JP2775026B2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP2775026B2 JP5321335A JP32133593A JP2775026B2 JP 2775026 B2 JP2775026 B2 JP 2775026B2 JP 5321335 A JP5321335 A JP 5321335A JP 32133593 A JP32133593 A JP 32133593A JP 2775026 B2 JP2775026 B2 JP 2775026B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内空気や局所発生汚
染空気を清浄化する空気清浄機に関し、更に詳しくは、
吹出空気流の吸い込み効率の向上に供するものである。
【0002】
【従来の技術】空気の質を向上するための空気清浄機
は、近年、家庭分野から先端技術産業分野まで、大きな
広がりをみせている。空気清浄機は、空調用空気清浄機
と、産業用空気清浄機に大別される。そして、更に空調
用空気清浄機は、家庭用、業務用、事務所用、工場用等
に分けられるとともに、産業用空気清浄機は半導体分野
のクリーンルーム用、医療分野のバイオクリーンルーム
用等に分類される。これらの空気清浄機に用いられる代
表的な方式の一つに、フィルタを用いる濾過集塵方式が
あり、濾過集塵方式では電気式集塵装置を捕捉用機能と
して併用することが多い。
【0003】このような空気清浄機では、装置本体に設
けられた吸引口の下流側にフィルタ、電気式集塵装置、
吸引ファンが順次配設され、吸引口から吸い込まれた空
気の汚染物質を先ずフィルタで捕捉した後、更に微細な
汚染粒子を電気式集塵装置の静電吸引力で捕集する。そ
して、汚染物質が捕捉されることで清浄化された空気
は、装置本体に設けられた吹出口から再び室内に排出還
元されることになる。このように機能する空気清浄機
は、吸引口が浄化対象となる室内空間にできるだけ大き
な面積をもって開口され、フィルタ面積を大きく確保す
ることにより、捕捉能力の増大が図られている。一方、
吹出口は、吸引口とのショートサーキット(吹出空気の
直接吸込み)を防ぐ意味で、吸引空気流と干渉しない方
向で高速吹出を行うものが、局所的に単一で設けられて
いるのが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
空気清浄機では、吸引口への吸引が吸引ファンのみに依
存するものであったため、吸引空気の対象となる汚染空
気は、吸引口近傍の狭い範囲に存在するものに限られ、
且つ室内に拡散した後の汚染空気であった。このため、
吸引効率は低いものとなり、完全な浄化が行われるのに
は長時間を必要とした。一方、吹出空気は、吸引空気流
とのショートサーキットのみが配慮されて室内へ排出還
元されており、吹出を行うことによる噴流エネルギー
は、何ら他の作用としては利用されていなかった。本発
明は上記状況に鑑みてなされたもので、高速吹出が行わ
れる浄化空気の未利用の噴流エネルギーに着目し、吸引
ファンの吸引力のみならず浄化空気の噴流エネルギーを
も吸引力として利用することで、汚染空気を短時間で浄
化できる空気清浄機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る請求項1の発明の空気清浄機は、前面と
後面とこれらの間に架け渡された外周面とを有する清浄
機本体と、清浄機本体の前面に形成された空気の吸引口
と、清浄機本体の外周面に設けられて吸引口から吸引さ
れた空気を外部に吹き出すスリットとを備え、このスリ
ットが、空気の吹き出しによって清浄機本体の前面と略
平行な吹出空気幕が清浄機本体の外周面全周に亘って形
成されるように清浄機本体の外周面全面に設けられてい
る構成となっている。
【0006】また本発明に係る請求項2の発明の空気清
浄機は、前面に空気の吸引口が形成されるとともに前面
と後面との間に架け渡された外周面あるいは後面に空気
の吹出口が形成されてなる清浄機本体と、清浄機本体に
着脱自在に取り付けられたアタッチメントとからなる空
気清浄機であって、このアタッチメントが、吹出口に接
続された接続ダクトと、清浄機本体の前面よりも後面側
に設けられて接続ダクトと連通した吹出ダクトとを備え
ている。吹出ダクトは、清浄機本体の前後方向に清浄機
本体の外周面と略平行な側面を形成した状態に設けられ
ており、吹出ダクトの側面には、吹出口から接続ダクト
を介して吹出ダクトに導かれた空気を外部に吹き出すス
リットが設けられている。そして、スリットが、空気の
吹き出しによって清浄機本体の前面と略平行な吹出空気
幕が吹出ダクトの側面全周に亘って形成されるように吹
出ダクトの側面全面に設けられている構成となってい
る。
【0007】
【作用】請求項1の発明の空気清浄機では、清浄機本体
の外周面に設けられたスリットから清浄空気が吹き出さ
れると、清浄機本体の前面と略平行な吹出空気幕が形成
される。すると、吹出空気幕近傍の空気が吹出空気幕に
巻き込まれ、それを補うため、周囲の空気が吹出空気幕
方向に向かって流れて吸引空気流と合流する。この吸引
された空気は、一部が吹出空気幕の伴流となるが、その
ほとんどが吸引口へ吸い込まれることになるため、吸引
空気流の量が増加する。また周囲の空気が吹出空気幕方
向に向かって流れることにより、吸引方向の指向性が良
好となる。しかもこの空気清浄機では、吹出空気幕が清
浄機本体の外周面全周に亘って形成されるようにその外
周面全面に上記スリットが設けられているため、吹出空
気幕に巻き込まれる空気量が多大となる。よって、吸引
空気流の大幅な増加と、吸引方向の指向性の大幅な向上
とが図れる。さらに吹出空気幕が清浄機本体の外周面全
周に亘って形成されるため、例えば天井付近の壁に空気
清浄機を設置して天井に近接する外周面のスリットが塞
がれた状態になる等しても、その他の外周面のスリット
によって吹出空気幕が確保される。従って、どのような
箇所でも空気清浄機を設置することが可能になる。
【0008】また請求項2の発明の空気清浄機では、清
浄機本体に取り付けられたアタッチメントの吹出ダクト
が、その側面に上記発明と同様に形成されたスリットを
有しているため、清浄機本体の吹出口が単一であって
も、吹出空気幕が吹出ダクトの側面全周に亘って形成さ
れる。よって、吸引空気流が大幅に増加するとともに、
吸引方向の指向性が大きく向上した空気清浄機が実現さ
れる。さらにこの発明でも、吹出空気幕が吹出ダクトの
側面全周に亘って形成されるため、どのような箇所に空
気清浄機を設置しても吹出空気幕が確実に確保される。
よって、設置場所を選ばない。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る空気清浄機の好適な実施
例を図面を参照して詳細に説明する。図1は請求項1の
発明の空気清浄機の一実施例を示す斜視図である。図1
に示すようにこの空気清浄機15では、清浄機本体1が
前面1a、後面1cおよびこれらの間に架け渡された4
つの外周面1bから方形の箱状に形成されており、この
前面1aに吸引口3が設けられている。吸引口3後方の
清浄機本体1内には、吸引口3から吸引された汚染空気
を濾過するフィルタ5が取り付けられている。フィルタ
5の後方には、フィルタ5で濾過された清浄空気から更
に微細な汚染粒子を捕集する電気集塵装置7が設けられ
ており、電気集塵装置7の後方には、電気集塵装置7か
らの清浄空気を後方に送気するファン9が設けられてい
る。なお、清浄機本体1は、電気集塵装置7が設けられ
ず、フィルタ5による濾過のみが行われるものであって
もよい。
【0010】清浄機本体1の後面1c側には、清浄機本
体1の前後方向に厚みを有して清浄機本体1の外周面1
bと略平行な側面11aを形成したダクト11が設けら
れている。そして、ダクト11にはファン9からの清浄
空気が導かれるようになっている。ダクト11の側面1
1a全面、即ち、清浄機本体1の上下左右の外周面1b
全面には、ダクト11に導かれた清浄空気を外部に吹き
出すスリット13が設けられている。このスリット13
は、清浄空気の吹き出しによって清浄機本体1の前面1
aと略平行な吹出空気幕Aが清浄機本体1の外周面1b
全周に亘って形成されるように設けられている。ここで
はスリット13は、開口幅が例えば1cm以下程度で形
成されて清浄空気の噴流を形成し、この噴流によって吹
出空気幕Aを形成するものとなっている。上記した清浄
機本体1、フィルタ5、ダクト11、スリット13を主
な部材又は部位として、空気清浄機15が構成されてい
る。
【0011】このように構成される空気清浄機15で
は、スリット13からの噴流により、清浄機本体1の前
面1aと略平行な吹出空気幕Aが形成される。この際、
スリット13が清浄機本体1の外周面1b全面に形成さ
れていることから、吹出空気幕Aは外周面1b全周に亘
って形成される。一方、吸引口3へ吸い込まれる吸引空
気流Bは、清浄機本体1の前面1aに対して略直交する
方向に流れる。従って、吹出空気幕Aと吸引空気流B
は、直交する連続的な空気流の場を形成する。
【0012】このような場において、吹出空気幕A近傍
の空気は、吹出空気幕Aから運動エネルギーの一部が与
えられ、吹出空気幕Aに巻き込まれる。そして、巻き込
まれる空気を補うため、周囲の空気は吹出空気幕A方向
に向かって流れ、吸引空気流Bと合流する。吸引された
空気は、一部が吹出空気幕Aの伴流となるが、そのほと
んどが吸引口3へ吸い込まれることになる。従って、吹
出空気幕Aが形成されることにより、吸引空気流B方向
へ吸引される空気量は、吹出空気幕Aが形成されない場
合に比べ、増加することになる。しかも、吹出空気幕A
が清浄機本体1の外周面1b全周に亘って形成されるの
で、吹出空気幕A方向に向かって流れる空気量が大幅に
増加し、これにより吸引空気流B方向へ吸引される空気
量が大幅に増加する。同時に、吹出空気幕A方向に向か
って流れる空気量が大幅に増加することにより、吸引方
向の指向性が非常に大きくなるため、吸引口3からより
離れた汚染空気Cをすばやく吸引することが可能とな
る。
【0013】以上のことから、空気清浄機15によれ
ば、清浄空気により清浄機本体1の外周面1b全周に亘
って吹出空気幕Aが形成され、吹出空気幕Aの運動エネ
ルギーが吸引空気流Bの促進に寄与するため、吸引空気
量を大幅に増大させることができるとともに吸引方向の
指向性も良好とすることができる。従って、局所的な単
一の吹出口を設けた従来の空気清浄機に比べ、短時間に
離れた汚染空気Cを吸引浄化することができる。
【0014】また吹出空気幕Aが清浄機本体1の外周面
1b全周に亘って形成されるため、例えば天井付近の壁
に空気清浄機15を設置して天井に近接する清浄機本体
1の外周面1bのスリット13が塞がれた状態になって
も、あるいは床面に空気清浄機15を設置して床面側の
清浄機本体1の外周面1bのスリット13が塞がれた状
態になっても、その他の外周面1bに形成されているス
リット13によって2〜3の吹出空気幕Aを確保でき
る。従って、天井、床、壁等どのような箇所でも空気清
浄機15を設置することができるため、設置場所を選ば
ない設置の自由度の高いものとなる。
【0015】図2は請求項2の発明の空気清浄機の一実
施例を示す斜視図である。この発明の空気清浄機は、清
浄機本体の前面に空気の吸引口が形成されるとともに後
面あるいは外周面に空気の吹出口が形成された例えば既
存の清浄機本体と、清浄機本体に着脱自在に取り付けら
れたアタッチメントとから構成されたものである。即
ち、例えば実施例の清浄機本体17は、上記実施形態の
清浄機本体1と同様に方形の箱状に形成されており、そ
の上側の外周面17bが開口面積の広い吹出口19とな
っている。そして、清浄機本体17にはこの吹出口19
を覆うようにアタッチメント21が取り付けられてい
る。
【0016】アタッチメント21の吹出口19を覆う部
分は、接続ダクト21aとなっており、吹出口19から
の清浄空気が供給されるようになっている。清浄機本体
17の後面17cには、清浄機本体17の前後方向に厚
みを有して清浄機本体17の外周面17bと略平行な側
面21cを形成した吹出ダクト21bが設けられ、吹出
ダクト21bは接続ダクト21aと連通している。吹出
ダクト21bの側面21c全面、即ち、清浄機本体17
の上下左右の外周面17b側には吹出ダクト21bに導
かれた清浄空気を吹き出すスリット23が設けられてい
る。このスリット23は、清浄空気の吹き出しによって
清浄機本体17の前面17aと略平行な吹出空気幕Aが
吹出ダクト21bの側面21c全周に亘って形成される
ように設けられている。
【0017】従って、清浄機本体17にアタッチメント
21が取り付けられた空気清浄機16は、上述の空気清
浄機15と同様の吹出空気幕Aを形成するようになって
いるのである。よってこの空気清浄機16では、清浄機
本体17が既存のものであっても、容易に吸引空気量の
大幅な増大と、吸引方向の指向性の大幅な向上とを図る
ことができる。また吹出空気幕Aが吹出ダクト21bの
側面21c全周に亘って形成されるので、既存の清浄機
本体17が設置場所を限定するものであっても、アタッ
チメント21により設置場所を選ばない設置の自由度の
高い空気清浄機16とすることができる。なお、清浄機
本体17は、上側の外周面17bが吹出口19となって
いるものを例に説明したが、左右の外周面、又は下側の
外周面が吹出口であるものでもよく、この場合には、当
該吹出口の位置に合わせて接続ダクト21aが形成され
ることになる。
【0018】図3は請求項2の発明の空気清浄機の他の
実施例を示す斜視図である。この実施例の空気清浄機3
3において図2に示した空気清浄機16と相違するとこ
ろは、清浄機本体25が壁面に取り付けられたものであ
り、この清浄機本体25の前面25aより後面25c
側、つまり外周面25bに、その全周に亘ってアタッチ
メント29が設けられていることにある。
【0019】即ち、清浄機本体25の上側の外周面25
bに吹出口27が形成されており、アタッチメント29
の接続ダクト29aが吹出口27を覆うように設けられ
ている。また清浄機本体25の外周面25bの全周に
は、接続ダクト29aに連通する方形環状の吹出ダクト
29bが外設されている。吹出ダクト29bは、清浄機
本体25の前後方向に厚みを有して清浄機本体25の外
周面25bと略平行な側面29cを形成したものであ
り、その側面29c全面、即ち、清浄機本体25の上下
左右の外周面25b側には吹出ダクト29bに導かれた
清浄空気を吹き出すスリット31が設けられている。こ
のスリット31は、清浄空気の吹き出しによって清浄機
本体25の前面25aと略平行な吹出空気幕Aが吹出ダ
クト29bの側面29c全周に亘って形成されるように
設けられている。
【0020】従って、清浄機本体25にアタッチメント
29が取り付けられた空気清浄機33も、上述の空気清
浄機16と同様の吹出空気幕Aを形成するようになって
いるのである。よってこの空気清浄機33では、清浄機
本体25が壁に取り付けられた既設のものであっても、
容易に吸引空気量の大幅な増加と、吸引方向の指向性の
大幅な向上とを図ることができる。また吹出空気幕Aが
吹出ダクト29bの側面29c全周に亘って形成される
ので、清浄機本体25が設置場所を壁面に限定するもの
であっても、アタッチメント29により設置場所を選ば
ない設置の自由度の高いものとすることができる。
【0021】なお、本発明におけるスリットは、長手方
向に亘る間隙で形成されるもの以外に、例えば、長手方
向に多数の小孔を並設したものであってもよい。また、
上述の実施例では、清浄機本体が方形状のものである場
合を例に説明したが、清浄機本体は、例えば、外周形状
が円形状のものであってもよい。円形状とすれば、吹出
空気幕Aも円周上から吹き出すことができ、吹出空気幕
Aを均一なもので形成することができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
請求項1の発明の空気清浄機によれば、清浄機本体の外
周面にスリットを設けて、清浄機本体の前面と略平行な
吹出空気幕を形成する構成としたため、吹出空気幕近傍
の空気を吹出空気幕に巻き込ませ、周囲の空気を吹出空
気幕方向に流して吸引空気流と合流させることができ
る。しかも、吹出空気幕が清浄機本体の外周面全周に亘
って形成されるようにその外周面全面に上記スリットを
設けて吹出空気幕に巻き込まれる空気量を多大とする構
成としたため、吸引空気量の大幅な増加と、吸引方向の
指向性の大幅な向上とを図ることができる。従って、遠
くの汚染空気を短時間で浄化することができるので、汚
染空気を雰囲気中に拡散させる前の高濃度状態で吸引浄
化することができる。さらに吹出空気幕が清浄機本体の
外周面全周に亘って形成されて、どのような箇所に設置
しても吹出空気幕を確保できるので、設置場所を選ばな
い設置の自由度の高いものとなる。
【0023】また請求項2の発明の空気清浄機では、清
浄機本体に取り付けられたアタッチメントの吹出ダクト
が、その側面に上記発明と同様のスリットを有した構成
になっているため、清浄機本体の吹出口が単一の既存の
ものであっても、吹出空気幕を吹出ダクトの側面全周に
亘って形成できる。よって、吸引空気量が大幅に増加す
るとともに、吸引方向の指向性が大幅に向上した空気清
浄機を実現できるので、遠くの汚染空気を短時間で浄化
することができる。さらにこの発明でも、吹出空気幕が
吹出ダクトの側面全周に亘って形成されることから、ど
のような箇所に設置しても吹出空気幕を確保できるの
で、清浄機本体が設置場所を限定するものであっても、
設置場所を選ばないものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る請求項1の発明の空気清浄機の一
実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る請求項2の発明の空気清浄機の一
実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る請求項2の発明の空気清浄機の他
の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、17、25…清浄機本体 1a、17
a、25a…前面 1b、17b、25b…外周面 1c、17
c、25c…後面 3…吸引口 13、23、
31…スリット 15、16、33…空気清浄機 19、27…
吹出口 21、29…アタッチメント 21a、29
a…接続ダクト 21b、29b…吹出ダクト 21c、29
c…側面 A 吹出空気幕
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01D 46/00 - 46/54

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面と後面とこれらの間に架け渡された
    外周面とを有する清浄機本体と、 前記清浄機本体の前面に形成された空気の吸引口と、 前記清浄機本体の外周面に設けられて前記吸引口から吸
    引された空気を外部に吹き出すスリットとを備え、 前記スリットは、空気の吹き出しによって前記清浄機本
    体の前面と略平行な吹出空気幕が前記清浄機本体の外周
    面全周に亘って形成されるように該清浄機本体の外周面
    全面に設けられてなることを特徴とする空気清浄機。
  2. 【請求項2】 前面に空気の吸引口が形成されるととも
    に前面と後面との間に架け渡された外周面あるいは後面
    に空気の吹出口が形成されてなる清浄機本体と、該清浄
    機本体に着脱自在に取り付けられたアタッチメントとか
    らなる空気清浄機であって、 前記アタッチメントは、前記吹出口に接続された接続ダ
    クトと、前記清浄機本体の前面よりも後面側に設けられ
    て前記接続ダクトと連通した吹出ダクトとを備え、 前記吹出ダクトは、前記清浄機本体の前後方向に該清浄
    機本体の外周面と略平行な側面を形成した状態に設けら
    れ、 前記吹出ダクトの側面には、前記吹出口から前記接続ダ
    クトを介して前記吹出ダクトに導かれた空気を外部に吹
    き出すスリットが設けられ、 前記スリットは、空気の吹き出しによって前記清浄機本
    体の前面と略平行な吹出空気幕が前記吹出ダクトの側面
    全周に亘って形成されるように該吹出ダクトの側面全面
    に設けられてなることを特徴とする空気清浄機。
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