JPH0122507B2 - - Google Patents
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- JPH0122507B2 JPH0122507B2 JP54076372A JP7637279A JPH0122507B2 JP H0122507 B2 JPH0122507 B2 JP H0122507B2 JP 54076372 A JP54076372 A JP 54076372A JP 7637279 A JP7637279 A JP 7637279A JP H0122507 B2 JPH0122507 B2 JP H0122507B2
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- JP
- Japan
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- piston
- cylinder
- pressure
- shaft
- cylinder chamber
- Prior art date
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
- F16H61/662—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
- F16H61/66272—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members characterised by means for controlling the torque transmitting capability of the gearing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H13/00—Gearing for conveying rotary motion with constant gear ratio by friction between rotary members
- F16H13/10—Means for influencing the pressure between the members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H15/00—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
- F16H15/02—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
- F16H15/04—Gearings providing a continuous range of gear ratios
- F16H15/06—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B
- F16H15/08—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B is a disc with a flat or approximately flat friction surface
- F16H15/10—Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B is a disc with a flat or approximately flat friction surface in which the axes of the two members cross or intersect
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Friction Gearing (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は軸と固く結合されたピストンの回転
圧力シリンダとして形成された少なくとも一つ以
上の摩擦板を備え、負荷に依存して押圧力が液圧
により作り出される摩擦伝動装置に関し、その際
少なくとも一つ以上の伝動軸の上にこれに伝達さ
れた回転モーメントのための検出手段か配置され
ており、この検出手段が少なくとも二つ以上の弁
構成部分の相互の回転モーメントに依存する相対
運動によつて回転モーメントに依存する液圧力を
発生させ、そして負荷に依存するその液圧による
所要押圧力をもつぱらこの圧力によつて作り出す
ような装置に関する。
圧力シリンダとして形成された少なくとも一つ以
上の摩擦板を備え、負荷に依存して押圧力が液圧
により作り出される摩擦伝動装置に関し、その際
少なくとも一つ以上の伝動軸の上にこれに伝達さ
れた回転モーメントのための検出手段か配置され
ており、この検出手段が少なくとも二つ以上の弁
構成部分の相互の回転モーメントに依存する相対
運動によつて回転モーメントに依存する液圧力を
発生させ、そして負荷に依存するその液圧による
所要押圧力をもつぱらこの圧力によつて作り出す
ような装置に関する。
このような摩擦伝動装置は多くの場合に無段階
的な変速比調節のために用いられる。ここで若干
の実例についてのみ挙げるならば、一対の円錐プ
ーリ間で回るけん引手段を備えた円錐プーリベル
ト式伝動装置、その回転軸が互いに変芯しており
且つその平行配置された摩擦板の間で保持手段の
中に入れられた変速比調節用のボールがスライド
可能であるような平行な摩擦板を有するボール摩
擦板伝動装置、或いは互いにころがり合つてその
回転軸が互いに直角方向に配置されているような
摩擦板を有する摩擦板伝動装置等を挙げることが
できよう。
的な変速比調節のために用いられる。ここで若干
の実例についてのみ挙げるならば、一対の円錐プ
ーリ間で回るけん引手段を備えた円錐プーリベル
ト式伝動装置、その回転軸が互いに変芯しており
且つその平行配置された摩擦板の間で保持手段の
中に入れられた変速比調節用のボールがスライド
可能であるような平行な摩擦板を有するボール摩
擦板伝動装置、或いは互いにころがり合つてその
回転軸が互いに直角方向に配置されているような
摩擦板を有する摩擦板伝動装置等を挙げることが
できよう。
これらの摩擦伝動装置のすべてにおいて、相互
の摩擦部材を互いに押圧するための力を負荷に依
存して調節し、それによりできるだけ直接にその
必要な押圧力を得ようとしていることが共通であ
る。過大な押圧力はその摩擦部材並びにその支承
部材の不必要な摩耗をもたらし、一方あまりにも
低い押圧力は相互に滑り、また従つて更にその摩
擦部材の過度の摩耗をもたらすことになる。
の摩擦部材を互いに押圧するための力を負荷に依
存して調節し、それによりできるだけ直接にその
必要な押圧力を得ようとしていることが共通であ
る。過大な押圧力はその摩擦部材並びにその支承
部材の不必要な摩耗をもたらし、一方あまりにも
低い押圧力は相互に滑り、また従つて更にその摩
擦部材の過度の摩耗をもたらすことになる。
これらの従来公知の摩擦伝動装置、例えば米国
特許第3600960号の円錐プーリ摩擦伝動装置にお
いては、回転モーメントの衝撃的増大が表われた
際にその必要な液体圧力、従つてその摩擦部材の
間の押圧力は過度な時間的遅延とともに構成され
るということが新しい問題として生じた。従つて
摩擦部材相互間のすべりがそれに対応する種々の
障害と共に避けることができなくなる。
特許第3600960号の円錐プーリ摩擦伝動装置にお
いては、回転モーメントの衝撃的増大が表われた
際にその必要な液体圧力、従つてその摩擦部材の
間の押圧力は過度な時間的遅延とともに構成され
るということが新しい問題として生じた。従つて
摩擦部材相互間のすべりがそれに対応する種々の
障害と共に避けることができなくなる。
回転モーメントの衝撃的増大に際して圧力形成
のこのような遅延の原因は実質的には、その構成
部材の弾性的な撓みに基くものであり、更に明確
に言えばけん引手段は引き延ばされ、軸方向の支
持部材は撓み、油の漏洩量は増大し、圧力シリン
ダー及び導管類は拡張し、そして油は若干とも圧
縮されることによる。このように回転モーメント
の衝撃に基いて高められた圧力水準において必要
とされる圧力媒体の余分な必要量は平均的な負荷
を受ける伝動装置において数立方センチメートル
に達する。
のこのような遅延の原因は実質的には、その構成
部材の弾性的な撓みに基くものであり、更に明確
に言えばけん引手段は引き延ばされ、軸方向の支
持部材は撓み、油の漏洩量は増大し、圧力シリン
ダー及び導管類は拡張し、そして油は若干とも圧
縮されることによる。このように回転モーメント
の衝撃に基いて高められた圧力水準において必要
とされる圧力媒体の余分な必要量は平均的な負荷
を受ける伝動装置において数立方センチメートル
に達する。
このような油の量を1000分の数秒間というよう
なわずかな所要時間の間に準備するためには通常
の要求量に比して実質的に高められた出力の圧力
媒体用ポンプが必要となる。もう一つの可能性
は、弾性的な構造部材を、余分な必要量が許容で
きる程度まで低下されるように剛質にすることに
ある。しかしながらこれら両方の対策はそれらの
組合せをも含めて、経済的な理由から排除され
る。
なわずかな所要時間の間に準備するためには通常
の要求量に比して実質的に高められた出力の圧力
媒体用ポンプが必要となる。もう一つの可能性
は、弾性的な構造部材を、余分な必要量が許容で
きる程度まで低下されるように剛質にすることに
ある。しかしながらこれら両方の対策はそれらの
組合せをも含めて、経済的な理由から排除され
る。
本発明の基礎となる課題は従つて突然に発生す
る、中でも非常に急速に上昇する高い回転モーメ
ントに対して、ポンプの吐出容量の増大または構
造部材の寸法を過大にする必要がなく、すなわち
その他の点ではその伝動装置の設計及び制作原価
に対して実際上の影響を及ぼさないような形で、
特別な余分の量の圧力媒体を急速に発生できるよ
うな、前記本文頭初において記載した形式の摩擦
伝動装置を提供することである。この場合にこの
ような解決方法は簡単であつてしかも確実に作動
するものでなければならず、そして所要面積や製
作原価にほとんど何等の追加的な要求条件をも必
要としないものである必要がある。
る、中でも非常に急速に上昇する高い回転モーメ
ントに対して、ポンプの吐出容量の増大または構
造部材の寸法を過大にする必要がなく、すなわち
その他の点ではその伝動装置の設計及び制作原価
に対して実際上の影響を及ぼさないような形で、
特別な余分の量の圧力媒体を急速に発生できるよ
うな、前記本文頭初において記載した形式の摩擦
伝動装置を提供することである。この場合にこの
ような解決方法は簡単であつてしかも確実に作動
するものでなければならず、そして所要面積や製
作原価にほとんど何等の追加的な要求条件をも必
要としないものである必要がある。
本発明の目的は次に述べる構成の摩擦伝動装置
により達成される。すなわち、軸に固定されたピ
ストンに対する回転する圧力シリンダとして形成
されて少なくとも一つの摩擦板を有し、少なくと
も一つの作動軸の上に、伝達される回転モーメン
トの検出手段が設けられ、これにより、摩擦板の
押圧力が、回転モーメントの負荷に応じて発生す
る液圧力によつて変るようになつている。この検
出手段は少なくとも2つの弁構成部分の相互間
の、回転モーメントに依存する移動によつて作動
するので、回転モーメントに依存する液圧力を発
生し、この液圧力のみによつて、必要な負荷に応
ずる液圧力による摩擦板の押圧力が作りだされ
る。
により達成される。すなわち、軸に固定されたピ
ストンに対する回転する圧力シリンダとして形成
されて少なくとも一つの摩擦板を有し、少なくと
も一つの作動軸の上に、伝達される回転モーメン
トの検出手段が設けられ、これにより、摩擦板の
押圧力が、回転モーメントの負荷に応じて発生す
る液圧力によつて変るようになつている。この検
出手段は少なくとも2つの弁構成部分の相互間
の、回転モーメントに依存する移動によつて作動
するので、回転モーメントに依存する液圧力を発
生し、この液圧力のみによつて、必要な負荷に応
ずる液圧力による摩擦板の押圧力が作りだされ
る。
この課題は本発明によれば、その押圧力の増大
をもたらす弁構成部分の相対運動が、そこに存在
する予め決定可能な量の液圧媒体をその圧力シリ
ンダ中に送り込むことができるようにすることに
よつて解決される。
をもたらす弁構成部分の相対運動が、そこに存在
する予め決定可能な量の液圧媒体をその圧力シリ
ンダ中に送り込むことができるようにすることに
よつて解決される。
このような本発明に従う解決方法は、回転モー
メントの衝撃的増大によつて生ずる回転モーメン
ト検出手段の弁構成部分の相対運動が、この回転
モーメント検出手段を適切な寸法で構成すること
によつて、この検出手段が常に保有しているある
量の圧力媒体を追加して吐出し、回転モーメント
検出手段が連絡している圧力シリンダ中に送り込
み、それによつてその圧力媒体用ポンプから送り
出された圧力媒体の量を極めて短時間で補充し、
且つこの圧力媒体用ポンプが所要圧力媒体量の通
常の条件で設定されているときはカバーし得ない
短時間間隔内において追加するという効果を有し
ている。
メントの衝撃的増大によつて生ずる回転モーメン
ト検出手段の弁構成部分の相対運動が、この回転
モーメント検出手段を適切な寸法で構成すること
によつて、この検出手段が常に保有しているある
量の圧力媒体を追加して吐出し、回転モーメント
検出手段が連絡している圧力シリンダ中に送り込
み、それによつてその圧力媒体用ポンプから送り
出された圧力媒体の量を極めて短時間で補充し、
且つこの圧力媒体用ポンプが所要圧力媒体量の通
常の条件で設定されているときはカバーし得ない
短時間間隔内において追加するという効果を有し
ている。
これによつてその摩擦部材がほんの短時間の間
適切な押圧力の不存在のために相互に滑ることが
取除かれ、このような滑りは極部的に非常に高い
温度をもたらし、そしてこれはしばしば起る場合
にはその摩擦部材に障害をもたらす。
適切な押圧力の不存在のために相互に滑ることが
取除かれ、このような滑りは極部的に非常に高い
温度をもたらし、そしてこれはしばしば起る場合
にはその摩擦部材に障害をもたらす。
回転モーメント検出手段の構成は、両面が液密
的に閉じられていて伝動軸上に軸方向及び円周方
向に固定されている回転シリンダの中にその伝動
軸の上に、回転モーメントを伝える役目をし、且
つ、そのシリンダを前方のシリンダ室と圧力シリ
ンダ内の液圧の作用を受ける後方のシリンダ室と
に分割していて、軸方向にその伝動軸の上でスラ
イド可能に支承され且つ一緒に回転するピストン
が配置されている。前方のシリンダ室内において
は、そのピストンとそれに関連するシリンダボト
ムの双方が、軸方向に前後に設けられ且つ互いに
向き合つていてV字型の切り込みを備えたカム片
を有しており、そしてこれらの間に回転モーメン
トを伝えるためのボールのような回転部材が挿入
されている。圧力シリンダ内及び後方のシリンダ
室において作用する液体圧力を調節するための調
節弁機構はその伝達された回転モーメントによつ
て決定されるピストンの軸方向の位置により次の
ような作用を受ける。即ちこの液体圧力が一方に
おいてその押圧力を発生するのに十分であり、且
つもう一方においては前記カム片のところのV字
型の切込みの両片の傾斜角に基いてピストンに及
ぼされる軸方向の力をピストンの面の面積を適切
に選定することにより平衡状態に保つ。この実施
例の構造においては、その後方シリンダ室内に、
その中での前記調節弁機構の閉止状態を超えて進
むピストンの軸方向の移動の可能性と、場合によ
り、予め決定される液圧媒体の容積に合わせて決
定される前記カム片のV字型の切り込みの大きさ
と、そして、その圧力シリンダ内の圧力を有する
圧力媒体の前記後方シリンダ室への流通に対して
は、圧力シリンダと後方シリンダ室の間の通路が
後方シリンダ室内におけるピストンの実質的な軸
方向の全移動範囲にわたつて開放されているよう
に配置されていることが好都合であることが実証
されている。
的に閉じられていて伝動軸上に軸方向及び円周方
向に固定されている回転シリンダの中にその伝動
軸の上に、回転モーメントを伝える役目をし、且
つ、そのシリンダを前方のシリンダ室と圧力シリ
ンダ内の液圧の作用を受ける後方のシリンダ室と
に分割していて、軸方向にその伝動軸の上でスラ
イド可能に支承され且つ一緒に回転するピストン
が配置されている。前方のシリンダ室内において
は、そのピストンとそれに関連するシリンダボト
ムの双方が、軸方向に前後に設けられ且つ互いに
向き合つていてV字型の切り込みを備えたカム片
を有しており、そしてこれらの間に回転モーメン
トを伝えるためのボールのような回転部材が挿入
されている。圧力シリンダ内及び後方のシリンダ
室において作用する液体圧力を調節するための調
節弁機構はその伝達された回転モーメントによつ
て決定されるピストンの軸方向の位置により次の
ような作用を受ける。即ちこの液体圧力が一方に
おいてその押圧力を発生するのに十分であり、且
つもう一方においては前記カム片のところのV字
型の切込みの両片の傾斜角に基いてピストンに及
ぼされる軸方向の力をピストンの面の面積を適切
に選定することにより平衡状態に保つ。この実施
例の構造においては、その後方シリンダ室内に、
その中での前記調節弁機構の閉止状態を超えて進
むピストンの軸方向の移動の可能性と、場合によ
り、予め決定される液圧媒体の容積に合わせて決
定される前記カム片のV字型の切り込みの大きさ
と、そして、その圧力シリンダ内の圧力を有する
圧力媒体の前記後方シリンダ室への流通に対して
は、圧力シリンダと後方シリンダ室の間の通路が
後方シリンダ室内におけるピストンの実質的な軸
方向の全移動範囲にわたつて開放されているよう
に配置されていることが好都合であることが実証
されている。
この場合に、この後方シリンダ室に送り込まれ
た圧力媒体はその軸の半径方向の孔とそれに接続
する軸方向の孔を通つて排出されることができ、
そしてピストンと一体に設けられた制御用の縁部
が軸の半径方向孔の手前に設けられた溝と共に前
記調節弁機構を構成するものである。
た圧力媒体はその軸の半径方向の孔とそれに接続
する軸方向の孔を通つて排出されることができ、
そしてピストンと一体に設けられた制御用の縁部
が軸の半径方向孔の手前に設けられた溝と共に前
記調節弁機構を構成するものである。
更に、後方シリンダ室への圧力媒体の流入口は
ピストンがその軸方向の移動範囲内で後方シリン
ダ室を閉じているシリンダボトムの近くの位置を
占めた時に、このピストンに設けられた制御用の
縁部によつて閉じられる。これによつてピストン
が上述のシリンダボトムに衝突することが避けら
れる。
ピストンがその軸方向の移動範囲内で後方シリン
ダ室を閉じているシリンダボトムの近くの位置を
占めた時に、このピストンに設けられた制御用の
縁部によつて閉じられる。これによつてピストン
が上述のシリンダボトムに衝突することが避けら
れる。
伝動軸がカム片の部分において分割されている
こと、ピストンが軸の一方の部分の上では回転不
可能であるが軸方向にスライド可能に導かれてい
ること、前方シリンダ室を閉じるシリンダボトム
が少なくとも他方の軸部分とともに回転するよう
に連結されており、そして前方シリンダ室の端の
外面上で軸方向に支持されていることと、少なく
とも一方のシリンダボトムのシリンダ壁と連結
し、または、後方シリンダ室を閉じるシリンダボ
トムと前記一方の軸部分との間の結合が回転可能
であることが好都合であることが実証されてい
る。
こと、ピストンが軸の一方の部分の上では回転不
可能であるが軸方向にスライド可能に導かれてい
ること、前方シリンダ室を閉じるシリンダボトム
が少なくとも他方の軸部分とともに回転するよう
に連結されており、そして前方シリンダ室の端の
外面上で軸方向に支持されていることと、少なく
とも一方のシリンダボトムのシリンダ壁と連結
し、または、後方シリンダ室を閉じるシリンダボ
トムと前記一方の軸部分との間の結合が回転可能
であることが好都合であることが実証されてい
る。
分割されていない軸の場合に、そのピストンを
この軸の上で回転可能にかつ軸方向にスライド可
能に導き、この場合このピストンを介して回転モ
ーメントを伝動装置に伝える変更も可能で、その
際例えば、そのピストンが、軸方向に延びるフラ
ンジによつて液密的に後方シリンダ室から外方へ
延ばされる。
この軸の上で回転可能にかつ軸方向にスライド可
能に導き、この場合このピストンを介して回転モ
ーメントを伝動装置に伝える変更も可能で、その
際例えば、そのピストンが、軸方向に延びるフラ
ンジによつて液密的に後方シリンダ室から外方へ
延ばされる。
シリンダボトムの中の1つが軸に固定された摩
擦板であるか、または圧力シリンダのピストンで
あるという変更も可能である。しかしながら、上
述のシリンダボトムは別個の構成部分として設け
られ、その回転モーメント検出手段は独立のユニ
ツトとして設けられ、このユニツトはプレハブ組
立ユニツトとして要求に従つて純粋に押圧力を用
いる基本伝動装置に取り付けることが可能であ
る。
擦板であるか、または圧力シリンダのピストンで
あるという変更も可能である。しかしながら、上
述のシリンダボトムは別個の構成部分として設け
られ、その回転モーメント検出手段は独立のユニ
ツトとして設けられ、このユニツトはプレハブ組
立ユニツトとして要求に従つて純粋に押圧力を用
いる基本伝動装置に取り付けることが可能であ
る。
更に他の実施例においては、前方シリンダ室を
閉じるシリンダボトムとピストンにはカム片の外
側に互いに向き合つて軸方向に実際上遊び間隔な
しに相互にスライド可能である中空円筒状の突出
部を設け、その際その軸方向のオーバラツプと相
互のスライドの可能性が実質的にピストンの軸方
向のスライド可能性に相当するようにすること、
そして、ピストンが、シリンダ壁に対して軸方向
の二つの位置の間で動くことのできるスライドパ
ツキンを有しており、このパツキンは、ピストン
とカム片がシリンダボトムに接近するとき有効で
あり、反対に離れるときは実際上有効に作動しな
くなるようになつている。このようにして中でも
電気モーターによる始動に際しての、すなわち電
源周波数による高い回転モーメントのピークに際
して、圧力、また従つて押圧力が電源周波数と共
に脈動することが防止される。すなわちこのよう
な一方向緩衝の効果は、液体の圧力が迅速に上昇
するけれどもその降下はゆつくりであるという点
にある。
閉じるシリンダボトムとピストンにはカム片の外
側に互いに向き合つて軸方向に実際上遊び間隔な
しに相互にスライド可能である中空円筒状の突出
部を設け、その際その軸方向のオーバラツプと相
互のスライドの可能性が実質的にピストンの軸方
向のスライド可能性に相当するようにすること、
そして、ピストンが、シリンダ壁に対して軸方向
の二つの位置の間で動くことのできるスライドパ
ツキンを有しており、このパツキンは、ピストン
とカム片がシリンダボトムに接近するとき有効で
あり、反対に離れるときは実際上有効に作動しな
くなるようになつている。このようにして中でも
電気モーターによる始動に際しての、すなわち電
源周波数による高い回転モーメントのピークに際
して、圧力、また従つて押圧力が電源周波数と共
に脈動することが防止される。すなわちこのよう
な一方向緩衝の効果は、液体の圧力が迅速に上昇
するけれどもその降下はゆつくりであるという点
にある。
本発明のその他の諸特徴ならびに詳細は以下に
記述する諸実施例の記載ならびにそれを表わす添
付図面から明らかとなるであろう。
記述する諸実施例の記載ならびにそれを表わす添
付図面から明らかとなるであろう。
第1図において摩擦車伝動装置が分割された入
力軸1,2および出力軸3を有しており、これら
は互いに直角方向に配置されている。入力軸は1
個の摩擦車4を有し、出力軸は摩擦車5を備えて
おり、その際摩擦車5はその円筒状外壁面でもつ
て摩擦車4の端面の上をころがる。変速比の調節
のために前記軸3は軸方向に移動可能である。
力軸1,2および出力軸3を有しており、これら
は互いに直角方向に配置されている。入力軸は1
個の摩擦車4を有し、出力軸は摩擦車5を備えて
おり、その際摩擦車5はその円筒状外壁面でもつ
て摩擦車4の端面の上をころがる。変速比の調節
のために前記軸3は軸方向に移動可能である。
摩擦車4と5の間の摩擦力伝達のために必要な
押圧力を発生させるために摩擦車4は圧力シリン
ダとして構成されており、この圧力シリンダは前
記入力軸の部分2の末端位置に固定配置されてい
るピストン6の上で軸方向に移動可能であり、そ
して圧力室8を形成している。ピストン6と摩擦
車4の間の回転の伝達はピストン6の中で軸方向
にスライド可能に導かれ、摩擦車4に固定された
少なくとも一つのピンまたは類似物7によつて行
われる。圧力室8の中で必要とする摩擦力伝動の
ための押圧力を発生させるために、この圧力室8
に圧力媒体貯槽9からポンプ10により導管11
と軸の部分2の中の孔12を通して圧力媒体が送
り込まれる。圧力室8の中の圧力媒体の圧力は孔
14を経て、軸の両方の部分1,2を相互に連結
している回転モーメント検出手段13へ伝えら
れ、そして、ポンプ10によつて送られた圧力媒
体は検出手段13へ流れる。そしてここから若干
とも絞られた状態で圧力媒体は孔15と導管16
を通して再び圧力媒体貯槽9の中に戻される。通
常の逃がし弁17がポンプ10の出口に設けられ
ている。
押圧力を発生させるために摩擦車4は圧力シリン
ダとして構成されており、この圧力シリンダは前
記入力軸の部分2の末端位置に固定配置されてい
るピストン6の上で軸方向に移動可能であり、そ
して圧力室8を形成している。ピストン6と摩擦
車4の間の回転の伝達はピストン6の中で軸方向
にスライド可能に導かれ、摩擦車4に固定された
少なくとも一つのピンまたは類似物7によつて行
われる。圧力室8の中で必要とする摩擦力伝動の
ための押圧力を発生させるために、この圧力室8
に圧力媒体貯槽9からポンプ10により導管11
と軸の部分2の中の孔12を通して圧力媒体が送
り込まれる。圧力室8の中の圧力媒体の圧力は孔
14を経て、軸の両方の部分1,2を相互に連結
している回転モーメント検出手段13へ伝えら
れ、そして、ポンプ10によつて送られた圧力媒
体は検出手段13へ流れる。そしてここから若干
とも絞られた状態で圧力媒体は孔15と導管16
を通して再び圧力媒体貯槽9の中に戻される。通
常の逃がし弁17がポンプ10の出口に設けられ
ている。
圧力室8内の液圧媒体の圧力を負荷に依存して
調節することは回転モーメント検出手段によつて
次のように行われる。すなわちこの回転モーメン
ト検出手段13により伝達されるべき回転モーメ
ントが上昇すると、すなわちこの駆動装置によつ
て伝達される仕事が増加すると、圧力室8内の圧
力もこれに相当して上昇し、そして逆の場合には
その反対となるように行われる。この場合に圧力
媒体検出手段は、摩擦車4と5の間の押圧力が丁
度その要求条件に合致するように、すなわち過剰
の押圧力が働かないようにかつ両方の摩擦板の間
の滑りが避けられるように設計されている。
調節することは回転モーメント検出手段によつて
次のように行われる。すなわちこの回転モーメン
ト検出手段13により伝達されるべき回転モーメ
ントが上昇すると、すなわちこの駆動装置によつ
て伝達される仕事が増加すると、圧力室8内の圧
力もこれに相当して上昇し、そして逆の場合には
その反対となるように行われる。この場合に圧力
媒体検出手段は、摩擦車4と5の間の押圧力が丁
度その要求条件に合致するように、すなわち過剰
の押圧力が働かないようにかつ両方の摩擦板の間
の滑りが避けられるように設計されている。
ところで伝動装置に著しい回転モーメントの衝
撃的増加が加えられ、そのためにその摩擦板の間
で必要な押圧力に適合させるためにある量の圧力
媒体を急激に追加することが必要となるような場
合が多く存在する。この突然に必要となる圧力媒
体の追加の量は、このポンプ10が経済的な理由
から伝動装置の通常の運転に対して設計されてい
る場合には、このポンプ10からは充分に迅速に
得ることはできない。それにも拘らずこの圧力媒
体の必要量を得るためには、この回転モーメント
検出手段13は特別な形で構成されていなければ
ならず、これについては更に以下においてより詳
細に説明する。
撃的増加が加えられ、そのためにその摩擦板の間
で必要な押圧力に適合させるためにある量の圧力
媒体を急激に追加することが必要となるような場
合が多く存在する。この突然に必要となる圧力媒
体の追加の量は、このポンプ10が経済的な理由
から伝動装置の通常の運転に対して設計されてい
る場合には、このポンプ10からは充分に迅速に
得ることはできない。それにも拘らずこの圧力媒
体の必要量を得るためには、この回転モーメント
検出手段13は特別な形で構成されていなければ
ならず、これについては更に以下においてより詳
細に説明する。
第2図においては軸の各部分1及び2が弁の機
構を備えた回転モーメント検出手段13によつて
相互に連結されているところを拡大して断面図で
示してある。そのために、軸の成分1の上でシリ
ンダボトム20がこの軸部分1とともに回転する
ように取付けられかつ軸方向の左向きの移動に対
抗して支持されて着座しており、一方軸の部分2
の上にはピストン21がこの軸部分2とともに回
転するように配置され、しかし軸方向には移動可
能に配置されている。
構を備えた回転モーメント検出手段13によつて
相互に連結されているところを拡大して断面図で
示してある。そのために、軸の成分1の上でシリ
ンダボトム20がこの軸部分1とともに回転する
ように取付けられかつ軸方向の左向きの移動に対
抗して支持されて着座しており、一方軸の部分2
の上にはピストン21がこの軸部分2とともに回
転するように配置され、しかし軸方向には移動可
能に配置されている。
シリンダボトム20とピストン21は互いに向
い合つた端面の上に、したがつて前方のシリンダ
室の中において、V字型の切り込み24,25
(第2a図参照)を有するカム片22,23を有
しており、これらの間にローラ部材26が回転モ
ーメントを伝達するために挿入されている。
い合つた端面の上に、したがつて前方のシリンダ
室の中において、V字型の切り込み24,25
(第2a図参照)を有するカム片22,23を有
しており、これらの間にローラ部材26が回転モ
ーメントを伝達するために挿入されている。
シリンダボトム27とピストン21との間に形
成される後方のシリンダ室28には、導管11に
到達した圧力媒体が圧力室8内の圧力で孔14、
これに接続する半径方向の孔29、およびこの孔
29の端部の環状溝30を通つて流れ込み、そし
て再び環状溝31とこれに接続する半径方向の孔
32とこれに更に接続する軸方向の孔15と軸部
分1の導管16を通つて再びこれから流れ去る。
後方シリンダ室28の中に延びていてピストン2
1に固定されているフランジ33は上記の環状溝
31とととに調節弁機構31,33を構成してい
る。
成される後方のシリンダ室28には、導管11に
到達した圧力媒体が圧力室8内の圧力で孔14、
これに接続する半径方向の孔29、およびこの孔
29の端部の環状溝30を通つて流れ込み、そし
て再び環状溝31とこれに接続する半径方向の孔
32とこれに更に接続する軸方向の孔15と軸部
分1の導管16を通つて再びこれから流れ去る。
後方シリンダ室28の中に延びていてピストン2
1に固定されているフランジ33は上記の環状溝
31とととに調節弁機構31,33を構成してい
る。
以上記述した回転モーメント検出手段13の作
動態様は次の如くである。
動態様は次の如くである。
軸部分1と2との間で伝達されるべき回転モー
メントに対応して、シリンダボトム20とピスト
ン21は円周方向に互いに回転しようとする。こ
の結果カム片22と23のV字型の切り込み部2
4,25およびその間に存在するローラ部材26
を介して、ピストン21が第2図において右方向
に若干押しやられる。それによつて前記のフラン
ジ33と環状溝31とからなる調節弁は漸次閉
じ、これに従つて流路11,14,29および3
0を通してシリンダ室28の中に流れ込む圧力媒
体の流出を、このシリンダ室28内の、ピストン
21に作用している圧力媒体の圧力がカム片22
と23ならびにローラ部材26によつて外側から
かけられる軸方向の力を平衡状態に保つまで多か
れ少なかれ減少させる。勿論、増加する回転モー
メントに応じて調節弁が閉じるにしたがつて、後
方シリンダ室28内の圧力は上がり、そして圧力
室8の中の圧力媒体の圧力はシリンダ室28の圧
力に相当するものとなる。というのはシリンダ室
28は孔12を介して圧力室8と連通状態にある
からである。
メントに対応して、シリンダボトム20とピスト
ン21は円周方向に互いに回転しようとする。こ
の結果カム片22と23のV字型の切り込み部2
4,25およびその間に存在するローラ部材26
を介して、ピストン21が第2図において右方向
に若干押しやられる。それによつて前記のフラン
ジ33と環状溝31とからなる調節弁は漸次閉
じ、これに従つて流路11,14,29および3
0を通してシリンダ室28の中に流れ込む圧力媒
体の流出を、このシリンダ室28内の、ピストン
21に作用している圧力媒体の圧力がカム片22
と23ならびにローラ部材26によつて外側から
かけられる軸方向の力を平衡状態に保つまで多か
れ少なかれ減少させる。勿論、増加する回転モー
メントに応じて調節弁が閉じるにしたがつて、後
方シリンダ室28内の圧力は上がり、そして圧力
室8の中の圧力媒体の圧力はシリンダ室28の圧
力に相当するものとなる。というのはシリンダ室
28は孔12を介して圧力室8と連通状態にある
からである。
ここでもし回転モーメントの衝撃的増加が起こ
ると、これは挿入されたローラ部材から作用を受
けるカム片22,23の関係位置を変化させ、そ
の結果、ピストン21はシリンダボトム20から
極めて短時間の中に第2図について右方向に押し
やられる。この結果として環状溝31は閉じら
れ、したがつて圧力媒体のシリンダ室28からの
流出が遮断される。ここでシリンダ室28内に存
在する圧力媒体の容積は環状溝30、通路29,
14,12を通して迅速に圧力室8の中に送り込
まれ、そしてここで圧力水準の増大のために利用
される。回転モーメントの衝撃が過ぎると、シリ
ンダ室28の中で高められた圧力媒体の圧力によ
つて、フランジ33と環状溝31とによつて形成
される弁機構によつて作られる絞りが、再び負荷
に存在する押圧力を発生するに必要な圧力媒体の
圧力を確立するまで、ピストン21の正常な作動
位置への復帰が行われる。
ると、これは挿入されたローラ部材から作用を受
けるカム片22,23の関係位置を変化させ、そ
の結果、ピストン21はシリンダボトム20から
極めて短時間の中に第2図について右方向に押し
やられる。この結果として環状溝31は閉じら
れ、したがつて圧力媒体のシリンダ室28からの
流出が遮断される。ここでシリンダ室28内に存
在する圧力媒体の容積は環状溝30、通路29,
14,12を通して迅速に圧力室8の中に送り込
まれ、そしてここで圧力水準の増大のために利用
される。回転モーメントの衝撃が過ぎると、シリ
ンダ室28の中で高められた圧力媒体の圧力によ
つて、フランジ33と環状溝31とによつて形成
される弁機構によつて作られる絞りが、再び負荷
に存在する押圧力を発生するに必要な圧力媒体の
圧力を確立するまで、ピストン21の正常な作動
位置への復帰が行われる。
第3図は前記第2図に従う回転モーメント検出
手段の変更された実施例を示し、この場合に第2
図のものと同じ部分には同じ記号が用いられてい
る。第3図においてシリンダボトム20とピスト
ン21相当するピストン40とは、それぞれ相互
に向き合つた軸方向の実際上遊び間隔のない、相
互にスライド可能な中空円筒状のカラー41と4
2を有している。そして互いに接する円周方向面
の間にシールが配されている。その上このピスト
ン40はスライドパツキン43を有しており、こ
のパツキンの密封作用は第3図に示した位置にお
いてのみ存在する。このスライドパツキン43が
ピストン40に対して図示より左の方へ、ストツ
パ44の方へ移動すると、これはピストン40が
右へ動くとき起こるのだが、このパツキンは何等
の密封作用ももたらさない。それは、シリンダ室
28からの圧力媒体は下向きにパツキン43をめ
ぐつてストツパ44の間を通りカラー41,42
と、シリンダボトム20,27をつなぐシリンダ
壁との間の環状空間45の中に流れることができ
るからである。
手段の変更された実施例を示し、この場合に第2
図のものと同じ部分には同じ記号が用いられてい
る。第3図においてシリンダボトム20とピスト
ン21相当するピストン40とは、それぞれ相互
に向き合つた軸方向の実際上遊び間隔のない、相
互にスライド可能な中空円筒状のカラー41と4
2を有している。そして互いに接する円周方向面
の間にシールが配されている。その上このピスト
ン40はスライドパツキン43を有しており、こ
のパツキンの密封作用は第3図に示した位置にお
いてのみ存在する。このスライドパツキン43が
ピストン40に対して図示より左の方へ、ストツ
パ44の方へ移動すると、これはピストン40が
右へ動くとき起こるのだが、このパツキンは何等
の密封作用ももたらさない。それは、シリンダ室
28からの圧力媒体は下向きにパツキン43をめ
ぐつてストツパ44の間を通りカラー41,42
と、シリンダボトム20,27をつなぐシリンダ
壁との間の環状空間45の中に流れることができ
るからである。
この様に構造形態はピストン40のシリンダボ
トム20へ向う方向への移動の緩衝をもたらし、
一方、ピストン40のシリンダボトム20から離
れる運動は緩衝されないことになる。言い換える
ならば、回転モーメント検出手段は第2図を参照
して記述した作用、すなわち回転モーメントの衝
撃に際して一定量の圧力媒体を送り込むという作
用を阻害されることなく実行することができ、こ
れに反して、特に伝動装置の始動に対してピスト
ン40の往復方向の変動する運動が衝撃され、そ
れによつて対応的な圧力媒体の圧力がより滑らか
な、または整然とした形でもたらされるのであ
る。
トム20へ向う方向への移動の緩衝をもたらし、
一方、ピストン40のシリンダボトム20から離
れる運動は緩衝されないことになる。言い換える
ならば、回転モーメント検出手段は第2図を参照
して記述した作用、すなわち回転モーメントの衝
撃に際して一定量の圧力媒体を送り込むという作
用を阻害されることなく実行することができ、こ
れに反して、特に伝動装置の始動に対してピスト
ン40の往復方向の変動する運動が衝撃され、そ
れによつて対応的な圧力媒体の圧力がより滑らか
な、または整然とした形でもたらされるのであ
る。
第2図と第3図とに共通であるが、シリンダ室
28の容積、すなわち回転モーメントの衝撃に際
して利用することのできる追加的な容積は、設計
上、特に環状溝30と31の軸方向の間隔を適切
に寸法決めすることにより容易に選定することが
できる。第3図の実施例では、上記の環状空間4
5が取り入れることのできる容積を追加的に考慮
すべきである。
28の容積、すなわち回転モーメントの衝撃に際
して利用することのできる追加的な容積は、設計
上、特に環状溝30と31の軸方向の間隔を適切
に寸法決めすることにより容易に選定することが
できる。第3図の実施例では、上記の環状空間4
5が取り入れることのできる容積を追加的に考慮
すべきである。
第2図と第3図を参照して説明した回転モーメ
ント検出手段の構造は、第1図に示すように構成
要素としてプレハブ組立ての原理に従い必要な場
合に基本伝動装置に取つけることができるような
ものである。
ント検出手段の構造は、第1図に示すように構成
要素としてプレハブ組立ての原理に従い必要な場
合に基本伝動装置に取つけることができるような
ものである。
しかしながら自明の如くこの回転モーメント検
出手段を伝動装置の固定された部分として装置面
積の節約を計ることも可能である。このためには
例えば第2図及び第3図に示した回転モーメント
検出手段においてそのシリンダボトム27が第1
図に従う伝動装置のピストン6と共に一つの構成
部分をなすようにすることができる。円錐プーリ
ベルト式伝動装置において伝動装置の構成部分と
してこのような総合化がどのように具体的に可能
であるかということを後で第9図を参照して更に
説明することにする。
出手段を伝動装置の固定された部分として装置面
積の節約を計ることも可能である。このためには
例えば第2図及び第3図に示した回転モーメント
検出手段においてそのシリンダボトム27が第1
図に従う伝動装置のピストン6と共に一つの構成
部分をなすようにすることができる。円錐プーリ
ベルト式伝動装置において伝動装置の構成部分と
してこのような総合化がどのように具体的に可能
であるかということを後で第9図を参照して更に
説明することにする。
第4図及び第5図は、第4図においては回転モ
ーメントの急激な上昇の生起をグラフによつて示
し、第5図においては圧力媒体の圧力の時間によ
る変化を図示している。この場合に第5図におい
ては実線で描いた曲線が公知の形式の回転モーメ
ント検出手段の応答を示している。この曲線の斜
めの上昇は如何にポンプが時間的な遅延を経て始
めて必要な圧力をもたらすかということを示して
いる。点線で示した曲線は本発明に従うFIG.2に
示す回転モーメント検出手段を用いた場合の圧力
形成状態を示しており、これからこの場合に時間
的な遅延が実際上生じないことが明らかである。
ーメントの急激な上昇の生起をグラフによつて示
し、第5図においては圧力媒体の圧力の時間によ
る変化を図示している。この場合に第5図におい
ては実線で描いた曲線が公知の形式の回転モーメ
ント検出手段の応答を示している。この曲線の斜
めの上昇は如何にポンプが時間的な遅延を経て始
めて必要な圧力をもたらすかということを示して
いる。点線で示した曲線は本発明に従うFIG.2に
示す回転モーメント検出手段を用いた場合の圧力
形成状態を示しており、これからこの場合に時間
的な遅延が実際上生じないことが明らかである。
第6図及び第7図は電気モーターを用いた始動
過程を示している。第6図には回転モーメントの
時間による挙動が示されており、一方第7図は回
転モーメント検出手段によつて調節された圧力媒
体の圧力の時間に対する挙動を示している。第7
図において、実線で示したものは緩衝されていな
い例えば第2図に従う回転モーメント検出手段の
挙動を示し、一方点線で描いた曲線は緩衝されて
いる例えば第3図に従う回転モーメント検出手段
の挙動を示している。
過程を示している。第6図には回転モーメントの
時間による挙動が示されており、一方第7図は回
転モーメント検出手段によつて調節された圧力媒
体の圧力の時間に対する挙動を示している。第7
図において、実線で示したものは緩衝されていな
い例えば第2図に従う回転モーメント検出手段の
挙動を示し、一方点線で描いた曲線は緩衝されて
いる例えば第3図に従う回転モーメント検出手段
の挙動を示している。
第8図において、円錐プーリベルト式伝動装置
は2部分からなる駆動入力軸101と2部分から
なる従動出力軸102からなり、これらには夫々
1個の円錐プーリ103,104が固く結合され
ているが、一方向い合つて配置された円錐プーリ
105,106は上記軸101,102の上で軸
方向にスライド可能に但しこれらとともに回転す
るように取付けられている。各円錐プーリ10
5,106はシリンダ107,108をそれぞれ
形成されており、このシリンダの中で軸101,
102の上に軸方向及び回転に対して固定された
ピストン109が配置されている。円錐プーリの
対103,105と104,106の間で索引手
段110、例えばベルトが循環していて、プーリ
103,105からプーリ104,106を駆動
している。
は2部分からなる駆動入力軸101と2部分から
なる従動出力軸102からなり、これらには夫々
1個の円錐プーリ103,104が固く結合され
ているが、一方向い合つて配置された円錐プーリ
105,106は上記軸101,102の上で軸
方向にスライド可能に但しこれらとともに回転す
るように取付けられている。各円錐プーリ10
5,106はシリンダ107,108をそれぞれ
形成されており、このシリンダの中で軸101,
102の上に軸方向及び回転に対して固定された
ピストン109が配置されている。円錐プーリの
対103,105と104,106の間で索引手
段110、例えばベルトが循環していて、プーリ
103,105からプーリ104,106を駆動
している。
伝動装置の変速比を一定に維持したりまたは変
化させたりするために、圧力媒体は圧力媒体ポン
プ114によつて油だめ115から引かれて、4
つのコントロールエツジを持つコントロールスラ
イド弁111へ送られ、そしてシリンダ室10
7,108へ導管112,113を通して分配さ
れる。コントロールレバー116がコントロール
スライド弁111のスライダ117に連結されて
おり、このコントロールレバー116はその一方
の自由端が圧力シリンダ107の溝118に係合
しており、他方の自由端により手動操作すること
ができる。
化させたりするために、圧力媒体は圧力媒体ポン
プ114によつて油だめ115から引かれて、4
つのコントロールエツジを持つコントロールスラ
イド弁111へ送られ、そしてシリンダ室10
7,108へ導管112,113を通して分配さ
れる。コントロールレバー116がコントロール
スライド弁111のスライダ117に連結されて
おり、このコントロールレバー116はその一方
の自由端が圧力シリンダ107の溝118に係合
しており、他方の自由端により手動操作すること
ができる。
もし伝動装置が手動でセツトした変速比の設定
からそれる傾向が生ずると、このことはコントロ
ールレバー116が溝118に係合していること
から見て、このレバー116の移動とスライダ1
17の変位が一緒に起こることになり、したがつ
て手動でセツトした変速比の復帰または保持が公
知の方法で確保される。このような作動は上述の
米国特許第3600960号に記載されている。これに
相当する作動は、コントロールレバー116の下
方の自由端を動かすことにより手動で変速比の設
定を変えるとき起こる。このことは新しい変速比
に到達して伝動装置の状態が調整されるまで続
く。
からそれる傾向が生ずると、このことはコントロ
ールレバー116が溝118に係合していること
から見て、このレバー116の移動とスライダ1
17の変位が一緒に起こることになり、したがつ
て手動でセツトした変速比の復帰または保持が公
知の方法で確保される。このような作動は上述の
米国特許第3600960号に記載されている。これに
相当する作動は、コントロールレバー116の下
方の自由端を動かすことにより手動で変速比の設
定を変えるとき起こる。このことは新しい変速比
に到達して伝動装置の状態が調整されるまで続
く。
この場合にコントロールスライド弁111の作
動態様はここに挙げた実施例においては次の如く
である。すなわち伝動装置の入力側においてシリ
ンダ107へ導管112を通して圧力媒体が供給
され、一方、伝動装置の出力側においては圧力媒
体の還流が負荷に比例して絞られる。このため
に、夫々1個の調節弁機構を有する二つの回転モ
ーメント検出手段119と120が用いられ、そ
して切替えスライド弁121である切替手段が用
いられており、この手段は、常に駆動入力側に設
けられた回転モーメント検出手段が駆動出力側の
円錐プーリの対の上に加わる加圧力に有効に影響
を及ぼすように作動する。
動態様はここに挙げた実施例においては次の如く
である。すなわち伝動装置の入力側においてシリ
ンダ107へ導管112を通して圧力媒体が供給
され、一方、伝動装置の出力側においては圧力媒
体の還流が負荷に比例して絞られる。このため
に、夫々1個の調節弁機構を有する二つの回転モ
ーメント検出手段119と120が用いられ、そ
して切替えスライド弁121である切替手段が用
いられており、この手段は、常に駆動入力側に設
けられた回転モーメント検出手段が駆動出力側の
円錐プーリの対の上に加わる加圧力に有効に影響
を及ぼすように作動する。
この場合は軸101は駆動入力軸として示され
ている。したがつてスライダ117の位置が、軸
101のシリンダ107への圧力媒体の分配をポ
ンプ114と導管112を通して伝動変速比設定
ーレバー116の設定に直接従つて決める。他方
では図示された平衡位置においては、圧力媒体の
導管113への送り込み口は僅かしか、または全
く開かれていない。他方において、スライダ11
7の外側コントロールエツジ、導管122,12
3と切替スライド弁121を経て回転モーメント
検出手段119に供給される圧力媒体は、この検
出手段119の弁の位置のみに対応して例えば導
管124を通してけん引部材110の潤滑用に、
この検出手段から流れ去る。
ている。したがつてスライダ117の位置が、軸
101のシリンダ107への圧力媒体の分配をポ
ンプ114と導管112を通して伝動変速比設定
ーレバー116の設定に直接従つて決める。他方
では図示された平衡位置においては、圧力媒体の
導管113への送り込み口は僅かしか、または全
く開かれていない。他方において、スライダ11
7の外側コントロールエツジ、導管122,12
3と切替スライド弁121を経て回転モーメント
検出手段119に供給される圧力媒体は、この検
出手段119の弁の位置のみに対応して例えば導
管124を通してけん引部材110の潤滑用に、
この検出手段から流れ去る。
前述した種々の部材によるこの機能は、もしも
伝動装置において駆動入力軸と従動出力軸との交
換がされない場合には充分である。しかしながら
もしこのような交換が起こり得る場合には、軸1
02の上にもこの軸102が駆動入力軸であつて
軸101が従動出力軸である場合のために回転モ
ーメント検出手段120が設けられる。ここでこ
のような場合にこの回転モーメント検出手段12
0が導管122と125を通して作動するよう
に、シリンダ108の中に今存在する駆動入力圧
力は導管126を通つて切替手段121へ加わ
り、そのピストン127を第8図に比較して上方
へ変位させる。次いでもし軸101が再び駆動入
力軸となつた場合には、その駆動入力圧力は導管
128を経てピストン127に加わり、これを再
び図示の位置に戻す。
伝動装置において駆動入力軸と従動出力軸との交
換がされない場合には充分である。しかしながら
もしこのような交換が起こり得る場合には、軸1
02の上にもこの軸102が駆動入力軸であつて
軸101が従動出力軸である場合のために回転モ
ーメント検出手段120が設けられる。ここでこ
のような場合にこの回転モーメント検出手段12
0が導管122と125を通して作動するよう
に、シリンダ108の中に今存在する駆動入力圧
力は導管126を通つて切替手段121へ加わ
り、そのピストン127を第8図に比較して上方
へ変位させる。次いでもし軸101が再び駆動入
力軸となつた場合には、その駆動入力圧力は導管
128を経てピストン127に加わり、これを再
び図示の位置に戻す。
第8図に従う回転モーメント検出手段119,
120は例えば第2図と第3図に示されている如
くに構成されていてもよい。これを第2図によつ
てのみ説明するならば、この場合には孔12は閉
じられ、軸101または102は回転モーメント
検出手段内で分割され、また導管接続部11は導
管123または125に、そして導管接続部16
は導管124にまたは検出手段120の相当する
導管に対応する。
120は例えば第2図と第3図に示されている如
くに構成されていてもよい。これを第2図によつ
てのみ説明するならば、この場合には孔12は閉
じられ、軸101または102は回転モーメント
検出手段内で分割され、また導管接続部11は導
管123または125に、そして導管接続部16
は導管124にまたは検出手段120の相当する
導管に対応する。
第8図に示す伝動装置の場合にはこれは次のよ
うである、すなわち、夫々駆動入力軸の上の回転
モーメント検出手段が従動出力軸の上の圧力シリ
ンダの中の圧力媒体の圧力を制御する。その際そ
のつど駆動側の回転モーメント検出手段が作動さ
れる。第1図の場合と同様に、第9図は回転モー
メント検出手段が圧力媒体の圧力を、従つてプー
リ組立体の押圧力を、この検出手段が配置された
軸上で制御する例を示している。これによつて第
8図の配置のものに比して若干異つた押圧力の挙
動が生じ、但しこれは本発明の目的に対してはあ
まり重要ではない。その上、第9図は第3図のも
のに原理的に相当する回転モーメント検出手段が
円錐プーリ式ベルト伝動装置においてどのように
円錐プーリと共に一単位を構成するかを示す例で
ある。
うである、すなわち、夫々駆動入力軸の上の回転
モーメント検出手段が従動出力軸の上の圧力シリ
ンダの中の圧力媒体の圧力を制御する。その際そ
のつど駆動側の回転モーメント検出手段が作動さ
れる。第1図の場合と同様に、第9図は回転モー
メント検出手段が圧力媒体の圧力を、従つてプー
リ組立体の押圧力を、この検出手段が配置された
軸上で制御する例を示している。これによつて第
8図の配置のものに比して若干異つた押圧力の挙
動が生じ、但しこれは本発明の目的に対してはあ
まり重要ではない。その上、第9図は第3図のも
のに原理的に相当する回転モーメント検出手段が
円錐プーリ式ベルト伝動装置においてどのように
円錐プーリと共に一単位を構成するかを示す例で
ある。
第9図に示すように、円錐プーリ131は軸1
30と固く結合されており、一方この軸の上で円
錐プーリ132が軸方向に移動可能に、但し軸と
は一体になつて回転する。円錐プーリ132はシ
リンダ133を形成しており、この中に軸に固定
されたピストン134が配置されており、その際
この円錐プーリ132とピストン134との間に
は圧力室135が形成されている。円錐プーリ1
31と132との間で第8図のけん引手段110
に相当するけん引手段136が巡環している。
30と固く結合されており、一方この軸の上で円
錐プーリ132が軸方向に移動可能に、但し軸と
は一体になつて回転する。円錐プーリ132はシ
リンダ133を形成しており、この中に軸に固定
されたピストン134が配置されており、その際
この円錐プーリ132とピストン134との間に
は圧力室135が形成されている。円錐プーリ1
31と132との間で第8図のけん引手段110
に相当するけん引手段136が巡環している。
円錐プーリ131にシリンダ137が一体に形
成されており、このシリンダの中で環状ピストン
138が軸130の軸方向に移動可能であり、こ
のピストンはピン139を介して円錐プーリ13
1とともに回転するように連結されている。この
環状ピストン138に向い合つてスリーブ140
が設けられており、これは伝動装置ハウジング1
41中に回転可能に支承されてその中に軸130
を回転可能に支承して収容している。
成されており、このシリンダの中で環状ピストン
138が軸130の軸方向に移動可能であり、こ
のピストンはピン139を介して円錐プーリ13
1とともに回転するように連結されている。この
環状ピストン138に向い合つてスリーブ140
が設けられており、これは伝動装置ハウジング1
41中に回転可能に支承されてその中に軸130
を回転可能に支承して収容している。
スリーブ140とピストン138は互いに向い
合つた端面上にカム片142,143を有してお
り、これらの間にローラ部材144が挿入されて
いる。さらにこの構成は中空円筒状フランジ14
5,146、スライドパツキン147およびスト
ツパ148に関しても第3図で説明した回転モー
メント検出手段の構成部材41,42,43およ
び44に対応しており、それ故これ以上の説明を
省略する。
合つた端面上にカム片142,143を有してお
り、これらの間にローラ部材144が挿入されて
いる。さらにこの構成は中空円筒状フランジ14
5,146、スライドパツキン147およびスト
ツパ148に関しても第3図で説明した回転モー
メント検出手段の構成部材41,42,43およ
び44に対応しており、それ故これ以上の説明を
省略する。
第3図の実施例に相当する圧力媒体供給孔14
9および、多少とも絞り作用を受ける圧力媒体還
流孔150についても同様なことがあてはまる。
シリンダ室151内の圧力はピストン138の絞
り位置に依存し、そして孔152を介して圧力室
135内で現われる圧力に等しく、ここで押圧力
を発生させる。
9および、多少とも絞り作用を受ける圧力媒体還
流孔150についても同様なことがあてはまる。
シリンダ室151内の圧力はピストン138の絞
り位置に依存し、そして孔152を介して圧力室
135内で現われる圧力に等しく、ここで押圧力
を発生させる。
第3図の回転モーメント検出手段とは異なり、
第9図の実施例では、シリンダ室151の近くの
導管149と並んでもう一つの副導管153が設
けられており、これはピストン138に向い合つ
た側のシリンダ室151の端部内に開口してお
り、そしてこの中にスクリユー型のような絞り手
段154が配置されている。このスクリユー型絞
り手段はピストン138が回転モーメントの衝撃
に際して円錐プーリ131に対して急激に衝突す
ることを防ぐ。そしてピストン138は緩衝され
てプーリ131に近付き、逆方向への移動に際し
ては最初に絞り部154を通る圧力媒体の流れに
よつて押しやられると言う作用をもたらす。
第9図の実施例では、シリンダ室151の近くの
導管149と並んでもう一つの副導管153が設
けられており、これはピストン138に向い合つ
た側のシリンダ室151の端部内に開口してお
り、そしてこの中にスクリユー型のような絞り手
段154が配置されている。このスクリユー型絞
り手段はピストン138が回転モーメントの衝撃
に際して円錐プーリ131に対して急激に衝突す
ることを防ぐ。そしてピストン138は緩衝され
てプーリ131に近付き、逆方向への移動に際し
ては最初に絞り部154を通る圧力媒体の流れに
よつて押しやられると言う作用をもたらす。
第9図について補足すると、その回転モーメン
ト検出手段が軸130の上方側だけを示してある
ことを指摘する。しかしながら、自明のように、
これは軸のまわりに回転する第3図に相当する構
成部材である。
ト検出手段が軸130の上方側だけを示してある
ことを指摘する。しかしながら、自明のように、
これは軸のまわりに回転する第3図に相当する構
成部材である。
第1図は摩擦板伝動装置を図式的に部分断面図
で示すものであり、第2図は回転モーメント検出
手段の軸方向断面図であり、第2a図は上記第2
図の装置の部分詳細図であり、第3図は上記第2
図に類似の回転モーメント検出手段の別の形態の
ものを示し、第4図及び第5図は回転モーメント
検出手段の作用をグラフで示すものであり、第6
図は始動過程における電気モーターの回転モーメ
ントの推移を示す図であり、第7図は前記第3図
及び下記第9図に従う回転モーメント検出手段の
作動形態をグラフで示すものであり、第8図は手
動調節用でかつ回転モーメント検出手段が伝動装
置の両側に設けられている円錐プーリベルト式伝
動装置を一部切断して示す図であり、そして第9
図は円錐プーリベルト式伝動装置における前記第
3図に従う回転モーメント検出手段の別の構成及
び配置を示す図である。 1,2,101,102,130……伝動軸、
12,14,15,149,150……軸方向の
孔、29,32,152……半径方向の孔、4,
5……摩擦車、103,104,105,10
6,131,132……円錐プーリ、6,10
9,134……ピストン(圧力室の)、21,4
0,138……環状のピストン(回転モーメント
検出手段の)、4,107,108,133……
圧力シリンダ、8,135……圧力室、20,2
7,131,140……シリンダボトム、9,1
15……圧力媒体貯槽、13,119,120…
…回転モーメント検出手段、22,23,14
2,143……カム片、24,25……切込み、
26,144……ローラ部材、33……フラン
ジ、43,147……スライドパツキン、28,
151……後方シリンダ室、30,31……環状
の溝、41,42,145,146……カラー。
で示すものであり、第2図は回転モーメント検出
手段の軸方向断面図であり、第2a図は上記第2
図の装置の部分詳細図であり、第3図は上記第2
図に類似の回転モーメント検出手段の別の形態の
ものを示し、第4図及び第5図は回転モーメント
検出手段の作用をグラフで示すものであり、第6
図は始動過程における電気モーターの回転モーメ
ントの推移を示す図であり、第7図は前記第3図
及び下記第9図に従う回転モーメント検出手段の
作動形態をグラフで示すものであり、第8図は手
動調節用でかつ回転モーメント検出手段が伝動装
置の両側に設けられている円錐プーリベルト式伝
動装置を一部切断して示す図であり、そして第9
図は円錐プーリベルト式伝動装置における前記第
3図に従う回転モーメント検出手段の別の構成及
び配置を示す図である。 1,2,101,102,130……伝動軸、
12,14,15,149,150……軸方向の
孔、29,32,152……半径方向の孔、4,
5……摩擦車、103,104,105,10
6,131,132……円錐プーリ、6,10
9,134……ピストン(圧力室の)、21,4
0,138……環状のピストン(回転モーメント
検出手段の)、4,107,108,133……
圧力シリンダ、8,135……圧力室、20,2
7,131,140……シリンダボトム、9,1
15……圧力媒体貯槽、13,119,120…
…回転モーメント検出手段、22,23,14
2,143……カム片、24,25……切込み、
26,144……ローラ部材、33……フラン
ジ、43,147……スライドパツキン、28,
151……後方シリンダ室、30,31……環状
の溝、41,42,145,146……カラー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 軸に固定されたピストンに対する、回転する
圧力シリンダーとして構成された少なくとも1つ
の摩擦板を有し、この摩擦板に、負荷に応じて液
圧により押圧力が発生する摩擦伝動装置であり、
少なくとも1つの伝動軸1,130上に、これに
伝達された回転モーメントのための検出手段が配
置されており、さらに、前記検出手段が、少なく
とも2つの弁構成部分からなる調節弁機構を構成
し、この弁構成部分の相互間の、回転モーメント
による相対的移動によつて、回転モーメントに応
じた液圧力を発生し、そして、必要とする、負荷
に依存する液圧による押圧力が前記液圧力のみに
よつて決定され、そして、回転する、側方が液漏
れなく閉鎖され、軸方向も周方向も伝動軸上に限
定されたシリンダの中に前記調節弁機構を構成す
るために、伝動軸1,130の上を軸方向に移動
可能に、軸と共に回転するように取付けられ、伝
動軸の上で回転モーメントを伝達する役をなし、
前記シリンダを前方のシリンダ室と、圧力シリン
ダ8,135の液圧力に作用を及ぼす後方のシリ
ンダ室28,151に分割するピストン21,4
0,138が設けられており、さらに、前方のシ
リンダ室においては、ピストン21,40,13
8とこのピストンに連携するシリンダボトム2
0,140が、軸方向に互いに対向するV字形の
切込みのあるカム片22,23;142,143
を有し、これらのカム片の間に回転モーメントの
伝達用に球体26,144が挿入されており、そ
して、伝達される回転モーメントによつて決めら
れるピストン21,40,138の軸方向の位置
によつて、圧力シリンダ8,135と後方のシリ
ンダ室28,151内に作用する液圧を調節する
ための調節弁機構31,33;138,150
が、この液圧が、一方において、摩擦板の押圧力
の発生に十分であり、他方において、ピストン2
1,40,138の面上で、カム片22,23;
142,143上のV字形の切込みの面の傾斜角
によりピストン21,40,138に作用する軸
方向の力にバランスするようにコントロールされ
る摩擦伝動装置において、 後方シリンダ室28,151と、このシリンダ
室の中で調節弁機構31,33;138,150
の閉鎖位置を越えて移動するピストン21,4
0,138の軸方向の移動量が液圧を有する圧力
媒体の予め決められた容量に相当するように寸法
決めされており、そして、シリンダ8,135内
にある液圧力を持つ、圧力媒体の後方シリンダ室
28,151への入口30,149が、ピストン
の事実上の、軸方向の全移動範囲に亘つて後方シ
リンダ室内において開口しているように調節弁機
構31,33;138,150に対し距離をおい
て配置されていることを特徴とする摩擦伝動装
置。 2 後方シリンダ室28,151の中に送り込ま
れた圧力媒体が軸1,130の径方向の孔32及
びこれに接続する軸方向の孔15,150を通つ
て前記シリンダ室から出て行き、そして前記ピス
トン21,40,138と一体になつている制御
用の縁部が、上記径方向の孔の外方端に設けられ
たこの軸の外周の溝31と共に調節弁機構を構成
している、特許請求の範囲第1項記載の摩擦伝動
装置。 3 後方シリンダ室28,151への圧力媒体の
流入口30,149が、ピストン21,40,1
38の軸方向の移動範囲内において前記後方シリ
ンダ室を閉じるシリンダボトム27,131の近
傍の位置を前記ピストンが占めた時にこのピスト
ンと一体になつている制御用の縁部によつて閉じ
られる、特許請求の範囲第1項記載の摩擦伝動装
置。 4 後方シリンダ室28,151への圧力媒体の
流入が軸2,130の軸方向の孔14,149
と、これに接続して外側の環状溝30に移行する
径方向の孔29を通じて行われ、そしてこの環状
溝30の中央部と圧力媒体排出口の環状の溝31
との間隔が実質的に前記予め定められた容積に同
等なピストン21,40,138の軸方向の移動
可能性に相当する特許請求の範囲第2項または第
3項記載の摩擦伝動装置。 5 伝動軸1,2,101,102,130がカ
ム片22,23;142,143の領域内におい
て分割されていること、ピストン21,40,1
38が一方の軸の部分2,130の上では回転不
可能であるが軸方向には移動可能になつているこ
と、前方のシリンダ室を閉じるシリンダボトム2
0,140がもう一方の軸の部分1,140と少
なくとも回転に対して固定的に結合されており、
且つ場合により前記前方のシリンダ室と反対側の
外側の上で軸方向に支持されていること、そして
これらのシリンダボトム20,27,131,1
40の少なくとも一つの、シリンダ外壁との結
合、または前記後方シリンダ室を閉じるシリンダ
ボトム27,131と一方の軸部分2,130と
の間の連結が回転可能である、特許請求の範囲第
1項記載の摩擦伝動装置。 6 各シリンダボトム20,27,131,14
0のいずれかが軸に固定された摩擦板であるか、
または圧力シリンダのピストンである、特許請求
の範囲第1項または第5項記載の摩擦伝動装置。 7 前記調節弁機構の制御用の縁部が後方シリン
ダ室28の中に軸方向に延びている、ピストン2
1,40のフランジ33によつて構成されてい
る、特許請求の範囲第1項〜第6項いずれか1項
に記載の摩擦伝動装置。 8 ピストン21,40と、前記後方シリンダ室
28を閉じるシリンダボトム27との間に圧縮ば
ねが配置されており、この圧縮ばねの内側直径が
前記フランジ33の外側直径よりも大きい、特許
請求の範囲第7項記載の摩擦伝動装置。 9 後方シリンダ室を閉じるシリンダボトム13
1の中に、圧力室135内の液圧のもとに副導管
153が開口しており、そしてこの副導管の中に
絞り部分154が配置されている、特許請求の範
囲第1項〜第6項のいずれか1項に記載の摩擦伝
動装置。 10 前方シリンダ室を閉じるシリンダボトム2
0,140並びにピストン40,138がそのカ
ム片22,23;142,143の外側部に実際
上軸方向の遊び間隔なしに互いに向き合わされた
相互方向にスライド可能な中空円筒状の突出部4
1,42,145,146が設けられており、そ
の軸方向の重なりと相互間の移動可能性は実質的
にピストンの軸方向の全移動可能性に相当してお
り、そしてピストンはシリンダの壁に対して二つ
の位置の間で軸方向に動くことのできるスライド
パツキン43,147を有しており、このスライ
ドパツキンの前記ピストンとシリンダの壁との間
のシールは、前記ピストンが前記前方シリンダ室
の一端を限定しているシリンダボトム20,14
0の方へ移動する間に保たれ、前記ピストンが上
述と反対方向に移動する間は実際上保たれない、
特許請求の範囲第1項記載の摩擦伝動装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2828347A DE2828347C2 (de) | 1978-06-28 | 1978-06-28 | Reibgetriebe |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5527573A JPS5527573A (en) | 1980-02-27 |
JPH0122507B2 true JPH0122507B2 (ja) | 1989-04-26 |
Family
ID=6043005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7637279A Granted JPS5527573A (en) | 1978-06-28 | 1979-06-19 | Friction driving device |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4261213A (ja) |
JP (1) | JPS5527573A (ja) |
DE (1) | DE2828347C2 (ja) |
FR (1) | FR2429939A1 (ja) |
GB (1) | GB2024343B (ja) |
IT (1) | IT1117179B (ja) |
Families Citing this family (44)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56501529A (ja) * | 1979-10-31 | 1981-10-22 | ||
DE3028490C2 (de) * | 1980-07-26 | 1983-01-13 | P.I.V. Antrieb Werner Reimers GmbH & Co KG, 6380 Bad Homburg | Stufenlos einstellbares Kegelscheibengetriebe |
JPS57137757A (en) * | 1981-02-16 | 1982-08-25 | Aisin Warner Ltd | Controller for fluid pressure of belt type stepless change gear |
JPS58137662A (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-16 | Mitsuboshi Belting Ltd | コグ付vベルトを用いた動力伝動機構 |
US4541821A (en) * | 1982-11-27 | 1985-09-17 | Aisin-Warner Limited | V-belt type stepless transmission |
DE3325523C2 (de) * | 1983-07-15 | 1985-10-03 | P.I.V. Antrieb Werner Reimers GmbH & Co KG, 6380 Bad Homburg | Stufenlos einstellbares Kegelscheiben-Umschlingungsgetriebe |
US4608031A (en) * | 1985-05-23 | 1986-08-26 | General Motors Corporation | Control system for a continuously variable transmission |
DE3538884A1 (de) * | 1985-11-02 | 1987-05-21 | Ford Werke Ag | Stufenlos regelbares getriebeaggregat fuer kraftfahrzeuge |
US4731044A (en) * | 1985-12-18 | 1988-03-15 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Tension sensor and control arrangement for a continuously variable transmission |
DE3743195C1 (en) * | 1987-12-19 | 1989-02-09 | Piv Antrieb Reimers Kg Werner | Taper-disc gear |
DE3817532C1 (ja) * | 1988-05-24 | 1989-06-01 | P.I.V. Antrieb Werner Reimers Gmbh & Co Kg, 6380 Bad Homburg, De | |
DE3914792A1 (de) * | 1989-05-05 | 1990-11-08 | Piv Antrieb Reimers Kg Werner | Kraftfahrzeugantrieb |
DE3917466C1 (ja) * | 1989-05-30 | 1990-09-20 | P.I.V. Antrieb Werner Reimers Gmbh & Co Kg, 6380 Bad Homburg, De | |
DE3938539A1 (de) * | 1989-11-21 | 1991-06-06 | Ford Werke Ag | Steuersystem fuer ein stufenlos regelbares kegelscheiben-umschlingungsgetriebe |
DE4036683B4 (de) * | 1989-11-21 | 2008-05-29 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg | Stufenlos einstellbares Kegelscheibenumschlingungsgetriebe |
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