JPH0123963B2 - - Google Patents

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JPH0123963B2
JPH0123963B2 JP55121208A JP12120880A JPH0123963B2 JP H0123963 B2 JPH0123963 B2 JP H0123963B2 JP 55121208 A JP55121208 A JP 55121208A JP 12120880 A JP12120880 A JP 12120880A JP H0123963 B2 JPH0123963 B2 JP H0123963B2
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JP
Japan
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circuit
input
level
gain
signal
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JP55121208A
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Kenzo Akagiri
Masayuki Katakura
Motomi Ookochi
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Priority to GB8126309A priority patent/GB2083985B/en
Priority to FR8116588A priority patent/FR2489573B1/fr
Priority to US06/298,099 priority patent/US4427950A/en
Priority to IT23755/81A priority patent/IT1138559B/it
Priority to CA000385054A priority patent/CA1178210A/en
Priority to DE3134669A priority patent/DE3134669C2/de
Priority to BE2/59328A priority patent/BE890183A/fr
Priority to AT0381181A priority patent/AT374938B/de
Priority to NL8104090A priority patent/NL191723C/xx
Priority to CH5677/81A priority patent/CH653795A5/de
Priority to KR1019810003279A priority patent/KR880000597B1/ko
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Publication of JPH0123963B2 publication Critical patent/JPH0123963B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G7/00Volume compression or expansion in amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G9/00Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control
    • H03G9/02Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control in untuned amplifiers
    • H03G9/025Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control in untuned amplifiers frequency-dependent volume compression or expansion, e.g. multiple-band systems

Landscapes

  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えばオーデイオテープレコーダの
録音、再生時のノイズを除去するためのノイズリ
ダクシヨン回路に関し、特にエンコーダとして用
いて好適なものである。
第1図はこのようなノイズリダクシヨン回路の
従来例として、ノイズリダクシヨンシステムのエ
ンコード側に用いられる回路構成を示している。
この第1図において、入力端子1に供給されたオ
ーデイオ信号等の入力信号は、ノイズリダクシヨ
ン回路であるエンコーダ回路10でエンコードさ
れて出力端子2に送られ、このエンコード入力信
号は、例えばテープレコーダに送られる。エンコ
ーダ回路10は、入力端子1に接続されたプリエ
ンフアシス(高域増強)用のハイパスフイルタ3
と、このハイパスフイルタ3を出力端子2との間
に挿入接続された可変利得増幅器4と、この可変
利得増幅器4の出力を検出した信号を制御信号と
して可変利得増幅器4の制御端子に送る制御回路
5とから構成されている。また、可変利得増幅器
4は、例えばオペアンプ6と、入力抵抗7と、負
帰還抵抗8と、この負荷還抵抗8に並列接続され
た可変抵抗素子9とから成る。この可変抵抗素子
9は、制御回路5からの制御信号に応じて抵抗値
が変化し、負帰還量が変化して増幅器4の利得が
変化する。
このエンコーダ回路10において、オーデイオ
信号等の入力信号は、ハイパスフイルタ3におい
て高域が強調されて、可変利得増幅器4に送られ
る。可変利得増幅器4は、制御回路5からの制御
信号に応じて可変抵抗素子9の抵抗値が制御され
ることにより、利得が制御されるものであり、入
力レベルが大きいときほど負帰還回路中の可変抵
抗素子9の抵抗値が小さくなつて、利得が低下す
る。したがつて、入力に対して出力はレベル圧縮
される。この可変利得増幅器4の負帰還抵抗8
は、入力レベルが極めて小さくなつて可変抵抗素
子9の抵抗値が極めて大きくなつた場合に、負帰
還回路の抵抗値の上限を抑える作用をなし、可変
利得増幅器4の最大利得を制御する。
ところが、このエンコーダ回路10において
は、可変利得増幅器4の入力はプリエンフアシス
用のハイパスフイルタ3の出力であるため、可変
利得増幅器4の入力レベルは周波数特性を有し、
低域ほどレベルが低下することにより、エンコー
ダ回路10の入出力特性は、第2図に示すよう
に、小レベル入力時の特性曲線が周波数によつて
異なつてくる。すなわち、可変利得増幅器4自体
は、いかなる周波数においても一定の入力レベ以
下で利得が制限されて不変となり、周波数特性を
もたないわけであるが、プリエンフアシス用のハ
イパスフイルタ3は周波数により利得(あるいは
減衰率、伝達率)が異なるため、可変利得増幅器
4の利得が不変となるときの入力端子1の入力レ
ベルが周波数により異なるからである。これは、
プリエンフアシス用のハイパスフイルタ3を出力
端子2側に接続した場合も、ほぼ同様な周波数特
性をもつた入出力となる。また、デコーダ側でレ
ベル伸張およびデイエンフアシスを行う場合に
は、第2図の入力と出力とが逆となるような特性
となる。
この第2図のような周波数特性をもつた入出力
特性のノイズリダクシヨン回路を用いるときに、
エンコーダ回路出力レベルとデコーダ回路入力レ
ベルとわずかにずれた場合、たとえばテープレコ
ーダにおいて、テープ感度のばらつきに等より録
音入力レベルと再生出力レベル間でずれが生じた
場合には、デコーダ出力に周波数によるレベル変
動が生じる。たとえば、第2図の点aの入力レベ
ルをエンコードするとき、10KHzの信号はたと
えばコンプレツシヨンレシオが2の入出力特性に
対応して点bの出力レベルとなるのに対し、
100Hzの信号は可変利得増幅器4の利得が不変と
なつているコンプレツシヨンレシオが1の入出力
特性に対応して点cの出力レベルとなる。このと
き、エンコーダ回路10の出力端子2に接続され
たテープレコーダ等の信号伝送系内において、た
とえばΔlのレベルダウンが生じた場合に、点b,
cは、それぞれ点b′,c′のレベルとなつてデコー
ダ回路(図示せず)に送られる。このデコーダ回
路は、上記エンコーダ回路10と逆の入出力特性
を有しており、第2図の入力レベルと出力レベル
とを互いに入れ換えた特性となるから、第2図の
点b′のレベルはデコードされることにより点dの
レベルに、また点c′は点eのレベルによつてそれ
ぞれ出力される。ここで、たとえばコンプレツシ
ヨンレシオが2のとき、点ad間のレベル差は点
ae間のレベル差の2倍(ただしdB単位で)とな
る。また、エンコード入力信号のレベルが点a近
傍で変化したとき、デコードされた出力信号のレ
ベル変化が10KHzと100Hzとで倍異なることに
より、良好な再生が行えなくなる。このため、現
実に使用可能なエンコード入力レベルの範囲とし
ては、第2図の低域周波数(たとえば100Hz)の
信号の利得が不変となるレベルl以上となり、ダ
イナミツクレンジが狭くなつてしまう。
本発明は、このような従来の欠点を除去すべく
なされたものであり、小レベル入力時でも全周波
数領域にわたつて良好なエンコードが行え、エン
コーダ回路を高利得増幅器の帰還回路中に挿入接
続することで良好なデコードをも可能にし、ダイ
ナミツクレンジを広くし得ると共に、比較的大入
力時に大きなエンフアシスがかけられ、他の状態
ではエンフアシス量がやや抑えられるような可変
エンフアシス特性を得て、ノイズモジユレーシヨ
ンの低減を図ることを可能とするノイズリダクシ
ヨン回路の提供を目的とする。
すなわち、本発明に係るノイズリダクシヨン回
路の特徴は、エンフアシス用の第1のフイルタ
と、制御信号に応じて利得が変化し入力信号レベ
ルが小さいとき利得が増大する可変利得回路と、
この可変利得回路の入力または出力を検出して制
御信号とする制御回路と、上記可変利得回路に直
列接続されたエンフアシス用の第2のフイルタ
と、これらの可変利得回路4と第2のフイルタと
の直列接続回路の出力端子からの信号を入力端子
に送つて入力信号から減算し、この直列接続回路
への入力信号が小レベルのときの利得を不変とす
るための利得変化がなく周波数特性が略々平坦な
特性を有するフラツトパス回路とを備え、入力信
号が小レベルのときには上記第1のフイルタによ
り全体の周波数特性を支配し、入力信号にレベル
増加に伴い上記第1のフイルタの特性に上記第2
のフイルタの特性を付加した周波数特性を得るよ
うに構成したことである。
以下、本発明に係る好ましい実施例について、
図面を参照しながら説明する。
第3図は本発明の第1の実施例となるノイズリ
ダクシヨン回路を示すブロツク回路図であり、た
とえばオーデイオテープレコーダのノイズリダク
シヨンシステムのうち録音入力側に設けられるエ
ンコーダ回路に本発明を適用した一例である。こ
の第3図のエンコーダ回路20は、入力端子11
に供給されたオーデイオ信号について、高域増強
(プリエンフアシス)やレベル圧縮等の信号処理
を行い、出力端子12を介してオーデイオテープ
レコーダ(図示せず)の録音入力端子に送る。上
記プリエンフアシス用としては、第1のハイパス
フイルタ13と第2のハイパスフイルタ14を、
また、上記レベル圧縮用としては、可変利得回
路、たとえばVCA(電圧制御形増幅器)15をそ
れぞれ用いている。VCA15と第2のハイパス
フイルタ14とは直列接続され、この直列接続回
路に対して並列に、利得変化が無く(ゲインコン
トロールを受けず)周波数特性が平坦なたとえば
抵抗のみから成るフラツトパス回路16が接続さ
れている。このフラツトパス回路16は、VCA
15と第2のハイパスフイルタ14の直列接続回
路の出力を入力側の加算器17に減算信号として
送る負帰還路を形成するものであり、VCA15
の利得(ゲイン)が大きくなつたときに負帰還量
を多くして、これらVCA15、第2のハイパス
フイルタ14、およびフラツトパス回路16から
成る負帰還増幅回路のゲインの増大を制限する。
すなわち、VCA15のゲインが大きくなるとき
に、上記負帰還増幅回路全体のゲインを上限値近
傍で不変とする。次に、可変利得回路である
VCA15の利得制御信号は、検波器や平滑回路
等を有する制御回路18から得られる。この制御
回路18は、VCA15の入力あるいは出力を検
出して制御信号とするものであり、たとえば
VCA15の出力側の第2のハイパスフイルタ1
4からの出力を取り出し、ウエイテイング用のハ
イパスフイルタ19を介して制御回路18への入
力としている。
この第1の実施例においては、入力端子11と
出力端子12との間に、第1のハイパスフイルタ
13、加算器17、可変利得回路であるVCA1
5、および第2のハイパスフイルタ14の順に直
列接続してメインパスを構成しているが、この接
続順序は不動ではない。すなわち、VCA15と
第2のハイパスフイルタ14とは互いに入れ換え
ることができ、出力端子12の直前にVCA15
を配置してもよい。また、VCA15、第2のハ
イパスフイルタ14、およびフラツトパス回路1
6より成る負帰還増幅回路と、第1のハイパスフ
イルタ13とを互いに入れ換えてもよく、第1の
ハイパスフイルタ13を出力端子12の直前に配
置することができる。
さらに、制御回路18に供給する信号として
は、VCA15の出力側のメインパスの任意の点
の信号を取り出して用いたり、VCA15の入力
側のメインパスの任意の点の信号を取り出して用
いたり、あるいはこれらの出力側と入力側からの
信号の和、差信号を用いることができる。ただ
し、この第1の実施例はエンコーダ回路として用
いられるものであり、VCA15はレベル圧縮動
作を行うものであるから、入力信号のレベルが低
下するほどVCA15のゲインを大きくし、ある
いは入力信号のレベルが上昇するほどVCA15
のゲインを小さくするような制御回路18と
VCA15との関係を満足させる構成とすること
が必要である。なお、VCA15の他にも種々の
可変利得回路を使用できることは勿論である。
次に、第1のハイパスフイルタ13は、たとえ
ば第4図Aに示すような周波数特性を有してい
る。すなわち、低域側のレスポンス(またはゲイ
ン)が高域側よりもほぼ10dB低下しており、
1KHzからほぼ6dB/oct.のカーブで3.18KHzま
で上昇している。また、第2のハイパスフイルタ
14は、たとえば第4図Bに示すような周波数特
性を有し、1.58KHzから5KHz間でほぼ6dB/
oct.のカーブのレスポンス変化があり、レスポン
ス変化の最大幅はほぼ10dBとなつている。
以上のような構成を有するノイズリダクシヨン
用のエンコーダ回路20において、入力信号のレ
ベルが小さいときにはVCA15のゲインが大き
くなつている。このVCA15は、フラツトパス
回路16を負帰還路とする負帰還増幅回路を構成
しているから、VCA15のゲインが大きいとき
には、この負帰還増幅回路全体のゲインはフラツ
トパス回路16の逆特性にほぼ等しい値の近傍で
不変となる。ここで、フラツトパス回路16は単
なる抵抗であるから、抵抗値Rの逆特性は1/R
で、フラツトな周波数特性となる。したがつて、
第2のハイパスフイルタ14の周波数特性が上記
負帰還増幅回路の外部に表れなくなり、エンコー
ダ回路20の全体の周波数特性は、第1のハイパ
スフイルタ13によりほぼ支配され、たとえば第
4図Aのような周波数特性が得られる。この第1
のハイパスフイルタ13の周波数特性は、レスポ
ンスの傾斜が6dB/oct.程度のいわゆる1次のフ
イルタ特性であり、また高域周波数と低域周波数
のレスポンスの差は10dB程度であるから、プリ
エンフアシス効果は小さくなつている。したがつ
て、入力信号の小レベル領域において、各周波
数、たとえば10KHz、1KHz、100Hz毎の入出力
特性曲線は、たとえば第5図に示すようにそれぞ
れ接近して表され、上記負帰還増幅回路の利得が
不変となるレベルLまでの入力レベルの範囲を従
来の第2図のレベルlよりも広くとることができ
る。
次に、入力信号のレベルが大きくなると、
VCA15のゲインが低下するから、このVCA1
5を含む上記負帰還増幅回路に第2のハイパスフ
イルタ14の周波数特性が表れてくる。したがつ
て、エンコーダ回路20の全体の特性は、第1の
ハイパスフイルタ13に第2のハイパスフイルタ
14を付加した、たとえば第4図Cに示すような
周波数特性に近づいてくる。この第4図Cの特性
は、第4図A,Bの特性を合成したものであり、
レスポンスの最大傾斜は、約12dB/oct.のいわ
ゆる2次のフイルタ特性を示し、低中域周波数と
高域周波数とのレスポンスの差は最大20dB程度
まで大きくできる。したがつて、大きなプリエン
フアシスがかけられ、低中域と高域の分離に優れ
ているため、中低域信号によりノイズモジユレー
シヨン現象を更に減少させることができる。
次に、第6図は上記第1の実施例としてのノイ
ズリダクシヨン回路(エンコーダ回路)に対して
対称的な構成を有し、オーデイオテープレコーダ
の再生出力側に設けられるデコーダ回路の一例を
示している。
この第6図のデコーダ回路30は、オーデイオ
テープレコーダ(図示せず)の再生出力端子から
入力端子21に供給された再生オーデイオ信号に
ついて、高域増強(デイエンフアシス)やレベル
伸張等の信号処理を行つて、出力端子22に送
る。上記デイエンフアシス用としては、第1、第
2のローパスフイルタ23,24を用い、上記レ
ベル伸張用としては、可変利得回路、たとえば
VCA(電圧制御形増幅器)25を用いている。ま
た、第2のローパスフイルタ24とVCA25と
を直列接続した回路に対して並列に、フラツトパ
ス回路26を接続している。このフラツトパス回
路26は、利得変化が無く周波数特性が平坦であ
り、たとえば抵抗のみを用いて成り、VCA25
に対してフイードフオワードを行つている。
VCA25からの出力と、フラツトパス回路26
からの出力とは、加算器27で加算され、第1の
ローパスフイルタ23に送られている。さらに、
VCA25への制御信号としては、たとえば入力
端子21からの信号をウエイテイング用のハイパ
スフイルタ29を介して制御回路28に送り検
波、平滑等を行つた信号を用いている。
このデコーダ回路においても、上記第1の実施
例のエンコーダ回路の場合と同様に、第2のロー
パスフイルタ24とVCA25とを交換可能であ
り、これらの直列接続回路と第1のローパスフイ
ルタ23とも交換可能である。またVCA25へ
の制御信号は、VCA25の入力側のみならず、
出力側、あるいは入力側からの信号と出力側から
の信号との和や差等を用いて得ることもできる。
ただし、VCA25はレベル伸張動作を行うもの
であるから、入力信号のレベルが小さいときには
ゲインを小さく、あるいは入力信号のレベルが大
きいときにはゲインを大きくするような条件を満
足することが必要である。また第1、第2のロー
パスフイルタ24,25は、たとえば第1の実施
例の第1、第2のハイパスフイルタ14,15の
周波数特性(第4図A,B参照。)に対してそれ
ぞれ逆特性となるような周波数特性とすればよ
く、低域側レスポンスが高域側よりも約10dB上
昇しており、いずれもがそれぞれ2つのターンオ
ーバ周波数を有するような1次のローパスフイル
タ特性とすればよい。
このように構成されたノイズリダクシヨン用の
デコーダ回路30において、入力信号のレベルが
小さいときには、VCA25のゲインが小さく、
フラツトパス回路26の特性が有力に表れる。し
たがつて、デコーダ回路30の全体の周波数特性
は、第1のローパスフイルタ23によりほぼ決定
され、レスポンスの傾斜が最大6dB/oct.程度の
1次のローパスフイルタ特性であり、低域側と高
域側のレスポンスの差も10dB程度である。この
ため、小信号入力時の高域周波数と低域周波数の
入出力特性の差が少なくなり、従来においてテー
プ感度誤差により発生する周波数特性上のエラー
を低減できる。
これに対して、入力信号のレベルが増大してく
ると、VCA25のゲインが大きくなつて、第2
のローパスフイルタ24の周波数特性が表れてく
るため、デコーダ回路30の周波数特性は、第1
のローパスフイルタ23に第2のローパスフイル
タ24を付加した特性に近づいてくる。したがつ
て、レスポンスの最大傾斜が約12dB/oct.とな
り、低域と高域とのレスポンスの差が最大20dB
程度となつて、大きなデイエンフアシスがかけら
れ、中低域と高域の分離度が高くなつてノイズモ
ジユレーシヨンが減少する。
次に、第7図は本発明の第2実施例としてのノ
イズリダクシヨン回路を示し、上記第1の実施例
において入力信号レベルが更に大きくなつたとき
に、高域信号による中低域のノイズモジユレーシ
ヨンを減少させるために、利得変化の無い(ゲイ
ンコントロールを受けない)伝送路33を追加し
たエンコーダ回路40を示している。この伝送路
33は、上記第1の実施例のエンコーダ回路20
に対して並列に設けられており、周波数特性とし
てローパス特性あるいはフラツトパス特性を有す
るものが好ましい。そして、入力端子31からの
オーデイオ信号を、伝送路33を介して加算器3
4に送り、この加算器34において前述したエン
コーダ回路20からの出力と加算して出力端子3
2に送つている。他の構成は第3図と同様である
ため、同じ部分に同一の参照番号を付して説明を
省略する。
このような第2の実施例の場合には、上記第1
の実施例の動作を行うのみならず、入力信号のレ
ベルがさらに大きくなつたときには、伝送路33
が有力となり、プリエンフアシス量が減少し、あ
るいはやや高域が低下気味となる。このような大
入力時のプリエンフアシス量の減少により、高域
信号による中低域のノイズモジユレーシヨンを軽
減することができる。また、VCA15を含むメ
インパス中のたとえばVCA15の出力側にリミ
ツタ回路を挿入接続することにより、入力信号レ
ベルが急激に増大した場合のオーバーシユート等
を防止することができる。このときの大入力信号
は、伝送路33を介して出力端子32に送られる
から、信号の歪は生じない。
次に、第8図は、上記第2の実施例と対称的な
回路構成のデコーダ回路50を示すものである。
この第8図のデコーダ回路50は、前述した第6
図に示すデコーダ回路30に対して並列に、ゲイ
ンコントロールを受けない伝送路43を接続して
成り、入力信号レベルが更に大きくなつたときの
デイエンフアシス量を減少させている。すなわ
ち、デコーダ回路50の入力端子41からの入力
信号を、加算器44を介して前述のデコーダ回路
30に送り、このデコーダ回路30からの入力信
号を、出力端子42に送るとともに、上記伝送路
43を介して減算信号として加算器44に送つて
いる。ここで、伝送路43は、ローパス形の周波
数特性あるいは抵抗のようなフラツトパス特性を
有するものが好ましい。この第8図中の一部とな
るデコーダ回路30の構成は、前述した第6図と
同様であるため、同じ部分に同一の参照番号を付
けて説明を省略する。
この第8図のデコーダ回路50の場合には、前
述した第6図のデコーダ回路30と同様な動作を
行うのみならず、入力信号のレベルが更に増大し
たときには、伝送路43の影響が表れてくる。こ
の伝送路43は負帰還路であるから、デコーダ回
路50には、伝送路43の逆の特性であるハイパ
ス形あるいはフラツトパス形の周波数特性による
影響が表れ、デイエンフアシス量が減少する。し
たがつて、大入力時の高域信号による中低域のノ
イズモジユレーシヨンを軽減することができる。
また、VCA25を含むメインパス中に、アンチ
リミツタ回路を挿入接続することができる。
次に、上記第8図のデコーダ回路を用いて構成
した実用的なコンパンダタイプのノイズリダクシ
ヨン回路の具体例を第9図に示す。
この第9図のノイズリダクシヨン回路100
は、スイツチの切換操作によりエンコード動作と
デコード動作とが任意に選択でき、たとえば一般
のオーデイオカセツトデツキ内蔵形の、あるいは
独立のノイズリダクシヨン装置として好適なもの
である。ここで現実のノイズリダクシヨンを行う
回路部としては、上記第8図に示すデコーダ回路
50とほぼ等しいデコーダ回路150を用いてお
り、エンコード動作時には、オペアンプ等の高利
得増幅器103の負帰還回路中に上記デコーダ回
路150を挿入接続することにより、デコード特
性の逆特性としてのエンコード特性を得ている。
すなわち、ノイズリダクシヨン回路100の入
力端子101には、エンコード動作時はマイクロ
ホンやチユーナ等の音源(ソース)からのオーデ
イオ信号が供給され、デコード動作時は伝送媒体
を介して得られたオーデイオ信号、特にオーデイ
オテープレコーダからの再生出力信号が供給され
る。この入力端子101は、オペアンプ等の高利
得増幅器103の非反転入力端子に接続され、こ
の高利得増幅器103の出力端子は、エンコード
出力端子102およびデコーダ回路150の入力
端子141に接続される。このデコーダ回路15
0の出力端子は、デコード出力端子142および
切換スイツチ104のエンコード切換端子eに接
続される。また、高利得増幅器103の出力端子
は、負帰還抵抗105を介して切換スイツチ10
4のデコード切換端子dに接続され、この切換ス
イツチ104の固定端子(共通端子)は高利得増
幅器103の反転入力端子に接続される。
この第9図中のデコーダ回路150は、第8図
のデコーダ回路50とほぼ同様に構成されてお
り、対応する部分は同一の参照番号に100を付加
した番号で指示している。ただし、フラツトパス
回路26には、抵抗126を用い、また伝送路4
3としても抵抗143を用いている。また、第8
図のウエイテイング用のハイパスフイルタ29
は、2個のハイパスフイルタ130,129を直
列接続して構成しており、これらのハイパスフイ
ルタ130,129の接続点からの出力の一部を
アンチリミツタ回路131を介して加算器127
に送つている。
このような回路構成を有するデコーダ回路15
0において、第1のローパスフイルタ123の伝
達関数をF1、第2のローパスフイルタ124の
伝達関数をF2とし、これらのF1,F2を、 F1=g1・1+sT2/1+sT1 ……… F2=g2・1+sT4/1+sT3 ……… ただし、s=jω とおくとき、たとえばg1=g2=10dB、T1
159μs、T2=50μs、T3=100μs、T4=31.8μsとす
れば、各ローパスフイルタ123,124の特性
は、前述した第4図A,Bのそれぞれ逆特性とな
る。さらに、VCA125のゲインをG、上記フ
ラツトパス回路である抵抗126の伝達関数を
H1、上記伝送路である抵抗143の伝達関数を
H2とするとき、デコーダ回路150の伝達関数
Hは、 H=F2G+H1/1+H2F1(F2G+H1)……… と表せる。そして、デコード動作時には、切換ス
イツチ104がデコード切換端子dに切換接続さ
れて高利得増幅器103の負帰還路に抵抗105
が接続されるから、入力端子101からのオーデ
イオ信号は、高利得増幅器103で単に増幅さ
れ、デコーダ回路150によりデイエンフアシス
やレベル伸張などデコード動作が行われて、デコ
ード出力端子142に送られる。
次に、エンコード動作時には、切換スイツチ1
04がエンコード切換端子eに切換接続されるか
ら、高利得増幅器103の負帰還回路中に上記伝
達関数Hのデコーダ回路150が挿入接続される
ことになる。ここで、高利得増幅器103の裸の
ゲインをAとするとき、入出力端子101,10
2間の伝達関数Uは、 U=A/1+AH ……… と表せる。この式のAが非常に大きい(高利得
の)場合には、 U≒1/H ……… となつて、デコーダ回路150の伝達関数Hの逆
特性、すなわちエンコード特性を有する伝達関数
が得られることになる。
すなわち、第10図および第11図は、ノイズ
リダクシヨン回路100の切換スイツチ104を
エンコード切換端子eに切換接続したエンコード
動作時において、入力端子101の入力信号に対
するエンコード出力端子102からの入力信号を
測定したグラフである。ここで、第10図は2信
号入力についての周波数特性グラフを示し、曲線
Aが入力無しの状態を、曲線Bが400Hz、0dB入
力時の状態を、また曲線Cが1KHz、−10dB入力
時の状態をそれぞれ示す。次に第11図は、各周
波数、たとえば100Hz、1KHz、10KHzの入力信
号についての入出力レベルを表すグラフである。
以上の説明からも明らかなように、本発明によ
れば、可変利得幅を大きくとれるVCAを用いて、
高域で約30dBもの大きなノイズリダクシヨン効
果が得られ、オーデイオ用のコンパクトカセツト
テープレコーダを用いて90dB以上のダイナミツ
クレンジを得ることができる。また、音質劣化や
聴感上の違和感が生じにくいように種々の対策を
施しており、特に、ノイズモジユレーシヨンとテ
ープ感度誤差に対する対策として、第10図およ
び第11図に示すように、低中域で比較的大レベ
ル入力時のエンフアシス特性を12dB/oct.程度
の2次のフイルタ特性とし、大きなエンフアシス
量を得るようにするとともに、小レベル入力時や
高域大レベル入力時にはほぼ上記第1のフイルタ
のみによる1次のフイルタ特性としてエンフアシ
スを抑えて、いわゆる可変プリエンフアシス特性
を得ている。また、広い入力レベル範囲(+
15dB〜−50dB)において、周波数にあまり依存
しない一定の(2程度の)コンプレツシヨンレシ
オを与え、また、上記可変プリエンフアシスの入
力レベル依存性をゆるやかなものにすることによ
り、テープ感度のばらつきによつて生じる振幅お
よびスペクトラムエラーを小さくしている。
さらに、入力信号の立上りが速い場合のテープ
飽和や波形歪等を防止するために、高域のみで動
作するリミツタ回路(第9図のアンチリミツタ回
路131)を用いることも容易に行える。また、
広い周波数帯域の成分を有するソースで誤動作を
起こさないように、上記第1、第2のフイルタ
(第9図のローパスフイルタ123,124)や
上記ウエイテイング回路の周波数帯域に制限を加
え、動作の感度が大きくならないようにしてい
る。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるも
のではなく、たとえば、第1および第2の実施例
についても、オペアンプ等の高利得増幅器の帰還
回路中に挿入接続することにより、それぞれ逆の
特性(デコード特性)を得ることができる。また
第8図の構成例と同様に、切換スイツチを用いて
エンコード、デコード動作を切り換えるようにし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はノイズリダクシヨン回路の従来例を示
すブロツク回路図、第2図は第1図の回路の入出
力特性を示すブロツク回路図である。第3図ない
し第5図は本発明の第1の実施例としてのエンコ
ーダ回路を示し、第3図はブロツク回路図、第4
図A,BおよびCは第3図の第1、第2のハイパ
スフイルタの周波数特性、およびこれらを合成し
た周波数特性をそれぞれ示すグラフ、第5図は第
3図の回路の入出力特性を示すグラフ、第6図は
この第1の実施例と対称的な構成を有するデコー
ダ回路を示すブロツク回路図である。第7図は本
発明の第2の実施例としてのエンコーダ回路を示
すブロツク回路図、第8図はこの第2の実施例と
対称的な構成を有するデコーダ回路を示すブロツ
ク回路図、第9図ないし第11図は該第8図の構
成のデコーダ回路を用いたエンコーダ、デコーダ
切換形の回路構成例を示し、第9図はブロツク回
路図、第10図は周波数特性を示すグラフ、第1
1図は入出力特性を示すグラフである。 11,21,31,41,101…入力端子、
12,22,32,42…出力端子、13,2
3,123…第1のフイルタ、14,24,12
4…第2のフイルタ、15,25,35,45,
125…VCA、16,26…フラツトパス回路、
17,27,34,44…加算器、18,28,
128…制御回路、20,40…エンコーダ回
路、30,50,150…デコーダ回路、33,
43…伝送路、100…ノイズリダクシヨン回
路、103…高利得増幅器、102…エンコード
出力端子、142…デコード出力端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンフアシス用の第1のフイルタと、 制御信号に応じて利得が変化し入力信号レベル
    が小さいとき利得が増大する可変利得回路と、 この可変利得回路の入力または出力を検出して
    制御信号とする制御回路と、 上記可変利得回路に直列接続されたエンフアシ
    ス用の第2のフイルタと、 これらの可変利得回路と第2のフイルタとの直
    列接続回路の出力端子からの信号を入力端子に送
    つて入力信号から減算し、この直列接続回路への
    入力信号が小レベルのときの利得を不変とするた
    めの利得変化がなく周波数特性が略々平坦な特性
    を有するフラツトパス回路とを備え、 入力信号が小レベルのときには上記第1のフイ
    ルタにより全体の周波数特性を支配し、入力信号
    にレベル増加に伴い上記第1のフイルタの特性に
    上記第2のフイルタの特性を付加した周波数特性
    を得るように構成したことを特徴とするノイズリ
    ダクシヨン回路。
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