JPH01218536A - パン製造機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、パン生地造りからパン焼き上げまでを自動的
に行なうパン製造機に関する。

（従来の技術） 家庭やパン型でパンをｌｌ造する場合、−膜内に、パン
生地の線上げ、発酵、ガス抜きなどを手作業で行ない、
そして、オーブンに入れて焼き上げるが、パン生地造り
からパン焼き上がりまでには時間と手間がかかり、しか
も、良質のパンを焼き上げるには熟練が必要であった。

また、例えば特開昭６２−４１６２３号公報に示される
ように、パン生地造りから焼き上げまでを自動的に行な
う家庭用のパン製造機があり、家庭でもパンを手軽に製
造することができる。このパン製造機は、１つのパン型
を機体内に収納し、このパン型内に投入されたパン原料
からパン型の底部の羽根を回転させることによりパン生
地を練上げ、そして、このパン型内でパン生地を発酵さ
せ、パン型の外側に配設したヒータによりパン型を熱し
てパンを焼き上げる。

しかし、上記のような家庭用のパン製造機では、−度に
製造できるパンの数は１個で、例えばパン型が角形の食
パン形状であれば１斤程度であった。なお、１つのパン
型内で１個のパン生地から製造できるパンの大きさには
限度があり、例えば３斤用のパン型を用いたとしても、
パン型が長くなるためパン生地の撹拌不良や型内での偏
りが生じやすく、パン型を大きくするほどパンの出来が
低下する。

また、パン工場では、機械を導入して多量のパンを製造
できるが、大損りな設備が必要となる。

（発明が解決しようとする課題） 上記のように、パンを自動的に製造する場合、家庭用の
パン製造機では製造できるパンは例えば食パン１斤程度
と少なく、また、−度に多くのパンを！Ｆｊｆｉすると
なるとパン工場のような大きな設備が必要となる。

本発明は、上述のような点に鑑みなされたも　１ので、
−度に多くのパンを自動的に製造することができ、しか
も、構造が簡素なパン製造機を提供することを目的とす
るものである。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明は、下面にシャッタを開閉可能に有しパン生地の
原料を撹拌する撹拌器を設けるとともに、この撹拌器か
らシャッタの開放によりパン生地を受入れて生地導管に
パン生地を押出す押出し機構を設け、かつ、上記生地導
管に連通しこの生地導管を通じて所定量のパン生地が送
り込まれるとパン生地の受入れを規制するカッターを有
するとともに下面に扉体を開閉可能に有する定量室を設
けたパン生地供給装置を備え、そして、このパン生地供
給装置を水平移動させる供給移動機構を設けるとともに
、この供給移動機構による上記定量室の移動域下方に定
量室から扉体の開放により供給されるパン生地を受入れ
るパン型を複数並設し、さらに、上記パン型を収容して
パンを焼き上げるオーブン室を設けたものである。

（作用） 本発明は、撹拌器でパン生地を撹拌し、この撹拌器から
受入れたパン生地を押出し機構により生地導管を通じて
定量室に押出し、この定量室でパン生地を定量に分離し
、この定量室からパン生地をパン型に供給する。さらに
、パン生地供給装置を順次移動させるとともに、上記定
量室での定量のパン生地の分離を複数回繰返し、前回パ
ン生地を供給したパン型に隣接する供給前のパン型に定
量室からのパン生地の供給を行ない、複数のパン型にパ
ン生地を供給する。そして、・パン型に複数のパン生地
が供給した後、パン型をオーブン室に入れてパンを焼く
。

（実施例） 以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照して説明す
る。

図において、１はパン製造機の機体で、この機体１の内
部の前側上部には機体１の前面に対して平行に移動可能
と°するパン生地供給装置２が配設されている。

このパン生地供給装置２は上部に撹拌Ｉｓ３を有し、こ
の撹拌器３は、上下方向に開口し周壁の下部間隔が狭く
なるように設けられた撹拌槽４を備えており、この撹拌
槽４の内側には撹拌羽根５が回転・自在に架設され、撹
拌槽４の前側に配設されたモータ６の回転駆動によって
撹拌羽根５が回動し、撹拌槽４の内部でパン生地を撹拌
する。また、上記撹拌槽４の底部はシャッタ７によって
構成され、このシャッタ７は、撹拌槽４の側方に開放ス
ライド可能とし、撹拌槽４の側部から突出する下面部に
ラック８が設けられ、このラック８に噛合するビニオン
ギア９がモータ１０によって正逆回転駆動されることに
より、撹拌槽４の底面を開閉する。

上記撹拌槽４の上部には水や添加物等の供給機構１１が
設けられ、第２図および第３図にも示すように、この供
給機構１１は撹拌槽４の上端外縁部に水槽１２を有し、
この水槽１２の下部に上記撹拌羽根５の上方に先端部が
臨む給水管１３が連通され、そして、給水管１３の途中
に設けられた電磁弁１４の開放により、水槽１２内の水
を給水管１３を通じて撹拌槽４内に供給する。また、供
給機構１１は撹拌槽４の上端縁部に撹拌槽４の上面に突
出して設けられた添加物容器１５を有し、この添加物容
器１５は、底部に放出口１６を有する箱体からなり、こ
の放出口１６をソレノイド１７によってスライド駆動さ
れるシャッタ１８が開閉する。なお、この添加物容器１
５のシャッタ開放方向の内壁には先端部をシャッタ１８
の上面に近接させて落し板１９が設けられ、この落し板
１９によってシャッタ１８の開放時にシャッタ１８上の
添加物を放出口１６に落し込む。

上記パン生地供給装置２は撹拌器３の下部に押出し機構
２０を有し、この押出し機構２０は、撹拌４ｆ１４の下
部に連設された導入シュート２１の下面に連通して左右
方向に細長い押出し室２２を有し、この押出し室２２内
にはコイル状のスクリュー２３が回転自在に架設され、
このスクリュー２３に連結されたモータ２４の回転駆動
によって撹拌槽４から押出し室２２に導入されたパン生
地を左方に向けて押出し移送する。また、押出し室２２
の左端下面に連通して生地導管２５が設けられ、この生
地導管２５は下部側が前後方向に拡開して設けられてい
る。

上記パン生地供給袋Ｖ！１２は生地導管２５の下部に前
後方向に沿って複数の定量室２Ｇを有し、この各定量室
２６は、生地導管２５の下面を覆う覆い板２７に上端が
固着され生地導管２５の内部と連通する円筒状の定ｍ筒
２Ｂの内部で構成され、例えば角形の食パン１斤分に相
当する呈のパン生地を収容する。

この各定ｆｆｉ筒２８と生地導管２５との連通は覆い板
２７の上面にスライド可能に配設されたカッター２９に
よって開閉可能とされ、このカッター２９は、生地導管
２５と覆い板２７との間の側部から突出する下面部にラ
ック３０が設けられ、このラック３０に噛合するビニオ
ンギア３１がモータ３２によって正逆回転駆動されるこ
とにより、各定量室２６と生地導管２５とを一体的に開
閉する。また、各定量筒２８の底面は扉体３３によって
構成され、この扉体３３は、回転軸３４を中心に揺動可
能に支持され、この回転軸３４をモータ３５によって正
逆回転駆動することにより、定量室２６の下面を開閉す
る。

また、第４図のように、定量筒２８の上端近傍に設けら
れた窓孔３６に例えばゴムからなる押動体３１が密着固
定され、定量室２６内に所定量のパン生地が押込まれて
押動体３７を押圧すると、この押動体３７に取付けられ
た押し棒３８がマイクロスイッチ３９を押し、上記スク
リュー２３のモータ２４を停止させるとともに、モータ
３２を始動させてカッター２９で定量室２６の上面を閉
鎖させる。

上記パン生地供給装置２は供給移動機溝４１によって左
右方向に移動可能に支持されており、この供給移動機構
４１は、機体１の左右内側器に架設された一対のガイド
レール４２を有し、このガイドレール４２上を摺動自在
とするレール受部材４３を撹拌槽４の上端縁部に取付け
、また、各ガイドレール４２の両端下部に回転自在に軸
着した歯車４４．４５間にタイミングベルト４６を張設
し、このタイミングベルト４６にレール受部材４３を連
結し、そして、歯車４５に連結されたモータ４７の駆動
によってタイミングベルト４６が正逆回転し、このタイ
ミングベルト４６と一体的にパン生地供給装置２が機体
１の内部で左右方向に移動する。

上記機体１の内部の下部域には複数のパン型５１が型移
動機構５２によって前後方向に移動可能に配設されてい
る。このパン型４２は、上面を開口する長方形箱状に設
けられ、例えば長手方向に３斤の食パンを製造できる形
状寸法になっており、上記各定量室２６の移動域下方に
複数並設されている。

また、第５図および第６図のように、上記移動機構５２
は上面にパン型５１が位置決め配置される移動台５３を
有し、この移動台５３は、左右両縁部が機体１の山内側
に回転自在に軸着された複数のローラ５４上に前後方向
にスライド自在に支持され、そして、移動台５３の下面
中央から突出するレバー５５に固着した歯車５６が機体
１の底板上の歯ｖａ５７間に前後方向に沿って張設した
タイミングベルト５８に噛合し、歯車５７に連結された
モータ５９の正逆回転駆動によって機体１の内部で前後
方向に移動する。

また、移動台５３の前端部には支軸６０を支点としてオ
ーブン室用扉体６１が揺動開閉可能に取付けられ、この
扉体６１は直立姿勢で上端部がパン型５１よりも上方に
突出し、この扉体６１の直立姿勢では後方への回動が図
示しないストッパで規制されるとともに、第７図のよう
に、扉体６１の前方への回動は扉体６１の端面に回転自
在に支持されたストッパ金具６２の爪６３が移動台５３
の端面に突設された軸６４に係着することにより規制さ
れ、このストッパ金具６２はスプリング６５によ°つて
爪６３が軸６４に係着する方向に付勢されており、スト
ッパ金具６２の解除操作により扉体６１を前方に回’ｌ
−１１’ｌｌ放することができる。

上記機体１の後側下部にはオーブン室７１が設けられ、
このオーブン室７１は、前面に上記パン型５１および移
動台５３が進入移動可能とする開口部７２を有するオー
プン枠７３の内部に設けられ、移動台５３の進入域の上
下面にヒータ７４が架設されている。

なお、ヒータ７４は、直管形であり、上記各パン型−５
１の間および両件側のパン型５１の外側の位置に対応し
てそれぞれ架設されている。

上記オーブン室７１には上記パン型５１の上面を閉塞す
る複数の角形パン製造用の蓋体７５を有し、この各蓋体
７５はオーブン枠７３の上面にスライド部材７６を介し
て上下動可能に貫通する一対のシャフト７７によって支
持され、この各シャフト７７は上端部が横枠７８によっ
て一体的に連結され、この横枠７８に取付けられたうツ
ク１９に噛合するピニオンギヤ８０がモータ８１によっ
て駆動されることにより、複数の蓋体７５が一体的に上
下動する。

また、上記オーブン室７１には移動台５３の進入移動方
向の側壁にマイクロスイッチ８２が設けられ、移動台５
３がオーブン室７１の内部に進入移動した際に、移動台
５３の下面に取付けられた作動片８３がマイクロスイッ
チ８２を押し、それによって角形の食パンの製造が選定
されている場合に限すモータ８１の駆動が開始されて蓋
体７５が下降する。また、オーブン枠７３の上面にはマ
イクロスイッチ８４が取付けられ、蓋体７５の下降時に
横枠７８から突設された作動片８５がマイクロスイッチ
８４を押し、蓋体７５がパン型５１の上面を閉塞するの
に合わせてモータ８１の駆動が停止される。

なお、上記移動台５３がオーブン室７１に進入した状態
では、移動台５３の扉体６１がオーブン枠７３の間口部
７２を１１塞し、また、この扉体６１が開口部７２を閉
塞した時点で、扉体６１に取付けられた作動片８６がオ
ーブン枠７３に取付けられたマイクロスイッチ８７を押
すことにより、上記ヒータ７４への通電四路が閉成され
通電が許容される。

また、上記機体１の上面前部には撹拌器３および添加物
容器１５などの上面に臨んで蓋体９１が開閉可能に設け
られ、さらに、機体１の前面下部にはパン型５１を出入
れするための−・対の扉体９２が観音開きに開閉可能に
設けられている。

次に、パンの製造工程を第８図を参照して説明する。

製造するパンは角形の食パンとした場合、その選定モー
ドをＷＪ造機に予めセットし、パン型５１を移動台５３
上に位置決め配置しておく。

一方、撹拌槽４には小麦粉、塩、スキムミルク、砂糖、
バターなどを所定量ずつ投入し、また、水槽１２には所
定量の水を入れるとともに、添加物容器１５にドライイ
ースト、レーズン、ショートニング、芳香材などの各種
添加物を所定量ずつ入れる。

なお、パン生地供給装ＷＩ２は右方位置に待機しており
、各定量室２６が最も右側のパン型５１上にある。

そして、スタート操作あるいはタイマの設定による自動
運転によって撹拌羽根５の回転が開始されると、電磁弁
１４が開放されて水槽１２の水が給水管１３を通じて撹
拌槽４に供給され、上記小麦粉などとこね合わせる。こ
のとき、水は一給水管１３によって撹拌羽根５の上部に
供給されるため、小麦粉などと容易かつ良好にこね合わ
せることができ、しかも、供給された水は直ぐに小麦粉
などとこね合わせられるため、撹拌槽４からの水漏れの
おそれが少な（、撹拌槽４自体および撹拌槽４とシャッ
タ７との間のシールを簡易にすることができる。

また、上記給水管１３の先端にノズルを設けて水をシャ
ワー状態で供給することにより、小麦粉などとより容易
かつ良好にこね合わせることができる。

上記撹拌槽４の内部でパン生地を所定時間撹拌した後、
撹拌羽根５の回転を停止し、パン生地を所定時間わかせ
る。

ついで、撹拌羽根５の回転を再開するとともに、添加物
容器１５に収容されている各種添加物を撹拌槽４内に投
入し、パン生地と添加物とを撹拌する。この添加物容器
１５からの添加物の投入は、シャッタ１８の開放によっ
て行なわれるが、添加物が例えば油等の粘性のあるもの
であっても落し板１９によってシャッタ１８の上面から
剥離さＶて確実に投入することができる。

上記撹拌［４の内部でパン生地を所定時間撹拌した後、
撹拌羽根５の回転を停止し、例えば４０℃の発酵温度雰
囲気中においてイースト菌の予備発酵（−次発酵）を所
定時間待なう。なお、この発酵温度雰囲気を作るには、
撹拌器３の近傍に別途設けたヒータに通電することによ
り行なうか、あるいは、開口部７２が開放状態にあるオ
ーブン室７１のヒータ１４に通電して行なう。

ついで、撹拌槽４の底部のシ１ジッタ７を開放し、撹拌
したパン生地を導入シュート２１を通じて押出し室２２
に導入する。

ついで、スクリュー２３を回転さぜ、押出し歴２２に導
入されたパン生地を生地導管２５に向けて押出すととも
に、その押出し動作によりパン生地のガス扱きを同時に
行なう。

上記スクリュー２３の回転によって押出されるパン生地
は生地導管２５を通じて各定量室２６にそれぞれ押込ま
れてゆく。このとぎ、カッター２９は開放状態にある。

そして、定量室２６内に所定量のパン生地が入ると、そ
のパン生地によって定ｍＷｉ２Ｂに設けられた押動体３
１を外方へ変位させてマイクロスイッチ３９を押し、そ
れによって、スクリュー２３の回転を停止させてパン生
地の押出しを停止するとともに、カッター２９を閉鎖移
動させて各定量室２６内へのパン生地の進入を遮断する
。そのため、各定量室２６内には１斤分に相当する量の
パン生地が分離される。

ついで、各定量室２６の底部の扉体３３を開放し、複数
のパン生地を最も右側のパン型５１の内部に自重によっ
て一度に落し込む。その後、供給移動機構４１によって
パン生地供給装″ａ２を左方に向がって所定距離すなわ
らパン生地を供給した最も右側のパン型５１の左側に隣
接するパン型５１の上方に定量￥２６が臨む位置まで移
動させ、扉体３３で定量室２６の底面を閉塞するととも
にカッター２９を開放移動させ、スクリュー２３を回転
させて再び定量室２６にパン生地を押込み、上記のよう
に各定量室２６に１斤分に相当する蚤のパン生地をそれ
ぞれ分離し、その複数のパン生地をパン型５１の内部に
一度に落し込む。同様にしてパン生地供給装置２を左方
に向かって所定距離ずつすなわち前回パン生地を供給し
たパン型５１の左側に隣接するパン型５１の上方に定ｆ
ｆｌ″４２２６が臨む位置まで順次移動させ、パン型５
１の内部に複数のパン生地を−・度に落し込む。このよ
うにして、全てのパン型５１に対して１斤分ずつ均等に
分けたパン生地を複数個ずつ所定の各内部位置に自動供
給することができる。

ついで、移動台５３をオーブン室７１に向けて移動さゼ
、パン型５１をオーブン室７１に入れる。移動台５３が
オーブン室７１に入り、マイクロスイッチ８２を押すと
、蓋体７５が下降して各パン型５１の上面を閉塞する。

なお、この蓋体７５は、角形の食パンの製造が選定され
ている場合にのみマイクロスイッチ８２を押すことによ
って自動的に下降し、角形の食パン以外の山形のパンな
どの製造が選定されている場合にはマイクロスイッチ８
２を押しても下降しない。また、移動台５３がオーブン
室７１に入ることにより、扉体６１でオーブン室７１の
開口部７２を閉塞するとともに、作動片８６でマイクロ
スイッチ８７を押してヒータ７４の通電回路を閉成する
。

ついで、パン生地を所定時間ねかせた後、上記予備発酵
と同様に例えば４０℃の発Ｎ温度雰囲気中においてイー
スト菌の成形発酵を所定＋ｉ間行なう。この発酵温度雰
囲気を作るにはヒータ７４への通電制御により行なう。

上記成形発酵の完了後、ヒータ７４への通電制御により
、オーブン室７１の温度を例えば１８０℃の温度に上昇
させ、パンを焼く。

パンを焼き上げた後、蓋体７５を上界させ、移動台５３
を前方に移動させてパン型５１をオーブン室１１から前
方へ取出す。

ついで、図示しない冷却ファンを回転させ、パン型５１
を冷却する。

そして、機体１の扉体９２を開放し、移動台５３に止ま
っているストッパ金具６２を解除して扉体６１を前方に
倒し、各パン型５１を取出す。

以上のように、パン材料を投入しておけばスタート操作
あるいはタイマの設定による自動運転に基づいて、撹拌
器３でパン生地を作り、押出し機構２０で生地導管２５
を通じて各定量室２６にパン生地を押出すとともにガス
抜きを同時に行ない、定量室２６でパン生地を所定量ず
つに分離し、パン生地供給装置２を供給移動機構４１に
よって移動させながら定量室２６で分離した複数のパン
生地を各パン型５１に順次供給し、オーブン室７１に入
れて焼くことにより、−度に多くのパンを自動的に製造
することができ、すなわち上記実施例では３斤用のパン
を６木製造することができる。

また、熟練を必要とすることなく良質のパンを！Ｊ造す
ることができ、しかも、定１１６によってパン生地が所
定量ずつに分離されるため、パン型５１内で略均等のパ
ンを製造することができるわなお、上記のように、タイ
マセットで自動的に運転開始するようにすれば、人手を
必要とすることなく所要の時間にパンを焼き上げること
ができる。

また、上部が山形のパンを製造する場合には、その選定
モードを製造機に予めセットしておくことにより、パン
生地を収容したパン型５１をオーブン室７１に入れた際
に蓋体７５は下降せず、パン型５１の上面が開放状態の
まま焼き上げる。

・　また、定ｉ！！室２６の数、パン型５１の大きさや
数などは製造するパンの大きさや数によって任意に選定
できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、撹拌器で撹拌されたパン生地を定量室
で定量に分離してパン型に供給し、かつ、その定量室で
の定量のパン生地の分離を複数回繰返すとともに、パン
生地供給装置を順次移動させて前回パン生地を供給した
パン型に隣接する供給前のパン型に定量室からのパン生
地の供給を行なうことにより、複数のパン型にパン生地
を供給し、このパン生地が供給されたパン型をオーブン
室に入れてパンを焼くため、−・度に多くのパンを自動
的に製造することができ、しかも、その構造は簡素にで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のパン製造機の一実施例を示す斜視図、
第２図および第３図はパン生地製造供給部分の断面図、
第４図は定量室の一部の断面図、第５図はパン型移動部
分の断面図、第６図はオーブン室の断面図、第７図は移
動台の一部の斜視図、第８図はパン製造の工程図である
。 ２・・パン生地供給装置、３・令撹拌器、７・・シャッ
タ、２０・・押出し機構、２５・・生地導管、２６・φ
定量室、２９・・カッター、３３・−扉体、４１・・供
給移動１１４ｉ１，５１・・パン型、１１・・オーブン
室。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）下面にシャッタを開閉可能に有しパン生地の原料
   を撹拌する撹拌器を設けるとともに、この撹拌器からシ
   ャッタの開放によりパン生地を受入れて生地導管にパン
   生地を押出す押出し機構を設け、かつ、上記生地導管に
   連通しこの生地導管を通じて所定量のパン生地が送り込
   まれるとパン生地の受入れを規制するカッターを有する
   とともに下面に扉体を開閉可能に有する定量室を設けた
   パン生地供給装置と、 このパン生地供給装置を水平移動させる供給移動機構と
   、 この供給移動機構による上記定量室の移動域下方に複数
   並設され、定量室から扉体の開放により供給されるパン
   生地を受入れるパン型と、上記パン型を収容してパンを
   焼き上げるオーブン室と、 を具備したことを特徴とするパン製造機。