JPH0355397Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0355397Y2 JPH0355397Y2 JP13225085U JP13225085U JPH0355397Y2 JP H0355397 Y2 JPH0355397 Y2 JP H0355397Y2 JP 13225085 U JP13225085 U JP 13225085U JP 13225085 U JP13225085 U JP 13225085U JP H0355397 Y2 JPH0355397 Y2 JP H0355397Y2
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- JP
- Japan
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- temperature
- rice
- heat
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- heater
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- Expired
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Landscapes
- Cookers (AREA)
- Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、米飯の保温特性を改良した保温炊飯
釜に関するものである。
釜に関するものである。
従来の技術
一般に米飯の保温を行う場合、約70℃前後の一
定の温度で長時間保温を行つているが、時間と共
に米飯が黄色に変色し風味がなくなつてくる。一
般に米飯の保温温度を高目にすると水分が蒸発
し、しかも黄色に変色し風味が極端におちる。
又、前記の保温温度より低目にすると腐敗菌の増
殖によつて米飯が腐敗する危険がある。すなわ
ち、第3図aに示すように従来の保温温度は、時
間t0で炊き上つた後、米飯を約100℃に時間t1ま
で保持してむらし工程を実施し、その後約70℃一
定の温度制御を行つているために黄色の変色がお
こり易いのである。尚同図bはそれらの工程にお
ける電力の変化を示している。
定の温度で長時間保温を行つているが、時間と共
に米飯が黄色に変色し風味がなくなつてくる。一
般に米飯の保温温度を高目にすると水分が蒸発
し、しかも黄色に変色し風味が極端におちる。
又、前記の保温温度より低目にすると腐敗菌の増
殖によつて米飯が腐敗する危険がある。すなわ
ち、第3図aに示すように従来の保温温度は、時
間t0で炊き上つた後、米飯を約100℃に時間t1ま
で保持してむらし工程を実施し、その後約70℃一
定の温度制御を行つているために黄色の変色がお
こり易いのである。尚同図bはそれらの工程にお
ける電力の変化を示している。
考案が解決しようとする問題点
米飯が保温工程中に黄色に変色する点である。
問題点を解決するための手段
むらし工程後の保温温度を通常の温度より低目
に制御し、その後通常の保温温度に戻して制御す
ることによつて保温時の黄色変化をおさえ、より
長い保温を行えるようにしたものである。
に制御し、その後通常の保温温度に戻して制御す
ることによつて保温時の黄色変化をおさえ、より
長い保温を行えるようにしたものである。
作 用
むらし工程終了時t1後は電力を印加せず、米温
が通常の保温温度より低い温度TCに低下するよ
うに制御し、その時点t2で通常の保温温度TBに戻
すように制御する。
が通常の保温温度より低い温度TCに低下するよ
うに制御し、その時点t2で通常の保温温度TBに戻
すように制御する。
実施例
以下本考案の一実施例を第1図、第2図a,b
に従つて説明する。第1図は保温炊飯釜の概略構
成図で、器体外殻2内に内釜1を設け、この中の
米と水を加熱するための炊飯ヒータ4と保温ヒー
タ5−1を設ける。特に保温ヒータ5−2は別回
路として蓋12内に設け、真下の内蓋3を加熱し
露付を防止する構成としている。炊き上り温度、
炊飯量の判定等の温度による信号情報手段は内釜
の外殻温度を検出する温度検出素子6によつて行
ない、保温温度の検出もあわせて行うことができ
る。炊飯ヒータ4および保温ヒータ5の電力制御
手段は、電力制御回路9、同8、同7によつて行
ない、前記温度検出素子6の信号により統制制御
する制御素子10は、前記電力制御回路9、同
8、同7への信号を出して炊飯ヒータ4、保温ヒ
ータ5−1,5−2の電力を制御する。制御素子
10は炊飯シーケンスを含む動作プログラムが内
蔵された素子でマイクロコンピユータ等が担当す
る。それらは従来公知であるので説明を省略す
る。
に従つて説明する。第1図は保温炊飯釜の概略構
成図で、器体外殻2内に内釜1を設け、この中の
米と水を加熱するための炊飯ヒータ4と保温ヒー
タ5−1を設ける。特に保温ヒータ5−2は別回
路として蓋12内に設け、真下の内蓋3を加熱し
露付を防止する構成としている。炊き上り温度、
炊飯量の判定等の温度による信号情報手段は内釜
の外殻温度を検出する温度検出素子6によつて行
ない、保温温度の検出もあわせて行うことができ
る。炊飯ヒータ4および保温ヒータ5の電力制御
手段は、電力制御回路9、同8、同7によつて行
ない、前記温度検出素子6の信号により統制制御
する制御素子10は、前記電力制御回路9、同
8、同7への信号を出して炊飯ヒータ4、保温ヒ
ータ5−1,5−2の電力を制御する。制御素子
10は炊飯シーケンスを含む動作プログラムが内
蔵された素子でマイクロコンピユータ等が担当す
る。それらは従来公知であるので説明を省略す
る。
次に第1図の回路構成によつて動作説明する。
商用電源11から電力が供給されて制御素子10
に通電され、動作プログラムが外部のリセツト信
号によつて起動されると、動作状態に入る。入力
信号によつて炊飯プログラムが開始されると、制
御素子10からの出力信号が出力され、電力制御
回路9が働らき炊飯ヒータ4に通電され内釜1内
の米と水が加熱される。沸とう前に、温度検出素
子6による温度情報信号によつて炊飯量にあつた
電力で炊飯ヒータ4が制御される。すなわち第2
図aのt0以前は、ON/OFFの制御によつて沸と
うを維持する。温度検知素子6が炊き上り温度、
例えば130℃に達すると、10〜15分間のむらし工
程に入り、100℃を保持するためにt1までの間で
間欠的に電力が入る。むらし工程がt1で終了する
と温度TCすなわち通常の保温温度TB=70℃より
低い温度55℃〜55℃に達するまで、米温を下げる
ように制御を続ける。実際には第2図bに示すよ
うに温度がTCとなるまで炊飯電力を切つておく。
この間保温ヒータ5−2を通電することによつて
露付を防止することもできる。その後はt2時間以
後通常の保温温度TB=70℃に戻つて保温制御に
入る。それらの手順は制御素子10に設定した動
作プログラムに従つて行なわれる。このように第
3図aの従来の保温制御方式のように炊飯終了以
後70℃以上を常時保持してないため、米飯が高温
にさらされる時間が短縮され、保温時における米
飯の黄色変化が少なく長時間にわたつて保温がで
きる。第2図t′2t2間は70℃より低いため腐敗菌が
増殖する方向になるが、t2において自動的に温度
が上がるため、増殖が抑えられ死滅にいたり腐敗
菌による影響はなくなる。
商用電源11から電力が供給されて制御素子10
に通電され、動作プログラムが外部のリセツト信
号によつて起動されると、動作状態に入る。入力
信号によつて炊飯プログラムが開始されると、制
御素子10からの出力信号が出力され、電力制御
回路9が働らき炊飯ヒータ4に通電され内釜1内
の米と水が加熱される。沸とう前に、温度検出素
子6による温度情報信号によつて炊飯量にあつた
電力で炊飯ヒータ4が制御される。すなわち第2
図aのt0以前は、ON/OFFの制御によつて沸と
うを維持する。温度検知素子6が炊き上り温度、
例えば130℃に達すると、10〜15分間のむらし工
程に入り、100℃を保持するためにt1までの間で
間欠的に電力が入る。むらし工程がt1で終了する
と温度TCすなわち通常の保温温度TB=70℃より
低い温度55℃〜55℃に達するまで、米温を下げる
ように制御を続ける。実際には第2図bに示すよ
うに温度がTCとなるまで炊飯電力を切つておく。
この間保温ヒータ5−2を通電することによつて
露付を防止することもできる。その後はt2時間以
後通常の保温温度TB=70℃に戻つて保温制御に
入る。それらの手順は制御素子10に設定した動
作プログラムに従つて行なわれる。このように第
3図aの従来の保温制御方式のように炊飯終了以
後70℃以上を常時保持してないため、米飯が高温
にさらされる時間が短縮され、保温時における米
飯の黄色変化が少なく長時間にわたつて保温がで
きる。第2図t′2t2間は70℃より低いため腐敗菌が
増殖する方向になるが、t2において自動的に温度
が上がるため、増殖が抑えられ死滅にいたり腐敗
菌による影響はなくなる。
考案の効果
以上のように炊飯終了後に保温温度制御に入る
最初の制御温度を通常の保温温度より低く設定し
ているので、米飯が黄色変化しやすい高温にさら
す時間を短かくでき、米飯の黄色変化を小さくお
さえる効果がある。
最初の制御温度を通常の保温温度より低く設定し
ているので、米飯が黄色変化しやすい高温にさら
す時間を短かくでき、米飯の黄色変化を小さくお
さえる効果がある。
第1図は本考案の一実施例による保温炊飯釜の
構成概略図、第2図は同時間による米温と電力変
化の説明図、第3図は従来装置の米温と電力変化
の説明図である。 1……内釜、4……炊飯ヒータ、5−1……保
温ヒータ、6……温度検出素子、8,9……電力
制御回路、10……制御素子。
構成概略図、第2図は同時間による米温と電力変
化の説明図、第3図は従来装置の米温と電力変化
の説明図である。 1……内釜、4……炊飯ヒータ、5−1……保
温ヒータ、6……温度検出素子、8,9……電力
制御回路、10……制御素子。
Claims (1)
- 内釜を加熱する炊飯ヒータ4及び保温ヒータ5
−1、それらを制御する電力制御回路9及び同回
路8、それらを統制制御する制御素子10、それ
に信号を入力する温度検出素子6を各備え、炊
飯、むらしの各工程終了後保温温度で米温を制御
する保温炊飯釜において、保温温度を通常の保温
温度の第1の温度とそれよりも低い温度の第2の
温度となし、炊飯終了後の最初の保温温度を第2
の温度によつて制御し、以後第1の温度によつて
制御することを特徴とする保温炊飯釜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13225085U JPH0355397Y2 (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13225085U JPH0355397Y2 (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62100126U JPS62100126U (ja) | 1987-06-25 |
JPH0355397Y2 true JPH0355397Y2 (ja) | 1991-12-10 |
Family
ID=31031457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13225085U Expired JPH0355397Y2 (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0355397Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010005273A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Mitsubishi Electric Corp | 炊飯器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63309212A (ja) * | 1987-01-08 | 1988-12-16 | 松下電器産業株式会社 | 自動製パン機 |
-
1985
- 1985-08-29 JP JP13225085U patent/JPH0355397Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010005273A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Mitsubishi Electric Corp | 炊飯器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62100126U (ja) | 1987-06-25 |
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