JPH01217609A - ロボットにおけるティーチングデータの円弧補間方法 - Google Patents

ロボットにおけるティーチングデータの円弧補間方法

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JPH01217609A
JPH01217609A JP4507088A JP4507088A JPH01217609A JP H01217609 A JPH01217609 A JP H01217609A JP 4507088 A JP4507088 A JP 4507088A JP 4507088 A JP4507088 A JP 4507088A JP H01217609 A JPH01217609 A JP H01217609A
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川端 和弘
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はロボットにおけるティーチングデータの円弧補
間方法に関し、−層詳細には、ティーチングポイントの
3点間をワークに対するエンドエフェクタの姿勢を加味
して円弧補間することで高精度な作業を行うことを可能
としたロボットにおけるティーチングデータの円弧補間
方法に関する。
[発明の背景] 例えば、産業用ロボットを用いてワークに対し所定の作
業を行う場合、当該ロポ・ントの先端部に取着されたエ
ンドエフェクタを所定の経路に沿って移動させる必要が
ある。この場合、前記経路は一般にティーチングボック
スによって教示される。
ところで、産業用ロボットを所望の軌跡に沿って正確に
動作させるにはティーチングボックスを用いて教示する
ティーチングポイントの数を出来る限り多く設定すれば
よいことは明らがである。この場合、ティーチングポイ
ントの数が増加すればそれだけティーチングに長時間を
要することになる。そのため、例えば、アーク溶接ロボ
ットを用いてワークを曲線状に溶接する場合、曲線部分
に所定間隔でティーチングポイントを設定してそのティ
ーチングを行い、前記ティーチングポイント間のティー
チングデータは円弧補間演算を実行することで自動的に
算出する方法が採用されている。然しなから、従来の円
弧補間方法では作業点の位置を補間して求めているだけ
であり、作業点のワークに対する姿勢までは考慮してい
ないため塗装やシーリング等のように作業に方向性が要
求される場合には高精度な作業が望めなくなる不都合が
指摘されている。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、ティーチングにより教示された3点間をワーク
に対するエンドエフェクタの姿勢を加味し所定分割数で
円弧補間することにより、ワークに対し高精度な作業を
行うことの出来るロボットにおけるティーチングデータ
の円弧補間方法を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は多関節ロボット
において教示されるティーチングポイントの3点間を円
弧補間する際、第1のティーチングポイントから第2の
ティーチングポイントを経由して第3のティーチングポ
イントに至る円弧の中心および長さを求め、次に、前記
円弧の長さに基づき円弧を所定間隔で分割するための補
間数を求めると共に、前記中心から第1ティーチングポ
イントに至るベクトルと当該中心から第3ティーチング
ポイントに至るベクトルとのなす角度を求め、次いで、
前記角度を前記補間数で割ることにより中心から補間点
に至るベクトルの方向変化量を求め、さらに、前記方向
変化量から前記補間点に至るベクトルに対する回転行列
を求め、前記回転行列を第1ティーチングポイントに対
する座標変換行列に順次作用させることで各補間点にお
けるエンドエフェクタの位置および姿勢を求めることを
特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係るロボットにおけるティーチングデー
タの円弧補間方法について好適な実施態様を挙げ、添付
の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は本実施態様に係るロボ
ットにおけるティーチングデータの円弧補間方法が適用
される溶接システムを示し、この溶接システム10では
シーケンサ12によるシーケンス制御に基づきアーク溶
接ロボット14が駆動され、クランプ装置16によって
治具台17上に位置決めされたワーク15に対し所定の
溶接作業が行われる。この場合、アーク溶接ロボット1
4はティーチングボックス18によりその動作が教示さ
れ、ロボットコントローラ20を介して油圧ユニット2
2および溶接コントローラ24によって駆動制御される
アーク溶接ロボット14は基台26上に設置されており
、移動部28が油圧モータ30により前記基台26に対
して矢印方向に移動すると共に、旋回部32が油圧モー
タ34により前記移動部28に対し矢印方向に旋回可能
に構成される。また、旋回部32にはアーム部材36の
一端部が軸着し、このアーム部材36は前記旋回部32
に取着された油圧シリンダ38により矢印方向に昇降可
能に構成される。一方、アーム部材36の他端部には油
圧モータ40を有する取付部材42が取着され、前記取
付部材42には油圧モータ44を介してエンドエフェク
タとしての溶接トーチ46が連結される。この場合、溶
接トーチ46は油圧モータ44を中心とし油圧モータ4
0によって矢印方向に旋回すると共に、油圧モータ44
により矢印方向に回動可能に構成される。なお、前述し
た油圧ユニット22はアーク溶接ロボット14を構成す
る油圧モータ30.34.40および44と油圧シリン
ダ38を駆動制御する。また、溶接コントローラ24は
溶接トーチ46とワーク15との間の溶接電流制御を達
成する。
ここで、アーク溶接ロボット14に対して基台26に固
定したベース座標系0゜と、溶接トーチ46のワーク1
5に対する作業点TCPに固定したハンド座標系0.と
を定義すると共に、アーク溶接ロボット14の各関節に
対して座標系O8乃至06を定義する。
ベース座標系0゜はXo 、Yo 、Zoの直交3軸か
らなり、各軸回りの回動方向を夫々A0、Be 、Co
とする。ハンド座標系0.はX、、Y、、Z、の直交3
軸からなり、各軸回りの回動方向を夫々A、 、B、 
、C,とする。座標系0、は油圧モータ30によりベー
ス座標系O6に対して変位する座標系であり、座標系0
□は油圧モータ34により座標系0.に対して回動する
座標系であり、座標系O1は油圧シリンダ38により座
標系0□に対して回動する座標系である。
また、座標系04は座標系03に対して固定された座標
系であり、アーク溶接ロボット14を6軸ロボツトとし
て説明するために付加したものである。さらに、座標系
Osは油圧モータ40により座標系04に対して回動す
る座標系であり、座標系06は油圧モータ44により座
標系0.に対して回動する座標系である。
一方、ティーチングボックス18は第2図に示すように
構成される。すなわち、ティーチングボックス18はア
ーク溶接ロボット14に対してティーチング等を行う本
体部52と、当該ティーチングボックス18の操作方法
等を表示する表示部54とから基本的に構成される。
本体部52は接続ケーブル55を介してロボットコント
ローラ20に接続されており、その上面部には後述する
ティーチモード、プレイモード等の切り換えを行うモー
ド切換スイッチ56と、アーク溶接ロボット14をマニ
ュアルで動作させるジョイスティック58と、機能選択
、データ入力等を行うテンキー60と、アーク溶接ロボ
ット14の動作を非常停止させるための非常停止ボタン
−62とが設けられる。この場合、ジョイスティック5
8は矢印αおよびβ方向に傾動可能であると共に矢印T
方向に回動可能に構成されており、その傾動方向あるい
は回動方向とアーク溶接ロボット14の駆動方向との対
応関係はテンキー60によって設定される。また、アー
ク溶接ロボット14の動作速度はジョイスティック58
の傾斜角度あるいは回動角度によって設定される。なお
、ジョイスティック58の先端部には動作スイッチ64
が設けられており、この動作スイッチ64を押圧するこ
とによってアーク溶接ロボット14が動作可能となる。
本体部52は斜め上方向に突出する一対のアーム部材6
6a、66bを有しており、これらのアーム部材66a
、66bの先端部間には取付ねじ68a、68bを介し
て表示部54が矢印θ方向に回動可能に軸着する。この
場合、表示部54はLCDデイスプレィ70を有してお
り、このLCDデイスプレィ70にはモード切換スイッ
チ56およびテンキー60によって選択されたティーチ
ングボックス18の操作方法等が表示される。
本実施態様に係るロボットにおけるティーチングデータ
の円弧補間方法が適用される溶接システムは基本的には
以上のように構成されるものであり、次にこのシステム
を用いたティーチング方法について説明する。
先ず、ティーチングボックス18の電源を投入する。こ
の場合、ティーチングボックス18のしCDデイスプレ
ィ70には第3図に示すメインメニュー画面80が表示
される。このメインメニュー画面80において、rTE
ACHJはジョイスティック58を用いてアーク溶接ロ
ボット14のティーチングを行うティーチモードであり
、「PLAY、はロボットコントローラ2oの図示しな
いキーボード等を用いて所望のティーチングデータを呼
び出しアーク溶接ロボット14を動作させるプレイモー
ドである。また、rAUTOJは前記のプレイモードを
シーケンサ12等の要求に基づいて自動的に実行するオ
ートモードであり、アーク溶接ロボット14によるワー
ク15の実際の溶接作業はこのオートモードで行われる
rED ITJはティーチングボックス18に格納され
ているティーチングデータを編集(立体シフト、コピー
等)する編集モードであり、[PARAJはアーク溶接
ロボット14における溶接トーチ46の寸法等のパラメ
ータを設定するパラメータ設定モードである。
そこで、先ず、オペレータはモード切換スイッチ56を
[51の位置に設定することでパラメータ設定モードを
選択する。そして、ティーチングボックス18のテンキ
ー60を用いてエンドエフェクタである溶接トーチ46
の寸法やアーク溶接ロボット14を構成する各関節に設
けられたポテンショメータのサーボゲインを設定すると
共に、前記各関節の動作の最大許容速度の設定等を行う
次に、オペレータがメインメニュー画面80からティー
チモードを選択しモード切換スイッチ56を[1コの位
置に設定すると、LCDデイスプレィ70には第4図に
示すティーチモードメニュー画面82が表示される。
この場合、rJOINT  123Jはジョイスティッ
ク58の矢印α、βおよびγ方向^、の動作に対してア
ーク溶接ロボット14を構成する油圧モータ30.34
および油圧シリンダ38が駆動されるモードである。ま
た、rJOINT  456Jはジョイスティック58
の矢印αおよびβ方向への動作に対して油圧モータ40
および44が駆動されるモードである。rBASE  
XYZJはジョイスティック58の動作に対して溶接ト
ーチ46の作業点TCPが基台26を基準とするペース
座標系O0の直交3軸X0、Yo、X0方向に夫々移動
するモードである。さらに、rBASE  ABCJは
ジョイスティック58の動作に対して溶接トーチ46の
作業点T C,Pが前記ペース座標系0゜の直交3軸X
o 、Yo 、Zoの回りAo、Bo、C0方向に回動
するモードである。一方、rHAND  XYZ」はジ
ョイスティック58の動作に対して溶接トーチ46の作
業点TCPが当該作業点TCPを基準とするハンド座標
系O,の直交3軸x、 、y、 、z、方向に移動する
モードである。同様に、rHAND−ABCJは溶接ト
ーチ46の作業点TCPがハンド座標系0.の直交3軸
x、、y、、z、の回りA。、B、、C,方向に回動す
るモードである。rBAsE  MDIJおよびrHA
ND−MDI、は夫々溶接トーチ46の作業点TCPの
位置をベース座標系O0またはハンド座標系o8を基準
として入力される修正データに基づいて修正するモード
である。そして、rMEMORT ZEJはアーク溶接
ロボッ目4の現在の状態をティーチングデータとしてロ
ボットコントローラ20の図示しない記憶手段に取り込
むためのモードを示す。
そこで、例えば、テンキー60から「3コを入力すると
ティーチモードよりrBASE  XYZ」のモードが
選択される。次いで、オペレータは動作スイッチ64を
押圧した状態でジョイスティック58を矢印α、βおよ
びT方向に所定量傾動あるいは回動させる。この場合、
ジョイスティック58の傾斜方向、回動方向、傾斜角お
よび回動角の各データは接続ケーブル55を介してロボ
ットコントローラ20に転送される。ロボットコントロ
ーラ20は選択されたrBASE  XYZ」のモード
に基づき前記各データからアーク溶接ロボット14の各
座標系OI乃至06の移動量に対応するパルス信号を生
成し油圧ユニット22に出力する。油圧ユニット22は
前記パルス信号に基づきアーク溶接ロボット14におけ
る溶接トーチ46の作業点TCPをベース座標系0゜に
従いワーク15の所望の溶接位置まで移動させる。この
場合、前記作業点TCPはジョイスティック58を矢印
α方向に傾動させることでZ。
方向に移動し、矢印β方向に傾動させることでX0方向
に移動し、矢印T方向に回動させることでY0方向に夫
々移動する。
一方、オペレータは溶接トーチ46の作業点TCPがワ
ーク15の所望の溶接位置まで移動し且つ後述する操作
により前記溶接トーチ46がワーク15に対して所望の
姿勢となったことを確認すると、ティーチングボックス
18のテンキー60を用いてティーチングデータの記憶
指令を入力する。この場合、第4図に示すティーチモー
ドメニュー画面82に従いテンキー60の0とIとを押
圧すると、アーク溶接ロボット14の現在状態における
各軸のパルスデータが図示しないポテンショメータ等で
読み取られティーチングデータとしてロボットコントロ
ーラ20に記憶される。
なお、オペレータは前記ティーチングデータの記憶作業
に続けてティーチングポイント間の補間方法、溶接トー
チ46の作業点TCPの移動速度等の設定を行う。
ここで、溶接トーチ46の作業点TCPをワーク15に
沿って曲線状に移動させ溶接作業を行う場合には、曲線
部分に沿って所定間隔でティーチングポイントを設定し
、隣接する3つのティーチングポイントの中、中間点お
よび終点のデータに円弧補間を指定するデータを付加す
る。
この結果、作業点TCPは、後述するように、前記3つ
のティーチングポイント間を円弧に沿って移動し溶接作
業を行う。以上の作業を所望のティーチングポイント毎
に繰り返すことによりアーク溶接ロボット14のティー
チング作業が完了する。
アーク溶接ロボット14のティーチング作業が完了する
と、オペレータはティーチングボックス18のLCDデ
イスプレィ70の画面を第3図に示すメインメニュー画
面80に戻す。次に、モード切換スイッチ56を[2〕
のプレイモードに設定し、アーク溶接ロボット14に対
しプレイバック動作を行わせティーチングデータの確認
を行う。
次に、ティーチングデータによるアーク溶接ロボット1
4の動作確認が終了すると、オペレータはLCDデイス
プレィ70の画面を再びメインメニュー画面80に戻し
た後、テンキー60の[3]を選択しオートモードとす
る。この場合、アーク溶接ロボット14はシーケンサ1
2の制御下にロボットコントローラ20より出力される
ティーチングデータに基づいてワーク15に対し所望の
溶接作業を遂行する。
そこで、次に、ティーチングポイント間を円弧補間する
ことで新たなティーチングデータを生成しつつアーク溶
接作業を行う場合について第5図のフローチャートおよ
び第6図の説明図に基づいて説明する。
° 先ず、ロボットコントローラ20は円弧補間の対象
となる3つのティーチングポイントである始点A、中間
点Mおよび終点Bに対する各関節のパルスPA、、PM
、およびPB、(i=1.2、・・・6)とこれらのテ
ィーチングポイント間の移動速度Vを読み出す(STP
I)。次いで、これらのパルスPAi 、PM、および
PB、から隣接する座標系0.乃至06に対する各関節
の角度rai、rmiおよびrb、を (i=1.2、・・・6) として求める(SrF2)。ここで、kliは座標系o
fにおけるポテンショメータの分解能および減速比に係
るパラメータである。kZiは座標系0.における関節
の可動範囲に対して基準中間点を設定した場合、ポテン
ショメータによって得られたパルスPA、、PM、およ
びPB+を前記基準中間点に対する増減量として表すた
めのオフセット量である。また、k3i&よ角度(de
g)をラジアンに変換するためのパラメータである。な
お、本実施態様では座標系04が座標系03に対して固
定されているためパルスPA、 、PM、およびPB、
を0に設定しておく。
次に、(1)乃至(3)式に基づいて算出された各関節
の角度r a i −、r ml 、r biから変換
行列T1、T1およびT、を算出する。この場合、変換
行列T1、T1、T、はベース座標系O0に対する座標
系O1の位置および姿勢を設定するものであり、各変換
行列T1、To、T、の成分をL +++n (m =
 1.2.3、n−1,2,3,4)として、 ・・・(4) ・・・(5) のように設定される。従って、作業点TCPの始点Aに
おける位置A、中間点Mにおける位置Mおよび終点Bに
おける位置Bは変換行列Tll、TIIおよびT、を用
いて、A= ’T’ 、  ・ h         
・・・(7)M = T’、 ・ h        
 ・・・(8)B=7’、  ・ h        
 ・・・(9)として算出される(SrF3)。なお、
hは座標系o6に対する作業点TCPのオフセット量を
示すベクトルであり、ベース座標系O0を基準としたX
o 、Yo、Zo力方向成分をhl、hz、h3として
、 のように定義される。
次に、始点A、中間点Mおよび終点Bを通る円弧の中心
Cの位置Cを求める(SrF2)。
中間点Mから始点Aに至るベクトルをEMA、中間点M
から終点Bに至るベクトルをEl、IRとすると、 E 、A= A−M:             ・・
・ODE 、IB= B −M           
  −(+21となる。そこで、これらのベクトルEM
A、E、4Bを用いて扇形AMBCの面に垂直なベクト
ル■を求めると、 ■= F、 MAX EMl         −03
)となる。次に、03)式で求めたベクトル■とベース
座標系0゜のZ0軸に平行なベクトルZとのなす角φを
求める。さらに、ベクトル■およびZに垂直なベクトル
Wを求めると、w= y X Z          
  ・・・04)となる。そこで、ベクトル■とZとの
なす角φからベクトルWの回りの回転行列Rφを求める
。次いで、この回転行列Rφを用いてベクトルE 、A
、E 、、をベクトルWの回りに回転して得られるベク
トルE1.lA*、EMl”を E 14a”  = Rφ ・ EMA       
  ・・・面E 、、”  = Rφ ・ EMI  
       ・・・06)として求める。この場合、
扇形AMBCは中間点Mを中心としてベクトルWの回り
に角度φだけ回転し、ベース座標系0゜のXo  Yo
平面に平行となる。従って、中間点Mから回転変換され
た扇形AMBCの新しい中心C11に至るベクトルE、
♂は二次元で容易に算出することが出来る。そこで、中
間点Mから中心Cに至るベクトルENCは回転行列Rφ
の逆行列とベクトルEMe”とを用いて、 E、C=Rφ−1・E 、c”      −(JT)
として求まる。この結果、中心Cの位置CはC=M+ 
Eイ。         ・・・00となる。
次に、始点Aから中間点Mを経由して終点Bに至る円弧
の長さlを求める(SrF5)。この場合、円弧の長さ
lは/ACBと扇形A M B、Cの半径とから求める
ことが出来る。
一方、作業点TCPを始点Aから終点Bまで移動させる
ための各関節の移動量d8を(1)、(3)式を用いて d1=r ai −r bi         ・(+
9)として求める(SrF6)。ここで、各関節を前述
したパラメータ設定モードにおいて設定した最大許容速
度v、tで移動量d、たけ移動させた場合の所要時間t
iを ’ r =d 4 / V M 1         
  ・・・Q[D(i=1.2、・・・6) として求める(SrF2)。そこで、+2[D式で求め
た所要時間1.の中、最大の値を1.とし、ロボットコ
ントローラ20から油圧ユニット22に対するデータの
払出時間をTとすると、始点Aと終点Bとの間を最も時
間のかかる関節を最大許容速度v魁で移動させた場合の
補間数N。
は N1−t、4/T               ・・
・(21)として求まる(SrF8)。また、作業点T
CPをアーク溶接ロボット14の可能な最大速度vMA
Xで始点A、終点8間を移動させた場合の補間数Ntを
円弧の長さ2を用いて N z = l−T / V WAX        
 −(22)として求める(SrF9)。そして、これ
らの補間数NI、NzO中、大きい方を補間数N3とす
る(STPIO)。最後に、パラメータ設定モードにお
いて指定された作業点TCPの移動速度Vとステップ1
0で求めた補間数N3とから実際の動作に対する補間数
Nを ■ として求める(STPII)。すなわち、補間数Nをこ
のように設定することでロボットコントローラ20の処
理能力に応じた最大数の補間データを作成することが出
来、以て、高精度な溶接作業が可能となる。
次に、以上のようにして設定された補間数Nに基づき作
業点TCPの始点Aがら終点Bに至る補間点D J(J
 = 1.2、・・・N−1)をを求める。この場合、
ZACB=θとすると、l D ; CD 、++(ミ
Δθ)は補間数Nを用いて、Δθ=θ/N      
      ・・・(24)どなる。一方、中心Cがら
始点Aに至るベクトルE。A、中心Cから中間点Mに至
るベクトルEC14および中心Cがら終点Bに至るベク
トルEC8を求め、これらのベクトルEcA、ECM、
ECBを用いて、 EcAX Ec、= ■AM        −(25
)ECM X Ecm = VMl        −
(26)EcAX IE C!l = vCA    
    ・” (27)となるベクトルvA)!・ ■
■・ ■c^を求める。そこで、これらのベクトルvA
イ、vHB1■cAの中、最適なものを選択し、これを
■。
とする。なお、ベクトル■。は扇形AMBCの面に垂直
なベクトルである。そして、前記ベクトル■。の回りに
(24)式で求めた角度Δθだけ回転させる回転行列R
Δθを求める(SrF12)。
次に、前記回転行列RΔθを用いて補間点Dj (j=
1.2、・・・N−1)の位置および姿勢を求める(S
rF13)。この場合、始点Aに対する変換行列T、は
(4)式で求められており、この変換行列T、に回転行
列Ra6を作用させることにより補間点り、に対する変
換行列Tdjは、 T’、j=(R^θ)j−r、     ・・・(28
)となる。
次いで、前記変換行列T’ djを逆変換すれば、補間
点り、に対する各関節の角度rdt(i=1.2、・・
・6)が求まる(SrF14)。そして、前記角度rd
1から補間点D、に対するパルスPDjは、 となる(STP15)。
そこで、ロボットコントローラ20はステップ15で求
めたパルスPD、をアーク溶接ロボット14に対して払
い出すことで作業点TCPを補間点D、に移動させる(
STP16)。同様にして、ステップ13乃至16の処
理を補間数N回だけ繰り返すことにより始点Aから中間
点Mを経由して終点Bに至る間の円弧補間動作が遂行さ
れる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、ティーチングにより教
示された隣接する3点間をエンドエフェクタの姿勢を加
味して所定の補間数で分割することにより当該3点間を
円弧補間する補間点を求めている。従って、エンドエフ
ェクタのワークに対する姿勢は前記3点間において滑ら
かに変化するため、補間点におけるエンドエフェクタの
姿勢をワークに対して容易且つ高精度に設定することが
可能となり、以て、正確な作業を行うことが出来る。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るロボットにおけるティーチングデ
ータの円弧補間方法が適用される溶接システムの概略構
成図、 第2図は第1図に示す溶接システムにおけるティーチン
グボックスの構成斜視図、 第3図および第4図は第2図に示すティーチングボック
スに表示される各メニュー画面の説明図、 第5図は本発明に係るロボットにおけるティーチングデ
ータの円弧補間方法の手順を示すフローチャート、 第6図は本発明に係るロボットにおけるティーチングデ
ータの円弧補間方法の手順説明図である。 10・・・溶接システム   12・・・シーケンサ1
4・・・アーク溶接ロボット 18・・・ティーチングボックス 20・・・ロボットコントローラ 22・・・油圧ユニット   24・・・溶接コントロ
ーラ52・・・本体部      54・・・表示部5
6・・・モード切換スイッチ 58・・・ジョイスティック 60・・・テンキー62
・・・非常停止ボタン  64・・・動作スイッチ70
・・・LCDデイスプレィ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多関節ロボットにおいて教示されるティーチング
    ポイントの3点間を円弧補間する際、第1のティーチン
    グポイントから第2のティーチングポイントを経由して
    第3のティーチングポイントに至る円弧の中心および長
    さを求め、次に、前記円弧の長さに基づき円弧を所定間
    隔で分割するための補間数を求めると共に、前記中心か
    ら第1ティーチングポイントに至るベクトルと当該中心
    から第3ティーチングポイントに至るベクトルとのなす
    角度を求め、次いで、前記角度を前記補間数で割ること
    により中心から補間点に至るベクトルの方向変化量を求
    め、さらに、前記方向変化量から前記補間点に至るベク
    トルに対する回転行列を求め、前記回転行列を第1ティ
    ーチングポイントに対する座標変換行列に順次作用させ
    ることで各補間点におけるエンドエフェクタの位置およ
    び姿勢を求めることを特徴とするロボットにおけるティ
    ーチングデータの円弧補間方法。
JP63045070A 1988-02-26 1988-02-26 ロボットにおけるティーチングデータの円弧補間方法 Expired - Fee Related JPH07104698B2 (ja)

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CN113199476A (zh) * 2021-04-28 2021-08-03 广西大学 可快速调整焊枪姿态的圆弧8字形摆弧路径的规划算法

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CN113199476B (zh) * 2021-04-28 2023-10-31 广西大学 可快速调整焊枪姿态的圆弧8字形摆弧路径的规划算法

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