JPH02158102A - ガラス封入形サーミスタ - Google Patents
ガラス封入形サーミスタInfo
- Publication number
- JPH02158102A JPH02158102A JP31339088A JP31339088A JPH02158102A JP H02158102 A JPH02158102 A JP H02158102A JP 31339088 A JP31339088 A JP 31339088A JP 31339088 A JP31339088 A JP 31339088A JP H02158102 A JPH02158102 A JP H02158102A
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- JP
- Japan
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- glass
- thermistor element
- element body
- thermistor
- airtight
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 239000005394 sealing glass Substances 0.000 claims abstract description 14
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 8
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims abstract description 3
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 239000005388 borosilicate glass Substances 0.000 abstract description 2
- 229910000833 kovar Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 229910052723 transition metal Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 150000003624 transition metals Chemical class 0.000 abstract 1
- 238000005538 encapsulation Methods 0.000 description 4
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 3
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 3
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Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は家電機器、住設機器、自動車機器などの温度セ
ンサとして用いられ、特に高耐熱性が要求される分野に
有用なガラス封入形サーミスタに関するものである。
ンサとして用いられ、特に高耐熱性が要求される分野に
有用なガラス封入形サーミスタに関するものである。
従来の技術
従来、この種のガラス封入形サーミスタは第2図に示す
ような構造であった。第2図において、1は対向する両
面に電極21L 、2bを形成したサーミスタ素体であ
り、リード線3a、3bを前記両面室i2a、2bに接
続した後、前記リード線3a、3klの一部を除く全体
を、ガラス4を溶融させることにより前記ガラス4中に
気密埋設した構造であった。
ような構造であった。第2図において、1は対向する両
面に電極21L 、2bを形成したサーミスタ素体であ
り、リード線3a、3bを前記両面室i2a、2bに接
続した後、前記リード線3a、3klの一部を除く全体
を、ガラス4を溶融させることにより前記ガラス4中に
気密埋設した構造であった。
発明が解決しようとする課題
このような従来の構造では、以下に示すような問題があ
った。
った。
(1) ガラスがサーミスタ素体及びリード線の両方
に接触するため、サーミスタ素体、リード線。
に接触するため、サーミスタ素体、リード線。
ガラスの熱膨張係数を一致させなければならず、部材選
択に大きな制約となっていた。特に、高融点ガラスは熱
膨張係数が小さいため、サーミスタ素体と熱膨張係数が
適合せず、ガラス埋設を行ってもガラスにクラックが生
じていた。
択に大きな制約となっていた。特に、高融点ガラスは熱
膨張係数が小さいため、サーミスタ素体と熱膨張係数が
適合せず、ガラス埋設を行ってもガラスにクラックが生
じていた。
、(2) ガラス埋設に際しては、溶融したガラスが
直接サーミスタ素体に接触するため、サーミスタ素体は
ガラス溶融点温度以上となシ、サーミスタ素体によって
は熱劣化を生じるものもあった。
直接サーミスタ素体に接触するため、サーミスタ素体は
ガラス溶融点温度以上となシ、サーミスタ素体によって
は熱劣化を生じるものもあった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、サーミス
タ素体の熱膨張係数と異なったガラス。
タ素体の熱膨張係数と異なったガラス。
リード線の選択が可能で、使用温度、ガラス封入雰囲気
に適合したガラス、リード線を用いることができ、さら
にガラス封入に際してサーミスタ素体が直接高温にさら
されないため、高い信頼性及び耐熱性を有するガラス封
入形サーミスタの提供を目的とするものである。
に適合したガラス、リード線を用いることができ、さら
にガラス封入に際してサーミスタ素体が直接高温にさら
されないため、高い信頼性及び耐熱性を有するガラス封
入形サーミスタの提供を目的とするものである。
課題を解決するための手段
この問題点を解決するために本発明のガラス封入形サー
ミスタは、対向する両面に電極を形成したサーミスタ素
体の前記両を極面それぞれに、気密封止用ガラスと気密
封止できる金属リード線の先端部が導電性塗料で接続さ
れ、かつ前記サーミスタ素体に融着しないように前記気
密封止用ガラスにより前記サーミスタ素体が気密封止さ
れてなる構成としたものである。
ミスタは、対向する両面に電極を形成したサーミスタ素
体の前記両を極面それぞれに、気密封止用ガラスと気密
封止できる金属リード線の先端部が導電性塗料で接続さ
れ、かつ前記サーミスタ素体に融着しないように前記気
密封止用ガラスにより前記サーミスタ素体が気密封止さ
れてなる構成としたものである。
作用
以上のような本発明の構成によれば、従来同一のガラス
で行っていたサーミスタ素体の固定と気密封止の2つの
作用を導電性塗料とガラスで行わせることによシ、サー
ミスタ素体と異なった熱膨張係数を有したガラス、リー
ド線の選択が可能となり、使用温度、ガラス封入雰囲気
に適したガラス、リード線を用いることができ、さらに
ガラス封入に際してサーミスタ素体が直接高温にさらさ
れて劣化することはない。従って、高い信頼性及び耐熱
性を有するガラス封入形サーミスタを提供することがで
きることとなる。
で行っていたサーミスタ素体の固定と気密封止の2つの
作用を導電性塗料とガラスで行わせることによシ、サー
ミスタ素体と異なった熱膨張係数を有したガラス、リー
ド線の選択が可能となり、使用温度、ガラス封入雰囲気
に適したガラス、リード線を用いることができ、さらに
ガラス封入に際してサーミスタ素体が直接高温にさらさ
れて劣化することはない。従って、高い信頼性及び耐熱
性を有するガラス封入形サーミスタを提供することがで
きることとなる。
実施例
以下、本発明の一実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例によるガラス封入形サーミス
タの断面図であシ、第1図において、対向する両面に電
極12&、12bを形成した遷移金属酸化物からなるサ
ーミスタ素体11(熱膨張係数:約85X10=°C−
1)の前記画電極12&。
タの断面図であシ、第1図において、対向する両面に電
極12&、12bを形成した遷移金属酸化物からなるサ
ーミスタ素体11(熱膨張係数:約85X10=°C−
1)の前記画電極12&。
12b面それぞれに、N1メツキを施したコバール(熱
膨張係数:約50×10=°C−’ ) カらナル金属
リード線13&、13bの先端部を導電性塗料14a、
14klで接続した後、あらかじめ片方の端部を封じて
おいたほうけい酸鉛ガラス(軟化点ニア85℃、熱膨張
係数:52X10−’°c−1)からなる気密封止用ガ
ラス16を、前記サーミスタ素体11、前記金属リード
線131L、13bの一部、及び前記導電性塗料14a
、14bにかぶせ、前記気密封止用ガラス16の開口部
を加熱溶融し、前記サーミスタ素体11を前記気密封止
用ガラス16内に気密封止した構成とした。
膨張係数:約50×10=°C−’ ) カらナル金属
リード線13&、13bの先端部を導電性塗料14a、
14klで接続した後、あらかじめ片方の端部を封じて
おいたほうけい酸鉛ガラス(軟化点ニア85℃、熱膨張
係数:52X10−’°c−1)からなる気密封止用ガ
ラス16を、前記サーミスタ素体11、前記金属リード
線131L、13bの一部、及び前記導電性塗料14a
、14bにかぶせ、前記気密封止用ガラス16の開口部
を加熱溶融し、前記サーミスタ素体11を前記気密封止
用ガラス16内に気密封止した構成とした。
以上のように本実施例によれば、大きく熱膨張係数の異
なっているサーミスタ素体とリード線及び気密封止用ガ
ラスの組み合わせにもかかわらず、サーミスタ素体を5
00°C以上の耐熱性を有するガラス内に気密封止する
ことができる。
なっているサーミスタ素体とリード線及び気密封止用ガ
ラスの組み合わせにもかかわらず、サーミスタ素体を5
00°C以上の耐熱性を有するガラス内に気密封止する
ことができる。
従って、500 ”C以上の耐熱性を有し、高い信頼性
を有するガラス封入形サーミスタを提供できる効果があ
る。
を有するガラス封入形サーミスタを提供できる効果があ
る。
ここで、前記金属リード線1sa、1abとしては、気
密封止用ガラス16と気密封止できるものであれば、前
記実施例以外の構造のものであっても良く、また気密封
止用ガラス15も前記実施例以外でちっても差支えない
ものである。
密封止用ガラス16と気密封止できるものであれば、前
記実施例以外の構造のものであっても良く、また気密封
止用ガラス15も前記実施例以外でちっても差支えない
ものである。
発明の効果
以上のように本発明によれば、下記のような効果が得ら
れ、その実用価値は大なるものである。
れ、その実用価値は大なるものである。
(1) サーミスタ素体の熱膨張係数と異なったガラ
ス及びリード線の選択が可能となシ、使用温度。
ス及びリード線の選択が可能となシ、使用温度。
ガラス封入雰囲気に適したガラス、リード線を用いるこ
とができ、その結果としてガラス封入形サーミスタの高
耐熱化が可能となる。
とができ、その結果としてガラス封入形サーミスタの高
耐熱化が可能となる。
(2) サーミスタ素体のガラス封入に際して、サー
ミスタ素体が直接高温にさらされ、劣化することがない
ため、ガラス封入形サーミスタの高信頼性化が可能とな
る。
ミスタ素体が直接高温にさらされ、劣化することがない
ため、ガラス封入形サーミスタの高信頼性化が可能とな
る。
第1図は本発明の一実施例によるガラス封入形サーミス
タの断面図、第2図は従来のガラス封入形サーミスタの
断面図である。 11・・・・・・サーミスタ素体、12!L 、 12
b・・・・・・電極、13 & 、 13 b・・−・
・−金属リード線、14a。
タの断面図、第2図は従来のガラス封入形サーミスタの
断面図である。 11・・・・・・サーミスタ素体、12!L 、 12
b・・・・・・電極、13 & 、 13 b・・−・
・−金属リード線、14a。
Claims (1)
- 対向する両面に電極を形成したサーミスタ素体の前記両
電極面それぞれに、気密封止用ガラスと気密封止できる
金属リード線の先端部が導電性塗料で接続され、かつ前
記サーミスタ素体に融着しないように前記気密封止用ガ
ラスにより前記サーミスタ素体が気密封止されてなるガ
ラス封入形サーミスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31339088A JPH02158102A (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | ガラス封入形サーミスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31339088A JPH02158102A (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | ガラス封入形サーミスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02158102A true JPH02158102A (ja) | 1990-06-18 |
Family
ID=18040695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31339088A Pending JPH02158102A (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | ガラス封入形サーミスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02158102A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS494149A (ja) * | 1972-05-02 | 1974-01-14 | ||
JPS6143402A (ja) * | 1984-08-02 | 1986-03-03 | エステイ−シ− ピ−エルシ− | サーミスタの製造方法 |
JPS6264201A (ja) * | 1985-09-12 | 1987-03-23 | Fuji Electric Co Ltd | 内燃機関駆動電気式車両の制動装置 |
-
1988
- 1988-12-12 JP JP31339088A patent/JPH02158102A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS494149A (ja) * | 1972-05-02 | 1974-01-14 | ||
JPS6143402A (ja) * | 1984-08-02 | 1986-03-03 | エステイ−シ− ピ−エルシ− | サーミスタの製造方法 |
JPS6264201A (ja) * | 1985-09-12 | 1987-03-23 | Fuji Electric Co Ltd | 内燃機関駆動電気式車両の制動装置 |
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