JPH069643B2 - 換気装置用フイルタ− - Google Patents

換気装置用フイルタ−

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JPH069643B2
JPH069643B2 JP61245753A JP24575386A JPH069643B2 JP H069643 B2 JPH069643 B2 JP H069643B2 JP 61245753 A JP61245753 A JP 61245753A JP 24575386 A JP24575386 A JP 24575386A JP H069643 B2 JPH069643 B2 JP H069643B2
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JP
Japan
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filter
cut
opening
raised
ventilation device
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JPS63100912A (ja
Inventor
卓郎 小寺
秀樹 岩佐
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は調理時に発生する油煙などを室外に排出する換
気扇,レンジフードなどの換気装置に用いられるフィル
ターに関する。
従来の技術 一般に台所において調理時に発生する油煙などを排出
し、室内空気の汚れを防止する換気扇,レンジフードな
どの換気装置は、油煙が付着することから汚れが激し
く、清掃をひんぱんに行う必要がある。この清掃の手間
を省くために、換気装置の前面にフィルターを取り付
け、油煙を捕集することによって換気装置本体部の汚れ
を防止し、フィルターのみ清掃する方法がとられてい
る。従来、フィルターとしては、慣性衝突を利用して油
煙を捕集する構造の場合、第7図〜第10図に示すよう
に、多数の切り起こし101をその両端が切り起こし方
向に平行になるように設け、気流の通過する開孔102
を形成した板(スロットメッシュ)103を第8図に示
すように二枚重ね、気流Xを曲折させて流し、油煙を捕
集していた。
この種のフィルターは、気流の流れの方向が二回かわ
り、切り起こし101に確実に衝突するので(第8図に
おける破線矢印)、油煙の捕集効率は高いものであっ
た。
発明が解決しようとする問題点 前記、従来のフィルターでは、腐食性を考慮してアルミ
の板(板厚0.5mm)が用いられているが、二枚であ
るため高価であり、また清掃時においても、二枚のフィ
ルターの内側空間に付着した油煙は、洗浄することがで
きず、分解しなければ完全に清掃できないという不便さ
があった。
また、切り起こし101が切り起こし方向に平行に並ら
んでいるため、縦方向に切り起こしの存在しない開孔部
104がありこの部分では気流Xは縦方向に流れても通
過すべき開孔がなく(第9図)、横方向の開孔102に
のみ入る(第10図)ため、気流が局部的に偏流し、通
過風速を大きく取ると笛音を発生するので、切り起こし
高さhを高くして開孔102を大きくしなければならな
かった。そのため、高い油煙捕集効率を得るためには、
フィルターとして2枚重ねる必要があった。
本発明は、これら従来の問題点に留意し、油煙の捕集効
率が高く、安価でかつ清掃性にすぐれた換気装置用フィ
ルターを提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために、本発明は一枚の平板に多
数の切り起こしを設けて開孔を形成し、前記開孔の長手
方向に隣り合う間の閉孔部は、前記切り起こし方向の隣
に位置する開孔に対向する構成としたものである。
作用 この構成により、調理時に発生した油煙を含む空気は、
切り起こし部によって形成された開孔を通気孔として通
過するが、閉孔部の対向する隣には開孔が存在するので
気流の偏流が少なくて、笛音の発生がなく、また前面側
から入った油煙を含む空気は、直進することができずに
曲折して後面側に抜け、この過程において油煙は十分に
捕集される。そして、フィルターの清掃は、一枚の板で
構成されているので、容易に行うことができることとな
る。
実施例 以下、本発明の実施例を第1図〜第4図にもとづき説明
する。図において1はフィルターであり、板厚0.5m
mのアルミの平板に、切り起こし2を設けることによっ
て開孔3を形成したものである。開孔3は横方向に20
mmの流さを有していて、5mmの閉孔部4をおいて再び開
孔3になっている。また縦方向には2.5mm間隔で切り
起こし2が設けられ、形成された開孔3は縦方向に隣合
う閉孔部4間に位置しており、閉孔部4が局部的に集中
せずに分散した形になっている。そして切り起こしの高
さhは1.7mmであり、前面部正面から見た場合、開孔
3は非常に小さくなっている。このフィルター1を換気
扇に組み込んだ状態を第5図に示す。5は換気扇本体の
枠体であり、モータ6およびこのモータ6で回転される
羽根7を装備している。前記羽根7の前方にはフィルタ
ー枠8に保持されたフィルター1が配設されている。な
お図中の9は油受け皿、10はシャッター、11はモー
タ6の支持部材である。
上記の構成において、モータ6によって羽根7を回転さ
せ、調理などに伴って発生する汚染物質を含む空気をフ
ィルター1を通過させ、室外に排出させる。フィルター
1においては、第2図〜第4図に示す気流Yが直進され
ずに曲折されるので、大きな油の粒子は確実に捕集され
ることとなる。特に本発明のフィルター1では、開孔3
が小さく、かつ、調理時の高温廃ガスによる上昇気流も
考慮した吸引気流Yの直進方向に対して、開孔3があら
われないようなフィルター1の取り付け角度とすること
により、油煙捕集効率は大きく向上することとなる。ま
た、小さな油の粒子は捕集されずに気流にのって換気扇
の内部に入ってくるが、羽根7,シャッター10などと
の衝突も少なく大部分は室外に排出され、換気扇の本体
部分の汚れは非常に少なくなり、清掃の手間が省ける。
そして、閉孔部4が局部的に集中せずに分散しているた
め、フィルター1に衝突する気流Yはすぐ近くの開孔3
に入るので(第3図)、偏流が起こりにくく、開孔3が
小さくても、笛音を生じにくくなっている。
また、フィルター1は一枚の板で構成されているので、
材料費が安く、さらに清掃の際二枚の場合のような分解
の作業もなく、清掃する面積も狭くなるので清掃性が向
上する。
なお、本実施例では換気装置として換気扇の場合を示し
たが、レンジフードであっても、その効果は同様に得ら
れる。
つぎに、本発明の他の実施例を第6図に示す。図におい
ては、縦方向に隣り合う開孔3が、上部の開孔3の左端
と下部の開孔3の右端とが同一線上にある構成である。
この場合も閉孔部4が分散しており、その作用は、第一
の実施例の場合と同様であり、説明は省略する。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によれ
ば調理などに伴って発生する油煙などを室外に排出する
換気装置に組み込むフィルターを、一枚の平板に多数の
切り起こしを設けて開孔を形成し、前記開孔の長手方向
に隣り合う間の閉孔部は、前記切り起こし方向の隣に位
置する開孔に対向しており、この開孔を通気孔とし、油
煙を含む空気を曲折させて通過させるので、油煙の捕集
効率が高く、かつ気流が偏流しないのでフィルター通過
時の笛音の発生もなく、また板材が一枚であるので安価
でかつ清掃性にすぐれているという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による換気装置用フィルター
の平面図、第2図は第1図のA−A′断面図、第3図は
同B−B′断面図、第4図は同C−C′断面図、第5図
は同換気装置用フィルターの換気扇組み込み時の断面
図、第6図は本発明の他の実施例による換気装置用フィ
ルターの平面図、第7図は従来の換気装置用フィルター
の平面図、第8図は第7図のD−D′断面図、第9図は
同E−E′断面図、第10図は同F−F′断面図であ
る。 1……フィルター、2……切り起こし、3……開孔、4
……閉孔部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一枚の平板に多数の切り起こしを設けて開
    孔を形成し、前記開孔の長手方向に隣り合う間の閉孔部
    は、前記切り起こし方向の隣に位置する開孔に対向した
    換気装置用フィルター。
JP61245753A 1986-10-16 1986-10-16 換気装置用フイルタ− Expired - Fee Related JPH069643B2 (ja)

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JPS63100912A JPS63100912A (ja) 1988-05-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012061787A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Seiko Epson Corp 流路部材、液体噴射ヘッド、液体噴射装置及びフィルター

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE9109885U1 (de) * 1991-08-09 1991-10-24 Balcke-Dürr AG, 4030 Ratingen Filterapparat mit metallischen Filterelementen
JP4854688B2 (ja) * 2008-02-01 2012-01-18 三菱電機株式会社 冷却装置
JP7011937B2 (ja) * 2017-12-27 2022-01-27 日本設備企画株式会社 グリスフィルタ

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