JPH03254621A - パン製造機 - Google Patents
パン製造機Info
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- JPH03254621A JPH03254621A JP5400090A JP5400090A JPH03254621A JP H03254621 A JPH03254621 A JP H03254621A JP 5400090 A JP5400090 A JP 5400090A JP 5400090 A JP5400090 A JP 5400090A JP H03254621 A JPH03254621 A JP H03254621A
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Landscapes
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、パン生地作りからパンに焼き上げるまでの一
連の工程を連続的に行なうパン製造機に関する。 (従来の技術) 従来、この種のパン製造機は、まず、撹拌装置によりパ
ンの原料を撹拌してパン生地を作り、この撹拌装置で作
られたパン生地を定量分割装置により定量ずつに分割し
、この定量分割装置で定量分割されたパン生地を1つず
つ丸め装置により丸め、この丸め装置で丸められたパン
生地を1つずつ供給装置によりパン型に入れ、そして、
定量分割されて丸められたパン生地が全てパン型に入れ
終わった後、パン型を焙焼装置に入れてパン型内のパン
生地をパンに焼き上C!るよっ・こしている。 (発明が解決しiうとする課題) 通常、例えば3斤の連続した食パンを焼き上げる場合、
パン型内に3個のパン生地を順次型詰めしている。そし
て、このパン生地の型詰めの自動化を行なう場合、上記
のような3個詰めでは、上方から丸生地を落下すること
でほぼ形の良いパンを焼き上げることができる。 ところで、上記のように3斤の食パンを焼き上げる場合
に、これを半斤分ずつの6個のパン生地として焼き上げ
た方が、内相のきめ細かな、そして、食感のやわらかい
パンとすることができる。 しかし、半斤分の6個のパン生地をパン型内に連続して
並置する6個詰めとなると、パン生地をパン型内に入れ
ることが非常に難しく、パン生地を単に上方から落下さ
せると、パン生地同志が上下に重なってしまい、パンの
出来上りも不均一となってしまう。 本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、パン型へのパン生地6個詰め等の場合でも、パン生地
を整然と型詰めし、良質のパンを製造できるパン製造機
を提供することを目的とするものである。 〔発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 本発明は、パン生地作りからパンに焼き上げるまでの一
連の工程を行なうパン製造機において、パン原料を撹拌
してパン生地を作る撹拌装置を設けると共に、この撹拌
装置によって作られたパン生地を定量分割する定量分割
装置を設け、かつ、この定量分割装置によって定量分割
されたパン生地を丸める丸め装置を設け、この丸め装置
によって丸められたパン生地をパン型に入れる移載装置
を設けると共に、上記パン型内に入れられたパン生地を
パンに焼き上げる焙焼装置を設け、そして、上記移載装
置は、上記丸め装置とパン型との間で少なくとも上下方
向移動自在に設けられ丸め装置から受入れたパン生地を
保持してパン型上に移動すると共にパン生地をパン型内
に落下させる受体を備えたものである。 (作用) 本発明では、撹拌装置によってパン原料を撹拌して作ら
れたパン生地を定量分割装置によって定量分割すると共
に、この定量分割されたパン生地を丸め装置によって丸
め、このパン生地を移載装置によってパン型に入れて焙
焼装置によってパンに焼き上げるが、丸め装置からパン
生地を受入れた受体をパン型上まで下降移動させ、パン
生地を順次型詰めする。 (実施例) 以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照して説明す
る。 第1図および第2図において、1はパン製造機本体の箱
状の機体で、この機体1の内部は、仕切枠2.3により
上下に並ぶ3つの空間部4*、 4b。 4Cに区画され、かつ、下側の空間部4Cは仕切枠5に
より前側の成形発酵室6と後側の焙焼室7とに区画され
ている。そして、機体1の前面は開口されており、この
前面は、上側および中間の空間部0.4bに対応する上
部ドア8と、下側の空間部4Cに対応する下部ドア9と
により開閉自在に閉塞されている。 そして、機体1の上側の空間部4!の前部に、パンの原
料を撹拌してパン生地を作ると共にこのパン生地の発酵
が行なわれる撹拌装置11が配設され、また、中間の空
間部4bの上部前側に、撹拌装置11からパン生地を定
量ずつ分割する定量分割装置12が配設され、また、同
じ中間の空間部4bの下部前側に、定量分割装置12か
ら定量分割されたパン生地を受入れこのパン生地をガス
抜きを行ないつつ丸める丸め装置13が配設されている
と共に、この丸め装fl13から後述するベンチタイム
をとったパン生地を受入れてパン型14に入れる移載装
置15が配設され、また、下側の空間部4
連の工程を連続的に行なうパン製造機に関する。 (従来の技術) 従来、この種のパン製造機は、まず、撹拌装置によりパ
ンの原料を撹拌してパン生地を作り、この撹拌装置で作
られたパン生地を定量分割装置により定量ずつに分割し
、この定量分割装置で定量分割されたパン生地を1つず
つ丸め装置により丸め、この丸め装置で丸められたパン
生地を1つずつ供給装置によりパン型に入れ、そして、
定量分割されて丸められたパン生地が全てパン型に入れ
終わった後、パン型を焙焼装置に入れてパン型内のパン
生地をパンに焼き上C!るよっ・こしている。 (発明が解決しiうとする課題) 通常、例えば3斤の連続した食パンを焼き上げる場合、
パン型内に3個のパン生地を順次型詰めしている。そし
て、このパン生地の型詰めの自動化を行なう場合、上記
のような3個詰めでは、上方から丸生地を落下すること
でほぼ形の良いパンを焼き上げることができる。 ところで、上記のように3斤の食パンを焼き上げる場合
に、これを半斤分ずつの6個のパン生地として焼き上げ
た方が、内相のきめ細かな、そして、食感のやわらかい
パンとすることができる。 しかし、半斤分の6個のパン生地をパン型内に連続して
並置する6個詰めとなると、パン生地をパン型内に入れ
ることが非常に難しく、パン生地を単に上方から落下さ
せると、パン生地同志が上下に重なってしまい、パンの
出来上りも不均一となってしまう。 本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、パン型へのパン生地6個詰め等の場合でも、パン生地
を整然と型詰めし、良質のパンを製造できるパン製造機
を提供することを目的とするものである。 〔発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 本発明は、パン生地作りからパンに焼き上げるまでの一
連の工程を行なうパン製造機において、パン原料を撹拌
してパン生地を作る撹拌装置を設けると共に、この撹拌
装置によって作られたパン生地を定量分割する定量分割
装置を設け、かつ、この定量分割装置によって定量分割
されたパン生地を丸める丸め装置を設け、この丸め装置
によって丸められたパン生地をパン型に入れる移載装置
を設けると共に、上記パン型内に入れられたパン生地を
パンに焼き上げる焙焼装置を設け、そして、上記移載装
置は、上記丸め装置とパン型との間で少なくとも上下方
向移動自在に設けられ丸め装置から受入れたパン生地を
保持してパン型上に移動すると共にパン生地をパン型内
に落下させる受体を備えたものである。 (作用) 本発明では、撹拌装置によってパン原料を撹拌して作ら
れたパン生地を定量分割装置によって定量分割すると共
に、この定量分割されたパン生地を丸め装置によって丸
め、このパン生地を移載装置によってパン型に入れて焙
焼装置によってパンに焼き上げるが、丸め装置からパン
生地を受入れた受体をパン型上まで下降移動させ、パン
生地を順次型詰めする。 (実施例) 以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照して説明す
る。 第1図および第2図において、1はパン製造機本体の箱
状の機体で、この機体1の内部は、仕切枠2.3により
上下に並ぶ3つの空間部4*、 4b。 4Cに区画され、かつ、下側の空間部4Cは仕切枠5に
より前側の成形発酵室6と後側の焙焼室7とに区画され
ている。そして、機体1の前面は開口されており、この
前面は、上側および中間の空間部0.4bに対応する上
部ドア8と、下側の空間部4Cに対応する下部ドア9と
により開閉自在に閉塞されている。 そして、機体1の上側の空間部4!の前部に、パンの原
料を撹拌してパン生地を作ると共にこのパン生地の発酵
が行なわれる撹拌装置11が配設され、また、中間の空
間部4bの上部前側に、撹拌装置11からパン生地を定
量ずつ分割する定量分割装置12が配設され、また、同
じ中間の空間部4bの下部前側に、定量分割装置12か
ら定量分割されたパン生地を受入れこのパン生地をガス
抜きを行ないつつ丸める丸め装置13が配設されている
と共に、この丸め装fl13から後述するベンチタイム
をとったパン生地を受入れてパン型14に入れる移載装
置15が配設され、また、下側の空間部4
【には、挿脱
自在に載置された上記パン型14を前後方向に移動させ
るパン型移動装置116が配設され、さらに、下側の空
間部4Cには、パン型14に受入れられたパン生地を成
形発酵させる成形発酵装@17が前側に配設されている
と共に、成形発酵されたパン生地をパンに焼き上げる焙
焼装置18が後側に配設されている。 また、パン製造機本体の機体lの側部には、機体1の側
板11との間にベンチ室21を形成する枠体22が並設
され、このベンチ室21内に、丸め装置13によって丸
められたパン生地を受は入れてベンチタイムをとった後
丸め装置13に戻すようにされたベンチ装置23が配設
されている。 上記撹拌装置11は、上記上側の仕切枠2上に、上下面
を開口しかつ下部が漏斗状になっている撹拌槽31が着
脱自在に取付けられていると共に、この撹拌槽31を囲
んで槽枠32が取付けられている。 この槽枠32の上部にはヒンジ33を介して上蓋34が
開閉可能に取付けられ、この上蓋34に、撹拌槽31の
上面開口を開閉可能に密閉閉塞する槽蓋35が取付けら
れている。そして、上蓋34上に撹拌モータ36が固着
支持されており、この撹拌モータ36の下方へ突出した
回転軸に、撹拌槽31内に配置された撹拌羽根37がカ
ップリング38を介して取付けられている。 上記定量分割装置112は、上記上側の仕切枠2の下側
に支持枠41が固着されており、この支持枠41の上面
部と下面部とには、上記撹拌槽31の下面開口に通じる
開口部42と開口部43とが上下に相対向させて形成さ
れていると共に、これら開口部42゜43の側方に位置
して開口部44と開口部45とが上下に相対向させて形
成されている。そして、支持枠41内にはスライダ46
が摺動自在に収納されており、このスライダ46には、
上記開口部42.43または開口部44.45に選択的
に重合される定量室47が形成されている。また、上記
支持枠41の側方にはスライダ46を駆動する定量移動
モータ48が設けられており、この定量移動モータ48
の進退するシャフト49がスライダ46に連結されてい
る。 また、上記支持枠41の下側には、上記撹拌槽31の下
方に位置して、定量ピストン50を駆動する定量モータ
51が設けられている。この定量ピストン50は、上記
定量室47内を摺動して、上記開口部42、43間で移
動するものである。さらに、上記開口部44の上方に位
置して上記上側の仕切枠2上には、排出ピストン52を
駆動する排出モータ53が設けられている。この排出ピ
ストン52は、上記定量室47内を摺動して、上記開口
部44.45間で移動するものである。 上記丸め装置13は、第1図、第3図および第4図に示
すように、上記開口部45の下方に位置して上記下側の
仕切枠3上に丸め槽61が設けられており、この丸め槽
61の底面部は、上面中央に突設された丸め柱62を有
し回転駆動される回転板63によって構成されている。 また、この丸め槽61には、上記ベンチ装ff1i23
の後述する受入ロア1および移載装置15の後述する受
入口106に臨んで開口する開口部64が形成され、こ
の開口部64を閉塞する半円弧状の扉体65が円周方向
に回動可能に設けられている。そして、扉体65が第3
図のように時計回り方向に回動することによりベンチ装
置23の受入ロア1に対して開口部64が開口されると
共に、第4図のように反時計回り方向に回動することに
より移載装置15の受入口106に対して開口部64が
開口される。 上記ベンチ装置23は、第1図に示すように、上記丸め
装置13の側部に臨んで機体1の側板りに設けられた受
入ロア1を通シてパン生地を受入れると共に、この受入
ロア1の上部の送出ロア2を通じてパン生地を丸め装置
13に戻すようにしている。 そして、ベンチ装置23のベンチ室21内には、左右一
対の無端状のチェノ73が複数のスプロケット74によ
って張設され、このチェノ73はスプロケット74の駆
動によって一体的に同行される。また、一対のチェノ7
3には、受入ロア1の側部のパン生地受入位置および送
出ロア2の側部のパン生地送出位置を移動してパン生地
を受入または送出する複数のゴンドラ75が所定間隔ご
とに取付けられている。 このゴンドラ75は、受入ロア1から受入れたパン生地
を支持し、ベンチ室21内を同行した後、図示しない送
出機構によりパン生地が取出されて送出ロア2から送出
すようになっている。 上記パン型移動装置16は、第1図および第2図に示す
ように、上記機体1内の下側の空間部4cにパン型14
を載置するパン型搬送台81が前後動自在に支持されて
いる。このパン型搬送台81は、側方から見てほぼ凹字
形状になっているが、その底板部82に連結されたコン
ベア83により駆動され、上記成形発酵室6と焙焼室7
との間で移動するものである。 上記パン型14は、前後方向に長くかつ上面を開口した
箱状になっており、上記パン型搬送台81上に左右方向
に並べてたとえば5つ載置されるものである。なお、パ
ン型14の上面開口は、パン型蓋(図示しない)により
適宜閉塞可能になっている。 上記成形発酵装置17は、成形発酵室6内の最下部に、
成形発酵ヒータ84を配設している。また、上記焙焼装
置18は、焙焼室7内の上部と下部とに焙焼ヒータ85
をそれぞれ配設している。 上記移載装置15は、第1図、第2図、特に、第5図、
第6図および第7図に示すように、上記丸め装置113
の後方に配設されており、両側のガイドフレーム91間
に昇降枠92が上下動自在に設けられ、この昇降枠92
内に上下面を開口した箱状の受体93が左右方向進退自
在に設けられ、この受体93内の下部に一対のローラ9
4が所定間隔をおいて平行に軸架されている。 また、受体93の下部にはシュート95が連設されてい
ると共に、このシュート95の一側から押動板96が垂
設されている。そして、上記昇降枠92はこの昇降枠9
2の後部に設けた昇降駆動機構97によって昇降される
。 すなわち、この昇降駆動装置97は、フレーム98の両
側間に上下の回転軸99が支架され、この上下の回転軸
99の両端にスプロケット100が取付けられ、この両
側における上下のスプロケット100間にチェノ101
が掛は渡されていると共に、下方の回転軸99にモータ
102が連結され、かつ、両側のチェノ101に上記昇
降枠92が連結片103を介して結合され、モータ10
2の正逆駆動によりチェノ101を介して昇降枠92が
昇降する。 また、上記受体93は、昇降枠92に設けたモータ10
4の正逆駆動によりチェノ等の連動機構105を介して
進退する。さらに、上記一対のローラ94は図示しない
モータにより第6図矢印方向に相対向して回転駆動され
る。そして、丸め装置13の後部において、丸め装置1
3から放出されるパン生地を上記受入口+06を通じて
受体93上に受入れる。 次に、パンの製造について説明する。 上記パン製造機は、特にパン屋などの店舗で業務用に用
いるのに適したものであり、パン生地作りからパンに焼
き上げるまでを自動的に行なう。 製造されるパンは、とくに山形または角形の食パンであ
り、例えば、6個の半斤分のパン、すなわち、合計3斤
分のパンが5本−度に製造される。 まず、上部ドア8を開けると共に、撹拌装置11の上蓋
34および槽蓋35を上方へ回動させて開け、撹拌槽3
1内に、水、スキムミルク、砂糖、塩、小麦粉、ショー
トニングなどのパンの原料を15斤分投入する。つぎに
、上蓋34および槽蓋35゛を下方に回動させて閉じ、
撹拌槽31の内部を完全に密閉する。 そして、開始スイッチを操作して、上部ドア8を閉じる
と、撹拌モータ36が起動して、撹拌羽根37によりパ
ンの原料が撹拌され始める。 この撹拌は例えば70分で終了し、パン生地がこね上げ
られる(撹拌工程)。なお、この撹拌工程の後半に、図
示しない自動供給装置によってイーストがパン生地へ自
動的に投入される。また、レーズンやくるみなどの添加
物入りのパンを製造するときは、撹拌工程の終了直前に
それらの添加物がパン生地へ投入される。 次に、パン生地が撹拌槽31内でそのまま放置され、例
えば50分間パン生地の第1発酵が行なわれる(第1発
酵工程)。 この撹拌工程の終了直後には、パン生地は小さいが、発
酵の進行に伴って、パン生地が膨脹していく。そして、
パン生地の体積が所定の体積に膨脹したらパンチ工程が
行なわれ、つまり撹拌モータ36が例えば0.2秒起動
し、撹拌羽根37によりパン生地内のガス抜きが行なわ
れる。 パンチ工程後には、パン生地が撹拌槽31内でそのまま
放置され、例えば30分間パン生地の第2発酵工程が行
なわれる(第2発酵工程)。 第2発酵工程後には、定量分割装置12によってパン生
地が半斤分ずつに分割する定量分割工程が行なわれると
共に、丸め装置13によって定量分割されたパン生地を
丸めてベンチ装置23に送出する丸め工程が行なわれる
。 まず、定量モータ51の駆動により、それまで撹拌槽3
1の下面開口直下の開口部42を閉塞していた定量ピス
トン50が下降すると共に、図示しないニアコンプレッ
サにより撹拌槽31内に空気圧が加えられて、この撹拌
槽31からスライダ46の半斤分の容積を有する定量室
47内にパン生地が送り出される。ついで、定量移動モ
ータ48の駆動により、スライダ46が移動して、定量
室47内のパン生地が撹拌槽31内のパン生地から分割
され、パン生地の定量分割が行なわれる。 そして、スライダ46は、その定量室47が開口部44
.45に臨む位置まで移動するが、その後、排出モータ
53の駆動により、排出ピストン52が下降して、定量
室47内のパン生地が丸め装置13の丸め槽61内に落
下される。その後、排出ピストン52は、再び上昇する
。また、スライダ46も元の位置へ戻る。 パン生地が丸め装置13の丸め槽61内に落下したこと
が図示しない検知装置により検知されると、回転板63
が回転駆動され、丸め槽61内でパン生地が丸められる
と共に、そのガス抜きが行なわれる。 パン生地の丸め開始後一定時間経つと、第3図に示すよ
うに、丸め装置13の扉体65が所定方向に開放回動さ
れ、丸め槽61の開口部64がベンチ装置23の受入ロ
ア1に連通するように開放される。そのため、丸め槽6
】内のパン生地は、回転板63の回転による遠心力によ
り、開口部64および受入ロア1を通じてベンチ装置2
3のパン生地受入位置に予め配置されていたゴンドラ7
5内に放出される。 その後は、丸め装ff1i13の扉体65が閉塞回動じ
て開口部64が閉じられ、回転板63が停止され、方、
ベンチ装置23が駆動され、チェノ73が回動して、パ
ン生地を載せたゴンドラ75がパン生地受入位置から下
降すると共に、次にパン生地を載せるゴンドラ75がパ
ン生地受入位置に配置される。 このようなパン生地の定量分割、丸め、ゴンドラ75へ
の移載が例えば30回繰り返される。 そして、ベンチ装置23の各ゴンドラ75にパン生地を
載せたまま放置され、例えば30分間ベンチタイムをと
る。 ベンチタイム後には、ベンチ装置23から1つずつ出さ
れるパン生地を丸め装置13によって丸める丸め工程を
行なうと共に、移載装置15によってパン型14に入れ
る移載工程が行なわれる。 まず、最初にパン生地が載せられた1個のゴンドラ7S
がパン生地送出位置に配置され、図示しない取出機構に
よりゴンドラ75のパン生地は、送出ロア2を通じて、
丸め装置113の丸め槽61内に落下する。 また、ベンチ装f123のチェノ73が回動して、パン
生地を送出したゴンドラ75がパン生地送出位置から下
降すると共に、パン生地を載せた次のゴンドラ75がパ
ン生地退出位置に配置される。 パン生地が丸め装置13の丸め槽61内に落下したこと
が図示しない検知装置により検知されると、回転板63
が回転駆動され、パン生地が丸められると共に、そのガ
ス抜きが行なわれて生地がひきしめられる。 パン生地の丸め開始後例えば20秒間経過すると、第4
図に示すように、丸め装置13の扉体65が所定方向に
開放回動され、丸め槽61の開口部64が移載袋fl1
5の受入0106に連通ずるように開放される。そのた
め、丸砧槽61内のパン生地は、回転板63の回転によ
る遠心力により、その開口部64および受入口106を
通じて移載装置15の受体93上へ放出される。その後
、丸め装置13の扉体65が閉塞回動じて開口部64が
閉じられ、回転板63は停止する。 移載装置15においては、第7図に示すように、動作前
の待機状態では、昇降枠92は上部のイ位置にあり、か
つ、受体93は図示右側に位置している。 そして、丸め装置13が作動すると同時に、昇降枠92
はイ位置から口位置まで下降する。これと共に、受体9
3が図中左方に移動し、丸め装置13に対する位置に移
動したら、昇降枠92はさらにハ位置まで下降し、受体
93を丸め装置13の送出口+06高さに設定し、この
状態で、丸め装置13からパン生地を受ける。このパン
生地は受体93内に収納されると共に、一対のローラ9
4上に支持される。 ついで、昇降枠92は再び口位置まで上昇し、受体93
が図示右方に移動し、型詰めしたいいずれかのパン型1
4の上方位置で停止する。この状態で、昇降枠92は口
位置から二位置まで下降し、押動板96をパン型14内
に挿入して停止する。これと共に、受体93の一対のロ
ーラ94が回転し、パン生地を一対のローラ94間を通
して偏平状とし、シュータ95によりパン型14内に落
下させる。 ついで、パン型移動装置16によりパン型14が後方に
向って所定距離移動し、これによって、パン型14内に
挿入された押動板96によりパン生地を押圧し、パン生
地をパン型14内の所定位置にセットする。 ついで、パン型14は前方に復帰移動し、次の型詰めを
待つ。また、昇降枠92は口位置まで上昇し、受体93
が丸め装置13の位置まで移動し、さらに、ハ位置まで
下降し、丸め装置13から新たなパン生地を受ける。こ
の動作を繰り返し、例えば連続的に30回行ない、5個
のパン型14内に順次型詰めし、1個のパン型14内に
6個のノくン生地を連続して詰める。 このようにして、通常は、パン生地の受体93を空きス
ペースに収納しておき、使用時に移動させることにより
、縦長小スペースの本体において、空間スペースを有効
に利用することができる。 このようなベンチ装置23からのパン生地の送出、丸め
、パン型14への移載が例えば30回繰り返し、5個の
パン型14にそれぞれ前後方向に並んで6個ずつ計30
個のパン生地が供給され、ノくン型14内にパン生地が
供給された後は、パン型搬送台81は、その全体が成形
発酵室6内に位置している。 つぎに、成形発酵室6内において、成形発酵ヒータ84
の加熱により、約37〜40℃で例えば約20〜30分
間、パン生地の成形発酵が行なわれる(成形発酵工程)
。この成形発酵工程では、パン型14によりパン生地の
形状が規制されつつ、このパン生地が発酵されて、よい
パンを作るために適当な体積まで膨脹される。なお、成
形発酵ヒータ84は、図示しないサーモスタットにより
通電が制御され、成形発酵室6内の温度がほぼ一定に保
たれる。また、成形発酵工程の開始時から焙焼ヒータ8
5により焙焼室7の予熱が行なわれる。 そして、パン生地が所定体積まで膨脹すると、成形発酵
ヒータ84への通電が断たれて、成形発酵工程が終了し
、次工程である焙焼工程に自動的に移行する。 そして、コンベア83の駆動により、パン型搬送台81
が後退し、予熱された焙焼室7内に挿入され、焙焼工程
が始まる。こうして、焙焼室7内において、約50分間
パン生地が焙焼される。なお、焙焼ヒータ85は、図示
しないサーモスタットにより通電が制御され、焙焼室1
9内の温度が約200℃に保たれる。 パンが焼き上がると、焙焼ヒータ85への通電が断たれ
ると共に、パン型搬送台81が前進する。 これと共に、焼き上がりを報知するランプないしブザー
が作動するので、ここで、下部ドア9を開けて、パン型
14を取り出す。 なお、上記実施例のように、受体をその下降ト共にパン
型の直上に移動接近させて、パン生地をパン型内に落下
させるほか、さらに、受体の下降と共にその少なくとも
一部をパン型内に収納して、パン生地をパン型内に落下
させるようにしてもよい。 なお、実施にあたって、移載装置15の一対のローラ9
4は、第8図に示すように、外周面に突条941を所定
間隔ごとに設けることにより、パン生地の確実な送り出
しおよび付着防止を行なうことができる。 〔発明の効果〕 本発明によれば、パン生地作りからパンに焼き上げるま
での一連の工程を連続的に行なうパン製造機において、
丸め装置からパン生地を受入れた受体をパン型上まで下
降移動させ、パン生地を順次型詰めすることにより、例
えばパン型へのパン生地の6個詰め等の場合でも、パン
生地を整然と型詰めし、良質のパンを製造することがで
きる。
自在に載置された上記パン型14を前後方向に移動させ
るパン型移動装置116が配設され、さらに、下側の空
間部4Cには、パン型14に受入れられたパン生地を成
形発酵させる成形発酵装@17が前側に配設されている
と共に、成形発酵されたパン生地をパンに焼き上げる焙
焼装置18が後側に配設されている。 また、パン製造機本体の機体lの側部には、機体1の側
板11との間にベンチ室21を形成する枠体22が並設
され、このベンチ室21内に、丸め装置13によって丸
められたパン生地を受は入れてベンチタイムをとった後
丸め装置13に戻すようにされたベンチ装置23が配設
されている。 上記撹拌装置11は、上記上側の仕切枠2上に、上下面
を開口しかつ下部が漏斗状になっている撹拌槽31が着
脱自在に取付けられていると共に、この撹拌槽31を囲
んで槽枠32が取付けられている。 この槽枠32の上部にはヒンジ33を介して上蓋34が
開閉可能に取付けられ、この上蓋34に、撹拌槽31の
上面開口を開閉可能に密閉閉塞する槽蓋35が取付けら
れている。そして、上蓋34上に撹拌モータ36が固着
支持されており、この撹拌モータ36の下方へ突出した
回転軸に、撹拌槽31内に配置された撹拌羽根37がカ
ップリング38を介して取付けられている。 上記定量分割装置112は、上記上側の仕切枠2の下側
に支持枠41が固着されており、この支持枠41の上面
部と下面部とには、上記撹拌槽31の下面開口に通じる
開口部42と開口部43とが上下に相対向させて形成さ
れていると共に、これら開口部42゜43の側方に位置
して開口部44と開口部45とが上下に相対向させて形
成されている。そして、支持枠41内にはスライダ46
が摺動自在に収納されており、このスライダ46には、
上記開口部42.43または開口部44.45に選択的
に重合される定量室47が形成されている。また、上記
支持枠41の側方にはスライダ46を駆動する定量移動
モータ48が設けられており、この定量移動モータ48
の進退するシャフト49がスライダ46に連結されてい
る。 また、上記支持枠41の下側には、上記撹拌槽31の下
方に位置して、定量ピストン50を駆動する定量モータ
51が設けられている。この定量ピストン50は、上記
定量室47内を摺動して、上記開口部42、43間で移
動するものである。さらに、上記開口部44の上方に位
置して上記上側の仕切枠2上には、排出ピストン52を
駆動する排出モータ53が設けられている。この排出ピ
ストン52は、上記定量室47内を摺動して、上記開口
部44.45間で移動するものである。 上記丸め装置13は、第1図、第3図および第4図に示
すように、上記開口部45の下方に位置して上記下側の
仕切枠3上に丸め槽61が設けられており、この丸め槽
61の底面部は、上面中央に突設された丸め柱62を有
し回転駆動される回転板63によって構成されている。 また、この丸め槽61には、上記ベンチ装ff1i23
の後述する受入ロア1および移載装置15の後述する受
入口106に臨んで開口する開口部64が形成され、こ
の開口部64を閉塞する半円弧状の扉体65が円周方向
に回動可能に設けられている。そして、扉体65が第3
図のように時計回り方向に回動することによりベンチ装
置23の受入ロア1に対して開口部64が開口されると
共に、第4図のように反時計回り方向に回動することに
より移載装置15の受入口106に対して開口部64が
開口される。 上記ベンチ装置23は、第1図に示すように、上記丸め
装置13の側部に臨んで機体1の側板りに設けられた受
入ロア1を通シてパン生地を受入れると共に、この受入
ロア1の上部の送出ロア2を通じてパン生地を丸め装置
13に戻すようにしている。 そして、ベンチ装置23のベンチ室21内には、左右一
対の無端状のチェノ73が複数のスプロケット74によ
って張設され、このチェノ73はスプロケット74の駆
動によって一体的に同行される。また、一対のチェノ7
3には、受入ロア1の側部のパン生地受入位置および送
出ロア2の側部のパン生地送出位置を移動してパン生地
を受入または送出する複数のゴンドラ75が所定間隔ご
とに取付けられている。 このゴンドラ75は、受入ロア1から受入れたパン生地
を支持し、ベンチ室21内を同行した後、図示しない送
出機構によりパン生地が取出されて送出ロア2から送出
すようになっている。 上記パン型移動装置16は、第1図および第2図に示す
ように、上記機体1内の下側の空間部4cにパン型14
を載置するパン型搬送台81が前後動自在に支持されて
いる。このパン型搬送台81は、側方から見てほぼ凹字
形状になっているが、その底板部82に連結されたコン
ベア83により駆動され、上記成形発酵室6と焙焼室7
との間で移動するものである。 上記パン型14は、前後方向に長くかつ上面を開口した
箱状になっており、上記パン型搬送台81上に左右方向
に並べてたとえば5つ載置されるものである。なお、パ
ン型14の上面開口は、パン型蓋(図示しない)により
適宜閉塞可能になっている。 上記成形発酵装置17は、成形発酵室6内の最下部に、
成形発酵ヒータ84を配設している。また、上記焙焼装
置18は、焙焼室7内の上部と下部とに焙焼ヒータ85
をそれぞれ配設している。 上記移載装置15は、第1図、第2図、特に、第5図、
第6図および第7図に示すように、上記丸め装置113
の後方に配設されており、両側のガイドフレーム91間
に昇降枠92が上下動自在に設けられ、この昇降枠92
内に上下面を開口した箱状の受体93が左右方向進退自
在に設けられ、この受体93内の下部に一対のローラ9
4が所定間隔をおいて平行に軸架されている。 また、受体93の下部にはシュート95が連設されてい
ると共に、このシュート95の一側から押動板96が垂
設されている。そして、上記昇降枠92はこの昇降枠9
2の後部に設けた昇降駆動機構97によって昇降される
。 すなわち、この昇降駆動装置97は、フレーム98の両
側間に上下の回転軸99が支架され、この上下の回転軸
99の両端にスプロケット100が取付けられ、この両
側における上下のスプロケット100間にチェノ101
が掛は渡されていると共に、下方の回転軸99にモータ
102が連結され、かつ、両側のチェノ101に上記昇
降枠92が連結片103を介して結合され、モータ10
2の正逆駆動によりチェノ101を介して昇降枠92が
昇降する。 また、上記受体93は、昇降枠92に設けたモータ10
4の正逆駆動によりチェノ等の連動機構105を介して
進退する。さらに、上記一対のローラ94は図示しない
モータにより第6図矢印方向に相対向して回転駆動され
る。そして、丸め装置13の後部において、丸め装置1
3から放出されるパン生地を上記受入口+06を通じて
受体93上に受入れる。 次に、パンの製造について説明する。 上記パン製造機は、特にパン屋などの店舗で業務用に用
いるのに適したものであり、パン生地作りからパンに焼
き上げるまでを自動的に行なう。 製造されるパンは、とくに山形または角形の食パンであ
り、例えば、6個の半斤分のパン、すなわち、合計3斤
分のパンが5本−度に製造される。 まず、上部ドア8を開けると共に、撹拌装置11の上蓋
34および槽蓋35を上方へ回動させて開け、撹拌槽3
1内に、水、スキムミルク、砂糖、塩、小麦粉、ショー
トニングなどのパンの原料を15斤分投入する。つぎに
、上蓋34および槽蓋35゛を下方に回動させて閉じ、
撹拌槽31の内部を完全に密閉する。 そして、開始スイッチを操作して、上部ドア8を閉じる
と、撹拌モータ36が起動して、撹拌羽根37によりパ
ンの原料が撹拌され始める。 この撹拌は例えば70分で終了し、パン生地がこね上げ
られる(撹拌工程)。なお、この撹拌工程の後半に、図
示しない自動供給装置によってイーストがパン生地へ自
動的に投入される。また、レーズンやくるみなどの添加
物入りのパンを製造するときは、撹拌工程の終了直前に
それらの添加物がパン生地へ投入される。 次に、パン生地が撹拌槽31内でそのまま放置され、例
えば50分間パン生地の第1発酵が行なわれる(第1発
酵工程)。 この撹拌工程の終了直後には、パン生地は小さいが、発
酵の進行に伴って、パン生地が膨脹していく。そして、
パン生地の体積が所定の体積に膨脹したらパンチ工程が
行なわれ、つまり撹拌モータ36が例えば0.2秒起動
し、撹拌羽根37によりパン生地内のガス抜きが行なわ
れる。 パンチ工程後には、パン生地が撹拌槽31内でそのまま
放置され、例えば30分間パン生地の第2発酵工程が行
なわれる(第2発酵工程)。 第2発酵工程後には、定量分割装置12によってパン生
地が半斤分ずつに分割する定量分割工程が行なわれると
共に、丸め装置13によって定量分割されたパン生地を
丸めてベンチ装置23に送出する丸め工程が行なわれる
。 まず、定量モータ51の駆動により、それまで撹拌槽3
1の下面開口直下の開口部42を閉塞していた定量ピス
トン50が下降すると共に、図示しないニアコンプレッ
サにより撹拌槽31内に空気圧が加えられて、この撹拌
槽31からスライダ46の半斤分の容積を有する定量室
47内にパン生地が送り出される。ついで、定量移動モ
ータ48の駆動により、スライダ46が移動して、定量
室47内のパン生地が撹拌槽31内のパン生地から分割
され、パン生地の定量分割が行なわれる。 そして、スライダ46は、その定量室47が開口部44
.45に臨む位置まで移動するが、その後、排出モータ
53の駆動により、排出ピストン52が下降して、定量
室47内のパン生地が丸め装置13の丸め槽61内に落
下される。その後、排出ピストン52は、再び上昇する
。また、スライダ46も元の位置へ戻る。 パン生地が丸め装置13の丸め槽61内に落下したこと
が図示しない検知装置により検知されると、回転板63
が回転駆動され、丸め槽61内でパン生地が丸められる
と共に、そのガス抜きが行なわれる。 パン生地の丸め開始後一定時間経つと、第3図に示すよ
うに、丸め装置13の扉体65が所定方向に開放回動さ
れ、丸め槽61の開口部64がベンチ装置23の受入ロ
ア1に連通するように開放される。そのため、丸め槽6
】内のパン生地は、回転板63の回転による遠心力によ
り、開口部64および受入ロア1を通じてベンチ装置2
3のパン生地受入位置に予め配置されていたゴンドラ7
5内に放出される。 その後は、丸め装ff1i13の扉体65が閉塞回動じ
て開口部64が閉じられ、回転板63が停止され、方、
ベンチ装置23が駆動され、チェノ73が回動して、パ
ン生地を載せたゴンドラ75がパン生地受入位置から下
降すると共に、次にパン生地を載せるゴンドラ75がパ
ン生地受入位置に配置される。 このようなパン生地の定量分割、丸め、ゴンドラ75へ
の移載が例えば30回繰り返される。 そして、ベンチ装置23の各ゴンドラ75にパン生地を
載せたまま放置され、例えば30分間ベンチタイムをと
る。 ベンチタイム後には、ベンチ装置23から1つずつ出さ
れるパン生地を丸め装置13によって丸める丸め工程を
行なうと共に、移載装置15によってパン型14に入れ
る移載工程が行なわれる。 まず、最初にパン生地が載せられた1個のゴンドラ7S
がパン生地送出位置に配置され、図示しない取出機構に
よりゴンドラ75のパン生地は、送出ロア2を通じて、
丸め装置113の丸め槽61内に落下する。 また、ベンチ装f123のチェノ73が回動して、パン
生地を送出したゴンドラ75がパン生地送出位置から下
降すると共に、パン生地を載せた次のゴンドラ75がパ
ン生地退出位置に配置される。 パン生地が丸め装置13の丸め槽61内に落下したこと
が図示しない検知装置により検知されると、回転板63
が回転駆動され、パン生地が丸められると共に、そのガ
ス抜きが行なわれて生地がひきしめられる。 パン生地の丸め開始後例えば20秒間経過すると、第4
図に示すように、丸め装置13の扉体65が所定方向に
開放回動され、丸め槽61の開口部64が移載袋fl1
5の受入0106に連通ずるように開放される。そのた
め、丸砧槽61内のパン生地は、回転板63の回転によ
る遠心力により、その開口部64および受入口106を
通じて移載装置15の受体93上へ放出される。その後
、丸め装置13の扉体65が閉塞回動じて開口部64が
閉じられ、回転板63は停止する。 移載装置15においては、第7図に示すように、動作前
の待機状態では、昇降枠92は上部のイ位置にあり、か
つ、受体93は図示右側に位置している。 そして、丸め装置13が作動すると同時に、昇降枠92
はイ位置から口位置まで下降する。これと共に、受体9
3が図中左方に移動し、丸め装置13に対する位置に移
動したら、昇降枠92はさらにハ位置まで下降し、受体
93を丸め装置13の送出口+06高さに設定し、この
状態で、丸め装置13からパン生地を受ける。このパン
生地は受体93内に収納されると共に、一対のローラ9
4上に支持される。 ついで、昇降枠92は再び口位置まで上昇し、受体93
が図示右方に移動し、型詰めしたいいずれかのパン型1
4の上方位置で停止する。この状態で、昇降枠92は口
位置から二位置まで下降し、押動板96をパン型14内
に挿入して停止する。これと共に、受体93の一対のロ
ーラ94が回転し、パン生地を一対のローラ94間を通
して偏平状とし、シュータ95によりパン型14内に落
下させる。 ついで、パン型移動装置16によりパン型14が後方に
向って所定距離移動し、これによって、パン型14内に
挿入された押動板96によりパン生地を押圧し、パン生
地をパン型14内の所定位置にセットする。 ついで、パン型14は前方に復帰移動し、次の型詰めを
待つ。また、昇降枠92は口位置まで上昇し、受体93
が丸め装置13の位置まで移動し、さらに、ハ位置まで
下降し、丸め装置13から新たなパン生地を受ける。こ
の動作を繰り返し、例えば連続的に30回行ない、5個
のパン型14内に順次型詰めし、1個のパン型14内に
6個のノくン生地を連続して詰める。 このようにして、通常は、パン生地の受体93を空きス
ペースに収納しておき、使用時に移動させることにより
、縦長小スペースの本体において、空間スペースを有効
に利用することができる。 このようなベンチ装置23からのパン生地の送出、丸め
、パン型14への移載が例えば30回繰り返し、5個の
パン型14にそれぞれ前後方向に並んで6個ずつ計30
個のパン生地が供給され、ノくン型14内にパン生地が
供給された後は、パン型搬送台81は、その全体が成形
発酵室6内に位置している。 つぎに、成形発酵室6内において、成形発酵ヒータ84
の加熱により、約37〜40℃で例えば約20〜30分
間、パン生地の成形発酵が行なわれる(成形発酵工程)
。この成形発酵工程では、パン型14によりパン生地の
形状が規制されつつ、このパン生地が発酵されて、よい
パンを作るために適当な体積まで膨脹される。なお、成
形発酵ヒータ84は、図示しないサーモスタットにより
通電が制御され、成形発酵室6内の温度がほぼ一定に保
たれる。また、成形発酵工程の開始時から焙焼ヒータ8
5により焙焼室7の予熱が行なわれる。 そして、パン生地が所定体積まで膨脹すると、成形発酵
ヒータ84への通電が断たれて、成形発酵工程が終了し
、次工程である焙焼工程に自動的に移行する。 そして、コンベア83の駆動により、パン型搬送台81
が後退し、予熱された焙焼室7内に挿入され、焙焼工程
が始まる。こうして、焙焼室7内において、約50分間
パン生地が焙焼される。なお、焙焼ヒータ85は、図示
しないサーモスタットにより通電が制御され、焙焼室1
9内の温度が約200℃に保たれる。 パンが焼き上がると、焙焼ヒータ85への通電が断たれ
ると共に、パン型搬送台81が前進する。 これと共に、焼き上がりを報知するランプないしブザー
が作動するので、ここで、下部ドア9を開けて、パン型
14を取り出す。 なお、上記実施例のように、受体をその下降ト共にパン
型の直上に移動接近させて、パン生地をパン型内に落下
させるほか、さらに、受体の下降と共にその少なくとも
一部をパン型内に収納して、パン生地をパン型内に落下
させるようにしてもよい。 なお、実施にあたって、移載装置15の一対のローラ9
4は、第8図に示すように、外周面に突条941を所定
間隔ごとに設けることにより、パン生地の確実な送り出
しおよび付着防止を行なうことができる。 〔発明の効果〕 本発明によれば、パン生地作りからパンに焼き上げるま
での一連の工程を連続的に行なうパン製造機において、
丸め装置からパン生地を受入れた受体をパン型上まで下
降移動させ、パン生地を順次型詰めすることにより、例
えばパン型へのパン生地の6個詰め等の場合でも、パン
生地を整然と型詰めし、良質のパンを製造することがで
きる。
第1図は本発明のパン製造機の一実施例を示す正面方向
の断面図、第2図は第1図の側面方向の断面図、第3図
および第4図は丸め装置部分の平面図、第5図は移載装
置の斜視図、第6図は第5図の断面図、第7図は第5図
の正面図、第8図は移載装置のローラの他の実施例を示
す一部の断面図である。 11・・撹拌装置、12・・定量分割装置、13・・丸
め装置、14・・パン型、15・・移載装置、18・・
焙焼装置、93・・受体。 1し置4
の断面図、第2図は第1図の側面方向の断面図、第3図
および第4図は丸め装置部分の平面図、第5図は移載装
置の斜視図、第6図は第5図の断面図、第7図は第5図
の正面図、第8図は移載装置のローラの他の実施例を示
す一部の断面図である。 11・・撹拌装置、12・・定量分割装置、13・・丸
め装置、14・・パン型、15・・移載装置、18・・
焙焼装置、93・・受体。 1し置4
Claims (1)
- (1)パン生地作りからパンに焼き上げるまでの一連の
工程を行なうパン製造機において、パン原料を撹拌して
パン生地を作る撹拌装置と、 この撹拌装置によって作られたパン生地を定量分割する
定量分割装置と、 この定量分割装置によって定量分割されたパン生地を丸
める丸め装置と、 この丸め装置によって丸められたパン生地をパン型に入
れる移載装置と、 上記パン型内に入れられたパン生地をパンに焼き上げる
焙焼装置と、 を具備し、 上記移載装置は、上記丸め装置とパン型との間で少なく
とも上下方向移動自在に設けられ丸め装置から受入れた
パン生地を保持してパン型上に移動すると共にパン生地
をパン型内に落下させる受体を備えたことを特徴とする
パン製造機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5400090A JPH03254621A (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | パン製造機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5400090A JPH03254621A (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | パン製造機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03254621A true JPH03254621A (ja) | 1991-11-13 |
Family
ID=12958335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5400090A Pending JPH03254621A (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | パン製造機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03254621A (ja) |
-
1990
- 1990-03-06 JP JP5400090A patent/JPH03254621A/ja active Pending
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