JPH01160973A - 2−アルキル−2−オキサゾリンまたは2−アルケニル−2−オキサゾリンの製法 - Google Patents

2−アルキル−2−オキサゾリンまたは2−アルケニル−2−オキサゾリンの製法

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JPH01160973A
JPH01160973A JP63286602A JP28660288A JPH01160973A JP H01160973 A JPH01160973 A JP H01160973A JP 63286602 A JP63286602 A JP 63286602A JP 28660288 A JP28660288 A JP 28660288A JP H01160973 A JPH01160973 A JP H01160973A
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Horst-Juergen Krause
ホルスト‐ユルゲン・クラウゼ
Noiman Peetaa
ペーター・ノイマン
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Henkel AG and Co KGaA
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    • C07D263/08Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液相中で触媒の存在下に脂肪酸エタノールア
ミドまたはその前駆体を縮合することにより、式: 1式中 R1は、要すればヒドロキシ置換、ジヒドロキ
シ置換またはヒドロキシ、C,−C,−アルコキシ置換
された、炭素鎖中に炭素原子を少なくとも7個、とりわ
け7〜21個有する炭化水素基を表す。] で示される2−アルキル−2−オキサゾリンまたは2−
アルケニル−2−オキサゾリンを製造する方法に関する
2−アルキル置換2−オキサゾリンは、とりわけ溶媒ま
たは可塑剤およびとりわけ重合成分として用いられる重
要な中間生成物である。
[従来の技術1 前記のような化合物の種々の製法が文献に記載されてい
る。
最も簡単な方法は、N−2−ヒドロキシエチルカルボン
酸アミドを脱水環化することを含んで成る[ケミカル・
レビューズ(Chem、 Rev、 ) 44.447
以下(1949)、ケミカル・レビューズ71.485
以下(1971)]。しかし、]非置換N−2−ヒドロ
キシエチルカルボン酸アミの環化は、極端な反応条件ま
たは特殊な触媒の存在を必要とする。AQ201、S 
i O2/ A(220、、A (l z Os / 
T i O□、TiO□またはMgOのような脱水性金
属酸化物の存在下に気相中で行う反応は、揮発性の高い
短鎖2−アルキル−2−オキサゾリンの製造に適してい
ることがわかっているが、揮発性のより小さい長鎖2−
アルキル−2−オキサゾリンは、液相中で製造する方が
よい。液相反応用触媒としては、マンガン、コバルト、
モリブデン、タングステン、鉄、カドミウム、亜鉛およ
びスズ並びに希土類金属の化合物が記載されている[米
国特許第3,562.263号、ベルギー国特許第66
6829号、ケミカル・アブストラクト87.1353
53、ケミカル・アブストラクト87,135352、
米国特許第3.681,329号、米国特許第3.68
1.333号、欧州公開特許第0033752号、米国
特許第4,543.414号、米国特許第4,354.
029号、米国特許第4,443.611号、欧州公開
特許第0105944号および欧州公開特許第0164
219号参照1゜しかし、前記文献に記載されている触
媒を用いても、比較的長鎖の2−脂肪アルキルー2−オ
キサゾリンの製造において良好な収率が達成されない。
[発明の構成] 前記方法における触媒として、特定のチタンおよびジル
コニウム化合物が非常に適していることがわかった。そ
のような触媒を用いると、出発物質に対して理論値の約
90%もの収率が達成される。
従って、本発明は、液相中で触媒の存在下に脂肪酸エタ
ノールアミドまたはその前駆体を縮合することにより、
式: [式中、R1は、要すればヒドロキシ置換、ジヒドロキ
シ置換またはヒドロキシ、Cl−02−アルコキシ置換
された、炭素鎖中に炭素原子を少なくとも7個、とりわ
け7〜21個有する炭化水素基を表す。] で示される2−アルキル−2−オキサゾリンまたは2−
アルケニル−2−オキサゾリンを製造する方法であって
、 式: %式%() [式中、Mは4価チタンまたはジルコニウム、R2は炭
素原子を少なくとも2個、とりわけ2〜4個有するアル
キル基、炭素原子を少なくとも2個、とりわけ2〜lO
個有するアシル基、2−アミノエチレンオキシ基または
式: %式%([[) (式中、R3およびR4は、それぞれ、C,−C4アル
キル基および要すればp位に置換基を有するフェニル基
から成る群から選択する基を表す。)で示されるβ−ジ
ケトン残基を表し、 2個のR2が2箇所で結合した2官能性C,−C。
アルカノールによって形成されていてもよい。]で示さ
れるチタン化合物またはジルコニウム化合物の存在下、 チタニルもしくはジルコニルアセチルアセトナートの存
在下、または 式(n)で示されるチタン(IV)テトラアルコキシレ
ートまたはジルコニウム(IV)テトラアルコキシレー
トと、とりわけ炭素原子3〜12個および水酸基2〜6
個を有する多価アルカノールとの縮合物の存在下に、 Ca  Czt脂肪酸またはそのC,−C,モノアルカ
ノールエステルを2−アミノエタノールト共ニ縮合する
か、または前記脂肪酸のエタノールアミドを縮合し、得
られる2−アルキルまたは2−アルケニル−2−オキサ
ゾリンを、生成した水またはアルコールを除去すること
によって単離することを含んで成る方法に関する。
本発明の方法は、炭素原子数少なくとも8、とりわけ8
〜22の直鎖または分枝状の飽和または不飽和脂肪酸(
そのヒドロキシ−およびジヒドロキシ−またはヒドロキ
シ、C,−C2アルコキシ−置換誘導体を含む)から誘
導される、いずれの脂肪酸エタノールアミドまたはその
前駆体(脂肪酸または脂肪酸エステル)にも適用できる
。従って、本発明の方法の出発物質は、天然物(例えば
植物、動物または水棲生物)または合成物に由来する脂
肪酸(工業用混合物を含む)から誘導される。
前記のような天然脂肪酸の例には、カズリル酸、カプリ
ン酸、ミリスチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、ア
ラキン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸、ラウロレイン酸
、ミリストレイン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、
ガドレイン酸、エルカ酸、リチノール酸、リノール酸、
リルン酸およびアラキドン酸がある。油脂化学における
常として、通例用いる脂肪酸またはエタノールアミドは
純粋なものではなく、天然原料、例えばラウリン油、ヤ
シ油、パーム油、パーム核油、大豆油、ピーナツ油、ナ
タネ油、オリーブ油、アマニ油、ヒマワリ油、ヒマシ油
、牛脂、ラードおよび魚油から得られるような工業用混
合物である。
前記脂肪酸のジヒドロキシ−またはヒドロキシ、C,−
02アルコキシ置換体(置換基が隣接しているもの)は
、前記のような不飽和脂肪酸をエポキシ化し、エポキシ
基を水およびメタノールまたはエタノールで開環するこ
とによって、例えば大豆油から合成し得る。
本発明の方法に使用するのに適当な合成脂肪酸の例には
、オレフィン、パラフィン、オキソアルコールおよびチ
ーグラーアルコールの酸化により得られる合成脂肪酸が
ある。
本発明の方法に使用するのに適当な脂肪酸エタノールア
ミドは、標準的な方法によって、例えば米国特許第4.
203,900号に従って得られる。
本発明の方法において触媒として使用するのに適当なチ
タンまたはジルコニウム化合物の多くは、市販品として
既知である。チタン(IV)またはジルコニウム(IV
)テトラアルコキシレートと、炭素原子3〜12個およ
び水酸基2〜6個を有する多官能性アルカノール(例え
ばグリセロール、トリメチロールプロパンおよびペンタ
エリスリトール)との縮合物は、例えば米国特許第4,
705゜764号に、エステル化および/またはエステ
ル交換触媒として記載されている。他の適当なポリアル
コールは、ポリビニルアルコールである。チタンまたは
ジルコニウムテトラアルコキシレートと2−アミノエタ
ノールとから得られるチタンまたはジルコニウムテトラ
(2−アミノエトキシレート)も触媒として適当である
本発明の好ましい御飯様においては、触媒として、式(
■)[式中、MはTiまたはZr、R”は炭素原子を2
個もしくはそれ以上、とりわけ2〜4個有するアルキル
基、または炭素原子を2個もしくはそれ以上、とりわけ
2〜lO個有するモノカルボン酸から誘導されるアシル
基を表す。]で示される、チタン酸(H4T i 04
)もしくはジルコン酸(HaZrOa)のエステル、ま
たはチタン酸もしくはジルコン酸と有機酸との混合無水
物を使用する。
他の好ましい態様においては、チタンまたはジルコニウ
ムのテトラエチラート、テトラアセテ−ト、テトライソ
プロピラート、テトラブチラートおよびテトラアセテー
トから成る群から選択する触媒を使用する。
他の好ましい態様においては、触媒として、式:%式%
() [式中、R6はC,−C,アルキル基、ACAはアセチ
ルアセトナート基、 mがOの場合nは2、mが2の場合nはlを表す。]で
示されるチタンまたはジルコニウムアセチルアセトナー
トを使用する。
他の好ましい態様においては、触媒として、チタン酸の
ClCl0モノアルカノールエステルとペンタエリスリ
トールとのポリ縮金物を使用する。
本発明の他の好ましい態様においては、脂肪酸エタノー
ルアミドまたはその前駆体に対して、触媒を、0.1〜
3モル%、好ましくは0.5〜2モル%、より好ましく
は0.5〜1モル%の量で使用する。
本発明の他の有利な態様においては、縮合反応は、好ま
しくは減圧下に不活性気体雰囲気中で、150〜270
℃で行う。生成した水は、2−アルキル−または2−ア
ルケニル−置換2−オキサゾリンと共に留去し、さらに
蒸留により分離し得る。残留する水分は、とりわけ比較
的短鎖の2−アルキル−または2−アルケニル−置換オ
キサゾリンの場合には、標準的な乾燥剤、例えば無水硫
酸ナトリウムまたはモレキュラーシーブ(4A)を用い
て除去する。しかし、反応混合物からの水の除去は、2
−オキサゾリンの実際の蒸留前に、高沸点共留剤(例え
ばテトラリンまたはクメン)を用いて共沸蒸留によって
行ってもよい。
本発明の他の好ましい態様においては、2−アルキル−
または2−アルケニル−置換2−オキサゾリンは、第1
反応工程において、式:%式%() [式中、R1は前記と同意義であり、R6は水素または
C,−C4アルキル基を表す。1 で示される脂肪酸または脂肪酸エステルを、エタノール
アミンの存在下に、生成するアルコールまたは水を除去
しながら高温で反応させて脂肪酸エタノールアミドを生
成し、第2反応工程において、更に高い温度で反応混合
物を反応させることによって、脂肪酸または脂肪酸エス
テルから直接に製造し得る。この場合、工業的に容易に
得られる脂肪酸メチルエステルを出発物質として使用す
ることが好ましい。これを、第1反応工程において、エ
タノールアミンおよび触媒の存在下に、生成するアルコ
ールまたは水を除去しながら高温で反応させて脂肪酸エ
タノールアミドを生成し、第2反応工程において、更に
高い温度で反応混合物を反応させる。出発物質に対して
エタノールアミンを好ましくは50〜400モル%過剰
に使用し、第2反応工程の前に、未反応または過剰のエ
タノールアミンを反応混合物から除去する。好ましくは
、第1反応工程の反応温度は100〜150℃、第2反
応工程の反応温度が150〜270℃である。
出発物質に対して、触媒を好ましくは0.01〜3モル
%、より好ましくは0.5〜2モル%、最も好ましくは
0.5〜1モル%の量で使用する。
触媒としては、好ましくはチタンテトラアルコラート、
とりわけチタンテトラエチラート、プロピラート、イソ
プロピラートおよびブチラートから成る群から選択する
チタンテトラアルコラートを使用する。チタン酸ととり
わけ炭素原子数174のモノカルボン酸との混合無水物
、好ましくはチタンテトラアセテートを使用してもよい
。他の好ましい触媒は、式(IV)で示されるチタンま
たはジルコニウムアセチルアセトナート、チタン酸のC
lCl0モノアルカノールエステルとペンタエリスリト
ールとのポリ縮金物、およびチタン(IV’)またはジ
ルコニウム(rV)テトラアミノエタルレートである。
この態様においても、反応は減圧下に行い、生成する水
またはアルカノールは、2−アルキル−モジくは2−ア
ルケニル−置換2−オキサゾリンと共に留去し、更に蒸
留によって分離するか、または該2−オキサゾリンの蒸
留前に共沸蒸留により除去する。
第1および第2反応工程を同じ反応器内で行うことが好
ましい。
本発明は、式: [式中、R1は11−ヒドロキシ−8−ヘプタデセニル
または11,8−もしくは11,9−へブタデカジェニ
ル基を表す。] で示され、重合反応において七ツマ−またはコモノマー
として使用し得る新規2−アルキルまたは2−アルケニ
ル−2−オキサゾリンにも関する。
11−ヒドロキシ−8−へブタデセニル−2−オキサゾ
リンは、本発明の方法によって、リチノール酸またはそ
のエステルもしくはジェタノールアミドから得られる。
これは、通例、少量の他の脂肪酸フラクションを含有す
る以下の組成を有する工業用ヒマシ油脂肪酸から得られ
る:cps飽和脂肪酸        1〜2 %CI
8飽和脂肪酸        1〜2 %C4モノ不飽
和脂肪酸    微量〜 8.5%リチノール酸(12
−ヒドロキシ オクタデセン酸)       86〜92  %C+
aシネ飽和脂肪酸      3〜6 %11.8 (
i 1.9)−へブタデカジェニル−2−オキサゾリン
は、リチノール酸または工業用ヒマシ油脂肪酸から水1
モルを除去して得られるリチネン脂肪酸から、前記と同
様にして得られる。
11.8−ヘプタデカジェニル−2−オキサゾリンは、
本発明の方法によって、リノール酸またはそのエステル
もしくはジェタノールアミドから得られる。純粋なリノ
ール酸でなく、植物油(とりわけ大豆油)から得られる
リノール酸含量の高い以下の組成を有する工業用脂肪酸
混合物を使用することが好ましい: C5゜飽和脂肪酸      0〜0.5%C+Z飽和
脂肪酸      θ〜 0.5%C14飽和脂肪酸 
     0〜2 %cps飽和脂肪酸      8
〜13 %C+a飽和脂肪酸      3〜6 %C
I8モノ不飽和脂肪酸  23〜30 %C1lシネ飽
和脂肪酸   40〜50 %C1,トリ不飽和脂肪酸
   4〜12 %C2゜モノ不飽和脂肪酸子 C0飽和脂肪酸      0〜2 %[実施例] 実施例I 2−ウンデシル−2−オキサゾリンの製造ラウリン酸メ
チルエステル(98%)546゜8g(2,5モル)、
エタノールアミン307g(5モル)およびチタンテト
ラブチラート8.5g(0,025モル、1モル%)を
、精留塔、蒸留復水器付き還流冷却器、復水用冷却トラ
ップ付き減圧装置、温度計および不活性気体としての窒
素用気体導入管を取り付けた撹拌反応器に入れた。
生成したメタノールを、まず常圧で、次いで減圧(20
0h P a)下に120〜140℃で留去した。
次いで、過剰のエタノールアミンを減圧下に120℃/
 4 h P aで留去した。
このようにして得られたラウリン酸エタノールアミドを
減圧下に180〜250℃に加熱し、2−ウンデシル−
2−オキサゾリンおよび水を180〜b 塔上部の還流冷却器を通して水を留去し、冷却トラップ
に集めた。蒸留した2−ウンデシル−2−オキサゾリン
から水を完全に除去するために、乾燥剤、例えば硫酸ナ
トリウムまたはモレキュラーシーブ4Aを蒸留復水器に
加えた。
少量のラウリン酸エタノールアミドを含有する2−ウン
デシル−2−オキサゾリン489g (用いた脂肪酸メ
チルエステルに対して理論値の87%)が得られた。n
o”=1.4670゜更に蒸留(154〜158°O/
4hPa)すると、純粋な2−ウンデシル−2−オキサ
ゾリン447g (理論値の80%)が得られた。li
r、”1! 1.4562゜元素分析 C+aHztNO(225,4) 計算値 NO,2 実測値 NO,5 IR: 1671 (C−N)、1230.1169 
(C−0−C−)、989.954.906(オキサゾ
リン)、722 (C−H)cm−’’H−NMRスペ
クトルは、構造に対応していた。
実施例2 2−ヘプタデシル−2−オキサゾリンの製造実施例1と
同様にして、ステアリン酸メチルエステル(94%)5
97g(2モル)、エタノールアミン245.5g(4
モル)およびチタンテトラブチラ−1−4g(0,01
2モル、0.6モル%)を、窒素雰囲気中、常圧で14
0〜175℃で反応させ、メタノールを留去してステア
リン酸エタノールアミドを生成した。次いで、過剰のエ
タノールアミンを水流ポンプ減圧(20h P a)下
に115〜200℃の温度で留去した。次いで、油ポン
プ減圧(0,007hPa)下に温度を220〜300
℃に高め、2−ヘプタデシル−2−オキサゾリンおよび
水を蒸留した。
粗2−ヘプタデシルー2−オキサゾリン538g(理論
値の87%)が得られた。
更に減圧蒸留(208℃10.007hPa)した後、
純粋な2−ヘプタデシル−2−オキサゾリン(融点51
〜53°O)469g(理論値の76%)が得られた。
元素分析 C2゜H,、NO(309,5) 計算値 N4.5 実測値 N4.6 IR:1667 (C−N)、1234.1165 (
C−0−C=)、989.957.916(オキサゾリ
ン)、718 (C−H) cm−’実施例3 2−(8−へブタデセン−1−イル)−2−オキサゾリ
ンの製造 実施例1と同様にして、工業用オレイン酸メチルエステ
ル(ヒマワリ油脂肪酸、オレインは含量約85%、ケン
化価188.8、ヨウ素価85)445.7g (1,
5モル)、エタノールアミン184.2g(3モル)お
よびチタンテトラアセテ−ト5.1 g (0,015
モル、1モル%)を、窒素雰囲気中、常圧で140−1
50’c!で反応させ、メタノールを留去してオレイン
酸エタノールアミドを生成した。次いで、過剰のエタノ
ールアミンを4hPa/120〜125℃で留去した。
次いで、0.08〜0.1hPaで温度を220〜26
5℃に高め、生成物および水を蒸留した。
2−(8−へブタデセン−1−イル)−2−オキサゾリ
ン394.1g(理論値の86%)が得られた。n o
2°−1,4700 IR: 1671 (C−N)、1230,1173 
(C−0−C−)、989.953.916(オキサゾ
リン)、772 (C−H)cm−’実施例4 大豆油脂肪酸メチルエステルからの不飽和2−脂肪アル
ケニルー2−オキサゾリンの製造実施例1と同様にして
、大豆油脂肪酸メチルエステルをエタノールアミンと反
応させて、不飽和2−脂肪アルケニルー2−オキサゾリ
ンを生成した。反応物質の使用量は次の通りであった二
大豆油脂肪酸メチルエステル(ケン化価194、分子量
289.2、ヨウ素価124)433.8g(1,5モ
ル) エタノールアミン184.2g(3モル)チタンテトラ
ブチラート5.1 g (0,015モル、1モル%) 収量:374g(理論値の83%) 沸点:187℃(0,13hPa) no”−1,4746゜ IR: 1671 (C−N)、1231.1172 
(c−o−c−)、989.953.916(オキサゾ
リン)、723 (C−H) cm−’実施例5 2−ウンデシル−2−オキサゾリンの製造実施例1と同
様にして、ラウリン酸メチルエステルを、チタンテトラ
アセテートの存在下にエタノールアミンと反応させて、
2−ウンデシル−2−オキサゾリンを生成した。反応物
質の使用量は次の通りであっt;: ラウリン酸メチルエステル107.3 g (0,5モ
ル) エタノールアミン61.4g(1モル)チタンテトラア
セテ−)0.85g (0,002モル、0.6モル%
) 収量:97.8g(理論値の84%) 沸点:162℃(17hPa) n、”= 1.4570 (実施例1の生成物に相当)
実施例6 大豆油脂肪酸メチルエステルからの不飽和2−脂肪アル
ケニルー2−オキサゾリンの製造大豆油脂肪酸メチルエ
ステル(ケン化価194、分子!289.2、ヨウ素価
120)52.8kg(180モル)、エタノールアミ
ン22.2kg(360モル)およびチタンテトラブチ
ラート0゜62kg(1,8モル、1モル%)を、精留
塔、蒸留復水器付き還流冷却器、復水用冷却トラップ付
き減圧装置、温度計および不活性気体としての窒素用気
体導入管を取り付けたステンレススチール製工業用撹拌
反応器に入れた。
生成したメタノールを、窒素雰囲気中、120〜180
℃で数時間で留去した。次いで、過剰のエタノールアミ
ンを減圧下に120〜b24hPaで留去した。このよ
うにして得られた大豆油脂肪酸エタノールアミドを減圧
下に160〜230℃に加熱し、2−大豆油アルケニル
−2−オキサゾリンおよび水を180〜210°O/2
hPaで、200℃に加熱した精留塔を通して蒸留した
2−大豆油アルケニルー2−オキサゾリン48゜6kg
 (用いた大豆油脂肪酸メチルエステルに対して理論値
の90%)が得られた。
実施例7 2−リチノールアルケニルー2−オキサゾリン(2−(
11−ヒドロキシへブタデカ−8−エン−1−イル)−
2−オキサゾリン)の製造実施例1と同様にして、リチ
ノール酸メチルエステルをエタノールアミンと反応させ
て、2−リチノールアルケニルー2−オキサゾリンを生
成した。反応物質の使用量は次の通りであった:ヒマシ
油脂肪酸メチルエステル(ケン化価183、分子量30
6.7、ヨウ素価76.08価142.5)383.4
g (1,25モル)エタノールアミン153.5 g
 (2,5モル)チタンテトラブチラート4.25 g
 (0,0125モル、1モル%) 収量: 278g (理論値の70%)沸点=200°
O(0,027hPa)no” 1.478 元素分析 C2゜Hs7Noz (325、524)計算値: C
74,25; H11,53;N4.33実測値: C
74,4; Hll、55 ; N4.79IR:33
34(OH)、1667 (C−N)、1240、l 
l 79 (C−0−C−)、9911958.916
(オキサゾリン)、726(C−H)cm−’ ヨウ素価 計算値76.4 実測値80.7 実施例8 触媒としてジルコニウムテトラブチラートを用いる、ラ
ウリン酸メチルエステルからの2−ウンデシル−2−オ
キサゾリンの製造 実施例2と同様にして、ラウリン酸メチルエステルを、
触媒としてのジルコニウムテトラブチラートの存在下に
エタノールアミンと反応させて標記化合物を生成した。
反応物質の使用量は次の通りであった: ラウリン酸メチルエステル(98,6%)273g(1
,25モル) エタノールアミン153.5 g (2,5モル)ジル
コニウムテトラブチラート4.8g (0,0125モ
ル) 収量:248.6g(理論値の87.7%)nD”=1
.4565 実施例9 ジルコニウム(IV)アセチルアセトナートを用いる、
ラウリン酸メチルエステルからの2−ウンデシル−2−
オキサゾリンの製造 実施例2と同様にして、ラウリン酸メチルエステルを、
ジルコニウム(■)アセチルアセトナートの存在下にエ
タノールアミンと反応させて標記化合物を生成した。反
応物質の使用量は次の通りであった: ラウリン酸メチルエステル(98,6%)273.4g
 (1,25モル) エタノールアミン153.5 g (2,5モル)ジル
コニウム(■)アセチルアセトナート6゜1g(0,0
125モル) 収量:226.2g(理論値の80%)n、” −1,
4562 実施例10 触媒としてチタンテトラブチラートを用いる、バルミチ
ン酸からの2−ペンタデシル−2−オキサゾリンの製造 実施例2と同様にして、バルミチン酸を、チタンテトラ
ブチラートの存在下にエタノールアミンと反応させて2
−ペンタデシル−2−オキサゾリンを生成した。反応物
質の使用量は次の通りであった: バルミチン酸(98%)392.5g (1,5モル) エタノールアミン(99,5%)184.2g(3,0
モル) チタンテトラブチラート5.1 g (0,015モル
) 収量:342.2g(理論値の81%)沸点(0,3t
orr; 0.41 h P a) 178℃融点47
℃ 元素分析 C+aHssNO(282,5) 計算値: C76,5; H12,8; N5.0実測
値: C76,9、H12,3; N5.051Rスペ
クトルは、標記化合物の構造に対応していた。
実施例11 2−グチノールアルケニル−2−オキサゾリン(2−(
11−ヒドロキシへブタデカ−8−エン−1−イル)−
オキサゾリン)の製造 実施例2と同様にして、工業用リチノール酸メチルエス
テル(ケン化価182.9、ヨウ素価76.4、OH価
142.5)を、触媒としてのチタンテトラブチラート
の存在下にエタノールアミンと反応させて2−グチノー
ルアルケニル−2−オキサゾリンを生成しI;。反応物
質の使用量は次の通りであった: リチノール酸メチルエステル(分子量306゜7)38
3.4g (1,25モル) エタノールアミン(99,5%)153.5g(2,5
モル) チタンテトラブチラート4.25 g (0,0125
モル) 収量:306.4g(理論値の77.4%)滞点(0,
3Lorr; 0.4hPa)220℃nD” 1.4
788 元素分析 C1゜H37NOK (323,52)計算値: C7
4,25; H11,53; N 4.33実測値: 
C74,4; Hll、55 ; N4.50ヨウ素価 計算値78.6 実測値79.7 IRスペクトルおよび’H−NMRスペクトルは、標記
化合物の構造に対応していた。
実施例12 触媒としてチタンテトラブチラートを用いる、ベヘン酸
およびエタノールアミンからの2−ヘンエイコシル−2
−オキサゾリンの製造 実施例2と同様にして、ベヘン酸を、触媒としてのチタ
ンテトラブチラートの存在下にエタノールアミンと反応
させて2−ヘンエイコシル−2−オキサゾリンを生成し
た。
ヘンエイコシル−2−オキサゾリンは昇華する傾向があ
るので、2個の蒸留復水器を使用した。
第1の復水器は、撹拌しながら80℃に加熱し、第2の
復水器は、液体窒素で冷却して全部の水を集めた。反応
物質の使用量は次の通りであった:ベヘン酸(酸価16
5)709.3g (2,085モル) エタノールアミン2544 g (4,17モル)チタ
ンテトラブチラート7.14 g (0,021モル) 収i:662g(理論値の87%) 沸点(0,15hPa)172℃ 融点54〜55℃ I R:1668 (C=N)、I236.1164 
(C−0−Cニー)、991.965.915(オキサ
ゾリン)、717 (C−H)cm−’実施例13 触媒としてチタンテトラブチラートを用いる、エルカ酸
およびエタノールアミンからの2−(12−ヘンエイコ
セニル)−2−オキサゾリンの製実施例10と同様にし
て、エルカ酸を、触媒としてのチタンテトラブチラート
の存在下にエタノールアミンと反応させて2−(12−
ヘンエイコセニル)−2−オキサゾリンを生成した。反
応物質の使用量は次の通りであった: エルカ酸(酸価170)751.6g (2,28モル
) エタノールアミン277.9 g (4,55モル)チ
タンテトラブチラート7.7 g (0,021モル) 収量:649.6g(理論値の80%)沸点(0,15
hPa)162℃ noz0−1.4710 IR: 1671 (C−N)、1237.1170 
(C−0−C−)、988.952.906(オキサゾ
リン)、721  (C−H) cm−’実施例14 触媒としてチタンテトラブチラートを用いる、イソステ
アリン酸およびエタノールアミンからの2−インヘプタ
デシル−2−オキサゾリンの製造反応物質の使用量は次
の通りであった:イソステアリン酸(酸価190)88
4.7g(3モル) エタノールアミン366.5g(6モル)チタンテトラ
ブチラートI O,2g (0,03モル) 収量ニア39.1g(理論値の77%)沸点(0,15
hPa)132〜137℃n 、2°−1,4670 IR: 1671 (C−N)、1229.117o 
(c−o−c−>、988.953.916(オキサゾ
リン)、725 (C−H)am−’実施例15 触媒としてチタンテトラブチラートを用いる、ヒドロキ
シメトキシステアリン酸メチルエステルおよびエタノー
ルアミンからの2−(ヒドロキシメトキシヘプタデシル
)−2−オキサゾリンの製造 実施例2と同様にして、ヒドロキシメトキシステアリン
酸メチルエステルをエタノールアミンと反応させて2−
(ヒドロキシメトキシヘプタデシル)−2−オキサゾリ
ンを生成した。反応物質の使用量は次の通りであった: ヒドロキシメトキシステアリン酸メチルエステル(ケン
化価167.06価145、ヨウ素価4゜7)504.
8g (1,5モル) エタノールアミン184.2 g (0,3モル)チタ
ンテトラブチラート5.1 g (0,015モル) 収量:284.6g(理論値の55%)(主フラクショ
ン) 沸点(0,08hPa)230〜240℃n、”−1,
4702 IR: 3326 (−OH)、1668 (C=N)
、1234、l l 71 (C−0−C−)、990
.956.916(オキサゾリン)、723(C−H)
cm−’ ヨウ素価7.6 実施例16 触媒としてペンタエリスリトールポリチタネートを用い
る、ラウリン酸メチルエステルおよびエタノールアミン
からの2−ウンデシル−2−オキサゾリンの製造 反応物質の使用量は次の通りであった:ラウリン酸メチ
ルエステル273.4g (1,25モル) エタノールアミン153.5 g (2,5モル)ペン
タエリスリトールポリチタネート(米国特許第4,70
5.764号による)3.1g (0,0125モル) 収量=264g(理論値の94%) 248.2g(主7ラクシヨン)(理論値の88%) 第27ラクシヨン8.4g;酸価6.0エタノールアミ
ドからのオキサゾリンの生成の反応時間は1.5時間で
あった。
触媒は、エタノール溶液から濾取することができ、3回
使用後に活性の損失は見られなかった。
実施例17 テトラ(アミノエチル)チタネートを用いる、2−ウン
デシル−2−オキサゾリンの製造触媒の調製 エタノールアミン98.2g (1−6モル)およびチ
タンテトラブチラート61.8g(0,2モル)の混合
物を、蒸留塔付き撹拌反応器内で、窒素雰囲気中、15
0℃に3時間加熱した。蒸留物は60.8gであり、変
換が完全であることがわかった(理論値59.3 g)
。残液は103gあり、エタノールアミン巾約56%の
黄色がかったテトラ(アミノエチル)チタネート溶液か
ら成っていた。
これを触媒溶液として使用した。
2−ウンデシル−2−オキサゾリンの製造ラウリン酸メ
チルエステル(98%)546゜8g(2,5モル)、
エタノールアミン(95,5%)307g (5モル)
およびテトラ(アミノエチル)チタネート(56%)2
5−8g (0,05モル、2モル%)の混合物を、精
留塔、還流冷却器および蒸留復水器、復水用冷却トラッ
プ付き減圧装置、温度計および不活性気体としての窒素
用気体導入管を取り付けた撹拌反応器に入れた。140
−170℃で、生成したメタノールを常圧下に留去し、
次いで残留するメタノールを減圧(200hPa)下に
留去した。
次いで、過剰のエタノールアミンを減圧下に95〜b ようにして得られたラウリン酸エタノールアミドを減圧
下に180〜200(230)’cに加熱し、140−
160℃/2.7hPaで、標記化合物を蒸留した。生
成した水はほとんど全部冷却トラップに集められた。
標記化合物484.5g(用いた脂肪酸メチルエステル
に対して理論値の86%)が得られ、更に幾つかの7ラ
クシヨンは少量のラウリン酸エタノールアミドを含有し
ていた。純粋なフラクションとして標記化合物445.
3g(理論値の80%)が得られた。
n、”−1,4562 沸点(2,7hPa)144℃ 実施例18 テトラ(アミノエチル)チタネートを用いる、ラウリン
酸からの2−ウンデシル−2−オキサゾリンの製造 実施例17と同様にして、ラウリン酸を、触媒としての
テトラ(アミノエチル)チタネートの存在下にエタノー
ルアミンと反応させて標記化合物を生成した。反応物質
の使用量は次の通りであつtこ : ラウリン酸(99%)505.8g (2,5モル)エ
タノールアミン(99,5%)307g(5モル) テトラ(アミノエチル)チタネート12.9 g(0,
025モル) 収量:481.3g(理論値の85%)nI)2°−1
,4565 実施例19 テトラブチルチタネートを用いる、ラウリン酸からの2
−ウンデシル−2−オキサゾリンの製造実施例17と同
様にして、ラウリン酸を、触媒としてのテトラブチルチ
タネートの存在下にエタノールアミンと反応させて標記
化合物を生成した。
反応物質の使用量は次の通りであった:ラウリン酸(9
9%)252.9g (1,25モル) エタノールアミン153.5 g (2,5モル)テト
ラブチルチタネート4.25 g (C1,OL 25
モル) 収量:244.2g(理論値の87%)no2′−1,
4565 触媒を再使用した場合、実質的に同じ収量が得られた。
実施例20 チタン(IV)アセチルアセトナートを用いる、ラウリ
ン酸メチルエステルからの2−ウンデシル−2−オキサ
ゾリンの製造 実施例17ど同様にして、ラウリン酸メチルエステルを
、触媒としてのチタン(IV)アセチルアセトナートの
存在下にエタノールアミンと反応させて標記化合物を生
成した。反応物質の使用量は次の通りであった: ラウリン酸メチルエステル273.4g (1,25モ
ル) エタノールアミン153.5 g (2,5モル)チタ
ン(IV)アセチルアセトナート3.3g(0,125
モル) 収量:257.3g(理論値の91%)純粋な7ラクシ
ヨンとして241.8g(理論値の86%) n、” −1,4565 特許出願人 ヘンケル9コマンデイツトゲゼルシヤフト
・アウフ・アクチェン 代理人弁理士青山 葆 はか1名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液相中で触媒の存在下に脂肪酸エタノールアミドま
    たはその前駆体を縮合することにより、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1は、要すればヒドロキシ置換、ジヒドロ
    キシ置換またはヒドロキシ、C_1−C_2−アルコキ
    シ置換された、炭素鎖中に炭素原子を少なくとも7個、
    とりわけ7〜21個有する炭化水素基を表す。] で示される2−アルキル−2−オキサゾリンまたは2−
    アルケニル−2−オキサゾリンを製造する方法であって
    、 式: M(OR^2)_4(II) [式中、Mは4価チタンまたはジルコニウム、R^2は
    炭素原子を少なくとも2個、とりわけ2〜4個有するア
    ルキル基、炭素原子を少なくとも2個、とりわけ2〜1
    0個有するアシル基、2−アミノエチレンオキシ基また
    は式: R^3−C=CH−CO−R^4(III) (式中、R^3およびR^4は、それぞれ、C_1−C
    _4アルキル基および要すればp位に置換基を有するフ
    ェニル基から成る群から選択する基を表す。)で示され
    るβ−ジケトン残基を表し、 2個のR^2が2箇所で結合した2官能性C_2−C_
    4アルカノールによって形成されていてもよい。]で示
    されるチタン化合物またはジルコニウム化合物の存在下
    、 チタニルもしくはジルコニルアセチルアセトナートの存
    在下、または 式(II)で示されるチタン(IV)テトラアルコキシレー
    トまたはジルコニウム(IV)テトラアルコキシレートと
    、とりわけ炭素原子3〜12個および水酸基2〜6個を
    有する多価アルカノールとの縮合物の存在下に、 C_8−C_2_2脂肪酸またはそのC_1−C_4モ
    ノアルカノールエステルを2−アミノエタノールと共に
    縮合するか、または前記脂肪酸のエタノールアミドを縮
    合し、得られる2−アルキルまたは2−アルケニル−2
    −オキサゾリンを、生成した水またはアルコールを除去
    することによって単離することを含んで成る方法。 2、触媒として、式(II)[式中、MはTiまたはZr
    、R^2は炭素原子を2個もしくはそれ以上、とりわけ
    2〜4個有するアルキル基、または炭素原子を2個もし
    くはそれ以上、とりわけ2〜10個有するモノカルボン
    酸から誘導されるアシル基を表す。]で示される、チタ
    ン酸もしくはジルコン酸のエステル、またはチタン酸も
    しくはジルコン酸と有機酸との混合無水物を使用する第
    1項記載の方法。 3、チタンまたはジルコニウムのテトラエチラート、テ
    トラプロピラート、テトライソプロピラート、テトラブ
    チラートおよびテトラアセテートから成る群から選択す
    る触媒を使用する第1項または第2項記載の方法。 4、触媒としてテトラ(アミノエチル)チタネートまた
    はジルコネートを使用する第1項記載の方法。 5、触媒として、式: (R^5O)_mM(ACA)_n(IV) 〔式中、R^5はC_1−C_4アルキル基、ACAは
    アセチルアセトナート基、 mが0の場合nは2、mが2の場合nは1を表す。]で
    示されるチタンまたはジルコニウムアセチルアセトナー
    トを使用する第1項記載の方法。 6、触媒として、チタン酸のC_2−C_1_0モノア
    ルカノールエステルとペンタエリスリトールとのポリ縮
    合生成物を使用する第1項記載の方法。 7、脂肪酸モノエタノールアミドまたはその前駆体に対
    して、触媒を、0.1〜3モル%、好ましくは0.5〜
    2モル%、より好ましくは0.5〜1モル%の量で使用
    する第1〜6項のいずれかに記載の方法。 8、150〜270℃の温度で縮合を行う第1〜7項の
    いずれかに記載の方法。 9、減圧下に反応を行う第1〜8項のいずれかに記載の
    方法。 10、生成する水またはアルカノールを、2−アルキル
    −もしくは2−アルケニル−置換2−オキサゾリンと共
    に留去し、その後、もしくはそれと同時に該2−オキサ
    ゾリンから分離するか、または該2−オキサゾリンの蒸
    留前に共沸蒸留により除去する第1〜9項のいずれかに
    記載の方法。 11、第1反応工程において、式: R^1−COOR^5(V) [式中、R^1は前記と同意義であり、R^5は水素ま
    たはC_1−C_4アルキル基を表す。] で示される脂肪酸または脂肪酸エステルを、エタノール
    アミンの存在下に、生成するアルコールまたは水を除去
    しながら高温で反応させて脂肪酸エタノールアミドを生
    成し、第2反応工程において、更に高い温度で反応混合
    物を反応させる第1〜10項のいずれかに記載の方法。 12、脂肪酸エステルに対してエタノールアミンを50
    〜400モル%過剰に使用する第11項記載の方法。 13、第2反応工程の前に、未反応または過剰のエタノ
    ールアミンを反応混合物から除去する第11項または第
    12項記載の方法。 14、第1反応工程の反応温度が100〜150℃であ
    る第11〜13項のいずれかに記載の方法。 15、第2反応工程の反応温度が150〜270℃であ
    る第11〜14項のいずれかに記載の方法。 16、チタン酸エステルとしてチタンテトラアルコラー
    トを使用する第11〜15項のいずれかに記載の方法。 17、チタンテトラエチラート、プロピラート、イソプ
    ロピラートおよびブチラートから成る群から選択するチ
    タンテトラアルコラートを使用する第11〜16項のい
    ずれかに記載の方法。 18、触媒として、テトラ(アミノエチル)チタネート
    またはジルコネートを使用する第11〜15項のいずれ
    かに記載の方法。 19、チタン酸とモノカルボン酸との混合無水物を使用
    する第11〜15項のいずれかに記載の方法。 20、チタンテトラアセテートを使用する第11〜15
    項のいずれかに記載の方法。 21、触媒として、式: (R^5O)_mM(ACA)_n(IV) [式中、R^5、ACA、mおよびnは前記と同意義で
    ある。] で示されるチタンまたはジルコニウムアセチルアセトナ
    ートを使用する第11〜15項のいずれかに記載の方法
    。 22、触媒として、チタン酸のC_2−C_1_0モノ
    アルカノールエステルとペンタエリスリトールとのポリ
    縮合物を使用する第11〜15項のいずれかに記載の方
    法。 23、脂肪酸または脂肪酸エステルに対して、触媒を0
    .01〜3モル%、好ましくは0.5〜2モル%、より
    好ましくは0.5〜1モル%の量で使用する第11〜2
    2項のいずれかに記載の方法。 24、減圧下に反応を行う第11〜23項のいずれかに
    記載の方法。 25、生成する水またはアルカノールを第2反応工程に
    おいて2−アルキル−もしくは2−アルケニル−置換2
    −オキサゾリンと共に留去し、その後、もしくはそれと
    同時に該2−オキサゾリンから分離するか、または該2
    −オキサゾリンの蒸留前に共沸蒸留により除去する第1
    1〜24項のいずれかに記載の方法。 26、第1および第2反応工程を同じ反応器内で行う第
    11〜25項のいずれかに記載の方法。 27、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1は11−ヒドロキシ−8−ヘプタデセニ
    ルまたは11,8−もしくは11,9−ヘプタデカジエ
    ニル基を表す。] で示される2−アルキルまたは2−アルケニル−2−オ
    キサゾリン。
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