JPH01200989A - 感熱転写材料 - Google Patents

感熱転写材料

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JPH01200989A
JPH01200989A JP63025485A JP2548588A JPH01200989A JP H01200989 A JPH01200989 A JP H01200989A JP 63025485 A JP63025485 A JP 63025485A JP 2548588 A JP2548588 A JP 2548588A JP H01200989 A JPH01200989 A JP H01200989A
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Mitsugi Tanaka
貢 田中
Seiichi Kubodera
久保寺 征一
Masaaki Tsukase
正昭 塚瀬
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は感熱転写材料に関するものである。
(従来の技術) カラーハードコピーに関する技術としては埃在、感熱転
写法、電子写真法、インクジェット法等が精力的に検討
されている。感熱転写法は装置の保守や操作が容易で、
装置および消耗品が安価なため、他の方式に比べて有利
な点が多い。
感熱転写方式にはベースフィルム上に熱溶融性インク層
を形成させた感熱転写材料を熱ヘツドによシ加熱して該
インクを溶融し、被転写シート上に記録する方式と、ベ
ースフィルム上に昇華性色素を含有する色材rdIを形
成させた感熱転写材料を熱ヘツドにより加熱して色素を
被転写シート上に昇華転写させる方式とがあるが、後者
の昇華転写方式は熱ヘツドに加えるエネルギーを変える
ことにより、色素の転写量を変化させることができるた
め、階調記録が容易となり、高画質のフルカラー記録に
は特に有利である。
しかし、この方式に用いる昇華性色素には穐々の制約が
あり、必要とされる性能をすべて満たすものは極めて少
ない。
必要とされる性能としては例えば、色再現上好ましい分
光特性を有すること、昇華し易いこと、光や熱に強いこ
と、種々の化学薬品に強いこと、合成が容易なこと、感
熱転写材料をり〈シ易いこと等があシ、特に優れた分光
特性を有し、光堅牢性の高い昇華性マゼンタ色素の開発
が望まれていた。
(発明が解決しようとする問題点) 感熱転写用マゼンタ色素には種々のものが提案されてお
り、例えば、アントラキノン系マゼンタ色素としては特
開昭60−/J/、223号、同jO−/jり、0り7
号、同61−λコア、023号、同j/−262,/り
0号等の明細書に記載のものが開示されており、またア
ゾ系マゼンタ色素としては特開昭60−30.Jり1号
、四20−30.!タコ号、同60−30.3F41号
、同J/−2.27,02/号、同61−227,0タ
ー号、同62−タタ、iyz号等の明細書に記載の色素
が開示されている。しかしながらこれらの中には吸収の
シャープな優れた分光特性と、高い光堅牢性の両方を兼
ね備えたものはなかった。
(発明の目的) 本発明は吸収のシャープな優れた分光特性および高い光
堅牢性を有するマゼンタ色素を含有する感熱転写材料を
提供することを目的とするものである。
(発明の構成) 本発明の上記の目的は支持体上に下記一般式(I)で表
わされる色素を含有する色材層を有する感熱転写材料に
よって達成された。
上式中、Roは一個以上のシアノ基、アルキルスルホニ
ル基、スルファモイル基、アルコキシカルボニル基、カ
ルバモイル基、ハロゲン原子、トリフルオルメチル基又
はアシル基によって置換されたベンゼン環を表わす。但
し、このベンゼン環のアゾ基のオルト位の一方は置換さ
れないこととする。R2はハロゲン原子、アルキル基、
シクロアルキル基、アルコキシ基、アリール基、アリー
ルオキシ基、アラルキル基、シアン基、アシルアミノ基
、スルホニルアミノ基、ウレイド基、アルキルチオ基、
アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、カルバモイ
ル基、スルファモイル基、スルホニル基、アシル基、ア
ミン基、水酸基を表わし、R3、R4はアルキル基、シ
クロアルキル基、アルケニル基、アラルキル基、アリー
ル基を表わす。R3とR4は互いに結合して環を形成し
てもよく、ま九、RとR3あるいはR2とR4が結合し
て環を形成してもよい。nはO〜3の整数を表わす。
上記の各置換基はさらに他の置換基で置換されていても
よい。
以下に一般式(I)について詳しく説明する。
R工は二個以上の、シアノ基、アルキルスルホニル基(
炭素数/〜/、2のもの。メタンスルホニル基、)!フ
ルオロメタンスルホニル基、ブタンスルホニル基り、ス
ルファモイル基(炭素a/−までのもの。ジメチルスル
ファモイル基、ジエチルスルファモイルM%)、アルコ
キシカルボニル基(炭素数2〜/3のもの。メトキシカ
ルボニル基、エトキシカルボニル基等)、カルバモイル
基(炭素数/−までのもの。メチルカルバモイル基、ジ
メチルカルバモイル基等)、ハロゲン原子(フッ素原子
、塩素原子、臭素原子等)、トリフルオロメチル基又は
アシル基(炭素数lλまでのもの。アセチル基、ブチロ
イル基等)によって置換されたベンゼン環を表わす。但
し、このベンゼン環のアゾ基のオルト位の一方は置換さ
れないこととする。
R□の中で特に好ましいものは2個又は3個のシアン基
又はメタンスルホニル基によって置換されたベンゼン環
である。
R2はハロゲン原子(塩素原子、臭素原子等)、アルキ
ル基(炭素数/〜lλのアルキル基、例えばメチル基、
エチル基、ブチル基、イソプロピル基、ヒドロキシエチ
ル基、メトキシエチル基、シアノエチル基、トリフルオ
ロメチル基等)、シクロアルキル基C例、tt−jシク
ロペンチル基、シクロヘキシル基等)、アルコキシ基(
炭素数/〜/2のアルコキシ基、例えばメトキシ基、エ
トキシ基、イソプロポキシ基、メトキシエトキシ基、ヒ
ドロキシエトキシ基等)、アリール基(例えばフェニル
基% p−)リル基、p−メトキシフェニル基、p−ク
ロロフェニル基、o−メトキシフェニル基等)、アリー
ルオキシ基(例えばフェノキシ基、p−メチルフェノキ
シ基、p−メトキシフェニル基、0−メトキシフェノキ
シ基等)、アラルキル基(ベンジル基、コーフエネチル
基等)、シアン基、アシルアミノ基(アセチルアミノ基
、プロピオニルアミノ基、インプテロイルアミノ基等)
、スルホニルアミノ基(メタンスルホニルアミノ基、ベ
ンゼンスルホニルアミノ基、トリフルオロメタンスルホ
ニルアミノ基等)、ウレイド基(3−メチルウレイド基
、3,3−ジメチルウレイド基、/、J−ジメチルウレ
イド基等)、アルキルチオ基(メチルチオ基、ブチルチ
オ基等)、アリールチオ基(フェニルチオ基、p−トリ
ルチオ基等)、アルコキシカルボニル基(メトキシカル
ボニル基、エトキシカルホニルMe)、カルバモイル基
(メチルカルバモイル基、ジメチルカルバモイル基等)
、スルファモイル基(ジメチルスルファモイル基、ジエ
チルスルファモイル基等)、スルホニル基(メタンスル
ホニル基、メタンスルホニル基、7二−ルスルホニル基
等)、アシル基(アセチル基、トリフルオロアセチル基
、ブチロイル基等)、アミノ基(メチルアミン基、ジメ
チルアミノ基等)、水酸基を表わす。
これらの中で特に好ましいものはアゾ基のオルト位につ
いたn=/の炭素数弘以下のアシルアミノ基である。
R3、R4はアルキル基(炭素数/−/、2のアルキル
基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ヒドロキ
シエチル基、シアノエチル基、メトキシエチル基、アセ
トキシエチル基、メタンスルホニルアミノエチル基等)
、シクロアルキル基(例、tばシクロはメチル基、シク
ロヘキシル基等)、アルケニル基(例えばアリル基、ク
ロチル基等)、7−アルキル基(ベンジル基、コーフエ
ネテル基等)、アリール基(例えばフェニル基、p−ト
リル基等)を表わす。
これらの中で特に好ましいものは置換もしくは非置換の
低級アルキル基である。
またR とR4が結合して環を形成するものおよびR3
またはR4とR2が結合して環を形成H3 等)も好ましい例として挙げることができる。
本発明に用いられる一般式(I)で表わされる色素のう
ち特に好ましいものは、以下の一般式%式%) ([) (nb) 上式中、R5、R6、R8はシアノ基、アルキルスルホ
ニル基(炭素数/〜弘のもの。メタンスルホニル基、I
!Jフルオロメタンスルホニル基、ブタンスルホニル基
等)、スルファモイル基(炭素数/〜≠のもの。ジメチ
ルスルファモイル基、ジエチルスルファモイル基等)、
アルコキシカルボニル基(炭素数λ〜夕のもの。メトキ
シカルボニル基、エトキシカルボニル基等)、カルバモ
イル基(炭素数/〜≠のもの。メチルカルバモイル基、
ジメチルカルバモイル基等)、ノ・ロゲン原子(フッ素
原子、塩素原子等)、トリフルオロメチル基又はアシル
基(炭素数λ〜!のもの。アセチル基、ブチロイル基)
を表わし、R7はアルキルスルホニル基(炭素数l〜≠
のもの。メタンスルホニル基、トリフルオロメタンスル
ホニル基、ブタンスルホニル基等)、スルファモイル基
1m数/〜弘のもの。ジメチルスルファモイル基、ジエ
チルスルファモイル基等)、アルコキシカルボニル基(
炭素数λ〜jのもの。メトキシカルボニル基、エトキシ
カルボニル基等)、カルバモイル基(炭素数/〜≠のも
の。メチルカルバモイル基、ジメチルカルバモイル基等
)、ハロゲン原子(フッ素原子、塩素原子等)、トリフ
ルオロメチル基又はアシル基(炭素数λ〜よのもの。ア
セチル基、ブチロイル基)を表わす。R2、R3、R4
、nは一般式(I)の場合と同じである。
以下に本発明に用いられる一般式(I)で表わされる色
素の具体例を示す。本発明はこれらに限定されるもので
はない。
本発明に用いる色素はR1−NH2をジアゾ化/。
方法によシ容易に合成できる。
以下に合成例を示す。
合成例  化合物lの合成 濃硫酸30−をかきまぜ、この中へ、亜硫酸ナトリウム
≠、61!を加えた。乙3〜700Cで30分間反応さ
せ、放冷後氷浴につけた。これへ酢酸、プロピオン酸7
:3の混液を、/j0c以下に保つように徐々に加えた
後300以下に下げた。
コーシアノー≠−メタンスルホニルフェニルアニリン/
1./pを加えて0〜jOCで3時間反応させた。この
ようにして得られたジアゾニウム塩溶液を3−アセトア
ミド−N、N−ジエチルアニリン/3.If、酢酸ナト
リウム3≠1およびメタノールJOOytlよシなる混
液へ徐々に滴下した。
この際内温を60C以下に保つように冷却した。
1時間反応後、水コOQゴを加えた。濾過、水洗、乾燥
後、熱クロロホルムtOdに溶かし、熱メタノール30
0ゴを加えてかきまぜた。濾過、メタノール洗いしたm
、p、 /り/ −J ’Cの目的物の収量は/≠、j
liであった。
本発明の感熱転写材料は、上記の如き特定の色素を使用
することを主たる特徴としておシ、その第1の実施態様
としては、上記の如き色素を含有する感熱転写層が、熱
移行性の色素およびバインダー樹脂からなる感熱昇華転
写層である態様である。該態様の本発明の感熱転写材料
は、本発明の色素とバインダー樹脂とを適当な溶剤中に
溶解または分散させて塗工液をvI4gし、該塗工液を
支持体の一方の表面に、例えば約0.2〜5.0μm1
好ましくはQ、弘〜コ、Qμmの乾燥膜厚となる塗布量
で塗布、乾燥して感熱転写層を形成することによって得
られる。
また、上記の色素とともに用いるバインダー樹脂として
は、このような目的に従来公知であるバインダー樹脂が
いずれも使用することができ、通常耐熱性が高く、しか
も加熱された場合に染料の移行を妨げないものが選択さ
れ、例えば、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、
エポキシ樹脂ポリウレタン系樹脂、ポリアクリル系樹脂
(例えばポリメチルメタクリレート、ポリアクリルアマ
イド)、ポリビニルピロリドン等を始めとするビニル系
樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂(例えば塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体等)、ポリカーボネート系樹脂、ポリス
ルホン、ポリフェニレンオキサイド、セルロース系樹脂
(例えばメチルセルロース、エチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース、セルロースアセテート水素フタ
レート、酢酸セルロース、セルロースアセテートプロピ
オネート、セルロースアセテートフチレート、セルロー
ストリアセテート等)、ポリビニルアルコール系樹脂(
例えばポリビニルアルコール、ポリビニルブチラールな
どの部分ケン化ポリビニルアルコール等)、石油系樹脂
、ロジン誘導体、クマロン−インデン樹脂、テルペン系
樹脂、ノボラック型フェノール系樹脂、ポリスチレン系
樹脂、ポリオレフィン系樹脂(例えば、ポリエチレン、
ポリプロピレン)などが用いられる。
このようなバインダー樹脂は、例えば色素100重量部
あた〕約10〜too重量部の割合で使用するのが好ま
しい。
本発明において上記の色素およびバインダー樹脂は溶解
または分散するためのインキ溶剤としては、従来公知の
インキ溶剤が自由に使用でき、具体的には、水、アルコ
ール系としてメタノール、エタノール、イソプロピルア
ルコール、フタノール、インブタノール等、エステル系
として酢酸エチル、酢酸ブチル等ケトン系としてメチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキノ
ン等、芳香族系としてトルエン、キシレン、クロロベン
ゼン等、ハロゲン系としてジクロルメタン、トリクロエ
タン、クロロホルム等、N、N−ジメチルホルムアミド
、N−メチルピロリドン、ジオキナン、テトラヒドロフ
ラン等、メチルセロソルブ、エチルセロソルブなどのセ
ロンルブ系また上記の溶媒の混合物があげられる。これ
らの溶剤は、使用する前記色素を所定濃度以上に、且つ
前記−ぐインダー樹脂を十分に溶解または分散するもの
として選択して使用することが重要である。例えば、前
記色素とバインダー樹脂との合計重量の約2〜2Q倍の
量の溶剤を使用するのが好ましい。
本発明に用いる色素は単独で使用してもよいしλ種以上
混合してもよい。また本発明に用いる色素を公知の色素
(例えば研特6jλlに引用されている色素)と混合し
てもよい。
本発明に用いる色素は公知の退色防止剤(例えは研特6
j2/に記載のもの)と併用してもよい。
本発明の感熱転写材料の構成に使用する支持体としては
、従来公知のめる程度の耐熱性と強度を有するものであ
ればいずれのものでもよく、例えば0.j〜!θμ風、
好ましくは3〜lOμr!L8反の厚嘔の紙、各櫨加工
紙、ポリエステル(たとえばポリエチレンテレフタレー
ト);ポリアミド;ボリカーボ°ネート;グラシン紙;
コンデンサー紙;セルロースエステル;弗素ポリマー;
ポリエーテル;ポリアセタール;ポリオレフィン;ポリ
イミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリプロピレン
、ポリスルホン、アロファン、ポリイミド等が挙げられ
る。特に好ましいものはポリエステルフィルムである。
インクをベースフィルムに塗布する方法としてハ、リバ
ースロールコータ−、グラビアコーター、ロッドコータ
ー、エアドクタコーターなどを使用して実施することが
できる。
上記の如き感熱転写材料は、そのままで十分に本発明に
おいて有用であるが、更にその色素担持層表面に粘着防
止層、すなわち離型層を設けてもよく、このような層を
設けることにより、熱転写時における感熱転写材料と被
記録材の粘着を防止し、更に高い熱転写温度を使用し、
−層優れた温度の画像を形成することができる。
この離型層としては、単に粘着防止性の無機粉末を付着
させたのみでも相当の効果を示し、更に、例えばシリコ
ーンポリマー、アクリルポリマー、フッ素化ポリマーの
如き離型性に優れた樹脂から0.0/〜!Am、好まし
くは0.OJ 〜、2μ73の離型層を設けることによ
って形成することができる。
尚、上記の如き無機粉体あるいは離型性ポリマーは色素
担持層中に包含させても十分な効果を奏するものである
更に、このような本発明の感熱転写材料の表面に、サー
マルヘッドの熱による悪影響を防止するために耐熱層を
設けてもよい。
親水性のポリマーよ)なる染料−バリヤー層をまた染料
−供与体部材中その支持体と染料層との間に用いてもよ
く、これによって染料の転#濃度が改良される。
以上の如くして得られる好ましい態様の本発明の感熱転
写材料は、従来公知の被感熱転写材料と重ね合せ、いず
れかの面から、好ましくは感熱転写材料の表面から、例
えばサーマルヘッド等の加熱手段によ多画像1と号ぺ従
って加熱することによシ、感熱転写層中の色素は比較的
低エネルギーで容易に被感熱転写材料の受容層に、加熱
エネルギーの大小に従って移行転写され、優れた鮮明性
、解像性の階調のある力2−画像を形成できる。
本発明に用いる色素は昇華転写方式以外の感熱転写材料
にも利用できる。すなわち、本発明の好ましい第2の実
施態様は、感熱転写材料の感熱転写層が本発明の色素お
よびワックスからなる感熱溶融転写層である態様である
。該態様の感熱転写材料は、前述の如き特定の支持体の
一方の表面に、色素を含むワックスからなる感熱転写層
形成用インキを用意し、該インクから感熱溶融転写層を
形成することによって得られる。該インクは、適当な融
点をもったワックス類たとえばパラフィンソックス、マ
イクロクリスタリンワックス、カルナウバワックス、ウ
レタン系ワックス等などをバインダーとし、色素を配合
し分散してなるものである。使用する色素とワックスの
割合は、形成する感熱溶融転写層中で色素が約10〜6
!重量%を占める範囲がよく、また形成する層の厚さは
約/。
t〜6.0μmの範囲が好ましい。その装造および支持
体上への適用は、既知の技術に従って実施できる。
以上の如き第2の好ましい態様の本発明の感熱転写材料
は、前記の第1の態様と同様に使用すると、感熱溶融転
写層が被転写材料に転写され、すぐれた印字を与える。
(効果) 本発明の前記一般式(I)で示される色素は鮮明なマゼ
ンタ色を有するため、適当なシアン色素およびイエロー
色素を組み合せることによシ色再現性の良好なフルカラ
ー記録を得るのに適しておシ又昇華し易く分子吸光係数
が大きいため感熱ヘッドに大きな負担をかけることなく
、高速で色濃度の高い記録を得ることができる。更に、
熱、光、湿気、薬品などに対して安定であるため、転写
記録中に熱分解することなく、得られた記録の保存性も
優れている。又本発明の色素は有機溶剤に対する俗解性
及び水に対する分散性が良好であるため均一に溶解ある
いは分散した高濃度のインクを調製することが容易であ
シそれらのインクを用いることにより、色素が均一に高
濃度で塗布された転写材料を得ることができる。したが
って、それらの転写材料を用いることにょ少均−性及び
色濃度の良好な記録を得ることができる。
〔実施例〕
以下の実施例および比較例において熱転写材料および被
熱転写材料の製造、両材料を用いた印字、被熱転写材料
の試験は次のように行なった。
実施例/ (熱転写材料(I)の作成) 支持体として片面にコロナ処理が施された厚み6μmの
ポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡製、5−
PET)を使用し、フィルムのコロナ処理面上に、下記
組成の熱転写層用塗料組成物(I)をワイヤーバーコー
ティングにより、乾燥時の厚みが1μmとなるように塗
布形成し、部材の裏側に、ポリビニルブテラル(ブトパ
ール−76■モンサント)CO,+51p7y2  )
中のポリ(ステアリン酸ビニル)Co、3y/m2)の
スリッピング層をテトラヒドロ7ラン溶剤から核種した
色素−(I)                4Ly
ポリビニルブチラール樹脂(を気 化学展 デ/カプチラール!0 00−A)               ≠2トルエ
ン              参〇−メチルエチルケ
トン         弘Q−ポリイソシアネート(武
田薬品裂 タフネートD1□ON )        o 、 2
1色素を他のものに置きかえて、表−/の熱転写材料(
コ)〜(4t)、及び比較用材料(a)〜(c)を作成
した。
(被熱転写材料の作成) 基材として厚みisoμmの合成紙(玉子油化製、YU
PO−FPG−/ jo)を用い、表面に下記組成の受
容層用塗料組成物(I)をワイヤーバーコーティングに
よシ乾燥時の厚みが70μmとなるように塗布して被熱
転写シート(I)を形成した。乾燥はドライヤーで仮乾
燥後、温度too0cのオープン中で3Q分間行なった
ポリエステル樹脂(バイエル社製 APECKLI−タ3ot>     aoyアミノ変
性シリコーンオイル (信越シリコーン製KF−r!7)o、!タエホキシ変
性シリコーンオイル (信越シリコーン製KF−7oOT )  0 、 z
 y−ジブチルフタレート           コd
メチルエチルケトン         ?よボトルエン
              rjydシクaヘキサノ
ン           3Qゴ上記のようにして得ら
れた熱転写材料と被熱転写材料とを、熱転写層と受容層
とが接するようにして重ね合わせ、熱転写材料の支持体
側から丈−マルヘッドを使用し、サーマルヘッドの出カ
/W/ドツト、パルス巾0.3〜0 、ujmsec、
ドツト密度3ドツト/鵡の条件で印字を行なh1被熱転
写材料の受容層にマゼンタ色の色素を像状に染着させた
ところ、転写むらのない鮮明な画像記録シートが得られ
た。このシートの反射スペクトルを測定した。
また得られた記録済の被熱転写材料を7日間、10,0
00ルツクスの螢光灯に照射し、色像の安定性を調べた
。またto 0cのインキュベーターに7日間保存し耐
熱性も調べた試験の前後でステータスA反射濃度を測定
し、その比で画像安定度を評価した。結果を表−7に記
した。
本発明に用いられる色素が比較例よシも吸収がシャープ
でしかも画像安定性に優れていることが明らかである。
実施例λ (熱転写材料(j)の作成) 下記組成の材料を光分混合分散して滑性耐熱保護層用塗
工液をつくった。
塗工液の組成 メチルメタクリレート        10りn−ブチ
ルアクリレート27 ベンゾイルパーオキサイド     O0/タシリカ 
            λ、jノトルエン     
          369イソプロピルアルコール(
IPA)    /j1この塗工液にトルエンとIPA
の混合液を適度に加え、希釈して基体である厚さ6μm
のポリエチレンテレフタレートフィルム(以下PETと
略する)にワイヤーバーで塗工し、/Q00Cで7分間
乾燥して厚さ約/、jμの滑性耐熱保護層を形成した。
ついで下記組成の熱溶融インキを上記耐熱保護層とは反
対面に塗工した。
熱溶融インクの組成 色素(I)                10Pラ
ノリン脂肪酸バリウム塩      3oyカルナバワ
ツクス          20ツバラフインワツクス
         20j/分散剤         
     o、sy流動ノeラフイン        
     jy上記組成のインクをtr 0cでメチル
エチルケトン100m1とトルエン/30dの混合液と
ともにボールミルで約44r時間十分分散させる。
次いで20重ik%の塩ビー酢ビ共重合体樹脂溶液(樹
脂70部、トルエンコO部、メチルエチルケト720部
)300Pf上記インキ分散液に加え、約1時間ボール
ミルによって分散し、感熱転写組成物の塗剤を作成した
この塗剤をワイヤーパーを用いて前記滑性耐熱層を設け
たポリエステルフィルムの表面に塗布し、乾燥温度to
o0cで1分間乾燥して、厚さ約jμ罵の熱溶融インク
層を形成した。
得られた溶融型転写材料と被熱転写材料として合成紙を
用い実施例−lと類似の方法で転写させたところ、鮮明
なマゼンタ色の記録を得ることができた。またこの記録
済シートを実施例−7と類似の方法で画像安定性を調べ
たところ、非常に安定性のよい結果が得られた。
特許出願人 富士写真フィルム株式会社手続補正書 昭和63年/月2Pb

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に色材層を有する感熱転写材料において、色材
    層が一般式( I )で表わされる色素を含有することを
    特徴とする感熱転写材料。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 上式中、R_1は2個以上のシアノ基、アルキルスルホ
    ニル基、スルファモイル基、アルコキシカルボニル基、
    カルバモイル基、ハロゲン原子、トリフルオルメチル基
    又はアシル基によつて置換されたベンゼン環を表わす。 但し、このベンゼン環のアゾ基のオルト位の一方は置換
    されないこととする。R_2はハロゲン原子、アルキル
    基、シクロアルキル基、アルコキシ基、アリール基、ア
    リールオキシ基、アラルキル基、シアノ基、アシルアミ
    ノ基、スルホニルアミノ基、ウレイド基、アルキルチオ
    基、アリールチオ基、アルコキシカルボニル基、カルバ
    モイル基、スルファモイル基、スルホニル基、アシル基
    、アミノ基、水酸基を表わし、R_3、R_4はアルキ
    ル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アラルキル基
    、アリール基を表わす。R_3とR_4は互いに結合し
    て環を形成してもよく、また、R_2とR_3あるいは
    R_2とR_4が結合して環を形成してもよい。nは0
    〜3の整数を表わす。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2837663A1 (en) * 2013-08-16 2015-02-18 Cheil Industries Inc. Metal complex azo dyes and their use as colorant for color resists
WO2015023041A1 (ko) * 2013-08-16 2015-02-19 제일모직 주식회사 금속 착물 아조 염료 및 이의 컬러 레지스트용 착색제로서의 용도

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62211190A (ja) * 1986-02-28 1987-09-17 インペリアル・ケミカル・インダストリーズ・ピーエルシー 熱転写印刷シ−ト及び熱転写印刷法

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