JPS604175B2 - 1−置換2−メチル−テトラヒドロピリミジンの製造法 - Google Patents
1−置換2−メチル−テトラヒドロピリミジンの製造法Info
- Publication number
- JPS604175B2 JPS604175B2 JP50098667A JP9866775A JPS604175B2 JP S604175 B2 JPS604175 B2 JP S604175B2 JP 50098667 A JP50098667 A JP 50098667A JP 9866775 A JP9866775 A JP 9866775A JP S604175 B2 JPS604175 B2 JP S604175B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- substituted
- methyl
- water
- carried out
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D239/00—Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings
- C07D239/02—Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings
- C07D239/06—Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J31/00—Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds
- B01J31/02—Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides
- B01J31/0234—Nitrogen-, phosphorus-, arsenic- or antimony-containing compounds
- B01J31/0235—Nitrogen containing compounds
- B01J31/0237—Amines
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J31/00—Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds
- B01J31/02—Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides
- B01J31/0234—Nitrogen-, phosphorus-, arsenic- or antimony-containing compounds
- B01J31/0235—Nitrogen containing compounds
- B01J31/0241—Imines or enamines
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G18/00—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/06—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
- C08G18/08—Processes
- C08G18/16—Catalysts
- C08G18/18—Catalysts containing secondary or tertiary amines or salts thereof
- C08G18/20—Heterocyclic amines; Salts thereof
- C08G18/2009—Heterocyclic amines; Salts thereof containing one heterocyclic ring
- C08G18/2027—Heterocyclic amines; Salts thereof containing one heterocyclic ring having two nitrogen atoms in the ring
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J2231/00—Catalytic reactions performed with catalysts classified in B01J31/00
- B01J2231/30—Addition reactions at carbon centres, i.e. to either C-C or C-X multiple bonds
- B01J2231/34—Other additions, e.g. Monsanto-type carbonylations, addition to 1,2-C=X or 1,2-C-X triplebonds, additions to 1,4-C=C-C=X or 1,4-C=-C-X triple bonds with X, e.g. O, S, NH/N
- B01J2231/348—1,4-additions, e.g. conjugate additions
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はN−置換プロピレンジアミンとァセト酢酸ェス
テルまたはアセト酢酸アミドからの1−置換2ーメチル
ーテトラヒドロピリミジンの製造に対する、工業的な規
模においてもまた行うことができる、新規の方法に関す
る。
テルまたはアセト酢酸アミドからの1−置換2ーメチル
ーテトラヒドロピリミジンの製造に対する、工業的な規
模においてもまた行うことができる、新規の方法に関す
る。
1ーアルキル−2−メチルーテトラヒドロピリミジンの
製造に対する一群の他の方法は、例えばN−アルキルー
プロピレンジアミンと閉鎖ィミド−酸ェステルまたはア
メジンとの反応(A.ピナー(Pi肌er)、「ィミド
ヱーテルとその譲導体の化学(Die Chemie
der lmidoa仇er und ihrerDe
rivaに)ハ R.オツベンハイム(0ppenhe
im)、ベルリン、(1892年))、N−アルキルー
プロピレンジアミンートルェンスルホン酸塩とカルボン
酸ニトリルとの反応(ジャーナル・オブ・ケミカル・ソ
サェテイ(J.Chem.Soc.)、1947年、4
97頁)、生成したNーアシル−N−アルキループロピ
レンジアミンを反応条件下で脱水し、1−アルキルー2
ーメチルーテトラヒドロピリミジンを与える、N−アシ
ルアミノーニトリルの水素化(ジヤーナル・オブ・アメ
リカン・ケミカル・ソサエティ(J.Am.Chem.
Soc.)、71巻、2350頁(1949年))およ
びN−アルキループロピレンジアミンとオキサゾリンと
の反応(ドイツ公開公報第2154948号)のように
、すでに明らかにされている。
製造に対する一群の他の方法は、例えばN−アルキルー
プロピレンジアミンと閉鎖ィミド−酸ェステルまたはア
メジンとの反応(A.ピナー(Pi肌er)、「ィミド
ヱーテルとその譲導体の化学(Die Chemie
der lmidoa仇er und ihrerDe
rivaに)ハ R.オツベンハイム(0ppenhe
im)、ベルリン、(1892年))、N−アルキルー
プロピレンジアミンートルェンスルホン酸塩とカルボン
酸ニトリルとの反応(ジャーナル・オブ・ケミカル・ソ
サェテイ(J.Chem.Soc.)、1947年、4
97頁)、生成したNーアシル−N−アルキループロピ
レンジアミンを反応条件下で脱水し、1−アルキルー2
ーメチルーテトラヒドロピリミジンを与える、N−アシ
ルアミノーニトリルの水素化(ジヤーナル・オブ・アメ
リカン・ケミカル・ソサエティ(J.Am.Chem.
Soc.)、71巻、2350頁(1949年))およ
びN−アルキループロピレンジアミンとオキサゾリンと
の反応(ドイツ公開公報第2154948号)のように
、すでに明らかにされている。
しかしながら、これらの方法の多くは、反応が完全には
起こらず、特に多量の望ましくない副生成物が生成する
という欠点を有する。
起こらず、特に多量の望ましくない副生成物が生成する
という欠点を有する。
これらの公知の製造法における反応温度は全体に100
〜20000であり、そして反応は触媒、例えば酸化合
物(塩酸またはトルェンスルホン酸)または金属化合物
(Ni、CoおよびCu)の存在で行う。さらに、トル
ェンスルホン酸の存在で21000の反応温度における
N−エチループロピレンジアミンとアセト酢酸エチルェ
ステルとの反応(ケム・ベル(Chem.皮r.)、9
鞘塗、3652頁(1963王))が公知である。
〜20000であり、そして反応は触媒、例えば酸化合
物(塩酸またはトルェンスルホン酸)または金属化合物
(Ni、CoおよびCu)の存在で行う。さらに、トル
ェンスルホン酸の存在で21000の反応温度における
N−エチループロピレンジアミンとアセト酢酸エチルェ
ステルとの反応(ケム・ベル(Chem.皮r.)、9
鞘塗、3652頁(1963王))が公知である。
この方法は、しかしながら工業的な規模に拡張すること
ができない、0.2holの反応バッチに対して記載さ
れている。環状アミジンである、テトラヒドロピリミジ
ンはきわめて加水分解を受けやすく、上記の温度におい
て、例えばトルェンスルホン酸のような酸化合物の存在
で、環式化合物は縮合の間に生成した水によってただち
にけん化される。けん化によって生成したN−アシル−
N−エチループロピレンジアミンは、蒸留による処理法
が行われる条件下で、水の除去を伴ってゆっくりと明ら
かにリサイクルすることができる。このリサイクルは0
.2holバッチの場合にはまった〈受け入れられる時
間内に実現できるが、この方法を工業的に100k9ま
たはそれ以上のバッチで行うとき、まったく不満足な空
時収量を与える。テトラヒドロピリミジン、そのマナん
化生成物N−アシル−N−アルキルプロピレンジアミン
および水の得られた三次混合物の処理は非常に費用がか
かることがわかり、時間がかかり、複雑な蒸留技術を必
要とする。それに加えて、反応混合物を熱にさらす結果
、利用不能の残澄が非常に高い割合で生じ、それは純粋
な生成物の収率をかなり下げる(実施例1参照)。概略
を言えば、本発明によれば、1一置換2−メチルテトラ
ヒドロピリミジンはN−置換プレピレンジアミンをアセ
ト酢酸ェステルまたはアミドと0〜80qoの温度で反
応させ、反応で生成した水を0〜80qCの温度で除去
することによって合成する。
ができない、0.2holの反応バッチに対して記載さ
れている。環状アミジンである、テトラヒドロピリミジ
ンはきわめて加水分解を受けやすく、上記の温度におい
て、例えばトルェンスルホン酸のような酸化合物の存在
で、環式化合物は縮合の間に生成した水によってただち
にけん化される。けん化によって生成したN−アシル−
N−エチループロピレンジアミンは、蒸留による処理法
が行われる条件下で、水の除去を伴ってゆっくりと明ら
かにリサイクルすることができる。このリサイクルは0
.2holバッチの場合にはまった〈受け入れられる時
間内に実現できるが、この方法を工業的に100k9ま
たはそれ以上のバッチで行うとき、まったく不満足な空
時収量を与える。テトラヒドロピリミジン、そのマナん
化生成物N−アシル−N−アルキルプロピレンジアミン
および水の得られた三次混合物の処理は非常に費用がか
かることがわかり、時間がかかり、複雑な蒸留技術を必
要とする。それに加えて、反応混合物を熱にさらす結果
、利用不能の残澄が非常に高い割合で生じ、それは純粋
な生成物の収率をかなり下げる(実施例1参照)。概略
を言えば、本発明によれば、1一置換2−メチルテトラ
ヒドロピリミジンはN−置換プレピレンジアミンをアセ
ト酢酸ェステルまたはアミドと0〜80qoの温度で反
応させ、反応で生成した水を0〜80qCの温度で除去
することによって合成する。
より詳細には、本発明は一般式
式中R,は炭素原子数1〜17の直鎖、枝分れ鎖または
環状の、飽和、不飽和または芳香族のL適宜置換された
炭化水素基を示す。
環状の、飽和、不飽和または芳香族のL適宜置換された
炭化水素基を示す。
の1一層襖2−メチルーテトラヒドロピリミジンの製造
において、一般式R,一NH−(CH2)3一N比(0
) 式中R,は上記の意味を有する、 のN−置換プロピレンジアミンを一般式 式中×は−OR2、一NHR2または−N(R2)2を
表わし、そしてR2はC原子数1〜17の適宜置換され
たアリール、ァルキルまたはシクロアルキル基を表わす
、のアセト酢酸誘導体と0〜80qoの温度で反応させ
、反応で生じた水を0〜80午○の温度で除くことから
なる方法を提供する。
において、一般式R,一NH−(CH2)3一N比(0
) 式中R,は上記の意味を有する、 のN−置換プロピレンジアミンを一般式 式中×は−OR2、一NHR2または−N(R2)2を
表わし、そしてR2はC原子数1〜17の適宜置換され
たアリール、ァルキルまたはシクロアルキル基を表わす
、のアセト酢酸誘導体と0〜80qoの温度で反応させ
、反応で生じた水を0〜80午○の温度で除くことから
なる方法を提供する。
本方法は触媒の不在で打なってもよい。本発明の方法は
次式によって説明することができる。
次式によって説明することができる。
この式で、R,およびXは上記と同じ意味を有する。
中間生成物として生ずる、用いられたアミンと用いられ
たアセト酢酸議導体の縮合生成物はいくつかの場合に単
離することができる。
たアセト酢酸議導体の縮合生成物はいくつかの場合に単
離することができる。
しかしながら、示された条件下で反応は1−置換2−メ
チルテトラヒドロピリミジンまで容易に起こる。本発明
の方法で用いられるべきN−置換プロピレンジァミンは
基R,において、例えば1個もしくはそれ以上のCN、
ハロゲンまたはOH基によって置換してもよい。好まし
くは、R,が1〜6または12〜17個のC原子を有す
るN−置換プロピレンジアミンを用いる。R,が直鎖お
よび飽和炭化水素基を示すN−置換プロピレンジアミン
もまた好ましい。次の個々の化合物が例としてあげるこ
とができる。N−メチル一1・3ープロピレンジアミン
、Nーエチル−1・3ープロピレンジアミン、N−nー
ブチル−1・3−プロピレンジアミン、Nーオクチル−
1・3−プロピレンジアミン、Nードデシルー1・3−
プロピレンジアミン、N−ステアリル−1・3−プロピ
レンジアミン、N一8−ヒドロキシエチルー1・3−プ
ロピレンジアミン、N−シクロヘキシル−1・3ープロ
ピレンジアミン、N−ペンジル−1・3ープロピレンジ
アミンおよびNーフエニル−1・3ープロピレンジアミ
ン。本発明の方法に対して用いることができるアセト酢
酸誘導体は、アセト酢酸ヱステルおよび一置換または二
置換ァセト酢酸ァミドである。
チルテトラヒドロピリミジンまで容易に起こる。本発明
の方法で用いられるべきN−置換プロピレンジァミンは
基R,において、例えば1個もしくはそれ以上のCN、
ハロゲンまたはOH基によって置換してもよい。好まし
くは、R,が1〜6または12〜17個のC原子を有す
るN−置換プロピレンジアミンを用いる。R,が直鎖お
よび飽和炭化水素基を示すN−置換プロピレンジアミン
もまた好ましい。次の個々の化合物が例としてあげるこ
とができる。N−メチル一1・3ープロピレンジアミン
、Nーエチル−1・3ープロピレンジアミン、N−nー
ブチル−1・3−プロピレンジアミン、Nーオクチル−
1・3−プロピレンジアミン、Nードデシルー1・3−
プロピレンジアミン、N−ステアリル−1・3−プロピ
レンジアミン、N一8−ヒドロキシエチルー1・3−プ
ロピレンジアミン、N−シクロヘキシル−1・3ープロ
ピレンジアミン、N−ペンジル−1・3ープロピレンジ
アミンおよびNーフエニル−1・3ープロピレンジアミ
ン。本発明の方法に対して用いることができるアセト酢
酸誘導体は、アセト酢酸ヱステルおよび一置換または二
置換ァセト酢酸ァミドである。
一般式の範囲内で、好ましいアセト酢酸譲導体は×が−
OR2、一NHR2または−N(R2)2を表わし、そ
してR2がC原子数1〜7の飽和アルキル、シクロアル
キルまたはアリール基を示すものである。R2がC原子
数1〜6の飽和アルキルもしくはシクロアルキル基を表
わすアセト酢酸ェステル(×=OR2)が特に好ましい
。次の個々の化合物を、用いることができるアセト酢酸
誘導体の例としてあげることができる。
OR2、一NHR2または−N(R2)2を表わし、そ
してR2がC原子数1〜7の飽和アルキル、シクロアル
キルまたはアリール基を示すものである。R2がC原子
数1〜6の飽和アルキルもしくはシクロアルキル基を表
わすアセト酢酸ェステル(×=OR2)が特に好ましい
。次の個々の化合物を、用いることができるアセト酢酸
誘導体の例としてあげることができる。
アセト酢酸メチルヱステル、アセト酢酸エチルェステル
、アセト酢酸ブチルェステル、アセト酢酸ペンジルェス
テル、アセト酢酸フェニルェステル、アセト酢酸N−メ
チルアミド、アセト酢酸N−ジエチルアミド、アセト酢
酸N−ブチルアミド、アセト酢酸Nージプロピルアミド
、アセト酢酸N−ペンジルアミド〜アセト酢酸N−シク
ロヘキシルアミドおよびアセト酢酸Nーフェニルアミド
。本発明の方法で用いることができるアセト酢酸誘導体
はジケテンと対応するアルコールまたはNーー置換もし
くはN一二置換ァミンとの反応によって既知の方法で容
易に入手しうる。一般に、本発明の方法は次のように行
う。用いられるN−置換プロピレンジアミンを最初に取
り、アセト酢酸誘導体を加えるか、あるいはァセト酢酸
誘導体を最初に取り、N−置換プロピレンジァミンを加
える。本方法は溶媒の存在または不在で行うことができ
る。反応温度は0〜80こ0にセットする。反応中に生
じた水はふたたび0〜8000で除き、これは出発物質
および反応生成物に対して不活性の脱水剤の添加、ある
いはもしも適当ならば減圧下での蒸留、あるいはもしも
適当ならば減圧下での共沸蒸留によって行うことができ
る。1一置換2ーメチルーテトラヒドロピリミジンを単
離するための残留反応混合物の処理は、それ自体公知の
方法で、例えば蒸留または抽出によって行う。
、アセト酢酸ブチルェステル、アセト酢酸ペンジルェス
テル、アセト酢酸フェニルェステル、アセト酢酸N−メ
チルアミド、アセト酢酸N−ジエチルアミド、アセト酢
酸N−ブチルアミド、アセト酢酸Nージプロピルアミド
、アセト酢酸N−ペンジルアミド〜アセト酢酸N−シク
ロヘキシルアミドおよびアセト酢酸Nーフェニルアミド
。本発明の方法で用いることができるアセト酢酸誘導体
はジケテンと対応するアルコールまたはNーー置換もし
くはN一二置換ァミンとの反応によって既知の方法で容
易に入手しうる。一般に、本発明の方法は次のように行
う。用いられるN−置換プロピレンジアミンを最初に取
り、アセト酢酸誘導体を加えるか、あるいはァセト酢酸
誘導体を最初に取り、N−置換プロピレンジァミンを加
える。本方法は溶媒の存在または不在で行うことができ
る。反応温度は0〜80こ0にセットする。反応中に生
じた水はふたたび0〜8000で除き、これは出発物質
および反応生成物に対して不活性の脱水剤の添加、ある
いはもしも適当ならば減圧下での蒸留、あるいはもしも
適当ならば減圧下での共沸蒸留によって行うことができ
る。1一置換2ーメチルーテトラヒドロピリミジンを単
離するための残留反応混合物の処理は、それ自体公知の
方法で、例えば蒸留または抽出によって行う。
適当には、出発化合物を化学量論的なモル比で用いる。
しかしながら、出発化合物のうちの1つを過剰に、例え
ば第2の出発化合物lmolあたり1.5molまでの
過剰を用いることもまた有利である。本方法は好ましく
は溶媒の存在で行う。
ば第2の出発化合物lmolあたり1.5molまでの
過剰を用いることもまた有利である。本方法は好ましく
は溶媒の存在で行う。
適当には、溶媒は出発物質と反応生成物に対して不活性
であるべきである。用いることができる溶媒の例は、ハ
ロゲン化炭化水素、芳香族炭化水素、ェステル、好まし
くは例えば酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、エチ
レングリコールアセテートおよびエチレングリコールジ
アセテ−トのように脂肪族モノカルボン酸と脂肪族アル
コールまたは脂肪族ジオールとのェステル、およびエー
テル、好ましくは例えばジェチルェーテル、ジプロピル
エーテルおよびエチレングリコールジメチルエーテルの
ような脂肪族エーテルおよびテトラヒドロフランとオキ
サンのような環状エーテルである。反応で生じた水もま
た続いて共雛的に同時蟹去されるような不活性溶媒を用
いるのが好ましい。従って、有利には常圧下で150o
o以下で雛とうし、水と共沸混合物を形成する不活性溶
媒を用いることが可能である。そのような溶媒は例えば
塩素化炭化水素および芳香族炭化水素であってよい。塩
化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、トリクロ
ロエタン、ベンゼン、トルエン、キシレンおよびクロロ
ベンゼンを例としてあげることができる。本発明の方法
の反応温度は好ましくは10〜7000に、特に好まし
くは20〜5000にセットする。
であるべきである。用いることができる溶媒の例は、ハ
ロゲン化炭化水素、芳香族炭化水素、ェステル、好まし
くは例えば酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、エチ
レングリコールアセテートおよびエチレングリコールジ
アセテ−トのように脂肪族モノカルボン酸と脂肪族アル
コールまたは脂肪族ジオールとのェステル、およびエー
テル、好ましくは例えばジェチルェーテル、ジプロピル
エーテルおよびエチレングリコールジメチルエーテルの
ような脂肪族エーテルおよびテトラヒドロフランとオキ
サンのような環状エーテルである。反応で生じた水もま
た続いて共雛的に同時蟹去されるような不活性溶媒を用
いるのが好ましい。従って、有利には常圧下で150o
o以下で雛とうし、水と共沸混合物を形成する不活性溶
媒を用いることが可能である。そのような溶媒は例えば
塩素化炭化水素および芳香族炭化水素であってよい。塩
化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、トリクロ
ロエタン、ベンゼン、トルエン、キシレンおよびクロロ
ベンゼンを例としてあげることができる。本発明の方法
の反応温度は好ましくは10〜7000に、特に好まし
くは20〜5000にセットする。
本発明の方法で生じた水の除去は好ましくは10〜70
℃、そして特に好ましくは20〜5000で行う。すで
にあげたように、水の除去は例えば蒸留、共雛蒸留また
は不活性脱水剤の添加によって行うことができる。もし
も反応水を蒸留によって除去するならば、この蒸留を好
ましくは真空で行い、温度は水を除きながら8000以
下に保つことができる。
℃、そして特に好ましくは20〜5000で行う。すで
にあげたように、水の除去は例えば蒸留、共雛蒸留また
は不活性脱水剤の添加によって行うことができる。もし
も反応水を蒸留によって除去するならば、この蒸留を好
ましくは真空で行い、温度は水を除きながら8000以
下に保つことができる。
例えば、10〜70仇物Hg圧力を用いることができる
。反応水を不活性脱水剤の添加によって除くべきである
場合、後者は少なくとも生じた水の理論的な計算量が結
合できる量を加えるのが適当である。有利には、過剰の
脱水剤を用いる。適当な脱水剤の例は無水炭酸ナトリウ
ム、無水(か焼)硫酸ナトリウム、酸化バリウムおよび
酸化カルシウム、ゼオラィトおよび有機ポリマー上のモ
レキュラーシーブである。好ましくは、水はすでに記載
した共縦混合物形成溶媒の1つを用いて共瀦蒸留によっ
て除く。もしも共沸蒸留を連続的に行うならば、共沸混
合物形成溶媒は、少なくとも生成した反応水の理論的な
計算量を除くことができるような量を加えるのが適当で
ある。好ましくは、過剰の共沸混合物形成溶媒を用いる
。もしも共沸蒸留を連続的に行うならば、より少ない共
沸混合物物生成溶媒を用いることもまた可能である。こ
の場合、蟹去された共沸混合物の冷却と相分離後、水相
を除き、共沸混合生成溶媒をリサイクルする。次にこの
循環はもはや水が反応混合物から除去されなくなるまで
維持する。共沸蒸留による反応水の除去の間に維持すべ
き圧力条件は生成した共滋混合物に依存する。圧力は温
度(反応混合物で測定)が共沸蒸留の間に80℃以上に
昇らないように選ぶ。常圧下で80qo以下で沸とうす
る共沸混合物が生成する場合、本方法は常圧下または減
圧下で行うことができる。そのような場合における適当
な圧力は例えば10肌Hgから常圧まで、特に15〜5
0側Hgである。もしも常圧下で8000以上の沸点を
有する共沸混合物が生成するならば、本方法は減圧下で
行わねばならない。そのような場合における適当な圧力
は例えば10〜20仇肋Hg、特に15〜50肋Hgで
ある。1−置換2−メチルーテトラヒドロピリミジンは
好ましくはここに存在する混合物から蒸留によって単離
する。
。反応水を不活性脱水剤の添加によって除くべきである
場合、後者は少なくとも生じた水の理論的な計算量が結
合できる量を加えるのが適当である。有利には、過剰の
脱水剤を用いる。適当な脱水剤の例は無水炭酸ナトリウ
ム、無水(か焼)硫酸ナトリウム、酸化バリウムおよび
酸化カルシウム、ゼオラィトおよび有機ポリマー上のモ
レキュラーシーブである。好ましくは、水はすでに記載
した共縦混合物形成溶媒の1つを用いて共瀦蒸留によっ
て除く。もしも共沸蒸留を連続的に行うならば、共沸混
合物形成溶媒は、少なくとも生成した反応水の理論的な
計算量を除くことができるような量を加えるのが適当で
ある。好ましくは、過剰の共沸混合物形成溶媒を用いる
。もしも共沸蒸留を連続的に行うならば、より少ない共
沸混合物物生成溶媒を用いることもまた可能である。こ
の場合、蟹去された共沸混合物の冷却と相分離後、水相
を除き、共沸混合生成溶媒をリサイクルする。次にこの
循環はもはや水が反応混合物から除去されなくなるまで
維持する。共沸蒸留による反応水の除去の間に維持すべ
き圧力条件は生成した共滋混合物に依存する。圧力は温
度(反応混合物で測定)が共沸蒸留の間に80℃以上に
昇らないように選ぶ。常圧下で80qo以下で沸とうす
る共沸混合物が生成する場合、本方法は常圧下または減
圧下で行うことができる。そのような場合における適当
な圧力は例えば10肌Hgから常圧まで、特に15〜5
0側Hgである。もしも常圧下で8000以上の沸点を
有する共沸混合物が生成するならば、本方法は減圧下で
行わねばならない。そのような場合における適当な圧力
は例えば10〜20仇肋Hg、特に15〜50肋Hgで
ある。1−置換2−メチルーテトラヒドロピリミジンは
好ましくはここに存在する混合物から蒸留によって単離
する。
この蒸留を行う圧力は、ここで80℃以上の温度もまた
副反応をかなり引き起こすことないこ生じうるので、広
い範囲内に変えることができる。例えば、単離すべき1
一置換2ーメチルーテトラヒドロピリミジンが0〜20
0午0の間で織とうするような圧力を用いることが可能
である。好ましくは、蒸留を常圧または減圧、例えば0
.05〜760肌Hgで行う。約0.1〜50肌Hgの
圧力と単離すべき1一層襖2−メチルーテトラヒドロピ
リミジンの沸点範囲が70〜170qoが特に好ましい
。ケム・ベル(Chem.Ber.)、98巻、365
2頁(1958年)の方法は高温で触媒としてのトルヱ
ンスルホン酸の存在で行い、反応水は比較的長時間反応
混合物中にとどまるが、本発明の方法は、もしも本方法
を低温で触媒なしで行うときにのみ、高収率で1−置換
2−メチルーテトラヒドロピリミジンを得るという基本
発明に基づいている。
副反応をかなり引き起こすことないこ生じうるので、広
い範囲内に変えることができる。例えば、単離すべき1
一置換2ーメチルーテトラヒドロピリミジンが0〜20
0午0の間で織とうするような圧力を用いることが可能
である。好ましくは、蒸留を常圧または減圧、例えば0
.05〜760肌Hgで行う。約0.1〜50肌Hgの
圧力と単離すべき1一層襖2−メチルーテトラヒドロピ
リミジンの沸点範囲が70〜170qoが特に好ましい
。ケム・ベル(Chem.Ber.)、98巻、365
2頁(1958年)の方法は高温で触媒としてのトルヱ
ンスルホン酸の存在で行い、反応水は比較的長時間反応
混合物中にとどまるが、本発明の方法は、もしも本方法
を低温で触媒なしで行うときにのみ、高収率で1−置換
2−メチルーテトラヒドロピリミジンを得るという基本
発明に基づいている。
それに加えて、環状アミジンの加水分解を防ぐため、反
応水は低温バッチから除かねばならないことがわかった
。本発明の方法で達成しうる利点はなかでも、1一置換
2ーメチルーテトラヒドロピリミジンがこれまでよりも
より簡単に、そして工業的規模でさえもよりよい収率で
合成でき、出発成分がきわめて容易に入手しうるという
事実にある。
応水は低温バッチから除かねばならないことがわかった
。本発明の方法で達成しうる利点はなかでも、1一置換
2ーメチルーテトラヒドロピリミジンがこれまでよりも
より簡単に、そして工業的規模でさえもよりよい収率で
合成でき、出発成分がきわめて容易に入手しうるという
事実にある。
本発明の方法はまた困難なく、連続的に行うことができ
る。本発明に従って合成することができる1−置換2−
メチルーテトラヒドロピリミジンはイソシアネートーポ
リオール付加反応において触媒として用いることができ
る(日本特許出願第71/02675号参照)。
る。本発明に従って合成することができる1−置換2−
メチルーテトラヒドロピリミジンはイソシアネートーポ
リオール付加反応において触媒として用いることができ
る(日本特許出願第71/02675号参照)。
本発明を次の実施例によってここで説明する。
実施例 1(比較例)ケム・ベル(Chem.茂r.)
98巻、3652頁(1965年)による1−アルキル
ー2ーメチルーテトラヒドロピリミジンの合成の公知の
方法を工業的な規模に移したとき、次の結果を得た。
98巻、3652頁(1965年)による1−アルキル
ー2ーメチルーテトラヒドロピリミジンの合成の公知の
方法を工業的な規模に移したとき、次の結果を得た。
アセト酢酸エチルェステル260k9(2キロモル)、
Nーメチループロピレンジアミン176k9(2キロモ
ル)およびトルェンスルホン酸2.2k9の混合物を1
畑時間かけて170qoに加熱した。
Nーメチループロピレンジアミン176k9(2キロモ
ル)およびトルェンスルホン酸2.2k9の混合物を1
畑時間かけて170qoに加熱した。
この間酢酸エチル151k9(計算量=176k9)と
水9k9(計算量=36k9)がだんだん留出する。酢
酸エチルと除去された水の量のバランスはすでに、これ
らの条件下で酢酸エチルの86%が遊離するが、水の計
算量の約25%しか遊離しないことを示す。水の全量の
約75%の失なわれた割合は生成した環状アミジンと反
応し、けん化を引き起こし、その結果これらの条件下で
アセト酢酸エチルェステルとNーメチループロピレンジ
アミンは主にN−アシル−N−メチループロピレンジア
ミンを生じ、環状アミジンは生じない。蒸留による反応
混合物の処理で、N−アシル−Nーメチループロピレン
ジアミンの再環化が、部分的に水の再生された除去を伴
って起こり、そして1・2−ジメチルーテトラヒドロピ
リミジンに関して純度わずか60%の粗漏合物188k
9を得る(含水量=6〜7%、N−アシループロピレン
ジアミン8〜10%)。用いられない残澄は90k9に
達し、それは不相応に高い。粗混合物を分離する困難の
ため、精製は約2仇肋Hgの真空で、温度を100〜1
80q0にだんだんと上昇させ、高効率分留塔(直径1
0仇奴、還流比3:1)を通して蒸留分離を行うことに
よってのみ行うことができる。下に示すように、しかし
ながらこの精製操作は工業的な規模の操作には不適であ
る。上記の濃度60%の粗物質73k9は、2餌時間の
蒸留時間後、純度98〜99%の1・2−ジメチルテト
ラヒドロピリミジン(産出量:1.7k9/時)わずか
34k9を与え、その結果全反応バッチに対する収量は
約87.5kg、すなわち理論の39%である。新しく
合成した環状アミジンの含水量はまだ1〜1.5%であ
り、その結果もしもテトラヒドロピリミジンを長期間放
置するならば、開環を伴った加水分解がだんだんと起こ
る。上の糟留はさらに約25k9の使用不能残糟を残し
、それは濃度60%の粗物質33%を表わす。次の実施
例は本発明の方法に関する。
水9k9(計算量=36k9)がだんだん留出する。酢
酸エチルと除去された水の量のバランスはすでに、これ
らの条件下で酢酸エチルの86%が遊離するが、水の計
算量の約25%しか遊離しないことを示す。水の全量の
約75%の失なわれた割合は生成した環状アミジンと反
応し、けん化を引き起こし、その結果これらの条件下で
アセト酢酸エチルェステルとNーメチループロピレンジ
アミンは主にN−アシル−N−メチループロピレンジア
ミンを生じ、環状アミジンは生じない。蒸留による反応
混合物の処理で、N−アシル−Nーメチループロピレン
ジアミンの再環化が、部分的に水の再生された除去を伴
って起こり、そして1・2−ジメチルーテトラヒドロピ
リミジンに関して純度わずか60%の粗漏合物188k
9を得る(含水量=6〜7%、N−アシループロピレン
ジアミン8〜10%)。用いられない残澄は90k9に
達し、それは不相応に高い。粗混合物を分離する困難の
ため、精製は約2仇肋Hgの真空で、温度を100〜1
80q0にだんだんと上昇させ、高効率分留塔(直径1
0仇奴、還流比3:1)を通して蒸留分離を行うことに
よってのみ行うことができる。下に示すように、しかし
ながらこの精製操作は工業的な規模の操作には不適であ
る。上記の濃度60%の粗物質73k9は、2餌時間の
蒸留時間後、純度98〜99%の1・2−ジメチルテト
ラヒドロピリミジン(産出量:1.7k9/時)わずか
34k9を与え、その結果全反応バッチに対する収量は
約87.5kg、すなわち理論の39%である。新しく
合成した環状アミジンの含水量はまだ1〜1.5%であ
り、その結果もしもテトラヒドロピリミジンを長期間放
置するならば、開環を伴った加水分解がだんだんと起こ
る。上の糟留はさらに約25k9の使用不能残糟を残し
、それは濃度60%の粗物質33%を表わす。次の実施
例は本発明の方法に関する。
実施例 2
N−メチループロピレンジアミン176k9(2kmo
l)を3時間かけてアセト酢酸エチルェステル260k
9(2kmol)とトルェン80k9に冷水(20〜3
0午0)で冷却しながら加えた。
l)を3時間かけてアセト酢酸エチルェステル260k
9(2kmol)とトルェン80k9に冷水(20〜3
0午0)で冷却しながら加えた。
縮合の間に生じた水は大部分4000のケトル内部温度
と20肋Hgで除く。分離器に流入する凝縮物は8〜1
oo0に冷却し、2相のよい、急速な分離を達成する。
この方法で、水35k9(理論の97%を表わす)を1
凪時間かけて除くことができる。共沸真空蒸留の完結後
、トルヱン/酢酸エチル混合物は常圧で装置を取り巻く
lmカラムを通してケットル内部温度が約135℃にな
るまで急速に蟹去する。蒸留による残糟の続いての処理
は簡単な方法で純度98〜99%の1・2ージメチルー
テトラヒドロピリミジン(織′点o=82〜8500、
n色。=1.4905)190k9を与える。収率:理
論値の85%使用不能残澄は約30kgに達する。
と20肋Hgで除く。分離器に流入する凝縮物は8〜1
oo0に冷却し、2相のよい、急速な分離を達成する。
この方法で、水35k9(理論の97%を表わす)を1
凪時間かけて除くことができる。共沸真空蒸留の完結後
、トルヱン/酢酸エチル混合物は常圧で装置を取り巻く
lmカラムを通してケットル内部温度が約135℃にな
るまで急速に蟹去する。蒸留による残糟の続いての処理
は簡単な方法で純度98〜99%の1・2ージメチルー
テトラヒドロピリミジン(織′点o=82〜8500、
n色。=1.4905)190k9を与える。収率:理
論値の85%使用不能残澄は約30kgに達する。
実施例 3
アセト酢酸エチルェステル130k9(lkmol)を
かきまぜ、反応温度を水冷によって25〜3000に保
ちながらNーシクロヘキシループロピレンジアミン15
6kg(lkmol)、トルェン120k9および無水
炭酸ナトリウム53k9の混合物に加える。
かきまぜ、反応温度を水冷によって25〜3000に保
ちながらNーシクロヘキシループロピレンジアミン15
6kg(lkmol)、トルェン120k9および無水
炭酸ナトリウム53k9の混合物に加える。
ァセト酢酸エステルとNーシクロヘキシループロピレン
ジアミンとの縮合は室温で充分な反応速度で起こるので
、ここで水を含んでいる炭酸ナトリウムは1m時間後に
のみ炉刻することができる。溶媒トルェンおよびすでに
存在する酢酸エチルは常圧で130〜14000のケッ
トル温度で蟹去する。残る銭燈は続いて分留塔を用いて
高真空で処理することができ、それによって126k9
(理論の75%)の1ーシクロヘキシル−2−メチルー
テトラヒドロピリミジンを純度96%で得る(沸点o.
6=110〜11yC、n色。=・‐5132)。実施
例 4〜11 実施例3に示した方法に続いて、さらに下に示した1−
置換2−メチルテトラヒドロピリミジンを対応するN−
置換プロピレンジアミンとァセト酢酸エチルェステルか
ら合成した。
ジアミンとの縮合は室温で充分な反応速度で起こるので
、ここで水を含んでいる炭酸ナトリウムは1m時間後に
のみ炉刻することができる。溶媒トルェンおよびすでに
存在する酢酸エチルは常圧で130〜14000のケッ
トル温度で蟹去する。残る銭燈は続いて分留塔を用いて
高真空で処理することができ、それによって126k9
(理論の75%)の1ーシクロヘキシル−2−メチルー
テトラヒドロピリミジンを純度96%で得る(沸点o.
6=110〜11yC、n色。=・‐5132)。実施
例 4〜11 実施例3に示した方法に続いて、さらに下に示した1−
置換2−メチルテトラヒドロピリミジンを対応するN−
置換プロピレンジアミンとァセト酢酸エチルェステルか
ら合成した。
実施例 12
アセト酢酸N−ジブチルアミド213夕
(lmol)、トルェン200の‘、酸化バリウム50
夕およびNーメチループロピレンジアミン88夕の混合
物を室温で59脚寺間かきまぜた。
夕およびNーメチループロピレンジアミン88夕の混合
物を室温で59脚寺間かきまぜた。
故(OH)2・XH20の炉別後、溶媒トルェソを反応
温度をだんだん140〜15000に上げながら、常圧
で留去する。残澄の真空での分別蒸留により、沸点,2
:78〜840○の1・2−ジメチルーテトラヒドロピ
リミジン685夕(理論の61%)および酢酸N−ジブ
チルアミド(沸点,2:115〜120oo)115夕
を得る。実施例 13実施例12と同様に、アセト酢酸
N−シクロヘキシルアミド183夕(lmol)および
N−メチルプロピレンジアミン88夕が、実施例4の方
法によって、1・2ージメチルーテトラヒドロピリミジ
ン35夕(理論の81%)および酢酸N−シクロヘキシ
ルアミド(沸点o,.:130〜133oo)80夕を
与えた。
温度をだんだん140〜15000に上げながら、常圧
で留去する。残澄の真空での分別蒸留により、沸点,2
:78〜840○の1・2−ジメチルーテトラヒドロピ
リミジン685夕(理論の61%)および酢酸N−ジブ
チルアミド(沸点,2:115〜120oo)115夕
を得る。実施例 13実施例12と同様に、アセト酢酸
N−シクロヘキシルアミド183夕(lmol)および
N−メチルプロピレンジアミン88夕が、実施例4の方
法によって、1・2ージメチルーテトラヒドロピリミジ
ン35夕(理論の81%)および酢酸N−シクロヘキシ
ルアミド(沸点o,.:130〜133oo)80夕を
与えた。
本発明の実施態様および関連事項を記すと次のとおりで
ある。
ある。
1 一般式
式中R,は直鎖、アルキル枝分れもしくは環状、飽和、
不飽和もしくは芳香族の適宜置換されたC原子数1〜1
7の炭化水素基を示す、の1−置換2ーメチルーテトラ
ヒドロピリミジンの合成において、一般式R,一NH−
(CH2)−NH2 式中R,は上記の意味を有する、 のN−置換プロピレンジァミンを一般式 式中×は−OR2、一NHR2または−N(R2)2を
表わし、そしてR2はC原子数1一17の適宜置換され
たアリール、アルキルまたはシクロアルキル基を表わす
、のアセト酢酸誘導体と触媒の不存下で0〜80qoの
反応温度で反応させ、反応で生じた水を0〜80℃の温
度で除き、残った反応混合物をそれ自体既知の方法で処
理することを特徴とする方法。
不飽和もしくは芳香族の適宜置換されたC原子数1〜1
7の炭化水素基を示す、の1−置換2ーメチルーテトラ
ヒドロピリミジンの合成において、一般式R,一NH−
(CH2)−NH2 式中R,は上記の意味を有する、 のN−置換プロピレンジァミンを一般式 式中×は−OR2、一NHR2または−N(R2)2を
表わし、そしてR2はC原子数1一17の適宜置換され
たアリール、アルキルまたはシクロアルキル基を表わす
、のアセト酢酸誘導体と触媒の不存下で0〜80qoの
反応温度で反応させ、反応で生じた水を0〜80℃の温
度で除き、残った反応混合物をそれ自体既知の方法で処
理することを特徴とする方法。
2 反応を不活性溶媒の存在で行うことを特徴とする、
前記1の方法。
前記1の方法。
3 反応で生じた水を不活性脱水剤の添加によって除く
ことを特徴とする、前記および2の方法。
ことを特徴とする、前記および2の方法。
4 反応で生じた水を共織蒸留によって除くことを特徴
とする、前記1〜3の方法。
とする、前記1〜3の方法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中R_1は直鎖、アルキル枝分れもしくは環状、飽和
、不飽和もしくは芳香族の適宜置換されたC原子数1〜
17の炭化水素基を示す、の1−置換2−メチル−テト
ラヒドロピリミジンの合成において、一般式R_1−N
H−(CH_2)_3−NH_2式中R_1は上記の意
味を有する、のN−置換プロピレンジアミンを一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中Xは−OR_2、−NHR_2または−N(R_2
)_2を表わし、そしてR_2はC原子数1〜17の適
宜置換されたアリール、アルキルまたはシクロアルキル
基を表わす、のアセト酢酸誘導体と触媒の不在下で0〜
80℃の反応温度で反応させ、反応で生じた水を0〜8
0℃の温度で除き、残った反応混合物をそれ自体既知の
方法で処理することを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2439550.4 | 1974-08-17 | ||
DE19742439550 DE2439550C3 (de) | 1974-08-17 | Verfahren zur Herstellung von 1substituierten 2-Methyl-tetrahydropvrimidinen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5143770A JPS5143770A (en) | 1976-04-14 |
JPS604175B2 true JPS604175B2 (ja) | 1985-02-01 |
Family
ID=5923461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50098667A Expired JPS604175B2 (ja) | 1974-08-17 | 1975-08-15 | 1−置換2−メチル−テトラヒドロピリミジンの製造法 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4001232A (ja) |
JP (1) | JPS604175B2 (ja) |
AT (1) | AT342602B (ja) |
BE (1) | BE832428A (ja) |
CA (1) | CA1050547A (ja) |
CH (1) | CH598229A5 (ja) |
ES (1) | ES440266A1 (ja) |
FR (1) | FR2281928A1 (ja) |
GB (1) | GB1464829A (ja) |
IT (1) | IT1041201B (ja) |
NL (1) | NL7509711A (ja) |
SE (1) | SE7509126L (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3814761A (en) * | 1972-03-31 | 1974-06-04 | American Home Prod | (2-pyrimidinylthio)alkanoic acids,esters,amides and hydrazides |
US4157972A (en) * | 1974-01-09 | 1979-06-12 | Chevron Research Company | Multipurpose lubricating oil additive and compositions containing same |
US4052396A (en) * | 1976-11-22 | 1977-10-04 | Ciba-Geigy Corporation | Process for the production of 2-alkyl or 2-cycloalkyl-4-methyl-6-hydroxypyrimidines |
US4052397A (en) * | 1976-11-22 | 1977-10-04 | Ciba-Geigy Corporation | Process for the production of 2-alkyl or 2-cycloalkyl-4-methyl-6-hydroxypyrimidines |
US4212843A (en) * | 1978-09-15 | 1980-07-15 | Petrolite Corporation | Δ-2 Tetrahydropyrimidines as corrosion inhibitors |
US4579593A (en) * | 1983-02-04 | 1986-04-01 | Akzona Incorporated | Hexahydropyrimidines as asphalt emulsifiers and emulsions containing hexadropyrimidines |
EP0226511B1 (fr) * | 1985-12-13 | 1989-08-02 | LABORATOIRE L. LAFON Société anonyme dite: | Dérivés de 5-phényl-1,4,5,6-tétrahydropyrimidine, procédé de préparation et utilisation en thérapeutique |
DE19935325A1 (de) * | 1999-07-28 | 2001-02-01 | Bayer Ag | Lösemittelfreie, raumtemperaturhärtende Reaktivsysteme und ihre Verwendung zur Herstellung von Klebstoffen, Dichtungsmassen, Vergußmassen, Formteilen oder Beschichtungen |
BE1016871A3 (fr) | 2005-12-05 | 2007-08-07 | Fn Herstal Sa | Dispositif ameliore pour la telecommande d'une arme. |
US9085712B2 (en) | 2013-03-14 | 2015-07-21 | Bayer Materialscience Llc | Fast cure aspartate polysiloxane hybrid coating |
-
1975
- 1975-07-22 US US05/598,083 patent/US4001232A/en not_active Expired - Lifetime
- 1975-08-11 IT IT50898/75A patent/IT1041201B/it active
- 1975-08-14 NL NL7509711A patent/NL7509711A/xx not_active Application Discontinuation
- 1975-08-14 AT AT633275A patent/AT342602B/de not_active IP Right Cessation
- 1975-08-14 FR FR7525387A patent/FR2281928A1/fr active Granted
- 1975-08-14 SE SE7509126A patent/SE7509126L/xx not_active Application Discontinuation
- 1975-08-14 ES ES440266A patent/ES440266A1/es not_active Expired
- 1975-08-14 BE BE159199A patent/BE832428A/xx not_active IP Right Cessation
- 1975-08-15 JP JP50098667A patent/JPS604175B2/ja not_active Expired
- 1975-08-15 CA CA233,556A patent/CA1050547A/en not_active Expired
- 1975-08-15 GB GB3407675A patent/GB1464829A/en not_active Expired
- 1975-08-15 CH CH1067875A patent/CH598229A5/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT1041201B (it) | 1980-01-10 |
US4001232A (en) | 1977-01-04 |
CH598229A5 (ja) | 1978-04-28 |
FR2281928A1 (fr) | 1976-03-12 |
NL7509711A (nl) | 1976-02-19 |
CA1050547A (en) | 1979-03-13 |
DE2439550A1 (de) | 1976-02-26 |
GB1464829A (en) | 1977-02-16 |
FR2281928B1 (ja) | 1978-10-27 |
DE2439550B2 (de) | 1977-04-21 |
BE832428A (fr) | 1976-02-16 |
SE7509126L (sv) | 1976-02-18 |
ES440266A1 (es) | 1977-03-16 |
ATA633275A (de) | 1977-08-15 |
AT342602B (de) | 1978-04-10 |
JPS5143770A (en) | 1976-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS604175B2 (ja) | 1−置換2−メチル−テトラヒドロピリミジンの製造法 | |
JPH0733378B2 (ja) | α−置換γ−ブチロラクトンの製法 | |
KR100532544B1 (ko) | 쟈스몬산계 화합물 및 그 제법 | |
US7351862B2 (en) | Alpha, omega-difunctional aldaramides | |
EP0612721B1 (en) | Aliphatic omega-hydroxy-3-ketonitriles and process for the preparation of aliphatic omega-hydroxycarboxylic acids | |
US3222392A (en) | N-methyl 2,2-diphenyl-3-hydroxypropyl carbamate | |
JPS63243070A (ja) | チオプロピオネートの改良されたエステル化法 | |
JP3477631B2 (ja) | 1,3−ビス(3−アミノプロピル)−1,1,3,3−テトラオルガノジシロキサンの精製方法 | |
JPH0717935A (ja) | 3−アミノプロピオニトリルの製造法 | |
JP3944876B2 (ja) | クエン酸エステル類の製造方法 | |
JP2938225B2 (ja) | アリルアルコールの製法 | |
JPS62126164A (ja) | 4−アルコキシ−2−オキソ−ピロリジン−1−酢酸アルキルエステルおよびその製法 | |
JP3287682B2 (ja) | N−シアノエタンイミド酸エステルの製造方法 | |
US5559268A (en) | Process for the efficient preparation of N-substituted dehydroamino acid esters | |
MXPA02004873A (es) | Procedimiento para la obtencion de benzofuranonoximas. | |
JPH09110773A (ja) | メチラールの精製方法 | |
JPS6013015B2 (ja) | テトラキス〔3−(3,5−ジブチル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオニルオキシメチル〕メタンの製造方法 | |
JPH0321537B2 (ja) | ||
SU418469A1 (ru) | Способ получения производных перфторкарбоновых кислот | |
JPH04182452A (ja) | 脂肪族ジカルボン酸モノエステルの製造方法 | |
JP3777407B2 (ja) | カルボン酸誘導体の製造法 | |
SU528848A1 (ru) | , -(Дитиооксалил)-бис- бутиролактам, про вл ющий антимикробную активность, и способ его получени | |
US3996239A (en) | Conversion of aliphatic nitriles to carboxylic acids using cyclic acid anhydrides | |
SU509581A1 (ru) | Способ получени эфиров иминодиуксус-ной кислоты | |
WO1998016495A1 (fr) | Processus de preparation de monoesters d'acide dicarboxylique |