの有機ン容剤溶液をへ一スとすることに
よって、この種の組成物を被覆面に塗布したのちの加熱
処理を有機溶剤を揮散させる程度のおだやかな加熱条件
とすることができ、これによってアミド酸Itt造とし
てのカルボン酸を実質的に含まないポリイミド皮1模の
形成が可能となる一方、」1記ポリイミド溶液はポリア
ミド酸の場合と同様にそれ自体チッソ1−ロピツク性を
有しないが、これに前記特定の微粉末樹脂粒子を分散さ
せたときには良好なチクソトロピック性が付与サレ、被
覆面への塗布に当たってスクリ−:/ 印刷が可能とな
り、これによって一定形状のパターン化ポリイミド皮膜
を容易に得るに至ったものである。
この発明で使用する溶剤可溶性のポリイミドとしては、
3・3・4・4−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無
水物と下記構造式■〜■のいずれかのシアミンとを反応
させて得られるポリイミド′がある。
−C−0−、−〇−) 1 tた、2・3・i・4′−ビフェニルテトラカルボン酸
二無水物と4・4−ジアミノジフェニルエーテルとを反
応させて得られるボリイミ1−”や、メタフェニレンシ
アミンと下記の構造式■で表ワされるテトラカルボン酸
二無水物とを反応させて得られるポリイミドも溶剤可溶
性であり、この発明に有効に用いることができる。
もちろん、上記以外のポリイミドであってもこれが溶剤
可溶性のものであれば上記同様に使用できる。またこれ
らの各ポリイミドをジアミノシロキサンで変性したもの
々どであってもよい。
かかる溶剤可溶性のポリイミドの匁子量としては、次式
で表わされる固有粘度〔η〕(溶媒としてN−メチル−
2−ピロIJ l−ンを便用し、測定温度が30±0.
0ピC)が03〜28程度のものである。
〔η〕−召n (t/ to )/ C’t;ウベロー
デ粘度計で測定されるポリマー溶液の落下時間 toil二記同様に測定される溶媒の落下時間C;ポリ
イミド(ポリマー)濃度(0,5重量%とじた) この発明においてはかかるポリイミドの有1幾溶剤溶液
を調製し、これにフィラー成分として最大粒子径40 
/2772以下の微粉末樹脂粒子を配合分散してペース
ト組成物とする。
上記に用いる有機溶剤としては、クレゾール類、アセト
フェノン、メチレンクロライド′、クロロホルム、テト
ラハイドロフラン、エチレンクロライド、テトラクロル
エタン、ジオキサン、ビス(2−メトキシエチル)エー
テル、エチレンジクロライド、シクロヘキサノンなどが
好−ましく用いられる。従来のポリアミド酸溶液をベー
スとしたものでは、有機溶剤としてN−メチル−2−ピ
ロリドン、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミ
ドなどの吸湿性溶剤が用いられていた。かかる吸湿性の
ものでは空気中の湿気によりスクリーン印刷時吸湿し、
柔が白化するおそれがある。しかし、前記好適な有機溶
剤を使用しうろこの発明のペースト組成物にあってはこ
のような間頭はおこらず、長時間に亘9安定したヌクリ
ーン印刷作業が可能となる利点が得られる。もちろん、
上記吸湿性に関して特に配慮する必要のない用途にあっ
ては、上側の如き吸湿性溶剤の使用も可能である。
有機溶剤溶液のポリイミド濃度としては、一般に5〜5
0重量%、好適には10〜40重景%稈度である。この
溶液にフィラー成分として分散させる微粉末44′j脂
粒子jd、これが制能であることによって無機粉末の如
き樹脂量の区下をきたすことなく溶液に対してチクント
ロピツクな性能を与よるものであり、溶液の調製に用い
た前記有]幾溶剤に不溶なポリマー成分であれば広く使
用できる。
好適には三次元架橋された熱硬化性樹脂粉末であり、さ
らに好適には閉環したポリイミド扮粒体である。すなわ
ち、加熱処理後の皮膜組成において同種のポリイミド樹
脂皮膜であればもっとも良好な耐熱性、耐薬品性、耐湿
性、′市気特件が得られる。
」−記微粉末樹脂粒子の粒子径としては、最大粒子径が
401tyn以下であることが必要である。40μ77
2より大きい粗大樹脂粒子では、チクソトロピック性が
うすれると共に皮膜形成時にピンホールや気泡残9が生
じ、まだ表面外観が悪化するため、不適当である。平均
粒子径としては10μ7n以下であることが望ましい。
との理山は上記と同じである。樹脂粒子の使用量は、溶
剤可溶性のポリイミド100重量部に対して通常30〜
300重J八部、好まへくは1oo〜250重量部であ
る。この量が少ないと充分なチクソトロピック性を伺か
できず、逆に多くなりすぎると組成物がばさつぃてスク
リーン印刷時に延びがなくなシ、印縮1;f:適性とな
る。
ポリイミドの有機溶剤溶液に」1記のフィラー成分を分
散させる方法は、ミキサーによる分散がロールによる分
散がよい。特に三本ロールによる分散方法はもつとも効
果的であり、通電高速回転で5〜10回の通しがよい。
もちろん、上記以外の分散方法でも、フィラーが凝集ぜ
ず均一分散されているならば特に制限はない。
このようにして得られるこの発明のペースト組成物には
、必要に応じてシランカップリンク剤や有機アルミニウ
ム化合物を少量添加して被覆面に対する密着性を向上さ
せるようにしてもよく、また通常用いられている他の公
知の添加剤を同様に配合することができる。
この発明のべ一ヌト組成物は、高温にさらされる電気・
電子機器の印字用インク、積層板マーキンクインク、プ
リント印刷基板用絶縁イン・キなとマーキンク用インク
の耐熱分野での使用に用いらレルタケでなく、接着剤、
自動車分野でのプラスチック′ンルター、乾式変圧器、
超LSIのンフトエラー防止用シールドイン料など各種
用途。で使用される。この使用に当たり、各被覆面にス
クリーン印刷などの手段で塗布したのち有機溶剤が揮散
しうる程度の加熱条件、通常1.50〜300’Cで1
〜60分間の条件で加熱処理することにより、目的とす
るポリイミド皮膜を形成できる。
以下に、この発明の実施例を記載してより具体的に説1
す]する。
実施例1 3 ゛31.1−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無
水物と4・4−ジアミノジフェニルインクン(前記構造
式■のシアミン)とから得られた溶剤可溶慴ポリイミド
栃脂(チバガイギー社製の商品名ポリイミドXU−21
8)の35重量%エチレンクロライド溶γ夜を調製し、
その100gに最大粒子径20μ7ノ?、平均粒子径3
.37z 777のポリイミド扮体40qおよびγ−(
2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン
0.5 gヲ7JI]え、三本ロールを用いて高速回転
で5回通して分散させた。
このようにして得られたベース1−組成物はチクソトロ
ビツク性であり、BH型粘度計(ロータノん7.30℃
)で10 rpmで測定した粘度は6.000ボイズ、
2 rpmで測定した粘度は1,460ポイズであった
。この組成物を基材上に30μm厚となるようにスクリ
ーン印刷してマーキンクした。このときだれや流れなど
は認められなかった。ついで、150°Cで60分間加
熱してパターンを形成した。得られたパターン化ポリイ
ミド皮膜はアミド酸構造としてのカルボン酸を有しない
ため耐湿特性ないし耐食性にすぐれるものであった。
一方、3・344−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二
無水物と4・4−ジアミノジフェニルエーテルよりイ暑
られたポリアミド酸浴7夜を基Aし上に1μ7ノ2厚に
塗布し、150°Cで60分間加熱した。しかし、得ら
れた皮膜のF T −I Itスペクトルから、イミド
化率が完全でなくかなりアミド酸が残っていることが判
明した。
実施例2 メタフエニンンシアミンと前記1146 式■で表ワさ
れるテトラカルボン酸二無水物とから得られた溶剤可l
容性のポリエーテルイミF(ゼネラルエンク1−リンク
社製の商品名ウルテム)の302重量%クレゾールcm
、p混合クレゾール)溶液を調製し、その100gに最
大粒子径5μm、平均粒子径24μ772の架橋ベンゾ
グアナミン樹脂粉体502gを加え、三本ロールを用い
て高速回転で10回通して分散させた。
ア なお、上記の架橋ペンゾグナミン樹脂扮体とは、/\ ベンゾグアナミンとホルムアルデヒドトラ縮合すせて得
られる下記の構成単位からなる縮合物でちり、ここで(
d日本触媒化学社製の商品名Fl’−100を用いた。
このようにして得られたペースト組成物はチッソ1−ロ
ピツク性であり、B I−I型粘度計(ロールA7.3
0°C)でt o rpmでの粘度は3,600ボイズ
、2 rpmで測定した粘度は2,200ポイヌであっ
た。この組成物を実施例1と全く同様の操作、条件にて
基材上にスクリーン印刷し加熱処理したところ、だれや
流れの問題をきたすことなくアミド酸構造としてのカル
ボン酸を有しない耐湿特性ないし耐食性にすぐれるポリ
イミド皮膜が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶剤可溶性のポリイミド溶液中に最大粒子径が4
     Q 1lyn以下の微粉末樹脂粒子を分散させてなる
    ペースト組成物。
JP5852383A 1983-04-02 1983-04-02 ペ−スト組成物 Pending JPS59182848A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5852383A JPS59182848A (ja) 1983-04-02 1983-04-02 ペ−スト組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5852383A JPS59182848A (ja) 1983-04-02 1983-04-02 ペ−スト組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59182848A true JPS59182848A (ja) 1984-10-17

Family

ID=13086785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5852383A Pending JPS59182848A (ja) 1983-04-02 1983-04-02 ペ−スト組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59182848A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01245064A (ja) * 1988-03-28 1989-09-29 Nippon Steel Chem Co Ltd 被覆用組成物及びその使用法
JPH02289646A (ja) * 1988-12-29 1990-11-29 Hitachi Chem Co Ltd 耐熱樹脂ペーストおよびこれを用いたic
US5037862A (en) * 1987-06-11 1991-08-06 Hitachi Chemical Company, Ltd. Polyamide-imide resin pastes

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5037862A (en) * 1987-06-11 1991-08-06 Hitachi Chemical Company, Ltd. Polyamide-imide resin pastes
JPH01245064A (ja) * 1988-03-28 1989-09-29 Nippon Steel Chem Co Ltd 被覆用組成物及びその使用法
JPH02289646A (ja) * 1988-12-29 1990-11-29 Hitachi Chem Co Ltd 耐熱樹脂ペーストおよびこれを用いたic

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1553134B1 (en) Polyimide compositions having resistance to water sorption, and methods relating thereto
JP3422434B2 (ja) シリケート基含有ポリイミド
JPH10182820A (ja) ポリイミド前駆体組成物及びポリイミド膜
EP0459809A1 (en) Polyimidosiloxane resin and composition thereof and method of applying same
JPH06212075A (ja) 顔料入りポリイミド成型物品の製造方法
JP3243963B2 (ja) ポリイミドシロキサン組成物
JP2014214213A (ja) 絶縁接着剤組成物ならびにそれを用いたペースト、未硬化絶縁接着剤シートおよび絶縁シート
JP3744634B2 (ja) ポリイミド樹脂フィルム
JP2624724B2 (ja) ポリイミドシロキサン組成物
JPS59182848A (ja) ペ−スト組成物
JP2597215B2 (ja) ポリイミドシロキサン組成物および固化膜
JPS59108068A (ja) ペ−スト組成物
JP2001351436A (ja) 導電性ペースト組成物及びこれを用いた電子部品
JPH01121364A (ja) 印刷用ポリイミド組成物
JP2631878B2 (ja) ポリイミドシロキサン組成物および膜
JPS59179650A (ja) 耐熱導電性ペ−スト組成物
JPS59182849A (ja) ペ−スト組成物
JPS62106960A (ja) 耐熱性樹脂組成物
JP2021070726A (ja) 樹脂組成物、樹脂フィルム及び金属張積層板
JP3012198B2 (ja) 電気又は電子部品用ポリイミドシロキサン膜の製造方法
JP2973330B2 (ja) 導電性樹脂組成物
JP2001323174A (ja) 樹脂組成物及びこれを用いた半導体装置
JPS59182850A (ja) ペ−スト組成物
JPS58168624A (ja) ペ−スト組成物
JP4731648B2 (ja) 絶縁塗料及びその製造方法