JPH01162400A - 電子機器筐体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は音響・映像機器等に利用する電子機器機体に関
する。

従来の技術 従来の音響・映像機器等の筐体の上面から見た状態を第
４図に示す。シャーシ１１に背面板１５を取付け、箱形
の筐体とし、そのシャーン１１に２　・＼−７ 電源トランス１４及びプリント基板１６を取りつけ、さ
らに、背面板１５から電源スィッチ１７まで電源コード
１３を電源トランス１４とプリント基板１７の間等を通
す構造としている。また、電源コード１３は動かないよ
うに、線材クランプ１２でシャーシ１１に固定するよう
に構成されている。

さらに、ラックに収納する時、収納し易くするため第５
図のように、シャーシ１１に設けられた孔にブッシング
１８をはめこみ筐体の積み重ねにおいて下に積まれた製
品等の天面との接触面積を小さくするように構成してい
る。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の筐体では、電源コードがシャー
シ１１上に露出して張られているため、視覚的にスッキ
リせず、またシャーシ上に固定されているプリント基板
上の回路等にノイズなどの影響をあたえ易いという問題
があった。まだ平板−枚で構成されているシャーシ上に
電源トランスのような重量物を載置しているため、過度
の衝撃３　・＼−７ などにより、シャーシ１２に変形がおきるという問題が
あった。さらに、筐体をラック収納時に下の製品との積
み重ねにおいて天板との接触面積を減減らすためにブッ
シングをつけているためコストアップと工数が余分にか
かるという問題があった。

本発明は以上のような従来の欠点を除去するものであり
、簡単な構成で配線の省スペース化、筐体の強度向上さ
らに、一部部品の廃止によるコストダウンをはかること
のできろ電子機器筐体を提供することを目的とするもの
である。

問題点を解決するだめの手段 本発明は上記目的を達成するだめに筐体底面にプレス加
工等によって溝を設け、筐体の断面係数を大きくし強度
を増し、かつその溝の中を電源コードの筐体内の配線路
とし、さらにその溝によってできた底面の凸部分をラッ
ク等への収納時筐体を積み重ねる場合、従来のブッシン
グと同様の作用を有するように構成したものである。

作用 したがって本発明によれば、筐体に溝を設けることによ
り、筐体の断面係数が大きくなり、電源トランスなどの
重量物がンヤーシに載置されても、十分耐えうる強度と
なり、さらに、その溝の中に電源コードを配線し、その
上に電源トランスなど電源コードのノイズの影響を受け
ない部品で覆う様に固定することにより、電源コードが
表面から見えなくなり視覚的にスッキリし、さらに筐体
内にあるプリント基板に対しても電源コードによるノイ
ズの影響をなくすことができる。また溝をつけることに
より筐体底面（裏面）に凸部分が形成され、これにより
、ランク収納時等に筐体を積み重ねた場合下に積まれた
製品の天面との接触面積が少なくなり、ラックから筐体
の引き出しが楽になるという効果を有する。

実施例 第１図、第２図、第３図は本発明の筐体装置における一
実施例の構成を示すものである。第１図の１はシャーシ
、２は線材保護カバーである。３は電源コード、４は電
源トランスである。第２図の５は背面板、６は電源コー
ド３の上に覆うよう５　　・・−７ に固定された電解コンデンサであり、７は電源スィッチ
である。

上記実施例において、シャーシ１にできた溝の中に電源
コード３を通し、この上のあいたスペースに、電源コー
ド３を電源トランスの熱から保護し、さらにその固定の
役目を持った線材保護カッ（−２を取付け、その上に電
源コード３のノイズの影響を受けない電源トランス４と
電解コンデンサ６等を電解コード３を覆うように配置し
シャーシ１に固定する。また、／ヤーン１にできた溝は
第３図に示すようにシャーシ１の底面（裏面）に凸部（
Ａ、）を形成する。従って、ラック収納時に、下に積ま
れた製品の天面と接触する部分は第３図のようにンヤー
７１の凸部だけとなる。さらに、シャーシの断面係数が
向上し荷重強度が増すことになる。

このように、上記実施例によれば、シャーシ１につけた
溝の中に電源コード３を入れ、電源トランス４及び電解
コンデンサ６等で、電源コードをおおってしまうことに
より、表面」二、電１源コード６　　・・−７ ３がシャーシ上配線されているのを見えにくくシ、さら
に電源コードを介して発生するノイズを遮断するという
利点を有する。また、溝によりできた底面の凸部により
、ラック収納時に下に積まれだ製品の天面との接触面積
を小さくすることにより、摩擦係数が小さくなり、出し
入れが楽にでき、さらに、ンヤーシ１の断面係数が向上
し、シャーシ１０強度が向上する効果を有する。

発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、シャーシに溝
をプレス加工等で設げることにより、プリント基板上の
回路へのノイズの影響をあたえる電源コードを溝に収納
し、電源トランス、電解コンデンサでふたをするように
してノイズ防止をするとともに、電源コードを隠すこと
ができるので視覚的にスノキリできる。まだ、部品の高
容度配置が可能となる。さらに、ラック収納時に溝によ
って形成された凸部の効果で、下に積まれた製品の天面
との接触面積が小さくなり、ラックへの出し入れが容易
になる。またシャーシの断面係数を７　・＼　／ 犬きくすることにより、その強度を向上できるという効
果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電子機器筐体における一実施例の断面
図、第２図は同筐体の上面図、第３図は同筐体を、ラン
クに収納した時の断面図、第４図は従来の筐体の上面図
、第５図は従来の筐体が、ラックに収納された時の一部
断面図である。 １・・・ンヤーシ、２・・・線材保護カバー、３・・・
電源コード、４・・・電源トランス、５・・・背面板、
６・・・電解コンデンサ、７・・・電源スィッチ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第４
図 第５図 １１−　　シャーシ Ｉ２−　　線材クランプ １３−ｉｆｆコード １４−　　電源トランス １５−　背面板 １６−−−プリント基板 Ｉ７−　　電源スイ・ンチ １８−　　ブッシング

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）筺体底面の内側に複数の溝を設け、その溝の中へ
   電子回路間の配線々材を収納し、その上部に電子回路部
   品を配置もしくは前記線材の保護カバーを溝にとりつけ
   るようにした電子機器筐体。
2. （２）前記複数の溝によって作られる底面の凸部を筐体
   の脚部とした特許請求の範囲第１項記載の電子機器筺体
   。