JP2006320111A - カシメ積層装置 - Google Patents

カシメ積層装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006320111A
JP2006320111A JP2005140140A JP2005140140A JP2006320111A JP 2006320111 A JP2006320111 A JP 2006320111A JP 2005140140 A JP2005140140 A JP 2005140140A JP 2005140140 A JP2005140140 A JP 2005140140A JP 2006320111 A JP2006320111 A JP 2006320111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caulking
punch
support plate
die
core pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005140140A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Kuriyama
正則 栗山
Michitoshi Otani
三千年 大谷
Shigetoshi Yamato
茂敏 大和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui High Tec Inc
Original Assignee
Mitsui High Tec Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui High Tec Inc filed Critical Mitsui High Tec Inc
Priority to JP2005140140A priority Critical patent/JP2006320111A/ja
Publication of JP2006320111A publication Critical patent/JP2006320111A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

【課題】 本発明の課題は、各磁極が連結部により複数連続して形成された連結鉄心片を、カシメ不良が生じることなくカシメ積層して、形状精度が優れた連結積層鉄心が得られるカシメ積層装置を提供することにある。
【解決手段】 本発明に関わるカシメ積層装置は、鉄心片thを複数連続して形成した連結鉄心片tを、パンチp7により、ダイd2内に外形抜きし、支持プレート11で支持して各鉄心片thに形成したカシメ部taを介して互いにカシメ積層するカシメ積層装置10であって、パンチp7によりダイd2内に外形抜きされた連結鉄心片tが載置され支持される支持プレート11と、支持プレート11を並列に支持し、支持プレート11をパンチp7に対して進退駆動させる複数の昇降駆動装置12と、複数の昇降駆動装置12を、同期をとって均等に作動制御し、支持プレート11をパンチp7に対して水平度を保ち進退動させる制御装置13とを備えて成る。
【選択図】 図3

Description

本発明は、モータ、トランス等に用いられる積層鉄心を製造するためのカシメ積層装置に関する。
従来、モータ等に用いられる積層鉄心は、ブレス金型装置によって金属板からカシメ部を形成した鉄心片を打抜いて、図8に示すように、打抜いた鉄心片101aをカシメ部101a1を介してカシメ積層して形成している。
例えば、モータの固定子積層鉄心の製造においては、磁極102への巻線を容易にするため、ヨーク103を回動可能な連結部104を介して直線状に展開して形成し、磁極102に巻線した後に直線状のヨーク103を円筒状になるように回動して円筒形の固定子積層鉄心としている。
上述の直線状に展開して行われる固定子積層鉄心101の製造は、巻線作業が容易になることに加え、金属板の歩留りを向上させる利点がある。
かかることから、固定子積層鉄心の製造に際して、固定子鉄心片101tを複数回動自在に連結して直線状に配列した形状で打抜きを行い、積層する方法が採用されている。
なお、本願発明に係る文献公知発明として、特許文献1がある。
特開平11−156455号公報
ところで、上述の固定子鉄心片101tを直線状に配列し連結した形状で外形抜きして形成するカシメ積層する方法は、パンチにより外形抜きされた連結固定子鉄心片101aを、ダイ内で油圧シリンダー等の昇降駆動装置に接続された支持台で支持し、各固定手鉄心片101tに形成されたカシメ部101a1のカシメ用突起とカシメ用凹みを介してそれぞれカシメて積層している。
しかし、連結固定子鉄心片101aのカシメは、場所によってカシメ部101a1のカシメ突起が下層の連結固定子鉄心片101aのカシメ部101a1のカシメ用凹みに入らず、カシメ不良となるものがある。
そのため、出来上がった連結固定子積層鉄心101は、層間に隙間が発生したり、また、積層鉄心101が反ったり傾きを生じる場合があり、積層した形状が不良になる問題がある。
このような連結固定子積層鉄心101におけるカシメ不良となった箇所を直すには、連結固定子積層鉄心101を再加圧する手段があるが、これでは生産性が低下する。 加えて、正常にカシメ積層された箇所が再加圧力を受けることがあり、積層形状が二次的に劣化する等の不都合がある。
本発明は上記実状に鑑み、各磁極が連結部により複数連続して形成された連結鉄心片を、カシメ不良が生じることなくカシメ積層して、形状精度が優れた連結積層鉄心が得られるカシメ積層装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するべく、本発明の請求項1に関わるカシメ積層装置は、鉄心片を回動可能な連結部を介して複数連続して形成した連結鉄心片を、パンチにより、ダイ内に外形抜きし、支持プレートで支持して各鉄心片に形成したカシメ部を介して互いにカシメ積層するカシメ積層装置であって、パンチによりダイ内に外形抜きされた連結鉄心片が載置され支持される支持プレートと、前記支持プレートを並列に支持し、前記支持プレートをパンチに対して進退駆動させる複数の昇降駆動装置と、前記複数の昇降駆動装置を、同期をとって均等に作動制御し、前記支持プレートをパンチに対して水平度を保ち進退動させる制御装置とを備えて成る。

以上、詳述した如く、本発明に関わるカシメ積層装置によれば、外形抜きされた連結鉄心片が載置される支持プレートを、支持する昇降駆動装置を複数並列に設け、各昇降駆動装置を同期をとって均等に作動制御することにより、支持プレートの水平度が保たれ撓むことが防される。
そのため、支持プレート上の連結鉄心片を水平度を保って支持でき、パンチからの下方への押込みカに対向して、支持プレートの水平度を保って背圧力を付与することができる。
従って、連結鉄心片のカシメ用突起が下層の鉄心片のカシメ用凹みに確実に入り込み強くカシメられ、カシメ積層された連結積層鉄心は、反りや傾き等の形状不良が発生することがなく、形状精度が優れる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用したカシメ積層装置10を備えるプレス金型装置1を示す要部側断面図である。
プレス金型装置1は、図1に示すように、板厚の薄い鋼板等のワークwを矢印A方向に間欠的に搬送して通板し、搬送されるワークwから、図6に示す各連結鉄心片tを順次打ち抜いて、打ち抜いた連結鉄心片tを下層の連結鉄心片tにカシメ部taを介してカシメて積層し、所望厚の連結積層鉄心T(図6参照)を製造するプレス装置である。
ここで、連結積層鉄心Tは、磁極jを有する各鉄心片thを回動可能な連結部trを介して複数連続して形成した連結鉄心片tを、カシメ部taを介して互いにカシメ積層して構成したものであり、第1層目の連結鉄心片t1におけるカシメ部taは、第2層目の連結鉄心片t2のカシメ部taのカシメ突起(断面図の図4に示すk1、k2、k3)が嵌入されてカシメられ、また、第1層目の連結鉄心片t1の下層には連結鉄心片が存しないため、カシメ孔が形成されている。 一方、第2層目以降の連結鉄心片tは、図4に示すようなカシメ部taが形成されている。
図2は、プレス金型装置1によってプレス加工されているワークwを示す上面図である。
プレス金型装置1は、ワークwから、図2に示すワークwのパイロット孔p、p、p、pを打ち抜くための第1ステーションs1と、第1不要箇所f1、f1、…を打ち抜くための第2ステーションs2と、第2不要箇所f2、f2、…を打ち抜くための第3ステーションs3と、第3不要箇所f3、f3、…を打ち抜くための第4ステーションs4と、第1層目の連結鉄心片t1のカシメ部ta1のカシメ孔が形成される第5ステーションs5と、第2層目以降の連結鉄心片t2、t3、…のカシメ部tai(i=2、3…)のカシメ突起が形成される第6ステーションs6と、連結鉄心片tの外形tgを打ち抜いてカシメて積層する第7ステーションs7とを備えている。
上述したプレス加工を行うプレス金型装置1は、図1に示すように、パンチp1〜p7にプレス荷重を付与するプレスラム2と、ダイd1、d2を保持するダイホルダ3とを具備しており、プレスラム2は、プレス加工に際し、ダイホルダ3に対して矢印α1、α2に示すように進退自在に移動できるように構成されている。
このプレスラム2には、パンチホルダ4を介してパイロット孔抜きパンチp1と、不要箇所抜きパンチp2、p3、p4と、カシメ穴抜きパンチp5と、カシメ部用パンチp6とが装着されるとともに、カシメ積層装置10を形成する外形抜きパンチ(パンチ)p7が装着されている。
一方、ダイホルダ3には、パンチp1〜p6にそれぞれ対応して穿孔されるダイ孔d11〜d16を有するダイd1が固着されており、さらに、カシメ積層装置10として、外形抜きパンチp7に対応して穿孔されるダイ孔d21を有するダイd2が固着されるとともに、外形抜きパンチp7で外形抜きされた連結鉄心片tが積層される積層孔3hが穿孔されている。
このように、プレス金型装置1の第1ステーションs1には、パイロット孔p、…(図2参照)を打ち抜くパイロット孔抜きパンチp1および対応するダイ孔d11が配設され、また、第2ステーションs2には、第1不要箇所f1(図2参照)を打ち抜く不要箇所抜きパンチp2および対応するダイ孔d12が配設され、また、第3ステーションs3には、第2不要箇所f2、f2、…(図2参照)を打ち抜く不要箇所抜きパンチp3および対応するダイ孔d13が配設され、また、第4ステーションs4には、第3不要箇所f3、f3、…(図2参照)を打ち抜く不要箇所抜きパンチp4および対応するダイ孔d14が配設され、また、第5ステーションs5には、第1層目の連結鉄心片t1のカシメ部ta1(図2参照)のカシメ孔を形成するカシメ穴抜きパンチp5および対応するダイ孔d15が配設され、また、第6ステーションs6には、第2層目以降の連結鉄心片t2、…のカシメ部tai(図2参照)のカシメ突起を形成するカシメ部用パンチp6および対応するダイ孔d16が配設され、また、第7ステーションs7のカシメ積層装置10には、連結鉄心片tの外形tg(図2参照)を打ち抜いて下層の連結鉄心片tにカシメて積層する外形抜きパンチp7および対応するダイ孔d21が配設されている。
ここで、第6ステーションs6において、第2層目以降の連結鉄心片tに形成するカシメ部taは、側断面図の図4(a)に示すような半抜き突起k1以外に、中央部を下方に突出して形成する断面v字形を呈するv形突起k2(図4(b)参照)、中央部を下方に突出して形成する断面u字形を呈するu形突起、切り起し突起k3(図4(c)参照)、および片もち弓状切り下げ突起等のカシメ突起を、適宜選択して採用できる。
また、プレスラム2には、下方に向って延在するガイドポスト5が複数固設されており、プレス加工に際して、このガイドポスト5が、ダイホルダ3に形成された案内孔(図示せず)に案内されることにより、プレス加工におけるプレスラム2の矢印α1、α2に示す進退動において、プレスラム2がダイホルダ3に対して水平姿勢を維持して移動でき、もってパンチp1〜p7がダイd1、d2に対して傾くことなく垂直な姿勢でプレス加工が行われる。
また、プレスラム2には、その下方にストリッパ6が、バネ等の弾性材を介して支持されており、プレス加工に際して、プレスラム2がダイd1、d2に対して矢印α1方向に進行することにより、弾性力でプレス対象のワークwをダイd1、d2に押圧して固定する。
図3は、プレス金型装置1の第7ステーションs7におけるカシメ積層装置10によるプレス加工の様子を示す概念的要部側断面図である。
図1、図3に示すように、カシメ積層装置10は、前述の外形抜きパンチp7およびダイd2に加え、外形抜きパンチp7によりダイd2内に外形抜きされた連結鉄心片tが載置され支持される支持プレート11が、ダイd2のダイ孔d21に進退動自在に設けられており、この支持プレート11を昇降させるとともに支持プレート11上の連結鉄心片tに上向きの背圧を付与する昇降駆動装置12、12が複数、間隔をおいて並列に配設されている。
ここで、昇降駆動装置12としては、油圧シリンダー、エアシリンダー等の流体圧駆動装置が採用されており、昇降駆動装置12は、シリンダ12cとシリンダ12c内の流体圧により上下動するシリンダロッド12dとを有している。
また、昇降駆動装置12のシリンダロッド12dの上下動を制御する制御装置13が設けられ、制御装置13は、各昇降駆動装置12を同期をとって均等に動作制御し、支持プレート11を傾くことなく水平度を保って上下動作させている。
そのため、昇降駆動装置12、12に支持される支持プレート11は、連結鉄心片tを水平度を保って支持できるとともに、外形抜きパンチp7によるプレス力が連結鉄心片tに印加された場合、外形抜きパンチp7に対して水平度を保った背圧を付与することができる。
図5は、図3に示すカシメ積層装置10の変形例のカシメ積層装置20を示す概念的要部側断面図である。
カシメ積層装置20は、連結鉄心片tを支える支持プレート21を昇降させるとともに、上向きの背圧を付与する昇降駆動装置22、22、22を3基、並列に配設したものである。
各昇降駆動装置22は、サーボーモータ等の電動駆動装置22aと、該電動駆動装置22aの動力が伝達機構22bを介して伝達される送りねじ22cを備えており、送りねじ22cの上端部に配設される固定部材22dに、支持プレート21が固定されている。
昇降駆動装置22の送りねじ22cの送りを制御する制御装置23は、各昇降駆動装置22を同期をとって均等に動作制御し、支持プレート21を傾くことなく水平度を保って上下動作させている。
そのため、昇降駆動装置22、22、22に支持される支持プレート11は、連結鉄心片tを水平度を保って支持するとともに、外形抜きパンチp7による連結鉄心片tに対するプレス力に対し水平度を保った背圧を付与することができる。
上述した構成のプレス金型装置1による第1ステーションs1〜第7ステーションs7のワークwに対するプレス加工は、図1に示すように、プレスラム2がダイホルダ3に対して矢印α1に示すように進行し、ストリッパ6でワークwをダイd1、d2上に押圧して固定し、プレスラム2が、さらにダイホルダ3に対して矢印α1に示すように進行することにより、パンチp1〜p7のワークwへの対応するダイ孔d11〜d16、d21内への打ち抜き動作によってプレス加工が行われる。 プレス加工後は、プレスラム2がダイホルダ3に対して矢印α2に示すように退行して、上死点の位置に戻る。
次に、プレス金型装置1によって、ワークwに対してプレス加工を行う過程について説明する。
図1に示すように、まず、ワークwが、矢印A方向に第1ステーションs1に搬送され、第1ステーションs1のパイロット孔抜きパンチp1のワークwに対するダイ孔d11内への打ち抜きにより、パイロット孔p、p、p、p(図2参照)が形成される。
続いて、ワークwは、矢印A方向に第2ステーションs2に搬送され、第2ステーションs2の不要箇所抜きパンチp2により、ワークwに第1不要箇所f1、…(図2参照)が打ち抜き形成される。
続いて、ワークwは、矢印A方向に第3ステーションs3に搬送され、第3ステーションs3の不要箇所抜きパンチp3により、ワークwに第2不要箇所f2、f2、…(図2参照)が打ち抜き形成される。
続いて、ワークwは、矢印A方向に第3ステーションs3に搬送され、第3ステーションs3の不要箇所抜きパンチp3により、ワークwに第2不要箇所f2、f2、…(図2参照)が打ち抜き形成される。
続いて、ワークwは、矢印A方向に第4ステーションs4に搬送され、第4ステーションs4の不要箇所抜きパンチp4により、ワークwに第3不要箇所f3、f3、…(図2参照)が打ち抜き形成される。
続いて、打ち抜かれる連結鉄心片tが、第1層目の連結鉄心片の場合には、矢印A方向に第5ステーションs5に搬送され、第5ステーションs5のカシメ穴抜きパンチp5により、第1層目の連結鉄心片t1におけるカシメ部ta1のカシメ孔(図2参照)がワークwに打ち抜き形成される。
一方、打ち抜かれる連結鉄心片tが、第2層目以降の連結鉄心片tの場合には、矢印A方向に第6ステーションs6に搬送され、第6ステーションs6のカシメ部用パンチp6により、ワークwにカシメ部taのカシメ突起(図4に示す半抜き突起k1、v形突起k2、切り起し突起k3等)が打ち抜き形成される。
続いて、ワークwは、矢印A方向に第7ステーションs7のカシメ積層装置10に搬送され、第7ステーションs7のカシメ積層装置10の外形抜きパンチp7により、ワークwから、図2に示す連結鉄心片tの外形tgが打ち抜かれて連結鉄心片tが切出され、切出された連結鉄心片tが、第1層目の連結鉄心片t1の場合には支持プレート11上に載置される。
一方、ワークwから切出された連結鉄心片tが、第2層目以降の連結鉄心片tの場合には、図3、図5に示すように、カシメ積層装置10の外形抜きパンチp7により、支持プレート11(21)上に載置される隣接する下層の連結鉄心片tにカシメ部taを介してカシメられ積層される。
ここで、前述したように、カシメ積層装置10における連結鉄心片tが載置され支持される支持プレート11(21)は、複数の並列に間隔をもって配設される昇降駆動装置12(22)により同期をとって水平に支持されるため、撓むことなく水平を保れる。 そのため、カシメに際して支持プレート11の連結鉄心片tに上向きの背圧力が均等に付与され、連結連結鉄心片tのカシメ部taの嵌合不良を起こすことなくカシメることができる。
このようして、プレス加工対象であるワークwが、プレス金型装置1内を矢印A方向に間欠搬送されることにより、パンチp1〜p7による打ち抜きで所定のプレス加工が施され、また、外形抜きパンチp7によってワークwより外形抜きされた連結鉄心片tが下層の連結鉄心片tにカシメて積層され、図6に示す直線状に展開された所望厚の連結積層鉄心Tが製造される。

その後、直線状の連結積層鉄心Tの各磁極jに巻線が施され、直線状のヨークyを円筒状になるように回動して、図7に示す円筒形の固定子積層鉄心T0を形成する。 なお、図7(a)は、円筒形の固定子積層鉄心T0の上面図であり、図7(b)は、円筒形の固定子積層鉄心T0の側面図であり、巻線は省略して示している。
上記構成によれば、打ち抜かれた連結鉄心片tが載置され支持される支持プレート11を、支持する昇降駆動装置12を支持プレート11に対して複数並列に設け、各昇降駆動装置12の同期をとって支持プレート11を上下動作させることにより、支持プレート11の水平度が保たれ撓むことがない。 そのため、支持プレート11上の連結鉄心片tを水平度を保って支持できる。
加えて、外形抜きパンチp7からの下方への押込み力に対向して、支持プレートが水平度を保ちつつ背圧力を付与することができる。
そのため、連結鉄心片tの長さs(図6参照)が長い寸法であった場合においても、各連結鉄心片tは全長にわたって等しい背圧を受けつつ外形抜きパンチp7の押し込み力により、カシメ用突起k1、k2、k3(図4参照)が下層の鉄心片のカシメ用凹みk10、k20、k30に確実に入り込み、傾くことなく強くカシメられる。
こうして、連結鉄心片tがカシメ積層された連結積層鉄心Tは、反りや傾き(倒れ)等の形状不良が発生することなく、形状精度が優れる。

なお、上述した実施例においては、昇降駆動装置が2基および3基、配設された場合を例示して説明したが、昇降駆動装置の数は、複数であれば適宜選択できることは言うまでもない。
本発明に関わる実施例のカシメ積層装置を備えるプレス金型装置を示す要部側断面図。 実施例のプレス金型装置によってプレス加工中のワークを示す上面図。 実施例のカシメ積層装置によるプレス加工の様子を示す概念的要部側断面図。 (a)、(b)、および(c)は、実施例のプレス金型装置によって形成した連結鉄心片のカシメ部を示す断面図。 実施例のカシメ積層装置の変形例であるカシメ積層装置によるプレス加工の様子を示す概念的要部側断面図。 実施例のプレス金型装置により製造した直線状に展開された連結積層鉄心を示す斜視図。 (a)および(b)は、実施例の直線状に展開された連結積層鉄心を回動して形成した円筒形の固定子積層鉄心を示す上面図、および側面図。 従来の直線状に展開された連結積層鉄心を示す斜視図。
符号の説明
10、20…カシメ積層装置、
11、21…支持プレート、
12、22…昇降駆動装置、
13、23…制御装置、
d2…ダイ、
p7…外形抜きパンチ(パンチ)、
t…連結鉄心片、
ta、tai…カシメ部、
th…鉄心片、
tr…連結部。

Claims (1)

  1. 鉄心片を回動可能な連結部を介して複数連続して形成した連結鉄心片を、パンチにより、ダイ内に外形抜きし、支持プレートで支持して各鉄心片に形成したカシメ部を介して互いにカシメ積層するカシメ積層装置であって、
    パンチによりダイ内に外形抜きされた連結鉄心片が載置され支持される支持プレートと、
    前記支持プレートを並列に支持し、前記支持プレートをパンチに対して進退駆動させる複数の昇降駆動装置と、
    前記複数の昇降駆動装置を、同期をとって均等に作動制御し、前記支持プレートをパンチに対して水平度を保ち進退動させる制御装置とを
    備えて成ることを特徴とするカシメ積層装置。
JP2005140140A 2005-05-12 2005-05-12 カシメ積層装置 Pending JP2006320111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005140140A JP2006320111A (ja) 2005-05-12 2005-05-12 カシメ積層装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005140140A JP2006320111A (ja) 2005-05-12 2005-05-12 カシメ積層装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006320111A true JP2006320111A (ja) 2006-11-24

Family

ID=37540252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005140140A Pending JP2006320111A (ja) 2005-05-12 2005-05-12 カシメ積層装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006320111A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0826684A (ja) * 1994-07-15 1996-01-30 Dainippon Printing Co Ltd 刷本束の持ち上げ装置
JPH09216020A (ja) * 1996-02-09 1997-08-19 Kuroda Precision Ind Ltd 環状積層鉄心の製造方法及び順送り金型装置
JPH10277796A (ja) * 1997-04-07 1998-10-20 Kitagawa Elaborate Mach Co Ltd プレス制御方法及びプレス装置
JP2001096318A (ja) * 1999-09-24 2001-04-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 積層体の製造方法とその装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0826684A (ja) * 1994-07-15 1996-01-30 Dainippon Printing Co Ltd 刷本束の持ち上げ装置
JPH09216020A (ja) * 1996-02-09 1997-08-19 Kuroda Precision Ind Ltd 環状積層鉄心の製造方法及び順送り金型装置
JPH10277796A (ja) * 1997-04-07 1998-10-20 Kitagawa Elaborate Mach Co Ltd プレス制御方法及びプレス装置
JP2001096318A (ja) * 1999-09-24 2001-04-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 積層体の製造方法とその装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1504896B1 (en) Method and system for producing laminate
JP2005103638A (ja) モータ用積層コアの製造方法、その製造装置、及び積層治具
US20040056556A1 (en) Laminated core and method of producing laminated core
JP2007026810A (ja) 流路形成部材の製造方法、流路形成部材の成形方法、燃料電池用メタルセパレータの流路形成部材及び成形型
JP2009291059A (ja) 積層鉄心の製造装置及び製造方法
JP3317727B2 (ja) 順送り加工装置
JP4300050B2 (ja) モータ用コイルの製造方法及び製造装置
KR101606324B1 (ko) 컴파운드 금형
JP2006320111A (ja) カシメ積層装置
JP2720138B2 (ja) 積層鉄心およびその製造方法
JP2008278610A (ja) 積層鉄心製造用順送り金型装置
JP2006205240A (ja) 順送式のプレス成形装置
JP2006136896A (ja) フィンの製造方法およびフィンの製造装置
JP5016650B2 (ja) 環状積層鉄心用ユニット積層体の製造方法
CN112439846A (zh) 金属制品的排出装置以及金属制品的制造方法
JP3491640B2 (ja) 板金プレス打抜きによる異種形状積層品の製造方法、及びリブ成形用のプレス装置
JP2005046860A (ja) フープ材の打ち抜き加工装置
JP4527213B2 (ja) 環状積層鉄心用ユニット積層体の製造方法
JP4802069B2 (ja) 積層体の製造方法およびその製造装置
JPH10235598A (ja) 異形部材の製造方法および製造装置
KR101875524B1 (ko) 펜슬코어 제조장치
JP4372981B2 (ja) 積層体の製造方法および製造装置
JP2000263148A (ja) 積層体の製造方法および製造装置
WO2023054027A1 (ja) 順送り金型装置および積層鉄心の製造方法
JP2010221333A (ja) シート状物の穿孔装置および配線基板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20080430

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110421

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110421

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110816

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20111220

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02