JPS6340375B2 - - Google Patents

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JPS6340375B2
JPS6340375B2 JP12770580A JP12770580A JPS6340375B2 JP S6340375 B2 JPS6340375 B2 JP S6340375B2 JP 12770580 A JP12770580 A JP 12770580A JP 12770580 A JP12770580 A JP 12770580A JP S6340375 B2 JPS6340375 B2 JP S6340375B2
Authority
JP
Japan
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circuit
gain
frequency
pass filter
noise reduction
Prior art date
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Application number
JP12770580A
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English (en)
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JPS5752241A (en
Inventor
Kenzo Akagiri
Masayuki Katakura
Motomi Ookochi
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS5752241A publication Critical patent/JPS5752241A/ja
Publication of JPS6340375B2 publication Critical patent/JPS6340375B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G9/00Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control
    • H03G9/02Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control in untuned amplifiers
    • H03G9/025Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control in untuned amplifiers frequency-dependent volume compression or expansion, e.g. multiple-band systems

Landscapes

  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、たとえばオーデイオテープレコーダ
を用いてオーデイオ信号を録音、再生する際に発
生する雑音等を低減するノイズリダクシヨン回路
に関し、特に、オーデイオテープレコーダの録音
入力側ではレベル圧縮(コンプレス)し、再生出
力側ではレベル伸張(エクスパンド)するような
いわゆるコンパンダタイプのノイズリダクシヨン
回路に関する。
従来のコンパンダタイプのノイズリダクシヨン
回路には、種々の構成のものが知られているが、
たとえば圧縮、伸張動作のための可変抵抗手段と
して、FETやトランジスタ等を用いたものが多
く、回路設計上の自由度が制限され、機能の付加
が困難であり、また、高精度の特性を持つた可変
抵抗素子が得られないことから、回路の特性を向
上することが困難となつて、ダイナミツクレンジ
の改善も10dB〜20dB程度が可能であるにすぎな
い。
また、従来のノイズリダクシヨン回路の入力信
号レベルの変化に伴なう周波数特性曲線の変化
は、周波数軸方向に平行移動するようないわゆる
スライデイングバンドイフエクトを有するもので
あり、低域側のノイズリダクシヨン動作を十分に
行なえないという欠点がある。
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなさ
れたものであり、回路設計の自由度が高く、種々
の機能を付加することが容易に行なえるようなノ
イズリダクシヨン回路の提供を目的としている。
本発明の他の目的は、可変利得回路として高精
度の特性が容易に得られるVCA(電圧制御形増幅
器)を導入することにより、従来の可変抵抗素子
を用いたノイズリダクシヨン回路に比べて、周波
数特性のばらつきが少なく、直流シフト分も少な
くでき、大巾なダイナミツクレンジの改善が図れ
るようなノイズリダクシヨン回路を提供すること
である。
本発明のさらに他の目的は、従来のいわゆるス
ライデイングバンドイフエクトを有するノイズリ
ダクシヨン回路では行なえない低域側におけるノ
イズリダクシヨンをも可能とし、全帯域にわたる
ノイズリダクシヨン効果が得られるようなノイズ
リダクシヨン回路を提供することである。
すなわち、本発明に係るノイズリダクシヨン回
路の特徴は、可変利得回路となるVCA(電圧制御
形増幅器)とオーデイオ帯域内の低域側で一定利
得を持つようなターンオーバ周波数(カツトオフ
周波数)を有するハイパスフイルタとの直列接続
回路と、この直列接続回路に並列な負帰還路中に
挿入接続された利得変化の無い第1のサブパス
と、ノイズリダクシヨン回路の入力から出力へ向
かつて並列接続された利得変化の無い第2のサブ
パスとを備えて構成されるコンプレツサ回路を有
していることである。
以下、本発明に係る好ましい実施例について、
図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示し、たとえ
ばオーデイオテープレコーダの録音入力側に設け
られて、入力オーデイオ信号を少なくともレベル
圧縮するエンコーダ(あるいは単なる圧縮器)と
してのノイズリダクシヨン回路10を示してい
る。このノイズリダクシヨン回路10において、
入力端子11と出力端子12との間には、可変利
得回路であるVCA13とハイパスフイルタ14
との直列接続回路が挿入接続されてメインパスを
構成している。このハイパスフイルタ14の周波
数特性は、たとえば第3図の破線H(H1〜H4
に示すように低域側に比べて高域側を増強するよ
うな特性となつている。すなわち、低域側で一定
利得を有し(フラツトであり、)低域側のターン
オーバ周波数(カツトオフ周波数)をオーデイオ
帯域内に有し、高域側のターンオーバ周波数はオ
ーデイオ帯域外に設定し、あるいは高域側ターン
オーバ周波数を持たないようにしている。これら
のVCA13とハイパスフイルタ14との直列接
続回路に対して並列に、利得変化が無く(ゲイン
コントロールを受けず)、さらにたとえば少なく
ともオーデイオ帯域内で周波数に依存しない特性
(フラツトな周波数特性)を有するたとえば抵抗
を用いた帰還路15が第1のサブパスとして接続
されている。この帰還路15からの出力は、入力
側の加算器16に減算信号として送られており、
負帰還動作が行なわれている。次に、上記メイン
パスの入力端子11から出力端子12にわたつ
て、第2のサブパスである利得変化の無い伝送路
17が並列接続されており、入力端子11からの
入力オーデイオ信号を伝送路17を介して出力端
子12側の加算器18に供給している。この伝送
路17は、利得変化の無い、ゲインコントロール
を受けないパスであり、本実施例ではたとえば少
なくともオーデイオ帯域内でフラツトな周波数特
性を有するたとえば抵抗を用いている。
ここで、上記メインパス中のVCA13は、レ
ベル圧縮動作を行なわせるために、たとえば入力
信号レベルが小さいとき利得(ゲイン)を大きく
し、入力信号レベルが大きいとき利得を小さくす
るようなハードウエア上の構成がとられる。この
VCA13の利得制御用の信号としては、上記メ
インパスにおいて、VCA13の入力側や出力側
の任意の点からの信号、あるいは入力と出力との
和や差の信号を取り出して用いることができる。
すなわち、可変利得回路であるVCA13の利得
は、VCA13とハイパスフイルタ14との直列
接続回路より成る上記メインパスを通過する信号
のレベルに応じて制御される。たとえば本実施例
では、ハイパスフイルタ14からの出力の一部
を、ウエイテイング用のハイパスフイルタ19a
を介して制御回路19bに送り、この制御回路1
9bにより検波、平滑等を行なつて直流の制御電
圧に変換した後、VCA13の制御端子に送る構
成としている。
なお、上記メインパス中のVCA13とハイパ
スフイルタ14とは、順序を逆にして接続しても
よく、すなわち、入力端子11側にハイパスフイ
ルタ14を配置してもよい。
以上のような構成を有するエンコード用のノイ
ズリダクシヨン回路10において、入力端子11
の入力信号の振幅をx、出力端子12の出力信号
の振幅をy、ハイパスフイルタ14からの出力信
号の振幅をzとし、VCA13の利得(ゲイン)
をG、ハイパスフイルタ14の時定数をTA、低
域の利得をgとし、さらに帰還路15の伝達関数
をFL、伝送路17の伝達関数をFHとするとき、
ハイパスフイルタ14の伝達関数は、 g・1+sTA/1 … ただし、s=jω と表わせるから、 z=G・g・(1+sTA)・(x−FL・z) … y=FH・x+z … となる。次にこれらの、式からzを消去し
て、yについて解くと、 y=1+FH{(1/Gg)+FL}/(1/Gg)+FL ×1+sTA・1+FHFL/1+FH{(1/Gg)+FL
1+sTA・FL/(1/Gg)+FL・x
… が得られる。この式の周波数レスポンス特性を
第2図に示す。
この第2図においては、入力信号レベルが極め
て小さいとき、すなわちVCA13のゲインGが
極めて大きいときの特性曲線を模式的に表わす折
線Mと、入力信号レベルが極めて大きいとき(G
が極めて小さいとき)の特性曲線を模式的に表わ
す折線mとが示されている。これらの折線M,m
は、それぞれが2個の折曲点を有している。これ
らの折曲点における周波数(ターンオーバ周波
数)12は、対応する時定数T1、T2により、
1=1/2πT12=1/2πT2と表わされ、これらの
時定数T1、T2は、 T1=TA・1+FHFL/1+FH{(1/Gg)+FL} … T2=TA・FL/(1/Gg)+FL … と表わされる。また、低域側でほぼフラツトとな
るときのレスポンスは、 1+FH{(1/Gg)+FL}/(1/Gg)+FL… で表わせ、また高域側でほぼフラツトとなるとき
のレスポンスは、 1+FHFL/FL … で表わせる。
次に、VCA13のゲインGが変化するときの
周波数特性曲線の変化について、第3図を参照し
ながら説明する。まず、ハイパスフイルタ14の
周波数レスポンス特性は、たとえば第3図の破線
Hに示すように、1個のカツトオフ周波数(ター
ンオーバ周波数)Aを有し、この周波数Aより低
域側ではほぼフラツトなレスポンスで、周波数A
から高域側に向かつてほぼ6dB/octで上昇する
ような折線により近似される。ここで、上記周波
Aは、上記式のTAを用いて、A=1/2πTA
表わされる。このような近似的な特性曲線Hの特
性を持つハイパスフイルタ14とVCA13との
直列接続回路の周波数特性は、VCA13のゲイ
ンGの変化に応じて、たとえば第3図の各破線
H1,H2,H3,H4のように、レスポンス軸の方
向(矢印A方向)に平行移動する。このようなハ
イパスフイルタ14とVCA13との直列接続回
路の周波数特性において、上記第1のサブパスで
ある帰還路15によつてレスポンスの上限がたと
えばRmaxで制限され、上記第2のサブパスであ
る伝送路17によつてレスポンスの下限がたとえ
ばRminで制限される。したがつて、ノイズリダ
クシヨン回路10の全体の周波数特性は、VCA
13のゲイン変化による上記ハイパスフイルタの
特性曲線H1,H2,H3,H4に対応して、たとえ
ば第3図の実線C1,C2,C3,C4のように表われ
る。
すなわち、ノイズリダクシヨン回路10の入力
信号レベルが小さいときには、VCA13のゲイ
ンGが大きく、周波数特性はたとえば第3図の曲
線C1のように、低域側のレスポンスが最低値
Rminよりも大きくなつており、低域側のターン
オーバ周波数1(第2図参照)は上記カツトオフ
周波数Aにほぼ等しい。次に、入力信号レベルが
やや大きくなつてくると、周波数特性曲線はたと
えば曲線C2に示すように、上記周波数A以下の低
域側ではレスポンス軸方向の図中下方(矢印Ba
方向)に移動し、周波数A以上の高域側では周波
数軸の高域に向かつて矢印Bb方向に移動し、ま
た第2図の高域側のターンオーバ周波数2はより
高域側にずれる。そして、入力信号レベルがさら
に大きくなつてVCA13のゲインGがさらに低
下すると、周波数特性曲線の上記矢印Ba方向の
移動は最低値Rminにより制限され、曲線C3やC4
に示すように矢印Bb方向にのみ移動する。この
ような曲線C3,C4の形態での移動においては、
上記ターンオーバ周波数12の比12がほぼ
一定に保たれる。
これに対して、入力信号レベルが大きい状態か
ら低下する場合には、周波数特性が曲線C4から
順次C3,C2,C1のように移行することは勿論で
ある。
したがつて、低域側の周波数レスポンスが矢印
Ba方向に変動する分だけ、低域側のノイズリダ
クシヨン効果が増大し、周波数の全帯域にわたつ
てノイズ低減が図れる。また、可変利得回路とし
て、高精度で可変利得幅が大きいVCAを用いる
ことにより、従来の可変抵抗素子を用いたノイズ
リダクシヨン回路に比べて、回路の周波数特性の
ばらつきを抑え、ダイナミツクレンジの改善量を
増大させる等の特性向上が図れる。
なお、第1図の回路において、周波数を固定し
たときの入出力特性は、たとえば第4図の実線の
ように表わされる。すなわち、この第4図におい
て、VCA13によるレベル圧縮(コンプレス)
動作特性は、たとえば破線CPのように表わされ
るが、入力レベルが減少したときには、VCA1
3のゲインが増大して帰還路15による入出力特
性(破線FL)の影響が大きくなり、また入力レ
ベル増大時には伝送路17による入出力特性(破
線FH)の影響が大きくなる。
次に、上記第1の実施例のエンコーダ(あるい
は圧縮器)としてのノイズリダクシヨン回路10
を、オペアンプ等の高利得増幅器の負帰還路に挿
入接続することにより、デコード特性を有するノ
イズリダクシヨン回路を得ることができる。これ
は、一般に伝達関数がBの回路を、利得Aの増幅
器の負帰還路に挿入接続して成る回路の伝達関数
Hが、 H=A/1+AB … と表わされ、高利得、すなわちAが極めて大きい
場合には、1≪ABとなつて、上記式は、 H≒1/B … となることを利用したものである。したがつて、
この変形例の場合には、式から明らかなよう
に、高利得増幅器の負帰還路中に挿入接続された
エンコード特性のノイズリダクシヨン回路10の
伝達関数(たとえばこれをBとする。)のほぼ逆
の特性、すなわちデコード特性が得られるわけで
ある。
次に、本発明に係る第2の実施例を第5図に示
す。この第5図に示すエンコード用のノイズリダ
クシヨン回路20は、上記第1の実施例の構成に
ハイパスフイルタ29を追加して成り、第1図中
の各回路部分11〜18と対応する部分には、そ
れぞれ20番台の参照番号21〜28を付して説明
を省略する。このハイパスフイルタ29は、たと
えば入力端子21と加算器26との間に挿入接続
され、ハイパスフイルタ24とともにプリエンフ
アシス特性を与えるものであり、2信号周波数特
性のレスポンスの傾きをより急峻(たとえば
12dB/oct程度)にして、中低域と高域との分離
を高め、ノイズモジユレーシヨンを少なくしてい
る。
この第2の実施例のエンコード用のノイズリダ
クシヨン回路20を、オペアンプ等の高利得増幅
器の負帰還路に挿入接続することにより、逆特性
としてのデコード特性を持つたノイズリダクシヨ
ン回路を得ることができる。なお、ハイパスフイ
ルタ29の挿入位置は、上記実施例に限定されな
い。
次に、第6図は本発明の第3の実施例を示して
いる。この第6図のエンコーダとなるノイズリダ
クシヨン回路30は、第1図の基本構成(第1の
実施例)に対して、ハイパスフイルタ39を追加
し、第2のサブパスとなる伝送路にローパスフイ
ルタ37を用いて構成したものである。この第6
図の他の回路部31〜36,38は、第1図の各
回路部11〜16,18とそれぞれ対応し、同じ
作用を行なう。
この第3の実施例において、ハイパスフイルタ
39を追加したことによる作用は、前述した第2
の実施例で説明したように、周波数特性のレスポ
ンス傾斜を急峻とし、中低域と高域の分離を高め
てノイズモジユレーシヨンを除去するものであ
る。
次に、入力端子31から出力端子32に向かつ
てローパスフイルタ37を並列接続することによ
り、上記第3図の説明中のレスポンス下限特性
Rminがローパスフイルタ特性を持つ。このた
め、ノイズリダクシヨン回路30の周波数特性
は、たとえば第7図に示すようなものとなる。こ
の第7図は、前述した第2図と対応しており、入
力信号レベルが小さくVCA33のゲインが大き
いときの模式的な特性曲線Mと、入力信号レベル
が大でゲイン小のときの模式的特性曲線mが示さ
れている。この第3の実施例によれば、上記ノイ
ズモジユレーシヨンの低減効果のみならず、大信
号入力時には、コンプレス特性に、さらに高域コ
ンプレス特性が付与され、テープのリニアリテイ
の拡大やMOL改善が図れる。
次に、第8図は本発明の第4の実施例としての
エンコーダとなるノイズリダクシヨン回路40を
示している。このノイズリダクシヨン回路40
は、上記第2の実施例の構成において、第1のサ
ブパスである帰還路45と並列に、ハイパスフイ
ルタ51とアンチリミツタ回路52との直列接続
回路を接続して構成したものである。他の回路部
分41〜49は、第5図の各回路部分21〜29
とそれぞれ対応し、同一の作用をなす。
このアンチリミツタ回路52としては、たとえ
ば第9図に示すような具体的回路構成を用いれば
よい。この第9図において、入力端子53に抵抗
55を接続し、この抵抗55の他端と出力端子5
4との間に、アノード、カソードの向きが互いに
逆となるように2個のダイオード56,57を並
列に挿入接続して、アンチリミツタ回路52を構
成している。このアンチリミツタ回路52の入力
端子53が第8図のハイパスフイルタ51に、出
力端子55が加算器46に、それぞれ接続され
る。
このような構成を有する第4の実施例のノイズ
リダクシヨン回路40によれば、上記第3の実施
例の効果のみならず、入力信号レベルが急激に増
大した場合に生じ易いオーバーシユートを防止
し、テープ飽和による波形歪等を除去することが
できる。すなわち、入力信号が小レベルのときに
は、VCA43のゲインが大きく、急激に入力レ
ベルが増大したときには、VCA43のゲインが
大から小へ急激に変化できず、ゲイン大の状態で
大レベル信号が入力されることになつて、いわゆ
るアタツクタイム中にハイパスフイルタ44の出
力レベルが急峻に増大するオーバーシユートが生
じる。アンチリミツタ回路52は、ハイパスフイ
ルタ44の出力レベルが一定レベル以上となつた
ときに動作し、加算器46において入力信号から
アンチリミツタ回路52からの出力が減算され、
上記オーバーシユートが防止される。この場合、
テープのMOL特性等を考慮して、ハイパスフイ
ルタ51により、テープ飽和が問題となる高域に
のみアンチリミツタ回路52を働かせればよい。
ここで、このようなアンチリミツタ回路52を
用いる代わりに、ハイパスフイルタ44と加算器
48との接続点Pに、たとえば第10図に示すよ
うなリミツタ回路60を挿入接続してもよい。こ
の第14図に示すリミツタ回路60は、入力側の
抵抗65と、2個のダイオード66,67とによ
り主要部が構成され、さらに前述した高域のみに
リミツタ動作を行なわせるため、入力端子61側
にハイパスフイルタ63を、出力端子62側にロ
ーパスフイルタ64をそれぞれ挿入接続してい
る。これらのハイパスフイルタ63とローパスフ
イルタ64とは、互いに逆の特性とする。
ところで上記第2〜第4実施例の各VCAの利
得制御用の信号については、前述した第1の実施
例と同様に、各VCAの出力側ハイパスフイルタ
の出力信号を、ウエイテング用ハイパスフイルタ
19aを介し制御回路19bを介して取り出して
いるが、前述したように、メインパスを通過する
信号、例えばVCAの入力側や出力側の任意の点
からの信号、あるいは入力及び出力の和あるいは
差の信号等を取り出して用いることができること
は勿論である。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるも
のではなく、たとえば上記第3および第4の実施
例についても、オペアンプ等の高利得増幅器の負
帰還路中に挿入接続することにより、逆特性とし
てのデコード特性を得ることができ、さらに切換
スイツチ等を用いて、エンコード、デコード特性
を任意に切換選択する構成も容易に実現可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1の実施例を
示し、第1図はブロツク回路図、第2図および第
3図は動作原理を説明するための周波数特性を示
すグラフ、第4図は入出力特性を示すグラフであ
る。第5図は本発明の第2の実施例を示すブロツ
ク回路図である。第6図および第7図は本発明の
第3の実施例を示し、第6図はブロツク回路図、
第7図は周波数特性を示すグラフである。第8図
ないし第10図は本発明の第4の実施例を示し、
第8図はブロツク回路図、第9図はアンチリミツ
タ回路の一例を示す回路図、第10図はリミツタ
回路の一例を示す回路図である。 11,21,31,41……入力端子、12,
22,32,42……出力端子、13,23,3
3,43……VCA、14,24,34,44…
…ハイパスフイルタ、15,25,35,45…
…帰還路、17,27,37,47……伝送路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力端子と出力端子との間に挿入接続され、
    可変利得回路とオーデイオ帯域内の低域側で一定
    利得を持つような少なくとも1個のターンオーバ
    周波数を有するハイパスフイルタとの直列接続回
    路と、 この直列接続回路を通過する信号のレベルに応
    じて上記可変利得回路の利得を制御する制御回路
    と、 上記直列接続回路の出力から入力に向かつて並
    列接続された利得変化の無い帰還路と、 上記入力端子から出力端子に向かつて並列接続
    された利得変化の無い伝送路とを備えて成ること
    を特徴とするノイズリダクシヨン回路。
JP12770580A 1980-09-13 1980-09-13 Noise reducing circuit Granted JPS5752241A (en)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH0312792U (ja) * 1989-06-21 1991-02-08

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