JPH01226695A - 舟艇ハンドリングクレーン - Google Patents
舟艇ハンドリングクレーンInfo
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- JPH01226695A JPH01226695A JP4835788A JP4835788A JPH01226695A JP H01226695 A JPH01226695 A JP H01226695A JP 4835788 A JP4835788 A JP 4835788A JP 4835788 A JP4835788 A JP 4835788A JP H01226695 A JPH01226695 A JP H01226695A
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- Japan
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- yacht
- crane
- boom
- sea
- booms
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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- 241001492414 Marina Species 0.000 description 1
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
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- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、停泊港(マリーナ)におけるヨツトまたはボ
ートなどの舟艇ハンドリングクレーンに関するものであ
る。
ートなどの舟艇ハンドリングクレーンに関するものであ
る。
[従来の技術]
舟艇を娯楽の目的で海上を快走させるために、モータボ
ート、モータヨツトと共に一般にヨツトと呼ばれる帆走
式ヨツトが用いられる。これらヨツトまたはボートは通
常停泊港(マリーナ)を有し、このマリーナにおいて、
海上にあるヨツト、ボートを陸上へ収揚し、あるいは、
陸上にあるヨツト、ボートを海上へ降ろすためにハンド
リングクレーンが使用される。
ート、モータヨツトと共に一般にヨツトと呼ばれる帆走
式ヨツトが用いられる。これらヨツトまたはボートは通
常停泊港(マリーナ)を有し、このマリーナにおいて、
海上にあるヨツト、ボートを陸上へ収揚し、あるいは、
陸上にあるヨツト、ボートを海上へ降ろすためにハンド
リングクレーンが使用される。
この種ハンドリングクレーンとして、従来いくつかの形
式のものが使用されており、第4図〜第6図は!Jlの
従来例の1本ジブ式ジブクレーン形を示す。岸壁a上に
直立した固定ポストbの上部に、水平方向にのびる1本
のジブCを取り付けた旋回フレームdを設ける。このジ
ブCに、フックeを有しジブCの長手方向に沿って走行
可能なトロリーホイストrを設ける。海上に停泊したヨ
ツト9を陸上へ収揚するには、前後2本のワイヤh及び
スリング(吊り索)1を有する2本の吊ビームjを準備
し、ワイヤhにフックeをかけてトロリーホイストrに
より吊ビームjを下降しスリングlをヨツト9の外側底
部にまわしてヨツト9を前後2個所で保持する。次に、
トロリーホイストrを巻き上げることにより、ヨットク
を上昇させ、更にトロリーホイストrが岸壁a側に走行
し旋回フレームdによりジブCが旋回してヨツト9が岸
壁aの上方に位置したときに、トロリーホイストfによ
りヨツト9を岸壁a上に吊り降ろす。
式のものが使用されており、第4図〜第6図は!Jlの
従来例の1本ジブ式ジブクレーン形を示す。岸壁a上に
直立した固定ポストbの上部に、水平方向にのびる1本
のジブCを取り付けた旋回フレームdを設ける。このジ
ブCに、フックeを有しジブCの長手方向に沿って走行
可能なトロリーホイストrを設ける。海上に停泊したヨ
ツト9を陸上へ収揚するには、前後2本のワイヤh及び
スリング(吊り索)1を有する2本の吊ビームjを準備
し、ワイヤhにフックeをかけてトロリーホイストrに
より吊ビームjを下降しスリングlをヨツト9の外側底
部にまわしてヨツト9を前後2個所で保持する。次に、
トロリーホイストrを巻き上げることにより、ヨットク
を上昇させ、更にトロリーホイストrが岸壁a側に走行
し旋回フレームdによりジブCが旋回してヨツト9が岸
壁aの上方に位置したときに、トロリーホイストfによ
りヨツト9を岸壁a上に吊り降ろす。
第7図は第2の従来例の走行ガントリ形を示す。岸壁a
に、ヨツト9が侵入するj43ttY (突堤)kを
構築する。突堤に上に、突堤鼠及び岸壁a上を突堤にの
長手方向(図の矢印イ方向)に走行可能なガントリlを
設け、このガントリ!にスリング及び巻上機(電動また
は手動)(共に図示せず)を有する2本の吊ビーム(図
示せず)を取り付ける。ヨツト9が突堤にの内部に侵入
すると、前記スリングによりヨツト9を保持し前記吊ビ
ームを巻き上げた後にガントリ!を走行させて岸壁a上
にヨツト9を揚陸する。
に、ヨツト9が侵入するj43ttY (突堤)kを
構築する。突堤に上に、突堤鼠及び岸壁a上を突堤にの
長手方向(図の矢印イ方向)に走行可能なガントリlを
設け、このガントリ!にスリング及び巻上機(電動また
は手動)(共に図示せず)を有する2本の吊ビーム(図
示せず)を取り付ける。ヨツト9が突堤にの内部に侵入
すると、前記スリングによりヨツト9を保持し前記吊ビ
ームを巻き上げた後にガントリ!を走行させて岸壁a上
にヨツト9を揚陸する。
第8図及び第9図は第3の従来例の固定ガントリ形を示
す。岸壁a上に固定ガントリーを設け、このガントリー
の上部に、岸壁3から海上に向けてほぼ水平にカンチレ
バー状に張り出した2本のガーダ(けた)nを設ける。
す。岸壁a上に固定ガントリーを設け、このガントリー
の上部に、岸壁3から海上に向けてほぼ水平にカンチレ
バー状に張り出した2本のガーダ(けた)nを設ける。
このガーダn上に、ワイヤhにより2本の吊ビームj及
びスリングlを昇降させガーダn上を海上と岸壁aとの
間で走行可能なトロリー〇を設ける。
びスリングlを昇降させガーダn上を海上と岸壁aとの
間で走行可能なトロリー〇を設ける。
海上に停泊したヨツト(図示せず)を陸上へ収揚するに
は、スリング1により前記ヨツトを保持し吊ビームjを
上昇させた後にトロリー〇を岸壁aに向けてガーダn上
を走行させ岸壁a上に達したときに前記ヨツトを吊り下
ろす。
は、スリング1により前記ヨツトを保持し吊ビームjを
上昇させた後にトロリー〇を岸壁aに向けてガーダn上
を走行させ岸壁a上に達したときに前記ヨツトを吊り下
ろす。
上記従来例は陸上収揚の場合のみについて説明したが、
陸上から海上へヨツトを降ろす場合には上記と反対に操
作する。
陸上から海上へヨツトを降ろす場合には上記と反対に操
作する。
〔発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上述の従来例には以下のような欠点を有
する。
する。
先ず第4図に示した第1の従来例の1本ジブ式ジブクレ
ーン形では、 ■ 第5図に示すように、ヨツト9の形式により8点q
をヨツト9のセールマストpの上方近くに位置して吊り
上げなければならない場合に、この8点9の位置が高く
なりこれに伴ってクレーンの全体高さも必然的に高くな
る。
ーン形では、 ■ 第5図に示すように、ヨツト9の形式により8点q
をヨツト9のセールマストpの上方近くに位置して吊り
上げなければならない場合に、この8点9の位置が高く
なりこれに伴ってクレーンの全体高さも必然的に高くな
る。
あるいは、ヨツト9の形式により、第6図に示すように
セールマストpをジブCの高さよりも高く吊り上げる場
合には、8点qの位置はセールマストpの上端よりも下
方にあるが、セールマストpを支えるステーローブrを
外さなければならないために効率的なハンドリングが望
めない。
セールマストpをジブCの高さよりも高く吊り上げる場
合には、8点qの位置はセールマストpの上端よりも下
方にあるが、セールマストpを支えるステーローブrを
外さなければならないために効率的なハンドリングが望
めない。
■ ヨツトの重心点を考慮して吊り上げないとヨツトが
傾斜するが、1点吊りにより重心点番考慮して吊り上げ
るためにはスリングlの位置決め、調整に非常な労力を
有し、またハンドリングも難しい。そして、1本ジブ式
では2点吊りにすることは殆んど不可能である。
傾斜するが、1点吊りにより重心点番考慮して吊り上げ
るためにはスリングlの位置決め、調整に非常な労力を
有し、またハンドリングも難しい。そして、1本ジブ式
では2点吊りにすることは殆んど不可能である。
[相] 扱うことのできるヨツトの形式がほぼ限定され
る。
る。
■ コストが高くなる。
次に、第7図に示した第2の従来例の走行ガントリ形で
は、岸壁aの突堤にの設置が必要となり、この突堤kが
あるためにクレーンを使用しないときにはヨツトの航行
の障害になり、またマリーナ内のスペースが効率的に活
用できない。突堤の構築費などコストも高くなる。
は、岸壁aの突堤にの設置が必要となり、この突堤kが
あるためにクレーンを使用しないときにはヨツトの航行
の障害になり、またマリーナ内のスペースが効率的に活
用できない。突堤の構築費などコストも高くなる。
また、第8図及び第9図に示した第3の従来例の固定ガ
ントリ形では、岸壁aからカンチレバー状にガーダnが
常時海上に張り出しているためにヨツト航行の障害にな
り、またコストも高くなる。
ントリ形では、岸壁aからカンチレバー状にガーダnが
常時海上に張り出しているためにヨツト航行の障害にな
り、またコストも高くなる。
本発明は、上記欠点を除くために、岸壁に固定したポス
トの上に、適切な間隔を保つ2本の旋回可能なブームを
設け、このブーム相互間で少なくとも2本のスリングを
支持するようにした8点を設けて、前記スリングにより
ヨツトまたはボートなどの舟艇を吊り上げて旋回させる
舟艇ハンドリングクレーンを提供することを目的とする
。
トの上に、適切な間隔を保つ2本の旋回可能なブームを
設け、このブーム相互間で少なくとも2本のスリングを
支持するようにした8点を設けて、前記スリングにより
ヨツトまたはボートなどの舟艇を吊り上げて旋回させる
舟艇ハンドリングクレーンを提供することを目的とする
。
【課題を解決するための手段]
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、岸壁に
固定ポストを設置し、該固定ポストの上に該ポストに対
して旋回可能な旋回フレームを設け、該旋回フレームか
ら横方向にしかも舟艇の幅方向長さよりも大きい間隔を
有して互いに平行に2本のブームを延設し、該2本のブ
ームの相互間で2本以上のスリングを昇降可能に支持す
る吊具を設けたことを特徴とするものである。
固定ポストを設置し、該固定ポストの上に該ポストに対
して旋回可能な旋回フレームを設け、該旋回フレームか
ら横方向にしかも舟艇の幅方向長さよりも大きい間隔を
有して互いに平行に2本のブームを延設し、該2本のブ
ームの相互間で2本以上のスリングを昇降可能に支持す
る吊具を設けたことを特徴とするものである。
[作 用]
海上にあるヨツトまたはボートを陸上へ収揚するには、
旋回フレームを旋回してブームを海上へ突出させ、ヨツ
トまたはボートの幅方向長さをかかえ込むように位置さ
せ、各ブームの前方吊具間及び後方吊具間に取り付けた
スリング(吊り索)を吊り下げて艇の外側底部にまわし
て艇を前後2個所以上で保持する。次に、吊具によりヨ
ツトまたはボートを吊り上げ、旋回フレーム及びブーム
を旋回して岸壁上に収揚する。
旋回フレームを旋回してブームを海上へ突出させ、ヨツ
トまたはボートの幅方向長さをかかえ込むように位置さ
せ、各ブームの前方吊具間及び後方吊具間に取り付けた
スリング(吊り索)を吊り下げて艇の外側底部にまわし
て艇を前後2個所以上で保持する。次に、吊具によりヨ
ツトまたはボートを吊り上げ、旋回フレーム及びブーム
を旋回して岸壁上に収揚する。
また、陸上から海上へ降ろすには、上記と反対[実 施
例] 以下本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する。
例] 以下本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する。
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示す。
岸壁lの上に、固定ポスト2を設置し、該固定ポスト2
の上部に、該ボスト2に対して旋回可能な旋回環3を設
ける。横方向両側にのびる上部横架台4と下部直立構造
体5とから成る旋回フレーム8の該直立構造体5の下部
を前記旋回環3に取り付ける。
の上部に、該ボスト2に対して旋回可能な旋回環3を設
ける。横方向両側にのびる上部横架台4と下部直立構造
体5とから成る旋回フレーム8の該直立構造体5の下部
を前記旋回環3に取り付ける。
前記上部横架台屡の両端部上に、該架台4と直角を有し
て平行に延び、上向傾斜部7と水平部8とを有する2本
のブーム9を設ける。該2本のブーム9の間隔は、ヨツ
トIOの幅方向長さよりも大きい。前記2本のブーム9
のそれぞれの前記水平部8に、吊具11を有する2つの
シーブブロックを設ける。前記ブーム9の前方側の第1
のシーブブロック12は、前記水平部8上を走行可能な
トロリー13に取り付け、後方側の第2のシーブブロッ
ク14は前記水平部8に固定する。更に、前記前方のシ
ーブブロック12の吊具11間、及び後方のシーブブロ
ック14の吊具1.1間には、夫々スリング27を取付
ける。
て平行に延び、上向傾斜部7と水平部8とを有する2本
のブーム9を設ける。該2本のブーム9の間隔は、ヨツ
トIOの幅方向長さよりも大きい。前記2本のブーム9
のそれぞれの前記水平部8に、吊具11を有する2つの
シーブブロックを設ける。前記ブーム9の前方側の第1
のシーブブロック12は、前記水平部8上を走行可能な
トロリー13に取り付け、後方側の第2のシーブブロッ
ク14は前記水平部8に固定する。更に、前記前方のシ
ーブブロック12の吊具11間、及び後方のシーブブロ
ック14の吊具1.1間には、夫々スリング27を取付
ける。
前記固定ポスト2に、前記旋回環3を駆動し前記旋回フ
レーム6及びブーム9を旋回させるための旋回ユニット
15を設置する。前記上部横架台4の両端部に、巻上モ
ータIB、17によって作動するドラムを有する第1の
巻上ウィンチ18及び第2の巻上ウィンチ19をそれぞ
れ設置し、前記第1のウィンチ18のドラムに巻込まれ
たワイヤロープ20と前記第1のシーブブロック12を
経由して前記水平部8に設けたワイヤ固着部21に固着
し、また、前記t!42のウィンチ19に巻込まれたワ
イヤロープ20を前記第2のシーブブロック14を経由
して前記固着部2Iに固着する。
レーム6及びブーム9を旋回させるための旋回ユニット
15を設置する。前記上部横架台4の両端部に、巻上モ
ータIB、17によって作動するドラムを有する第1の
巻上ウィンチ18及び第2の巻上ウィンチ19をそれぞ
れ設置し、前記第1のウィンチ18のドラムに巻込まれ
たワイヤロープ20と前記第1のシーブブロック12を
経由して前記水平部8に設けたワイヤ固着部21に固着
し、また、前記t!42のウィンチ19に巻込まれたワ
イヤロープ20を前記第2のシーブブロック14を経由
して前記固着部2Iに固着する。
更に、前記ブーム9の水平部8に、前記トロリー13に
連結して該トロリー13を走行させるための油圧シリン
ダ22を設ける。又、前記横架台4にポンプユニット2
3を設け、更にクレーンのハンドリング状況を監視しな
がら操作するために、前記固定ポスト2に操作スタンド
24を設置する。図中25はヨツトのセールマスト、2
6はステーロープ、28はキールバラストを示す。
連結して該トロリー13を走行させるための油圧シリン
ダ22を設ける。又、前記横架台4にポンプユニット2
3を設け、更にクレーンのハンドリング状況を監視しな
がら操作するために、前記固定ポスト2に操作スタンド
24を設置する。図中25はヨツトのセールマスト、2
6はステーロープ、28はキールバラストを示す。
上述の構成において、海上にあるヨツトlOを陸上へ収
揚するには、旋回ユニット15により旋回環3を駆動−
して旋回フレームB及びブーム9を旋回してブーム9の
水平部8を海上へ突出させる。次に、第1及び第2の巻
上ウィンチ1B。
揚するには、旋回ユニット15により旋回環3を駆動−
して旋回フレームB及びブーム9を旋回してブーム9の
水平部8を海上へ突出させる。次に、第1及び第2の巻
上ウィンチ1B。
19のモータ1B、17を駆動してワイヤロープ20を
巻き戻し、第1及び第2のシーブブロック12゜14を
介して吊具11(各ブーム2個ずつの計4個が存在)を
下降する。このとき、海上にあるヨツト10は、その幅
方向の大きさが2本のブーム9の間隔よりも小さいため
にセールマスト25及びステーローブ26が前記ブーム
9と干渉することな(前記4個の吊具11の下方に位置
することができる(第1図の実線参照)。前記吊具11
に取り付けたナイロンなどのスリング27を吊り下げて
ヨツト10のキールバラスト28を回避してヨットlO
の前後外側底部にまわし、吊り上げたときにヨツトlO
を保持できるようにする。このとき、油圧シリンダ22
によりトロリー13をブーム9上で走行させ第1のシー
ブブロック12の吊具11を移動することにより、第1
及び第2のシーブブロック12.14の吊具11間距離
、即ち、スリング27間距離を調整し吊り上げたときに
ヨツト10が傾斜しないようにしておく。
巻き戻し、第1及び第2のシーブブロック12゜14を
介して吊具11(各ブーム2個ずつの計4個が存在)を
下降する。このとき、海上にあるヨツト10は、その幅
方向の大きさが2本のブーム9の間隔よりも小さいため
にセールマスト25及びステーローブ26が前記ブーム
9と干渉することな(前記4個の吊具11の下方に位置
することができる(第1図の実線参照)。前記吊具11
に取り付けたナイロンなどのスリング27を吊り下げて
ヨツト10のキールバラスト28を回避してヨットlO
の前後外側底部にまわし、吊り上げたときにヨツトlO
を保持できるようにする。このとき、油圧シリンダ22
によりトロリー13をブーム9上で走行させ第1のシー
ブブロック12の吊具11を移動することにより、第1
及び第2のシーブブロック12.14の吊具11間距離
、即ち、スリング27間距離を調整し吊り上げたときに
ヨツト10が傾斜しないようにしておく。
次に、前記巻上ウィンチ1L19によりワイヤローブ2
0を巻き上げると、スリング27によりヨツト10を保
持したまま吊具11によりヨツトlOは第1図の2点鎖
線のように吊り上げられる。この状態で、旋回ユニット
15により旋回フレーム6及びブーム9を第2図に示す
ように旋回させ、ヨツトlOを岸壁l上に収揚する。ま
た、陸上にあるヨツトlOを海上へ降ろすには上記と反
対の操作を行う。
0を巻き上げると、スリング27によりヨツト10を保
持したまま吊具11によりヨツトlOは第1図の2点鎖
線のように吊り上げられる。この状態で、旋回ユニット
15により旋回フレーム6及びブーム9を第2図に示す
ように旋回させ、ヨツトlOを岸壁l上に収揚する。ま
た、陸上にあるヨツトlOを海上へ降ろすには上記と反
対の操作を行う。
なお、上述の実施例では油圧駆動が用いられているが、
電動により操作することも可能であること、後方のシー
ブブロック、又は前後両方のシーブブロックを移動可能
としても良いこと、又各ブームの下部に吊具によって昇
降するビームを設け、該ビーム間に複数のスリングを設
けて該スリングの位置を調整できるようにすれば吊具の
位置を固定にできること、2本のスリングを用いた4点
吊り方式について説明したが3本以上のスリングを用い
た6点吊り以上の場合も同様に実施できること、その池
水発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得る
ことは勿論である。
電動により操作することも可能であること、後方のシー
ブブロック、又は前後両方のシーブブロックを移動可能
としても良いこと、又各ブームの下部に吊具によって昇
降するビームを設け、該ビーム間に複数のスリングを設
けて該スリングの位置を調整できるようにすれば吊具の
位置を固定にできること、2本のスリングを用いた4点
吊り方式について説明したが3本以上のスリングを用い
た6点吊り以上の場合も同様に実施できること、その池
水発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得る
ことは勿論である。
【発明の効果コ
本発明によれば、下記のような種々の優れた効果を奏す
ることができる。
ることができる。
■ クレーン全体高さが比較的低くなり、岸壁に突堤の
構築も不要になり、従って製造及び設置コストが低減す
る。
構築も不要になり、従って製造及び設置コストが低減す
る。
■ クレーン休止時には、クレーンを陸側へ格納できる
ために、従来例のように常時海側へ張り出すものがなく
ヨツトの航行などに好都合である。
ために、従来例のように常時海側へ張り出すものがなく
ヨツトの航行などに好都合である。
[相] ハンドリングする艇のサイズが変わっても吊上
位置の調整によりスリング掛けが簡単にでき、ハンドリ
ングも容易である。
位置の調整によりスリング掛けが簡単にでき、ハンドリ
ングも容易である。
■ ブームを2本設けたことにより、セールマストの高
いヨツトでもステーローブを外すことな(容易にハンド
リングすることができる。
いヨツトでもステーローブを外すことな(容易にハンド
リングすることができる。
■ 通常ヨツトには底面にキールバラストが設けられ、
この形状が千差万別であるためスリングを掛ける位置を
調整しなければならないが、吊上位置が調整できるので
、このような調整も容易にできる。
この形状が千差万別であるためスリングを掛ける位置を
調整しなければならないが、吊上位置が調整できるので
、このような調整も容易にできる。
[相] 上記■〜mのように、ハンドリングする艇の形
状、サイズが殆んど限定されることがなく適応性が極め
て高い。
状、サイズが殆んど限定されることがなく適応性が極め
て高い。
[株] ブームを2本設けた4点吊りであるため、艇を
安定して吊り上げることができる。
安定して吊り上げることができる。
(至)外観をスマートにまとめることができる。
第1図は本発明の一実施例の側面図、第2図は同前平面
図、第3図は同前正面図、第4図〜第6図は第1の従来
例の説明図、第7図は第2の従来例の説明図、第8図は
第3の従来例の説明図、第9図は第8図のA−A矢視図
である。 図中1は岸壁、2は固定ポスト、8は旋回フレーム、9
はブーム、11は吊具、12はシーブブロック(前方)
、13はトロリー、14はシーブブロック、18.19
は巻上ウィンチ、22は油圧シリンダ、27はスリング
を示す。
図、第3図は同前正面図、第4図〜第6図は第1の従来
例の説明図、第7図は第2の従来例の説明図、第8図は
第3の従来例の説明図、第9図は第8図のA−A矢視図
である。 図中1は岸壁、2は固定ポスト、8は旋回フレーム、9
はブーム、11は吊具、12はシーブブロック(前方)
、13はトロリー、14はシーブブロック、18.19
は巻上ウィンチ、22は油圧シリンダ、27はスリング
を示す。
Claims (1)
- 1)岸壁に固定ポストを設置し、該固定ポストの上に該
ポストに対して旋回可能な旋回フレームを設け、該旋回
フレームから横方向にしかも舟艇の幅方向長さよりも大
きい間隔を有して互いに平行に2本のブームを延設し、
該2本のブームの相互間で2本以上のスリングを昇降可
能に支持する吊具を設けたことを特徴とする舟艇ハンド
リングクレーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4835788A JPH0699111B2 (ja) | 1988-03-01 | 1988-03-01 | 舟艇ハンドリングクレーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4835788A JPH0699111B2 (ja) | 1988-03-01 | 1988-03-01 | 舟艇ハンドリングクレーン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01226695A true JPH01226695A (ja) | 1989-09-11 |
JPH0699111B2 JPH0699111B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=12801102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4835788A Expired - Lifetime JPH0699111B2 (ja) | 1988-03-01 | 1988-03-01 | 舟艇ハンドリングクレーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0699111B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06227788A (ja) * | 1993-01-29 | 1994-08-16 | Taniguchi Sekkei Kogyo Kk | 舟艇の揚降装置 |
US7743723B2 (en) * | 2005-07-21 | 2010-06-29 | Azure Naval Architects B.V. | Davit assembly and a method for moving a boat |
-
1988
- 1988-03-01 JP JP4835788A patent/JPH0699111B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06227788A (ja) * | 1993-01-29 | 1994-08-16 | Taniguchi Sekkei Kogyo Kk | 舟艇の揚降装置 |
US7743723B2 (en) * | 2005-07-21 | 2010-06-29 | Azure Naval Architects B.V. | Davit assembly and a method for moving a boat |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0699111B2 (ja) | 1994-12-07 |
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