JP2720138B2 - 積層鉄心およびその製造方法 - Google Patents

積層鉄心およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層鉄心およびその製
造方法に係り、さらに詳しくは、鉄心片間の隙間をなく
すことができ、積層厚の小さな鉄心を、歪なく、鉄心片
のコーティングを破損させず、座崩れも起こさないで製
造できる積層鉄心およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気機器の分野において、誘導電
動機のかご形回転子に用いられる積層型の鉄心が知られ
ている。この鉄心は、鉄心片用の条材からパンチおよび
ダイにより複数個のカシメ部が設けられた鉄心片を順次
抜き落とし、抜き落とされた鉄心片をダイ内で、カシメ
部の凸部を隣接するカシメ部の凹部に嵌合させながら積
層することにより製造されている。このカシメ部の形状
としては、図7(a)に示すように鉄心片100のカシ
メ部101の断面形状が受け皿状のもの、図7(b)に
示すように断面形状がV字形のもの、図7(c)に示す
ような一端部に貫通孔が穿孔されたものなどが知られて
いる。なお、図7において、符号102は最下段の鉄心
片100に穿孔された貫通孔を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の積層鉄心では、カシメ部101どうしを嵌合するに
あたって、カシメ部101の凸部の傾斜面101aと、
隣接するカシメ部101の凹部の傾斜面101bとを当
接させて嵌合するようにしているが、通常、これらの凹
凸部の傾斜面101a、101bは急勾配なので、傾斜
部どうしが幾何学的に干渉し合い、それぞれの鉄心片1
00間に隙間103ができて製造された鉄心の高さが高
くなり、これにより鉄心片の積層枚数が減少し、このた
め鉄心片をさらに重ねなければならず、鉄心厚が増加し
ていた。従来、この対策として、大きな圧力を鉄心片1
01の積層方向より加えて、鉄心片101どうしの密着
性を向上させる方法が知られているが、このようにする
と、鉄心に歪みが発生したり、鉄心片101に塗布され
たコーティングが破損したり、座崩れが発生するなどの
問題点があった。本発明はこのような実情に鑑みなされ
たもので、鉄心片の積層方向から鉄心に大きな圧力を加
えずに鉄心片間の隙間をなくすことができ、これにより
積層厚の小さな鉄心を、歪なく、鉄心片のコーティング
を破損させず、座崩れも起こさないで製造できる積層鉄
心およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の積層鉄心は、複数個のカシメ部をそれぞれ有する
複数枚の鉄心片を、前記カシメ部の凸部を隣接する前記
カシメ部の凹部に嵌合させながら順次積層させた積層鉄
心において、積層される前記鉄心片のカシメ部の端部に
は、前記鉄心片の積層方向に向かって左右交互に貫通孔
が穿孔され、前記カシメ部の折れ曲がった元部が、隣接
する前記鉄心片の貫通孔に位置するように構造されてい
る。なお、ここで、鉄心片を積層する際に隣接する鉄心
片をスキューさせて間欠的に回転させながら行う場合
も、本発明は適用される。また、カシメ部の元部が隣接
する鉄心片の貫通孔に位置するとは、カシメ部の元部が
貫通孔内にある場合の他、貫通孔の延長上にある場合も
含む。前記請求項2記載の積層鉄心の製造方法は、順送
される条材にプレス処理により複数個のカシメ部を設
け、該カシメ部が設けられた鉄心片をパンチで順次打ち
抜き、ダイ内で前記カシメ部の凸部を隣接する前記カシ
メ部の凹部に嵌合させながら積層する鉄心の製造方法に
おいて、それぞれの前記カシメ部の一端部に相当する位
置に貫通孔を打ち抜く第1のステーションと、それぞれ
の前記カシメ部の他端部に相当する位置に貫通孔を打ち
抜く第2のステーションとを設けて、前記第1、2ステ
ーションを交互に作動させることにより前記条材に前記
貫通孔を穿孔し、次いで前記条材に前記それぞれの貫通
孔に連接する前記カシメ部を設け、その後、前記鉄心片
を積層する際に、前記鉄心片のカシメ部の折れ曲がった
元部を、隣接する前記鉄心片の貫通孔に位置するように
構成させている。
【0005】
【作用】請求項1、2記載の積層鉄心およびその製造方
法においては、積層される鉄心片のカシメ部の端部に、
鉄心片の積層方向に向かって左右交互に貫通孔を穿孔さ
せているので、鉄心片を積層する際に、積層される鉄心
片のカシメ部の折れ曲がった元部を、隣接する鉄心片の
貫通孔に位置させて積層することにより、隣接する積層
鉄心のカシメ部の傾斜面が接触することがなくなり、鉄
心片を製造する際に、鉄心片の積層方向から鉄心に大き
な圧力を加えずに、鉄心片間の隙間をなくすことがで
き、これにより積層厚の小さな鉄心を、歪みが少なく、
鉄心片のコーティングを破損させず、座崩れも起こさず
に製造できる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る積層鉄心の
要部拡大断面図、図2は同斜視図、図3は前記実施例の
積層鉄心を構成する鉄心片の製造工程を示す平面図、図
4は前記実施例の積層鉄心を製造する製造装置の断面
図、図5は図4の製造装置の要部拡大断面図、図6は図
4の製造装置の所要ステーションにおける条材の加工工
程を示す表である。
【0007】図1、2に示すように、本発明の一実施例
に係る積層鉄心10は、それぞれ中心孔11の周囲に放
射状に4個のカシメ部12、13と多数個のスロット孔
14が設けられた鉄心片15〜17を所定枚数だけ積層
させたものである。具体的には、図1に示すように、最
下段の鉄心片15上に、第1の鉄心片16と第2の鉄心
片17とを、第1の鉄心片16のカシメ部12の凸部1
2a、凹部12bに、第2の鉄心片13のカシメ部13
の凹部13b、凸部13aをそれぞれ嵌合させながら、
交互に所定枚数だけ積層させたものである。第1の鉄心
片16のカシメ部12の一端部には貫通孔18を穿孔し
ており、また第2の鉄心片17の各カシメ部13の他端
部(貫通孔18が穿孔された端部とは反対方向の端部)
に、貫通孔19を穿孔している。すなわち、これらの貫
通孔18、19は、鉄心片16、17の積層方向に向か
って交互に配置されている。なお、隣接する段の鉄心片
16、17は、下段側になる鉄心片16、17の貫通孔
18、19に、上段側になる鉄心片16、17に設けれ
らたカシメ部12、13の折れ曲がった元部12c、1
3cが位置している。また、最下段の鉄心片15には、
二段目の第1の鉄心片16のカシメ部12を嵌合させる
4個の貫通孔20を放射状に穿孔している。
【0008】次に、図4、5を参照して積層鉄心の製造
装置21を詳細に説明する。図4に示すように、積層鉄
心の製造装置21は、横長で大型の上下型22、23を
有しており、上下型22、23には鉄心片16、17の
条材24を加工する第1〜5ステーションS1〜S5を
配設している。第1ステーションS1は、条材24にお
ける第1の鉄心片16の打ち抜き部24Aに、貫通孔1
8を穿孔するステーションであり、第2ステーションS
2は、条材24における第2の鉄心片17の打ち抜き部
24Bに、貫通孔19を穿孔するステーションである。
また、第3ステーションS3は、打ち抜き部24A、2
4Bに中心孔24aとスロット孔24bを穿孔するステ
ーションであり、第4ステーションS4は、打ち抜き部
24A、24Bの貫通孔18、19に連接する貫通孔2
0(最下段の鉄心片15の場合)、カシメ部12(第1
の鉄心片16の場合)およびカシメ部13(第2の鉄心
片17の場合)を設けるステーションである。さらに、
第5ステーションS5は、条材24の打ち抜き部24
A、24Bを交互に打ち抜いて、連結部20やカシメ部
12、13を、順次、嵌合させながら、積層鉄心10を
製造するステーションである。
【0009】これらの第1〜5ステーションS1〜S5
には、それぞれ所定個数のパンチ25A〜29Aとダイ
25B〜29Bを配置しており、また上型22の下方に
は第1、2の鉄心片16、17の打ち抜き時に、条材2
4を上方から下型23に弾接させるストリッパ31を取
り付けている。なお、第4ステーションS4のパンチ2
8Aは、断面形状が円弧状で、しかも先端の両端部に傾
斜面が設けられている(図6のA−c欄参照)。図4、
5に示すように、第1ステーションS1において、上型
22には、パンチ25Aの上端にカムフォロア32を固
着しており、カムフォロア32はスプリング33により
上方付勢されている。上型22内に設けられた空洞部2
2aには、カムフォロア32に対する横長のカム34が
横方向に摺動可能に収納されており、カム34の元部側
の端面には、ブラケット35により空洞部22aの蓋材
36に取り付けられたシリンダ37のロッド38が固着
されている。シリンダ37のロッド38を出し入れさせ
ると、カム34によりスプリング33を介して上方に付
勢されたカムフォロア32が上下動してパンチ25Aが
昇降する。なお、第2ステーションS2および第4ステ
ーションS4の上型22にも、パンチ26Aおよび28
Aを昇降させる同様の機構を設けている。
【0010】図4に示すように、第5ステーションS5
において、下型23にはダイ29Bの孔部に連通する縦
孔39を穿孔しており、縦孔39には横孔40が連通さ
れている。縦孔39の下部にはシリンダ41を設けてお
り、ロッド42の先端には昇降台43を固着している。
鉄心片15〜17の打ち抜き時において、鉄心片15〜
17が1枚ずづダイ29Bの孔部内に抜き込まれる毎
に、シリンダ41のロッド42を引き込めて、昇降台4
3を鉄心片の1枚の厚さ分だけ下降させる。鉄心片15
〜17の打ち抜きが終了したら、ロッド42を大きく引
き込ませて製造された積層鉄心10を横孔40まで下降
させ、横孔40内に配置されたシリンダ44のロッド4
5を突出させることにより、積層鉄心10を矢印方向に
搬出する。なお、図において、符号46は条材24のパ
イロット孔を示している。
【0011】続いて、本発明の一実施例に係る積層鉄心
10の製造方法について説明する。図3、4に示すよう
に、条材24を上下金型22、23間に順送する。第1
ステーションS1と第2ステーションS2において、上
下型22、23の嵌合時に、パンチ25A−ダイ25B
とパンチ26A−ダイ26Bとを交互に空打ちしなが
ら、第1の鉄心片16の打ち抜き部24Aに貫通孔18
を穿孔し(図6のA−a、B−a欄参照)、また第2の
鉄心片17の打ち抜き部24Bに貫通孔19を穿孔する
(図6のA−b、B−b欄参照)。空打ちに際しては、
上型22に取り付けられたシリンダ37のロッド38を
引き込ませて、カムフォロア32からカム33を離反さ
せ、パンチ25Aまたは26Aを上昇させることにより
行う(図5参照)。
【0012】次いで、第3ステーションS3において、
打ち抜き部24A、24Bにパンチ27A、ダイ27B
により中心孔24aとスロット孔24bとを、順次、穿
孔する。それから、第4ステーションS4において、パ
ンチ28A、ダイ28Bにより、打ち抜き部24Aの貫
通孔18に連接するカシメ部12を設けたり(図6のA
−cI、Bx−cI欄参照)、打ち抜き部24Bの貫通
孔19に連接するカシメ部13を設ける(図6のA−c
II、Bx−cII欄参照)。なお、最下段の鉄心片15用
の打ち抜き部の場合には、図6のA−cIまたはcII欄
の鎖線に示すように、パンチ28Aによりカシメ部1
2、13を打ち抜くことにより、打ち抜き部24A、2
4Bに貫通孔20を穿孔する(図6のBy−cIまたは
cII欄参照)。なお、パンチ27Aを、最下段の鉄心片
15用と、他の第1、2の鉄心片16、17用とに使い
分ける方法は、上型22に取り付けられたシリンダ37
のロッド38を出し入れさせてカムフォロア32とカム
33とを着脱させ(図5参照)、カムフォロア32の下
面に固着されたパンチ27Aを昇降させることにより行
う。
【0013】次いで、第5ステーションS5において、
パンチ29Aおよびダイ29Bにより、条材24の打ち
抜き部24A、24Bが、カシメ部12、13の凸部1
2a、13aを隣接するカシメ部13、12の凹部13
b、12bに嵌合させながら、交互にダイ29B内に抜
き込まれて、図2に示す積層鉄心10が製造される。す
なわち、図1に示すように、最下段の鉄心片15の貫通
孔20内に、第1の鉄心片16のカシメ部12が嵌合さ
れることにより、最下段と第2段目の鉄心片15、16
が積層され、また第2段目の鉄心片16の貫通孔18内
に、第3段目の第2の鉄心片17に設けられたカシメ部
13の元部13aを位置させた状態で嵌合されることに
より、第2段目と第3段目の鉄心片16、17が積層さ
れる。さらに、第3段目の鉄心片17の貫通孔19内
に、第4段目の第1の鉄心片16に設けられたカシメ部
12の元部12aを位置させた状態で嵌合されることに
より、第3段目と第4段目の鉄心片17、16が積層さ
れるという具合に、鉄心片15上に所定枚数分だけ交互
に鉄心片16、17が積層される。
【0014】このように、積層される鉄心片16、17
のカシメ部12、13の端部に、鉄心片15〜17の積
層方向に向かって左右交互に貫通孔18、19を穿孔さ
せているので、鉄心片15〜17を積層する際に、積層
される鉄心片16、17のカシメ部12、13の折れ曲
がった元部12c、13cを、隣接する鉄心片17、1
6の貫通孔19、18に位置させて積層することによ
り、積層鉄心10の製造後に、鉄心片16、17の積層
方向から積層鉄心10に大きな圧力を加えなくても鉄心
片16、17間の隙間をなくすことができ、これにより
積層厚の小さな積層鉄心10を、歪みが少なく、鉄心片
15〜17のコーティングを破損させず、座崩れも起こ
さずに製造できる。
【0015】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこの実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱
しない範囲での設計変更や動作の変更があっても本発明
に含まれる。例えば、実施例では、中心孔を有する鉄心
片からなる鉄心を例に説明したが、これに限定しなくて
も、中心孔のない鉄心片からなるものであってもよい。
また、実施例では、ロータ用の積層鉄心を例に説明した
が、これに限定しなくてもステータ用の積層鉄心にも採
用できる。
【0016】
【発明の効果】請求項1、2記載の積層鉄心およびその
製造方法においては、このように、積層される鉄心片の
カシメ部の端部に、鉄心片の積層方向に向かって左右交
互に貫通孔を穿孔させているので、鉄心片を積層する際
に、積層される鉄心片のカシメ部の折れ曲がった元部
を、隣接する鉄心片の貫通孔に位置させて積層すること
により、鉄心の製造後に、鉄心片の積層方向から鉄心に
大きな圧力を加えずに、鉄心片間の隙間をなくすことが
でき、これにより積層厚の小さな鉄心を、歪みが少な
く、鉄心片のコーティングを破損させず、座崩れも起こ
さずに製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る積層鉄心の要部拡大断
面図である。
【図2】同斜視図である。
【図3】前記実施例の積層鉄心を構成する鉄心片の製造
工程を示す平面図である。
【図4】前記実施例の積層鉄心を製造する製造装置の断
面図である。
【図5】図4の製造装置の要部拡大断面図である。
【図6】図4の製造装置の所要ステーションにおける条
材の加工工程を示す表である。
【図7】従来手段に係る積層鉄心の要部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
10 積層鉄心 11 中心孔 12 カシメ部 12a 凸部 12b 凹部 12c 元部 13 カシメ部 13a 凸部 13b 凹部 13c 元部 14 スロット孔 15 最下段の鉄心片 16 第1の鉄心片 17 第2の鉄心片 18 貫通孔 19 貫通孔 20 貫通孔 21 製造装置 22 上型 22a 空洞部 23 下型 24 条材 24A 打ち抜き部 24B 打ち抜き部 24a 中心孔 24b スロット孔 25A パンチ 25B ダイ 26A パンチ 26B ダイ 27A パンチ 27B ダイ 28A パンチ 28B ダイ 29A パンチ 29B ダイ 31 ストリッパ 32 カムフォロア 33 スプリング 34 カム 35 ブラケット 36 蓋材 37 シリンダ 38 ロッド 39 縦孔 40 横孔 41 シリンダ 42 ロッド 43 昇降台 44 シリンダ 45 ロッド S1 第1のステーション S2 第2のステーション S3 第3のステーション S4 第4のステーション S5 第5のステーション

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のカシメ部をそれぞれ有する複数
    枚の鉄心片を、前記カシメ部の凸部を隣接する前記カシ
    メ部の凹部に嵌合させながら順次積層させた積層鉄心に
    おいて、 積層される前記鉄心片のカシメ部の端部には、前記鉄心
    片の積層方向に向かって左右交互に貫通孔が穿孔され、
    前記カシメ部の折れ曲がった元部が、隣接する前記鉄心
    片の貫通孔に位置していることを特徴とする積層鉄心。
  2. 【請求項2】 順送される条材にプレス処理により複数
    個のカシメ部を設け、該カシメ部が設けられた鉄心片を
    パンチで順次打ち抜き、ダイ内で前記カシメ部の凸部を
    隣接する前記カシメ部の凹部に嵌合させながら積層する
    鉄心の製造方法において、 それぞれの前記カシメ部の一端部に相当する位置に貫通
    孔を打ち抜く第1のステーションと、それぞれの前記カ
    シメ部の他端部に相当する位置に貫通孔を打ち抜く第2
    のステーションとを設けて、前記第1、2ステーション
    を交互に作動させることにより前記条材に前記貫通孔を
    穿孔し、次いで前記条材に前記それぞれの貫通孔に連接
    する前記カシメ部を設け、その後、前記鉄心片を積層す
    る際に、前記鉄心片のカシメ部の折れ曲がった元部を、
    隣接する前記鉄心片の貫通孔に位置させることを特徴と
    する積層鉄心の製造方法。
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