JPH01194813A - 保護継電システム - Google Patents

保護継電システム

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JPH01194813A
JPH01194813A JP63016987A JP1698788A JPH01194813A JP H01194813 A JPH01194813 A JP H01194813A JP 63016987 A JP63016987 A JP 63016987A JP 1698788 A JP1698788 A JP 1698788A JP H01194813 A JPH01194813 A JP H01194813A
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protective relay
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JP63016987A
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Hiroyuki Kudo
博之 工藤
Junzo Kawakami
川上 潤三
Tomio Chiba
千葉 富雄
Terunobu Miyazaki
宮崎 照信
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電力系統の保護継電装置に係り、特に保護区
間内の事故の有無を複数の子局からの情報をもとに判定
する保護継電システムに関する。
〔従来の技術〕
電力系統の保護継電システムは、電気学会大学講座°「
保護継電工学」19頁、第2.2図から転載した第2図
のように保護対象の各端の電圧・電流から保護区間内の
事故の有無を判定している。
保護区間の一端でのこれらの情報から事故の有無を判定
する方式(距離継電方式など)と、保護区間の各端から
の情報を総合して事故の有無を判定する方式(差動継電
方式など)があるが、主保護用には従来後者が多用され
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
後者の方式は、複数端の情報を用いて判定するので前者
より一般により精度の高い判定が可能であるが、複数端
の内の一端でも情報が欠けると判定ができなくなる、又
は著しく判定精度が落ちるという欠点がある。
更に、従来の保護継電装置の場合、判定するための情報
の入力装置は固定的に割りつけられているため、情報が
欠落した場合にはその時点での判定結果を棄却するより
方法はない。
したがって、事故情報の入力装置から伝送経路のいずれ
かで障害が発生し、情報が誤る又は欠落した場合には事
故の判定が困難になるか、又は著しく信頼性をそこなう
という問題があった。
本発明の目的は、上記問題のない高信頼度な保護継電シ
ステムを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、情報が誤る又は欠落した入力装置の情報の
代りに、保護区間の外側にある入力装置の情報を用いて
判定することにより達成される。
〔作用〕
たとえば、第2図の保護継電器が電流差動継電器の場合
にA端の電流情報が欠落した場合には、この送電線と共
に母線に接続された送電線の電流情報よりA端の電流情
報を求めることによって、保護区間内の事故の有無を判
定できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
いま保護区間1の両側に線路を切離す開閉装置2.3と
、電流や電圧などの事故情報を得るためのセンサ4,5
が設置されている系統を考える。
この場合、簡略化のために保護区間1は二端子とするが
、3端子以上でも本実施画は成立する。いま、図中保護
区間の左端をA端、右端をB端と呼ぶことにする。更に
、両端は他の系統と接しておす、A端側に分岐線が有り
C端、D端が有るとする。C,D両端共A、B端と同様
の開閉装置6゜7、及びセンサ8,9が設けら、れてい
る。
また、各端には各センサの情報や開閉装置の開閉情報を
収集する通信子局10〜13が設けられており、保護継
電装置14と伝送路を介して結合している。子局の構成
を第3図に示す。本図では分かり易くするために各子局
には開閉装置とセンサの情報を一括化する機能をもたせ
ているが、個別に伝送することが可能なことは言うまで
もない。
また、たとえばC端とD端の情報を一括化するような装
置が介在する場合も考えられるが、ここでは省略する。
保護継電装置14は、たとえば保護区間の両端の差電流
を演算し、この大きさにより保護区間内の事故の有無を
判定し、A−B両端開閉装置2゜3を開放する指令を出
す機能を有する装置である。
更に、保護継電装置14には保護区間1の外側にあるC
端及びD端の電流情報も入力できるため、万−A端の電
流情報が得られないような障害が発生した場合、A端の
隣接区間のC−0両端の電流値を入力し、その和を求め
ることによりA端の電流を求め、保護区間内の事故の有
無を判定できる。
但し、この場合A−C−Dの各端で囲まれる隣接区間に
事故がないという情報がない限り、保護区間1のみを切
離す意味がないため、開放指令はC・0両端に発せられ
る。
上記実施例ではA端情報の欠落を想定したが、B端情報
欠落時に図示していないが、同様にしてB端隣接区間の
情報をもって事故判定が可能なことは自明である。
また、上記実施例では子局10〜13に情報の収集・分
配と通信機能しかもたせなかったが、第4図の他の実施
例に示すように、子局自体に保護継電機能をもたせるこ
とができる。第5図に子局の構成を示す。
子局40は、センサ34,35,38,39の電流情報
を第5図の子局に入力し、A、 / D変換器でディジ
タル値に変換して、通常はA−8両端の差電流を演算処
理回路CPUで求めることによす保護区間31の内部事
故を判定し、開閉装置32゜33に開放指令を発する。
しかし、−旦A−B各端のいずれかの情報に障害が生じ
ると、C−D両端の情報を入力し、事故の有無を判定後
、開閉装置36.37にも開放指令を発する。A−C−
D各端で囲まれる区間に事故がないことが明らかな場合
には、開閉装[32,37を開放しない。
更に、各端の子局が自端の電圧・電流のみで保護区間内
事故を判定できる距離継電方式の場合には、万一伝送路
44に障害が発生し、通信不能になった場合でも、自局
のみの情報で判定できる。
伝送路に障害がない場合には、A−B各端の判定結果を
交信する。本実施例によれば、リレー機能の分散処理を
可能にし、更に高信頼度な判定ができるという効果があ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、保護継電装置に対して従来入力装置が
固定的に割付けられていたために、その入力装置のいず
れかの情報が欠落した場合には事故の判定が不能になっ
ていたのに対して、障害が生じた入力装置の保護区間の
外側に設けられている他の入力装置の情報を用いること
により事故の判定を可能にするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック構成図、第2図は
従来の保護継電システムの構成図、第3図は第1図の子
局の構成図である。第4図は他実施例の構成図である。 第5図は第4図の子局の構成図である。 1・・・保護区間、2,3,6.7・・・開閉装置、4
゜5.8.9・・・センサ、10−13・・・通信子局
、14・・・保護継電装置。 第1 図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電力系統で発生する事故を検出するためのセンサと
    、事故区間を切り離すための開閉装置と、これら装置か
    ら得られる情報を伝送する手段とを複数備えた保護継電
    システムにおいて、 事故を判定する保護継電装置と、該装置の保護区間内の
    センサと開閉装置と、これらの情報を伝送するための子
    局と、該保護区間に隣接する区間の子局と、これらを結
    ぶ伝送路とを備え、保護継電装置が保護区間内の子局か
    らの情報に異常を検出した時、隣接区間子局からの情報
    を用いて事故判定を行うことを特徴とする電力系統の保
    護継電システム。 2、特許請求の範囲第1項において、配電系統内に分散
    させた複数の子局と、変電所又は営業所の親局とを伝送
    路で結び、親局に保護継電機能をもたせることを特徴と
    する電力系統の保護継電システム。 3、特許請求の範囲第1項において、子局に保護継電機
    能をもたせ、子局間で事故判定出力を交信することを特
    徴とする電力系統の保護継電システム。 4、特許請求の範囲第3項において、子局と親局を伝送
    路で結び、親局に後備保護機能をもたせたことを特徴と
    する電力系統の保護継電システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04133614A (ja) * 1990-09-21 1992-05-07 Toshiba Corp 広域保護装置

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