JPH0119691Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0119691Y2 JPH0119691Y2 JP3490683U JP3490683U JPH0119691Y2 JP H0119691 Y2 JPH0119691 Y2 JP H0119691Y2 JP 3490683 U JP3490683 U JP 3490683U JP 3490683 U JP3490683 U JP 3490683U JP H0119691 Y2 JPH0119691 Y2 JP H0119691Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beams
- metal
- wedge
- metal plates
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 26
- 101100008044 Caenorhabditis elegans cut-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- -1 etc. Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000002990 reinforced plastic Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、木造家屋に用いられる「はり」を結
合する金具に関するものである。
合する金具に関するものである。
日本の様な地震国にとつては、木造家屋の材木
を丈夫に結ぎ合わせるのは重要な事である。しか
して、従来はその結合を材木の結合部に凹凸を設
け、それを嵌合させていた。しかし、それでは同
じ太さの材木でも穴開きの為に強力が弱まり、そ
の上に加工の手間も要した。
を丈夫に結ぎ合わせるのは重要な事である。しか
して、従来はその結合を材木の結合部に凹凸を設
け、それを嵌合させていた。しかし、それでは同
じ太さの材木でも穴開きの為に強力が弱まり、そ
の上に加工の手間も要した。
また、此の器具に関しては、実用新案登録願昭
和55年第088792号が有るが(本願と同一人)、2
本のはりが引つ張られた時にはずれる欠点が有つ
た。
和55年第088792号が有るが(本願と同一人)、2
本のはりが引つ張られた時にはずれる欠点が有つ
た。
本考案は此の欠点を除くべく、金具を用いて2
本のはりを結合せんとした。以下に、本考案を一
実施例をもつて説明する。
本のはりを結合せんとした。以下に、本考案を一
実施例をもつて説明する。
第1図はその側面図で、側面がL字型の一対の
垂直金属板1と2が有る。該金属板1と2には、
それぞれはり3と4(第2図参照)への取付板5
と6が第3図の平面図と第4図の端面図の様に設
けられている。該取付板5と6には、それぞれ複
数個の釘穴7と8が設けられている。上記の金属
板1と2の顎9と10の部分の間には、くさび板
11が水平で且つ上記の金属板1の側面に対し直
角になる様に挿入される。その状態は、第1図の
A−A線で切断した端面図である第3図と、第2
図のB−B線で切断した断面図である第5図で明
白になつている。
垂直金属板1と2が有る。該金属板1と2には、
それぞれはり3と4(第2図参照)への取付板5
と6が第3図の平面図と第4図の端面図の様に設
けられている。該取付板5と6には、それぞれ複
数個の釘穴7と8が設けられている。上記の金属
板1と2の顎9と10の部分の間には、くさび板
11が水平で且つ上記の金属板1の側面に対し直
角になる様に挿入される。その状態は、第1図の
A−A線で切断した端面図である第3図と、第2
図のB−B線で切断した断面図である第5図で明
白になつている。
以上の構成において、先ず、はり3と4の結合
する部分に第6図のはりの斜視図に示す如く、そ
れぞれの金属板1と2が挿入される金属板切込1
2と13が、それぞれに切り込まれる。一方同様
に、くさび板11が打ち込まれるくさび切欠14
と15が、それぞれのはり3と4にそれぞれ切り
込まれる。
する部分に第6図のはりの斜視図に示す如く、そ
れぞれの金属板1と2が挿入される金属板切込1
2と13が、それぞれに切り込まれる。一方同様
に、くさび板11が打ち込まれるくさび切欠14
と15が、それぞれのはり3と4にそれぞれ切り
込まれる。
こうして、第7図の結合前側面図の示す如く、
上記の金属板1の一部を、はり3の金属板切込1
2の上部に挿入し、そのはり3側の釘穴7を通じ
釘16を打ち込み固定する。同様にして、他方の
金属板2の一部も、他方のはり4の金属板切り込
13の下部を通じ固定する。そして、上記の金属
板1の他方部を第2図の結合時側面図に示す如く
に、他方のはり4の金属板切込13の上部を通じ
此のはり4に挿入する。此の時、同時に他方の金
属板2は、先のはり3の金属板切込12の下部を
通じ先のはり3に挿入される。そして、上記のく
さび板11を、上記のくさび切欠14と15を通
じ第5図に示す如くに、上記の金属板1と2の顎
9と10の部分間に打ち込む。
上記の金属板1の一部を、はり3の金属板切込1
2の上部に挿入し、そのはり3側の釘穴7を通じ
釘16を打ち込み固定する。同様にして、他方の
金属板2の一部も、他方のはり4の金属板切り込
13の下部を通じ固定する。そして、上記の金属
板1の他方部を第2図の結合時側面図に示す如く
に、他方のはり4の金属板切込13の上部を通じ
此のはり4に挿入する。此の時、同時に他方の金
属板2は、先のはり3の金属板切込12の下部を
通じ先のはり3に挿入される。そして、上記のく
さび板11を、上記のくさび切欠14と15を通
じ第5図に示す如くに、上記の金属板1と2の顎
9と10の部分間に打ち込む。
それで、此のくさび11は末広がりなのでその
金属板1と2を第2図の点線の矢印の方向に押す
結果、そのはり3と4は実線方向に締まる。その
上、そのくさび11が、上記のくさび切欠14と
15に挿入されているゆえに、はり3と4の上下
へのずれを防ぐ。そして、上記の金属板1と2
が、はりの左右へのずれをも防ぐので、2本のは
りは完全に結合される。
金属板1と2を第2図の点線の矢印の方向に押す
結果、そのはり3と4は実線方向に締まる。その
上、そのくさび11が、上記のくさび切欠14と
15に挿入されているゆえに、はり3と4の上下
へのずれを防ぐ。そして、上記の金属板1と2
が、はりの左右へのずれをも防ぐので、2本のは
りは完全に結合される。
最後に、補強の為、残りのそれぞれの釘穴7か
らそれぞれ釘16を打ち込む。
らそれぞれ釘16を打ち込む。
以上の如くに為したゆえに、本考案にかかる建
築用はり結合金具は、上記の目的を達成し、2本
のはりの結合点のすき間をなくし、ずれのない丈
夫な結合が為せた。
築用はり結合金具は、上記の目的を達成し、2本
のはりの結合点のすき間をなくし、ずれのない丈
夫な結合が為せた。
なお、本文中「金具」と云う用語を用いている
が、これを金具のみに限定する意味ではなく、金
具と同様に大きなもの例えば強化プラスチツク等
も含まれる。また、その用途も「はり」に限ら
ず、柱等にも応用出来る。
が、これを金具のみに限定する意味ではなく、金
具と同様に大きなもの例えば強化プラスチツク等
も含まれる。また、その用途も「はり」に限ら
ず、柱等にも応用出来る。
第1図は、本考案の一実施例の側面図を示して
いる。第2図は、それをはりに取り付けはりを結
合した時の一実施例を示す。第3図は、上記の金
具の平面図である。第4図は、第1図のものをA
−A線で切つた端面図を示す。第5図は、第2図
の状態をB−B線で切つた断面図である。第6図
は、はりの斜視図を示す。第7図は、第2図のは
りの結合前の状態を示す側面図である。 1,2……金属板、3,4……はり、5,6…
…取付板、7,8……釘穴、9,10……顎、1
1……くさび板、12,13……金属板切込、1
4,15……くさび切込、16……釘。
いる。第2図は、それをはりに取り付けはりを結
合した時の一実施例を示す。第3図は、上記の金
具の平面図である。第4図は、第1図のものをA
−A線で切つた端面図を示す。第5図は、第2図
の状態をB−B線で切つた断面図である。第6図
は、はりの斜視図を示す。第7図は、第2図のは
りの結合前の状態を示す側面図である。 1,2……金属板、3,4……はり、5,6…
…取付板、7,8……釘穴、9,10……顎、1
1……くさび板、12,13……金属板切込、1
4,15……くさび切込、16……釘。
Claims (1)
- 側面がL字型の一対の垂直金属板、該L字型の
垂直金属板の背にそれぞれ設けられたはりへの取
付板、上記L字型の一対の垂直金属板の顎の部分
間に水平且つ直角に挿入されるくさび板、より構
成される事を特徴とした建築用はり結合金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3490683U JPS59140607U (ja) | 1983-03-12 | 1983-03-12 | 建築用はり結合金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3490683U JPS59140607U (ja) | 1983-03-12 | 1983-03-12 | 建築用はり結合金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59140607U JPS59140607U (ja) | 1984-09-20 |
JPH0119691Y2 true JPH0119691Y2 (ja) | 1989-06-07 |
Family
ID=30165623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3490683U Granted JPS59140607U (ja) | 1983-03-12 | 1983-03-12 | 建築用はり結合金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59140607U (ja) |
-
1983
- 1983-03-12 JP JP3490683U patent/JPS59140607U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59140607U (ja) | 1984-09-20 |
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