JPH0122051B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0122051B2 JPH0122051B2 JP57115170A JP11517082A JPH0122051B2 JP H0122051 B2 JPH0122051 B2 JP H0122051B2 JP 57115170 A JP57115170 A JP 57115170A JP 11517082 A JP11517082 A JP 11517082A JP H0122051 B2 JPH0122051 B2 JP H0122051B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating member
- press
- motor core
- unit
- clutch unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 2
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D28/00—Shaping by press-cutting; Perforating
- B21D28/02—Punching blanks or articles with or without obtaining scrap; Notching
- B21D28/22—Notching the peripheries of circular blanks, e.g. laminations for dynamo-electric machines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は所定の枚数を打抜くごとに所定の角度
ずつ回転させて積層するためのモータコアの打抜
加工装置に関するものである。
ずつ回転させて積層するためのモータコアの打抜
加工装置に関するものである。
(従来の技術)
従来、モータコアを打抜くための帯板材は幅方
向或は長さ方向に若干の厚みの変化があり、打抜
いたモータコアを一定方向に向けたまゝ積層する
と或る方向に傾いてしまい、モータコアとしての
寸法精度が得られず、性能が低下する欠点があ
り、これを除くための方法が考えられている。そ
れらは帯板材の幅方向の寸法変化が著しい点に着
目して、例えば特開昭56−129557号公報に見られ
るように180度反転させて積層するようにしたも
の、あるいは特開昭57−62822号公報に見られる
ように一方向クラツチを使用して打抜きが行なわ
れるたびごとに製品の対称軸の数によつて定まる
所定の角度だけ回転させて積層するようにしたも
のがある。
向或は長さ方向に若干の厚みの変化があり、打抜
いたモータコアを一定方向に向けたまゝ積層する
と或る方向に傾いてしまい、モータコアとしての
寸法精度が得られず、性能が低下する欠点があ
り、これを除くための方法が考えられている。そ
れらは帯板材の幅方向の寸法変化が著しい点に着
目して、例えば特開昭56−129557号公報に見られ
るように180度反転させて積層するようにしたも
の、あるいは特開昭57−62822号公報に見られる
ように一方向クラツチを使用して打抜きが行なわ
れるたびごとに製品の対称軸の数によつて定まる
所定の角度だけ回転させて積層するようにしたも
のがある。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、帯板材の寸法変化は一定していない
ので前者のように180度反転させるようにしたも
のでは積層されたモータコアの寸法精度が得られ
ない場合があり、後者のように一方向クラツチを
使用して回転させるようにしたものでは回転精度
を高くできないので積層されたモータコアの寸法
精度を得難く、モータの性能を極度に向上させて
いる近年においては、この不定の寸法変化をも均
等化させてモータコアの寸法精度を向上させるこ
とが要望されている。
ので前者のように180度反転させるようにしたも
のでは積層されたモータコアの寸法精度が得られ
ない場合があり、後者のように一方向クラツチを
使用して回転させるようにしたものでは回転精度
を高くできないので積層されたモータコアの寸法
精度を得難く、モータの性能を極度に向上させて
いる近年においては、この不定の寸法変化をも均
等化させてモータコアの寸法精度を向上させるこ
とが要望されている。
本発明の目的はこの要望に応えるもので、所定
の枚数ごとに所定の角度ずつ回転させて積層する
ことができ、かつ回転精度も向上させたモータコ
アの打抜加工装置を提供することにある。
の枚数ごとに所定の角度ずつ回転させて積層する
ことができ、かつ回転精度も向上させたモータコ
アの打抜加工装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明は、モータコ
アの打抜き加工装置において、プレスの回転軸に
同期して回転駆動される入力軸を備えたインデツ
クスカムユニツトを設け、このインデツクスカム
ユニツトの出力軸からモータコア保持用回転部材
に至る動力の伝達経路にクラツチユニツトを介装
するとともに、前記回転部材を制動保持させるブ
レーキ手段を設けている。また、前記プレスの打
抜き回数に相当する信号を出力するロータリカム
スイツチ及び前記回転部材の回転角度に相当する
信号を出力する検出器を設け、前記ロータリカム
スイツチの出力信号に基づいて算出した打抜き回
数が予じめ定めた所定値に達するたびごとに前記
クラツチユニツトを接続作動させるとともに前記
ブレーキ手段を解除作動させる第1の設定器と、
前記検出器の出力に基づいて前記回転部材が予じ
め定めた所定の角度だけ回転したことを検出した
ときに前記クラツチユニツトを遮断作動させると
ともに前記ブレーキ手段を制動作動させる第2の
設定器とを設けたことを特徴としている。
アの打抜き加工装置において、プレスの回転軸に
同期して回転駆動される入力軸を備えたインデツ
クスカムユニツトを設け、このインデツクスカム
ユニツトの出力軸からモータコア保持用回転部材
に至る動力の伝達経路にクラツチユニツトを介装
するとともに、前記回転部材を制動保持させるブ
レーキ手段を設けている。また、前記プレスの打
抜き回数に相当する信号を出力するロータリカム
スイツチ及び前記回転部材の回転角度に相当する
信号を出力する検出器を設け、前記ロータリカム
スイツチの出力信号に基づいて算出した打抜き回
数が予じめ定めた所定値に達するたびごとに前記
クラツチユニツトを接続作動させるとともに前記
ブレーキ手段を解除作動させる第1の設定器と、
前記検出器の出力に基づいて前記回転部材が予じ
め定めた所定の角度だけ回転したことを検出した
ときに前記クラツチユニツトを遮断作動させると
ともに前記ブレーキ手段を制動作動させる第2の
設定器とを設けたことを特徴としている。
(作用)
このように構成されたモータコアの打抜加工装
置において、プレスが運転されて打抜きが行なわ
れると、ロータリカムスイツチからの信号に基づ
いて第1の設定器がその打抜き回数(積層枚数)
をカウントし、このカウント値が設定器に予じめ
設定されている値と一致するたびごとにクラツチ
ユニツトに接続信号が出力されると共にブレーキ
手段に解除信号が出力される。すると、プレスの
打抜加工に支障のない回転領域においてインデツ
クスユニツトの出力軸の回転が回転部材に伝達さ
れてこの回転部材が回転する。また、このように
して回転部材が回転すると、この回転角度が検出
器から第2の設定器に送られ、回転部材が予じめ
定めた所定の角度に達したときに前記クラツチユ
ニツトに遮断信号が供給されるとともにブレーキ
手段に作動信号が出力される。
置において、プレスが運転されて打抜きが行なわ
れると、ロータリカムスイツチからの信号に基づ
いて第1の設定器がその打抜き回数(積層枚数)
をカウントし、このカウント値が設定器に予じめ
設定されている値と一致するたびごとにクラツチ
ユニツトに接続信号が出力されると共にブレーキ
手段に解除信号が出力される。すると、プレスの
打抜加工に支障のない回転領域においてインデツ
クスユニツトの出力軸の回転が回転部材に伝達さ
れてこの回転部材が回転する。また、このように
して回転部材が回転すると、この回転角度が検出
器から第2の設定器に送られ、回転部材が予じめ
定めた所定の角度に達したときに前記クラツチユ
ニツトに遮断信号が供給されるとともにブレーキ
手段に作動信号が出力される。
従つて、プレスを連続運転することにより、回
転部材に予じめ定められた枚数のモータコアが積
層されるたびごとに予じめ定められた角度だけ回
転されて再び積層が続けられ、以下同様にして積
層と回転とが繰返して行なわれるので打抜かれる
帯板材の寸法変化に関係なく積層されたモータコ
アの寸法精度を高くすることができる。
転部材に予じめ定められた枚数のモータコアが積
層されるたびごとに予じめ定められた角度だけ回
転されて再び積層が続けられ、以下同様にして積
層と回転とが繰返して行なわれるので打抜かれる
帯板材の寸法変化に関係なく積層されたモータコ
アの寸法精度を高くすることができる。
また、常時はブレーキ手段によつて回転部材を
制動保持させて必要時にのみこのブレーキ手段を
解除作動させてクラツチユニツトを接続させて回
転部材を回転させるようにしており、しかも、こ
の回転部材が所定の角度だけ回転した後は直ちに
ブレーキ手段を作動復帰させて回転部材を制動保
持させるようにしているために回転部材の回転精
度が高くなり、モータコアの積層品の寸法精度を
各部にわたつて均等に向上させることができる。
制動保持させて必要時にのみこのブレーキ手段を
解除作動させてクラツチユニツトを接続させて回
転部材を回転させるようにしており、しかも、こ
の回転部材が所定の角度だけ回転した後は直ちに
ブレーキ手段を作動復帰させて回転部材を制動保
持させるようにしているために回転部材の回転精
度が高くなり、モータコアの積層品の寸法精度を
各部にわたつて均等に向上させることができる。
(実施例)
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図及び第2図において、プレスのベツド1
上にはボルスタ2の前面部にインデツクスカムユ
ニツト3が固設されている。インデツクスカムユ
ニツト3の入力軸4に固定したタイミングプーリ
5とプレスの回転軸(図示せず)に設けたタイミ
ングプーリとはタイミングベルト6で回転比1対
1で連結されている。インデツクスカムユニツト
3の出力軸7は途中に電磁クラツチユニツト8を
介在させている。電磁クラツチユニツト8は電気
信号が送られたときインデツクスカムユニツト3
と出力軸7とを動力的に連結する。出力軸7には
タイミングプーリ9が固定されている。下型10
には打抜かれたモータコア11を保持するための
回転部材12が下型10に回転自在に設けられ、
その外周部に設けられたタイミングプーリ13と
タイミングプーリ9とはタイミングベルト14で
連結されている。回転部材12の外周部にはブレ
ーキデイスク15が固設され、下型10に固設さ
れた電磁石16とブレーキデイスク15とにより
ブレーキ装置を構成している。また回転部材12
には割出カム17が固設され、下型10に固設し
た検出器18と割出カム17とにより回転部材1
2の回転位置を検出することができる。割出カム
17は第4図に示すように外周上45度ごとに凹部
を設けている。分割する度数は任意のものを製作
して交換することができる。検出器18は無接点
スイツチとすることが望ましいが、リミツトスイ
ツチとしてもよい。
上にはボルスタ2の前面部にインデツクスカムユ
ニツト3が固設されている。インデツクスカムユ
ニツト3の入力軸4に固定したタイミングプーリ
5とプレスの回転軸(図示せず)に設けたタイミ
ングプーリとはタイミングベルト6で回転比1対
1で連結されている。インデツクスカムユニツト
3の出力軸7は途中に電磁クラツチユニツト8を
介在させている。電磁クラツチユニツト8は電気
信号が送られたときインデツクスカムユニツト3
と出力軸7とを動力的に連結する。出力軸7には
タイミングプーリ9が固定されている。下型10
には打抜かれたモータコア11を保持するための
回転部材12が下型10に回転自在に設けられ、
その外周部に設けられたタイミングプーリ13と
タイミングプーリ9とはタイミングベルト14で
連結されている。回転部材12の外周部にはブレ
ーキデイスク15が固設され、下型10に固設さ
れた電磁石16とブレーキデイスク15とにより
ブレーキ装置を構成している。また回転部材12
には割出カム17が固設され、下型10に固設し
た検出器18と割出カム17とにより回転部材1
2の回転位置を検出することができる。割出カム
17は第4図に示すように外周上45度ごとに凹部
を設けている。分割する度数は任意のものを製作
して交換することができる。検出器18は無接点
スイツチとすることが望ましいが、リミツトスイ
ツチとしてもよい。
第3図において、インデツクスカムユニツト3
が入力軸4から入力した動力を出力軸7側に出力
している期間をプレスの回転軸のクランク角に対
する範囲αで示している。すなわち、クラツチ角
270度から、上死点を経て90度に到る範囲はプレ
スの回転軸の毎回転ごとに出力していることを示
している。
が入力軸4から入力した動力を出力軸7側に出力
している期間をプレスの回転軸のクランク角に対
する範囲αで示している。すなわち、クラツチ角
270度から、上死点を経て90度に到る範囲はプレ
スの回転軸の毎回転ごとに出力していることを示
している。
第4図において、本装置の制御回路を示してい
る。ロータリカムスイツチ19はプレスの回転軸
に回転比1対1で連結されている。
る。ロータリカムスイツチ19はプレスの回転軸
に回転比1対1で連結されている。
ロータリカムスイツチ19はプレスの回転軸の
一定回転角位置で毎回転ごとに電気信号を発信す
る。この場合は打抜かれたモータコア11の枚数
を計数するため下死点(クランク角180度)近傍
で発信する。第1の設定器20は何枚モータコア
11が打抜かれるごとに回転部材12を回転させ
るかをあらかじめ設定しておくと、設定回数の受
信を計数するごとに発生し、リセツトされる。第
1の設定器20の発信は電磁クラツチユニツト8
をプレスのクランク角で270度から90度までの間、
他から電気信号を受けない限り動作させておくよ
うに保持される。またこの発信は回転部材12を
制動している電磁石16の通電を「断」とする信
号として作用する。
一定回転角位置で毎回転ごとに電気信号を発信す
る。この場合は打抜かれたモータコア11の枚数
を計数するため下死点(クランク角180度)近傍
で発信する。第1の設定器20は何枚モータコア
11が打抜かれるごとに回転部材12を回転させ
るかをあらかじめ設定しておくと、設定回数の受
信を計数するごとに発生し、リセツトされる。第
1の設定器20の発信は電磁クラツチユニツト8
をプレスのクランク角で270度から90度までの間、
他から電気信号を受けない限り動作させておくよ
うに保持される。またこの発信は回転部材12を
制動している電磁石16の通電を「断」とする信
号として作用する。
回転部材12の回転角を検出する検出器18の
電気信号を受ける第2の設定器21は、回転部材
12を回転させるべき回転角が割出カム17の凹
部の数何個に相当するかを勘案して、その回数を
あらかじめ設定しておく。
電気信号を受ける第2の設定器21は、回転部材
12を回転させるべき回転角が割出カム17の凹
部の数何個に相当するかを勘案して、その回数を
あらかじめ設定しておく。
第2の設定器21は設定された回数受信するご
とに発信し、その信号で電磁クラツチユニツト8
の出力を停止させると同時に電磁石16の通電を
「接」として回転部材12の回転を制動する。
とに発信し、その信号で電磁クラツチユニツト8
の出力を停止させると同時に電磁石16の通電を
「接」として回転部材12の回転を制動する。
次に作用について述べる。第2図、第3図及び
第4図において、あらかじめ打抜かれるモータコ
ア11を何枚積層して回転部材12に保持させる
ごとに、回転部材12を何度回転させるかを第1
の設定器20及び第2の設定器21に設定する。
プレスを運転し、上型22と下型10でモータコ
ア11が打抜かれると第1の設定器20から設定
された枚数ごとに発信された信号により電磁クラ
ツチユニツト8が「接」に保持される。プレスの
クランク角が270度から90度の間、インデツクス
カムユニツト3はプレスの回転軸からの動力をク
ラツチユニツト8、出力軸7、タイミングプーリ
9、タイミングベルト14を介して回転部材12
に伝達し、回転部材12は回転する。この間電磁
石16の通電は「断」となつて制動は解除され
る。回転部材12の回転角は検出器18で検出さ
れ、あらかじめ設定された角度に達すると第2の
設定器21から発信され、その信号でクラツチユ
ニツト8は動力の伝達を停止し、同時に電磁石1
6の通電が開始され、回転部材12は制動され
る。以上を積層が完了するまで繰返えす。これら
の動作は電磁クラツチユニツト8を介在するため
に極めて円滑に行なわれ、回転部材12の回転角
が高精度に維持できる。従つてモータコア11の
積層品の寸法精度は各部にわたり均等に向上す
る。さらに積層されるモータコアの形状及び積層
枚数並びに使用される帯板材の部分的な寸法の不
均等に応じて回転部材の回転角度及び一回の回転
に要する積層枚数を変更できるために、寸法精度
が高い帯板材を用いることなく高精度のモータコ
アの積層品を得ることができる。モータコア11
の積層が完了すると回転部材12の下部へと取り
出される。なおプレスのクランク角度が270度か
ら90度の間に、回転部材12の回転が完了しない
ときは、第2の設定器21からの信号によりプレ
スの運転を停止することができる。また前記の
270度から90度までの角度範囲は打抜加工に支障
のない範囲において変更を可能とする。
第4図において、あらかじめ打抜かれるモータコ
ア11を何枚積層して回転部材12に保持させる
ごとに、回転部材12を何度回転させるかを第1
の設定器20及び第2の設定器21に設定する。
プレスを運転し、上型22と下型10でモータコ
ア11が打抜かれると第1の設定器20から設定
された枚数ごとに発信された信号により電磁クラ
ツチユニツト8が「接」に保持される。プレスの
クランク角が270度から90度の間、インデツクス
カムユニツト3はプレスの回転軸からの動力をク
ラツチユニツト8、出力軸7、タイミングプーリ
9、タイミングベルト14を介して回転部材12
に伝達し、回転部材12は回転する。この間電磁
石16の通電は「断」となつて制動は解除され
る。回転部材12の回転角は検出器18で検出さ
れ、あらかじめ設定された角度に達すると第2の
設定器21から発信され、その信号でクラツチユ
ニツト8は動力の伝達を停止し、同時に電磁石1
6の通電が開始され、回転部材12は制動され
る。以上を積層が完了するまで繰返えす。これら
の動作は電磁クラツチユニツト8を介在するため
に極めて円滑に行なわれ、回転部材12の回転角
が高精度に維持できる。従つてモータコア11の
積層品の寸法精度は各部にわたり均等に向上す
る。さらに積層されるモータコアの形状及び積層
枚数並びに使用される帯板材の部分的な寸法の不
均等に応じて回転部材の回転角度及び一回の回転
に要する積層枚数を変更できるために、寸法精度
が高い帯板材を用いることなく高精度のモータコ
アの積層品を得ることができる。モータコア11
の積層が完了すると回転部材12の下部へと取り
出される。なおプレスのクランク角度が270度か
ら90度の間に、回転部材12の回転が完了しない
ときは、第2の設定器21からの信号によりプレ
スの運転を停止することができる。また前記の
270度から90度までの角度範囲は打抜加工に支障
のない範囲において変更を可能とする。
(発明の効果)
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば打抜いたモータコアを所定の枚数ごとに所定の
角度高精度に回転させて積層させることができ、
使用する帯板材の幅方向の板厚の不均等のみなら
ず、一定しない板厚の不均等及び材料の密度の不
均等まで均等化させることができ結局はモータの
性能向上に役立つなど実用上の効果と利点は頗る
大きい。
ば打抜いたモータコアを所定の枚数ごとに所定の
角度高精度に回転させて積層させることができ、
使用する帯板材の幅方向の板厚の不均等のみなら
ず、一定しない板厚の不均等及び材料の密度の不
均等まで均等化させることができ結局はモータの
性能向上に役立つなど実用上の効果と利点は頗る
大きい。
第1図は実施例に装着したプレスの要部縦断面
側面図、第2図は第1図の−断面の平面図、
第3図はインデツクスカムユニツトのプレスクラ
ンク角に対する作動範囲を示す図、第4図は実施
例の制御系統図である。 1はベツド、2はボルスタ、3はインデツクス
カムユニツト、4は入力軸、5はタイミングプー
リ、6はタイミングベルト、7は出力軸、8は電
磁クラツチユニツト、9はタイミングプーリ、1
0は下型、11はモータコア、12は回転部材、
13はタイミングプーリ、14はタイミングベル
ト、15はブレーキデイスク、16は電磁石、1
7は割出カム、18は検出器、19はロータリカ
ムスイツチ、20は第1の設定器、21は第2の
設定器、22は上型である。
側面図、第2図は第1図の−断面の平面図、
第3図はインデツクスカムユニツトのプレスクラ
ンク角に対する作動範囲を示す図、第4図は実施
例の制御系統図である。 1はベツド、2はボルスタ、3はインデツクス
カムユニツト、4は入力軸、5はタイミングプー
リ、6はタイミングベルト、7は出力軸、8は電
磁クラツチユニツト、9はタイミングプーリ、1
0は下型、11はモータコア、12は回転部材、
13はタイミングプーリ、14はタイミングベル
ト、15はブレーキデイスク、16は電磁石、1
7は割出カム、18は検出器、19はロータリカ
ムスイツチ、20は第1の設定器、21は第2の
設定器、22は上型である。
Claims (1)
- 1 モータコアの打抜き加工装置において、プレ
スの回転軸に同期して回転駆動される入力軸を備
えたインデツクスカムユニツトと、該インデツク
スカムユニツトの出力軸からモータコア保持用回
転部材に至る動力の伝達経路に介在させたクラツ
チユニツトと、前記回転部材を制動保持させるブ
レーキ手段と、前記プレスの打抜き回数に相当す
る信号を出力するロータリカムスイツチと、前記
回転部材の回転角度に相当する信号を出力する検
出器と、前記ロータリカムスイツチの出力信号に
基づいて算出した打抜き回数が予じめ定めた所定
値に達するたびごとに前記クラツチユニツトを接
続作動させるとともに前記ブレーキ手段を解除作
動させる第1の設定器と、前記検出器の出力に基
づいて前記回転部材が予じめ定めた所定の角度だ
け回転したことを検出したときに前記クラツチユ
ニツトを遮断作動させるとともに前記ブレーキ手
段を制動作動させる第2の設定器とを備えてなる
モータコアの打抜加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11517082A JPS597435A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | モ−タコアの打抜加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11517082A JPS597435A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | モ−タコアの打抜加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS597435A JPS597435A (ja) | 1984-01-14 |
JPH0122051B2 true JPH0122051B2 (ja) | 1989-04-25 |
Family
ID=14656072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11517082A Granted JPS597435A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | モ−タコアの打抜加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597435A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4981788A (en) * | 1987-06-30 | 1991-01-01 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Novel acetylpolyamine amidohydrolase |
JP5712722B2 (ja) * | 2011-03-24 | 2015-05-07 | トヨタ紡織株式会社 | 回転積層装置 |
JP5766046B2 (ja) * | 2011-06-29 | 2015-08-19 | 株式会社ミツバ | 回転鉄心用の積層体の製造装置 |
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JPS56129557A (en) * | 1980-03-14 | 1981-10-09 | Mitsui Haitetsuku:Kk | Manufacture of laminated core for stator |
JPS5762822A (en) * | 1980-09-30 | 1982-04-16 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | Die device |
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1982
- 1982-07-02 JP JP11517082A patent/JPS597435A/ja active Granted
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---|---|
JPS597435A (ja) | 1984-01-14 |
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