JPH01211402A - 耕耘方法および耕耘装置 - Google Patents
耕耘方法および耕耘装置Info
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- JPH01211402A JPH01211402A JP3461288A JP3461288A JPH01211402A JP H01211402 A JPH01211402 A JP H01211402A JP 3461288 A JP3461288 A JP 3461288A JP 3461288 A JP3461288 A JP 3461288A JP H01211402 A JPH01211402 A JP H01211402A
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- 238000003971 tillage Methods 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 abstract 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 8
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 2
- 208000032544 Cicatrix Diseases 0.000 description 1
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- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 231100000241 scar Toxicity 0.000 description 1
- 230000037387 scars Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
- Agricultural Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、圃場の、下層土までの土壌全体を、−度に膨
軟化するよう耕耘する耕耘方法とその耕耘方法の実施に
用いる耕耘装置に関する。
軟化するよう耕耘する耕耘方法とその耕耘方法の実施に
用いる耕耘装置に関する。
圃場の土壌を膨軟する耕耘は、通常、表層の15〜25
糎位までの深さで行なわれ、その下方の下層土にまで深
く耕耘する深耕または混層耕は特別な目的をもって行な
う場合に限られている。
糎位までの深さで行なわれ、その下方の下層土にまで深
く耕耘する深耕または混層耕は特別な目的をもって行な
う場合に限られている。
これは、深耕・または混層耕には、大馬力を要すること
で、通常の農家が所有している小拳中塁のトラクタでは
、作業が行なえないことによる。
で、通常の農家が所有している小拳中塁のトラクタでは
、作業が行なえないことによる。
しかし、実際に圃場に栽培する作物の根は、繰返し膨軟
に耕耘されている表層のいわゆる作土層にだけ伸長する
のではなく、その作土層の下方の下層土にも深く伸長し
ているものであり、その下層土まで膨軟に耕耘すること
は作物の根の成育を良好にして収量を増大させる上で極
めて有効である。
に耕耘されている表層のいわゆる作土層にだけ伸長する
のではなく、その作土層の下方の下層土にも深く伸長し
ているものであり、その下層土まで膨軟に耕耘すること
は作物の根の成育を良好にして収量を増大させる上で極
めて有効である。
そして、このことから1m場の土壌を、通常の耕深の数
倍の深さまで膨軟化させて孔隙率を高める耕耘が、大き
な馬力を要さずに、小Φ中型のトラクタを用いて行なえ
る手段の要望がある。
倍の深さまで膨軟化させて孔隙率を高める耕耘が、大き
な馬力を要さずに、小Φ中型のトラクタを用いて行なえ
る手段の要望がある。
本発明は、この要望に応えるためになされたものであっ
て、圃場の土壌に対し1通常の耕耘深さの数倍の深さの
下層土までの全体を、大馬力を要することなく、−度に
膨軟化していけるようにする、新たな耕耘手段を提供す
ることを目的とするしかして、本発明は、上述の要望に
応えるべく種々の研究と実験を重ねて得られた知見に基
づいて完成したものである。即ち、圃場の土壌を、下層
土まで深く耕耘する際、通常の耕耘手段により、その土
壌をすくい上げ反転させること、で、耕耘していくには
、深耕プラウ・混暦耕プラウを用いて深耕する場合の如
く、強大な牽引力を要することで、大馬力のトラクタが
必要となるが、土中に深く作用させた犂体によりそれよ
りも上方の土壌全体を抱え持つようにして、犂体に与え
る振動により、その抱え込んだ土壌全体をゆり動かして
、膨軟化さすようにすれば、土壌を反転させて破砕する
通常の耕耘手段の如く、土壌を上下に大きく変化させる
のに要する強大なエネルギーがいらないことになって、
大きな馬力を要さずに深耕が行なえるようになることに
気付いたこと、そして、このことから1g!体を、進行
方向に沿う側面の巾を前後に広くして上下に長く連続す
る刃板状に形成しておき、その筆体を、それの進行方向
に沿う側面の一方が後面視において上方に向かい進行方
向に沿う側面の他方が下方に向かう姿勢として小馬力の
トラクタに装着した機枠に支架して、起振装置により上
下方向または上下方向と前後方向との合成された方向に
振動させながらトラクタの牽引により地中を進行させて
、その筆体より上方の土壌全体を上下゛にゆり動かすよ
うにしたところ、□ この犂体を通した個所の土壌痣(地表から盛り上がるよ
うに膨軟化してくる結果を得たことによって完成したも
のである。
て、圃場の土壌に対し1通常の耕耘深さの数倍の深さの
下層土までの全体を、大馬力を要することなく、−度に
膨軟化していけるようにする、新たな耕耘手段を提供す
ることを目的とするしかして、本発明は、上述の要望に
応えるべく種々の研究と実験を重ねて得られた知見に基
づいて完成したものである。即ち、圃場の土壌を、下層
土まで深く耕耘する際、通常の耕耘手段により、その土
壌をすくい上げ反転させること、で、耕耘していくには
、深耕プラウ・混暦耕プラウを用いて深耕する場合の如
く、強大な牽引力を要することで、大馬力のトラクタが
必要となるが、土中に深く作用させた犂体によりそれよ
りも上方の土壌全体を抱え持つようにして、犂体に与え
る振動により、その抱え込んだ土壌全体をゆり動かして
、膨軟化さすようにすれば、土壌を反転させて破砕する
通常の耕耘手段の如く、土壌を上下に大きく変化させる
のに要する強大なエネルギーがいらないことになって、
大きな馬力を要さずに深耕が行なえるようになることに
気付いたこと、そして、このことから1g!体を、進行
方向に沿う側面の巾を前後に広くして上下に長く連続す
る刃板状に形成しておき、その筆体を、それの進行方向
に沿う側面の一方が後面視において上方に向かい進行方
向に沿う側面の他方が下方に向かう姿勢として小馬力の
トラクタに装着した機枠に支架して、起振装置により上
下方向または上下方向と前後方向との合成された方向に
振動させながらトラクタの牽引により地中を進行させて
、その筆体より上方の土壌全体を上下゛にゆり動かすよ
うにしたところ、□ この犂体を通した個所の土壌痣(地表から盛り上がるよ
うに膨軟化してくる結果を得たことによって完成したも
のである。
そして、このことから本発明においては、上述の目的を
達成するための手段として、進行方向に沿う側面の前後
の巾を広くした長い刃板状に形成した犂体を、後面視に
おいて、それの進行方向に沿う側面の一方が上方に向か
い他方の側面が下方に向かう姿勢として機枠に支架し、
その筆体を起振装置により上下または上下と前後との合
成された方向に振動させながら地中に通して、その犂体
より上方の土壌全体を上下または上下と前後との合成さ
れた方向にゆり動かすことにより膨軟に耕耘することを
特徴とする耕耘方法を提起し、また、その方法の実施す
るための装置として、自在に走行する車体に装架せる機
枠に、起振装置により上下方向または上下方向と前後方
向との合成された方向に振動するシャンクを支架し、そ
のシャンクに、進行方向に沿う側面の前後の巾を広くし
た長い刃板状に形成せる犂体を、後面視においてそれの
進行方向に沿う側面の一方が上方に向かい他方の側面が
下方に向かう姿勢として支持せしめてなる耕耘装置を提
起するものである。
達成するための手段として、進行方向に沿う側面の前後
の巾を広くした長い刃板状に形成した犂体を、後面視に
おいて、それの進行方向に沿う側面の一方が上方に向か
い他方の側面が下方に向かう姿勢として機枠に支架し、
その筆体を起振装置により上下または上下と前後との合
成された方向に振動させながら地中に通して、その犂体
より上方の土壌全体を上下または上下と前後との合成さ
れた方向にゆり動かすことにより膨軟に耕耘することを
特徴とする耕耘方法を提起し、また、その方法の実施す
るための装置として、自在に走行する車体に装架せる機
枠に、起振装置により上下方向または上下方向と前後方
向との合成された方向に振動するシャンクを支架し、そ
のシャンクに、進行方向に沿う側面の前後の巾を広くし
た長い刃板状に形成せる犂体を、後面視においてそれの
進行方向に沿う側面の一方が上方に向かい他方の側面が
下方に向かう姿勢として支持せしめてなる耕耘装置を提
起するものである。
次に実施例を図面に従い詳述する。
第1図は本発明法の実施に用いる耕耘装置Aの、トラク
タTの車体の後面側に装着して作業を行なっている状態
の側面図で、同図において、Tはトラクタ、aはそのト
ラクタTの後面側に装架した機枠、bは機枠aに装着し
たシャンク、Cはそのシャンクbの下端部に支持せる犂
体を示す。
タTの車体の後面側に装着して作業を行なっている状態
の側面図で、同図において、Tはトラクタ、aはそのト
ラクタTの後面側に装架した機枠、bは機枠aに装着し
たシャンク、Cはそのシャンクbの下端部に支持せる犂
体を示す。
トラクタTは通常の四輪の乗用型トラクタで、それの車
体の後面側には、トップリンクlOと左右のロアリンク
11・11(第2図)とよりなる三点ピッチおよびリフ
トアーム12ならびにPTO軸1軸力3力設しである・ 機枠aは、第3図に示している如く、ゲート状に形成さ
れて、前述の三点ピッチを構成するトップリンク10お
よびロアリンク11・11ならびにリフトアーム12と
によって、昇降自在に支持される取付機枠20と、その
取付機枠20の後面側に、軸支点21中心に上下に回動
するアーム22と、伸縮するシリンダ23とにより支持
される機筺状の枠体24とからなり、その機筺状の枠体
24の後面側の下部には、角筒状の取付金具25により
角柱状に形成したツールバー26が装着してあり(第4
図)、また、該機筺状の枠体24の内部には、回転する
アンバランサーよりなる起振装置が、そのアンバランサ
ーの回転軸を前後方向に沿わせた状態として組込まれて
いる。そして、その起振装置は、それの前記アンバラン
サーの回転軸が、枠体24の前面側に突出する入力軸2
7およびそれに連結するユニバーサルジヨイント軸28
を介して前述のトラクタTのPTO軸13に伝導してい
て、そのPTO軸13の駆動により作動し、上下方向の
振動を発生して、枠体24を、前述のアーム22の上下
の回動とシリンダ23の伸縮によって、上下方向と前後
方向との合成された方向に振動させるようになっている
。この起振装置は、発生させる振動の方向が上下方向ま
たは上下方向と前後方向との合成された方向となるもの
であればよく、アンバランサーを用いたものに限らない
、カムまたはクランクを用いたものであればよいこと勿
論である。
体の後面側には、トップリンクlOと左右のロアリンク
11・11(第2図)とよりなる三点ピッチおよびリフ
トアーム12ならびにPTO軸1軸力3力設しである・ 機枠aは、第3図に示している如く、ゲート状に形成さ
れて、前述の三点ピッチを構成するトップリンク10お
よびロアリンク11・11ならびにリフトアーム12と
によって、昇降自在に支持される取付機枠20と、その
取付機枠20の後面側に、軸支点21中心に上下に回動
するアーム22と、伸縮するシリンダ23とにより支持
される機筺状の枠体24とからなり、その機筺状の枠体
24の後面側の下部には、角筒状の取付金具25により
角柱状に形成したツールバー26が装着してあり(第4
図)、また、該機筺状の枠体24の内部には、回転する
アンバランサーよりなる起振装置が、そのアンバランサ
ーの回転軸を前後方向に沿わせた状態として組込まれて
いる。そして、その起振装置は、それの前記アンバラン
サーの回転軸が、枠体24の前面側に突出する入力軸2
7およびそれに連結するユニバーサルジヨイント軸28
を介して前述のトラクタTのPTO軸13に伝導してい
て、そのPTO軸13の駆動により作動し、上下方向の
振動を発生して、枠体24を、前述のアーム22の上下
の回動とシリンダ23の伸縮によって、上下方向と前後
方向との合成された方向に振動させるようになっている
。この起振装置は、発生させる振動の方向が上下方向ま
たは上下方向と前後方向との合成された方向となるもの
であればよく、アンバランサーを用いたものに限らない
、カムまたはクランクを用いたものであればよいこと勿
論である。
シャンクbは、上下に長い刃板状に形成した通常のもの
で、クランプ3により前述のツールバー26に装着しで
ある。クランプ3は、第4図および第5図に示している
如く、ツールバー26とシャンクbの上端部とを一緒に
抱え込めるよう側面視において長方形に形成した鞘筒3
0の上下の両壁の後半側に、シャンクbの上端部がゆる
く貫通する前後方向の嵌合溝穴31・31を開設し、そ
の嵌合溝穴31・31の前後の両端部に、当て板32・
32の上下の両端部に形設した嵌合突起32a・32a
をそれぞれ嵌合せしめ、鞘筒30の後壁に、前記2枚の
当て板32・32のうちの後位の当て板32を前方に押
し出すねじ杆33を螺合することで構成してあって、鞘
筒30をツール/<−26に嵌挿した状態においてシャ
ンクbの上、端部を、2枚の当て板32・32の間に位
置していくように鞘筒30の上壁および下壁に開設した
嵌合溝穴31@31に貫通させていき、その状態でねじ
杆33を締付けていくことで、ツールバー26に対する
固着とシャンクbの緊縛とが同時に行なわれるようにな
っている。
で、クランプ3により前述のツールバー26に装着しで
ある。クランプ3は、第4図および第5図に示している
如く、ツールバー26とシャンクbの上端部とを一緒に
抱え込めるよう側面視において長方形に形成した鞘筒3
0の上下の両壁の後半側に、シャンクbの上端部がゆる
く貫通する前後方向の嵌合溝穴31・31を開設し、そ
の嵌合溝穴31・31の前後の両端部に、当て板32・
32の上下の両端部に形設した嵌合突起32a・32a
をそれぞれ嵌合せしめ、鞘筒30の後壁に、前記2枚の
当て板32・32のうちの後位の当て板32を前方に押
し出すねじ杆33を螺合することで構成してあって、鞘
筒30をツール/<−26に嵌挿した状態においてシャ
ンクbの上、端部を、2枚の当て板32・32の間に位
置していくように鞘筒30の上壁および下壁に開設した
嵌合溝穴31@31に貫通させていき、その状態でねじ
杆33を締付けていくことで、ツールバー26に対する
固着とシャンクbの緊縛とが同時に行なわれるようにな
っている。
犂体Cは、第4図にあるよう、前記シャンクbを長芋方
向に延長して、その延長部を長子方向に対し側方に屈曲
することで、進行方向に沿う一方の側面40が上方に内
かい他方の側面41が下方に向かう姿勢としてシャンク
bの下端部にシャンクbと一体に、装設支持せしめてあ
り、そして、シャンクCに支持せしめた状態において、
牽引抵抗の一中心点P付近が、進行方向に直交して前述
のアンバランサーよりなる起振装置の仮想起振力線Zを
通る垂直な面上に位置するように装設されている(第1
図)。
向に延長して、その延長部を長子方向に対し側方に屈曲
することで、進行方向に沿う一方の側面40が上方に内
かい他方の側面41が下方に向かう姿勢としてシャンク
bの下端部にシャンクbと一体に、装設支持せしめてあ
り、そして、シャンクCに支持せしめた状態において、
牽引抵抗の一中心点P付近が、進行方向に直交して前述
のアンバランサーよりなる起振装置の仮想起振力線Zを
通る垂直な面上に位置するように装設されている(第1
図)。
この撃体Cは、上方に向かう側面40で、それよりも上
方に位置する土壌を抱え持つようにするものであり、そ
のため、土壌を抱え持つ支承面となる前述の側面40の
巾Wは、なるべく広いことが望ましいが、lO糎程度の
巾Wであっても充分に作用する。該犂体Cは、シャンク
bとは別体に形成してシャンクbの下端部に組付は装着
するようにする場合がある。
方に位置する土壌を抱え持つようにするものであり、そ
のため、土壌を抱え持つ支承面となる前述の側面40の
巾Wは、なるべく広いことが望ましいが、lO糎程度の
巾Wであっても充分に作用する。該犂体Cは、シャンク
bとは別体に形成してシャンクbの下端部に組付は装着
するようにする場合がある。
また、該〒体Cは、それの上方に向かう側面40を、進
行方向に対して平行する平面に形成してよいが、第3図
で鎖線に示している如く、ある程度の耕起角を具備させ
ておいて、抱え持ってゆすり上げた土壌が進行によって
その側面40から後方に離れたときの落差を大きくして
、混層が行なわれるようにする場合、また、該草体Cの
突出端部の後縁に、第4図で鎖線に示す如く、後方に延
出する案内板(ウィング)dを、ある程度の耕起角を具
備せしめて装設し、前述の混層の効果が一層著しくなる
ようにする場合がある。
行方向に対して平行する平面に形成してよいが、第3図
で鎖線に示している如く、ある程度の耕起角を具備させ
ておいて、抱え持ってゆすり上げた土壌が進行によって
その側面40から後方に離れたときの落差を大きくして
、混層が行なわれるようにする場合、また、該草体Cの
突出端部の後縁に、第4図で鎖線に示す如く、後方に延
出する案内板(ウィング)dを、ある程度の耕起角を具
備せしめて装設し、前述の混層の効果が一層著しくなる
ようにする場合がある。
そしてまた、常体Cは、前述のツールバー26にクラン
プ3により装着するとき、単独に用いてよいものである
が、第3図に示している如く、t&面視において左右に
対向するよう組合わせて2連あるいは4連または6連と
多連に並設することで、抱え込む土壌の逃げが少なくな
って、ゆり動かしによる膨軟化が一層効果的になり、大
きな畝Uとなって地表に盛り上がってくるようになる。
プ3により装着するとき、単独に用いてよいものである
が、第3図に示している如く、t&面視において左右に
対向するよう組合わせて2連あるいは4連または6連と
多連に並設することで、抱え込む土壌の逃げが少なくな
って、ゆり動かしによる膨軟化が一層効果的になり、大
きな畝Uとなって地表に盛り上がってくるようになる。
犂体C・・・を多連に並列するときの組合わせは、任意
であり、前述の第3図の如く、各犂体C・・・が枠体2
4の左右の中心線Yを対称軸として、それぞれ内側に向
かう姿勢に組合わせるときは、耕耘個所が一つの大きな
畝Uとなって盛り上がるようになり、また、第7図に示
している如く、前述の中心線Yを対称軸として、それぞ
れの犂体C・・・が外側に向かう姿勢として組合わせる
ときは、同図において実線に示している如く、2つの小
敵U・・・となって盛り上がってくるようになる。また
、このとき、第8図において鎖線に示している如く、外
側位置に、犂体C・・・を内側に向かう姿勢として付加
して組合わせるときは、耕耘個所の盛り上がりが、同第
8図の鎖線の如く大きな2つの畝U・・・を形成するよ
うになる。また、この犂体Cは、第8図で実線に示しま
た、第3図で鎖線に示している如く、別に形成する深耕
9eと組合わせて用いる場合がある。この深耕望eは、
第9図に示す如く、シャンク50に、チゼル51を一段
または多段に設けて形成したもので、ツールバー26を
経て伝えられる起振装置の振動により犂体C・・・と−
緒に振動して、犂体Cと犂体Cの間に形成されるゆり動
かされない土壌を対象にゆり動かし、膨軟化するよう作
用する。
であり、前述の第3図の如く、各犂体C・・・が枠体2
4の左右の中心線Yを対称軸として、それぞれ内側に向
かう姿勢に組合わせるときは、耕耘個所が一つの大きな
畝Uとなって盛り上がるようになり、また、第7図に示
している如く、前述の中心線Yを対称軸として、それぞ
れの犂体C・・・が外側に向かう姿勢として組合わせる
ときは、同図において実線に示している如く、2つの小
敵U・・・となって盛り上がってくるようになる。また
、このとき、第8図において鎖線に示している如く、外
側位置に、犂体C・・・を内側に向かう姿勢として付加
して組合わせるときは、耕耘個所の盛り上がりが、同第
8図の鎖線の如く大きな2つの畝U・・・を形成するよ
うになる。また、この犂体Cは、第8図で実線に示しま
た、第3図で鎖線に示している如く、別に形成する深耕
9eと組合わせて用いる場合がある。この深耕望eは、
第9図に示す如く、シャンク50に、チゼル51を一段
または多段に設けて形成したもので、ツールバー26を
経て伝えられる起振装置の振動により犂体C・・・と−
緒に振動して、犂体Cと犂体Cの間に形成されるゆり動
かされない土壌を対象にゆり動かし、膨軟化するよう作
用する。
以上説明したように、本発明手段においては、進行方向
に沿う側面の前後の巾を広くした長い刃板状に形成した
撃体を、後面視において、それの進行方向に沿う側面の
一方が上方に向かい他方の側面が下方に向かう姿勢とし
て機枠に支架し、その犂体を起振装置により上下または
上下と前後との合成された方向に振動させながら地中に
通して、その犂体より上方の土壌全体を上下または上下
と前後との合成された方向にゆり動かすことにより膨軟
に耕耘するのであるから、従来、50馬力以上の大馬力
の大型トラクタによらなければなし得なかった、通常の
耕耘深さの数倍の深さの下層土までを、小馬力の小型・
中型のトラクタにより一度に膨軟に耕耘していけるよう
になる0作土層が下層上に及ぶ深い場合においても、耕
盤を形成することなく膨軟に耕耘でき、また、作土層の
下方に耕盤が形成されている場合には、その耕盤を破砕
しながらその耕盤より上方の土壌を一緒に膨軟化してい
ける、ようになる、さらに圃場内における一側方向への
土の移動がない状態で、膨軟化していけるようになる。
に沿う側面の前後の巾を広くした長い刃板状に形成した
撃体を、後面視において、それの進行方向に沿う側面の
一方が上方に向かい他方の側面が下方に向かう姿勢とし
て機枠に支架し、その犂体を起振装置により上下または
上下と前後との合成された方向に振動させながら地中に
通して、その犂体より上方の土壌全体を上下または上下
と前後との合成された方向にゆり動かすことにより膨軟
に耕耘するのであるから、従来、50馬力以上の大馬力
の大型トラクタによらなければなし得なかった、通常の
耕耘深さの数倍の深さの下層土までを、小馬力の小型・
中型のトラクタにより一度に膨軟に耕耘していけるよう
になる0作土層が下層上に及ぶ深い場合においても、耕
盤を形成することなく膨軟に耕耘でき、また、作土層の
下方に耕盤が形成されている場合には、その耕盤を破砕
しながらその耕盤より上方の土壌を一緒に膨軟化してい
ける、ようになる、さらに圃場内における一側方向への
土の移動がない状態で、膨軟化していけるようになる。
そして、土壌の膨軟化が、犂体の上方に抱え込む土壌全
体をゆり動かすことで行なわれるので、下層土が劣悪な
土性の場合にあっても、その下層土を土層の土に混層さ
せることなく膨軟に耕耘していけるようになる。しかも
、犂体に案内板(ウィング)を装着しておくことで、混
層も可能となる等の効果が得られる。また、多連に並列
するT体の組合わせを変えることで・、耕耘後の圃場の
状態を種々の態様に形成していけるようになる。
体をゆり動かすことで行なわれるので、下層土が劣悪な
土性の場合にあっても、その下層土を土層の土に混層さ
せることなく膨軟に耕耘していけるようになる。しかも
、犂体に案内板(ウィング)を装着しておくことで、混
層も可能となる等の効果が得られる。また、多連に並列
するT体の組合わせを変えることで・、耕耘後の圃場の
状態を種々の態様に形成していけるようになる。
第1図は本発明法の実施に用いる耕耘装置の作業状態に
おける側面図、第2図は同上の平面図、第3図は同上の
後面図、第4図は同上のクランプの斜視図、第5図は同
上のクランプの組付けた状態の一部破断した側面図、第
6図は同上のクランプの組付けた状態の平面図、第7図
は同上の別の実施例の後面図、第8図は同上のさらに異
なる実施例の後面図、第9図は深耕華の斜視図である。 図面符号の説明 A・・・耕耘装置 P・・・中心点T・・・
トラクタ U・・・畝 W・・・巾Y・・
・中心線 Z・・・起振力線・a・・・機
枠 b・・・シャンクC・・・犂体
d・・・案内板e・・・深耕望
u・・・小敵lO・・・トップリンク 11・
・・ロアリンク12・・・リフトアーム 13・・
・PTO軸20・・・取付機枠 21・・・軸
支点22・・・アーム 23・・・シリンダ
24・・・枠体 25・・・取付金具26
・・・ツールバー 27・・・入力軸28・・・
ユニバーサルジ璽インド軸 3・・・クランプ 30・・・稍筒・31・
・・嵌合溝穴 32・・・当て板32a・・・
嵌合突起 33・・・ねじ杆40・41・・・側
面 50・・・シャンク51・・・チゼル
おける側面図、第2図は同上の平面図、第3図は同上の
後面図、第4図は同上のクランプの斜視図、第5図は同
上のクランプの組付けた状態の一部破断した側面図、第
6図は同上のクランプの組付けた状態の平面図、第7図
は同上の別の実施例の後面図、第8図は同上のさらに異
なる実施例の後面図、第9図は深耕華の斜視図である。 図面符号の説明 A・・・耕耘装置 P・・・中心点T・・・
トラクタ U・・・畝 W・・・巾Y・・
・中心線 Z・・・起振力線・a・・・機
枠 b・・・シャンクC・・・犂体
d・・・案内板e・・・深耕望
u・・・小敵lO・・・トップリンク 11・
・・ロアリンク12・・・リフトアーム 13・・
・PTO軸20・・・取付機枠 21・・・軸
支点22・・・アーム 23・・・シリンダ
24・・・枠体 25・・・取付金具26
・・・ツールバー 27・・・入力軸28・・・
ユニバーサルジ璽インド軸 3・・・クランプ 30・・・稍筒・31・
・・嵌合溝穴 32・・・当て板32a・・・
嵌合突起 33・・・ねじ杆40・41・・・側
面 50・・・シャンク51・・・チゼル
Claims (5)
- (1)、進行方向に沿う側面の前後の巾を広くした長い
刃板状に形成した犂体を、後面視において、それの進行
方向に沿う側面の一方が上方に向かい他方の側面が下方
に向かう姿勢として機枠に支架し、その犂体を起振装置
により上下または上下と前後との合成された方向に振動
させながら地中に通して、その犂体より上方の土壌全体
を上下または上下と前後との合成された方向にゆり動か
すことにより膨軟に耕耘することを特徴とする耕耘方法
。 - (2)、自在に走行する車体に装架せる機枠に、起振装
置により上下方向または上下方向と前後方向との合成さ
れた方向に振動するシャンクを支架し、そのシャンクに
、進行方向に沿う側面の前後の巾を広くした長い刃板状
に形成せる犂体を、後面視においてそれの進行方向に沿
う側面の一方が上方に向かい他方の側面が下方に向かう
姿勢として支持せしめてなる耕耘装置。 - (3)、シャンクに支持せる犂体を、機枠の左右の中心
線を対称軸として、それぞれが内側に向かう姿勢に多連
に配列させた請求項2記載の耕耘装置。 - (4)、シャンクに支持せる犂体を、機枠の左右の中心
線を対称軸として、それぞれが外側に向かう姿勢に多連
に配列させた請求項2記載の耕耘装置。 - (5)、シャンクに支持せる犂体を、シャンクにチゼル
を設けた深耕犂と組合わせて機枠に支架せしめた請求項
2記載の耕耘装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3461288A JPH01211402A (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 耕耘方法および耕耘装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3461288A JPH01211402A (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 耕耘方法および耕耘装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01211402A true JPH01211402A (ja) | 1989-08-24 |
JPH0528561B2 JPH0528561B2 (ja) | 1993-04-26 |
Family
ID=12419195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3461288A Granted JPH01211402A (ja) | 1988-02-17 | 1988-02-17 | 耕耘方法および耕耘装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01211402A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54104601U (ja) * | 1977-12-29 | 1979-07-23 | ||
JPS57117931U (ja) * | 1981-01-18 | 1982-07-22 | ||
JPS5948003A (ja) * | 1982-08-11 | 1984-03-19 | ハワード・マシナリー・パブリック・リミテッド・カンパニー | 中耕除草機 |
JPS5988001A (ja) * | 1982-11-10 | 1984-05-21 | ハワード・マシナリー・パブリック・リミテッド・カンパニー | 中耕除草機 |
JPS6280501U (ja) * | 1985-11-07 | 1987-05-22 |
-
1988
- 1988-02-17 JP JP3461288A patent/JPH01211402A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54104601U (ja) * | 1977-12-29 | 1979-07-23 | ||
JPS57117931U (ja) * | 1981-01-18 | 1982-07-22 | ||
JPS5948003A (ja) * | 1982-08-11 | 1984-03-19 | ハワード・マシナリー・パブリック・リミテッド・カンパニー | 中耕除草機 |
JPS5988001A (ja) * | 1982-11-10 | 1984-05-21 | ハワード・マシナリー・パブリック・リミテッド・カンパニー | 中耕除草機 |
JPS6280501U (ja) * | 1985-11-07 | 1987-05-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0528561B2 (ja) | 1993-04-26 |
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