JPH01185704A - ロボットのティーチングデータ修正方法 - Google Patents

ロボットのティーチングデータ修正方法

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JPH01185704A
JPH01185704A JP1174688A JP1174688A JPH01185704A JP H01185704 A JPH01185704 A JP H01185704A JP 1174688 A JP1174688 A JP 1174688A JP 1174688 A JP1174688 A JP 1174688A JP H01185704 A JPH01185704 A JP H01185704A
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JP
Japan
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robot
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teaching
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amount
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JP1174688A
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Hidetaka Nose
野瀬 英高
Yoshihiko Suzuki
快彦 鈴木
Kazuhiro Kawabata
川端 和弘
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はロボットのティーチングデータ修正方法に関し
、−層詳細には、ワークに対するロボットの作業点の移
動量を求め、この移動量からティーチングデータを容易
に修正可能としたロボットのティーチングデータ修正方
法に関する。
[発明の背景] 例えば、産業用ロボットを用いてワークに対し所定の作
業を行う場合、当該ロボットの先端部に取着されたエン
ドエフェクタを所定の経路に沿って移動させる必要があ
る。この場合、前記経路は一般にティーチングボックス
によって教示される。ここで、ロボットのティーチング
を行うティーチングボックスには、ロボットの各関節を
駆動するための指令値やティーチングの基準とする座標
系を選択する入力手段あるいはロボットの動作速度を設
定する設定手段等が備えられており、オペレータはこれ
らの手段を所定の仕様に従って操作することでロボット
に対するティーチングを行っている。
ところで、このようにしてティーチングされた産業用ロ
ボットを用いてライン上のワークに対し所定の作業を行
う場合において、例えば、作業中に前記ワークのロンド
が替わるとワークに対するロボットの作業点の位置がず
れてしまうことがある。この場合、従来はラインを一旦
停止させロボットに対し再度ティーチングを行うことに
より当該作業点の位置ずれを修正して作業を継続するよ
うにしている。然しなから、このようなティーチング作
業は修正ステップ数が僅かであってもその作業に相当の
時間を要するためラインが長時間にわたって停止され、
この結果、生産性が著しく低下する不都合が指摘されて
いる。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、ワークに対する作業点の移動量を求め、この移
動量からロボットを構成する各関節の状態データを修正
することにより、ティーチングデータの修正を迅速且つ
容易に行うことが出来、ロボットの稼動率の向上に寄与
することの出来るロボットのティ−チングデータ修正方
法を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明はティーチングデ
ータに従って駆動される多関節ロボットにおけるエンド
エフェクタの作業点の位置を修正する際、当該多関節ロ
ボットを構成する各関節の状態データから前記各関節間
の座標変換行列を求め、前記座標変換行列に基づいて修
正前のエンドエフェクタによる作業点の位置を算出する
一方、ワークに対する前記作業点の移動量を求め、当該
修正前のエンドエフェクタによる作業点の位置と前記移
動量とから修正後のエンドエフェクタによる作業点の位
置を算出し、次いで、当該修正後の作業点の位置から各
関節間の新たな座標変換行列を求め、当該新たな座標変
換行列から各関節の新たな状態データを算出することを
特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係るロボットのティーチングデータ修正
方法について好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照
しながら以下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は本実施態様に係るロボ
ットのティーチングデータ修正方法が適用される溶接シ
ステムを示し、この溶接システム10ではシーケンサ1
2によるシーケンス制御に基づきアーク溶接ロボット1
4が駆動され、クヘランプ装置16によって治具台17
上に位置決めされたワーク15に対し所定の溶接作業が
行われる。
この場合、アーク溶接ロボット14はティーチングボッ
クス18によりその動作が教示され、ロボットコントロ
ーラ20を介して油圧ユニット22および溶接コントロ
ーラ24によって駆動制御される。
アーク溶接ロボット14は基台26上に設置されており
、移動部28が油圧モータ30により前記基台26に対
して矢印方向に移動すると共に、旋回部32が油圧モー
タ34により前記移動部28に対し矢印方向に旋回可能
に構成される。また、旋回部32にはアーム部材36の
一端部が軸着し、このアーム部材36は前記旋回部32
に取着された油圧シリンダ38により矢印方向に昇降可
能に構成される。一方、アーム部材36の他端部には油
圧モータ40を有する取付部材42が取着され、前記取
付部材42には油圧モータ44を介してエンドエフェク
タとしての溶接トーチ46が連結される。この場合、溶
接トーチ46は油圧モータ44を中心とし油圧モータ4
0によって矢印方向に旋回すると共に、油圧モータ44
により矢印方向に回動可能に構成される。なお、前述し
た油圧ユニット22はアーク溶接ロボット14を構成す
る油圧モータ30.34.40および44と油圧シリン
ダ38を駆動制御する。また、溶接コントローラ24は
溶接トーチ46とワーク15との間の溶接電流制御を達
成する。
ここで、アーク溶接ロボット14に対して基台26に固
定したベース座標系O0と、溶接トーチ46のワーク1
5に対する作業点TCPに固定したハンド座標系O0と
を定義すると共に、アーク溶接ロボット14の各関節に
対して座標系OI乃至o6を定義する。
ベース座標系o0はXo 、Yo 、Zoの直交3軸か
らなり、各軸回りの回動方向を夫々A0、Bo、Coと
する。ハンド座標系O1はX、、Y、 、Z、の直交3
軸からなり、各軸回りの回動方向を夫々A、 、B、 
、C,とする。座標系0、は油圧モータ30によりベー
ス座標系0゜に対して変位する座標系であり、座標系0
2は油圧モータ34により座標系01に対して回動する
座標系であり、座標系03は油圧シリンダ38により座
標系0□に対して回動する座標系である。
また、座標系04は座標系03に対して固、定された座
標系であり、アーク溶接ロボット14を6軸ロボツトと
して説明するために付加したものである。さらに、座標
系OSは油圧モータ40により座標系04に対して回動
する座標系であり、座標系O4は油圧モータ44により
座標系O3に対して回動する座標系である。
一方、ティーチングボックス18は第2図に示すように
構成される。すなわち、ティーチングボックス18はア
ーク溶接ロボット14に対してティーチング等を行う本
体部52と、当該ティーチングボックス18の操作方法
等を表示する表示部54とから基本的に構成される。
本体部52は接続ケーブル55を介してロボットコント
ローラ20に接続されており、その上面部には後述する
ティーチモード、プレイモード等の切り換えを行うモー
ド切換スイッチ56と、アーク溶接ロボット14をマニ
ュアルで動作させるジョイスティック58と、機能選択
、データ入力等を行うテンキー60と、アーク溶接ロボ
ット14の動作を非常停止させるための非常停止ボタン
62とが設けられる。この場合、ジョイスティック58
は矢印αおよびβ方向に傾動可能であると共に矢印T方
向に回動可能に構成されており、その傾動方向あるいは
回動方向とアーク溶接ロボット14の駆動方向との対応
関係はテンキー60によって設定される。また、アーク
溶接ロボット14の動作速度はジョイスティック58の
傾斜角度あるいは回動角度によって設定される。なお、
ジョイスティック58の先端部には動作スイッチ64が
設けられており、この動作スイッチ64を押圧すること
によってアーク溶接ロボット14が動作可能となる。
本体部52は斜め上方向に突出する一対のアーム部材6
6a、66bを有しており、これらのアーム部材66a
、66bの先端部間には取付ねじ68a、68bを介し
て表示部54が矢印β方向に回動可能に軸着する。この
場合、表示部54はLCDデイスプレィ70を有してお
り、このLCDデイスプレィ70にはモード切換スイッ
チ56およびテンキー60によって選択されたティーチ
ングボックス18の操作方法等が表示される。
本実施態様に係るロボットのティーチングデータ修正方
法が適用される溶接システムは基本的には以上のように
構成されるものであり、次にこのシステムを用いたティ
ーチング方法について説明する。
先ず、ティーチングボックス18の電源を投入する。こ
の場合、ティーチングボックス18のしCDデイスプレ
ィ70には第3図に示すメインメニュー画面80が表示
される。このメインメニュー画面80において、rTE
AcHJはジョイスティック58を用いてアーク溶接ロ
ボット14のティーチングを行うティーチモードであり
、「PLAY、はロボットコントローラ20の図示しな
いキーボード等を用いて所望のティーチングデータを呼
び出しアーク溶接ロボット14を動作させるプレイモー
ドである。また、rAUTOJは前記のプレイモードを
シーケンサ12等の要求に基づいて自動的に実行するオ
ートモードであり、アーク溶接ロボット14によるワー
ク15の実際の溶接作業はこのオートモードで行われる
rEDITJはティーチングボックス18に格納されて
いるティーチングデータを編集(立体シフト、コピー等
)する編集モードであり、「PARA、はアーク溶接ロ
ボット14における溶接トーチ46の寸法等のパラメー
タを設定するパラメータ設定モードである。
次に、オペレータがメインメニュー画面80からティー
チモードを選択しモード切換スイッチ56を[1]の位
置に設定すると、LCDデイスプレィ70には第4図に
示すティーチモードメニュー画面82が表示される。
この場合、rJOrNT  123Jはジョイスティッ
ク58の矢印α、βおよびγ方向への動作に対してアー
ク溶接ロボット14を構成する油圧モータ30.34お
よび油圧シリンダ38が駆動されるモードである。また
、rJOINT  456」はジョイスティック58の
矢印αおよびβ方向への動作に対して油圧モータ40お
よび44が駆動されるモードである。rBASE  X
YZ。
はジョイスティック58の動作に対して溶接トーチ46
の作業点TCPが基台26を基準とするベース座標系0
゜のXo 、Yo 、Zo力方向夫々移動するモードで
ある。さらに、rBASE  ABC,はジョイスティ
ック58の動作に対して溶接トーチ46の作業点TCP
が前記ベース座標系0゜の直交3軸X0、Yo、Zoの
回りAo、Bo、Co方向に回動するモードである。一
方、rHAND  XYZJはジョイスティック58の
動作に対して溶接トーチ45の作業点TCPが当該作業
点TCPを基準とするハンド座標系o8の直交3軸X、
、Yo、Z8方向に移動するモードである。同様に、r
HAND  ABCJは溶接トーチ46の作業点TCP
がハンド座標系0゜の直交3軸X、 、Y、 、Z、の
回りA@、B、、C,方向に回動するモードである。r
BASEMDIJおよびrHAND  MDI、は夫々
溶接トーチ46の作業点TCPの位置をベース座標系0
゜またはハンド座標系O,,を基準として入力される修
正データに基づいて修正するモードである。そして、r
MEMORI ZEJはアーク溶接ロボット14の現在
の状態をティーチングデータとしてロボットコントロー
ラ20の図示しない記憶手段に取り込むためのモードを
示す。
そこで、例えば、テンキー60から[3コを入力すると
ティーチモードよりrBASE  XYZ」のモードが
選択される。次いで、オペレータは動作スイッチ64を
押圧した状態でジョイスティック58を矢印α、βおよ
びγ方向に所定量傾動あるいは回動させる。この場合、
ジョイスティック58の傾斜方向、回動方向、傾斜角お
よび回動角の各データは接続ケーブル55を介してロボ
ットコントローラ20に転送される。ロボットコントロ
ーラ20は選択されたrBASE  XYZJのモード
に基づき前記各データからアーク溶接ロボット14の各
座標系01乃至06の移動量に対応するパルス信号を生
成し油圧ユニット22に出力する。油圧ユニット22は
前記パルス信号に基づきアーク溶接ロボット14におけ
る溶接トーチ46の作業点TCPをベース座標系0゜に
従いワーク15の所望の溶接位置まで移動させる。この
場合、前記作業点TCPはジョイスティック58を矢印
α方向に傾動させることでZ0方向に移動し、矢印β方
向に傾動させることでX0方向に移動し、矢印γ方向に
回動させることでY0方向に夫々移動する。
一方、オペレータは溶接トーチ46の作業点TCPがワ
ーク15の所望の溶接位置まで移動し且つ後述する操作
により前記溶接トーチ46がワーク15に対して所望の
姿勢となったことを確認すると、ティーチングボックス
18のテンキー6oを用いてティーチングデータの記憶
指令を入力す′る。この場合、第4図に示すティーチモ
ードメニュー画面82に従いテンキー60の0とIとを
押圧すると、アーク溶接ロボット14の現在状態にオケ
る各軸のパル不データが図示しないポテンショメータ等
で読み取られロボットコントローラ20に記憶される。
以上の作業を所望の溶接位置毎に繰り返すことによりア
ーク溶接ロボット14のティーチング作業が完了する。
、アーク溶接ロボット14のティーチング作業が完了す
ると、オペレータはティーチングボックス18のり、、
CDデイスプレィ70の画面を第3図に示すメインメニ
ュー画面80に戻す。次に、モード切換スイッチ56を
[2]のプレイモードに設定し、アーク溶接ロボット1
4に対しプレイバック動作を行わせティーチングデータ
の確認を行う。
次に、ティーチングデータによるアーク溶接ロボット1
4の動作確認が終了すると、オペレータはLCDデイス
プレィ70の画面を再びメインメニュー画面80に戻し
た後、テンキー60の[3]を選択しオートモードとす
る。この場合、アーク溶接ロボット14はシーケンサ1
2の制御下にロボットコントローラ20より出力される
ティーチングデータに基づいてワーク15に対し所望の
溶接作業を遂行する。
ところで、アーク溶接ロボット14による溶接作業の遂
行中においてワーク15のロッドを交換した場合、溶接
トーチ46の作業点TCPが交換後のワーク15の所望
の位置に設定されなくなる場合が生じる。このような場
合、本実施態様ではティーチモードメニュー画面82に
おける[BASE  MDI、あるいはrHANDMD
IJのモードを選択することでティーチングデータの修
正を行っている。そこで、第5図に示すフローチャート
に基づきティーチングデータの修正方法を説明する。
先ず、オペレータはティーチングボックス18のLCD
デイスプレィ70に第4図に示すティーチモードメニュ
ー画面82を表示させ、例えば、rBASE  MD 
I Jのモードを選択した後、修正すべきティーチング
ポイントのステップ数を指定してテンキー60よりベー
ス座標系O0を基準とする作業点TCPのワーク15に
対する移動量ΔX、ΔY、ΔZを入力する。
一方、ロボットコントローラ20はアーク溶接ロボット
14を構成する各油圧モータ30.34.40.44お
よび油圧シリンダ38に装着された図示しないポテンシ
ョメータから現在のパルスP= (i=1.2、・・・
6)を取り込み、このパルスP、から隣接する座標系0
1乃至o6に対する各関節の現在の角度r、を (i=1.2、・・・6) として求める(STPI)。ここで、kliは座標系0
.におけるポテンショメータの分解能および減速比に係
るパラメータである。k□は座標系O8における関節の
可動範囲に対して基準中間点を設定した場合、ポテンシ
ョメータによって得られたパルスP、を前記基準中間点
に対する増減量として表すためのオフセット量である。
また、i+は角度(deg)をラジアンに変換するため
のパラメータである。なお、本実施態様では座標系04
が座標系O1に対して固定されているためパルスP4を
Oに設定しておく。
次に、(1)式に基づいて算出された現在の角度r、か
ら変換行列Tを算出する(SrF2)。
この場合、変換行列Tはベース座標系O0に対する座標
系01の位置および姿勢を設定するものであり、変換行
列Tの各成分をLmn(m=1.2.3、n=1.2.
3.4)として、(i=1.2、・・・6) のように設定される。ここで、変換行列TをT’:(A
ib)          ・・・(3)と定義した場
合、作業点TCPの現在の位置Cは変換行列Tを用いて
、 c = ’r −h = A−h 0+ b・・・(4
) として算出される(SrF2)。なお、Aは変換行列T
の左側4行3列の成分を示し、bは変換行列Tの右側4
行1列の成分を示す。
また、hは座標系06に対する作業点TCPのオフセッ
ト量を示すベクトルであり、ベース座標系O0を基準と
したXo 、Yo 、Zo力方向成分をh+ 、hz、
h:+として、のように定義される。
次に、ロボットコントローラ20はオペレータにより入
力された作業点TCPの移動量ΔX1ΔY1ΔZをティ
ーチングデータの修正データとして取り込み(SrF2
)、この移動量ΔX、ΔY3ΔZを用いて作業点TCP
の新たな位置C′を求める(SrF2)、すなわち、修
正された作業点TCPの新たな位置C′は現在の位置C
のベース座標系O0におけるXo、Yo 、Zoの方向
に対する各成分をCX、Cアおよびc、、新たな位置C
′の各成分をC′χ、C’ll、C’llとして、 c’ 、”cx−ΔX          =(6a)
c’ 、=c、−ΔY         ・・・(6b
)c’ 、=c、−ΔZ          −(6c
)求まる。
ここで、作業点TCPを新たな位置Cパに移動させた場
合の変換行列T′を T” = [A’  i  ’b ’ )      
 ・・・(7)とすると、作業点TCPが位置CからC
′に移動する際にその姿勢が固定されるためには、(3
)式の関係から、 A= A、・′              ・・・(
8)であることを要する。従って、作業点TCPの新た
な位置C′は、 C’ = A−h o + b ’       ・・
・(9)となり、変換行列T′が 。
として求まる(SrF2)。
そこで、この変換行列T′を逆変換すれば、各座標系O
1乃至06が設定される関節における次の角度ri’(
t=1.2、・・・6)を求めることが出来る(SrF
7)。この結果、前記角度r 、 lからティーチング
データの修正後における次のパルスPユ′は、 (i=1.2、・・・6) のようにして求まる(SrF2)。
次いで、ロボットコントローラ20はステップ8で求め
たパルスP、′を図示しない記憶手段に修正されたティ
ーチングデータとして格納する(SrF2)。以上の処
理を修正の必要な全てのティーチングポイントに対して
繰り返すことにより所望の位置および姿勢に修正された
ティーチングデータが得られる。
なお、上述した実施態様ではベース座標系0゜を基準と
して作業点TCPの位置を修正する場合について説明し
たが、前記作業点TCPに設定されるハンド座標系O0
を基準として当該作業点TCPの位置および姿勢を修正
することも可能である。そこで、オペレータはLCDデ
イスプレィ70に表示されたティーチモードメニュー画
面82よりr)IAND  MDIJのモードを選択し
、テンキー60よりハンド座標系011からみた作業点
TCPの移動量を入力する。この場合、作業点TCPの
移動量は当該作業点TCPに固定したハンド座標系0.
を基準として測定されるため、オペレータはベース座標
系0゜を用いた場合よりも一層容易に移動量の設定を行
うことが可能となる。なお、この場合の処理手順では、
第5図に示すステップ4においてハンド座標系0.の各
軸X、、Y、、Z、方向の移動量を設定した後、当該移
動量をベース座標系O0からみた移動量ΔX、ΔY、Δ
Zに変換してステップ5以下の処理を遂行すれば、各関
節に対する所望のパルスを得ることが出来る。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、ロボットのティーチン
グデータを修正する際、ワークに対する修正前のエンド
エフェクタの作業点の移動量を求め、前記移動量に基づ
いてティーチングデータを修正している。この場合、デ
ータ修正のために再度ティーチングを行う必要がなく、
従って、作業力1軽減化されると共にデータの修正も極
めて容易となる。また、データの作成に長時間を要しな
いため、当該ロボットの適用される製造ラインに対する
影響は極めて少なく、稼動率の向上にも寄与することが
出来る。さらに、ティーチングデータはエンドエフェク
タの姿勢を加味して修正されるため、−層高精度な作業
が可能となる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るロボットのティーチングデータ修
正方法が適用される溶接システムの概略構成図、 第2図は第1図に示す溶接システムにおけるティーチン
グボックスの構成斜視図、 第3図および第4図は第2図に示すティーチングボック
スに表示される各メニュー画面の説明図、 第5図は本発明に係るロボットのティーチングデータ修
正方法の手順を示すフローチャートである。 10・・・溶接システム   12・・・シーケンサ1
4・・・アーク溶接ロボット 18・・・ティーチングボックス 20・・・ロボットコントローラ 22・・・油圧ユニット   24・・・溶接コントロ
ーラ52・・・本体部      54・・・表示部5
6・・・モード切換スイッチ 58・・・ジョイスティック 60・・・テンキー62
・・・非常停止ボタン  64・・・動作スイッチ70
・・・LCDディスプレイ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ティーチングデータに従って駆動される多関節ロ
    ボットにおけるエンドエフェクタの作業点の位置を修正
    する際、当該多関節ロボットを構成する各関節の状態デ
    ータから前記各関節間の座標変換行列を求め、前記座標
    変換行列に基づいて修正前のエンドエフェクタによる作
    業点の位置を算出する一方、ワークに対する前記作業点
    の移動量を求め、当該修正前のエンドエフェクタによる
    作業点の位置と前記移動量とから修正後のエンドエフェ
    クタによる作業点の位置を算出し、次いで、当該修正後
    の作業点の位置から各関節間の新たな座標変換行列を求
    め、当該新たな座標変換行列から各関節の新たな状態デ
    ータを算出することを特徴とするロボットのティーチン
    グデータ修正方法。
JP1174688A 1988-01-20 1988-01-20 ロボットのティーチングデータ修正方法 Pending JPH01185704A (ja)

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JP2011067895A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Daihen Corp ロボットのツールの位置の微調整方法及びロボット制御システム

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