JPH01240175A - 高ファイバー飲料 - Google Patents

高ファイバー飲料

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Publication number
JPH01240175A
JPH01240175A JP63064745A JP6474588A JPH01240175A JP H01240175 A JPH01240175 A JP H01240175A JP 63064745 A JP63064745 A JP 63064745A JP 6474588 A JP6474588 A JP 6474588A JP H01240175 A JPH01240175 A JP H01240175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
drink
gelling agent
fiber
fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63064745A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kubodera
久保寺 正夫
Shigeki Harada
成喜 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UNIE KOROIDO KK
Original Assignee
UNIE KOROIDO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by UNIE KOROIDO KK filed Critical UNIE KOROIDO KK
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Pending legal-status Critical Current

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  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の欄で記載する方法で測定してスランプが0.5〜3.
5cmであることを特徴とする高ファイバー飲料°。
3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は非水溶性の食物ファイバーを大量に含有しなが
ら、その存在を食感として感じさせない高ファイバー飲
料に関する。
〔従来の技術〕
一般に、海藻類、きのこ類、こんにゃく、おから、玄米
などの食品や、小麦ふすま、米ぬか、りんごファイバー
、ポリデキストロースなどは人体にとって不消化成分で
ある食物ファイバーを多量に含有し、消化器官の働きを
活発にし、便容積を増加させ、腸内容物の通過時間を短
縮させ、腸内圧及び腹圧を減少させるなどの効果が知ら
れている。中でも非水溶性のファイバーは各種成人病や
便秘などの予防に顕著な効果があり大量に摂取すること
が好ましい。
しかしながら、文明が高度化するにしたがい、摂取食品
から食物ファイバーの量が減少していく傾向がある。こ
の理由は食品を美味しくすることが食品から食物ファイ
バーを除くことに直結しているためである。このことは
玄米より精白米が、ふすま入りのパンより精製小麦製の
パンがやはり美味しいことからも実感できる。
従来、微粉砕して舌ざわりを改良したコーンファイバー
、イエローピーファイバー、アップルファイバー、トー
フファイバーなどが市販され、またこれらを混入したク
ツキー、ビスケット、クラッカーなどが健康食品、ダイ
エツト食品として販売されている。
また、摂取しやすいように、飲料の中に非水溶性食物フ
ァイバーを混入した商品も開発されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、食物の歴史が示すように、いかに微粉砕
しても、非水溶性食物ファイバーは噛んだときの感触が
悪くなるため不味いという感じを与え美味しさを競う商
品に大量に混入することはできない。そこで、噛むとい
う過程のない飲料に混入することも考えられたが、この
場合には非水溶性の食物ファイバーは飲料本体と分離し
て沈澱し、混合して飲んでも飲み込んだ後にファイバー
のみが口腔粘膜に付着して残り、その存在を感じさせる
ため、この方法によっても食物ファイバー1 g/ 1
00cc程度の配合量が限界であり、大量に配合するこ
とはできない。
したがって、これらの食品の摂取は余程の決意をもって
続けないと、より美味しい低ファイバー食品の誘惑に敗
けて充分に摂取されがたい。
そこで、非水溶性ファイバーを不味いと感じることなく
大量に摂取することができる食品が求められていた。
〔課題解決の手段〕
本発明は上記課題を解決するものであって、その構成は
、ゲル化剤と増粘剤とを含有する水性の均一な分散媒に
、非水溶性食物ファイバーを均一に分散させた飲料であ
って、その物性が、下記方法で測定したスランプが0.
5〜3.5cmであることを特徴とする。
食物ファイバーとしては、水溶性食物ファイバー、非水
溶性食物ファイバーに大別され、これらの生体に及ぼす
影響は一様ではない。本発明における非水溶性食物ファ
イバーは、いわゆるグルメ化した人の好む食品に添加し
がたく近代生活において不足しがちである。
本発明におけるゲル化剤とは、消化されない多糖類であ
って、水を加えて加熱すると溶解し、放冷するとゲル化
するものであって、例えばカラギナン、アルギン酸、ア
ルギン酸の誘導体、寒天、ペクチンなどが挙げられる。
ゲル化剤により得られたゲルは硬いため、食品としては
そしゃくの必要があり、ゲル化剤の濃度を下げて柔らか
くしても保水力に限界があり、余分の水分を遊離水とし
て分離する。
増粘剤も消化されない多糖類であり、水に溶解して粘稠
な溶液基材を形成するが冷却してもゲル化しない多[8
である。例えば、ローカストビーンガム、グアーガム、
タマリンド種子多糖類、グルコマンナン、キチン質、プ
ルラン、サイクロデキストリン、キサンタンガムなどが
挙げられる。
上記ゲル化剤のみを使用して食物ファイバー入り飲料を
製造しても保水力がなく遊離水が発生し、食物ファイバ
ーはゲル部分に残り、この部分をそしゃくする必要があ
るためいやな食感が残り、飲料基材とすることはできな
い。また増粘剤のみを使用すると、大量の食物ファイバ
ーを包み込む性質に欠け、やはり飲料基材として好まし
くない。
最も好ましい物性はゲル化剤と増粘剤とを配合した均一
な分散媒である。この場合はゲル化剤の含有量を下げて
いっても遊離水を分離せず、また、増粘剤のみの場合よ
りコクのある物性が得られ、大量の食物ファイバーを違
和感なく含有させることができる。このような物性は容
器に入れて逆にして水平な板に載せて容器を静かに抜き
去ったとき、その形状を維持することができず、水平に
広がっていく物性である。このような物性はプリンなど
においても多少は認められるが、この程度では硬すぎて
飲料には好ましくなく、極度に柔らかいプリン状であっ
て、水のように流れ出さない程度の物性が好ましい。
本発明者らは、このようなゾルとゲルとの中間の物性に
おいては食物ファイバーは飲料基材の中に均一に包みこ
まれて飲料として噛まずに飲み込む硬ざであり、その際
ファイバーの存在を感じさせないことを見出して本発明
を完成したものである。
本発明者は好ましい物性の尺度としてゼリー強度の測定
を試みたが、非常に低い数値であって本発明の物性を特
定するには適当でないことが判明した。そこで深さ5.
0cm、内径4.8cmの円筒状の容器に充填した飲料
を10℃に冷却後、ガラス板上に逆にしてあけ、ゲル状
物の山の高さl1cmを測定することにより、本発明に
おいて重要な物性をスランプとして表現する方法を採用
した。すなわち、スランプS(cm)=5−1として求
められる。
好ましいスランプは0.5〜3.5、好ましくは0.8
〜3.0、より好ましくは1.0〜2.0である。スラ
ンプ0.5〜3.5cmの範囲において大量の食物ファ
イバーを含有する飲料が違和感なく美味しく摂取される
〔作用〕
本発明は、いわゆるゾルといわゆるゲルのどちらにも属
せず、その中間といえる物性を有する媒体に食物ファイ
バーを混入するため、大量の非水溶性の食物ファイバー
がゲル化剤に包み込まれ、これが均一に飲料基材中に分
散された状態になる。
このような物性であれば飲料としてストロ−で吸うこと
も可能な流動性を有し、そしゃくという過程を経ずに飲
み込むことができる。しかも食物ファイバーは常に分散
媒と一体となっているため、従来の飲料のように口腔内
にファイバーが残り違和感を感じさせることなく、大量
の非水溶性食物ファイバーを美味しく摂取することが容
易になった。
〔実施例〕
凝固剤(カラギナンとスーカストビーンガムの混合物)
                  6g砂糖   
             180gクエン酸ナトリウ
ム           3gりんごファイバー粉末 
       25g上記処方を空混合したものに水5
86m1を加え、115に濃縮したオレンジ果汁200
gを加えて全量をIKgとし、充分に撹拌しつつ加熱し
て液温か85℃に達したとき200cc容量のプラスチ
ック容器に分注しそれぞれを密封した。次に85°C1
30分間加熱処理して殺菌後チルド保存して製品とした
本実施例による製品の10℃における上記方法で測定し
たスランプは1.50−であった。
なお、本実施例においては甘味料として砂糖を使用した
が、ダイエツト食品として使用するには砂糖の一部また
は全部に代えてアスパルテーム、ステビオサイドなどの
甘味料を使用することができる。また、フラクトオリゴ
糖を使用すれば、整腸作用を相乗的に高めることができ
る。
〔発明の効果〕 本発明により、大量の非水溶性食物ファイバーを含有し
ながら、その存在を全く惑しさせず、違和感なく大量の
非水溶性食物ファイバーを摂取できる飲料を提供するこ
とができる。
特許出願人 ユニコロイド株式会社 代理人 弁理士  鈴 木 定 子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ゲル化剤と増粘剤とを含有する水性の均一な分散媒に、
    非水溶性食物ファイバーを均一に分散させた飲料であっ
    て、その物性が発明の詳細な説明の欄で記載する方法で
    測定してスランプが0.5〜3.5cmであることを特
    徴とする高ファイバー飲料。
JP63064745A 1988-03-19 1988-03-19 高ファイバー飲料 Pending JPH01240175A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63064745A JPH01240175A (ja) 1988-03-19 1988-03-19 高ファイバー飲料

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JP63064745A JPH01240175A (ja) 1988-03-19 1988-03-19 高ファイバー飲料

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JPH01240175A true JPH01240175A (ja) 1989-09-25

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JP63064745A Pending JPH01240175A (ja) 1988-03-19 1988-03-19 高ファイバー飲料

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JP (1) JPH01240175A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03160972A (ja) * 1989-11-17 1991-07-10 Shiga Pref Gov Seiyaku Kk 健康志向型食品
EP0493265A1 (en) 1990-12-28 1992-07-01 Sumitomo Metal Industries, Ltd. Algin-containing food and beverage
JP2005295977A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Iwasaki Shoten:Kk こんにゃくマンナンを含むドリンク。

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