JP2697666B2 - 電磁開閉器用鉄心の製造方法及びその方法を実施する装置 - Google Patents

電磁開閉器用鉄心の製造方法及びその方法を実施する装置

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JP2697666B2
JP2697666B2 JP8218495A JP8218495A JP2697666B2 JP 2697666 B2 JP2697666 B2 JP 2697666B2 JP 8218495 A JP8218495 A JP 8218495A JP 8218495 A JP8218495 A JP 8218495A JP 2697666 B2 JP2697666 B2 JP 2697666B2
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秀久 和田
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電磁開閉器に用いら
れる鉄心に係り、特に鉄心の接極面の加工を研削加工に
よることなく、面粗度の良好な電磁開閉器用鉄心の製造
方法及びその方法を実施する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の研削装置の側面図である。
図において、1は電磁開閉器用の積層鉄心で、金属材か
らなる薄板材をE型、H型などの所定形状にプレスにて
打抜き、この打抜かれた鉄心を所定のコア幅に多数枚積
層した後、リベットカシメしたものである。1aは電磁
開閉器用の積層鉄心1の接極面、2は多数枚積層された
積層鉄心1を固着する鉄心積層用のリベットである。3
は積層鉄心1の接極面1aの表面を研削するための研削
砥石、4は研削砥石3を保持し、研削砥石3に図示され
ていない駆動手段により回転運動を伝達する上下動自在
な回転軸、5は積層鉄心1を保持し、水平方向に作動す
るマグネットテーブル、5aはマグネットテーブル5に
装着された積層鉄心1を吸着、固着するマグネットであ
る。
【0003】次に動作について説明する。マグネットテ
ーブル5の上に積層鉄心1の接極面を上向きにして載置
し、マグネット5aにより積層鉄心1がマグネットテー
ブル5に吸着、固定される。マグネットテーブル5は、
積層鉄心1を載置し水平方向に作動する。回転軸4に装
着された砥石3は、積層鉄心1の研削される表面、すな
わち接極面1aと研削代Δtを有する位置に固定されて
回転している。マグネットテーブル5が水平方向に作動
することにより、積層鉄心1の接極面1aはΔtだけ砥
石3により研削され、接極面1aが仕上げ加工される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、電磁開閉器用の
積層鉄心の接極面の面粗度は、以上のように研削装置に
より研削加工で仕上加工されているので、研削加工の研
削粉の発生による作業環境の悪化を招き、さらに研削加
工による接極面のカエリが発生し、このカエリの除去が
必要となるなど作業性が悪化する課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、研削粉の発生を防ぎ作業環境を悪
化させることなく、カエリの発生が防止でき作業性の向
上を図ることができる電磁開閉器用鉄心の製造方法及び
その方法を実施する装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る電磁開
閉器用鉄心の製造方法は、金属材からなる電磁開閉器用
鉄心の接極面を仕上げ加工する電磁開閉器用鉄心の製造
方法において、上記接極面に塑性変形による仕上げ加工
を施すものである。
【0007】第2の発明に係る電磁開閉器用鉄心の製造
方法を実施する装置は、金属材からなる電磁開閉器用鉄
心の接極面を上方にして載置するテーブルと、上記テー
ブルに対向配置される回転ローラと、上記回転ローラと
テーブルを水平方向に相対移動させる第1の駆動手段
と、上記回転ローラを垂直方向に移動させる第2の駆動
手段とを具備したものである。
【0008】
【作用】第1の発明に係る電磁開閉器用鉄心の製造方法
は、金属材からなる電磁開閉器用鉄心の接極面を、塑性
変形により仕上げ加工される。
【0009】第2の発明に係る電磁開閉器用鉄心の製造
方法を実施する装置は、テーブルに金属材からなる電磁
開閉器用鉄心の接極面を上方にして載置し、回転ローラ
がテーブルに対向配置され、第1の駆動手段により回転
ローラとテーブルを水平方向に相対移動させ、第2の駆
動手段により回転ローラを垂直方向に移動させる。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1、図2において、1は電磁開閉器用の積層鉄
心で、金属材からなる薄板材をE型、H型などの所定形
状にプレスにて打抜き、この打抜かれた鉄心を所定のコ
ア幅に多数枚積層した後、リベットカシメしたものであ
る。1aは電磁開閉器用の積層鉄心1の接極面、2は多
数枚積層されて構成された積層鉄心1を、固着する鉄心
積層用のリベットである。10は接極面1aを塑性変形
させるためのバニシングローラ、11はバニシングロー
ラ10を保持し、第2の駆動手段としての、図示されて
いない駆動手段により回転運動をバニシングローラ10
に伝達する上下動自在な回転軸、12は積層鉄心1を油
圧シリンダ14からの油圧により加圧し保持する取付
具、13は取付具12を保持し、第1の駆動手段として
の、図示されていない駆動手段により水平方向に作動す
るテーブルである。
【0011】次に動作について説明する。取付具12に
装着され油圧シリンダ14で加圧保持された積層鉄心1
は、テーブル13の上で取付具12とともに水平方向
(図1では右方向)に移動する。テーブル13の移動範
囲内で、積層鉄心1の上部に配置され回転軸11に装着
されたバニシングローラ10が、電磁開閉器用の積層鉄
心1の接極面1aとバニシング代Δsを有して固定され
ている。テーブル13の上で取付具12に油圧シリンダ
14で加圧保持された積層鉄心1が、バニシングローラ
10の下を通過することにより、積層鉄心1の接極面1
aはバニシングローラ10で転圧され塑性加工により塑
性変形し滑らかな面粗度となる。
【0012】実施例2.なお、上記実施例では電磁開閉
器用の積層鉄心1の接極面1aが同一面の場合について
説明したが、図3は接極面1aに段差がある場合を示
し、接極面1aの中央極と左右極に段差ある。このよう
な接極面1aに段差がある場合は、バニシングローラ1
0が上下動自在であるので、バニシングローラ10を上
下動させることにより接極面1aの塑性加工は可能であ
る。この場合バニシング代Δsの設定を考慮しバニシン
グローラ10の上下動幅を設定する必要がある。また、
上記実施例では、プレスで打抜かれた薄板材を積層して
所定のコア幅としてリベットによりカシメをして固着し
電磁開閉器用の積層鉄心1を構成したものについて説明
したが、積層鉄心1は切削加工または鍛造等で製造され
たブロック鉄心であってもよく、上記実施例と同様な効
果を得ることができる。
【0013】
【発明の効果】第1の発明によれば、金属材からなる電
磁開閉器用鉄心の接極面を、塑性変形により仕上げ加工
されるので、研削粉による作業環境の悪化を招くことな
く、また、研削によるカエリの発生もなく、カエリ取り
作業が不用となり作業性の向上を図ることができる電磁
開閉器用鉄心の製造方法を得る効果がある。
【0014】第2の発明によれば、テーブルに金属材か
らなる電磁開閉器用鉄心の接極面を上方にして載置し、
回転ローラがテーブルに対向配置され、第1の駆動手段
により回転ローラとテーブルを水平方向に相対移動さ
せ、第2の駆動手段により回転ローラを垂直方向に移動
させるよう構成されているので、電磁開閉器用鉄心が研
削粉による作業環境の悪化を招くことなく、また、研削
によるカエリの発生もなく、カエリ取り作業が不用とな
り作業性の向上を図ることができる電磁開閉器用鉄心の
製造装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による積層鉄心の面粗度
加工状態を示す断面図である。
【図2】 この発明の一実施例による積層鉄心の面粗度
加工状態を示す側面図である。
【図3】 この発明の他の実施例による積層鉄心の面粗
度加工状態を示す側面図である。
【図4】 従来の積層鉄心の接極面の仕上げを行なう研
削装置の側面図である。
【符号の説明】
1 積層鉄心、1a 接極面、2 リベット、3 研削
砥石、4 回転軸、5マグネットテーブル、5a マグ
ネット、10 バニシングローラ、11 回転軸、12
取付具、13 テーブル、14 油圧シリンダ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属材からなる電磁開閉器用鉄心の接極
    面を仕上げ加工する電磁開閉器用鉄心の製造方法におい
    て、上記接極面に塑性変形による仕上げ加工を施すこと
    を特徴とする電磁開閉器用鉄心の製造方法。
  2. 【請求項2】 金属材からなる電磁開閉器用鉄心の接極
    面を上方にして載置するテーブルと、上記テーブルに対
    向配置される回転ローラと、上記回転ローラとテーブル
    を水平方向に相対移動させる第1の駆動手段と、上記回
    転ローラを垂直方向に移動させる第2の駆動手段とを具
    備する電磁開閉器用鉄心の製造方法を実施する装置。
JP8218495A 1995-04-07 1995-04-07 電磁開閉器用鉄心の製造方法及びその方法を実施する装置 Expired - Lifetime JP2697666B2 (ja)

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JPH07288075A JPH07288075A (ja) 1995-10-31
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