JPH0117679Y2 - - Google Patents

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JPH0117679Y2
JPH0117679Y2 JP5023884U JP5023884U JPH0117679Y2 JP H0117679 Y2 JPH0117679 Y2 JP H0117679Y2 JP 5023884 U JP5023884 U JP 5023884U JP 5023884 U JP5023884 U JP 5023884U JP H0117679 Y2 JPH0117679 Y2 JP H0117679Y2
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JP
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piece
lever
neck piece
rear end
swing
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JP5023884U
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本案は、送風方向、照射方向等を周期的に変更
し、その変更幅を調節できる首振角度調整装置に
関する。
(ロ) 従来技術 本案に先行する技術として実公昭46−15808号
公報と実公昭48−37257号公報と実開昭57−
160992号公報等がある。該公報に記載の首振角度
調整装置は、首振レバーの前端部に首振クランク
杆の一端を枢支し、前記首振レバーを回動操作す
ることで、機器主体の枢軸と首振クランク杆の枢
支点との距離を適宜調整することで、首振角度を
変更するようにしたものである。
だが首振レバーの操作は該首振レバーのみを持
つて操作せしめるとネツクピースが回動してしま
い操作しにくいものであつた。また実公昭46−
37257号公報は後方に突出する突部を形成し、該
突部に指を当てて操作するようにしたものである
が、後方に突出せしめたことで、操作部を側方に
突出せしめてネツクピースのコンパクト化を計つ
たメリツトが抵減していた。
(ハ) 考案の目的 本案は首振レバー及び操作レバーを安定に支持
し、該操作レバーの操作性を向上せしめると共に
ネツクピースのコンパクト化を計つた首振角度調
整装置を提供することを目的とする。
(ニ) 考案の構成 本案は機器主体を枢支するネツクピースに首振
角度調整用首振レバーの略中央部を枢支し、前記
ネツクピースの中空後端部に両端部が側壁より突
出し前記首振レバーの後端部を操作する操作レバ
ーを支持し、前記首振レバーの前端部には前記機
器主体の回転カムに一端を枢支した首振リンクの
他端を枢支し、前記ネツクピース後端部の前記操
作レバーの下側部に中空突部を形成し、該中空突
部後内面近傍に前記ネツクピース後端部上面開口
を閉塞する蓋板の係止片を係止する爪片を形成す
ることで、前記操作レバーを操作する指の係止用
中空突部内を有効に利用した構成としたものであ
る。
(ホ) 実施例 本案の首振角度調整装置を採用した機器として
扇風機を例とし、本案を説明する。
扇風機1は支柱2を突設した合成樹脂製基台3
と、前記支柱2に挿入支持される支持パイプ4
と、該支持パイプ4の上端部に回動自在に且つ抜
けることなく支持される中間体5と、該中間体5
の二叉部に俯仰角調整自在に支持されるネツクピ
ース6と、該ネツクピース6に首振自在に支持さ
れる扇風機主体7とよりなる。
前記基台3には制御スイツチ8が螺子9にて固
定される。前記基台3の下面開口は裏板10にて
閉塞される。該裏板10は板金にて成型され、そ
の一部を内側に切り起こしてロ字状壁部11を形
成する。該壁部11にて前記制御スイツチ8の周
りを囲んでいる。前記壁部11は複数の切り起こ
しにて形成されているので、その切り起こし間の
隙間に電源コード12及び給電コード13が挾持
保持される。また前記裏板10を合成樹脂にて成
型した場合は、一体に連続した壁部を形成し、そ
の一部を切り欠いてコード12,13の保持部を
形成してもよい。
前記扇風機主体7は、前記ネツクピース6への
枢軸21を垂設した略Y字状支持具2と、該支持
具22の先端部間に上下方向に回動自在に支持さ
れる電動機23と、該電動機23の後部に形成さ
れる該電動機23にて駆動される上下首振機構2
4と、前記支持具22より後方に延設される支持
板25に装着される左右首振機構26と、前記電
動機23等を被うモータカバー27と、前記電動
機23の回転軸28に装着される送風羽根29
と、該送風羽根29を被うガード体30とよりな
る。前記上下首振機構24の出力カム体に一端部
を枢支した上下首振リンク31の他端部は前記支
持具22に枢支されている。従つて、前記電動機
23は前記支持具22に対して上下方向に首振駆
動せしめられる。該上下方向の首振は前記上下首
振機構24に内装されたクラツチを摘み32にて
係脱させることで停動される。前記左右首振機構
26は首振モータを用いており、該首振モータの
出力軸に装着されたカム体33には左右首振リン
ク34の一端部を枢支している。該左右首振リン
ク34の他端部は前記ネツクピース6側に枢支せ
しめている。前記支持具22は前記ネツクピース
6に対して左右に首振駆動せしめられ、前記電動
機23が左右に首振駆動せしめられる。前述の左
右首振は前記左右首振リンク34他端部の枢支部
分を前記支持具22の枢支部分に近づけると大き
く首振を行ない、遠ざけると小さく首振を行な
う。
前記ネツクピース6は前半部を高く、後半部を
低く形成し、周壁41を残して前凹部42と後凹
部43を形成している。前記前凹部42の中央に
は、前記枢軸21を軸支する軸支筒部44を突設
している。前記枢軸21と軸支筒部44との間に
は軸受筒体45が介在される。該軸受筒体45は
ジユランコン等の含油樹脂にて成型され、前記枢
軸21の回転をスムーズにしている。前記前凹部
42と後凹部43とを仕切る周壁41の一部に両
凹部42,43を連通せしめ切込46を形成して
いる。該切欠46を跨ぐように枢軸47を突設し
ている。該枢軸47には首振角度調整用首振レバ
ー48を枢支している。該首振レバー48は、前
記枢軸47に被嵌される筒軸部49と、該筒軸部
49の上端部より前記前凹部42側に延設された
前端部50と、前記筒軸部49の下端部より前記
後凹部43に延設された後端部51とよりなる。
前記後凹部43の両側周壁41には切欠状挿通部
52を形成し、該挿通部52に両端がネツクピー
ス6より突出する如く棒状操作レバー53を支持
している。該操作レバー53と前記後端部51は
該後端部51を操作レバー53の凹所54に係合
して連結している。前記操作レバー53を移動せ
しめることで、前記首振レバー48は回動せしめ
られる。
前記後凹部43は前記操作レバー53の下方に
まで及び、前記ネツクピース6の後端部下方に中
空突部80を突出形成している。該中空突部80
内に形成した収納凹部55にはバネ56にて付勢
した係合体57を収納し、該係合体57を前記操
作レバー53下面に形成した凹所58に係脱せし
め、前記操作レバー53を移動せしめた二位置に
保持し、ひいては前記首振レバー48を回動せし
めた二位置に保持する。
前記首振レバー48の前端部50には段部62
を形成した枢支軸63を突設している。該枢支軸
63に前記左右首振リンク34の他端部を枢支
し、螺子64にて抜け止めされている。前記左右
首振リンク34は枢支された状態で、前記段部6
2上面に当接支持される。該段部62側面には複
数のリブ65を形成している。前記軸受筒体45
には前記首振レバー48の前端部50が位置する
部分の前記前凹部42上面開口を被う被い張出片
66を形成している。該張出片66には前記枢軸
47先端部の段部67が嵌合する挿通孔68を形
成している。前記枢軸47に捩じ込まれる螺子6
9にて、前記軸受筒体45を前記ネツクピース6
に装着すると同時に前記首振レバー48の抜け止
めを行なつている。前記軸受筒体45は前記張出
片66に形成された挿通孔70に挿通され、前記
前凹部42内に突設したボス71に捩じ込まれ螺
子72によつても前記ネツクピース6に固定され
る。前記張出片66には前記枢軸47を中心とす
る円弧長穴状案内部73を形成している。前記首
振レバー48の前端部50は前記張出片66下面
に沿つて配置され、前記枢支軸63が前記案内部
73に挿入突出されて、前記段部62側面部分が
前記案内部73内に位置する。従つて、前記首振
レバー48は前記枢軸47に筒軸部49にて枢支
されていることで、そのガタツキや振れが少なく
なると共に、前記左右首振リンク34を枢支した
前記前端部50が前記案内部73にて支持される
ことで、振れやすくたわみやねじれが防止され
る。
前記中空突部80の後内面には該内面に向う爪
片81を両側部近傍に形成している。該爪片81
と内面との間隙は材厚と略等しい間隔を形成して
位置せしめられ、爪片81の先端は前記内面にほ
ぼ当接して位置する。前記爪片81の先端は前記
操作レバー53の下面に達しない高さに形成さ
れ、前記中空突部80内側に自由にたわみうる。
前記中空突部80の後内面中央部分には前記周壁
41に沿つて突出された基制片82を形成してい
る。該規制片82の少なくとも下半部は断面コ字
型に形成される。前記規制片82は前記操作レバ
ー53の後面に近接して対向位置している。前記
後凹部43は蓋板59にて閉塞される。該蓋板5
9は前記後凹部43内の前部に突設したボス60
に捩じ込まれる螺子61にて固定される。前記蓋
板59後部の浮き上がりは、該蓋板59の後端に
垂設したリブ83及び係止片84にて行なわれ
る。前記リブ83は前記規制片82上端部と周壁
41との間に挿入され、前記係止片84は前記爪
片81と周壁41との間に挿入して係止される。
前記中空突部80内に爪片81を形成したこと
で、前記操作レバー53と周壁41との少ない間
隔を利用して前記蓋板59を確実に係止できる。
(ヘ) 考案の効果 本案は、操作レバーの下方に中空突部を形成し
たことで空間を有効に利用して蓋板を装着できる
と共に、中空突部を操作レバー操作時の指引掛部
として利用でき、安定した操作が行なええる等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部平面図、第2図は本案を採用した
扇風機の側断面図、第3図は扇風機頭部の側断面
図、第4図は第1図と異なる切換え状態の平面
図、第5図は第4図の−断面図、第6図は第
4図の−断面図、第7図は要部のみを断面し
た側面図、第8図は要部を断面した分解斜視図で
ある。 6……ネツクピース、7……扇風機主体(機器
主体)、34……首振リンク、45……軸受筒体、
48……首振レバー、50……前端部、51……
後端部、53……操作部、59……蓋板、63…
…枢支軸、73……案内部、80……中空突部、
81……爪片、84……係止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機器主体を枢支するネツクピースに首振角度調
    整用首振レバーの略中央部を枢支し、前記ネツク
    ピースの中空後端部に両端部が側壁より突出し前
    記首振レバーの後端部を操作する操作レバーを支
    持し、前記首振レバーの前端部には前記機器主体
    の回転カムに一端を枢支した首振リンクの他端を
    枢支し、前記ネツクピース後端部の前記操作レバ
    ーの下側部に中空突部を形成し、該中空突部後内
    面近傍に前記ネツクピース後端部上面開口を閉塞
    する蓋板の係止片を係止する爪片を形成してなる
    首振角度調整装置。
JP5023884U 1984-04-04 1984-04-04 首振角度調整装置 Granted JPS60162297U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5023884U JPS60162297U (ja) 1984-04-04 1984-04-04 首振角度調整装置

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JP5023884U JPS60162297U (ja) 1984-04-04 1984-04-04 首振角度調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS60162297U JPS60162297U (ja) 1985-10-28
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JP5801505B2 (ja) * 2015-02-16 2015-10-28 ユーテック株式会社 扇風機

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