JPH02164003A - ガラス封入形サーミスタの製造方法 - Google Patents
ガラス封入形サーミスタの製造方法Info
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- JPH02164003A JPH02164003A JP32098388A JP32098388A JPH02164003A JP H02164003 A JPH02164003 A JP H02164003A JP 32098388 A JP32098388 A JP 32098388A JP 32098388 A JP32098388 A JP 32098388A JP H02164003 A JPH02164003 A JP H02164003A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermistor
- glass
- thermistor element
- sealed
- element assembly
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- Pending
Links
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- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical group [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 16
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 9
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は家電機器、住設機器、自動車機器などの温度セ
ンサとして用いられ、特に高信頼性が要求される分野に
有用なガラス封入形サーミスタの製造方法に関するもの
である。
ンサとして用いられ、特に高信頼性が要求される分野に
有用なガラス封入形サーミスタの製造方法に関するもの
である。
従来の技術
従来、この種のガラス封入形サーミスタは第３図に示す
ような製造方法で製造されているものであった。第３図
において、１は対向する両面だ電極２１Ｌ、 ２ｂを形
成したサーミスタ素体である。
ような製造方法で製造されているものであった。第３図
において、１は対向する両面だ電極２１Ｌ、 ２ｂを形
成したサーミスタ素体である。
そして、ニッケルメッキを表面に施したデュメット線か
らなるリード線３！Ｌ、３ｂを前記両面電極２１Ｌ、２
ｂに同方向から溶接した後、キャップ状のガラス４を前
記サーミスタ素体１及び前記リードＪ３１Ｌ、３ｂの接
続部分会含む先端部にかぶせ空気中だて加熱し、前記リ
ード線３ａ、ａｂＫ：ａ化膜５！Ｌ、５ｂを形成させ、
ガラス濡れ性を得ると同時に前記サーミスタ素体１及び
前記リード線３ａ、３ｂの溶接部分を含む先端部に前記
ガラス４を溶着させ、前記サーミスタ素体１を気密封止
する製造方法であった。なお、６は気密封止の際だ生じ
る前記サーミスタ素＃：１に接触している気泡である。
らなるリード線３！Ｌ、３ｂを前記両面電極２１Ｌ、２
ｂに同方向から溶接した後、キャップ状のガラス４を前
記サーミスタ素体１及び前記リードＪ３１Ｌ、３ｂの接
続部分会含む先端部にかぶせ空気中だて加熱し、前記リ
ード線３ａ、ａｂＫ：ａ化膜５！Ｌ、５ｂを形成させ、
ガラス濡れ性を得ると同時に前記サーミスタ素体１及び
前記リード線３ａ、３ｂの溶接部分を含む先端部に前記
ガラス４を溶着させ、前記サーミスタ素体１を気密封止
する製造方法であった。なお、６は気密封止の際だ生じ
る前記サーミスタ素＃：１に接触している気泡である。
発明が解決しようとする課題
このようを従来の製造方法では、以下に示すような問題
があった。
があった。
（１）高温下だおける抵抗値の安定性が悪く、特に銅を
含有するサーミスタ素体を用いた製品においては、１６
０℃、４０００時間放１置にお込ての抵抗改変化率が約
６にと非常に大きく、高晴度温度センサとして実用ＶＣ
共することが不可能なレベルであった。これは、ガラス
によるサーミスタ素体の気密封止に際して、サーミスタ
素体に隣接して若干量の空気もガラス内に封止されるた
め、その空気中に含まれる酸素分圧がサーミスタ素体に
態形１を及ぼしているものと考えられる。
含有するサーミスタ素体を用いた製品においては、１６
０℃、４０００時間放１置にお込ての抵抗改変化率が約
６にと非常に大きく、高晴度温度センサとして実用ＶＣ
共することが不可能なレベルであった。これは、ガラス
によるサーミスタ素体の気密封止に際して、サーミスタ
素体に隣接して若干量の空気もガラス内に封止されるた
め、その空気中に含まれる酸素分圧がサーミスタ素体に
態形１を及ぼしているものと考えられる。
・２）酸素分圧のサーミスタ素体への形姿をなくす不活
性雰囲気中でガラス封止会実施する方法は。
性雰囲気中でガラス封止会実施する方法は。
リード線のニッケルメッキ層に酸化膜が形成されなりた
め、ガラスがリードＪＫ溶着せず、サーミスタ素体をガ
ラス中に気密封止することが困難であった。
め、ガラスがリードＪＫ溶着せず、サーミスタ素体をガ
ラス中に気密封止することが困難であった。
本発明はこのような間但点を解決するもので、実用上十
分な連続耐熱性を有し、かつ、容易（（サーミスタ素体
を気密封止できるガラス封入形サーミスタの製造方法Ｉ
Ｉ：提供することを目的とするものである。
分な連続耐熱性を有し、かつ、容易（（サーミスタ素体
を気密封止できるガラス封入形サーミスタの製造方法Ｉ
Ｉ：提供することを目的とするものである。
課１項を解決するための手段
この間原点を解決するためて本発明は、リード線をサー
ミスタ素体に接続した農、４００’（：以上の空気中に
て熱処理を実施するＩＩ造方法を用いるものである。
ミスタ素体に接続した農、４００’（：以上の空気中に
て熱処理を実施するＩＩ造方法を用いるものである。
作用
このように４００ ’Ｃ以上の空気中にて熱処理を実施
すると、リード線のニッケルメッキ層に酸化膜が形成さ
れ、この酸化膜がサーミスタ素体のガラス封止に際して
ガラスとの濡れ性を確医し、不活性雰囲気中でもサーミ
スタ素体を気密封止することができることとなる。さら
に、サーミスタ素体とともにガラス内に封入されるガス
は不活性であるため、サーミスタ素体に悪影響を及・了
すことはない。
すると、リード線のニッケルメッキ層に酸化膜が形成さ
れ、この酸化膜がサーミスタ素体のガラス封止に際して
ガラスとの濡れ性を確医し、不活性雰囲気中でもサーミ
スタ素体を気密封止することができることとなる。さら
に、サーミスタ素体とともにガラス内に封入されるガス
は不活性であるため、サーミスタ素体に悪影響を及・了
すことはない。
従って、本発明にて実用上十分な連続、＃熱性を有し、
かつ、容易にサーミスタ素体を気管封止できるガラス封
入形サーミスタの製造方法を梶供することができること
となる。
かつ、容易にサーミスタ素体を気管封止できるガラス封
入形サーミスタの製造方法を梶供することができること
となる。
実施例
以下１本発明の−Ｉｎ例について説明する。
第１図は本発明の一実施例によるガラス封入形サーミス
タの製造方法を説明する製造工ａと各工程でのガラス封
入形サーミスタの状態を断面にて示す図である。第１図
にお・いて、１１４対向する両面に亀１１２ａ、１２ｂ
を形成したサーミスタ素体である。そして１表面にニッ
ケフレメツキを施したデュメット腺からなるリード線１
３２Ｌ 、１３ ｂを前記両面、［、ｉｌ ２２Ｌ、
１２ ｂｉＣ同方向から、容接し、６００’Ｃの空気中
にて５公司熱処理を実血し、前記リード線１ｓ＆、１ｓ
ｔＮｃ設化［１５ａ、１５ｂを形成する。その段、キャ
ップ状のガラス１４を前記サーミスタ、ａ本１１及び前
記リード線１３ａ、１ｓｂの接続部分を含む先端部てか
ぶす、荏囲気炉内に投入し雰囲気をアルゴンガスに置臭
し、前記率囲気炉を加薬させ、前記サーミスタ素体１１
及び前記酸化膜１５Ｊ１５ｂの形成された前記リード線
１３１Ｌ、１３ｂの溶接部分会含む先端部に前記ガラス
１４を、容着させ、前記サーミスタ素体１１を気密封止
する製造方法である。なお、１８１ｄ気密封止の際に生
じる前記サーミスタ素体１１に接触している気泡である
。
タの製造方法を説明する製造工ａと各工程でのガラス封
入形サーミスタの状態を断面にて示す図である。第１図
にお・いて、１１４対向する両面に亀１１２ａ、１２ｂ
を形成したサーミスタ素体である。そして１表面にニッ
ケフレメツキを施したデュメット腺からなるリード線１
３２Ｌ 、１３ ｂを前記両面、［、ｉｌ ２２Ｌ、
１２ ｂｉＣ同方向から、容接し、６００’Ｃの空気中
にて５公司熱処理を実血し、前記リード線１ｓ＆、１ｓ
ｔＮｃ設化［１５ａ、１５ｂを形成する。その段、キャ
ップ状のガラス１４を前記サーミスタ、ａ本１１及び前
記リード線１３ａ、１ｓｂの接続部分を含む先端部てか
ぶす、荏囲気炉内に投入し雰囲気をアルゴンガスに置臭
し、前記率囲気炉を加薬させ、前記サーミスタ素体１１
及び前記酸化膜１５Ｊ１５ｂの形成された前記リード線
１３１Ｌ、１３ｂの溶接部分会含む先端部に前記ガラス
１４を、容着させ、前記サーミスタ素体１１を気密封止
する製造方法である。なお、１８１ｄ気密封止の際に生
じる前記サーミスタ素体１１に接触している気泡である
。
以上のように本実施例によれば、リード、腺のニッケル
メッキ層に酸化膜を形成させることによりこの酸化膜が
サーミスタ素体のガラス封止に際してガラスとの濡れ性
分確保し、不活性雰囲気中でもサーミスタ素体を気密封
止することができる。
メッキ層に酸化膜を形成させることによりこの酸化膜が
サーミスタ素体のガラス封止に際してガラスとの濡れ性
分確保し、不活性雰囲気中でもサーミスタ素体を気密封
止することができる。
さらに、サーミスタ素体とともにガラス中に封止される
ガスは不活性であるため、サーミスタ素体て態形ａを及
ぼすことはなく、高温放）置における抵抗値変化は安定
している。
ガスは不活性であるため、サーミスタ素体て態形ａを及
ぼすことはなく、高温放）置における抵抗値変化は安定
している。
ここで１本実施例による製造方法を用いたガラス封入形
サーミスタと、従来の製造方法を用いたガラス封入形サ
ーミスタの１６０′Ｃ故置試倹結果を第２図に示す。第
２図において、ムは本発明による特１１． Ｂは従来例
による特性である。
サーミスタと、従来の製造方法を用いたガラス封入形サ
ーミスタの１６０′Ｃ故置試倹結果を第２図に示す。第
２図において、ムは本発明による特１１． Ｂは従来例
による特性である。
なお１本発明においては、リード線を接続したサーミス
タ素体を４００ ’Ｃ以上の空気中で熱処理することに
よシ、リード線の二、ケルメツキ層に酸化膜を形成する
ことができる。この時、４００℃未満の条件では、酸化
５漠の短時間形成が内扇なものである。
タ素体を４００ ’Ｃ以上の空気中で熱処理することに
よシ、リード線の二、ケルメツキ層に酸化膜を形成する
ことができる。この時、４００℃未満の条件では、酸化
５漠の短時間形成が内扇なものである。
発明の効果
以上のように本発明によれば、下記に述べるような効果
が得られ、その実用制置は大なるものである。
が得られ、その実用制置は大なるものである。
（１）リード線Ｄニッケルメッキ層に酸化膜を形成させ
ることにより、この蓑化漠がサーミスタ素体のガラス封
止に際してガラスとの濡れ性を確保し、不活キ雰囲気中
でもサーミスタ素体を気密封止することが可能となる。
ることにより、この蓑化漠がサーミスタ素体のガラス封
止に際してガラスとの濡れ性を確保し、不活キ雰囲気中
でもサーミスタ素体を気密封止することが可能となる。
（２）サーミスタ素体とともにガラス中に封止されるガ
スは不活住であるため、サーミスタ素体て悪影響を及ぼ
すことはなく、高声放置における高い信Ｎ住が得られる
。
スは不活住であるため、サーミスタ素体て悪影響を及ぼ
すことはなく、高声放置における高い信Ｎ住が得られる
。
第１図は本発明の一実施例によるガラス封入形す−ミス
タ萎造方法を説明する製造工程と各工程でのガラス封入
形サーミスタの状態を断面にて示す図、第２図は本発明
品と従来品のガラス封入形サーミスタの放置試験結果を
示す図、第３図は従来のガラス封入形サーミスタ製造方
法を説明する製造工程と各１厘でのガラス封入形サーミ
スタの状態を断面にて示す図である。 １１・・・・・・サーミスタ素体、１２＆、１２ｂ・・
・・・・電極、１３＆、１３ｂ・・・・・・リード線、
１４・・・・・・ガラス、 １５ａ、１５ｂ・・・・・
・酸化膜、１６・・・・・・気泡。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか１名１１
− す−ミスタ素体 １２山ｔｚｂ−１ｔ 萱 ４２ 図 放置時間（Ｈ）−Ｊ 第 図
タ萎造方法を説明する製造工程と各工程でのガラス封入
形サーミスタの状態を断面にて示す図、第２図は本発明
品と従来品のガラス封入形サーミスタの放置試験結果を
示す図、第３図は従来のガラス封入形サーミスタ製造方
法を説明する製造工程と各１厘でのガラス封入形サーミ
スタの状態を断面にて示す図である。 １１・・・・・・サーミスタ素体、１２＆、１２ｂ・・
・・・・電極、１３＆、１３ｂ・・・・・・リード線、
１４・・・・・・ガラス、 １５ａ、１５ｂ・・・・・
・酸化膜、１６・・・・・・気泡。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか１名１１
− す−ミスタ素体 １２山ｔｚｂ−１ｔ 萱 ４２ 図 放置時間（Ｈ）−Ｊ 第 図
Claims (1)
- 対向する両面に電極を形成したサーミスタ素体の前記両
電極面それぞれに、表面にニッケルメッキを施したリー
ド線の先端部を電気的に接続し、４００℃以上の空気中
で熱処理した後、不活性ガス中にて前記サーミスタ素体
及び前記リード線の接続部分を含む先端部にガヲスを加
熱溶着させ、前記サーミスタ素体を気密封止する構成と
したガラス封入形サーミスタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32098388A JPH02164003A (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | ガラス封入形サーミスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32098388A JPH02164003A (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | ガラス封入形サーミスタの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02164003A true JPH02164003A (ja) | 1990-06-25 |
Family
ID=18127475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32098388A Pending JPH02164003A (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | ガラス封入形サーミスタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02164003A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7046116B2 (en) * | 2002-11-12 | 2006-05-16 | Heraeus Sensor Technology Gmbh | Temperature probe and its use |
| US8183974B2 (en) | 2007-09-28 | 2012-05-22 | Heracus Sensor Technology GmbH | 1200° C. film resistor |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6146001A (ja) * | 1984-08-11 | 1986-03-06 | 松下電器産業株式会社 | ガラス封入サ−ミスタの製造方法 |
| JPS63246802A (ja) * | 1987-04-01 | 1988-10-13 | 株式会社村田製作所 | サ−ミスタ |
-
1988
- 1988-12-19 JP JP32098388A patent/JPH02164003A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6146001A (ja) * | 1984-08-11 | 1986-03-06 | 松下電器産業株式会社 | ガラス封入サ−ミスタの製造方法 |
| JPS63246802A (ja) * | 1987-04-01 | 1988-10-13 | 株式会社村田製作所 | サ−ミスタ |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7046116B2 (en) * | 2002-11-12 | 2006-05-16 | Heraeus Sensor Technology Gmbh | Temperature probe and its use |
| US8183974B2 (en) | 2007-09-28 | 2012-05-22 | Heracus Sensor Technology GmbH | 1200° C. film resistor |
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