JPH01235309A - ガラス封入形サーミスタの製造方法 - Google Patents

ガラス封入形サーミスタの製造方法

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JPH01235309A
JPH01235309A JP63062396A JP6239688A JPH01235309A JP H01235309 A JPH01235309 A JP H01235309A JP 63062396 A JP63062396 A JP 63062396A JP 6239688 A JP6239688 A JP 6239688A JP H01235309 A JPH01235309 A JP H01235309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
thermistor
lead wires
bare body
lead
Prior art date
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Pending
Application number
JP63062396A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Ajiyama
味山 雅彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH01235309A publication Critical patent/JPH01235309A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家電機器、住設機器、自動車機器などの温度
センサとして用いられ、特に高耐熱性が要求される分野
に有用なガラス封入形サーミスタの製造方法に関するも
のである。
従来の技術 従来、この種のガラス封入形サーミスタは、完成品を第
2図に示すが、次のような製造方法で作製されていた。
第2図において、1は対向する両面に電極2a 、2b
を形成したサーミスタ素体であり、リード線31L 、
3bを前記両面電極2a。
2bに同方向から接続した後、前記リード線3a。
3bの一部を除く全体を、通常の透明ガラスからなるガ
ラス管4を溶融させることにより、気密封止した製造方
法であった。
発明が解決しようとする課題 このような従来の製造方法では、以下に示すような問題
があった。
(1)  ガラスがサーミスタ素体、リード線の両方と
溶着するため、サーミスタ素体、リード線、ガラスの熱
膨張係数を一致させなければならず、部材選択に大きな
制約となっていた。特に、す−ミスタ素体の熱膨張係数
は変更することが困難であった。
(2)サーミスタ素体の気密封止に際しては、溶融した
ガラスが直接サーミスタ素体と溶着するため、サーミス
タ素体が高温となり、熱劣化を生じるものもあった。
(3)サーミスタ素体の気密封止に際しては、リード線
も高温となり、酸化による劣化を生じるため、雰囲気の
制御が必要であった。
(4)製造工程において、リード線に力が加わり、サー
ミスタ素体とリード線の接続がはずれる不良が生じるこ
とがあった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、いかなる
熱膨張係数のサーミスタ素体も用いることが可能であり
、サーミスタ素体の気密封止に際しては、サーミスタ素
体を加熱することなく、かつ自由な雰囲気にて行うこと
が可能で、さらに製造工程においてサーミスタ素体から
リード線が剥離することのないといった特徴を有するガ
ラス封入形サーミスタの製造方法の提供を目的とするも
のである。
課題を解決するだめの手段 この問題点を解決するために、本発明のガラス封入形サ
ーミスタの製造方法は、2本のガラス封着用のリード線
を赤外線吸収ガラスからなるガラスビーズの孔に通し、
前記ガラスビーズを加熱、溶着することにより前記リー
ド線を平行に固定し、対向する両面に電極を形成したサ
ーミスタ素体の前記電極部に、平行に固定された前記リ
ード線の基部を接続した後、片端を封じてある透明ガラ
スからなるガラスキャンプを前記サーミスタ素体を覆い
、かつ1)II記ガラスビーズに接触するようにかぶせ
、赤外線を照射することにより前記ガラスビーズを発熱
溶融させ、前記ガラスキャップと溶着することにより前
記サーミスタ素体を気密封止するようにしたものである
作用 この製造方法により、いかなる熱膨張係数のサーミスタ
素体も用いることが可能であシ、サーミスタ素体の気密
封止に際しては、サーミスタ素体を加熱することなく、
かつ自由な雰囲気にて行うことが可能で、さらに製造工
程においてサーミスタ素体からリード線が剥離すること
がなくなる。
従って、高い信頼性および生産性を有するガラス封入形
サーミスタを提供できることとなる。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図を参照しながら
説明する。
まず、デュメット線からなる2本のリード線13a、1
3bを赤外線吸収ガラスからなるガラスビーズ14の孔
に通し、前記ガラスビーズ14を加熱、溶着することに
より、前記リード線13a。
13bを平行に固定する。そして、対向する両面に電極
12a、12bを形成したサーミスタ素体11の前記電
1i12&、12bに、前記の平行に固定されたリード
線13a、13bの基部を接続する。その後、片端を封
じてある通常の鉛ガラスからなるガラスキャップ16を
前記サーミスタ素体11を覆い、かつ前記ガラスビーズ
14に接触するようにかぶせ、次に赤外線を照射するこ
とにより、前記ガラスビーズ14を発熱融着させ、前記
ガラスキャップ16と溶着することにより、前記サーミ
スタ素体11を気密封止する。このようにして第1図に
示すガラス封入形サーミスタを作製した。
以上のように本実施例によれば、ガラスが直接サーミス
タ素体と溶着することがないため、いかなる熱膨張係数
を有するサーミスタ素体をも用いることができ、かつサ
ーミスタ素体の気密封止に際しては、ガラスビーズが加
熱されるのみで、サーミスタ素体は加熱されないため、
サーミスタ素体が劣化することはない。また、リード線
の引出し部はあらかじめガラスで封着されているため、
自由な雰囲気下で気密封止が行える。さらに、リード線
があらかじめガラスビーズにて固定されているため、製
造工程においてリード線に力が加わっても、サーミスタ
素体がリード線から剥離することはない。従って、高い
信頼性おより生産性を有するガラス封入形サーミスタを
提供できるという効果が得られる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、下記のような効果が得ら
れ、その実用価値は大なるものである。
(1)  ガラスが直接サーミスタ素体と溶着すること
がないため、いかなる熱膨張係数を有するサーミスタ素
体をも用いることができる。
(2)  サーミスタ素体の気密封止に際して、サーミ
スタ素体が直接高温にさらされて劣化することがないた
め、高い信頼性を得ることができる。
(3)サーミスタ素体の気密封止に際して、いかなる雰
囲気にて行ってもリード線の引出し部はあらかじめ封着
されているため、劣化することがなく、気密性がそこな
われることはない。
(4)  リード線があらかじめガラスビーズで固定さ
れているため、製造工程において、リード線に力が加わ
ってもサーミスタ素体がリード線から剥離することがな
く、信頼性および生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による方法により得られたガ
ラス封入形サーミスタの断面図、第2図は従来のガラス
封入形サーミスタの断面図である。 11 ・サーミスタ素体、12&、12b・・・・電1
’i、13a、13b ・・・・リード線、14・・・
・ガラスビーズ、16・・・・ガラスキャップ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 11−一一プーミスヌ東抹 ’(L、12b −−−@取 aI3b−−−ヅーへ゛株 +4−一−−力゛ラスヒパ−ス 15−  ガラヌキャ・ノブ I / ” 1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2本のガラス封着用のリード線を赤外線吸収ガラスから
    なるガラスビーズの孔に通し、前記ガラスビーズを加熱
    、溶着することにより前記リード線を平行に固定し、対
    向する両面に電極を形成したサーミスタ素体の前記電極
    面に、平行に固定された前記リード線の基部を接続した
    後、片端を封じてある透明ガラスからなるガラスキャッ
    プを前記サーミスタ素体を覆い、かつ前記ガラスビーズ
    に接触するようにかぶせ、赤外線を照射することにより
    前記ガラスビーズを発熱溶融させ、前記ガラスキャップ
    と溶着することにより前記サーミスタ素体を気密封止す
    るようにしたことを特徴とするガラス封入サーミスタの
    製造方法。
JP63062396A 1988-03-16 1988-03-16 ガラス封入形サーミスタの製造方法 Pending JPH01235309A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4221314Y1 (ja) * 1965-03-03 1967-12-08
JPS4517862Y1 (ja) * 1966-12-09 1970-07-22
JPS4824559Y1 (ja) * 1968-12-03 1973-07-17

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4221314Y1 (ja) * 1965-03-03 1967-12-08
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