JPH0121628Y2 - - Google Patents

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JPH0121628Y2
JPH0121628Y2 JP17846385U JP17846385U JPH0121628Y2 JP H0121628 Y2 JPH0121628 Y2 JP H0121628Y2 JP 17846385 U JP17846385 U JP 17846385U JP 17846385 U JP17846385 U JP 17846385U JP H0121628 Y2 JPH0121628 Y2 JP H0121628Y2
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JP
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temperature
heater
water
container
turned
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JP17846385U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、湯沸しした後、保温できる湯沸しポ
ツトに関する。
(ロ) 従来の技術 従来、湯沸しした後、保温する構成とした湯沸
しポツトは、例えば特開昭60−174118号に開示さ
れている如く、容器を湯沸し用ヒーターと保温用
ヒーターにより加熱する様にしており、その制御
方法は、湯沸し用ヒーターを沸騰温度でOFFせ
しめ、保温温度以下でONせしめると共に保温用
ヒーターを保温温度付近でON−OFFせしめる様
にしている。従つて、保温温度までは湯沸し用ヒ
ーターと保温ヒーターにより加熱できるが、保温
温度から沸騰温度までは湯沸し用ヒーターのみで
加熱するので、その間は、水温の上昇速度が保温
温度以前の上昇温度より遅くなり、その結果保温
状態に切り替るまでの時間、所謂沸き上がり時間
が長くなつてしまう欠点があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、上記の欠点を考慮して沸き上がり時
間を短縮できる湯沸しポツトを提供するものであ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の湯沸しポツトは、主ヒーターを容器内
の水の温度が上限温度に達した時にOFFし、下
限温温度以下でONせしめる第1の温度制御装置
と主ヒーターのON時、容器内の制御温度を上限
温度と略同温度として、且つ主ヒーターのOFF
後、上限温度と下限温度の間の温度を制御温度と
して保温ヒーターを制御する第2の温度制御装置
とからなるものである。
(ホ) 作用 本考案は、上記の如く構成したものであるか
ら、上限温度、例えば沸騰温度まで主ヒーターと
保温ヒーターにより加熱し、その後、保温ヒータ
ーにより上限温度と下限温度の間の温度(保温温
度)に容器内の水温を保つべく加熱することがで
きる。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図は、本考案の湯沸しポツトの断面図を示し、
1はステンレス材よりなる有底筒状の容器2と該
容器を内装する合成樹脂製のケース3とを有する
容器本体で、前記容器2とケース3の上部周縁を
環状の枠体4にて固定し、ケース3の底部を底蓋
5により覆つている。6は一側を前記ケース3に
回動自在に枢着し、他側をケース3に係脱自在と
する外蓋で、上部に上下動自在となる押圧部7を
設け、そしてこの押圧部7に連係するようにベロ
ーズ8を内装し、押圧部7を上下動せしめること
によりベローズ8を伸縮自在としている。9は容
器2の上面開口部を覆う内蓋で、前記ベローズ8
の空気吐出口10に連通する連通路11及び容器
2内の湯を容器本体1外に導く給湯パイプ12と
を設けている。13は容器2の下部外周に巻装せ
る帯状のヒーターで、主ヒーター14と保温ヒー
ター15とからなる。16は容器2の下部外周に
当接する如く設けた沸騰検出用サーモスイツチ
(第1の温度制御装置)で、容器2内の水温が略
100℃以上でOFF、略80℃以下でONする様に設
定されている。17は容器2の下部外周に当接す
る如く設けた保温制御用サーモスイツチで、略
110℃を境にしてON−OFFする様に設定されて
いる。18は前記保温制御用サーモスイツチ17
の近傍に配置されたこのサーモスイツチ17を加
熱する小電力の補助ヒーターで、前記主ヒーター
14の抵抗値に比べ十分大きい抵抗値を有してい
る。
第2図は、本考案の湯沸しポツトの電気回路図
で、この図の如く上記各電気部品が接続されてい
る。而して、上記保温制御用サーモスイツチ17
と補助ヒーター18により第2の温度制御装置1
9を構成している。
次に第1図及び第2図を基づいて動作を説明す
る。先づ容器2内に水を入れ、電源を投入する
と、主ヒーター14及び保温ヒーター15がON
し、水温が上昇する。そして、水温が上昇し、略
100℃になると沸騰検出用サーモスイツチ16が
OFFするので主ヒーター14と補助ヒーター1
8の直列回路が形成されることになる。この時、
主ヒーター14に比べ補助ヒーター18の方が十
分抵抗値が大きいので、主ヒーター14は、ほと
んど発熱せず(OFF状態と略同様)、水温の上昇
に何んら影響を与えなくなり保温ヒーター15の
みで容器2を加熱することになる。そして以後、
補助ヒーター18は、保温制御用サーモスイツチ
17を加熱することになる。而して、この時、水
温が略90℃の時に容器2から受ける熱と補助ヒー
ター18から受ける熱とにより保温制御用サーモ
スイツチ17が略110℃を検知する様に補助ヒー
ター18の取付位置或いは発熱量を設定すると、
主ヒーター14が略OFF状態になつた後、保温
制御用サーモスイツチ17は補助ヒーター18に
より加熱されて即110℃以上を検知するのでOFF
することになり保温ヒーター15もOFFし、そ
の後水温が略90℃まで下降してから保温制御用サ
ーモスイツチ17はON−OFFを繰り返し保温状
態に入ることになる。
又、上記の如く、水温を略90℃に保つて保温し
ている時、新たに容器2内に冷水を追加して水温
が、80℃以下になると、沸騰検出用サーモスイツ
チ16がONして主ヒーター14がONするので、
補助ヒーター18がOFFして保温制御用サーモ
スイツチ17をONし保温ヒーター15もONす
ることになる。以後、電源投入後と同様な経過を
たどることになる。
第3図は、本考案の湯沸しポツトを第1図及び
第2図で示した様なサーモスイツチを使用するこ
となく電子回路で構成したものであり、その構成
及び動作を第1図及び第2図と同構成は同符号を
もつて簡単に説明する。20は直流電源回路、2
1は容器2の下部外周に当接せしめる如く設けた
負特性サーミスタ22を有した温度検出回路、2
3は基準回路、24は主ヒーター14を制御する
第1の温度制御回路(第1の温度制御装置)で、
正帰還をかけた第1のコンパレータ24A、トラ
ンジスタ24B、リレー24C及びその接点24
Dを有している。25は保温ヒーター15を制御
する第2の温度制御回路(第2の温度制御装置)
で、第2のコンパレータ25A及び制御極付整流
器25Bを有している。
而して、第1のコンパレータ24Aは、サーミ
スタ22が略100℃以上を検出した時に“L”レ
ベル信号を出力し、略80℃以下を検出した時に
“H”レベル信号を出力する様にしておくと、こ
の第1のコンパレータ24Aの出力に応じて基準
回路23の接続点イの電位は変化することにな
り、第2のコンパレータ25Aの動作点が異なる
ことになる。従つて、第2のコンパレータ25A
は、第1のコンパレータ24Aが“H”レベル信
号を出力している時にサーミスタ22が110℃を
検出した時この温度を境にして“H”,“L”レベ
ル信号を出力し、そして第1のコンパレータ24
Aが“L”レベル信号を出力している時にサーミ
スタ22が90℃を検出した時この温度を境にして
“H”,“L”レベル信号を出力する様にできる。
而して、この様にすることで第2図の回路と同様
な動作を行うことになる。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の如く、上限温度、例えば沸騰温
度まで主ヒーターと保温ヒーターにより加熱し、
その後、保温ヒーターにより上限温度と下限温度
の温度(保温温度)に容器内の水温を保つべく加
熱するものであり、所謂沸き上がり時間を短縮で
きる湯沸しポツトを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の湯沸しポツトの断面図、第2
図は同じく電気回路図、第3図は他の実施例の電
気回路図である。 2……容器、14……主ヒーター、15……保
温ヒーター、16,24……第1の温度制御装
置、19,25……第2の温度制御装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水を貯留する有底筒状の容器と、該容器を加熱
    する主ヒーター及び保温ヒーターと、前記主ヒー
    ターを前記容器内の水の温度が上限温度に達した
    時にOFFし、下限温度以下でONせしめる第1の
    温度制御装置と、前記主ヒーターのON時、容器
    内の水の制御温度を上限温度と略同温度として、
    且つ前記主ヒーターのOFF後、上限温度と下限
    温度の間の温度を制御温度として前記保温ヒータ
    ーを制御する第2の温度制御装置とからなること
    を特徴とする湯沸しポツト。
JP17846385U 1985-11-20 1985-11-20 Expired JPH0121628Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17846385U JPH0121628Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

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JP17846385U JPH0121628Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6286122U JPS6286122U (ja) 1987-06-02
JPH0121628Y2 true JPH0121628Y2 (ja) 1989-06-27

Family

ID=31120615

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JP17846385U Expired JPH0121628Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

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