JPH01172952A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH01172952A
JPH01172952A JP33027487A JP33027487A JPH01172952A JP H01172952 A JPH01172952 A JP H01172952A JP 33027487 A JP33027487 A JP 33027487A JP 33027487 A JP33027487 A JP 33027487A JP H01172952 A JPH01172952 A JP H01172952A
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JP
Japan
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silver halide
group
coupler
cyan
aryl group
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Application number
JP33027487A
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English (en)
Inventor
Akio Miura
紀生 三浦
Fumio Ishii
石井文雄
Taku Uchida
内田 卓
Mayumi Tsuruta
鶴田 真由美
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/305Substances liberating photographically active agents, e.g. development-inhibiting releasing couplers
    • G03C7/30511Substances liberating photographically active agents, e.g. development-inhibiting releasing couplers characterised by the releasing group
    • G03C7/305172-equivalent couplers, i.e. with a substitution on the coupling site being compulsory with the exception of halogen-substitution
    • G03C7/30523Phenols or naphtols couplers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は新規なシアンカプラーを含有するハロゲン化銀
カラー写真感光材料に関する。
[発明の背景] ハロゲン化銀カラー写真感光材料では、一般に感光性ハ
ロゲン化銀乳剤及び酸化された芳香族第一級アミン現像
主薬と反応して色素を形成する、いわゆる色素形成カプ
ラーが用いられる。
このうちシアンカプラーとしては、これまでフェノール
類あるいはナフトール類が多く用いられ、これらは例え
ば米国特許第2,369,929号、同第2、423.
730号、同第2,474,293号、同第2,772
,162号、同第2,895,826号、同第2,36
7.531号、同第3.002,836号、同第3,0
34,892号、同第3,041,836号、特開昭5
6−65134号等に記載されている。−これまでカラ
ーネガフィルムのシアンカプラーとして広く用いられて
きたナフトール系化合物件、疲労した漂白液あるいは漂
白定着液を用いて処理したとき、いったん生成した色素
がロイコ体にもどり、色素損失がおこるという欠点が見
出された。
これらの欠点を改良するためフェノールの2位にフェニ
ルウレイド基を有するシアンカプラーが開発され、上記
の色素損失が飛躍的に改良された。
しかしながら、本発明者らの研究において、これらの2
位に7エニルウレイド基を有するカブ→−が重大な欠点
を有していることがわかった。すなわちこれらのカプラ
ーは、はんのわずかな乳剤の性能の振れを敏感に拾いや
すく、結果が常にバラついてしまい非常に使い難いカプ
ラーであった。
また、写真感光材料の高感度化の手段として、さらに高
い発色性と高い濃度を有するカプラーが望まれていた。
[発明の目的] 本発明の第1の目的は、高感度でかつ高い濃度のシアン
画像を与えるハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供す
ることにある。
本発明の第2の目的は、ランニングで1ij9ft、た
漂白液あるいは漂白定着液を用いても色素損失がすくな
いシアン画像を与えるハロゲン化銀カラー写真感光材料
を提供することにある。  ′本発明の第3の目的は、
わずかな乳剤の性能の振れを拾わず、安定なシアン画像
を与えるハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供するこ
とにある。
[発明の構成] 本発明の目的は、支:持体上に少なくとも1層のハロゲ
ン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料におい
て、前記ハロゲン化銀乳剤、膚の少な□1 くとも1層に、下i己一般式[I]で^されるシアン色
素形成カプラーを含有するハロゲン化銀カラー写真感光
材料を提供することによって達成された。
一般式[I] 、乙 (式中、R3は置換もしくは無置換の、アルキル基又は
アリール基を表し、R2は置換もしくは無置換のアリー
ル基を表す。
は水素原子、又は、置換もしくは無置換の、アルキル基
又はアリール基を表す。
nは自然数を表す、) 以下一般式[I]におけるRt 、R2、Rs、R4、
Rs 、Raについて詳述する。
一般式[I]において、R,は鎖状又は環状の、好まし
くは炭素数1〜22のアルキル基(例えばメチル基、ブ
チル基、ペンタデシル基、シクロヘキシル基)、アリー
ル基(例えば、フェニル基、ナフチル基)を表し、これ
らは、アルキル基、アリール基、複素環基、アルコキシ
基(例えば、メトキシ基、ドデシルオキシ基、2−メト
キシエトキシ基)、アリールオキシ基(例えば、フェノ
キシ基、2,4−ジーtert−アミルフェノキシ基、
3−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェノキシ基、
ナフチルオキシ基)、カルボキシ基、カルボニル基(例
えば、アセチル基、テトラデカノイル基、ベンゾイル基
)、エステル基(例えば、メトキシカルボニル基、フェ
ノキシカルボニル基、アセトキシ基、ベンゾイルオキシ
基、ブトキシスルホニル基、トルエンスルホニルオキシ
基)、アミド基(例えば2、アセチルアミノ基、エチル
カルバモイル基、メタンスルホニルアミド基、ブチルス
ルファモイル基)、イミド基(例えば、サクシンイミド
基、ヒダントイニル基)、スルホニル基(例えば、メタ
ンスルホニル基)、スルファミド基(例えば、ジメチル
スルファミド基)、bドロキシ基、シアノ基、ニトロ基
、アミノ基(例えば、ブチルアミノ基、ジプロピルアミ
ノ基)、ハロゲン原子等から選ばれた置換基で置換され
ていてもよい。
R1はアリール基を表し、R1で述べた置換基で置換さ
れていてもよい。
Fts 、R4、Rs 、R6は水素原子又は鎖状もし
くは環状のアルキル基、又はアリール基を表し、Roで
述べた置換基で置換されていてもよい。
次に本発明で使用するシアンカプラーの具体例の一部を
示す。
以下余白 本発明のシアンカプラーは下記経路により容易に合成す
ることかできる。
合成スキーム [11[2] [3] C4)Is 4Hs C4H@ C4H9 4H11 以下余白 合成例1(カプラーNQIの合成) 特公昭59−45142号明細書に記載された経路に従
い合成した化合物[1]5.Ogを50m1のメタノー
ルに溶解し、ラネーニッケル1.Orを加え、常温、常
圧で接触水素添加を行った。
反応終了後触媒をP別し、溶媒を留去し、残渣を#酸エ
チルーn−ヘキサン混合溶媒で洗浄すると化合物[2]
の粗結晶が3.7.(収率85x)得られた。このもの
を酢酸エチル40m1に溶解し、N。
N−ジメチルアニリン2.5tを加え、2− (2゜4
−ジーtart−アミルフェノキシ)ヘキサノイルクロ
ライド7.6tの酢酸エチル溶液(20ml)を室温で
ゆっくりと滴下し、そのまま5時間撹拌した0反応液に
酢酸エチル50m1を加え、水洗後減圧濃縮し、残渣を
酢酸エチル−n−ヘキサン混合溶媒で再結晶して化合物
[3〕を7.1g(収率11X)得た。mp108〜1
10℃、このものをアセトン1゜Omlに溶解し、炭酸
カリウム2.1g、クロロメチル亜リン酸ジメチルエス
テル2.3fを加え、加熱還流を2時間行っな0反応終
了後、不溶物を炉去し、減圧下に濃縮しな、残渣に酢酸
エチルを加え水洗後、溶媒を留去すると、化合物[4a
]が6.8g(収率80%)得られた。
化合物[4al  6.Ogをメタノール80m1に溶
解し水酸化ナトリウム0.4.の水溶液(lOml)を
加え、室温で1時間撹拌した。
反応終了後減圧濃縮し、残渣をn−ヘキサンで再結晶す
ると化合物[5a]が4.5f(収率84χ)得られた
。化合物[5al  4.2gをりooホルム30m1
に溶解し、氷水冷下濃硝酸(d = 1.38)1.1
mlをゆっくり滴下し、そのまま30分間撹拌した0反
応終了後、水洗し減圧濃縮して残渣をシリカゲルカラム
クロマトを用い精製した。化合物[6a]を3.8g(
粗収率84x)得た。このものをメタノール150山目
こ溶解し、炭素担体付パラジウム触媒を用いて常温、常
圧で接触水素添加を行った。
反応終了後触媒をP別し減圧下に濃縮し、残渣にアセト
ニトリル30m1、イミダゾール2G+11r、3−シ
アノ−4−タロロフェニル力ルバミド欣フェニル1.8
gを加え加熱還流を2時間行った0反応液を冷却し、析
出した結晶をr取し、アセトニトリルで再結晶すると、
カプラーNa 1が3.2g(収率88%)得られた。
構造はNHR,IR,HASSにて同定した。
合成例2(カプラーN(124の合成)化合物[3] 
10gをアセトン150m1に溶解し、炭酸カリウム3
,9g、β−り四ロエチル亜リン酸ジエチルエステル4
.2g加え、加熱還流を10時間行った6反応終了後不
溶物をP去し、減圧下に濃縮した。残渣にメタノール1
00m1を加えて溶解し、水酸化ナトリウム1.2gの
水溶液(20ml)を加え、室温で1時間撹拌した0反
応終了後減圧下に濃縮し、水を加え塩酸酸性として酢酸
エチルで抽出した。水洗後、溶媒を留去し、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトで精製し、化合物(5blを9.
5g(収率80χ)得た。このものをクロロホルム10
0m1に溶解し、濃硝酸(d = 1.38)  1.
8mlをゆっくりと滴下し、40℃に加温、30分間撹
拌した。
反応終了後水洗し、減圧濃縮して残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトで精製し、化合物[6b]を6.5g(収率
64%)得た。このものをメタノール300(Illに
溶解し、炭素担体付パラジウム触媒を用いて常温、常圧
で接触水素添加を行った。
反応終了後触媒を炉別し、減圧下に濃縮し、残渣にアセ
トニトリル60m1、イミダゾール30■、3−シアノ
−4−クロロ−フェニルカルバミド酸フェニル2.7.
を加え加熱還流を2時間行った0反応液を冷却し、析出
した結晶を枦取し、粗結晶を酢酸エチル−n−ヘキサン
混合溶媒で加熱洗浄した後、アセトニトリルで再結晶し
、カプラーNα24を5.5g(収率69%)得た。構
造はNHR,IR,HASSにて同定した。
本発明のシアンカプラーはハロゲン化銀乳剤層および/
またはこれに隣接する非感光性層中に含有されて用いら
れるが、典型的には、本発明のシアンカプラーをハロゲ
ン化銀乳剤に配合し、この乳剤を支持体上に塗布してハ
ロゲン化銀乳剤層中に含有するハロゲン化銀カラー写真
感光材料とすることができる。このハロゲン化銀カラー
写真感光材料は単色であっても多色であってもよい、多
色の場合では、本発明のシアンカプラーは通常赤感性乳
剤に含有させるが、非増感乳剤または赤色以外のスペク
トルの三原色領域に感光性を有する乳剤層中に含有させ
てもよい。
本発明における色素画像を形成せしめる各構成単位は、
スペクトルのある一定領域に対して感光性を有する単孔
剤層または多層乳剤層からなるものである。
上記の画像形成単位の層を含めハロゲン化銀カラー写真
感光材料に必要な層は、当業界に知られているように種
々の順序で配列することができる。
典型的な多色ハロゲン化銀カラー写真感光材料は、少な
くとも1つのシアン色素形成カプラーを有する少なくと
も1つの赤感性ハロゲン化銀乳剤層からなるシアン色素
画像形成構成単位、少なくとも1つのマゼンタ色素形成
カプラーを有する少なくとも1つの緑感性ハロゲン化銀
乳剤層からなるマゼンタ色素画像形成構成単位、少なく
とも1つのイエロー色素形成カプラーを有する少なくと
も1つの青感性ハロゲン化銀乳剤層からなるイエロー色
素画像形成構成単位を支持体に担持させたものからなる
この写真感光材料は追加の層、例えばフィルター層、中
間層、下引き層等を有することができる。
本発明のシアンカプラー及び本発明に係る各カプラーを
ハロゲン化銀乳剤中に添加する場合、通常ハロゲン化銀
1モル当り約o、 oos〜2モル、好ましくは0.0
1〜0.5モルの範囲で添加される。
本発明に使用されるハロゲン化銀乳剤に用いられるハロ
ゲン化銀としては、臭化銀、塩化銀、沃臭化銀、塩臭化
銀、塩沃臭化銀等の通常のハロゲン化銀乳剤に使用され
る任意のものが含まれる。
本発明に係るハロゲン化銀乳剤層を構成するハロゲン化
銀乳剤は、通常行われる製法を始め、種々の製法、例え
ば特公昭46−7772号に記載されている如き方法、
すなわち、溶解度が臭化銀よりも大きい少なくとも一部
の銀塩からなる銀塩粒子の乳剤を形成し、次いで、この
粒子の少なくとも一部を臭化銀または沃臭化銀に変換す
る等の所謂コンバージョン乳剤の製法、あるいは0.1
JI!6以下の平均粒径を有する微粒子状ハロゲン化銀
からなるリップマン乳剤の製法等あらゆる製法によって
作成することができる。更に、本発明のハロゲン化銀乳
剤は、硫黄増感剤(例えばアリールチオカルバミド、チ
オ尿素、シスチン等)、活性あるいは不活性のセレン増
感剤、還元増感剤(例えば第一スズ塩、ポリアミン等)
、貴金属増感剤(例えば金増感剤、具体的にはカリウム
オーリチオシアネート、カリウムクロロオーレート、2
−オーロスルホベンズチアゾールメチルクロリド等)、
あるいは例えばルテニウム、ロジウム、イリジウム等の
水溶性塩の増感剤、またアンモニウムクロロパラデート
、カリウムクロロオーレ−トおよびナトリウムクロロパ
ラダイト等の増感剤を単独であるいは適宜併用して化学
的に増感することができる。
また、本発明に使用されるハロゲン化銀乳剤は、種々の
公知の写真用添加剤を含有させることができる6例えば
「リサーチ・ディスクロージャー11978年12月、
1kl17643に記載されているが如き写真用添加剤
である。
本発明に使用されるハロゲン化銀は必要な感光波長域に
感光性を付与するために、適当な増感色素の選択により
分光増感がなされる。この分光増感色素としては種々の
ものが用いられ、これらは1種あるいは2種以上併用す
ることができる。
本発明においては有利に使用される分光増感色素として
は、例えば米国特許第2,269,234号、同第2,
270,378号、同第2,442,710号、同第2
.454.620号、同第2,776.280号各明細
書に記載されている如きシアニン色素、メロシアニン色
素または複合シアニン色素を代表的なものとして挙げる
ことができる。
本発明では本発明のカプラー以外に、他の発色現像処理
において芳香族−級アミン現像薬(例えば、フェニレン
ジアミン誘導体や、アミノフェノール誘導体など)との
酸化カップリングによって発色しうる化合物を併用して
用いることができる。
マゼンタカプラーとして、5−ピラゾロンカプラー、ピ
ラゾロベンツイミダゾールカプラー、ピラゾロトリアゾ
ールカプラー、シアノアセチルクマロンカプラー、開鎖
アシルアセトニトリルカプラー等があり、イエローカプ
ラーとして、アシルアセトアミドカプラー(例えばベン
ゾイルアセトアニリド類、ピバロイルアセトアニリド類
)等があり、シアンカプラーとして、ナフトールカプラ
ーおよびフェノールカプラー等がある。これらのカプラ
ーは分子中にバラスト基と呼ばれる疎水基を有するもの
が望ましい、カプラーは銀イオンに対し4当量性あるい
は2当量性のどちらでもよい。
また色補正の効果をもつカラードカプラー、ある“いは
現像にともなって、現像抑制剤を放出するカプラー(い
わゆるDIRカプラー)であってもよい。
またDIRカプラー以外にも、カップリング反応の生成
物が無色であって、現像抑制剤を放出する無呈色DIR
カップリング化合物を含んでもよい。
本発明のシアンカプラー及び本発明に係る各カプラーを
ハロゲン化銀感光材料に含有せしめるには、従来公知の
方法に従えばよい6例えば、公知の高沸点溶媒および酢
酸ブチル、プロピオン酸ブチル等の低沸点溶媒の混合液
に本発明のシアンカプラー又は本発明に係る各カプラー
を溶解した後、界面活性剤を含むゼラチン水溶液と混合
し、次に高速度回転ミキサーまたはコロイドミルあるい
は超音波分散機で乳化した後、ハロゲン化銀に添加して
本発明に使用するハロゲン化銀乳剤を調整することがで
きる。
高沸点溶媒としては、例えばフタール酸アルキルエステ
ル(例えばジブチルフタレート、ジオクチルフタレート
)、リン酸エステル(例えばジフェニルフォスフェート
、トリフェニルフォスフェート、トリクレジルフォスフ
ェート、ジオクチルブチルフォスフェート)、クエン酸
エステル(例えばアセチルクエン酸トリブチル)、安息
香酸エステル(例えば安息香酸オクチル)、アルキルア
ミド(例えばジエチルラウリルアミド)、脂肪酸エステ
ル類(例えばジブトキシエチルサクシネート、ジオクチ
ルアゼレート)、フェノール類(例えば2.4−ジター
シャリ−アミルフェノール)、トリメシン酸エステル類
(例えばトリメシン酸トリブチル)などを用、い得る。
また特公昭51−39853号、特開昭51−5994
3号に記載されている重合物による分散法も使用するこ
ともできるし、また、カプラーがカルボン酸、スルホン
酸のごとき酸基を有する場合には、アルカリ性水溶液と
して親水性コロイド中に導入される。
発色現像主薬としては、p−フェニレンジアミン系のも
のが代表的であり、例えばジエチル−p−フェニレンジ
アミン塩酸塩、モノメチル−p −フェニレンジアミン
塩酸塩、ジメチル−P−フェニレンジアミン塩酸塩、2
−アミノ−5−ジエチルアミノトルエン塩酸塩、2−ア
ミノ−5−(N−エチル−N−β−ヒドロキシルエチル
アミノ)−トルエン、2−アミノ−5−(N−エチル−
N−β−メタンスルホンアミドエチル)アミノトルエン
硫酸塩、2−アミノ−5−(N−エチル−N−β−メタ
ンスルホンアミドエチルアミノ)トルエン、4−(N−
エチル−N−β−ヒドロキシエチルアミノ)アニリン、
2−アミノ−5−(N−エチル−β−メトキシエチル)
アミノトルエ 等が挙げられる。
これらの発色現像主薬は単独であるいは2種以上を併用
して、また必要に応じて白黒現像主薬、例えばハイドロ
キノン等と併用して用いられる。
更に、発色現像液は、一般にアルカリ剤、例えば水酸化
ナトリウム、水酸化アンモニウム、炭酸ナトリウム、亜
硫酸ナトリウム等を含み、更に種々の添加剤、例えばハ
ロゲン化アルカリ金属、例えば臭化カリウム、あるいは
現像調節剤、例えばシトラジン酸等を含有しても良い。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料には通常、発
色現像処理後に漂白および定着、または漂白定着、なら
びに水洗の各処理が行われる。漂白剤としては、多くの
化合物が用いられるが、中でも鉄(■)、コバルト(’
III)、gJ(It)など多価金属化合物、とりわけ
、これらの多価金属カチオンと有機酸の錯塩、例えば、
エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、N−ヒドロ
キシエチレンジアミンニ酢酸のようなアミノポリカルボ
ン酸、マロン酸、酒石酸、リンゴ酸、ジグリコール酸、
ジチオグリコール酸等の金属錯塩あるいはフェリシアン
酸塩類、重クロム酸塩などが単独または適当な組合わせ
で用いられる。
以下、実施例により本発明を具体的に述べるが、本発明
の実施の態様がこれにより限定されるものではない。
実施例−1 第1表に示す本発明のシアンカプラーを各々銀1モルに
対して0.1モルずつ秤量し、カプラーと同重量の(高
沸点溶媒としての)フタル酸ジブチルエステルと3倍量
の酢酸エチルにそれぞれ加え、60°Cに加温して完全
に溶解しな。又、比較として、第1表に示す従来公知の
比較カプラーを各々銀1モルに対して0.1モルずつ秤
量し、カプラー重量と同重量のフタル酸ジブチルエステ
ルと3@量の酢酸エチルに加え、60℃に加温して完全
に溶解した。この溶液をアルカノールB(アルキルナフ
タレンスルホネート:デュポン社製)の5%水溶液12
0mjを含む5%ゼラチン水溶液1,200mjと混合
し、超音波分散機にて分散し、乳化物を得た。しかるの
ちに、この分散液を赤感性沃臭化銀乳剤(沃化銀7モル
%含有)4kgに添加し、硬膜剤として、1.2−ビス
(ビニルスルホニル)エタンの2%溶液(水:メタノー
ル= 1 : 1 )  120m1を加え、下引きさ
れた透明なポリエステルベース上に塗布乾燥し、安定な
塗布膜を有する試料を得た(塗布銀115a+r/10
0j ) 。
このようにして得られた試料を常法に従ってウェッジ露
光を行った後、以下の現像処理を行った。
結果を第1表に示す。
尚、感度及び最大発色濃度は、コニカ株式会社製PDA
−65型濃度測定機で測定した。
[処理工程](38℃)      処理時間発色現像
          3分00秒漂白定着      
    1分30秒水   洗           
    3分15秒処理工程において使用した処理液組
成は下記の如くであった。
[発色現@液組成] 4−アミノ−3−メチル−N−エチル −N−(β−しドロキシエチル) 一アニリン硫酸塩         4.75g無水亜
硫酸ナトリウム       4.25gしドロキシル
アミン1/2硫酸塩   2.0g無水炭酸カリウム 
        37.5 g臭化ナトリウム    
      1,3gニトリロトリ酢酸3ナトリウム塩 (1水塩)             2.5 g水酸
化カリウム          1.0 g水を加えて
1jとし、水酸化カリウムを用いてpH10,0に調整
する。
[漂白定着液組成] エチレンジアミンテトラ酢酸鉄 アンモニウム塩          5Q、0gエチレ
ンジアミンテトラ酢酸2 アンモニウム塩          10.0gチオ硫
酸アンモニウム(50x水溶液)  170sj無水亜
硫酸ナトリウム       12.5g水を加えて1
1とする。
第1表 比較カプラー(A) 比較カプラー(B) (特開昭61−72245号記載の化合物)第1表から
本発明のカプラーを用いた試料Nα4〜8はいずれも比
較カプラーに対し、極めて高感度かつ高い最大発色濃度
を示すことがわかる。
実施例−2 実施例−1で得られた試料をウェッジ露光を行った後、
実施例−1の現像処理(「新漂白定着液処理」という、
)を行った。一方漂白定讐液を疲労漂白定着液に相当す
る下記の組成に変えたちので処理(「疲労漂白定着液処
理」という、)シ、疲労漂白定着液によるシアン色素の
褪色性を調べな。
[漂白定着液組成] エチレンジアミンテトラ酢酸鉄 アンモニウム塩           so g亜硫酸
アンモニウム (40%溶液)   50m1チオ硫酸
アンモニウム(70x溶液)  140mjアンモニア
水 ゛(28%溶液)   20ajエチレンジアミン
テトラ酢酸     4gハイドロサルファイド   
      5g水を加えてII2とする。
得られた試料の最大発色濃度を測定した。その結果を第
2表に示す、尚、最大濃度における色素残存率は以下の
ようにして求めた。
第2表 第2表より、ナフトールカプラー(比較カプラーA>を
用いた試料は疲労漂白定着液処理でのシアン色素の褪色
が著しく大きいが、本発明に係るカプラーを用いた試料
は、比較カプラー(B)、(C)を用いた試料と同じよ
うに、シアン色素の褪色が少ないことが理解されよう。
実施例−3 第3表に示すカプラーを用い、実施例−1と全く同様に
して、但し、赤感性沃臭化銀乳剤と1.て、(A)塗布
前日に熟成したもの、(B)2ケ月前に熟成したものを
、用いて試料を作成し実施例−1と同様に処理した。結
果を第3表に示す。
第3表 第3表からナフトール系カプラーに比べて、従来から知
られている、2位にフェニルウレイド基を持つカプラー
は、乳剤の微妙な変化に対し非常に敏感でその影響を受
は易いが、本発明のカプラーは、この乳剤の微妙な変化
に左右されない使い易いカプラーであることがわかる。
以上の実施例1〜3から本発明のカプラーを用いること
により感度が高く、疲労した漂白定着液でも高い濃度が
得られ乳剤の小さな変化に対しても安定した性能を持続
する優れた感光材料が得られることがわかる。
[発明の効果] 本発明によれば、高感度でかつ濃度の高いシアン画像が
得られるとともに、ランニングで疲労した漂白液あるい
は漂白定着液を用いても色素損失が少なく、しかも乳剤
の性能の振れを拾わず安定なシアン画像が得られるとい
う効果を奏する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層を有す
    るハロゲン化銀写真感光材料において、前記ハロゲン化
    銀乳剤層の少なくとも一層に、下記一般式[ I ]で表
    されるシアン色素形成カプラーを含有することを特徴と
    するハロゲン化銀カラー写真感光材料。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は置換もしくは無置換の、アルキル基又
    はアリール基を表し、R_2は置換もしくは無置換のア
    リール基を表す。 Zは▲数式、化学式、表等があります▼を表し、R_3
    、R_4、R_5、R_6は水素原子、又は、置換もし
    くは無置換の、アルキル基又はアリール基を表し、nは
    自然数を表す。)
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03223754A (ja) * 1989-12-26 1991-10-02 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料
US10901112B2 (en) 2003-04-25 2021-01-26 Rapiscan Systems, Inc. X-ray scanning system with stationary x-ray sources

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