JPH09216020A - 環状積層鉄心の製造方法及び順送り金型装置 - Google Patents

環状積層鉄心の製造方法及び順送り金型装置

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JPH09216020A
JPH09216020A JP4803596A JP4803596A JPH09216020A JP H09216020 A JPH09216020 A JP H09216020A JP 4803596 A JP4803596 A JP 4803596A JP 4803596 A JP4803596 A JP 4803596A JP H09216020 A JPH09216020 A JP H09216020A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】電動機用鉄心等の環状積層鉄心の製造方法及び
順送り金型装置の提供。 【解決手段】向きを正逆にした2種類の連結ユニット板
5a,5bを打抜き加工し、外形打抜きを行う際に所定
枚数毎に回転ダイ28に取り付けられたダイを180度
回転させ、一方の連結ユニット板5aと他方の連結ユニ
ット板5bが積層されるようにし、圧延鋼板の幅方向に
沿って生じた板厚偏差を相殺して均一な積み厚のユニッ
ト積層体を製作し、このユニット積層体を卷回して寸法
精度及び磁気性能が改善された環状鉄心製品を製作する
と共に、上記ユニット積層体は順送り金型装置によって
順次製作されるので作業能率が良く、圧延鋼板の幅方向
に沿って板取りされるので歩留まりが良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、環状積層鉄心の製
造方法及び順送り金型装置に係わり、特に順送り金型装
置を用いて長尺帯状の圧延鋼板から例えば電動機用鉄心
等の環状積層鉄心を、積み厚偏差の少ない積層状態で能
率良く製作するのに適した環状積層鉄心の製造方法及び
順送り金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の環状鉄心の製造方法としては、
例えば特開平1−264548号公報に開示されたよう
な第1の従来技術がある。
【0003】この第1の従来技術は、薄板鉄心形状の一
部を構成し、複数のスロット部を有する扇形のユニット
板を連結部を介して直列状に連結したユニット板連結体
を、長尺鉄板を連続打ち抜き加工することにより、直線
的に連結された積層板を形成し、その後に治具に供給し
て各連結部を曲げ変形させて円環状に形成して環状鉄心
を得るものである。
【0004】この製造方法によると、鉄心材料である圧
延鋼板の歩留まりの向上と組立作業の能率化を図ること
ができる等の効果がある。
【0005】しかしながら、この製造方法では圧延鋼板
の圧延による板厚偏差を解消することができず、環状鉄
心を組立てた際に積層厚みが全周で一定にならずに傾い
た形となり、鉄心製品の寸法精度及び磁気性能が低下す
る恐れがある。
【0006】また、扇形のユニット板を一枚づつ治具に
組み込んで積層する場合に比べれば組立作業の能率化を
図ることができるが、ユニット板連結体を一枚又は2枚
重ねにして治具に卷回させる上記方法も、必ずしも能率
的ではない。
【0007】次に、圧延による板厚偏差を解消する手段
として、例えば特公平4−48530号公報に開示され
た第2の従来技術がある。
【0008】この第2の従来技術は、外形打抜き(ブラ
ンキング)ダイを回転させる方式であり、帯状鉄板の複
数箇所でブランキングダイによって鉄心を打ち抜き、ダ
イ内で打抜き鉄心をかしめ積層する際に、複数箇所のブ
ランキングダイをプレスストローク毎に隣接するブラン
キングダイの位置へ同時に移動させることで板厚偏差を
解消するようにした。
【0009】しかしながら、第2の従来技術の場合に実
施可能な鉄心形状は帯状鉄板の幅に対して小径で同時に
複数の打抜きが可能な対称形状をしたものに限定され、
第1の従来技術に開示されているような長尺で非対称形
状をしたユニット板連結体の製作に適用することができ
ない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明では、第
1の従来技術に開示されているユニット板連結体のよう
な長尺で非対称形状の鉄心を、順送り金型装置を用いて
圧延による板厚偏差を相殺させた状態で積層したユニッ
ト積層体を製作し、このユニット積層体を卷回して環状
鉄心製品を能率良く製造する環状積層鉄心の製造方法及
び順送り金型装置の提供を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明による環状積層鉄心の製造方法では、環
状鉄心を複数に分割した形状の各ユニット板片が連結部
を介して連結される態様で、順送り金型を用いて長尺の
圧延鋼板から連結ユニット板を順次打抜き加工すると共
に、当該各連結ユニット板は外形打抜きして順送り金型
のダイ内で規定枚数に積層して一体のユニット積層体を
形成した後に、上記ダイ内から取り出したユニット積層
体に対して連結部を変形させながら巻回して環状鉄心製
品が形成され、上記打抜き工程では各ユニット板片が圧
延方向と直交する方向に並設する態様で圧延方向に対し
て向きを正逆にした2種類の連結ユニット板を打抜き加
工し、上記外形打抜き及び積層工程では所定枚数毎に一
方の連結ユニット板を180度回転させた状態で他方の
連結ユニット板が積層されるようにした。
【0012】また、上記環状積層鉄心の製造方法に用い
る順送り金型装置は、上記打抜き加工工程には上記2種
類の打抜き加工を行う2組のパンチとダイを設け、上記
外形打抜き及び積層工程には上記2種類の外形打抜きを
行う2組のパンチとダイを設けると共に、このダイを回
転ダイ中に設けて180度回転させると他方のパンチの
直下へ移動可能に配備させた。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、順送り金型装置から取り
出された第1実施例に於けるユニット積層体1の形状を
示し、図2は、図1のユニット積層体1を卷回して製作
された環状鉄心製品2の形状を示す。
【0014】このユニット積層体1は、図1で示すよう
に、複数(実施例では6個)に分割した扇形で内周側に
沿って多数のスロット17が設けられた各ユニット板片
3,3を、連結部4を介して相互に接続して長尺の連結
ユニット板5が形成され、当該連結ユニット板5を製品
に必要な規定枚数分だけ積層させると共に、上下に隣接
する各連結ユニット板5の各ユニット板片3,3の間
は、かしめ突起部20等の連結手段を介して一体化され
ている。
【0015】上記ユニット積層体1は、金型外に於て成
形用治具(図示せず)を用いて卷回して連結部4を折り
曲げ成形させると、図2に示すように、連結部4の変形
で隣接する各ユニット板片3の側面3a,3b同士が密
着した状態で一体に接合した環状積層鉄心2が完成す
る。
【0016】図3は、ユニット積層体1を製作する順送
り金型装置を示し、図4は、ユニット積層体1を製作す
る工程図を示し、図中における工程(1)はパイロット
穴の打抜き工程を、工程(2)はスロットの打抜き工程
を、工程(3)は計量穴の打抜きまたはかしめ突起部の
成形工程を、工程(4)は外形打抜きおよび積層かしめ
工程を各々示す。
【0017】順送り金型装置10は、上型11と下型1
2を備え、当該上型11と下型12の間を送り方向Fに
沿って、鉄心材料となる帯状をした圧延鋼板13を所定
ピッチで間欠送りさせ、各工程(1)〜(4)毎にそれ
ぞれ配備されたパンチ及びダイ等の加工手段を用いて所
定の加工を行い、最終工程(4)のダイからユニット積
層体1が排出されるが、以下に各工程に付いて説明す
る。
【0018】工程(1)のパイロット穴の打抜き工程に
は、前列側板面Aにパイロット穴14aを打ち抜くパン
チ15aと後列側板面Bにパイロット穴14bを打ち抜
くパンチ15bとを上型11側に設け、パンチ15aに
対応するダイ16aとパンチ15bに対応するダイ16
bとを下型12側に設け、これらのパンチとダイを用い
て圧延鋼板13の幅方向の両側には、長さ方向即ち圧延
鋼板13の送り方向Fに沿って所定ピッチでパイロット
穴14a,14bが穿設され、当該パイロット穴14
a,14bを位置決め手段として圧延鋼板1は順送り金
型装置10内へ所定の送りピッチPで間欠的に順次送り
込まれる。
【0019】工程(2)のスロットの打抜き工程には、
前列側板面Aにスロット17aを打ち抜くパンチ18a
と後列側板面Bにスロット17bを打ち抜くパンチ18
bとを上型11側に設け、パンチ18aに対応するダイ
19aとパンチ18bに対応するダイ19bとを下型1
2側に設け、これらのパンチとダイを用いて圧延鋼板1
3の幅方向に沿って円弧状に配列された複数のスロット
群を形成するスイロット17a,17bが穿設され、当
該前列側板面Aと後列側板面Bの何れか一方を180度
回転させて重ね合わせた状態でスロット17aとスロッ
ト17bが整合するように、円弧が逆向きで斜交いに対
向した状態で打ち抜きされる。
【0020】工程(3)の計量穴の打抜きまたはかしめ
突起部の成形工程には、前列側板面Aに計量穴20aを
打ち抜くパンチ21aとかしめ突起部22aを切起し成
形するパンチ23a及び、後列側板面Bに計量穴20b
を打ち抜くパンチ21bとかしめ突起部22bを切起し
成形するパンチ23bとを上型11側に設け、パンチ2
1aに対応するダイ24aとパンチ21bに対応するダ
イ24b及び、パンチ23aに対応するダイ25aとパ
ンチ23bに対応するダイ25bとを下型12側に設
け、これらのパンチとダイを用いて計量穴の打抜きとか
しめ突起部の成形が行われる。
【0021】計量穴20a,20bは、積層する1枚目
の連結ユニット板5になる前列側板面Aまたは後列側板
面Bに対して打抜き加工され、かしめ突起部22a,2
2bは、残りの積層枚数分の連結ユニット板5になる前
列側板面Aまたは後列側板面Bに対して切起し成形さ
れ、これにより次工程において加圧状態で積層した際に
上下に隣接する連結ユニット板5が相互に連結されると
共に、所定枚数が積層されたところで分離されるように
している。
【0022】尚、計量穴20a,20b用のパンチ21
a,21bとかしめ突起部22a,22b用のパンチ2
3a,23bは、常時はパンチ23a,23bが下降し
た稼働位置位置でパンチ21a,21bが上昇した休止
位置に配備されると共に、所定枚数毎に上記位置が入れ
替わるように、例えば工程(4)側から制御指令を受け
た図示しない制御装置がパンチを移動させ、これによっ
て製品の打抜きおよび積層制御を可能にしている。
【0023】工程(4)の外形打抜きおよび積層かしめ
工程には、前列側板面Aに外形打抜き(ブランキング)
を行うパンチ26aと後列側板面Bに外形打抜き(ブラ
ンキング)を行うパンチ26bとを上型11側に設け、
パンチ26aに対応するダイ27aとパンチ26bに対
応するダイ27bとを下型12側の回転ダイ28中に設
けている。
【0024】回転ダイ28は、実施例のようにタイミン
グベルト29やチェーン又はギヤ等の動力伝達手段を介
して、インデックス装置等の回転駆動装置30に連結さ
れ、プレスストロークに連動させた駆動装置30の回転
駆動によって回転中心Cを基準に水平面上を180度従
動回転できるように構成されている。
【0025】回転中心Cは、前列側板面Aと後列側板面
Bの中間部に設定され、当該回転中心Cの両側には前列
側板面Aに打抜きされたスロット群と後列側板面Bに打
抜きされたスロット群とが対称状に配列されるので、図
3の状態から回転ダイ28を180度回転させると、前
列側板面Aに対して打ち抜きを行うパンチ26aの直下
にダイ27bが位置決めされ、後列側板面Bに対して打
ち抜きを行うパンチ26bの直下にダイ27aが位置決
めされた状態に移行させることができる。
【0026】順送り金型装置10の最終工程である工程
(4)には、前工程で既にスロット17aとかしめ突起
部22aを前列側板面Aに打抜き加工し、スロット17
bとかしめ突起部22bを後列側板面Bに打抜き加工し
た圧延鋼板13が順次送り込まれ、通常の状態ではパン
チ26aによって前列側板面Aから外形打抜きされた連
結ユニット板5aはダイ27aへ抜き落とされ、パンチ
26bによって後列側板面Bから外形打抜きされた連結
ユニット板5bはダイ27bへ抜き落とされ、当該ダイ
27a又はダイ27b内においてかしめ突起部22a又
はかしめ突起部22bを介して各々積層状態でかしめ連
結されると共に、所定枚数のところで計量穴20a又は
計量穴20bが設けられた前列側板面A又は後列側板面
Bから抜き落とされた連結ユニット板5が介在され、こ
れにより所定枚数の連結ユニット板5を積層した図1の
ユニット積層体1が製作されことになる。
【0027】しかしながら、上記した積層状態では圧延
による板厚偏差がそのまま重畳されてしまうので、これ
を解消するために回転駆動装置30によって回転ダイ2
8を180度回転させ、この状態での外形打抜き及び積
層かしめ連結を適時行うようにしている。
【0028】即ち、回転ダイ28を180度回転させる
と、パンチ26aによって前列側板面Aから外形打抜き
された連結ユニット板5aは、それまで連結ユニット板
5bが抜き落とされていたダイ27b内へ、パンチ26
bによって後列側板面Bから外形打抜きされた連結ユニ
ット板5bは、それまで連結ユニット板5aが抜き落と
されていたダイ27a内へ、図4の状態から天地を逆に
して抜き落とされることに成るので、圧延鋼板13の幅
方向(短手方向)に板圧偏差が有っても相殺され、ほぼ
一定の積み厚で積層させることができ、上記回転ダイ2
8によってダイの変換を行う時期や回数は板圧偏差に応
じて任意に設定される。
【0029】上記実施の形態では、多数のスロットを備
えた扇形のユニット板片によって連結ユニット板が形成
されている場合について説明したが、スロットの数や形
状は勿論カシメ突起部の数や形状或いはユニット板片の
数等に限定されず、要旨の範囲内において各種の変形を
採り得るものである。
【0030】例えば、図5及び図6で示す実施の形態の
ように、T字状をした9個のユニット板片31を連結部
32で連結して連結ユニット板33が形成され、この連
結ユニット板33を所定枚数に積層したユニット積層体
34を順送り金型装置によって製作し、当該ユニット積
層体34を治具を用いて卷回させて環状鉄心製品35に
する事ができる。
【0031】なお、符号36は上下に隣接する連結ユニ
ット板33同士を一体化させるためのかしめ突起部を示
すが、このかしめ突起部36による連結手段に代えて、
例えばレーザスポット溶接を用いて連結ユニット部板3
3の連結部32を固着しても良く、その場合に溶接用レ
ーザ照射手段を工程(4)の金型(ダイ)内へ組み込ん
で、外形打ち抜きした連結ユニット部板33を積層する
際にプレスの動作に連動して一体化することも可能であ
る。
【0032】
【発明の効果】以上の説明でも明らかなように、本発明
による環状積層鉄心の製造方法及び順送り金型装置によ
ると、次のような効果を奏することができる。この製造
方法では、向きを正逆にした2種類の連結ユニット板を
打抜き加工し、所定枚数毎に一方の連結ユニット板を1
80度回転させた状態で他方の連結ユニット板が積層さ
れるようにしたので、圧延鋼板の幅方向に沿って生じた
板厚偏差が相殺されて均一な積み厚のユニット積層体が
得られるので、このユニット積層体を卷回して製作され
る環状鉄心製品は寸法精度及び磁気性能が改善される。
【0033】上記ユニット積層体は順送り金型装置によ
って順次製作されるので作業能率が良く、圧延鋼板の幅
方向に沿って板取りされるので歩留まりが良く、上記2
種類に外形打抜きされた連結ユニット板は回転ダイを1
80度回転させるだけで板厚偏差が相殺された状態で容
易に積層させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】順送り金型装置で成形される第1実施例に於け
るユニット積層体の形状を示す。
【図2】図1のユニット積層体を卷回して製作された環
状鉄心製品の形状を示す。
【図3】ユニット積層体を製作する順送り金型装置を示
す。
【図4】ユニット積層体を製作する工程図を示す。
【図5】順送り金型装置で成形される第2実施例に於け
るユニット積層体の形状を示す。
【図6】図5のユニット積層体を卷回して製作された環
状鉄心製品の形状を示す。
【符号の説明】
1,34 ユニット積層体 2,35 環状鉄心製品 3,31 ユニット板片 4,32 連結部 5,5a,5b,33 連結ユニット板 10 順送り金型装置 11 上型 12 下型 13 圧延鋼板 14a,14b パイロット穴 15a,15b パンチ(パイロット穴打抜き用) 16a,16b ダイ(パイロット穴打抜き用) 17,17a,17b スロット 18a,18b パンチ(スロット打抜き用) 19a,19b ダイ(スロット打抜き用) 20a,20b 計量穴 21a,21b パンチ(計量穴打抜き用) 22,22a,22b かしめ突起部 23a,23b パンチ(かしめ突起部成形用) 24a,24b ダイ(計量穴打抜き用) 25a,25b ダイ(かしめ突起部成形用) 26a,26b パンチ(外形打抜き用) 27a,27b ダイ(積層かしめ用) 28 回転ダイ 29 タイミングベルト 30 回転駆動装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状鉄心を複数に分割した形状の各ユニ
    ット板片が連結部を介して連結される態様で、順送り金
    型を用いて長尺の圧延鋼板から連結ユニット板を順次打
    抜き加工すると共に、当該各連結ユニット板は外形打抜
    きして順送り金型のダイ内で規定枚数に積層して一体の
    ユニット積層体を形成した後に、上記ダイ内から取り出
    したユニット積層体に対して連結部を変形させながら巻
    回して環状鉄心製品が形成され、上記打抜き工程では各
    ユニット板片が圧延方向と直交する方向に並設する態様
    で圧延方向に対して向きを正逆にした2種類の連結ユニ
    ット板を打抜き加工し、上記外形打抜き及び積層工程で
    は所定枚数毎に一方の連結ユニット板を180度回転さ
    せた状態で他方の連結ユニット板を積層させたことを特
    徴とする環状積層鉄心の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記環状積層鉄心の製造方法に用いる順
    送り金型装置であって、上記打抜き加工工程には上記2
    種類の打抜き加工を行う2組のパンチとダイを設け、上
    記外形打抜き及び積層工程には上記2種類の外形打抜き
    を行う2組のパンチとダイを設けると共に、このダイを
    回転ダイ中に設けて180度回転させると他方のパンチ
    の直下へ移動可能に配備させたことを特徴とする環状積
    層鉄心の製造用順送り金型装置。
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