JPH058604B2 - - Google Patents

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JPH058604B2
JPH058604B2 JP59230655A JP23065584A JPH058604B2 JP H058604 B2 JPH058604 B2 JP H058604B2 JP 59230655 A JP59230655 A JP 59230655A JP 23065584 A JP23065584 A JP 23065584A JP H058604 B2 JPH058604 B2 JP H058604B2
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JP
Japan
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signal
circuit
time constant
output
Prior art date
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JP59230655A
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English (en)
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JPS61108215A (ja
Inventor
Takashi Koga
Morio Takahashi
Mitsuru Onodera
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP59230655A priority Critical patent/JPS61108215A/ja
Publication of JPS61108215A publication Critical patent/JPS61108215A/ja
Publication of JPH058604B2 publication Critical patent/JPH058604B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G9/00Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control
    • H03G9/02Combinations of two or more types of control, e.g. gain control and tone control in untuned amplifiers

Landscapes

  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、信号伝達に伴うS/Nの悪化を防
止するためのエンフアシス回路に関する。
〔発明の技術的背景〕
例えば、ビデオテープレコーダにおいては、輝
度信号は周波数変調(以下、FM変調と称する)
されて磁気テープに記録され、再生時は、この
FM変調された輝度信号をFM復調することによ
り、元の輝度信号を得るようになつている。
このように、信号をFM変調して記録し、再生
時、被変調信号(以下、FM信号と称する)を復
調して元の信号を得る方式の機器においては、記
録再生過程で発生したノイズ(FM信号に重畳さ
れたノイズ)は、復調出力に復調ノイズとして現
われ、その振幅レベルが周波数に比例して大きく
なるいわゆる三角ノイズ特性をもつている。
そのため、このような機器においては、記録
時、FM変調される信号(変調信号)の高域を予
じめ強調するプリエンフアシス処理が行われ、再
生時には、FM復調後、プリエンフアシス処理と
は逆特性のデイエンフアシス処理を行つて、元の
信号に戻すことが行われる。
また、S/Nの悪い小レベルの信号に対しては
大きなプリエンフアシスをかけ、S/Nのよい大
レベルの信号に対しては小さなプリエンフアシス
をかけることにより、S/Nの改善効果をさらに
高めるとともに、信号レベルの拡大を防ぐノンリ
ニアなプリエンフアシス処理を行う場合もしばし
ばある。このノンリニアなプリエンフアシス処理
を行う場合は、再生時には、逆特性のノンリニア
なデイエンフアシス処理が行われる。
第6図及び第7図はそれぞれ、従来からビデオ
テープレコーダに用いられているノンリニアなプ
リエンフアシス回路、ノンリニアなデイエンフア
シス回路を示すものである。第6図及び第7図に
おいて、プリエンフアシス部11及びデイエンフ
アシス部15の増幅器111,151は通常トラ
ンジスタで構成され、端子B,C,Eはそれぞれ
ベース、エミツタ、コレクタである。
第6図におけるプリエンフアシス回路は、抵抗
R11,R10、コンデンサC11で構成される時定数回
路によるエミツタピーキング効果により、入力端
子10に印加される信号の高域の強調を行う。こ
のとき、出力端子13に現れる信号の振幅レベル
が小さいとき、コンプレス回路12のダイオード
D11,D12はオフしており、増幅器111のコレ
クタインピーダンスが抵抗R12で規定され、ゲイ
ンの大きなプリエンフアシス処理が行われる。ま
た、出力信号の振幅レベルが大きい場合は、コン
プレス回路12のダイオードD11及びD12がオン
し、増幅器111のコレクタインピーダンスがダ
イオードD11またはD12とコンデンサC12を直列接
続した回路に抵抗R12を並列接続した回路によつ
て規定されるようなインピーダンス(但し、ダイ
オードD11またはD12のインピーダンスはオン時
のインピーダンス)となる。したがつて、増幅器
111の負荷が小レベル信号時よりも小さくな
り、ゲインの小さなプリエンフアシス処理がなさ
れる。
ここで、抵抗R13はダイオードD11及びD12がオ
フしているときに、その両端電圧を0にするため
の高抵抗であり、通常、R13>R12と選ばれるの
で、プリエンフアシス量が抵抗R13によつて影響
を受けることはほとんどない。
一方、第7図のノンリニアなデイエンフアシス
回路は、第6図のノンリニアなプリエンフアシス
回路とは逆の極性を示すものである。
この回路によるデイエンフアシス処理は、増幅
器151の端子Cに接続される抵抗R14,R15
コンデンサC13によつて構成される時定数回路に
よつてなされ、出力端子17における信号の高域
の振幅レベルを低下させるものである。ここで、
入力端子14に印加される信号が小レベルのとき
は、エキスパンド回路16のダイオードD13
D14はオフしており、増幅器151のエミツタの
インピーダンスは抵抗R16によつて規定され、ゲ
インの小さなデイエンフアシス処理がなされる。
このとき、デイエンフアシス特性を前述のプリエ
ンフアシス特性とは逆特性となるようにする。
また、入力信号が大レベルのときは、エキスパ
ンド回路16のダイオードD13,D14はオンして
おり、増幅器151のエミツタ側インピーダンス
は、ダイカードD13またはD14とコンデンサC14
直列回路に、抵抗R16を並列接続した回路のイン
ピーダンスによつて規定されるため、小さくな
る。これにより、ゲインの大きなデイエンフアシ
ス処理がなされる。
〔背景技術の問題点〕
ところで、従来のエンフアシス回路では、上述
の如く、プリエンフアシス回路とデイエンフアシ
ス回路とはそれぞれ独立に構成されている。この
ため、従来のエンフアシス回路は回路規模が大き
く、製造経費が高くつく。また、プリエンフアシ
ス用の時定数回路とデイエンフアシス用の時定数
回路が独立して構成されるため、素子の特性が変
動すると、プリエンフアシス特性とデイエンフア
シス特性を合わせることが難しいという問題があ
る。
また、回路を半導体集積回路化する場合、時定
数回路は通常外付け回路として構成される。した
がつて、上記の如く、時定数回路が各処理ごとに
設ける構成では、外付け部品が増加することにな
る。これにより、多くの外付けピンを必要とし、
半導体集積回路のパツケージが大きくなる。ま
た、回路基板の面積の増大及び回路の製造経費の
上昇を招くという欠点がある。
〔発明の目的〕
この発明は上記の事情に対処すべくなされたも
ので、プリエンフアシス処理用の時定数回路とデ
イエンフアシス処理用の時定数回路で多くのイン
ピーダンス素子を兼用できるようにすることによ
り、安価で性能に優れ、集積回路化にも適したエ
ンフアシス回路を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
この発明は、入力信号とこれを時定数回路に通
した信号を加算することによりプリエンフアシス
出力を得、入力信号とこれを時定数回路に通した
信号を減算することによりデイエンフアシス出力
を得るようにすることにより、プリエンフアシス
用の時定数回路とデイエンフアシス用の時定数回
路でほとんどのインピーダンス素子を兼用できる
ようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を詳
細に説明する。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す回路
図である。
第1図において、スイツチ21の一方の固定端
子211にはプリエンフアシス処理を施すべき信
号SPが印加され、他方の固定端子212にはデイ
エンフアシス処理を施すべき信号SDが印加され
る。スイツチ21の可動接片213はプリエンフ
アシス処理時、一方の固定端子211に接続さ
れ、デイエンフアシス処理時は他方の固定端子2
12に接続される。したがつて、プリエンフアシ
ス処理時は、信号SPがスイツチ21によつて選択
され、端子22より加算器23、減算器24の各
一方の入力端子231,241に与えられる。一
方、デイエンフアシス処理時は、信号SDが選択さ
れ、加算器23、減算器24の各一方の入力端子
231,241に与えられる。
また、スイツチ21によつて選択された信号は
時定数回路25を介して加算器23、減算器24
の各他方の入力端子232,242に与えられ
る。時定数回路25は抵抗R21,R22、コイルL21
コンデンサC1、スイツチSWから成る。抵抗R21
の一端は上記端子22に接続され、他端は加算器
23、減算器24の各他方の入力端子に接続され
る。コイルL21とコンデンサC21は抵抗R21の他端
とアース間に並列に挿入されている。抵抗R22
一端が抵抗R21の他端に接続され、他端はスイツ
チSWを介してアースに接続されている。
抵抗R21、コイルL21、コンデンサC21はプリエ
ンフアシス処理用の時定数回路を構成する。そし
て、スイツチSWがオンし、コイルL21やコンデ
ンサC21に抵抗R22が並列に接続されるとデイエン
フアシス処理用の時定数回路が構成される。
上記構成において動作を説明する。プリエンフ
アシス処理時、スイツチ21の可動接片213は
固定端子211側に接続される。また、スイツチ
SWはオフ状態にある。したがつて、プリエンフ
アシス処理を施すべき信号SPは加算器23、減算
器24の各一方の入力端子231,241に与え
られる。さらに、この信号SPは、抵抗R21、コイ
ルL21、コンデンサC21から成るプリエンフアシス
用の時定数回路を介して加算器23、減算器24
の各他方の入力端子232,242に与えられ
る。そして、プリエンフアシス出力OPは加算器
23の出力端子233から得られる。
つまり、プリエンフアシス回路は抵抗R21、コ
イルL21、コンデンサC21、加算器23によつて構
成され、プリエンフアシス出力OPは信号SPにこ
れをプリエンフアシス用時定数回路に通した信号
を加算することによつて得られる。この回路の入
出力間の伝達関数E(ω)、つまりプリエンフアシ
ス特性を求めると、 E(ω)=R11(1/jωL21+jω
C21)+1+A/R11(1/jωL21+jωC21)+1……(1
) 但し、ω:信号SPの角周波数 A:加算器23の入力端子231におけ
る信号に対する入力端子232におけ
る信号の加算比 となる。この式(1)で示される特性の一例は、第2
図にaで示すような通常のビデオテープレコーダ
におけるプリエンフアシス特性を示す。
一方、デイエンフアシス処理時は、スイツチ2
1の可動接片213は固定端子212に接続され
る。また、スイツチSWはオン状態とされる。こ
れにより、加算器23と減算器24の各一方の入
力端子231,241には、信号SDが入力され
る。また、スイツチSWがオンしているため、抵
抗R22がコンデンサC21やコイルL21に並列に接続
されるようになり、加算器23、減算器24の各
他方の入力端子232,242には信号SDを抵抗
R21,R22、コイルL21、コンデンサC21から成る時
定数回路に通した信号が与えられる。そして、デ
イエンフアシス出力ODは減算器24の出力端子
243から得られる。つまり、デイエンフアシス
回路は抵抗R21,R22、コイルL21、コンデンサ
C21、減算器24によつて構成され、デイエンフ
アシス出力ODは、信号SDからこれをデイエンフ
アシス処理用時定数回路に通した信号を減ずるこ
とによつて得られる。
このデイエンフアシス回路の入出力間の伝達関
数D(ω)、つまり、デイエンフアシス特性は、 D(ω)=R21(1/R22+1/j
ωL21+jωC21)+1−A/R21(1/R22+1/jωL21
+jωC21)+1……(2) 但し、A:減算器24の入力端子241におけ
る信号に対する入力端子242におけ
る信号の減算比 となる。ここで、プリエンフアシス特性とデイエ
ンフアシス特性が完全な逆特性となるためには、 E(ω)×D(ω)=1 ……(3) となればよい。これが成り立つ条件を式(1),(2),
(3)から求めると、 R22=R21/A ……(4) となる。つまり、プリエンフアシス時の加算比(A)
とデイエンフアシス時の減算比(A)を同一とし、デ
イエンフアシス時に付加する抵抗R22の値を、抵
抗R21を加算比(=減算比:A)で除した値とす
ることによつて、互いに逆なプリエンフアシス特
性とデイエンフアシス特性をもつエンフアシス回
路を得ることができる。その特性の一例を第3図
bとして示す。この特性bは、加算器23からの
プリエンフアシス出力OPを信号SDとしてデイエ
ンフアシス回路に入力し、減算器24から取り出
す場合の通過特性を示すものである。
なお、デイエンフアシス処理時に挿入される抵
抗R22の値を式(4)の条件に従つて得られる値とは
異なる値に設定することにより、デイエンフアシ
ス処理後の信号の周波数特性に変化を与えること
ができる。例えば、ビデオテープレコーダにおい
ては、このデイエンフアシス出力OPの周波数特
性を変えることにより、他の回路で損失があつた
周波数帯域の補償を行つたり、好みの再生画像を
作ることが可能となる。
以上詳述したようにこの実施例は、入力信号SP
とこれをプリエンフアシス用時定数回路に通した
信号を加算することによつてプリエンフアシス出
力OPを得、入力信号SDからこれをデイエンフア
シス用時定数回路に通した信号を減ずることによ
り、デイエンフアシス出力ODを得るようになつ
ている。したがつて、プリエンフアシス用時定数
回路とデイエンフアシス用時定数回路で大部分の
構成インピーダンス素子を兼用することができ
る。これにより、回路規模の縮少及び製造経費の
低減を図ることができ、かつプリエンフアシス特
性とデイエンフアシス特性とを合わせることが容
易となり、また集積回路化にも適することにな
る。
第3図はこの発明の他の実施例を示す回路図で
ある。この実施例はノンリニアなエンフアシス処
理を行うように構成された例を示すものである。
第3図において、先の第1図と異なる点は、時
定数回路25の出力端子と加算器23、減算器2
4の各他方の入力端子232,242との間に振
幅制限増幅器26を挿入した点にある。この振幅
制限増幅器26によつて、プリエンフアシス処理
時は、加算器23の入力端子232に対する信号
の入力レベルが制限され、デイエンフアシス処理
時は、減算器24の入力端子242に対する信号
の入力レベルが制限を受けることになる。つま
り、プリエンフアシス処理時は、信号SPのレベル
が大きい程、この信号SPが振幅制限増幅器25で
振幅制限される割合が大きくなる。その結果、加
算器23において、入力端子231の信号に対す
る入力端子232の信号の加算レベルが小さくな
り、ノンリニアなプリエンフアシス特性が得られ
ることになる。同様に、デイエンフアシス処理時
には、信号SDのレベルが大きい程、減算器24に
おいて、入力端子241の信号に対する入力端子
242の信号の減算レベルが小さくなり、ノンリ
ニアなデイエンフアシス特性が得られる。この場
合、振幅制限増幅器26の振幅制限レベルを適宜
設定することにより、任意のノンリニア特性を得
ることができる。第4図において、aはノンリニ
アなプリエンフアシス特性の一例を示すものであ
り、入力信号SPのレベルが大きい程、プリエンフ
アシス量が低下する。また、特性bは、信号SP
ノンリニアなプリエンフアシス回路→ノンリニア
デイエンフアシス回路へと通過させた際の通過特
性を示すものである。
このように、加減算処理によりエンフアシス出
力OP,ODを得る構成では、従来はコンプレス回
路とエキスパンダ回路が必要であつたのに対し、
振幅制限増幅器26だけでノンリニアな2つのエ
ンフアシス処理を行うことができる。
第5図は第3図の具体的構成の一例を示すもの
である。図において、トランジスタQ21〜Q24
抵抗R23〜R26、定電流源I1、定電圧源VBは加算器
23、減算器24、振幅制限増幅器26を構成す
る。また、トランジスタQ25、抵抗R27はスイツ
チSWを構成する。また、C22,C23は結合コンデ
ンサであり、I2は定電流源、Q26はトランジスタ
である。
この第5図の動作を説明すると、トランジスタ
Q26はプリエンフアシス用及びデイエンフアシス
用の時定数回路を駆動するためのエミツタホロワ
トランジスタである。端子22に導びかれた信号
(ノンリニアなプリエンフアシス処理時は信号SP
ノンリニアなデイエンフアシス処理時は信号SD
はトランジスタQ26を介して時定数回路25に入
力されるとともに、トランジスタQ21,Q23のベ
ースに与えられる。
トランジスタQ21,Q22のベースに与えられた
信号はそれぞれのエミツタから出力され、それぞ
れ抵抗R23,R24を介してプリエンフアシス用の
出力端子233、デイエンフアシス用の出力端子
243に伝送される。ここで、抵抗R23,R24
流れる電流はそれぞれ差動構成のトランジスタ
Q23,Q24のコレクタ電流である。また、トラン
ジスタQ24のベースには、時定数回路に通した信
号が与えられる。したがつて、抵抗R23には、時
定数回路を通過した信号と同相の信号が発生し、
抵抗R24には、時定数回路を通過した信号と逆相
の信号が発生する。したがつて、トランジスタ
Q23のコレクタでは、端子22に与えられる信号
と時定数回路を通つた信号との加算処理が行わ
れ、端子233にプリエンフアシス出力OPが得
られる。また、トランジスタQ24のコレクタで
は、端子22に与えられる信号と時定数回路を通
つた信号の減算処理が行われ、端子243にデイ
エンフアシス出力ODが得られる。
ここで、プリエンフアシス処理とデイエンフア
シス処理の時定数の切り換えは、デイエンフアシ
ス処理時に、トランジスタQ25のベースにハイレ
ベルの信号を与え、トランジスタQ25をオンに
し、抵抗R22をコイルL21やコンデンサC21に並列
に接続することによりなされる。
この第5図の回路において、トランジスタQ23
及びQ24によつて構成される差動増幅回路は、ト
ランジスタQ24のベース端でみて、約150mV(ピ
ーク・ピーク値)の制限をもつ振幅制限増幅器と
して動作する。したがつて、トランジスタQ24
ベース端で振幅レベルが約150mV(ピーク・ピー
ク値)を越えるような信号に対してノンリニアな
エンフアシス回路として働く。
この回路で、抵抗R23及びR24の抵抗値をとも
にRとすれば、加算比A及び減算比Aは等しくな
り、 A=qIR/4kT ……(5) 但し、I:電流源I2の電流値 q:電子の電荷 k:ポルツマン定数 T:絶対温度 で与えられる。ここで、式(5)では、抵抗R25
R26の抵抗値を抵抗R21,R22の抵抗値に比して十
分大きくすることで、抵抗R26を無視した。
〔発明の効果〕
このようにこの発明によれば、プリエンフアシ
ス処理用の時定数回路とデイエンフアシス処理用
の時定数回路で多くのインピーダンス素子を兼用
できるようにすることにより、安価で性能に優
れ、集積回路化にも適したエンフアシス回路を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す回路
図、第2図は第1図の動作を説明するための特性
図、第3図はこの発明の他の実施例の構成を示す
回路図、第4図は第3図の動作を説明するための
特性図、第5図は第3図の具体的構成の一例を示
す回路図、第6図は従来のノンリニアなプリエン
フアシス回路を示す回路図、第7図は従来のノン
リニアなデイエンフアシス回路を示す回路図であ
る。 21,SW…スイツチ、22…端子、23…加
算器、24…減算器、25…時定数回路、R21
R22…抵抗、C21…コンデンサ、L21…コイル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各一方の入力端子にプリエンフアシス処理す
    べき第1の信号及びデイエンフアシス処理すべき
    第2の信号が選択的に与えられる加算手段及び減
    算手段と、 一端に上記第1、第2の信号が選択的に与えら
    れ、他端が上記加算手段及び減算手段の各他方の
    入力端子側に接続される第1の抵抗性インピーダ
    ンス素子と、 この第1の抵抗性インピーダンス素子の他端と
    基準電位点との間に並列に挿入される誘導性イン
    ピーダンス素子及び容量性インピーダンス素子
    と、 デイエンフアシス処理時、上記誘導性インピー
    ダンス素子及び容量性インピーダンス素子に並列
    に接続される第2の抵抗性インピーダンス素子と
    を具備し、上記第1の信号のプリエンフアシス出
    力を上記加算手段の加算出力として得、上記第2
    の信号のデイエンフアシス出力を上記減算手段の
    減算出力として得るように構成されていることを
    特徴とするエンフアシス回路。
JP59230655A 1984-11-01 1984-11-01 エンファシス回路 Granted JPS61108215A (ja)

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JPS61108215A JPS61108215A (ja) 1986-05-26
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