JPH0115859Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0115859Y2 JPH0115859Y2 JP1983177340U JP17734083U JPH0115859Y2 JP H0115859 Y2 JPH0115859 Y2 JP H0115859Y2 JP 1983177340 U JP1983177340 U JP 1983177340U JP 17734083 U JP17734083 U JP 17734083U JP H0115859 Y2 JPH0115859 Y2 JP H0115859Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- wind speed
- outside air
- dustproof
- proof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 3
- 241001124569 Lycaenidae Species 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Combines (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、コンバインのエンジンルーム等の外
壁に形成した外気取入口に設けられる防塵構造の
改良に関するものである。
壁に形成した外気取入口に設けられる防塵構造の
改良に関するものである。
従来より、コンバインにおいては、エンジン冷
却、エアークリーナー等に用いる清浄外気を、機
体外壁に形成した外気取入口に取付けた防塵網に
よつて得られる防塵構造を採用している。
却、エアークリーナー等に用いる清浄外気を、機
体外壁に形成した外気取入口に取付けた防塵網に
よつて得られる防塵構造を採用している。
しかしながら、この防塵構造によると、機内の
エアークリーナーの吸込口あるいはエンジン冷却
フアン等外気強制取入装置に最も近い防塵網の網
目部分の通過風速が一番速く、漸次離れるにした
がつて遅くなるので、防塵網の網目への浮遊ゴ
ミ、塵等の付着、目詰まりも、まずこの風速の速
い箇所で速く進行し、次いで目詰まり箇所周囲の
網目からの風速がその分速くなつていき、付着、
目詰まり面積も速く拡大し、外気取入効率が早く
低下し、これを放置するとエンジンのオーバーヒ
ート等を生じるため、煩わしい清掃作業をひんぱ
んに強いられる等の不具合があつた。
エアークリーナーの吸込口あるいはエンジン冷却
フアン等外気強制取入装置に最も近い防塵網の網
目部分の通過風速が一番速く、漸次離れるにした
がつて遅くなるので、防塵網の網目への浮遊ゴ
ミ、塵等の付着、目詰まりも、まずこの風速の速
い箇所で速く進行し、次いで目詰まり箇所周囲の
網目からの風速がその分速くなつていき、付着、
目詰まり面積も速く拡大し、外気取入効率が早く
低下し、これを放置するとエンジンのオーバーヒ
ート等を生じるため、煩わしい清掃作業をひんぱ
んに強いられる等の不具合があつた。
そこで、本考案は、適当数の打抜穴を穿設した
風速調節板を、この防塵網と組合わせる２重構造
にすることで、防塵網の各網目通過風速の均一化
を図ることができるコンバインの防塵構造を提供
し、前記欠点に対処したものである。
風速調節板を、この防塵網と組合わせる２重構造
にすることで、防塵網の各網目通過風速の均一化
を図ることができるコンバインの防塵構造を提供
し、前記欠点に対処したものである。
以下、本考案の具体的実施例を図面を参照して
説明する。
説明する。
第１図は本考案を乗用装置付コンバインに実施
したその要部を示すもので、乗用装置１の後方下
部にエンジン３、エンジン冷却フアン（図示省
略）等を収容したエンジンルーム２が配置され、
このエンジンルーム上部にエアークリーナー５等
を収容したエンジン上ルーム４が載設されてい
る。
したその要部を示すもので、乗用装置１の後方下
部にエンジン３、エンジン冷却フアン（図示省
略）等を収容したエンジンルーム２が配置され、
このエンジンルーム上部にエアークリーナー５等
を収容したエンジン上ルーム４が載設されてい
る。
そして、このエンジンルーム２およびエンジン
上ルーム４の夫々の一側壁に、外気の取入口とな
る外気取入口２ａ，４ａが形成され、両取入口２
ａ，４ａの夫々に、防塵網６，７と、防塵網６，
７の各網目通過風速を均一化すべく適当数の円
形、四角形等適宜形状の打抜穴８ａ，９ａを散点
的から密集的に、あるいは穴の大きさを変化させ
て形成した風速調節板８，９とが２重構造に取付
けられ、防塵構造が形成される。
上ルーム４の夫々の一側壁に、外気の取入口とな
る外気取入口２ａ，４ａが形成され、両取入口２
ａ，４ａの夫々に、防塵網６，７と、防塵網６，
７の各網目通過風速を均一化すべく適当数の円
形、四角形等適宜形状の打抜穴８ａ，９ａを散点
的から密集的に、あるいは穴の大きさを変化させ
て形成した風速調節板８，９とが２重構造に取付
けられ、防塵構造が形成される。
すなわち、例えば、エンジン上ルーム４の防塵
構造についていえば、エアークリーナー５の吸込
口５ａが、第１図の外気取入口４ａの左方下部に
あることから、打抜穴９ａの各径が一定の風速調
節板９は、第２図に示すように、この吸込口５ａ
近傍には、打抜穴９ａ数を少なく散点的に漸次離
れていくにしたがつて多く密集的に穿設した打抜
穴形成部９ｂの両端縁部に防塵網押え部９ｃ，９
ｃを段に形成し、その上下に係止部９ｄを突設し
てなり、第３図に示すように外気取入口４ａに、
まず機外側から防塵網７を、次いでこの調節板９
の係止部９ｄを上下取付部４ｂ，４ｂに引戸の係
脱操作と同様な係脱手段等で係脱可能に取付けて
なる。
構造についていえば、エアークリーナー５の吸込
口５ａが、第１図の外気取入口４ａの左方下部に
あることから、打抜穴９ａの各径が一定の風速調
節板９は、第２図に示すように、この吸込口５ａ
近傍には、打抜穴９ａ数を少なく散点的に漸次離
れていくにしたがつて多く密集的に穿設した打抜
穴形成部９ｂの両端縁部に防塵網押え部９ｃ，９
ｃを段に形成し、その上下に係止部９ｄを突設し
てなり、第３図に示すように外気取入口４ａに、
まず機外側から防塵網７を、次いでこの調節板９
の係止部９ｄを上下取付部４ｂ，４ｂに引戸の係
脱操作と同様な係脱手段等で係脱可能に取付けて
なる。
なお、エンジン上ルーム４の外気取入口４ａ
は、実施例では保守点検が容易にできる開閉自在
な開閉ドア１０に形成したものを示している。エ
ンジンルーム２の外気取入口２ａも同様にこの一
側壁に開閉自在に設けた開閉ドアに形成してもよ
い。
は、実施例では保守点検が容易にできる開閉自在
な開閉ドア１０に形成したものを示している。エ
ンジンルーム２の外気取入口２ａも同様にこの一
側壁に開閉自在に設けた開閉ドアに形成してもよ
い。
第４図は、打抜穴９ａの径が異なる風速調節板
９を示し、この調節板９は、吸込口５ａ近傍には
打抜穴９ａの小さいものを漸次離れていくにした
がつて大きなものを打抜形成部９ｂに穿設するこ
とによつて形成される。
９を示し、この調節板９は、吸込口５ａ近傍には
打抜穴９ａの小さいものを漸次離れていくにした
がつて大きなものを打抜形成部９ｂに穿設するこ
とによつて形成される。
なお、第５図に示すように、エンジン上ルーム
４の上にトツプサツカー１１前部を載置し、その
一側壁と上面に夫々外気取入口を形成し、ここに
も、防塵網１２，１３と、打抜穴１４ａ，１５ａ
を前例と同様に穿設した風速調節板１４，１５を
夫々２重構造に取付けてなる防塵構造を実施して
もよい。
４の上にトツプサツカー１１前部を載置し、その
一側壁と上面に夫々外気取入口を形成し、ここに
も、防塵網１２，１３と、打抜穴１４ａ，１５ａ
を前例と同様に穿設した風速調節板１４，１５を
夫々２重構造に取付けてなる防塵構造を実施して
もよい。
以上より構成される本考案によると、従来の防
塵網の他に風速調節板を取付けて２重構造とする
簡単な構造で、しかも、この調節板に適当数の打
抜穴を散点的から密集的に、あるいは穴の大きさ
を変化させて穿設するだけで、防塵網の各網目に
均一なる風速が得られ、網目全体に風速の均一化
並びに取入風量ダウンが図れ、防塵網に浮遊ゴ
ミ、塵等の付着が少なくなる。
塵網の他に風速調節板を取付けて２重構造とする
簡単な構造で、しかも、この調節板に適当数の打
抜穴を散点的から密集的に、あるいは穴の大きさ
を変化させて穿設するだけで、防塵網の各網目に
均一なる風速が得られ、網目全体に風速の均一化
並びに取入風量ダウンが図れ、防塵網に浮遊ゴ
ミ、塵等の付着が少なくなる。
また、脱穀、刈取作業等により生じるゴミ、塵
の付着の少ない箇所、風の流れがありゴミ、塵の
付着しない箇所に充分なる防塵網面積が確保で
き、ひいてはコンパクトなトツプクリーン、トツ
プサツカーの設計が可能になる。
の付着の少ない箇所、風の流れがありゴミ、塵の
付着しない箇所に充分なる防塵網面積が確保で
き、ひいてはコンパクトなトツプクリーン、トツ
プサツカーの設計が可能になる。
図面は本考案の実施例を示し、第１図はコンバ
イントツプクリーンに本考案を実施したその要部
の側面図、第２図はエンジン上ルームに取付ける
風速調節板の斜視図、第３図はエンジン上ルーム
の開閉ドアの外気取入口に取付けた防塵構造の断
面図、第４図はエンジン上ルームに取付ける別の
風速調節板の斜視図、第５図はトツプサツカー前
部をエンジン上ルーム上に載置したコンバインの
要部斜視図である。 符号、３……エンジン、５……エアークリーナ
ー、２ａ，４ａ，１１ａ，１１ｂ……外気取入
口、６，７，１２，１３……防塵網、８，９，１
４，１５……風速調節板、８ａ，９ａ，１４ａ，
１５ａ……打抜穴。
イントツプクリーンに本考案を実施したその要部
の側面図、第２図はエンジン上ルームに取付ける
風速調節板の斜視図、第３図はエンジン上ルーム
の開閉ドアの外気取入口に取付けた防塵構造の断
面図、第４図はエンジン上ルームに取付ける別の
風速調節板の斜視図、第５図はトツプサツカー前
部をエンジン上ルーム上に載置したコンバインの
要部斜視図である。 符号、３……エンジン、５……エアークリーナ
ー、２ａ，４ａ，１１ａ，１１ｂ……外気取入
口、６，７，１２，１３……防塵網、８，９，１
４，１５……風速調節板、８ａ，９ａ，１４ａ，
１５ａ……打抜穴。
Claims (1)
- エンジン冷却、エアークリーナー等に用いる清
浄外気を、機体外壁に形成した外気取入口に取付
けた防塵網によつて得られるコンバインの防塵構
造において、前記防塵網の各網目通過風速を均一
化すべく適当数の打抜穴を形成した風速調節板
を、この防塵網と組合わせる２重構造に構成した
ことを特徴とするコンバインの防塵構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17734083U JPS6084723U (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | コンバインの防塵構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17734083U JPS6084723U (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | コンバインの防塵構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6084723U JPS6084723U (ja) | 1985-06-11 |
| JPH0115859Y2 true JPH0115859Y2 (ja) | 1989-05-11 |
Family
ID=30385303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17734083U Granted JPS6084723U (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | コンバインの防塵構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6084723U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2513835Y2 (ja) * | 1988-01-28 | 1996-10-09 | 富士重工業株式会社 | エアクリ―ナ装置 |
| JP6549642B2 (ja) * | 2017-06-14 | 2019-07-24 | 本田技研工業株式会社 | 車両の吸気構造 |
| JP2020099270A (ja) * | 2018-12-21 | 2020-07-02 | 株式会社クボタ | 作業車 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6045821B2 (ja) * | 1978-11-21 | 1985-10-12 | 日本特殊陶業株式会社 | 多孔質ガス感応体の固定方法 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4954206U (ja) * | 1972-08-25 | 1974-05-14 | ||
| JPS5412640U (ja) * | 1977-06-29 | 1979-01-26 | ||
| JPS6136408Y2 (ja) * | 1980-11-11 | 1986-10-22 | ||
| JPS59105025U (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-14 | 株式会社クボタ | エンジンの冷却風防塵吸風装置 |
| JPS6045821U (ja) * | 1983-09-07 | 1985-03-30 | 株式会社クボタ | 農機におけるエンジン冷却風導入構造 |
-
1983
- 1983-11-15 JP JP17734083U patent/JPS6084723U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6045821B2 (ja) * | 1978-11-21 | 1985-10-12 | 日本特殊陶業株式会社 | 多孔質ガス感応体の固定方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6084723U (ja) | 1985-06-11 |
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