JPH01179665A - 乳化型ドレッシング - Google Patents
乳化型ドレッシングInfo
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- JPH01179665A JPH01179665A JP63003440A JP344088A JPH01179665A JP H01179665 A JPH01179665 A JP H01179665A JP 63003440 A JP63003440 A JP 63003440A JP 344088 A JP344088 A JP 344088A JP H01179665 A JPH01179665 A JP H01179665A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規な乳化型ドレッシングに関するものである
。
。
従来より各種の乳化型ドレッシングが市販されており、
サラダ等にふりかけて用いる調味食品として重宝されて
いる。これら乳化型ドレ・ンシングで乳化の安定なもの
は通常5000〜10000cPもの粘度を有した比較
的ドロワとした重い感じのものであった。ところが、近
年の食生活の多様化に伴って口当りが軽くてサラッとし
た粘度の低い乳化型ドレッシングへの要望も高まり、そ
のような製品の開発が望まれているのが現状である。
サラダ等にふりかけて用いる調味食品として重宝されて
いる。これら乳化型ドレ・ンシングで乳化の安定なもの
は通常5000〜10000cPもの粘度を有した比較
的ドロワとした重い感じのものであった。ところが、近
年の食生活の多様化に伴って口当りが軽くてサラッとし
た粘度の低い乳化型ドレッシングへの要望も高まり、そ
のような製品の開発が望まれているのが現状である。
従来の乳化型ドレッシングは通常上としてガム質で乳化
して製造しているのが一般的である。低粘度の乳化型ド
レッシングを製するに際してこのガム質の使用量を減じ
て4000cP以下、好ましくは2000〜4000c
P、の程度のドレッシングをつくってみたところ、3週
間程度の保存後に容器の下部に水分離が生じているのが
認められ、この水分離はガム質の使用量の調節だけでは
避は難く、所望する低粘度の乳化型ドレッシングは得難
いことがわかった。
して製造しているのが一般的である。低粘度の乳化型ド
レッシングを製するに際してこのガム質の使用量を減じ
て4000cP以下、好ましくは2000〜4000c
P、の程度のドレッシングをつくってみたところ、3週
間程度の保存後に容器の下部に水分離が生じているのが
認められ、この水分離はガム質の使用量の調節だけでは
避は難く、所望する低粘度の乳化型ドレッシングは得難
いことがわかった。
このような状況下にあって、本発明は従来のものより低
粘度であっても保存中に水分離が生じ難い乳化型ドレッ
シングを提供することを目的とする。
粘度であっても保存中に水分離が生じ難い乳化型ドレッ
シングを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の目的に即して鋭意研究を重ねたと
ころ、乳化に際してガム質に加えてプルランを用いると
所期の乳化型ドレッシングが得られることを見出し、本
発明を完成するに至った。
ころ、乳化に際してガム質に加えてプルランを用いると
所期の乳化型ドレッシングが得られることを見出し、本
発明を完成するに至った。
本発明は、ガム質およびプルランを含むことを特徴とす
る乳化型ドレッシングを提供するものである。
る乳化型ドレッシングを提供するものである。
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明の乳化型ドレッシングは原料の一部としてプルラ
ンを含んでいること以外はその他の配合原料の点で従来
のガム質を含む乳化型ドレッシングと何ら異ならない。
ンを含んでいること以外はその他の配合原料の点で従来
のガム質を含む乳化型ドレッシングと何ら異ならない。
よって、ガム質としては、例えばキサンタンガム、タマ
リンドガム、グアーガム、カラギーナン、ローカストビ
ーンガム、トラガントガム等従来用いられているいずれ
のものも本発明において配合しつる。全原料中の配合割
合は、本発明は低粘度の乳化型ドレッシング、より具体
的には粘度が4000cP以下、好ましく1;1200
0〜4000cPの乳化型ドレッシングを対象とすると
ころから、一般的には全配合原料中0. 1〜1.0%
程度でよい。1.0%より多いと粘度が高くなりすぎ、
また、0.1%より少ないと乳化状物が得難くなるから
である。0. 2〜0.6%程度がより好ましい。
リンドガム、グアーガム、カラギーナン、ローカストビ
ーンガム、トラガントガム等従来用いられているいずれ
のものも本発明において配合しつる。全原料中の配合割
合は、本発明は低粘度の乳化型ドレッシング、より具体
的には粘度が4000cP以下、好ましく1;1200
0〜4000cPの乳化型ドレッシングを対象とすると
ころから、一般的には全配合原料中0. 1〜1.0%
程度でよい。1.0%より多いと粘度が高くなりすぎ、
また、0.1%より少ないと乳化状物が得難くなるから
である。0. 2〜0.6%程度がより好ましい。
本発明の乳化型ドレッシングはこのようなガム質に加え
て更にプルランを配合してなるものである。プルランは
多糖類の一種で従来より食品業界で広く用いられている
食品添加材料の−っである。
て更にプルランを配合してなるものである。プルランは
多糖類の一種で従来より食品業界で広く用いられている
食品添加材料の−っである。
本発明においてこのもの、例えば市販の粉末状品、の配
合割合は、一般的に全原料中1〜20%程度でよい。2
0%より多いとガム質と共に最終製品の粘性を高めるよ
うに作用し、糊状外観を呈するようになり、また1%よ
り少ないと所望の水分離防止効果が得難くなるからであ
る。上記のような範囲、好ましくは3〜6%の範囲、で
あるとガム質と相俟って保存中の最終製品は水分離が生
じ難くなる。
合割合は、一般的に全原料中1〜20%程度でよい。2
0%より多いとガム質と共に最終製品の粘性を高めるよ
うに作用し、糊状外観を呈するようになり、また1%よ
り少ないと所望の水分離防止効果が得難くなるからであ
る。上記のような範囲、好ましくは3〜6%の範囲、で
あるとガム質と相俟って保存中の最終製品は水分離が生
じ難くなる。
本発明の乳化型ドレッシングのその他の配合原料は、従
来の乳化型ドレッシングで用いられている各種の油相並
びに水相原料がら目的に即して適宜選択すればよく、そ
の配合割合も任意である。
来の乳化型ドレッシングで用いられている各種の油相並
びに水相原料がら目的に即して適宜選択すればよく、そ
の配合割合も任意である。
このような本発明の乳化型ドレッシングの製造方法は乳
化に際して従来のガム質と共にプルランを添加使用する
ことを除いて従来の乳化型ドレッシングの製造方法と何
ら異なることはない。尚、この際乳化効果を上げ、延い
ては最終製品の粘性を安定化させる観点から、プルラン
はまず水相原料に添加し、好ましくは清水に添加して約
90’C位まで加熱してよく溶解させたのち冷却し、次
いで油相原料を加えて常法に準じて乳化するとよい。
化に際して従来のガム質と共にプルランを添加使用する
ことを除いて従来の乳化型ドレッシングの製造方法と何
ら異なることはない。尚、この際乳化効果を上げ、延い
ては最終製品の粘性を安定化させる観点から、プルラン
はまず水相原料に添加し、好ましくは清水に添加して約
90’C位まで加熱してよく溶解させたのち冷却し、次
いで油相原料を加えて常法に準じて乳化するとよい。
ガム質およびプルランを含む本発明の乳化型ドレッシン
グが、その保存中に水分離が生じ難くなる理由は定かで
ないが、プルランが併存するとそのプルラン分子は分散
したガム分子の間に介在するようになり、その結果比重
の軽い油の粒子がガム分子を随伴して浮上させるのを防
げるように作用して、ドレッシング下方部で水分離が生
じ難くなるようにするのではないかと、推察される。
グが、その保存中に水分離が生じ難くなる理由は定かで
ないが、プルランが併存するとそのプルラン分子は分散
したガム分子の間に介在するようになり、その結果比重
の軽い油の粒子がガム分子を随伴して浮上させるのを防
げるように作用して、ドレッシング下方部で水分離が生
じ難くなるようにするのではないかと、推察される。
以下、本発明を実施例でもって更に詳しく説明する。尚
、本発明において%はすべで重量%である。
、本発明において%はすべで重量%である。
実施例1
下記の表1に示した配合原料および配合割合で常法に準
じて本発明品(A)および対照品(BおよびC)の乳化
型ドレッシングを製造した。尚、本発明品の製造に際し
てはプルランは清水に添加したのち90℃に加熱して充
分に溶解させたのち冷却し、他の水相原料と合わせ、次
いで油相原料を加えて乳化した。
じて本発明品(A)および対照品(BおよびC)の乳化
型ドレッシングを製造した。尚、本発明品の製造に際し
てはプルランは清水に添加したのち90℃に加熱して充
分に溶解させたのち冷却し、他の水相原料と合わせ、次
いで油相原料を加えて乳化した。
各製品の製造直後の粘度を測定し、その結果を同表中に
示した。次いでそれぞれガラス製容器に収容し、そのま
ま37℃にて保存して、1週間後と3週間後の各製品の
外観を水分離発生の状況に関して観察した。その結果も
同表中に示した。
示した。次いでそれぞれガラス製容器に収容し、そのま
ま37℃にて保存して、1週間後と3週間後の各製品の
外観を水分離発生の状況に関して観察した。その結果も
同表中に示した。
尚、本発明における粘度は、すべて東京計器■製BH型
粘度計を使用し、ロータNo、3、回転数1Orpmで
nl定した。
粘度計を使用し、ロータNo、3、回転数1Orpmで
nl定した。
表 1
表1の結果から、プルランを含む本発明の乳化型ドレッ
シングは従来の乳化型ドレ・ソシングに比べて低い粘度
であるにもかかわらず保存中に水分離が生じ難くなって
いるのがわかる。
シングは従来の乳化型ドレ・ソシングに比べて低い粘度
であるにもかかわらず保存中に水分離が生じ難くなって
いるのがわかる。
実施例2
下記の表2に示した配合割合の原料を用い、上記実施例
1の本発明品の製造法に準じて乳化型ドレッシングを製
造した。このものの製造直後の粘度を測定し、その結果
も同表中に示した。
1の本発明品の製造法に準じて乳化型ドレッシングを製
造した。このものの製造直後の粘度を測定し、その結果
も同表中に示した。
表 2
実施例3
下記の表3に示した配合割合の原料を用い、上記実施例
1の本発明品の製造法に準じて乳化型ドレッシングを製
造した。このものの製造直後の粘度をel定し、その結
果も同表中に示した。
1の本発明品の製造法に準じて乳化型ドレッシングを製
造した。このものの製造直後の粘度をel定し、その結
果も同表中に示した。
表 3
上記実施例2および3で得られた乳化型ドレッシングを
それぞれガラス製容器に収容し、室温で3週間保存した
ところいずれも水分離の発生は認められなかった。
それぞれガラス製容器に収容し、室温で3週間保存した
ところいずれも水分離の発生は認められなかった。
ガム質に加えてプルランを含む本発明の乳化型ドレッシ
ングは、粘度が4000cPに満たないものであっても
保存中に水分離が生じ難く、よって製品の外観が損なわ
れ難く、長期に亘って製品の品質を維持しうるという利
点がある。
ングは、粘度が4000cPに満たないものであっても
保存中に水分離が生じ難く、よって製品の外観が損なわ
れ難く、長期に亘って製品の品質を維持しうるという利
点がある。
また、本発明の乳化型ドレッシングで粘度が2000〜
4000cPと低いものは、使用に際して容器から注出
し易く、しかも食した嵌口当りが軽くてサラッとしたも
のである。よって、本発明によれば従来のドロッとした
重い感じのドレッシングを好まない消費者の要望に充分
に応じうる新規な乳化型ドレッシングを提供しうるとい
う利点もある。
4000cPと低いものは、使用に際して容器から注出
し易く、しかも食した嵌口当りが軽くてサラッとしたも
のである。よって、本発明によれば従来のドロッとした
重い感じのドレッシングを好まない消費者の要望に充分
に応じうる新規な乳化型ドレッシングを提供しうるとい
う利点もある。
出願人代理人 佐 藤 −雄
手続補正書
1 事件の表示
昭和63年 特許願 第3440号
2 発明の名称
乳化型ドレッシング
3 補正をする者
事件との関係 特許出願人
(142)キューピー株式会社
4代理人
明細書の「発明の詳細な説明」の欄
8 補正の内容
0) 明細書第2頁第9行にr程度」とあるを「粘度
」に補正する。
」に補正する。
(2) 同頁第16行に「あっても」とあるを「あっ
ても、」に補正する。
ても、」に補正する。
(3) 第7頁表1の下節2行に「ドレッシングは」
とあるを「ドレッシングは、」に補正Vる。
とあるを「ドレッシングは、」に補正Vる。
’ 63. ′l・”
−4′
Claims (1)
- ガム質およびプルランを含むことを特徴とする乳化型ド
レッシング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63003440A JP2618418B2 (ja) | 1988-01-11 | 1988-01-11 | 乳化型ドレッシング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63003440A JP2618418B2 (ja) | 1988-01-11 | 1988-01-11 | 乳化型ドレッシング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01179665A true JPH01179665A (ja) | 1989-07-17 |
JP2618418B2 JP2618418B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=11557412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63003440A Expired - Fee Related JP2618418B2 (ja) | 1988-01-11 | 1988-01-11 | 乳化型ドレッシング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2618418B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2013084848A1 (ja) * | 2011-12-06 | 2015-04-27 | 日清オイリオグループ株式会社 | 乳化液状調味料 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5831212A (ja) * | 1981-08-18 | 1983-02-23 | Nakajima Tekkosho:Kk | 小型焼却炉 |
JPS58149657A (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-06 | Lion Corp | 乳化液状調味料 |
JPS60184366A (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-19 | Meiji Milk Prod Co Ltd | W/o/w型複合乳化ドレツシング類 |
-
1988
- 1988-01-11 JP JP63003440A patent/JP2618418B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5831212A (ja) * | 1981-08-18 | 1983-02-23 | Nakajima Tekkosho:Kk | 小型焼却炉 |
JPS58149657A (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-06 | Lion Corp | 乳化液状調味料 |
JPS60184366A (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-19 | Meiji Milk Prod Co Ltd | W/o/w型複合乳化ドレツシング類 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2013084848A1 (ja) * | 2011-12-06 | 2015-04-27 | 日清オイリオグループ株式会社 | 乳化液状調味料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2618418B2 (ja) | 1997-06-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |