JPH01197159A - 車両のスリップ制御装置 - Google Patents
車両のスリップ制御装置Info
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- JPH01197159A JPH01197159A JP63020975A JP2097588A JPH01197159A JP H01197159 A JPH01197159 A JP H01197159A JP 63020975 A JP63020975 A JP 63020975A JP 2097588 A JP2097588 A JP 2097588A JP H01197159 A JPH01197159 A JP H01197159A
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- slip
- brake
- slip control
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Links
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Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、駆動輪への付与トルクを制御することにより
、駆動輪の路面に対するスリップが過大になるのを防止
するようにした車両のスリップ制御装置に関するもので
ある。
、駆動輪の路面に対するスリップが過大になるのを防止
するようにした車両のスリップ制御装置に関するもので
ある。
(従来技術)
駆動輪の路面に対するスリップが過大になることを防…
するのは、自動車の推進力を効果的に得る1:で、また
スピンを防1トする等の安全性の上で効果的である。そ
して、駆動輪のスリップが過大になるのを防1トするに
は、スリップの原因となる駆動輪への付与トルクを減少
させればよいことになる。
するのは、自動車の推進力を効果的に得る1:で、また
スピンを防1トする等の安全性の上で効果的である。そ
して、駆動輪のスリップが過大になるのを防1トするに
は、スリップの原因となる駆動輪への付与トルクを減少
させればよいことになる。
この種のスリップ制御を行うものとしては、従来、例え
ば特開昭58−22948号公報にンぎすものがある。
ば特開昭58−22948号公報にンぎすものがある。
この公報に開示されている技術は。
駆動輪への付与トルクを低下させるのに、ブレーキによ
る駆動輪への制動力付テと、エンジンそのものの発生ト
ルク低減とを適宜組合わせて行うようになっている。
る駆動輪への制動力付テと、エンジンそのものの発生ト
ルク低減とを適宜組合わせて行うようになっている。
ところで、スリップ制御は車両のコントロールを運転者
からスリップ制御手段に委ねるものであるため、該制御
系の故障に対する配慮が重要となる。
からスリップ制御手段に委ねるものであるため、該制御
系の故障に対する配慮が重要となる。
このスリップ制御の制御系の故障に対する対応としては
、スリップ制御を中止するのが一般的である。
、スリップ制御を中止するのが一般的である。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、巾にスリップ制御を中止するものにあっ
ては、制御系の故障ということで、それまでのスリップ
制御が全て中止されるため、過大なスリップを全く抑え
ることができず、この結果、スリップ制御の信頼性を損
なうという問題が生ずる。
ては、制御系の故障ということで、それまでのスリップ
制御が全て中止されるため、過大なスリップを全く抑え
ることができず、この結果、スリップ制御の信頼性を損
なうという問題が生ずる。
このため、」ユ記スリップ制御装置、つまりブレーキに
よるスリップ制御手段とエンジンの発生トルクによるス
リップ制御手段とを組合わせたものにあっては、そのい
ずれか一方の制御系が故障したときには、他方の該制御
手段によるスリップ制御を中止し、制御手段だけでスリ
ップ制御を行なうことが考えられる。
よるスリップ制御手段とエンジンの発生トルクによるス
リップ制御手段とを組合わせたものにあっては、そのい
ずれか一方の制御系が故障したときには、他方の該制御
手段によるスリップ制御を中止し、制御手段だけでスリ
ップ制御を行なうことが考えられる。
しかし、2つの制御手段でスリップ制御を行なっていた
ときに、その一方の制御を中止することは、種々の問題
がある。すなわち、スリップ制御の能力が半減し、この
結果スリップの収束性が悪化するという問題が庫シる。
ときに、その一方の制御を中止することは、種々の問題
がある。すなわち、スリップ制御の能力が半減し、この
結果スリップの収束性が悪化するという問題が庫シる。
あるいは、ブレーキによるスリップ制御手段だけでスリ
ップ制御を行なうときには、ブレーキの使用頻度の増大
から焼付は等のブレーキの信頼性に問題がある。
ップ制御を行なうときには、ブレーキの使用頻度の増大
から焼付は等のブレーキの信頼性に問題がある。
そこで、本発明の目的は、ブレーキ及びエンジンによる
スリップ制御手段のいずれか一方の制御系が故障したと
きの処置として、他方のスリップ制御手段単独でスリッ
プ制御を行なうとしたときに、該故障時におけるスリッ
プ制御の確実性を確保するようにした車両のスリップ制
御装置を提供することにある。
スリップ制御手段のいずれか一方の制御系が故障したと
きの処置として、他方のスリップ制御手段単独でスリッ
プ制御を行なうとしたときに、該故障時におけるスリッ
プ制御の確実性を確保するようにした車両のスリップ制
御装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用)一方の制御系が
故障したときには、該制御手段によるスリップ制御を中
止する一方、他方の制御手段によるスリップ制御を通常
の制御パターンから単独制御用パターンへと変更するよ
うにしである。具体的には、第16図に示すように、ブ
レーキによる駆動輪への制動力を調整する第1のスリッ
プ制御手段と、エンジンの発生トルクを調整する第2の
スリップ制御手段と、を適宜組合わせて、駆動輪の路面
に対するスリップが過大になるのを防止するようにした
車両のスリップ制御装置を前提として、 前記第1、第2のスリップ制御手段の制御系の故障を検
出する故障検出手段と。
故障したときには、該制御手段によるスリップ制御を中
止する一方、他方の制御手段によるスリップ制御を通常
の制御パターンから単独制御用パターンへと変更するよ
うにしである。具体的には、第16図に示すように、ブ
レーキによる駆動輪への制動力を調整する第1のスリッ
プ制御手段と、エンジンの発生トルクを調整する第2の
スリップ制御手段と、を適宜組合わせて、駆動輪の路面
に対するスリップが過大になるのを防止するようにした
車両のスリップ制御装置を前提として、 前記第1、第2のスリップ制御手段の制御系の故障を検
出する故障検出手段と。
前記第1あるいは第2のスリップ制御手段におけるいず
れか一方の制御系が故障したときには、正常な方のスリ
ップ制御手段の制御パターンを単独制御用パターンに変
更する制御パターン変更手段と、 故障した方のスリップ制御手段の制御を中止する制御中
止手段と、 を備えた構成としである。
れか一方の制御系が故障したときには、正常な方のスリ
ップ制御手段の制御パターンを単独制御用パターンに変
更する制御パターン変更手段と、 故障した方のスリップ制御手段の制御を中止する制御中
止手段と、 を備えた構成としである。
上記単独制御パターンとしては、スリップ制御の開始レ
ベルを低くするあるいはスリップ制御の制御量を大きく
してスリップの収束性を高める、あるいはブレーキによ
る制御手段のみでスリップ制御を行なうときには、制御
開始レベルを」―げてブレーキの使用頻度を低減し、ブ
レーキの信頼性を高める等、故障時におけるスリップ制
御の確保性を得るうえで個別的な目的に適する制御パタ
ーンを設定することが可能である。
ベルを低くするあるいはスリップ制御の制御量を大きく
してスリップの収束性を高める、あるいはブレーキによ
る制御手段のみでスリップ制御を行なうときには、制御
開始レベルを」―げてブレーキの使用頻度を低減し、ブ
レーキの信頼性を高める等、故障時におけるスリップ制
御の確保性を得るうえで個別的な目的に適する制御パタ
ーンを設定することが可能である。
(実施例)
以五本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明する
。
。
全体構成の概要
第1図において、目動用lは、従動輪となる左右前輪2
.3と、駆動輪となる左右後輪4.5との4つの車輪を
備えている。自動車lの前部には、パワーソースとして
のエンジン6が塔載され、このエンジン6で発生したト
ルクが、クラッチ7、変速機8、プロペラシャフト9、
デファレンシャルギア10を経た後、左右のドライブシ
ャフ)11L1,11Rを介して、駆動輪としての左右
の後輪4.5に伝達される。このように、自動車lは、
FR式(フロントエンジン・リアドライブ)のものとさ
れている。
.3と、駆動輪となる左右後輪4.5との4つの車輪を
備えている。自動車lの前部には、パワーソースとして
のエンジン6が塔載され、このエンジン6で発生したト
ルクが、クラッチ7、変速機8、プロペラシャフト9、
デファレンシャルギア10を経た後、左右のドライブシ
ャフ)11L1,11Rを介して、駆動輪としての左右
の後輪4.5に伝達される。このように、自動車lは、
FR式(フロントエンジン・リアドライブ)のものとさ
れている。
パワーソースとしてのエンジン6は、その吸気通路12
に配設したスロットルバルブ13によって、負荷制御す
なわち発生トルクの制御が行なわれるものとされている
。より具体的には、エンジン6はガソリンエンジンとさ
れて、その吸入空気;−の変化によって発生トルクが変
化するものとされ、吸入空気量の調整が、ト記スロット
ルバルブ13によって行われる。そして、スロットルバ
ルブ13は、スロットルアクチュエータ14によって、
電磁気的に開閉制御されるようになっている。なお、ス
ロットルアクチュエータ14としては、例えばDCモー
タ、ステップモータ、油圧等の流体圧によって駆動され
て電磁気的に駆動制御される適宜のものによって構成し
得る↓各車幅2〜5には、それぞれブレーキ21.22
.23あるいは24が設けられ、各ブレーキ21〜24
は、それぞれディスクブレーキとされている。このディ
スクブレーキは、既知のように。
に配設したスロットルバルブ13によって、負荷制御す
なわち発生トルクの制御が行なわれるものとされている
。より具体的には、エンジン6はガソリンエンジンとさ
れて、その吸入空気;−の変化によって発生トルクが変
化するものとされ、吸入空気量の調整が、ト記スロット
ルバルブ13によって行われる。そして、スロットルバ
ルブ13は、スロットルアクチュエータ14によって、
電磁気的に開閉制御されるようになっている。なお、ス
ロットルアクチュエータ14としては、例えばDCモー
タ、ステップモータ、油圧等の流体圧によって駆動され
て電磁気的に駆動制御される適宜のものによって構成し
得る↓各車幅2〜5には、それぞれブレーキ21.22
.23あるいは24が設けられ、各ブレーキ21〜24
は、それぞれディスクブレーキとされている。このディ
スクブレーキは、既知のように。
車輪と共に回転するディスク25と、キャリパ26とを
備えている。このキャリパ26は、ブレーキパッドを保
持すると共に、ホイールシリンダを備え、ホイールシリ
ンダに供給されるブレーキ液圧の大きさに応じた力でブ
レーキパッドをディスク25に押し付けることにより、
制動力が発生される。
備えている。このキャリパ26は、ブレーキパッドを保
持すると共に、ホイールシリンダを備え、ホイールシリ
ンダに供給されるブレーキ液圧の大きさに応じた力でブ
レーキパッドをディスク25に押し付けることにより、
制動力が発生される。
ブレーキ液圧発生源としてのマスクシリンダ27は、2
つの吐出口27a、27bを有するタンデム型とされて
いる。吐出口27aより伸びるブレーキ配管28は、途
中で2木の分岐管28aと28bとに分岐され、分岐管
28 aが右前輪用ブレーキ22(のホイールシリンダ
)に接続され、分岐管28bが左後輪用ブレーキ23に
接続されている。また、吐出口27bより伸びるブレー
キ配p29が、途中で2本の分岐管29aと29bとに
分岐され、分岐管29aが左前輪用ブレーキ21に接続
され、分岐管29bが右後輪用ブレーキ24に接わ2さ
れている。このように、ブレーキ配管系が、いわゆる2
系統X型とされている。そして、駆動輪となる後輪用の
ブレーキ23.24に対する分岐管28b、29bには
、制動力調整1段としての電磁式液圧制御バルブ30あ
るいは31が接続されている。勿論、マスクシリンダ2
7に発生するブレーキ液圧は、運転者りによるブレーキ
ペダル32の踏込み量(踏込力)に応じたものとなる。
つの吐出口27a、27bを有するタンデム型とされて
いる。吐出口27aより伸びるブレーキ配管28は、途
中で2木の分岐管28aと28bとに分岐され、分岐管
28 aが右前輪用ブレーキ22(のホイールシリンダ
)に接続され、分岐管28bが左後輪用ブレーキ23に
接続されている。また、吐出口27bより伸びるブレー
キ配p29が、途中で2本の分岐管29aと29bとに
分岐され、分岐管29aが左前輪用ブレーキ21に接続
され、分岐管29bが右後輪用ブレーキ24に接わ2さ
れている。このように、ブレーキ配管系が、いわゆる2
系統X型とされている。そして、駆動輪となる後輪用の
ブレーキ23.24に対する分岐管28b、29bには
、制動力調整1段としての電磁式液圧制御バルブ30あ
るいは31が接続されている。勿論、マスクシリンダ2
7に発生するブレーキ液圧は、運転者りによるブレーキ
ペダル32の踏込み量(踏込力)に応じたものとなる。
ブレーキ液圧制御回路
第2図に示すように、前記液圧制御バルブ30.31は
、それぞれ、シリンダ41と、シリンダ41内に摺動自
在に嵌挿されたピストン42とを有する。このピストン
42によって、シリンダ41内が、容積可変室43と制
御室44とに画成されている。この容積可変室43は、
マスクシリンダ27からブレーキ23(24)に対する
ブレーキ液圧の通過系路となっている。したがって、ピ
ストン42の変位位置を調整することにより、当該容積
可変室43の容積が変更されて、ブレーキ23(24)
に対するブレーキ液圧を発生し得ると共に、この発生し
たブレーキ液圧を増減あるいは保持し得ることになる。
、それぞれ、シリンダ41と、シリンダ41内に摺動自
在に嵌挿されたピストン42とを有する。このピストン
42によって、シリンダ41内が、容積可変室43と制
御室44とに画成されている。この容積可変室43は、
マスクシリンダ27からブレーキ23(24)に対する
ブレーキ液圧の通過系路となっている。したがって、ピ
ストン42の変位位置を調整することにより、当該容積
可変室43の容積が変更されて、ブレーキ23(24)
に対するブレーキ液圧を発生し得ると共に、この発生し
たブレーキ液圧を増減あるいは保持し得ることになる。
ピストン42は、リターンスプリング45により容積可
変室43の容積が大きくなる方向に常時付勢されている
。また、ピストン42には、チエツクバルブ46が一体
化されている。このチエツクバルブ46は、ピストン4
2が容積可変室43の容積を小さくする方向へ変位した
ときに、当該容積可変室43への流入口側を閉塞する。
変室43の容積が大きくなる方向に常時付勢されている
。また、ピストン42には、チエツクバルブ46が一体
化されている。このチエツクバルブ46は、ピストン4
2が容積可変室43の容積を小さくする方向へ変位した
ときに、当該容積可変室43への流入口側を閉塞する。
これにより、容積可変室43で発生されるブレーキ液圧
は、ブレーキ23(24)側へのみ作用して、従動輪と
しての前輪2.3のブレーキ21.22には作用しない
ようになっている。
は、ブレーキ23(24)側へのみ作用して、従動輪と
しての前輪2.3のブレーキ21.22には作用しない
ようになっている。
ピストン42の変位位置の調整は、前記制御室44に対
する制御液圧を調整することにより行われる。この点を
詳述すると、リザーバ47より伸びる供給管48が途中
で2本に分岐されて、一方の分岐管48Rがバルブ30
の制御室44に接続され、また他方の分岐管48Lがバ
ルブ31の制御室44に接続されている。供給管48に
は、ポツプ49、リリーフバルブ50が接続され、また
その分岐管48L (48R)には電磁開閉弁からなる
供給バルブSV3 (SV2)が接続されている。各制
御室44は、さらに排出管51Rあるいは51Lを介し
てリザーバ47に接続され、排出管51L(51R)に
は、電磁開閉弁からなる排出バルブSV4 (SVI)
が接続されている。
する制御液圧を調整することにより行われる。この点を
詳述すると、リザーバ47より伸びる供給管48が途中
で2本に分岐されて、一方の分岐管48Rがバルブ30
の制御室44に接続され、また他方の分岐管48Lがバ
ルブ31の制御室44に接続されている。供給管48に
は、ポツプ49、リリーフバルブ50が接続され、また
その分岐管48L (48R)には電磁開閉弁からなる
供給バルブSV3 (SV2)が接続されている。各制
御室44は、さらに排出管51Rあるいは51Lを介し
てリザーバ47に接続され、排出管51L(51R)に
は、電磁開閉弁からなる排出バルブSV4 (SVI)
が接続されている。
この液圧制御バルブ30(31)を利用したブレーキ時
(スリップ制御時)には、チエツクバルブ46の作用に
より、基本的には、ブレーキペダル32の操作によるブ
レーキは働かないことになる。ただし、液圧制御バルブ
3.0(31)で発生されるブレーキ液圧が小さいと8
(例えば減圧中)は、ブレーキペダル32の操作による
ブレーキが働くことになる。勿論、液圧制御バルブ30
(31)でスリップ制御用のブレーキ液圧が発生してい
ないときは、マスクシリンダ27とブレーキ23(24
)は連通状態となるため、ブレーキペダル32の操作に
起因して通常のブレーキ作用が行われることになる。
(スリップ制御時)には、チエツクバルブ46の作用に
より、基本的には、ブレーキペダル32の操作によるブ
レーキは働かないことになる。ただし、液圧制御バルブ
3.0(31)で発生されるブレーキ液圧が小さいと8
(例えば減圧中)は、ブレーキペダル32の操作による
ブレーキが働くことになる。勿論、液圧制御バルブ30
(31)でスリップ制御用のブレーキ液圧が発生してい
ないときは、マスクシリンダ27とブレーキ23(24
)は連通状態となるため、ブレーキペダル32の操作に
起因して通常のブレーキ作用が行われることになる。
各バルブ5VI−5V4は、後述するブレーキ用コント
ロールユニットU日によって開閉制御がなされる。ブレ
ーキ23.24へのブレーキ液圧の状態と各バルブ5V
I−3V4との作動関係をまとめて、法衣に示しである
。
ロールユニットU日によって開閉制御がなされる。ブレ
ーキ23.24へのブレーキ液圧の状態と各バルブ5V
I−3V4との作動関係をまとめて、法衣に示しである
。
(以下余白)
コントロールユニニエ鬼璽痕11
Muffにおいて、Uはコントロールユニットであり、
これは大別して、前述したブレーキ用コントロールユニ
ットU’Hの他、スロットル用コントロールユニットU
Tおよびスリップ制御用コントロールユニットUSとか
ら構成されている。コン) ’C1−ルユニツ)UBは
、コントロールユニットUSからの指令信号に基づき、
前述したように各バルブ5VI−3V4の開閉制御を行
う、また、スロットル用コントロールユニッ)UTは、
コントロールユニッ)USからの指令信号に基づき、ス
ロットルアクチュエータ14の駆動制御を行う。
これは大別して、前述したブレーキ用コントロールユニ
ットU’Hの他、スロットル用コントロールユニットU
Tおよびスリップ制御用コントロールユニットUSとか
ら構成されている。コン) ’C1−ルユニツ)UBは
、コントロールユニットUSからの指令信号に基づき、
前述したように各バルブ5VI−3V4の開閉制御を行
う、また、スロットル用コントロールユニッ)UTは、
コントロールユニッ)USからの指令信号に基づき、ス
ロットルアクチュエータ14の駆動制御を行う。
スリップ制御用コントロールユニットUSは、デジタル
式のコンピュータ、より具体的にはマイクロコンピュー
タによって構成されている。このコントロールユニッ)
USには、各センサ(あるいはスイッチ)61.62.
64〜68からの信号が入力される。センサ61は、ス
ロットルバルブ13の開度を検出するものである。セン
サ62はクラッチ7が締結されているか否かを検出する
ものである。センサ64は従動輪としての左前輪2の回
転数すなわち車速を検出するものである。
式のコンピュータ、より具体的にはマイクロコンピュー
タによって構成されている。このコントロールユニッ)
USには、各センサ(あるいはスイッチ)61.62.
64〜68からの信号が入力される。センサ61は、ス
ロットルバルブ13の開度を検出するものである。セン
サ62はクラッチ7が締結されているか否かを検出する
ものである。センサ64は従動輪としての左前輪2の回
転数すなわち車速を検出するものである。
センサ65.66は駆動輪としての左右後輪4.5の回
転数を検出するものである。センサ67は、アクセル6
9の操作量すなわちアクセル開度を検出するものである
。センサ68はハンドル70の操作にすなわち舵角を検
出するものである。
転数を検出するものである。センサ67は、アクセル6
9の操作量すなわちアクセル開度を検出するものである
。センサ68はハンドル70の操作にすなわち舵角を検
出するものである。
上記センサ64.65.66はそれぞれ例えばピックア
ップを利用して構成され、センサ61.67.68は例
えばボテフシ1メータを利用して構成され、センサ62
は例えばON、OFF的に作動するスイッチによって構
成される。
ップを利用して構成され、センサ61.67.68は例
えばボテフシ1メータを利用して構成され、センサ62
は例えばON、OFF的に作動するスイッチによって構
成される。
なお、コントロールユニットUSは、基本的にCPU、
ROM、RAM、CLOCKを備えており、その他、出
入力インタフェイスを備えると共に、入力信号、出力信
号に応じてA/DあるいはD/A変換器をも有するが、
これ等の点についてはマイクロコンピュータを利用する
場合における通常のものと変るところがないので、その
詳細な説明は省略する。なお、以下の説明におけるマツ
プ等は、制御ユニットUSのROMに記憶されているも
のである。
ROM、RAM、CLOCKを備えており、その他、出
入力インタフェイスを備えると共に、入力信号、出力信
号に応じてA/DあるいはD/A変換器をも有するが、
これ等の点についてはマイクロコンピュータを利用する
場合における通常のものと変るところがないので、その
詳細な説明は省略する。なお、以下の説明におけるマツ
プ等は、制御ユニットUSのROMに記憶されているも
のである。
さて次に、コントロールユニットUの制御内容について
順次説明するが、以下の説明で用いるすべり率Sは、次
式(1)によって定義するものとする。
順次説明するが、以下の説明で用いるすべり率Sは、次
式(1)によって定義するものとする。
WD:駆動輪(4,5)の回転数
WL=従動輪(2)の回転数(車速)
スロットル制御
コントロールユニットUTは、目標スロットJし開度と
なるようにスロットルバルブ13(スロットルアクチュ
エータ14)をフィードバック制御するものとなってい
る。このスロットル制御の際、スリップ制御を行わない
ときは、運転者りによって操作されたアクセル69の操
作量に1:1に対応した目標スロットル開度となるよう
に制御し、このときのアクセル開度とスロットル開度と
の対応関係の一例を、第12図に示しである。また、コ
ントロールユニットUTは、スリップ制御の際には、第
12図に示す特性にしたがうことなく、コントロールユ
ニットUSで演算された目標スロットル開度Tnとなる
ようにスロットル制御を行う。
なるようにスロットルバルブ13(スロットルアクチュ
エータ14)をフィードバック制御するものとなってい
る。このスロットル制御の際、スリップ制御を行わない
ときは、運転者りによって操作されたアクセル69の操
作量に1:1に対応した目標スロットル開度となるよう
に制御し、このときのアクセル開度とスロットル開度と
の対応関係の一例を、第12図に示しである。また、コ
ントロールユニットUTは、スリップ制御の際には、第
12図に示す特性にしたがうことなく、コントロールユ
ニットUSで演算された目標スロットル開度Tnとなる
ようにスロットル制御を行う。
コントロール二二一7)UTを用いたスロットルバルブ
13のフィードバック制御は、実施例では、エンジン6
の応答速度の変動を補償するため、PI−FD制御によ
って行うようにしである。すなわち、駆動輪のスリップ
制御の際には、現在のすべり率が目標すべり率に一致す
るように、スロットルバルブ13の開度をPI−FD制
御する。より具体的には、スリップ制御の際の目標スロ
ットル開度Tnは、次式(2)によって演算される。
13のフィードバック制御は、実施例では、エンジン6
の応答速度の変動を補償するため、PI−FD制御によ
って行うようにしである。すなわち、駆動輪のスリップ
制御の際には、現在のすべり率が目標すべり率に一致す
るように、スロットルバルブ13の開度をPI−FD制
御する。より具体的には、スリップ制御の際の目標スロ
ットル開度Tnは、次式(2)によって演算される。
Tn= Tn−1
−3ET
−FP (WDn−WDn−1)
−FD (WDn−2XWDn−1+WDn−2)・
・ 争 (2) WL:従動輪(2)の回転数 WD:駆動輪(4,5)の回転数 KP:比例定数 に■ :積分定数 FP:比例定数 FD:微分定数 S ET :目標すべり率(スロットル制御用)上記式
(2)のように、スロットル開度Tnは、所定の目標す
べり率SETとなるように駆動輪の回転数をフィードバ
ック制御している。換言すれば、前記(1)式から明ら
かなように、スロットル開度は、目標駆動輪回転数WE
Tが次の(3)式になるように制御される。
・ 争 (2) WL:従動輪(2)の回転数 WD:駆動輪(4,5)の回転数 KP:比例定数 に■ :積分定数 FP:比例定数 FD:微分定数 S ET :目標すべり率(スロットル制御用)上記式
(2)のように、スロットル開度Tnは、所定の目標す
べり率SETとなるように駆動輪の回転数をフィードバ
ック制御している。換言すれば、前記(1)式から明ら
かなように、スロットル開度は、目標駆動輪回転数WE
Tが次の(3)式になるように制御される。
上述したコントロールユニットUTを用いたPI−FD
副制御、ブロック線図として第3図に示してあり、この
第3図に示す「S′」は「演算子」である。また、各サ
フイクスrnJ、rn−1」は現時およびその1回前の
サンプリング時における各信号の値を示す。 ・ ブレーキ制御 スリップ制御時においては、コントロールユニットUB
を用いた左右の駆動輪4.5の回転(スリップ)を、左
右独立に所定の目標すべり率SBTになるようにフィー
ドバック制御する。換言すれば、ブレーキ制御は次式(
4)で設定される駆動輪回転数WBTになるようにフィ
ードバック制御を行なう。
副制御、ブロック線図として第3図に示してあり、この
第3図に示す「S′」は「演算子」である。また、各サ
フイクスrnJ、rn−1」は現時およびその1回前の
サンプリング時における各信号の値を示す。 ・ ブレーキ制御 スリップ制御時においては、コントロールユニットUB
を用いた左右の駆動輪4.5の回転(スリップ)を、左
右独立に所定の目標すべり率SBTになるようにフィー
ドバック制御する。換言すれば、ブレーキ制御は次式(
4)で設定される駆動輪回転数WBTになるようにフィ
ードバック制御を行なう。
このブレーキの目標すべり率SBTは、本実施例では後
述するようにエンジンの目標すべり率SETよりも大き
く設定しである。換言すれば、本実施例のスリップ制御
は、所定S ET (WET)になるようエンジン出力
を増減すると共に、それよりも大きな5ST(WB↑)
になるようブレーキによるトルク増減作用を行なうこと
により、ブレーキの使用頻度を少なくしている。そして
1本実施例では、上記(4)式を満足するようなフィー
ドバック制御を、安定性に優れたI−FD副制御よって
行うようにしである。より具体的には、ブレーキ操作量
(バルブ30.31におけるピストン44の操作量)B
nは、次式(5)によって演算される。
述するようにエンジンの目標すべり率SETよりも大き
く設定しである。換言すれば、本実施例のスリップ制御
は、所定S ET (WET)になるようエンジン出力
を増減すると共に、それよりも大きな5ST(WB↑)
になるようブレーキによるトルク増減作用を行なうこと
により、ブレーキの使用頻度を少なくしている。そして
1本実施例では、上記(4)式を満足するようなフィー
ドバック制御を、安定性に優れたI−FD副制御よって
行うようにしである。より具体的には、ブレーキ操作量
(バルブ30.31におけるピストン44の操作量)B
nは、次式(5)によって演算される。
Bn=Bn−1
−F P (WDn −WDn−1)−F D (
WDn −2X WDn−1+ WDn−2)・・・(
5) KI :積分係数 KD:比例係数 FD:112分係数 上記BnがOより大きいとき(「正」のとき)がブレー
キ液圧の増圧であり、0以下のときが減圧となる。この
ブレーキ液圧の増減は、前述したようにバルブSV1〜
SV4の開閉を行なうことによりなされる。また、ブレ
ーキ液圧の増減速度の調整は、上記バルブ5vl−3V
4の開閉時間の割合(デユーティ比)を調整(デユーテ
ィ制御)することによりなされるが、上記(5)式によ
り求められたBnの絶対値に比例したデユーティ制御と
される。したがって、Bnの絶対値は、ブレーキ液圧の
変化速度に比例したものとなり、逆に増減速度を決定す
るデユーティ比がBnを示すものともなる。
WDn −2X WDn−1+ WDn−2)・・・(
5) KI :積分係数 KD:比例係数 FD:112分係数 上記BnがOより大きいとき(「正」のとき)がブレー
キ液圧の増圧であり、0以下のときが減圧となる。この
ブレーキ液圧の増減は、前述したようにバルブSV1〜
SV4の開閉を行なうことによりなされる。また、ブレ
ーキ液圧の増減速度の調整は、上記バルブ5vl−3V
4の開閉時間の割合(デユーティ比)を調整(デユーテ
ィ制御)することによりなされるが、上記(5)式によ
り求められたBnの絶対値に比例したデユーティ制御と
される。したがって、Bnの絶対値は、ブレーキ液圧の
変化速度に比例したものとなり、逆に増減速度を決定す
るデユーティ比がBnを示すものともなる。
上述したコントロールユニットUBによるI−FD副制
御、ブロック線図として第4図に示してあり、この第4
図に示す「S′」は「演算子」である。
御、ブロック線図として第4図に示してあり、この第4
図に示す「S′」は「演算子」である。
スリップ制御の全体概要
コントロールユニットUによるスリップ制御の全体的な
概要について、第5図を参照しつつ説明する。なお、こ
の第5図中に示す符号、数値の意味することは1次の通
りである。
概要について、第5図を参照しつつ説明する。なお、こ
の第5図中に示す符号、数値の意味することは1次の通
りである。
S=0.2ニスリップ制御開始時のすべり率(SS )
S=0.17:ブレーキによる目標すベリ率(S BT
) S=0.09ニブレーキによるスリップ制御を中止する
ときのすべり率 (S Be) S=0 、06 +エンジンによる目標すべり率(S
ET) なお、北記数値は、実際にアイスバーンをスパイクタイ
ヤによって走行して得たデータに基づいて示しである。
) S=0.09ニブレーキによるスリップ制御を中止する
ときのすべり率 (S Be) S=0 、06 +エンジンによる目標すべり率(S
ET) なお、北記数値は、実際にアイスバーンをスパイクタイ
ヤによって走行して得たデータに基づいて示しである。
そして、ブレーキによるスリップ制御中止時点のすべり
率S=0.09は、実施例では不変としである。一方、
ブレーキによる目標すべり率SBTおよびエンジンによ
る目標すべり率SET、さらにはスリップ制御の開始時
のすべり率SSは、路面状況等によって変化されるもの
であり、第5図ではその一例としてrO,17J、rO
,06Jあるいはro 、2Jを示しである。
率S=0.09は、実施例では不変としである。一方、
ブレーキによる目標すべり率SBTおよびエンジンによ
る目標すべり率SET、さらにはスリップ制御の開始時
のすべり率SSは、路面状況等によって変化されるもの
であり、第5図ではその一例としてrO,17J、rO
,06Jあるいはro 、2Jを示しである。
そして、スリップ制御開始時のすべり率S=0゜2は、
スパイクタイヤを用いたときに得られる最大グリップ力
発生時点のすべり率を用いである(第13図実線参照)
。このように、スリップ制御開始時のすベリ率を0.2
と大きくしであるのは、この最大グリップ力が得られる
ときの実際のすべり率が求められるようにするためであ
り、この最大グリップ力発生時のすべり率に応じて、エ
ンジンおよびブレーキによる目標すべり率SET、SB
Tが補正される。なお、第13図実線は、スパイクタイ
ヤのときのグリップ力と横力との大きさ(路面に対する
摩擦係数として示す)が、すべり率との関係でどのよう
に変化するかを示しである。また、7JS13図破線は
、ノーマルタイヤのときのグリップ力と横力との関係を
示しである。
スパイクタイヤを用いたときに得られる最大グリップ力
発生時点のすべり率を用いである(第13図実線参照)
。このように、スリップ制御開始時のすベリ率を0.2
と大きくしであるのは、この最大グリップ力が得られる
ときの実際のすべり率が求められるようにするためであ
り、この最大グリップ力発生時のすべり率に応じて、エ
ンジンおよびブレーキによる目標すべり率SET、SB
Tが補正される。なお、第13図実線は、スパイクタイ
ヤのときのグリップ力と横力との大きさ(路面に対する
摩擦係数として示す)が、すべり率との関係でどのよう
に変化するかを示しである。また、7JS13図破線は
、ノーマルタイヤのときのグリップ力と横力との関係を
示しである。
(以下余白)
以上のことを前提として、時間の経過と共に第5図につ
いて説明する。
いて説明する。
■to−tl
すベリ率Sがスリップ制御開始条件となるS=0.2を
越えていないので、スリップ制御は行われない。すなわ
ち、駆動輪のスリップが小さいときは、スリップ制御し
ないことにより、加速性を向上させることができる(大
きなグリップ力を利用した走行)。勿論、このときは、
アクセル開度に対するスロットル開度の特性は、第12
図に示すように一律に定まる。
越えていないので、スリップ制御は行われない。すなわ
ち、駆動輪のスリップが小さいときは、スリップ制御し
ないことにより、加速性を向上させることができる(大
きなグリップ力を利用した走行)。勿論、このときは、
アクセル開度に対するスロットル開度の特性は、第12
図に示すように一律に定まる。
■t1〜t3
スリップ制御が開始されると共に、すベリ率がブレーキ
によるスリップ制御中止ポイン) (S=0.09)以
上のときである。このときは、すべり率が比較的大きい
ので、エンジンによる発生トルク低下とブレーキによる
制動とにより、スリップ制御が行われる。また、エンジ
ンの目標すべり率(S=0.06)よりもブレーキの目
標すべり率(S=0.17)の方が大きいため、大きな
スリップ時(S>0 、17)はブレーキが加圧される
が、小さなスリップ時(Sho 、l 7)では、ブレ
ーキは加圧されずに、エンジンのみの制御でスリップが
収束するように制御される。
によるスリップ制御中止ポイン) (S=0.09)以
上のときである。このときは、すべり率が比較的大きい
ので、エンジンによる発生トルク低下とブレーキによる
制動とにより、スリップ制御が行われる。また、エンジ
ンの目標すべり率(S=0.06)よりもブレーキの目
標すべり率(S=0.17)の方が大きいため、大きな
スリップ時(S>0 、17)はブレーキが加圧される
が、小さなスリップ時(Sho 、l 7)では、ブレ
ーキは加圧されずに、エンジンのみの制御でスリップが
収束するように制御される。
■t3〜t4
エンジンのみによるスリップ制御が行なわれる。
碕)t4以降
運転者りによりアクセル69が全閉されたため、スリッ
プ制御が中止される。このとき、スロットルバルブ13
の開度を運転者りの意志に委ねても、十分にトルクが減
少しているため、再スリップの危険はない。なお、スリ
ップ制御の中Wは、実施例では、このアクセルの全閉の
他、スリップ制御による目標スロットル開度が、運転者
により操作されるアクセル開度に対応した第12図によ
り定まるスロットル開度よりも小さくなったときにも行
なうようにしである。
プ制御が中止される。このとき、スロットルバルブ13
の開度を運転者りの意志に委ねても、十分にトルクが減
少しているため、再スリップの危険はない。なお、スリ
ップ制御の中Wは、実施例では、このアクセルの全閉の
他、スリップ制御による目標スロットル開度が、運転者
により操作されるアクセル開度に対応した第12図によ
り定まるスロットル開度よりも小さくなったときにも行
なうようにしである。
故障時のスリップ制御
ブレーキあるいはエンジンによるスリップ制御のいずれ
か一方の制御系が故障したときに、巾に当該スリップ制
御を中止とするとした場合には、スリップ抑制能力が半
減するため、第5図中破線(イ)で示すように、駆動輪
のスリップ収束は緩慢となる。本実施例では、かかる事
態を解消するため、いずれか一方の制御系の故障が発生
したときには、スリップ制御の開始レベルを、S=0゜
20から例えばS=0.18というように、低いレベル
に変更するようにして、故障時におけるスリップの収束
性を向上するようにしである。
か一方の制御系が故障したときに、巾に当該スリップ制
御を中止とするとした場合には、スリップ抑制能力が半
減するため、第5図中破線(イ)で示すように、駆動輪
のスリップ収束は緩慢となる。本実施例では、かかる事
態を解消するため、いずれか一方の制御系の故障が発生
したときには、スリップ制御の開始レベルを、S=0゜
20から例えばS=0.18というように、低いレベル
に変更するようにして、故障時におけるスリップの収束
性を向上するようにしである。
五生ユズ血里豆且」」13二jコニユニ次に第6図〜第
11図のフローチャートを参照しつつ、スリップ制御の
詳細について説明する。
11図のフローチャートを参照しつつ、スリップ制御の
詳細について説明する。
尚、故障時の制御としては、エンジンによるスリップ制
御系(スロットル制御系)が故障した場合をもって説明
することとする。また、以下の説明でPはステップを示
す。
御系(スロットル制御系)が故障した場合をもって説明
することとする。また、以下の説明でPはステップを示
す。
鼻」」虹立しイ二〇−
P2でシステムのイニシャライズが行われた後、P3に
おいてアクセル69が全閉であるか否かが判別される。
おいてアクセル69が全閉であるか否かが判別される。
このP3でNoと判別されたときは、P4において、現
在のスロットル開度がアクセル開度よりも大きいか否か
が判別される。このP4でNoと判別されたときは、P
5において、現在スリップ制御中であるか否かが判別さ
れるが、この判別は、スリップ制御フラグがセットされ
ているか否かをみることによって行なわれる。このP5
でNOと判別されたときは、P6において、スリップ制
御を行なうようなスリップが発生したか否かが判別され
る。この判別は、後述する左右後輪4.5についてのス
リー2プフラグのうち少なくとも一方がセットされてい
るか否かをみることによって行なわれる。このP6でN
oと判別されたときは、P7に移行して、スリップ制御
が中止される(通常の走行)。
在のスロットル開度がアクセル開度よりも大きいか否か
が判別される。このP4でNoと判別されたときは、P
5において、現在スリップ制御中であるか否かが判別さ
れるが、この判別は、スリップ制御フラグがセットされ
ているか否かをみることによって行なわれる。このP5
でNOと判別されたときは、P6において、スリップ制
御を行なうようなスリップが発生したか否かが判別され
る。この判別は、後述する左右後輪4.5についてのス
リー2プフラグのうち少なくとも一方がセットされてい
るか否かをみることによって行なわれる。このP6でN
oと判別されたときは、P7に移行して、スリップ制御
が中止される(通常の走行)。
前記P6でYESと判別されたときは、P8に移行して
、スリップ制御フラグがセットされる。
、スリップ制御フラグがセットされる。
引き続き、P9において、エンジン(スロットル)用の
目標すベリ率SETの初期値(実施例では0.06)が
セットされ、またPIOにおいてブレーキ用の目標すべ
り率SBTの初期値(実施例では0.17)がセットさ
れて、その後それぞれ後述するように、スリップ制御の
ために、Filでのブレーキ制御およびPI2でのエン
ジン制御がなされる。なお、P9、PIOでの初期値の
設定は、前回のスリップ制御で得られた最大加速度GW
AXに基づいてなされる。
目標すベリ率SETの初期値(実施例では0.06)が
セットされ、またPIOにおいてブレーキ用の目標すべ
り率SBTの初期値(実施例では0.17)がセットさ
れて、その後それぞれ後述するように、スリップ制御の
ために、Filでのブレーキ制御およびPI2でのエン
ジン制御がなされる。なお、P9、PIOでの初期値の
設定は、前回のスリップ制御で得られた最大加速度GW
AXに基づいてなされる。
前記P5においてYESと判別されたときは、前述した
Filへ移行して、引き続きスリップ制御がなされる。
Filへ移行して、引き続きスリップ制御がなされる。
前記P4でYESと判別されたときは、スリップ制御は
不用になったときであり、PI3に移行する。このPI
3ではスリドブ制御フラグがリセットされた後、P7に
移行してスリップ制御が中止される。
不用になったときであり、PI3に移行する。このPI
3ではスリドブ制御フラグがリセットされた後、P7に
移行してスリップ制御が中止される。
前記P3でYESと判別されたときは、PI3において
ブレーキを解除した後、P14以降の処理がなされる。
ブレーキを解除した後、P14以降の処理がなされる。
第7図のフローチャートは、第6図のメインフローチャ
ートに対して、例えば14ms e c毎に割込みされ
る。
ートに対して、例えば14ms e c毎に割込みされ
る。
先ず、P21において、各センサ61.62.64〜6
8からの各信号がデータ処理用として入力される0次い
で、それぞれ後述するが、P22でのスリップ検出の処
理、P23でのスロットル制御がなされる。
8からの各信号がデータ処理用として入力される0次い
で、それぞれ後述するが、P22でのスリップ検出の処
理、P23でのスロットル制御がなされる。
P23でのスロットル制御は、第8図に示すフローチャ
ートにしたがってなされる。先ずP26において、スロ
ットル制御系が故障であるか否かが判別される。このP
26の判別がNo(正常)であるときには、P27へ進
み、このP27において、スリップ制御フラグがセット
されているか否か、すなわち現在スリップ制御を行って
いるか否かが判別される。このP27でYESのときは
、P28に移行して、スロットルバルブ13の制御が、
スリップ制御用として、すなわち第12図に示す特性に
従わないで、所定の目標すべり率SETを実現するよう
な制御が選択される。また、P27においてNOと判別
されたときは、P2Oにおいて、スロットルバルブ13
の開閉制御を、運転者りの意志に委ねるものとして(第
12図に示す特性に従う)選択される。このP28、P
2Oの後は、P2Oにおいて、目標スロットル開度を実
現させるための制御がなされる。
ートにしたがってなされる。先ずP26において、スロ
ットル制御系が故障であるか否かが判別される。このP
26の判別がNo(正常)であるときには、P27へ進
み、このP27において、スリップ制御フラグがセット
されているか否か、すなわち現在スリップ制御を行って
いるか否かが判別される。このP27でYESのときは
、P28に移行して、スロットルバルブ13の制御が、
スリップ制御用として、すなわち第12図に示す特性に
従わないで、所定の目標すべり率SETを実現するよう
な制御が選択される。また、P27においてNOと判別
されたときは、P2Oにおいて、スロットルバルブ13
の開閉制御を、運転者りの意志に委ねるものとして(第
12図に示す特性に従う)選択される。このP28、P
2Oの後は、P2Oにおいて、目標スロットル開度を実
現させるための制御がなされる。
他方、前記P26の判別がYES (スロットル制御系
が故障)であるときには、PSIへ移行してフェイルグ
ライダのセットがなされ、またP32において警告ラン
プ(運転席に付設されている)の点灯がなされた後、前
記P29に進む。すなわち、スロットル制御系の故障が
発生したときには、エンジンによるスリップ制御が中止
されて、スロットルの開閉制御は運転者のコントロール
下におかれるようになっている。
が故障)であるときには、PSIへ移行してフェイルグ
ライダのセットがなされ、またP32において警告ラン
プ(運転席に付設されている)の点灯がなされた後、前
記P29に進む。すなわち、スロットル制御系の故障が
発生したときには、エンジンによるスリップ制御が中止
されて、スロットルの開閉制御は運転者のコントロール
下におかれるようになっている。
第9図(スリップ検出 、)
この第9図のフローチャートは、第7図のP22に対応
したものである。このフローチャートは、スリップ制御
の対象となるようなスリップが発生したか否かを検出す
るためのものである。
したものである。このフローチャートは、スリップ制御
の対象となるようなスリップが発生したか否かを検出す
るためのものである。
先ず、P33で、クラッチ7が完全に接続されているか
否かが判別される。このP33でYESと判別されたと
きは、P34において、ハンドル舵角に応じて、スリッ
プ判定用の補正値αが算出される(第14図参照)、こ
の後P35において前記フェイルフラグによりフェイル
中であるか否かの判別がなされ、その判別結果がNOで
あるときにはP36において、左駆動輪としての左後輪
4のすべり率が、所定の基準値0.2に上記P34での
αを加えた値(0,2+α)よりも大きいか否かが判別
される。このP36での判別で。
否かが判別される。このP33でYESと判別されたと
きは、P34において、ハンドル舵角に応じて、スリッ
プ判定用の補正値αが算出される(第14図参照)、こ
の後P35において前記フェイルフラグによりフェイル
中であるか否かの判別がなされ、その判別結果がNOで
あるときにはP36において、左駆動輪としての左後輪
4のすべり率が、所定の基準値0.2に上記P34での
αを加えた値(0,2+α)よりも大きいか否かが判別
される。このP36での判別で。
YESのときは、左後輪4がスリップ状態にあるとして
そのスリップフラグがセットされる(PSI)、逆に、
P36でNOと判別されたときは、左後輪4のスリップ
フラグがリセットされる(P38)、なお、上記補正値
αは、旋回時における内外輪の回転差(特に駆動輪と従
動輪との回転差)を考慮して設定される。
そのスリップフラグがセットされる(PSI)、逆に、
P36でNOと判別されたときは、左後輪4のスリップ
フラグがリセットされる(P38)、なお、上記補正値
αは、旋回時における内外輪の回転差(特に駆動輪と従
動輪との回転差)を考慮して設定される。
PSIあるいはP38の後は、P39、P2O、P41
において、右後輪5についてのスリップフラグのセット
、あるいはリセットが、P35、P36、PSIと同様
にして行われる。
において、右後輪5についてのスリップフラグのセット
、あるいはリセットが、P35、P36、PSIと同様
にして行われる。
他方、前記P35においてその判別がYES(フェイル
中)のときには、P42以後のステップへ以降し、前記
P36における設定基準値(S=0.2)よりも小さい
S=0.18を基礎としてスリップ状態の有無の判別が
なされる。すなわち、フェイル中にあっては、P42、
P45の判別を経ることにより、スリップ制御の開始レ
ベルがS=0.2からS=0.18というように低いレ
ベルに変更されることになる。
中)のときには、P42以後のステップへ以降し、前記
P36における設定基準値(S=0.2)よりも小さい
S=0.18を基礎としてスリップ状態の有無の判別が
なされる。すなわち、フェイル中にあっては、P42、
P45の判別を経ることにより、スリップ制御の開始レ
ベルがS=0.2からS=0.18というように低いレ
ベルに変更されることになる。
第10図(エンジン制御)
この第10図に示すフローチャートは、第6図のP゛1
212対応る。
212対応る。
先ずP2Oにおいてはフェイル中であるか否かを判別し
た後、Noであるときには、PSIにおいて、スリップ
が収束状態へ移行したか否か(第5図のt2時点を通過
したときか否か)が判別される。このPSIでNOのと
きは、P62において、左後輪4のすべり率Sが0.2
よりも大きいか否かが判別される。P62でNOのとき
は、P63で右後輪5のす°べり率Sが0.2よりも大
きいか否かが判別される。このP63でNoのときは、
P64において、左右後輪4.5のうち片側のみブレー
キ制御中か、すなわちスプリット路を走行しているとき
であるか否かが判別される。P64でYESのときは、
P65において、左右後輪4.5のうちすべり率の低い
方の駆動輪に合せて、現在のすべり率が算出される(セ
レクトロー)。逆に、P64でNOのときは、P66に
おいて、左右後輪4.5のうち、すべり率の大きい方の
駆動輪に合せて、現在のすべり率が算出される(セレク
トハイ)、なお、P62、P63でNOのときも、P6
6に移行する。
た後、Noであるときには、PSIにおいて、スリップ
が収束状態へ移行したか否か(第5図のt2時点を通過
したときか否か)が判別される。このPSIでNOのと
きは、P62において、左後輪4のすべり率Sが0.2
よりも大きいか否かが判別される。P62でNOのとき
は、P63で右後輪5のす°べり率Sが0.2よりも大
きいか否かが判別される。このP63でNoのときは、
P64において、左右後輪4.5のうち片側のみブレー
キ制御中か、すなわちスプリット路を走行しているとき
であるか否かが判別される。P64でYESのときは、
P65において、左右後輪4.5のうちすべり率の低い
方の駆動輪に合せて、現在のすべり率が算出される(セ
レクトロー)。逆に、P64でNOのときは、P66に
おいて、左右後輪4.5のうち、すべり率の大きい方の
駆動輪に合せて、現在のすべり率が算出される(セレク
トハイ)、なお、P62、P63でNOのときも、P6
6に移行する。
上記P66でのセレクトハイは、すべり易い方の駆動輪
のすべりを抑制すべく現在のすべり率を算出することに
より、ブレーキの使用をより一層回避し得るものとなる
。逆に、上記P65でのセレフトローは、例えば左右駆
動輪が接地する路面の摩擦係数が異なるようなスプリッ
ト路を走行する場合に、ブレーキによってすべり易い方
の駆動輪のスリップを抑制しつつ、すべり難い側の駆動
輪のグリップ力を生かした走行が行なえることとなる。
のすべりを抑制すべく現在のすべり率を算出することに
より、ブレーキの使用をより一層回避し得るものとなる
。逆に、上記P65でのセレフトローは、例えば左右駆
動輪が接地する路面の摩擦係数が異なるようなスプリッ
ト路を走行する場合に、ブレーキによってすべり易い方
の駆動輪のスリップを抑制しつつ、すべり難い側の駆動
輪のグリップ力を生かした走行が行なえることとなる。
なお、このセレクトローの場合は、ブレーキの酷使を避
けるため、例えば一定時間に限定したり、あるいはブレ
ーキが過熱した場合にこのセレクトローを中止させるよ
うなバックアップ手段を講じておくとよい。
けるため、例えば一定時間に限定したり、あるいはブレ
ーキが過熱した場合にこのセレクトローを中止させるよ
うなバックアップ手段を講じておくとよい。
P65、P66の後は、P67において、スロットルバ
ルブ13の目標開度Tnが、スリップ制御(フィードバ
ック制御)用として算出される。勿論、このときは、ス
ロットルバルブ13の目標スロットル開度(Tn)は、
P6、P66で設定されたあるいは後述するP69で変
更された目標すべり率SETを実現すべく設定される。
ルブ13の目標開度Tnが、スリップ制御(フィードバ
ック制御)用として算出される。勿論、このときは、ス
ロットルバルブ13の目標スロットル開度(Tn)は、
P6、P66で設定されたあるいは後述するP69で変
更された目標すべり率SETを実現すべく設定される。
一方、P61でYESのときは、P68へ移行して、自
動車1の最大加速度G MAXが計測される(第5図t
2時点)。次いで、P69において、P68でのG M
AXより路面の摩擦係数を推足して、エンジン(スロッ
トル)、ブレーキによるスリップ制御の目標すべり率S
ET、 SBTを共に変更する。なお、この目標すべり
率SET、 SBTをどのように変更するかについては
後述する。
動車1の最大加速度G MAXが計測される(第5図t
2時点)。次いで、P69において、P68でのG M
AXより路面の摩擦係数を推足して、エンジン(スロッ
トル)、ブレーキによるスリップ制御の目標すべり率S
ET、 SBTを共に変更する。なお、この目標すべり
率SET、 SBTをどのように変更するかについては
後述する。
第11図(ブレーキ制御)
この第11図に示すフローチャートは、第6図のpHに
対応している。
対応している。
先ず、P81において、右後輪5のすべり率Sが、ブレ
ーキ制御の中止ポイントとなる0、09よりも大きいか
否かが判別される。P81でYESのときは、P82に
おいて、右後輪用ブレーキ24の操作速度Bnが算出さ
れる(第4図の■−FD制御におけるBnに相当)。こ
の後、P83において、上記Bnが「O」より大きいか
否かが判別される。この判別は、ブレーキの増圧力向を
正、減圧方向を負と考えた場合、増圧力向であるか否か
の判別となる。P83でYESのときは、P84におい
て、P85で設定されたBnの値でもって、増圧がなさ
れる。
ーキ制御の中止ポイントとなる0、09よりも大きいか
否かが判別される。P81でYESのときは、P82に
おいて、右後輪用ブレーキ24の操作速度Bnが算出さ
れる(第4図の■−FD制御におけるBnに相当)。こ
の後、P83において、上記Bnが「O」より大きいか
否かが判別される。この判別は、ブレーキの増圧力向を
正、減圧方向を負と考えた場合、増圧力向であるか否か
の判別となる。P83でYESのときは、P84におい
て、P85で設定されたBnの値でもって、増圧がなさ
れる。
前記P83でNoのときは、Bnが「負」あるいは「0
」であるので、P85でBnを絶対値化した後、P86
で右ブレーキの減圧(Bn出力)がなされる。
」であるので、P85でBnを絶対値化した後、P86
で右ブレーキの減圧(Bn出力)がなされる。
一方、P81でNoのときは、ブレーキ制御を中止する
ときなので、P87において右ブレーキの解除がなされ
る。
ときなので、P87において右ブレーキの解除がなされ
る。
P84、P86、P87の後は、P8Bに移行して、左
ブレーキ23についても右ブレーキ24と同じように増
圧、減圧あるいはブレーキ解除の処理がなされる。勿論
、このブレーキによるスリップ制御は、スロットル制御
系のフェイル中にあっては、第5図中破線(ロ)で示す
ように、その開始時期が早められる結果、フェイル中に
おけるスリップの収束性が向上することになる。
ブレーキ23についても右ブレーキ24と同じように増
圧、減圧あるいはブレーキ解除の処理がなされる。勿論
、このブレーキによるスリップ制御は、スロットル制御
系のフェイル中にあっては、第5図中破線(ロ)で示す
ように、その開始時期が早められる結果、フェイル中に
おけるスリップの収束性が向上することになる。
目標 べり率SET、 SETの変更(P69)前記P
69において変更されるエンジンとブレーキとの目標す
ベリ率SET、SBTは、P68で計測された最大加速
度G MAXに基づいて、例えば第15図に示すように
変更される。この第15図から明らかなように、原則と
して、最大加速度GWAXが大きいほど、目標すべり率
SET、 SBTを大きくするようにしである。そして
、目標すべり率SET、 SOTには、それぞれリミ
ット値を設けるようにしである。
69において変更されるエンジンとブレーキとの目標す
ベリ率SET、SBTは、P68で計測された最大加速
度G MAXに基づいて、例えば第15図に示すように
変更される。この第15図から明らかなように、原則と
して、最大加速度GWAXが大きいほど、目標すべり率
SET、 SBTを大きくするようにしである。そして
、目標すべり率SET、 SOTには、それぞれリミ
ット値を設けるようにしである。
ここで、目標すべり率SET、 SBTとの設定関係が
、自動車1の走りの感覚にどのように影響するかについ
て説明する。
、自動車1の走りの感覚にどのように影響するかについ
て説明する。
■駆動輪のグリップ力
SETとSBTとを全体的に第15図北下方向にオフセ
ットさせる。そして、グリップ力を大きくするには、上
方向へのオフセットを行う。すなわち、スパイクタイヤ
の特性として、第13図に示すように、すべり率0.2
〜0.3位までは摩擦係数用は増加方向にあるため、す
べり率0.2〜0.3以下の範囲で使用する限り上述の
ことが言える。
ットさせる。そして、グリップ力を大きくするには、上
方向へのオフセットを行う。すなわち、スパイクタイヤ
の特性として、第13図に示すように、すべり率0.2
〜0.3位までは摩擦係数用は増加方向にあるため、す
べり率0.2〜0.3以下の範囲で使用する限り上述の
ことが言える。
■加速感
加速感は、SETとSBTとの「差」を変えることによ
って変化し、この「差」が小さいほど加速感が大きくな
る。すなわち、実施例のように、SETをSBTよりも
小さい値として設定した場合、すべり率が大きいときは
ブレーキ制御が主として働き、すべり率が小さいときは
エンジン制御が主として働くことになる。したがって、
SETとSBTとの「差」を小さくした場合、ブレーキ
制御とエンジン制御とがほぼ同配分で働く方向に近づい
てくる。つまり、ブレーキによりエンジンの発生トルク
をしぼって駆動輪を駆動している状態となり、加速のた
めにトルクを急速に増加させた場合は、ブレーキをゆる
めるだけで駆動輪へのトルクが応答遅れなく増大する。
って変化し、この「差」が小さいほど加速感が大きくな
る。すなわち、実施例のように、SETをSBTよりも
小さい値として設定した場合、すべり率が大きいときは
ブレーキ制御が主として働き、すべり率が小さいときは
エンジン制御が主として働くことになる。したがって、
SETとSBTとの「差」を小さくした場合、ブレーキ
制御とエンジン制御とがほぼ同配分で働く方向に近づい
てくる。つまり、ブレーキによりエンジンの発生トルク
をしぼって駆動輪を駆動している状態となり、加速のた
めにトルクを急速に増加させた場合は、ブレーキをゆる
めるだけで駆動輪へのトルクが応答遅れなく増大する。
(≦)加速のなめらかさ
SBTを大きく、すなわちSETに比して相対的により
大きくする。このことは、エンジン制御の優先度を高め
ることにより、エンジン制御の利点である滑らかなトル
ク変化をより効果的に発生させ得ることを意味する。
大きくする。このことは、エンジン制御の優先度を高め
ることにより、エンジン制御の利点である滑らかなトル
ク変化をより効果的に発生させ得ることを意味する。
■コーナリング中の安定性
SETを小さく、すなわちSETを58丁に比して相対
的により小さくする。このことは、第13図から明らか
なように、最大グリップ力発生時点となるすべり率S=
0.2〜0.3以下の範囲では、[1標すべり率を下げ
ることにより、駆動輪のグリップ力を小さくする一方、
横力を極力大きくして、曲げる力を増大させることにな
る。
的により小さくする。このことは、第13図から明らか
なように、最大グリップ力発生時点となるすべり率S=
0.2〜0.3以下の範囲では、[1標すべり率を下げ
ることにより、駆動輪のグリップ力を小さくする一方、
横力を極力大きくして、曲げる力を増大させることにな
る。
上述した■〜[株]の特性(モード)の選択は、例えば
運転車りの好みによって、マニュアル式に選択させるよ
うにすることもできる(モード選択)。
運転車りの好みによって、マニュアル式に選択させるよ
うにすることもできる(モード選択)。
以り説明した実施例においては、目標すべり率として、
エンジン用のSETよりもブレーキ用のSBTの方を大
きく設定しであるので、小さなスリップ状態におけるブ
レーキ制御が行なわれないためその使用頻度を少なくす
ることができると共に、大きなスリップ発生時において
もブレーキ制御の負担が小さくなる。加えて、SBTと
SETとの間にブレーキによるスリップ制御を中止する
ポイント(S BC)を設けであるため、ブレーキ制御
中止時においてはブレーキ圧が十分低下しているため、
急激なトルク変動がおこりにくいものとなる。
エンジン用のSETよりもブレーキ用のSBTの方を大
きく設定しであるので、小さなスリップ状態におけるブ
レーキ制御が行なわれないためその使用頻度を少なくす
ることができると共に、大きなスリップ発生時において
もブレーキ制御の負担が小さくなる。加えて、SBTと
SETとの間にブレーキによるスリップ制御を中止する
ポイント(S BC)を設けであるため、ブレーキ制御
中止時においてはブレーキ圧が十分低下しているため、
急激なトルク変動がおこりにくいものとなる。
(以下余白)
以上実施例について説明したが、本発明はこれに限らず
例えば次のような場合をも含むものである。
例えば次のような場合をも含むものである。
(1)ブレーキ制御とエンジン制御とによる目標すべり
率との大小関係を実施例とは逆の関係にしてもよく、ま
た各々同一 としてもよい。
率との大小関係を実施例とは逆の関係にしてもよく、ま
た各々同一 としてもよい。
(リエンジン6の発生トルク調整としては、エンジンの
発生出力に最も影響を与える要因を変更制御するものが
好ましい。すなわち、いわゆる負荷制御によって発生ト
ルクを調整するものが好ましく、オツトー式エンジン(
例えばガソリンエンジン)にあっては混合気量を調整す
ることにより、またディーゼルエンジンにあっては燃料
噴射量を調整することが好ましい。しかしながら、この
負荷制御に限らず、オツトー式エンジンにあっては点火
時期を調整することにより、またディーゼルエンジンに
あっては燃料噴射時期を調整することにより行ってもよ
い。さらに、過給を行うエンジンにあっては、過給圧を
調整することにより行ってもよい。勿論、パワーソース
しては、内燃機関に限らず、電気モータであってもよく
、この場合の発生トルクの調整は、モータへの供電電力
を調整することにより行えばよい。
発生出力に最も影響を与える要因を変更制御するものが
好ましい。すなわち、いわゆる負荷制御によって発生ト
ルクを調整するものが好ましく、オツトー式エンジン(
例えばガソリンエンジン)にあっては混合気量を調整す
ることにより、またディーゼルエンジンにあっては燃料
噴射量を調整することが好ましい。しかしながら、この
負荷制御に限らず、オツトー式エンジンにあっては点火
時期を調整することにより、またディーゼルエンジンに
あっては燃料噴射時期を調整することにより行ってもよ
い。さらに、過給を行うエンジンにあっては、過給圧を
調整することにより行ってもよい。勿論、パワーソース
しては、内燃機関に限らず、電気モータであってもよく
、この場合の発生トルクの調整は、モータへの供電電力
を調整することにより行えばよい。
■自動車1としては、前輪2.3が駆動輪のものであっ
てもよ< (FF車)あるいは4輪共に駆動輪とされる
もの(4WD車)であってもよい。
てもよ< (FF車)あるいは4輪共に駆動輪とされる
もの(4WD車)であってもよい。
+4)駆動輪のすべり状態を検出するには、実施例のよ
うに駆動輪の回転数のように直接的に検出してもよいが
、この他、車両の状態に応じてこのすべり状態を予測、
すなわち間接的に検出するようにしてもよい。このよう
な車両の状態としては、例えば、パワーソースの発生ト
ルク増加あるいは回転数増加、アクセル開度の変化、駆
動軸の回転変化の他、操舵状態(コーナリング)、車体
の浮上り状態(加速)、積vL量等が考えられる。これ
に加えて、大気温度の高低、雨、雪アイスバー/′Sの
路面路を自動的に検出あるいはマニュアル式にインプッ
トして、上記駆動輪のすべり状態の予測をより一層適切
なものとすることもできる。
うに駆動輪の回転数のように直接的に検出してもよいが
、この他、車両の状態に応じてこのすべり状態を予測、
すなわち間接的に検出するようにしてもよい。このよう
な車両の状態としては、例えば、パワーソースの発生ト
ルク増加あるいは回転数増加、アクセル開度の変化、駆
動軸の回転変化の他、操舵状態(コーナリング)、車体
の浮上り状態(加速)、積vL量等が考えられる。これ
に加えて、大気温度の高低、雨、雪アイスバー/′Sの
路面路を自動的に検出あるいはマニュアル式にインプッ
トして、上記駆動輪のすべり状態の予測をより一層適切
なものとすることもできる。
■第2図のブレーキ液圧制御回路およびセンサ64.6
5.66は、既存のABS(アンチブレーキロックシス
テム)のものを利用し得る。
5.66は、既存のABS(アンチブレーキロックシス
テム)のものを利用し得る。
■ブレーキ制御系が故障したときには、上記実施例と同
様の処置(第9図P42〜P47)をとることにより、
スロットル制御の開始時期を早めて、このフェイル時の
スリップ収束性を向上するようにしてもよい。
様の処置(第9図P42〜P47)をとることにより、
スロットル制御の開始時期を早めて、このフェイル時の
スリップ収束性を向上するようにしてもよい。
■スロットル制御系の故障において、上記実施例ではス
リップ制御の開始レベルを低くするようにしているが、
逆に開始レベルをS=0.22+αというように高める
ようにして、スリップ制御におけるブレーキ使用頻度を
下げ、これによって、ブレーキの焼き付けを防止するよ
うにしてもよい、これによりブレーキの信頼性の確保、
ひいてはフェイル時のスリップ制御の確実性を確保する
ことが可能となる。
リップ制御の開始レベルを低くするようにしているが、
逆に開始レベルをS=0.22+αというように高める
ようにして、スリップ制御におけるブレーキ使用頻度を
下げ、これによって、ブレーキの焼き付けを防止するよ
うにしてもよい、これによりブレーキの信頼性の確保、
ひいてはフェイル時のスリップ制御の確実性を確保する
ことが可能となる。
■スロットル制御系の故障において、上記実施例ではス
リップ制御の開始レベルを低くするようにしているが、
これに代えて、あるいはこれに加えて、ブレーキの制御
量を増大するようにしてもよい。
リップ制御の開始レベルを低くするようにしているが、
これに代えて、あるいはこれに加えて、ブレーキの制御
量を増大するようにしてもよい。
(発明の効果)
本発明は以上述べたことから明らかなように、いずれか
一方の制御系が故障したときには、単独制御用パターン
の下でスリップ制御をなすようにしであるため、故障時
のスリップ制御の確実性を確保することができる。
一方の制御系が故障したときには、単独制御用パターン
の下でスリップ制御をなすようにしであるため、故障時
のスリップ制御の確実性を確保することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す全体系統図。
第2図はブレーキ液圧の制御回路の一例を示す図。
第3図はスロットルバルブをフィードバック制御すると
きのブロック線図。 第4図はブレーキをフィードバック制御するときのブロ
ック線図。 第5図は本発明の制御例を図式的に示すグラフ。 第6図〜第11図は本発明の制御例を示すフローチャー
ト。 第12図はスリップ制御を行なわないときのアクセル開
度に対するスロットル開度の特性を示すグラフ。 第13図は駆動輪のグリップ力と横力との関係を、すべ
り率と路面に対する摩擦係数との関係で示すグラフ。 第14図はスリップ制御開始時のすべり率をハンドル舵
角に応じて補正するときの補正値を示すグラフ。 第15図は目標すべり率を決定する際に用いるマツプの
一例を示すグラフ。 第16図は本発明の全体構成図。 に自動車 2.3:前輪(従動輪) 4.5:後輪(駆動輪) 6:エンジン(パワーソース) 13:スロットルバルブ 14:スロットルアクチュエータ 21〜24:ブレーキ 27:マスクシリンダ 30.31:液圧制御バルブ 32ニブレーキペダル 61:センサ(スロットル開度〕 64:センサ(従動輪回転数 ) 65.66:センサ(駆動輪回転数) 67:センサ(アクセル開度) SVI−3V4:電磁開閉バルブ U:コントロールユニット 第2図 @12図 ア’7T2tL/l!?1宸(%) 第14図 八:、1−Lf角 第13図 S(fへり」ジ) 第15図 MAX
きのブロック線図。 第4図はブレーキをフィードバック制御するときのブロ
ック線図。 第5図は本発明の制御例を図式的に示すグラフ。 第6図〜第11図は本発明の制御例を示すフローチャー
ト。 第12図はスリップ制御を行なわないときのアクセル開
度に対するスロットル開度の特性を示すグラフ。 第13図は駆動輪のグリップ力と横力との関係を、すべ
り率と路面に対する摩擦係数との関係で示すグラフ。 第14図はスリップ制御開始時のすべり率をハンドル舵
角に応じて補正するときの補正値を示すグラフ。 第15図は目標すべり率を決定する際に用いるマツプの
一例を示すグラフ。 第16図は本発明の全体構成図。 に自動車 2.3:前輪(従動輪) 4.5:後輪(駆動輪) 6:エンジン(パワーソース) 13:スロットルバルブ 14:スロットルアクチュエータ 21〜24:ブレーキ 27:マスクシリンダ 30.31:液圧制御バルブ 32ニブレーキペダル 61:センサ(スロットル開度〕 64:センサ(従動輪回転数 ) 65.66:センサ(駆動輪回転数) 67:センサ(アクセル開度) SVI−3V4:電磁開閉バルブ U:コントロールユニット 第2図 @12図 ア’7T2tL/l!?1宸(%) 第14図 八:、1−Lf角 第13図 S(fへり」ジ) 第15図 MAX
Claims (1)
- (1)ブレーキによる駆動輪への制動力を調整する第1
のスリップ制御手段と、エンジンの発生トルクを調整す
る第2のスリップ制御手段と、を適宜組合わせて、駆動
輪の路面に対するスリップが過大になるのを防止するよ
うにした車両のスリップ制御装置において、前記第1、
第2のスリップ制御手段の制御系の故障を検出する故障
検出手段と、 前記第1あるいは第2のスリップ制御手段におけるいず
れか一方の制御系が故障したときには、正常な方のスリ
ップ制御手段の制御パターンを単独制御用パターンに変
更する制御パターン変更手段と、 故障した方のスリップ制御手段の制御を中止する制御中
止手段と、 を備えていることを特徴とする車両のスリップ制御装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63020975A JP2702492B2 (ja) | 1988-01-31 | 1988-01-31 | 車両のスリップ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63020975A JP2702492B2 (ja) | 1988-01-31 | 1988-01-31 | 車両のスリップ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01197159A true JPH01197159A (ja) | 1989-08-08 |
JP2702492B2 JP2702492B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=12042165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63020975A Expired - Fee Related JP2702492B2 (ja) | 1988-01-31 | 1988-01-31 | 車両のスリップ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2702492B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0331035A (ja) * | 1989-06-29 | 1991-02-08 | Mazda Motor Corp | 車両のスリップ制御装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6422663A (en) * | 1987-07-16 | 1989-01-25 | Toyota Motor Corp | Acceleration slip control device |
-
1988
- 1988-01-31 JP JP63020975A patent/JP2702492B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6422663A (en) * | 1987-07-16 | 1989-01-25 | Toyota Motor Corp | Acceleration slip control device |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0331035A (ja) * | 1989-06-29 | 1991-02-08 | Mazda Motor Corp | 車両のスリップ制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2702492B2 (ja) | 1998-01-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |