JP2844653B2 - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JP2844653B2 JP1091828A JP9182889A JP2844653B2 JP 2844653 B2 JP2844653 B2 JP 2844653B2 JP 1091828 A JP1091828 A JP 1091828A JP 9182889 A JP9182889 A JP 9182889A JP 2844653 B2 JP2844653 B2 JP 2844653B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばテープレコーダを使用して従来の1/
Nの時間でダビングする際に用いる信号処理装置に関
し、特に集積回路として構成するのに好適な信号処理装
置に関する。
〔発明の概要〕
本発明の信号処理装置は、入力信号の周波数と大きさ
に応じた高域圧縮動作を制御する変調と、該変調と逆特
性の高域伸長動作を制御し復調された信号を発生する復
調とを切換える圧縮・伸長切換え手段と、変調時には前
記入力信号の電圧が、復調時には変調された信号の電圧
が選択的に入力され、該電圧を電流変換するgm変換器お
よびK倍増幅器で構成される伝達コンダクタンス回路
と、コンデンサとから成る可変フィルタを有し、信号を
圧縮または伸長する信号処理装置において、信号処理装
置が標準速度のn倍で動作するN倍速モードを設けると
共に、前記N倍速モード時に前記伝達コンダクタンス回
路の可変コンダクダクタンスをN倍に設定する設定手段
を設けることにより、例えばテープレコーダを使用して
1/Nの時間で倍速ダビングする際に使用して好適である
と共に、コンデンサを少なくできるので、集積回路化が
容易になる。
〔従来の技術〕
従来、例えば特開昭61−230625号後方に記載されてい
る通り、テープ走行速度及びシリンダの回転速度を従来
のN倍速で動作させてプリエンファシスされた映像信号
をダビングするダビング装置において、信号処理回路の
周波数特性を従来のN倍の周波数において従来と同一特
性にするものが知られている。
また、第7図のコンデンサ切換方式の信号処理装置を
示すブロック図に示される如く、周波数特性を標準速度
で動作するモードと標準速度のN倍の速度で動作するN
倍速モードとを切換えるものが提案されている。
すなわち、第7図はドルビーBタイプノイズリダクシ
ョンシステム(登録商標)の一例を示すものであり、1
は入力端子を示し、圧縮または伸長すべき入力信号が供
給される。2は演算増幅器であり、帰還ループにエンコ
ード時の圧縮とデコード時の伸長とを切換えるために第
1の接点3a、第2の接点3bよび共通接点3cからなる切換
スイッチ3が設けられる。前記演算増幅器2の出力は加
算回路4の一方の入力に直接供給されると共に、可変ハ
イパスフィルタ5およびオーバーシュート抑圧用のリミ
ッタ6を通じて加算回路4の他方の入力に供給される。
前記可変ハイパスフィルタ5はコンデンサ5aと、可変イ
ンピーダンス素子5bと、このコンデンサ5aに並列された
コンデンサ5cと周波数特性切換用のオン/オフスイッチ
5dの直列回路とから構成される。7は可変ハイパスフィ
ルタ5の出力に接続された高域重み付け回路であり、演
算増幅器7aと、この演算増幅器7aの帰還ループに接続さ
れた抵抗器7bと、演算増幅器7aの反転入力端子と基準電
位点との間に接続されたコンデンサ7cと抵抗器7dの直列
回路と、前記コンデンサ7cに並列に接続されたコンデン
サ7eと周波数特性切換用のオン/オフスイッチ7fの直列
回路とから成る。8は高域重み付け回路7の出力に接続
されたレベル検出回路であり、ダイオード8aと、時定数
設定用のコンデンサ8b、8cおよび抵抗器8dと、立ち上が
り特性改善用のダイオード8eと、時定数切換用のコンデ
ンサ8fおよび8gと、オン/オフスイッチ8hおよび8iとか
ら構成され、このレベル検出回路8の出力電圧により可
変ハイパスフィルタ5の可変インピーダンス素子5bのイ
ンピーダンスを制御する。なお、9は圧縮された信号が
あ出力される出力端子であり、10は伸長された信号が出
力される出力端子である。
以上の構成において、図示しないテープレコーダから
標準テープ速度で再生された入力信号が入力端子1に供
給された時、切換スイッチ3の共通接点3cを第1の接点
3a側に接続し、可変ハイパスフィルタ5のオン/オフス
イッチ5d、高域重み付け回路7のオン/オフスイッチ7
f、レベル検出回路8のオン/オフスイッチ8hおよびオ
ン/オフスイッチ8iを全てオンにすることにより、出力
端子9に圧縮された出力信号が得られる。この場合、可
変ハイパスフィルタ5の可変インピーダンス素子5bはレ
ベル検出回路8の出力レベルに応じてコンダクタンスが
増大し、カットオフ周波数を高い周波数に変化させる。
また、切換スイッチ3の共通接点3cを第2の接点3b側に
接続することにより、出力端子10に伸長された出力信号
が得られる。
次に、標準テープ速度のN倍の速度で再生されN倍速
モードの入力信号が入力端子1の供給された時、切換ス
イッチ3の共通接点3cを第1の接点3a側に接続し、可変
ハイパスフィルタ5のオン/オフスイッチ5d、高域重み
付け回路7のオン/オフスイッチ7f、レベル検出回路8
のオン/オフスイッチ8hおよびオン/オフスイッチ8iを
全てオフすることにより、可変ハイパスフィルタ5およ
び高域重み付け回路8の周波数特性を標準速度時の周波
数のN倍の周波数において同一特性にすると同時に、レ
ベル検出回路8の時定数を1/Nに設定し、出力端子9に
圧縮された出力信号を得る。また、切換スイッチ3の共
通接点3cを第2の接点3b側に接続することにより、出力
端子10に伸長された出力信号が得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前者のダビング装置では、標準速度時
とN倍側モード時との間で周波数特性を切換えるため
に、各回路要素が2系統必要になり、構成が複雑になる
欠点があった。
また、後者の信号処理装置によれば、コンデンサのみ
を切換スイッチによって切換えることにより、回路構成
の簡易化を図ることができるが、コンデンサを複数個使
用するために外付部品が多くなり、集積回路化が困難で
あった。
従って、本発明の目的は前記欠点を改良した信号処理
装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の信号処理装置は、入力信号の周波数と大きさ
に応じた高域圧縮動作を制御する変調と、該変調と逆特
性の高域伸長動作を制御し復調された信号を発生する復
調とを切換える圧縮・伸長切換手段と、 変調時には前記入力信号の電圧が、復調時には変調さ
れた信号の電圧が選択的に入力され、該電圧を電流変換
するgm変換器およびK倍増幅器で構成される伝達コンダ
クタンス回路と、コンデンサとから成る可変フィルタ
と、 前記入力信号または、前記変調された信号の周波数と
大きさを検出するとともに、該入力信号または該変調さ
れた信号の周波数と大きさに応じた制御信号を前記可変
フィルタに入力する検出手段と、 周波数特性を標準速度で動作するモードと、標準速度
のN倍の速度の動作するN倍速モードとを選択する速度
モード選択手段と、 前記速度モード選択手段によって該N倍速モードが選択
されたとき、前記伝達コンダクタンス回路のgm・K定ま
る可変コンダクタンスをN倍に設定する設定手段が設け
られる。
〔作用〕
本発明によれば、可変フィルタのコンデンサは単一の
コンデンサで良く、またN倍速モード時には伝達コンダ
クタンス回路の可変コンダクタンスをN倍に設定するだ
けで所定の周波数特性が得られるので、構成の簡素化が
図れると共に集積回路化が容易になる。
〔実施例〕
本発明は、第7図および第8図に示すように、録音時
に高域を圧縮する変調(エンコード)を行うとともに、
再生時に高域を伸長して復調(デコード)することによ
り、高域ノイズを除去するノイズリダクションシステム
に関連する。
本願発明の構成は、第9図に示すように、録音時の変
調(圧縮)および再生時の復調(伸長)を切換える切換
スイッチ3を必須構成要件とし、入力電圧または変調さ
れた信号(具体的には変調された圧縮信号Veを示す)の
電圧を電流変換するgm変換器(V/I変換器15c等)および
K倍増幅器(留増幅器15d等)で構成される伝達コンダ
クタンス回路15と、コンデンサ16とから成る可変フィル
タ14と、入力信号または変調された信号(具体的には変
調された圧縮信号Veを示す)の周波数と大きさを検出す
るとともに、その周波数と大きさに応じた制御信号を可
変フィルタ14に入力する高域重み付け回路21やレベル検
出器22などの検出手段と、周波数特性を標準速度で動作
するモードと、標準速度のN倍の速度で動作するN倍速
モードとを選択する速度モード選択手段と、この速度モ
ード選択手段を願み、該N倍速モード時にコンデンサ16
の容量を一定に保ったまま、伝達コンダクタンス回路15
の可変コンダクタンスG=gm・KをN倍に設定する設定
手段17を備える。
そして、第9図における録音時には、切換スイッチ3
を変調(圧縮)3a側に切換え、第10図の録音時の略線図
に示すように、入力信号Vrはそのまま演算増幅器2およ
び変調時の伝達関数T(S)を経て、出力端子9から録
音時の変調された信号である圧縮信号Veとして出力す
る。その変調された信号である圧縮信号Veは所定の記録
媒体Aに記録される。
第9図における再生時には、切換スイッチ3を復調
(伸長)3b側に切換え、第10図の再生時の略線図に示す
ように、記録媒体Aから再生された変調信号である圧縮
信号Veは演算増幅器2に入力される。それとともに、演
算増幅器2には変調時と逆特性の伝達関数T(S)が印
加されて復調され、出力端子10から再生時の伸長信号
(復調された信号)として出力される。なお、以上の説
明は本発明の実現手段をコンデンサ切換方式の信号処理
装置(第7図)に適用して説明したものであり、第1図
からの説明は本発明の他の実現手段を示すものである。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図の本発明の信号処理装置の一実施例を示すブロ
ック図において、10は圧縮または伸長すべき入力信号が
供給される入力端子、11は加算器、12は反転増幅器、13
は圧縮または伸長された出力信号が出力される出力端子
である。14は可変フィルタであり、伝達コンダクタンス
回路15とコンデンサ16とから構成される。前記伝達コン
ダクタンス回路15は、入力端子15aと出力端子15bを有
し、後述する如く変換利得gmにより、入力電圧Vinを電
流Iに変換するV/I変換器15cと電流利得Kを有する電流
増幅器15dとから成り、電流増幅器15dの電流出力をコン
デンサ16に供給する。前記伝達コンダクタンス回路15の
可変コンダクタンスGは、V/I変換器15の変換利得gmと
電流増幅器の電流利得Kの積(G=gm・K)で定まり、
変換利得gmまたは電流利得Kを可変することにより可変
できる。なお、17は速度モード選択手段(ここでは図示
せず)から周波数特性の標準速度とN倍速度で動作する
モードを選択した結果得られる出力信号が供給される設
定手段を示し、N倍速モード時に前記可変コンダクタン
スGをN倍(gm・K・N)に設定する。
前記伝達コンダクタンス15を、第2図の本発明に用い
る伝達コンダクタンス回路の説明図について詳述する。
入力電圧Vinは伝達コンダクタス回路の入力端子15aと出
力端子15b間の電位差Vrとコンデンサ16の両端電圧とに
分圧され、可変コンダクタンスの値をG、コンデンサ16
の容量値をCとすれば電位差Vrは次式で表される(但
し、s=jwとする) 従って、伝達コンダクタンス回路15の伝達関数T(S)
は次式で表される。
前記(2)式の特性は、Sが の時の周波数をカットオフ周波数とする可変ハイパスフ
ィルタの特性になり、可変コンダクタンスG(gm・K)
を可変することにより周波数特性を可変することができ
る。そして、設定手段17により、可変コンダクタンスG
をN倍(gm・K・N)に設定する。
18は作動増幅器であり、非反転入力端子(+)と反転
入力端子(−)との間に伝達コンダクタンス回路15が接
続される。20は第1の接点20a、第2の接点20b及び共通
接点20cを有する切換スイッチであり、第1の接点20aは
入力端子10に接続され、第2の接点20bは出力端子13に
接続され、共通接点20cは差動増幅器18の非反転入力端
子(+)及び伝達コンダクタンス15の入力端子15aに接
続される。そして、前記可変フィルタ14は差動増幅器18
と共に可変ハイパスフィルタを構成し、差動増幅器18の
出力は加算器11に供給される。なお、21は差動増幅器18
の出力に接続された高域重み付け回路、22は高域重み付
け回路21の出力に接続されたレベル検出器であり、この
レベル検出器の出力レベルに応じて前記伝達コンダクタ
ンス回路15の可変コンダクタンスGを制御し、差動増幅
器18と可変フィルタ14からなる可変ハイパスフィルタの
周波数特性を高域信号レベルに応じて制御するように構
成してもよい。
以上の構成において、テープレコーダ(図示しない)
から標準テープ速度で再生された入力信号が入力端子1
に供給された時、信号圧縮する場合には切換スイッチ20
の共通接点20cを第1の接点20a側に接続し、伝達コンダ
クタンス回路15の可変コンダクタンスGをgm・Kに設定
することにより、入力端子10からの入力信号が切換スイ
ッチ20の第1の接点20a、共通接点20cを介して差動増幅
器18の非反転端子に入力され、一方レベル検出器22から
の周信号で、高周波信号のレベルの大きさに応じて周波
数特性を可変する可変フィルタ14からの出力信号が反転
端子にそれぞれ供給され、これら入力信号の差信号が増
幅され、周波数特性が可変した周波数の高域節分が加算
器11に印加される。この加算器11には更に直接入力信号
が印加されているので、この入力信号に関し差動増幅器
18から印加された信号帯域が強調(ここでは高域周波数
成分が高周波数数側へシフトして結果的には高域圧縮と
なっている。)されることになる。即ち、出力端子13か
ら第3図の本発明の信号処理装置の説明図の周波数特性
Da、Db、Dcで示される通り、高域成分が大きくなるにつ
れて、周波数特性がDaからDcの間で連続的に変化するよ
うに圧縮された出力信号が得られる。また、標準テープ
速度のN倍の速度で再生されたN倍速モードの入力信号
が入力端子10に供給された時、伝達コンダクタンス回路
15の可変コンダクタンスGを設定手段17によりN倍(gm
・K・N)に設定することにより、可変フィルタ14の伝
達画数の周波数特性を決めるC/GのコンダクタンスGを
N倍(NG)可変し、カットオフ周波数を変えることがで
きる。この結果周波数特性Dd、De、Dfで示されるように
例えば周波数特性Dcのカットオフ周波数fsの周波数のN
倍の周波数fnにおいて周波数特性Dfのレベルが同一とな
るように圧縮された出力信号が出力端子13から得られ
る。
次に、標準テープ速度で再生された入力信号の信号伸
長時には切換スイッチ20の共通接点20cを第2の接点20b
側に接続し、伝達コンダクタンス回路15の可変コンダク
タンスGをgm・Kに設定することにより、加算器11から
の出力信号が反転され、出力端子13から導出された変調
信号である圧縮信号が切換スイッチ20の第2の接点20
b、共通接点20cを介して差動増幅器18の非反転端子に入
力されると共に可変フィルタ14の入力端子15aに供給さ
れる。このフィルタに供給された信号はレベル検出器22
からの出力信号で、高周波信号のレベルの大きさに応じ
て周波数特性が制御された後、前述の差動増幅器18の反
転端子にそれぞれ供給される。これら入力信号の差信号
が増幅され、周波数特性が可変した周波数の高域成分が
加算器11に印加され入力信号から減算される。即ち変調
された信号(具体的には変調されて圧縮された信号を示
す)である入力信号から高周波領域の信号が減算され、
低域通過型の周波数特性が周波数の高域側へシフトす
る。この結果出力端子13から第4図の本発明の信号処理
装置の信号伸長時の説明図の周波数特性Ea、Eb、Ecで示
される通り、第3図の特性に対して逆特性に伸長された
出力信号が得られる。また、標準テープ速度のN倍の速
度で再生されたN倍側モードの入力信号が入力端子10に
供給された時、伝達コンダクタンス回路15の可変コンダ
クタンスGを設定手段によりN倍(gm・k・N)に設定
することにより、可変フィルタ14の伝達関数の周波数特
性を決めるC/GのコンダクタンスGをN倍(NG)可変
し、カットオフ周波数を変えることができる。この結果
第4図の周波数特性Ed、Ee、Efで示されるN倍の周波数
において周波数特性が同一となるように伸長された出力
信号が出力端子13から得られる。
なお、前述の実施例において、入力端子10に供給され
る入力信号の一例として、デープレコーダの再生出力に
ついて説明したが、例えばコンパクトディスク(商標)
プレーヤの再生出力を用いることが可能である。
次に、第5図の伝達コンダクタンス回路の他の例を示
すブロック図について説明する。(なお、第1図に対応
する部分には同一番号を付して説明は省略する) 第5図において、23は増幅器、24は出力端子、25は加
算器、26は乗算回路、27は乗算係数Kが印加される入力
端子、28は乗算係数KをN倍に設定する係数設定回路、
29は乗算係数KとKNを乗算回路26に選択的に供給する切
換スイッチである。この実施例における伝達コンダクタ
ンス回路15の伝達関数T(s)は前述の(2)式により
表され、可変ハイパスフィルタの特性を有する。
更に、第6図の可変フィルタの更に他の例を示すブロ
ック図のように、入力端子10の入力信号を抵抗器30と抵
抗器31により分圧して、加算器25に供給し、出力端子24
の出力と減算するように構成することにより、高域重み
付け回路21に適した可変ハイパスフィルタの特性を得る
ことができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかな通り、本発明の信号処理装置
は、変調時には前記入力信号の電圧が、復調時には変調
された信号の電圧が選択的に入力され、該電圧を電流変
換するgm変換器およびK倍増幅器で構成される伝達コン
ダクタンス回路と、コンデンサとから成る可変フィルタ
を有し、信号を圧縮または伸長する信号処理装置におい
て、信号処理装置が標準速度のN倍で動作するN倍速モ
ードを設けると共に、前記N倍速モード時に前記伝達コ
ンダクタンス回路の可変コンダクタンスをN倍に設定す
る設定手段を設けることにより、N倍速モード時には伝
達コンダクタンス回路の可変コンダクタンスをN倍に設
定するだけで所定の周波数特性が得られれので、構成の
簡易化が図れると共い集積回路化が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の信号処理装置の一実施例を示すブロッ
ク図、第2図は本発明に用いる伝達コンダクタンス回路
の説明図、第3図は本発明の信号処理装置の信号圧縮時
の説明図、第4図は本発明の信号処理装置の信号伸長時
の説明図、第5図は可変フィルタの他の例を示すブロッ
ク図、第6図は可変フィルタの更に他の例を示すブロッ
ク図、第7図はコンデンサ切換方式の信号処理装置を示
すブロック図である。 第8図は本発明のノイズリダクションシステムの説明
図、第9図はコンデンサ切換方式の信号処理装置に本発
明を適用したブロック図、第10図は第9図の動作を説明
する略線図である。 1……入力端子 2……演算増幅器 3……切換スイッチ 4……加算回路 5……可変ハイパスフィルタ 7……高域重み付け回路 8……レベル検出回路 10……入力端子 11……加算器 12……反転増幅器 13……出力端子 14……可変フィルタ 15……伝達コンダクタンス回路 15c……V/I変換器 15d……電流増幅器 16……コンデンサ 17……設定手段 18……演算増幅器 20……切換スイッチ 21……ハイパスフィルタ 22……レベル検出器 28……係数設定回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号の周波数と大きさに応じた高域圧
    縮動作を制御する変調と、該変調と逆特性の高域伸長動
    作を制御し復調された信号を発生する復調とを切換える
    圧縮・伸長切換え手段と、 変調時には前記入力信号の電圧が、復調時には変調され
    た信号の電圧が選択的に入力され、該電圧を電流変換す
    るgm変換器およびK倍増幅器で構成される伝達コンダク
    タンス回路と、コンデンサとから成る可変フィルタと、 前記入力信号または、前記変調された信号の周波数と大
    きさを検出するとともに、該入力信号または該変調され
    た信号の周波数と大きさに応じた制御信号を前記可変フ
    ィルタに入力する検出手段と、 周波数特性を標準速度で動作するモードと、標準速度の
    N倍の速度で動作するN倍速モードとを選択する速度モ
    ード選択手段と、 前記速度モード選択手段によって該N倍速モードが選択
    されたとき、前記伝達コンダクタンス回路のgm・Kで定
    まる可変コンダクタンスをN倍に設定する設定手段と を具備することを特徴とする信号処理装置。
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