JPS6316052B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6316052B2 JPS6316052B2 JP55037111A JP3711180A JPS6316052B2 JP S6316052 B2 JPS6316052 B2 JP S6316052B2 JP 55037111 A JP55037111 A JP 55037111A JP 3711180 A JP3711180 A JP 3711180A JP S6316052 B2 JPS6316052 B2 JP S6316052B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- input
- circuit
- signal
- gain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G9/00—Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control
- H03G9/02—Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control in untuned amplifiers
- H03G9/025—Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control in untuned amplifiers frequency-dependent volume compression or expansion, e.g. multiple-band systems
Landscapes
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、たとえばテープレコーダによる記
録、再生時に発生するノイズを除去するノイズリ
ダクシヨン回路に関する。
録、再生時に発生するノイズを除去するノイズリ
ダクシヨン回路に関する。
一般に、ノイズリダクシヨン回路は、テープレ
コーダ等の信号伝送系において発生する雑音や歪
を軽減し、該信号伝送系のダイナミツクレンジを
見かけ上拡大するものである。これには、たとえ
ば上記信号伝送系の入力側でレベル圧縮および高
域増強等のエンコード処理を行ない、出力側でレ
ベル伸張および高域減衰等のデコード処理を行な
う。
コーダ等の信号伝送系において発生する雑音や歪
を軽減し、該信号伝送系のダイナミツクレンジを
見かけ上拡大するものである。これには、たとえ
ば上記信号伝送系の入力側でレベル圧縮および高
域増強等のエンコード処理を行ない、出力側でレ
ベル伸張および高域減衰等のデコード処理を行な
う。
特に、テープレコーダのノイズ低減用として、
ドルビー方式、dbx方式(いずれも登録商標)を
含め、種々の方式のノイズリダクシヨン回路が知
られている。
ドルビー方式、dbx方式(いずれも登録商標)を
含め、種々の方式のノイズリダクシヨン回路が知
られている。
まず、ドルビー方式(登録商標)は、主として
低レベル領域において、増幅、減衰による圧縮、
伸張を行ない、たとえば第1図に示すような入出
力特性(曲線Rが録音時、曲線Pが再生時を示
す。)を得るとともに、エンフアシス回路を用い
て入力側で高域増強、出力側で高域減衰を行なわ
せている。このドルビー方式は、比較的簡単な回
路で構成することが可能であり、一般家庭用のテ
ープデツキ等に多く用いられている。しかしなが
ら、ダイナミツクレンジの改善度は約10dB程度
であり、主として1kHz以上の周波数領域が改善
されるのみであり、さらにレベルマツチングがと
りにくいという欠点がある。このレベルマツチン
グ上の問題点は、第1図の入出力特性曲線から明
らかなように、低レベル領域から高レベル領域に
移るレベル近傍において、対数直線関係(ログリ
ニア関係)が保たれていないことから生ずるもの
である。
低レベル領域において、増幅、減衰による圧縮、
伸張を行ない、たとえば第1図に示すような入出
力特性(曲線Rが録音時、曲線Pが再生時を示
す。)を得るとともに、エンフアシス回路を用い
て入力側で高域増強、出力側で高域減衰を行なわ
せている。このドルビー方式は、比較的簡単な回
路で構成することが可能であり、一般家庭用のテ
ープデツキ等に多く用いられている。しかしなが
ら、ダイナミツクレンジの改善度は約10dB程度
であり、主として1kHz以上の周波数領域が改善
されるのみであり、さらにレベルマツチングがと
りにくいという欠点がある。このレベルマツチン
グ上の問題点は、第1図の入出力特性曲線から明
らかなように、低レベル領域から高レベル領域に
移るレベル近傍において、対数直線関係(ログリ
ニア関係)が保たれていないことから生ずるもの
である。
次に、dbx方式(登録商標)は、たとえば第2
図の入出力特性グラフに示すように、録音時(曲
線R参照。)に一定の圧縮比kで信号レベルの圧
縮を行ない、再生時(曲線P参照。)に上記圧縮
比kの逆数1/kの比率で信号レベルの伸張を行
なつている。この第2図からも明らかなように、
入出力特性がログリニアな関係を満たしているた
め、レベルマツチングがとり易く、ダイナミツク
レンジも20dB程度の大巾な改善が図れる。また、
ノイズ低減効果も可聴周波数帯域である20Hz〜
20kHzのほぼ全域にわたつて得ることができる。
ところが、これらの特長は主として静的な特性上
得られるものであり、動的な過渡的な特性上では
種々の欠点が残存している。すなわち、レベルが
急激に上昇したときに、内部回路での応答の遅れ
から低レベル時の高利得状態のまま高レベル入力
が増幅され、出力にいわゆるオーバーシユートが
生じ、テープ飽和による信号歪の原因となる。ま
た、入力信号のレベル変動に応じてノイズ成分が
変化をうけるいわゆるノイズモジユレーシヨン現
象も生じ、聴感上好ましくない。このノイズモジ
ユレーシヨンは、ノイズの周波数成分と著るしく
異なる周波数成分の入力信号、たとえばピアノ音
信号において顕著となり、大音量時にもマスキン
グ効果が得られずノイズが分離されて聴きとられ
ることが原因とされている。
図の入出力特性グラフに示すように、録音時(曲
線R参照。)に一定の圧縮比kで信号レベルの圧
縮を行ない、再生時(曲線P参照。)に上記圧縮
比kの逆数1/kの比率で信号レベルの伸張を行
なつている。この第2図からも明らかなように、
入出力特性がログリニアな関係を満たしているた
め、レベルマツチングがとり易く、ダイナミツク
レンジも20dB程度の大巾な改善が図れる。また、
ノイズ低減効果も可聴周波数帯域である20Hz〜
20kHzのほぼ全域にわたつて得ることができる。
ところが、これらの特長は主として静的な特性上
得られるものであり、動的な過渡的な特性上では
種々の欠点が残存している。すなわち、レベルが
急激に上昇したときに、内部回路での応答の遅れ
から低レベル時の高利得状態のまま高レベル入力
が増幅され、出力にいわゆるオーバーシユートが
生じ、テープ飽和による信号歪の原因となる。ま
た、入力信号のレベル変動に応じてノイズ成分が
変化をうけるいわゆるノイズモジユレーシヨン現
象も生じ、聴感上好ましくない。このノイズモジ
ユレーシヨンは、ノイズの周波数成分と著るしく
異なる周波数成分の入力信号、たとえばピアノ音
信号において顕著となり、大音量時にもマスキン
グ効果が得られずノイズが分離されて聴きとられ
ることが原因とされている。
これらの従来より公知の方式を改善したノイズ
リダクシヨン回路もいくつか提案されている。
リダクシヨン回路もいくつか提案されている。
たとえば小、中レベル時のエンフアシス量(高
域の増強、減衰量)を大きくし、かつ大レベル時
にはエンフアシスをかけないような回路構成を用
いて、上記ノイズモジユレーシヨンの低減を図る
ノイズリダクシヨン回路が知られている。しかし
ながら、回路構成が複雑化して、各部の調整が必
要となり、また上記オーバーシユートによるテー
プ飽和は防止できない。
域の増強、減衰量)を大きくし、かつ大レベル時
にはエンフアシスをかけないような回路構成を用
いて、上記ノイズモジユレーシヨンの低減を図る
ノイズリダクシヨン回路が知られている。しかし
ながら、回路構成が複雑化して、各部の調整が必
要となり、また上記オーバーシユートによるテー
プ飽和は防止できない。
また、内部回路の応答速度を高めることにより
上記オーバーシユートの防止を図る構成も提案さ
れているが、上記ノイズモジユレーシヨンの低減
効果が得られない。
上記オーバーシユートの防止を図る構成も提案さ
れているが、上記ノイズモジユレーシヨンの低減
効果が得られない。
さらに、応答速度の比較的高速なノイズリダク
シヨン回路を2個以上用い、入力信号を2以上の
周波数帯域に分割して各ノイズリダクシヨン回路
を通した後、出力を加算するような回路も提案さ
れており、上記ノイズモジユレーシヨンおよびオ
ーバーシユートともに低減効果が得られている。
しかしながら、一般のノイズリダクシヨン回路と
同程度の回路が2個以上、分割される帯域数に応
じて必要となり、構成が複雑化して高格価とな
る。
シヨン回路を2個以上用い、入力信号を2以上の
周波数帯域に分割して各ノイズリダクシヨン回路
を通した後、出力を加算するような回路も提案さ
れており、上記ノイズモジユレーシヨンおよびオ
ーバーシユートともに低減効果が得られている。
しかしながら、一般のノイズリダクシヨン回路と
同程度の回路が2個以上、分割される帯域数に応
じて必要となり、構成が複雑化して高格価とな
る。
本発明は、このような従来の実情を鑑みてなさ
れたものであり、簡単な回路構成で安価な供給が
可能であり、上記ノイズモジユレーシヨンやオー
バーシユートを効果的に防止でき、しかもダイナ
ミツクレンジを30dB程度拡大し得るようなノイ
ズリダクシヨン回路を提供することを目的として
いる。
れたものであり、簡単な回路構成で安価な供給が
可能であり、上記ノイズモジユレーシヨンやオー
バーシユートを効果的に防止でき、しかもダイナ
ミツクレンジを30dB程度拡大し得るようなノイ
ズリダクシヨン回路を提供することを目的として
いる。
本発明の他の目的は、入力されるオーデイオ信
号のうちの高域についてのみゲインコントロール
を大巾に行なつて、たとえば圧縮比(コンプレツ
シヨンレシオ)を大きくし、中・低域については
不必要な圧縮・伸張を行なわせないようにして、
ノイズモジユレーシヨンの低減効果を高めること
である。
号のうちの高域についてのみゲインコントロール
を大巾に行なつて、たとえば圧縮比(コンプレツ
シヨンレシオ)を大きくし、中・低域については
不必要な圧縮・伸張を行なわせないようにして、
ノイズモジユレーシヨンの低減効果を高めること
である。
以下、本発明に係る好ましい実施例について図
面を参照しながら説明する。
面を参照しながら説明する。
第3図に示すノイズリダクシヨン回路10は、
切換スイツチ13の切換操作に応じて、レベル圧
縮等のエンコード動作と、レベル伸張等のデコー
ド動作とが選択的に切換えられるものであり、切
換スイツチ13を端子eに切換えたときには、入
力端子11に供給されたオーデイオ信号がエンコ
ードされてエンコード出力端子12eに送られ、
切換スイツチ13を端子dに切換えたときには、
入力オーデイオ信号がデコードされてデコード出
力端子12dに送られる。
切換スイツチ13の切換操作に応じて、レベル圧
縮等のエンコード動作と、レベル伸張等のデコー
ド動作とが選択的に切換えられるものであり、切
換スイツチ13を端子eに切換えたときには、入
力端子11に供給されたオーデイオ信号がエンコ
ードされてエンコード出力端子12eに送られ、
切換スイツチ13を端子dに切換えたときには、
入力オーデイオ信号がデコードされてデコード出
力端子12dに送られる。
このノイズリダクシヨン回路10において、入
力端子11、高利得の増幅器14の正入力端子に
接続されている。この増幅器14の出力端子は、
上記エンコード出力端子12e、およびゲインコ
ントロール回路20の入力端子16に接続されて
いる。増幅器14の負入力端子には、上記切換ス
イツチ13の固定端子(共通端子)が接続されて
おり、この切換スイツチ13の切換端子dは、負
帰還抵抗15を介し増幅器14の出力端子に、ま
た切換スイツチ13の切換端子eは、上記ゲイン
コントロール回路20の出力端子17に、それぞ
れ接続されている。
力端子11、高利得の増幅器14の正入力端子に
接続されている。この増幅器14の出力端子は、
上記エンコード出力端子12e、およびゲインコ
ントロール回路20の入力端子16に接続されて
いる。増幅器14の負入力端子には、上記切換ス
イツチ13の固定端子(共通端子)が接続されて
おり、この切換スイツチ13の切換端子dは、負
帰還抵抗15を介し増幅器14の出力端子に、ま
た切換スイツチ13の切換端子eは、上記ゲイン
コントロール回路20の出力端子17に、それぞ
れ接続されている。
次に、このノイズリダクシヨン回路10の要部
となるゲインコントロール回路20は、入力端子
16からのオーデイオ信号を主としてレベル伸張
するデコード動作を行なうものであり、切換スイ
ツチ13を端子dに切換えたときには、増幅器1
4は入力端子11からの入力信号を増幅してゲイ
ンコントロール回路20の入力端子16に送り、
出力端子17を介し、デコード出力端子12dか
らデコードされた信号が得られる。これに対し
て、切換スイツチ13を端子eに切換えたときに
は、ゲインコントロール回路20は増幅器14
(利得をAとする。)の負帰還回路中に挿入接続さ
れることになり、このゲインコントロール回路2
0の伝達関数をBとすると、入力端子11と出力
端子12eとの間の伝達関数はA/1+ABとなり、 AB≫1のときほぼ1/Bとなるから、デコーダで あるゲインコントロール回路20の逆の特性、す
なわちエンコード特性が得られる。
となるゲインコントロール回路20は、入力端子
16からのオーデイオ信号を主としてレベル伸張
するデコード動作を行なうものであり、切換スイ
ツチ13を端子dに切換えたときには、増幅器1
4は入力端子11からの入力信号を増幅してゲイ
ンコントロール回路20の入力端子16に送り、
出力端子17を介し、デコード出力端子12dか
らデコードされた信号が得られる。これに対し
て、切換スイツチ13を端子eに切換えたときに
は、ゲインコントロール回路20は増幅器14
(利得をAとする。)の負帰還回路中に挿入接続さ
れることになり、このゲインコントロール回路2
0の伝達関数をBとすると、入力端子11と出力
端子12eとの間の伝達関数はA/1+ABとなり、 AB≫1のときほぼ1/Bとなるから、デコーダで あるゲインコントロール回路20の逆の特性、す
なわちエンコード特性が得られる。
次に、ゲインコントロール回路20において、
入力端子1に供給された入力信号は、加算器2を
介して第1の伝送路としての利得制御形増幅器3
に送られている。利得制御形増幅器3からの出力
は、高域減衰用のローパスフイルタ4を介して出
力端子17に送られている。また、このローパス
フイルタ4からの出力の一部は、第2の伝送路と
なるローパスフイルタ6を介して上記加算器2に
減算信号として送られている。利得制御形増幅器
3の制御端子には、加算器7からの加算出力が制
御回路8で整流平滑されて供給されており、この
加算器7には、出力端子17からハイパスフイル
タ9を介して得られた出力と、加算器2からの出
力とが供給されており、これらの出力の和がとら
れて制御回路8に送られる。
入力端子1に供給された入力信号は、加算器2を
介して第1の伝送路としての利得制御形増幅器3
に送られている。利得制御形増幅器3からの出力
は、高域減衰用のローパスフイルタ4を介して出
力端子17に送られている。また、このローパス
フイルタ4からの出力の一部は、第2の伝送路と
なるローパスフイルタ6を介して上記加算器2に
減算信号として送られている。利得制御形増幅器
3の制御端子には、加算器7からの加算出力が制
御回路8で整流平滑されて供給されており、この
加算器7には、出力端子17からハイパスフイル
タ9を介して得られた出力と、加算器2からの出
力とが供給されており、これらの出力の和がとら
れて制御回路8に送られる。
次に、このような構成を有するノイズリダクシ
ヨン回路10の動作を説明する。
ヨン回路10の動作を説明する。
まず、切換スイツチ13を切換端子eに切換接
続したとき、入力端子11の入力をx、出力端子
12eの出力をyとすると、ゲインコントロール
回路20の入力端子16の入力がyとなる。ま
た、高利得の差動増幅器14が正常に動作してい
るとき、正負入力はほぼ等しくなつていることか
ら、ゲインコントロール回路20の出力端子17
の出力はほぼ上記xとなつている。次に、加算器
2からの出力をzとすると、上記ローパスフイル
タ6の伝達関数をFHとおいて、 z=y−FH・x …… ∴y=z+FH・x ……′ となる。次に、利得制御形増幅器3の利得Gは、
制御回路8からの制御電圧をvcとするとき、たと
えば、 G=k・vc …… のように制御される。ここで、制御電圧vcは加算
器2からの出力zと、出力端子17からの出力x
をハイパスフイルタ9を介して得た出力との和で
あり、ほぼ上記出力yに等しい。以下、この制御
電圧vcをyとおいて、全体の概略的な動作や入出
力特性を説明し、次に、各フイルタ等を挿入接続
したことによる特性の変化について説明する。
続したとき、入力端子11の入力をx、出力端子
12eの出力をyとすると、ゲインコントロール
回路20の入力端子16の入力がyとなる。ま
た、高利得の差動増幅器14が正常に動作してい
るとき、正負入力はほぼ等しくなつていることか
ら、ゲインコントロール回路20の出力端子17
の出力はほぼ上記xとなつている。次に、加算器
2からの出力をzとすると、上記ローパスフイル
タ6の伝達関数をFHとおいて、 z=y−FH・x …… ∴y=z+FH・x ……′ となる。次に、利得制御形増幅器3の利得Gは、
制御回路8からの制御電圧をvcとするとき、たと
えば、 G=k・vc …… のように制御される。ここで、制御電圧vcは加算
器2からの出力zと、出力端子17からの出力x
をハイパスフイルタ9を介して得た出力との和で
あり、ほぼ上記出力yに等しい。以下、この制御
電圧vcをyとおいて、全体の概略的な動作や入出
力特性を説明し、次に、各フイルタ等を挿入接続
したことによる特性の変化について説明する。
利得制御形増幅器3は、入力がzで、出力がほ
ぼxであるから、 x=G・z …… となる。この式に、上記,式を代入し、さ
らにvc=yとおくと、 x=k・y・(y−FH・x) …… この式をyについて整理し、 y2−FH・x・y−x/k=0 …… これをyについて解くと、正、負の2根が得ら
れるが、yは信号の振幅値で正であるから、 となる。また、zは上記式より、 となり、第4図のような入出力特性が得られる。
ここで、第4図の横軸は入力xをdB単位で表わ
し、縦軸は出力yおよび出力zをそれぞれdB単
位で表わすとともに、x−y特性を実線で、x−
z特性を破線で示している。
ぼxであるから、 x=G・z …… となる。この式に、上記,式を代入し、さ
らにvc=yとおくと、 x=k・y・(y−FH・x) …… この式をyについて整理し、 y2−FH・x・y−x/k=0 …… これをyについて解くと、正、負の2根が得ら
れるが、yは信号の振幅値で正であるから、 となる。また、zは上記式より、 となり、第4図のような入出力特性が得られる。
ここで、第4図の横軸は入力xをdB単位で表わ
し、縦軸は出力yおよび出力zをそれぞれdB単
位で表わすとともに、x−y特性を実線で、x−
z特性を破線で示している。
この第4図から明らかなように、入力xが小レ
ベルのときには、出力yとしては一定の圧縮比
(たとえば2)で圧縮されたものが得られ、出力
zもほぼ出力yに等しくなつている。入力xが大
レベルのときには、出力zは大巾に圧縮されてほ
ぼ一定レベルとなり、出力yはグラフ上でほぼ
45゜となつて入出力間のレベル差(利得)がほぼ
一定となる。したがつて、全体としては、小レベ
ル時にのしみ圧縮が行なわれ、大レベル入力時に
は、出力zが大巾に圧縮されてオーバーシユート
の発生を防止するが、エンコード出力であるyと
してはほとんど圧縮が行なわれない。
ベルのときには、出力yとしては一定の圧縮比
(たとえば2)で圧縮されたものが得られ、出力
zもほぼ出力yに等しくなつている。入力xが大
レベルのときには、出力zは大巾に圧縮されてほ
ぼ一定レベルとなり、出力yはグラフ上でほぼ
45゜となつて入出力間のレベル差(利得)がほぼ
一定となる。したがつて、全体としては、小レベ
ル時にのしみ圧縮が行なわれ、大レベル入力時に
は、出力zが大巾に圧縮されてオーバーシユート
の発生を防止するが、エンコード出力であるyと
してはほとんど圧縮が行なわれない。
次に、ローパスフイルタ6は、第4図の大レベ
ル時のy出力の特性曲線(グラフ上の45゜の直線
部分)を、入力信号の周波数に応じて平行移動さ
せる作用を有し、ゲインコントロール回路20が
増幅器14の負帰還回路に挿入接続されているこ
とを考慮して、高周波数信号に対しては第4図の
矢印A方向に、低周波数信号に対しては第4図の
矢印B方向に、それぞれ平行移動した入出力特性
となる。
ル時のy出力の特性曲線(グラフ上の45゜の直線
部分)を、入力信号の周波数に応じて平行移動さ
せる作用を有し、ゲインコントロール回路20が
増幅器14の負帰還回路に挿入接続されているこ
とを考慮して、高周波数信号に対しては第4図の
矢印A方向に、低周波数信号に対しては第4図の
矢印B方向に、それぞれ平行移動した入出力特性
となる。
次に、ハイパスフイルタ9は、制御電圧vcのう
ちの上記x成分について、高域成分のみを通過さ
せ、低域成分をしや断するためのものである。こ
れは、大入力レベル時に出力zの圧縮比が非常に
大きくなるのが上記x成分によることから、中・
低域の周波数の入力に対しては不必要な圧縮を行
なわせず、ノイズモジユレーシヨンの発生を防止
している。ただし、高域周波数では出力zの圧縮
比を大きくし、磁気テープのMOL特性にみられ
る高域の低下に対処させている。
ちの上記x成分について、高域成分のみを通過さ
せ、低域成分をしや断するためのものである。こ
れは、大入力レベル時に出力zの圧縮比が非常に
大きくなるのが上記x成分によることから、中・
低域の周波数の入力に対しては不必要な圧縮を行
なわせず、ノイズモジユレーシヨンの発生を防止
している。ただし、高域周波数では出力zの圧縮
比を大きくし、磁気テープのMOL特性にみられ
る高域の低下に対処させている。
なお、デコード動作時には、上記xを出力と
し、yを入力とすることにより、第4図の一点鎖
線に対して線対称の特性曲線が得られる。
し、yを入力とすることにより、第4図の一点鎖
線に対して線対称の特性曲線が得られる。
次に、第5図は、上記第3図に示すノイズリダ
クシヨン回路10の基本的構成をさらに具体化し
たブロツク回路図である。第5図において、上記
利得制御形増幅器3としては、電圧制御形増幅器
(Voltage Controlled Amp.以下VCAという。)
31を用い、このVCA31の入力の一部を抵抗
32を介して出力側の加算器33に加算信号とし
て送るような構成としている。また、VCA31
の入力端子と加算器2との間には、通常のリミツ
タに対して逆の入出力特性を有するアンチリミツ
タ回路34を挿入接続している。なお、加算器7
への信号は、このアンチリミツタ回路34の前段
からとつているが、後段から、すなわち増幅器3
の入力側からとつてもよい。また、上記利得制御
形増幅器3に制御信号を送るための制御回路8と
しては、ウエイテイング用のハイパスフイルタ8
1と整流平滑回路82とを用いて構成している。
このウエイテイング用のハイパスフイルタ81
は、上記ローパスフイルタ4の高域減衰特性に対
応して、低域と高域とが互いに逆となるような高
域増強の周波数特性を有している。他の構成は第
3図と同様であるため、同じ部分に同一の参照番
号を付して説明を省略する。
クシヨン回路10の基本的構成をさらに具体化し
たブロツク回路図である。第5図において、上記
利得制御形増幅器3としては、電圧制御形増幅器
(Voltage Controlled Amp.以下VCAという。)
31を用い、このVCA31の入力の一部を抵抗
32を介して出力側の加算器33に加算信号とし
て送るような構成としている。また、VCA31
の入力端子と加算器2との間には、通常のリミツ
タに対して逆の入出力特性を有するアンチリミツ
タ回路34を挿入接続している。なお、加算器7
への信号は、このアンチリミツタ回路34の前段
からとつているが、後段から、すなわち増幅器3
の入力側からとつてもよい。また、上記利得制御
形増幅器3に制御信号を送るための制御回路8と
しては、ウエイテイング用のハイパスフイルタ8
1と整流平滑回路82とを用いて構成している。
このウエイテイング用のハイパスフイルタ81
は、上記ローパスフイルタ4の高域減衰特性に対
応して、低域と高域とが互いに逆となるような高
域増強の周波数特性を有している。他の構成は第
3図と同様であるため、同じ部分に同一の参照番
号を付して説明を省略する。
この第5図に示すノイズリダクシヨン回路10
のゲインコントロール回路20の利得制御形増幅
器3を含んだ第1の伝送路において、ローパスフ
イルタ4は上記入力信号の高域周波数成分を大巾
に減衰するものであり、たとえば低域より高域を
約20dB程度減衰させる。また、利得制御形増幅
器3は、制御信号の電圧vcの増加に応じて利得G
が増大する特性(たとえばG=K・vc,G=ekvc
等。kは増幅器によつて決まる定数。)を有して
おり、入力をレベル伸張する働きがある。次に、
上記第2の伝送路のローパスフイルタ6は、上記
出力信号の高域成分を比較的少量減衰するもので
あり、たとえぱ低域に対して高域を約6dB程度減
衰させる。このローパスフイルタ6からの出力
は、入力側の加算器2に減算信号として供給され
ているから、この加算器2の入出力特性として
は、やや高域増強型の特性が得られることにな
る。また、このローパスフイルタ6は、周波数全
域にわたつて、一定の減衰を有している。したが
つて、これら第1、第2の伝送路のいずれが有力
となるかによつて、ゲインコントロール回路20
の特性がほぼ決定され、ノイズリダクシヨン回路
10の特性もほぼ決まる。
のゲインコントロール回路20の利得制御形増幅
器3を含んだ第1の伝送路において、ローパスフ
イルタ4は上記入力信号の高域周波数成分を大巾
に減衰するものであり、たとえば低域より高域を
約20dB程度減衰させる。また、利得制御形増幅
器3は、制御信号の電圧vcの増加に応じて利得G
が増大する特性(たとえばG=K・vc,G=ekvc
等。kは増幅器によつて決まる定数。)を有して
おり、入力をレベル伸張する働きがある。次に、
上記第2の伝送路のローパスフイルタ6は、上記
出力信号の高域成分を比較的少量減衰するもので
あり、たとえぱ低域に対して高域を約6dB程度減
衰させる。このローパスフイルタ6からの出力
は、入力側の加算器2に減算信号として供給され
ているから、この加算器2の入出力特性として
は、やや高域増強型の特性が得られることにな
る。また、このローパスフイルタ6は、周波数全
域にわたつて、一定の減衰を有している。したが
つて、これら第1、第2の伝送路のいずれが有力
となるかによつて、ゲインコントロール回路20
の特性がほぼ決定され、ノイズリダクシヨン回路
10の特性もほぼ決まる。
第6図および第7図は、エンコード動作時、す
なわち切換スイツチ13を切換端子eに接続した
ときの、ノイズリダクシヨン回路10の伝達関数
を示す2信号入力時の周波数特性図である。第6
図は、第1の信号として400Hzの信号を+20dB〜
−80dBまで20dB毎に変化させ、第2の信号とし
て、上記第1の信号から60dB程度低いレベルの
信号を横軸に100Hz〜25kHz程度まで変化させた
ときの伝達関数をdB表示したものである。第7
図は、上記第1の信号として、10kHzを行い、他
は第6図と同じ条件で求めた伝達関数の周波数特
性である。
なわち切換スイツチ13を切換端子eに接続した
ときの、ノイズリダクシヨン回路10の伝達関数
を示す2信号入力時の周波数特性図である。第6
図は、第1の信号として400Hzの信号を+20dB〜
−80dBまで20dB毎に変化させ、第2の信号とし
て、上記第1の信号から60dB程度低いレベルの
信号を横軸に100Hz〜25kHz程度まで変化させた
ときの伝達関数をdB表示したものである。第7
図は、上記第1の信号として、10kHzを行い、他
は第6図と同じ条件で求めた伝達関数の周波数特
性である。
これら第6図、第7図から明らかなように、
中・低域周波数(たとえば400Hz)の第1の信号
が入力されたときには、この第1の信号のレベル
が変化してもほぼ同様な高域増強形の周波数特性
曲線が得られるのに対し、高域周波数の第1の信
号が入力されたときには、この第1の信号のレベ
ル変化に応じて、大レベル時にはやや高域減衰形
で、レベルが小さくなるほど高域増強量が増大す
る可変プリエンフアシス特性となつている。この
可変プリエンフアシスにより、小レベル入力時は
大巾な高域増強が行なわれてノイズモジユレーシ
ヨンの低減を行ない、その必要のない大入力時に
は、ほぼフラツトな特性で、信号がテープ上に記
録される。
中・低域周波数(たとえば400Hz)の第1の信号
が入力されたときには、この第1の信号のレベル
が変化してもほぼ同様な高域増強形の周波数特性
曲線が得られるのに対し、高域周波数の第1の信
号が入力されたときには、この第1の信号のレベ
ル変化に応じて、大レベル時にはやや高域減衰形
で、レベルが小さくなるほど高域増強量が増大す
る可変プリエンフアシス特性となつている。この
可変プリエンフアシスにより、小レベル入力時は
大巾な高域増強が行なわれてノイズモジユレーシ
ヨンの低減を行ない、その必要のない大入力時に
は、ほぼフラツトな特性で、信号がテープ上に記
録される。
次に、第3図や第5図に示したブロツク回路を
具体的に構成する場合の一例を第8図に示す。こ
の第8図は、第3図や第5図のゲインコントロー
ル回路20のみを取り出して示しており、第3図
や第5図の各ブロツクと対応する部分には、同一
の参照番号を付している。
具体的に構成する場合の一例を第8図に示す。こ
の第8図は、第3図や第5図のゲインコントロー
ル回路20のみを取り出して示しており、第3図
や第5図の各ブロツクと対応する部分には、同一
の参照番号を付している。
まず、上記加算器2としては、2個の加算抵抗
21,22の出力端を共通接続して構成してお
り、この出力端はオペアンプ23の負入力端子に
接続されている。一方の加算抵抗21の入力端は
上記入力端子16に接続され、また他方の加算抵
抗22の入力端は、上記第2の伝送路の出力を反
転して減算信号とするための反転用のオペアンプ
24の出力端子に接続されている。次に、オペア
ンプ23の出力側は、上記第1の伝送路に対応
し、オペアンプ35、負帰還抵抗36、入力抵抗
37、およびこの入力抵抗37に並列接続された
可変抵抗素子38により、上記利得制御形増幅器
3を構成している。ここで、可変抵抗素子38
は、上記制御回路8からの制御信号に応じて抵抗
値が変化するものである。たとえば制御信号によ
り発光ダイオード等の発光素子を点灯駆動し、こ
の発光素子からの光を受光型の可変抵抗素子であ
るCdS光導電セル等で受けるような構成を用いる
ことができる。上記アンチリミツタ回路34とし
ては、ダイオードを2個順方向に直列接続したも
のと、2個逆方向に直列接続したものとを並列接
続して構成し、これを上記入力抵抗37に並列に
接続している。上記ローパスフイルタ4として
は、抵抗41とコンデンサ42とから成るハイパ
スフイルタをオペアンプ35の負帰還抵抗36と
並列接続することにより得ている。オペアンプ3
5の出力は出力端子17に送られている。また、
このオペアンプ35の出力の一部は、上記第2の
伝送路となるローパスフイルタ6に送られてお
り、このローパスフイルタ6は、抵抗61,62
の接続点をコンデンサ63を介して接地すること
により構成している。このローパスフイルタ6か
らの出力は、オペアンプ24で反転されて加算抵
抗22に送られることにより、上記入力信号に対
して減算される。次に、上記加算器7は、出力端
子17に接続されたコンデンサ91と抵抗71の
直列回路から成るハイパスフイルタ9の抵抗71
と、オペアンプ23の出力側に接続された抵抗7
2と、オペアンプ73とで構成されている。この
加算器7のオペアンプ73からの出力を、制御回
路8のウエイテイング用のハイパスフイルタ81
に送つている。このハイパスフイルタ81として
は、コンデンサ83と抵抗84の直列回路と、コ
ンデンサ85と抵抗86との直列回路とを並列に
接続したものを用いており、上記ローパスフイル
タ4となるオペアンプ35の負帰還回路中のハイ
パスフイルタの周波数特性にほぼ等しい特性とな
つている。このハイパスフイルタ81の出力は、
オペアンプ87で増幅されて整流平滑回路82で
両波整流および平滑されて直流の制御電圧信号と
なる。この制御電圧信号により、たとえばフオト
ダイオード等を点灯駆動し、CdSフオトセル等の
受光型の可変抵抗素子38の抵抗値を変化させ
て、利得制御形増幅器3の利得を制御する。
21,22の出力端を共通接続して構成してお
り、この出力端はオペアンプ23の負入力端子に
接続されている。一方の加算抵抗21の入力端は
上記入力端子16に接続され、また他方の加算抵
抗22の入力端は、上記第2の伝送路の出力を反
転して減算信号とするための反転用のオペアンプ
24の出力端子に接続されている。次に、オペア
ンプ23の出力側は、上記第1の伝送路に対応
し、オペアンプ35、負帰還抵抗36、入力抵抗
37、およびこの入力抵抗37に並列接続された
可変抵抗素子38により、上記利得制御形増幅器
3を構成している。ここで、可変抵抗素子38
は、上記制御回路8からの制御信号に応じて抵抗
値が変化するものである。たとえば制御信号によ
り発光ダイオード等の発光素子を点灯駆動し、こ
の発光素子からの光を受光型の可変抵抗素子であ
るCdS光導電セル等で受けるような構成を用いる
ことができる。上記アンチリミツタ回路34とし
ては、ダイオードを2個順方向に直列接続したも
のと、2個逆方向に直列接続したものとを並列接
続して構成し、これを上記入力抵抗37に並列に
接続している。上記ローパスフイルタ4として
は、抵抗41とコンデンサ42とから成るハイパ
スフイルタをオペアンプ35の負帰還抵抗36と
並列接続することにより得ている。オペアンプ3
5の出力は出力端子17に送られている。また、
このオペアンプ35の出力の一部は、上記第2の
伝送路となるローパスフイルタ6に送られてお
り、このローパスフイルタ6は、抵抗61,62
の接続点をコンデンサ63を介して接地すること
により構成している。このローパスフイルタ6か
らの出力は、オペアンプ24で反転されて加算抵
抗22に送られることにより、上記入力信号に対
して減算される。次に、上記加算器7は、出力端
子17に接続されたコンデンサ91と抵抗71の
直列回路から成るハイパスフイルタ9の抵抗71
と、オペアンプ23の出力側に接続された抵抗7
2と、オペアンプ73とで構成されている。この
加算器7のオペアンプ73からの出力を、制御回
路8のウエイテイング用のハイパスフイルタ81
に送つている。このハイパスフイルタ81として
は、コンデンサ83と抵抗84の直列回路と、コ
ンデンサ85と抵抗86との直列回路とを並列に
接続したものを用いており、上記ローパスフイル
タ4となるオペアンプ35の負帰還回路中のハイ
パスフイルタの周波数特性にほぼ等しい特性とな
つている。このハイパスフイルタ81の出力は、
オペアンプ87で増幅されて整流平滑回路82で
両波整流および平滑されて直流の制御電圧信号と
なる。この制御電圧信号により、たとえばフオト
ダイオード等を点灯駆動し、CdSフオトセル等の
受光型の可変抵抗素子38の抵抗値を変化させ
て、利得制御形増幅器3の利得を制御する。
したがつて、本発明によれば、高域のみ圧縮比
を大きくすることによつて、中・低域の入力信号
に対しては不必要なゲイン変化をもたらさず、ノ
イズモジユレーシヨンを防ぐことができる。
を大きくすることによつて、中・低域の入力信号
に対しては不必要なゲイン変化をもたらさず、ノ
イズモジユレーシヨンを防ぐことができる。
第1図および第2図は、それぞれ異なる従来の
ノイズリダクシヨン回路の入出力特性を示すグラ
フである。第3図は本発明の実施例の基本的構成
を示すブロツク回路図、第4図は第3図の回路の
概略的な入出力特性を示すグラフ、第5図は本発
明のより具体的な実施例を示すブロツク回路図、
第6図および第7図は該実施例の周波数特性グラ
フ、第8図は第5図のゲインコントロール回路2
0の具体的な回路構成例を示す回路図である。 2……加算器、3……利得制御形増幅器、4…
…ローパスフイルタ、5……出力端子、6……ロ
ーパスフイルタ、10……ノイズリダクシヨン回
路、11……入力端子、12e……エンコード出
力端子、12d……デコード出力端子、20……
ゲインコントロール回路。
ノイズリダクシヨン回路の入出力特性を示すグラ
フである。第3図は本発明の実施例の基本的構成
を示すブロツク回路図、第4図は第3図の回路の
概略的な入出力特性を示すグラフ、第5図は本発
明のより具体的な実施例を示すブロツク回路図、
第6図および第7図は該実施例の周波数特性グラ
フ、第8図は第5図のゲインコントロール回路2
0の具体的な回路構成例を示す回路図である。 2……加算器、3……利得制御形増幅器、4…
…ローパスフイルタ、5……出力端子、6……ロ
ーパスフイルタ、10……ノイズリダクシヨン回
路、11……入力端子、12e……エンコード出
力端子、12d……デコード出力端子、20……
ゲインコントロール回路。
Claims (1)
- 1 入力信号が送られる第1の加算器と、この第
1の加算器からの出力を制御信号に応じた利得で
増幅する利得制御形増幅器と、この利得制御形増
幅器からの出力の一部を通過させて上記第1の加
算器に減算信号として供給するローパスフイルタ
と、上記利得制御形増幅器からの出力の高域成分
を通過させるハイパスフイルタと、このハイパス
フイルタからの出力と上記第1の加算器からの出
力との和をとる第2の加算器とを有し、この第2
の加算器からの出力を上記制御信号として上記利
得制御形増幅器に送ることを特徴とするノイズリ
ダクシヨン回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3711180A JPS56134848A (en) | 1980-03-24 | 1980-03-24 | Noise reduction circuit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3711180A JPS56134848A (en) | 1980-03-24 | 1980-03-24 | Noise reduction circuit |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56134848A JPS56134848A (en) | 1981-10-21 |
| JPS6316052B2 true JPS6316052B2 (ja) | 1988-04-07 |
Family
ID=12488480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3711180A Granted JPS56134848A (en) | 1980-03-24 | 1980-03-24 | Noise reduction circuit |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56134848A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5951630A (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-26 | Sony Corp | ダイナミツクレンジ圧縮回路 |
-
1980
- 1980-03-24 JP JP3711180A patent/JPS56134848A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56134848A (en) | 1981-10-21 |
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