JPH07144112A - 空気清浄機、及びアタッチメント - Google Patents
空気清浄機、及びアタッチメントInfo
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- JPH07144112A JPH07144112A JP32133593A JP32133593A JPH07144112A JP H07144112 A JPH07144112 A JP H07144112A JP 32133593 A JP32133593 A JP 32133593A JP 32133593 A JP32133593 A JP 32133593A JP H07144112 A JPH07144112 A JP H07144112A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 浄化空気の噴流エネルギーを吸引力として利
用し、汚染空気の吸引量を増大させるとともに、吸引方
向の指向性を向上させる。 【構成】 清浄機本体1の一つの外面に吸引口3が設け
られた空気清浄機において、この一つの外面に直交する
軸線と直交するスリット13を清浄機本体1の他の外面
に形成する。吸引口3から吸引された空気をこのスリッ
ト13から吹き出すことで、一つの外面に平行な吹出空
気幕Aを形成する。また、アタッチメントは、吹出口に
接続される接続ダクトと、この接続ダクトと連通する吹
出ダクトを形成し、吹出空気幕Aをスリットから吹き出
すことで吹出ダクトの外面に形成する。
用し、汚染空気の吸引量を増大させるとともに、吸引方
向の指向性を向上させる。 【構成】 清浄機本体1の一つの外面に吸引口3が設け
られた空気清浄機において、この一つの外面に直交する
軸線と直交するスリット13を清浄機本体1の他の外面
に形成する。吸引口3から吸引された空気をこのスリッ
ト13から吹き出すことで、一つの外面に平行な吹出空
気幕Aを形成する。また、アタッチメントは、吹出口に
接続される接続ダクトと、この接続ダクトと連通する吹
出ダクトを形成し、吹出空気幕Aをスリットから吹き出
すことで吹出ダクトの外面に形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内空気や局所発生汚
染空気を清浄化する空気清浄機、及びアタッチメントに
関し、更に詳しくは、吹出空気流を吸い込み効率の向上
に供するものである。
染空気を清浄化する空気清浄機、及びアタッチメントに
関し、更に詳しくは、吹出空気流を吸い込み効率の向上
に供するものである。
【0002】
【従来の技術】空気の質を向上するための空気清浄機
は、近年、家庭分野から先端技術産業分野まで、大きな
広がりをみせている。空気清浄機は、空調用空気清浄機
と、産業用空気清浄機に大別される。そして、更に空調
用空気清浄機は、家庭用、業務用、事務所用、工場用等
に分けられるとともに、産業用空気清浄機は半導体分野
のクリーンルーム用、医療分野のバイオクリーンルーム
用等に分類される。これらの空気清浄機に用いられる代
表的な方式の一つに、フィルタを用いる濾過集塵方式が
あり、濾過集塵方式では電気式集塵装置を捕捉用機能と
して併用することが多い。
は、近年、家庭分野から先端技術産業分野まで、大きな
広がりをみせている。空気清浄機は、空調用空気清浄機
と、産業用空気清浄機に大別される。そして、更に空調
用空気清浄機は、家庭用、業務用、事務所用、工場用等
に分けられるとともに、産業用空気清浄機は半導体分野
のクリーンルーム用、医療分野のバイオクリーンルーム
用等に分類される。これらの空気清浄機に用いられる代
表的な方式の一つに、フィルタを用いる濾過集塵方式が
あり、濾過集塵方式では電気式集塵装置を捕捉用機能と
して併用することが多い。
【0003】このような空気清浄機では、装置本体に設
けられた吸引口の下流側にフィルタ、電気式集塵装置、
吸引ファンが順次配設され、吸引口から吸い込まれた空
気の汚染物質を先ずフィルタで捕捉した後、更に微細な
汚染粒子を電気式集塵装置の静電吸引力で捕集する。そ
して、汚染物質が捕捉されることで清浄化された空気
は、装置本体に設けられた吹出口から再び室内に排出還
元されることになる。このように機能する空気清浄機
は、吸引口が浄化対象となる室内空間にできるだけ大き
な面積をもって開口され、フィルタ面積を大きく確保す
ることにより、捕捉能力の増大が図られている。一方、
吹出口は、吸引口とのショートサーキット(吹出空気の
直接吸込み)を防ぐ意味で、吸引空気流と干渉しない方
向で高速吹出を行うものが、局所的に単一で設けられて
いるのが一般的であった。
けられた吸引口の下流側にフィルタ、電気式集塵装置、
吸引ファンが順次配設され、吸引口から吸い込まれた空
気の汚染物質を先ずフィルタで捕捉した後、更に微細な
汚染粒子を電気式集塵装置の静電吸引力で捕集する。そ
して、汚染物質が捕捉されることで清浄化された空気
は、装置本体に設けられた吹出口から再び室内に排出還
元されることになる。このように機能する空気清浄機
は、吸引口が浄化対象となる室内空間にできるだけ大き
な面積をもって開口され、フィルタ面積を大きく確保す
ることにより、捕捉能力の増大が図られている。一方、
吹出口は、吸引口とのショートサーキット(吹出空気の
直接吸込み)を防ぐ意味で、吸引空気流と干渉しない方
向で高速吹出を行うものが、局所的に単一で設けられて
いるのが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
空気清浄機では、吸引口への吸引が吸引ファンのみに依
存するものであったため、吸引空気の対象となる汚染空
気は、吸引口近傍の狭い範囲に存在するものに限られ、
且つ室内に拡散した後の汚染空気であった。このため、
吸引効率は低いものとなり、完全な浄化が行われるのに
は長時間を必要とした。一方、吹出空気は、吸引空気流
とのショートサーキットのみが配慮されて室内へ排出還
元されており、吹出を行うことによる噴流エネルギー
は、何ら他の作用としては利用されていなかった。本発
明は上記状況に鑑みてなされたもので、高速吹出が行わ
れる浄化空気の未利用の噴流エネルギーに着目し、吸引
ファンの吸引力のみならず浄化空気の噴流エネルギーを
も吸引力として利用することで、汚染空気を短時間で浄
化できるとともに、吸引指向性に優れる空気清浄機を提
供することを目的とする。
空気清浄機では、吸引口への吸引が吸引ファンのみに依
存するものであったため、吸引空気の対象となる汚染空
気は、吸引口近傍の狭い範囲に存在するものに限られ、
且つ室内に拡散した後の汚染空気であった。このため、
吸引効率は低いものとなり、完全な浄化が行われるのに
は長時間を必要とした。一方、吹出空気は、吸引空気流
とのショートサーキットのみが配慮されて室内へ排出還
元されており、吹出を行うことによる噴流エネルギー
は、何ら他の作用としては利用されていなかった。本発
明は上記状況に鑑みてなされたもので、高速吹出が行わ
れる浄化空気の未利用の噴流エネルギーに着目し、吸引
ファンの吸引力のみならず浄化空気の噴流エネルギーを
も吸引力として利用することで、汚染空気を短時間で浄
化できるとともに、吸引指向性に優れる空気清浄機を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る空気清浄機の構成は、清浄機本体の一つ
の外面に吸引口が設けられた空気清浄機において、この
一つの外面に直交する軸線と直交するスリットを清浄機
本体の一つの外面に直交する他の外面に形成し、吸引口
から吸引された空気をこのスリットから吹き出すこと
で、一つの外面に平行な吹出空気幕を形成することを特
徴とするものである。また、アタッチメントの構成は、
一つの外面以外の外面に吹出口が設けられた空気清浄機
に取り付けるアタッチメントであって、吹出口に接続さ
れる接続ダクトを形成し、この接続ダクトと連通する吹
出ダクトを形成し、一つの外面に直交する軸線と直交す
るスリットをこの吹出ダクトの前記一つの外面に直交す
る他の外面に形成し、吸引口から吸引された空気をこの
スリットから吹き出すことで、前記一つの外面に平行な
吹出空気幕を形成することを特徴とするものである。
の本発明に係る空気清浄機の構成は、清浄機本体の一つ
の外面に吸引口が設けられた空気清浄機において、この
一つの外面に直交する軸線と直交するスリットを清浄機
本体の一つの外面に直交する他の外面に形成し、吸引口
から吸引された空気をこのスリットから吹き出すこと
で、一つの外面に平行な吹出空気幕を形成することを特
徴とするものである。また、アタッチメントの構成は、
一つの外面以外の外面に吹出口が設けられた空気清浄機
に取り付けるアタッチメントであって、吹出口に接続さ
れる接続ダクトを形成し、この接続ダクトと連通する吹
出ダクトを形成し、一つの外面に直交する軸線と直交す
るスリットをこの吹出ダクトの前記一つの外面に直交す
る他の外面に形成し、吸引口から吸引された空気をこの
スリットから吹き出すことで、前記一つの外面に平行な
吹出空気幕を形成することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】スリットから清浄空気が吹き出されると、清浄
機本体の前面と平行な吹出空気幕がスリット方向に亘っ
て形成され、この吹出空気幕近傍の空気が、吹出空気幕
に巻き込まれる。吹出空気幕近傍の空気が巻き込まれる
と、それを補うため、周囲の空気は吹出空気幕方向に向
かって流れ、吸引空気流と合流する。吸引された空気
は、一部が吹出空気幕の伴流となるが、そのほとんどが
吸引口へ吸い込まれることになり、吸引空気流が増加
し、吸引方向の指向性が良好となる。また、既存の清浄
機本体にアタッチメントが取り付けられれば、吹出口が
単一の清浄機本体においても吹出空気幕が形成され、吸
引空気量の増大、吸引方向の指向性向上が容易に達成可
能となる。
機本体の前面と平行な吹出空気幕がスリット方向に亘っ
て形成され、この吹出空気幕近傍の空気が、吹出空気幕
に巻き込まれる。吹出空気幕近傍の空気が巻き込まれる
と、それを補うため、周囲の空気は吹出空気幕方向に向
かって流れ、吸引空気流と合流する。吸引された空気
は、一部が吹出空気幕の伴流となるが、そのほとんどが
吸引口へ吸い込まれることになり、吸引空気流が増加
し、吸引方向の指向性が良好となる。また、既存の清浄
機本体にアタッチメントが取り付けられれば、吹出口が
単一の清浄機本体においても吹出空気幕が形成され、吸
引空気量の増大、吸引方向の指向性向上が容易に達成可
能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る空気清浄機、及びアタッ
チメントの好適な実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明空気清浄機の斜視図である。方形の箱
状に形成された清浄機本体1は一つの外面が前面とな
り、この前面には吸引口3が設けられている。吸引口3
後方の清浄機本体1内にはフィルタ5が取り付けられ、
フィルタ5は吸引口3から吸引された汚染空気を濾過す
る。フィルタ5の後方には電気集塵装置7が設けられ、
電気集塵装置7はフィルタ5で濾過された清浄空気から
更に微細な汚染粒子を捕集する。電気集塵装置7の後方
にはファン9が設けられ、ファン9は電気集塵装置7か
らの清浄空気を後方に送気するようになっている。な
お、清浄機本体1は、電気集塵装置7が設けられず、フ
ィルタ5による濾過のみが行われるものであってもよ
い。
チメントの好適な実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明空気清浄機の斜視図である。方形の箱
状に形成された清浄機本体1は一つの外面が前面とな
り、この前面には吸引口3が設けられている。吸引口3
後方の清浄機本体1内にはフィルタ5が取り付けられ、
フィルタ5は吸引口3から吸引された汚染空気を濾過す
る。フィルタ5の後方には電気集塵装置7が設けられ、
電気集塵装置7はフィルタ5で濾過された清浄空気から
更に微細な汚染粒子を捕集する。電気集塵装置7の後方
にはファン9が設けられ、ファン9は電気集塵装置7か
らの清浄空気を後方に送気するようになっている。な
お、清浄機本体1は、電気集塵装置7が設けられず、フ
ィルタ5による濾過のみが行われるものであってもよ
い。
【0008】清浄機本体1の後部には清浄機本体1の前
後方向に厚みを有するダクト11が形成され、ダクト1
1にはファン9からの清浄空気が供給されるようになっ
ている。ダクト11の外周、即ち、清浄機本体1の上下
左右の外周面側にはスリット13が全周に亘って形成さ
れ、スリット13はダクト11に供給された清浄空気を
吹き出すようになっている。スリット13は、開口幅が
例えば1cm以下程度で形成され、清浄空気の噴流を形
成する。清浄機本体1、フィルタ5、ダクト11、スリ
ット13を主な部材又は部位として、空気清浄機15が
構成されている。
後方向に厚みを有するダクト11が形成され、ダクト1
1にはファン9からの清浄空気が供給されるようになっ
ている。ダクト11の外周、即ち、清浄機本体1の上下
左右の外周面側にはスリット13が全周に亘って形成さ
れ、スリット13はダクト11に供給された清浄空気を
吹き出すようになっている。スリット13は、開口幅が
例えば1cm以下程度で形成され、清浄空気の噴流を形
成する。清浄機本体1、フィルタ5、ダクト11、スリ
ット13を主な部材又は部位として、空気清浄機15が
構成されている。
【0009】このように構成される空気清浄機15の作
用を説明する。スリット13からの噴流は、清浄機本体
1の前面に直交する軸線と直交する吹出空気幕Aを形成
する。つまり、吹出空気幕Aは、清浄機本体1の前面と
平行に吹き出されることになる。一方、吸引口3へ吸い
込まれる吸引空気流Bは、清浄機本体1の前面に直交す
る軸線方向に流れる。従って、吹出空気幕Aと吸引空気
流Bは、直交する連続的な空気流の場を形成する。
用を説明する。スリット13からの噴流は、清浄機本体
1の前面に直交する軸線と直交する吹出空気幕Aを形成
する。つまり、吹出空気幕Aは、清浄機本体1の前面と
平行に吹き出されることになる。一方、吸引口3へ吸い
込まれる吸引空気流Bは、清浄機本体1の前面に直交す
る軸線方向に流れる。従って、吹出空気幕Aと吸引空気
流Bは、直交する連続的な空気流の場を形成する。
【0010】このような場において、吹出空気幕A近傍
の空気は、吹出空気幕Aから運動エネルギーの一部が与
えられ、吹出空気幕Aに巻き込まれる。そして、巻き込
まれる空気を補うため、周囲の空気は吹出空気幕A方向
に向かって流れ、吸引空気流Bと合流する。吸引された
空気は、一部が吹出空気幕Aの伴流となるが、そのほと
んどが吸引口3へ吸い込まれることになる。従って、吹
出空気幕Aが形成されることにより、吸引空気流B方向
へ吸引される空気流は、吹出空気幕Aが形成されない場
合に比べ、増加することになる。同時に、吹出空気幕A
方向に向かって流れる空気量が増加することにより、吸
引方向の指向性が大きくなり、吸引口3からより離れた
汚染空気Cが吸引可能となる。
の空気は、吹出空気幕Aから運動エネルギーの一部が与
えられ、吹出空気幕Aに巻き込まれる。そして、巻き込
まれる空気を補うため、周囲の空気は吹出空気幕A方向
に向かって流れ、吸引空気流Bと合流する。吸引された
空気は、一部が吹出空気幕Aの伴流となるが、そのほと
んどが吸引口3へ吸い込まれることになる。従って、吹
出空気幕Aが形成されることにより、吸引空気流B方向
へ吸引される空気流は、吹出空気幕Aが形成されない場
合に比べ、増加することになる。同時に、吹出空気幕A
方向に向かって流れる空気量が増加することにより、吸
引方向の指向性が大きくなり、吸引口3からより離れた
汚染空気Cが吸引可能となる。
【0011】上述の空気清浄機15によれば、清浄空気
により吹出空気幕Aが形成され、吹出空気幕Aの運動エ
ネルギーが吸引空気流Bの促進に寄与するため、吸引空
気量が増大するとともに、吸引方向の指向性も良好にな
り、局所的な単一の吹出口を設けた従来の空気清浄機に
比べ、短時間に離れた汚染空気Cを吸引浄化することが
可能となる。
により吹出空気幕Aが形成され、吹出空気幕Aの運動エ
ネルギーが吸引空気流Bの促進に寄与するため、吸引空
気量が増大するとともに、吸引方向の指向性も良好にな
り、局所的な単一の吹出口を設けた従来の空気清浄機に
比べ、短時間に離れた汚染空気Cを吸引浄化することが
可能となる。
【0012】図2は既存の空気清浄機に取り付けられる
アタッチメントの説明図である。本発明に係る空気清浄
機は、清浄機本体が既存のものであっても、アタッチメ
ントを付設することにより構成することができる。例え
ば、清浄機本体17の上面が開口面積の広い吹出口19
となっている場合、清浄機本体17にはこの吹出口19
を覆うアタッチメント21が取り付けられる。アタッチ
メント21の吹出口19を覆う部分は、接続ダクト21
aとなっており、吹出口19からの清浄空気が供給され
るようになっている。清浄機本体17の後面には清浄機
本体17の前後方向に厚みを有する吹出ダクト21bが
形成され、吹出ダクト21bは接続ダクト21aと連通
している。吹出ダクト21bの外周、即ち、清浄機本体
17の上下左右の外周面側にはスリット23が全周に亘
って形成され、スリット23は吹出ダクト21bに供給
された清浄空気を吹き出すようになっている。
アタッチメントの説明図である。本発明に係る空気清浄
機は、清浄機本体が既存のものであっても、アタッチメ
ントを付設することにより構成することができる。例え
ば、清浄機本体17の上面が開口面積の広い吹出口19
となっている場合、清浄機本体17にはこの吹出口19
を覆うアタッチメント21が取り付けられる。アタッチ
メント21の吹出口19を覆う部分は、接続ダクト21
aとなっており、吹出口19からの清浄空気が供給され
るようになっている。清浄機本体17の後面には清浄機
本体17の前後方向に厚みを有する吹出ダクト21bが
形成され、吹出ダクト21bは接続ダクト21aと連通
している。吹出ダクト21bの外周、即ち、清浄機本体
17の上下左右の外周面側にはスリット23が全周に亘
って形成され、スリット23は吹出ダクト21bに供給
された清浄空気を吹き出すようになっている。
【0013】従って、アタッチメント21が取り付けら
れることで、清浄機本体17は、上述の空気清浄機15
と同様の吹出空気幕Aを形成するようになっているので
ある。このアタッチメント21を用いることにより、既
存の空気清浄機においても、容易に吸引空気量を増大さ
せ、吸引方向の指向性も良好にすることができる。な
お、清浄機本体17は、上面が吹出口19となっている
ものを例に説明したが、側面、又は下面が吹出口である
ものでもよく、この場合には、当該吹出口の位置に合わ
せて接続ダクト21aが形成されることになる。
れることで、清浄機本体17は、上述の空気清浄機15
と同様の吹出空気幕Aを形成するようになっているので
ある。このアタッチメント21を用いることにより、既
存の空気清浄機においても、容易に吸引空気量を増大さ
せ、吸引方向の指向性も良好にすることができる。な
お、清浄機本体17は、上面が吹出口19となっている
ものを例に説明したが、側面、又は下面が吹出口である
ものでもよく、この場合には、当該吹出口の位置に合わ
せて接続ダクト21aが形成されることになる。
【0014】図3はアタッチメントの他の実施例を表す
説明図である。アタッチメントは、既に取り付け施工さ
れている清浄機本体にも取り付けることができるものと
することができる。例えば、清浄機本体25が壁面に取
り付けられ、上面が吹出口27となっている場合、アタ
ッチメント29には吹出口27を覆う接続ダクト29a
が形成される。そして、清浄機本体25の外周には方形
環状の吹出ダクト29bが外設され、吹出ダクト29b
は接続ダクト29aに連通されている。吹出ダクト29
bの外周、即ち、清浄機本体25の上下左右の外周面側
にはスリット31が全周に亘って形成され、スリット3
1は吹出ダクト29bに供給された清浄空気を上述同様
に吹き出すようになっている。アタッチメント29は、
このような構成とすることで、既設の清浄機本体25に
も取り付けることができるようになり、手軽に清浄機本
体25の吸引空気量増大、吸引方向の指向性向上を達成
することができる。
説明図である。アタッチメントは、既に取り付け施工さ
れている清浄機本体にも取り付けることができるものと
することができる。例えば、清浄機本体25が壁面に取
り付けられ、上面が吹出口27となっている場合、アタ
ッチメント29には吹出口27を覆う接続ダクト29a
が形成される。そして、清浄機本体25の外周には方形
環状の吹出ダクト29bが外設され、吹出ダクト29b
は接続ダクト29aに連通されている。吹出ダクト29
bの外周、即ち、清浄機本体25の上下左右の外周面側
にはスリット31が全周に亘って形成され、スリット3
1は吹出ダクト29bに供給された清浄空気を上述同様
に吹き出すようになっている。アタッチメント29は、
このような構成とすることで、既設の清浄機本体25に
も取り付けることができるようになり、手軽に清浄機本
体25の吸引空気量増大、吸引方向の指向性向上を達成
することができる。
【0015】なお、上述の三つの実施例では、スリット
13、スリット23、スリット31が清浄機本体の上下
左右の外周面全周に亘って形成される場合を例に説明し
たが、スリットは、清浄機本体が取り付けられる位置に
より、その一面側又は二面側のものをなくすことができ
る。例えば、清浄機本体が壁面左上で天井に接近して取
り付けられるものである場合には、スリットは、清浄機
本体の右側面及び下面に設けられればよい。これによっ
ても、スリットにより形成される吹出空気幕Aは、吸引
空気流Bを促進させ、吸引空気量を増大させることにな
る。また、スリットは、長手方向に亘る間隙で形成され
るもの以外に、例えば、長手方向に多数の小孔を並設し
たものであってもよい。更に、上述の実施例では、清浄
機本体が方形状のものである場合を例に説明したが、清
浄機本体は、例えば、外周形状が円形状のものであって
もよい。円形状とすれば、吹出空気幕Aも円周上から吹
き出すことができ、吹出空気幕Aを均一なもので形成す
ることができる。また、空気清浄機15は、壁面に取り
付ける他、天井面に取り付けても勿論よく、このように
場合においても上述同様、吸引空気量が増大し、吸引方
向の指向性が向上することになる。
13、スリット23、スリット31が清浄機本体の上下
左右の外周面全周に亘って形成される場合を例に説明し
たが、スリットは、清浄機本体が取り付けられる位置に
より、その一面側又は二面側のものをなくすことができ
る。例えば、清浄機本体が壁面左上で天井に接近して取
り付けられるものである場合には、スリットは、清浄機
本体の右側面及び下面に設けられればよい。これによっ
ても、スリットにより形成される吹出空気幕Aは、吸引
空気流Bを促進させ、吸引空気量を増大させることにな
る。また、スリットは、長手方向に亘る間隙で形成され
るもの以外に、例えば、長手方向に多数の小孔を並設し
たものであってもよい。更に、上述の実施例では、清浄
機本体が方形状のものである場合を例に説明したが、清
浄機本体は、例えば、外周形状が円形状のものであって
もよい。円形状とすれば、吹出空気幕Aも円周上から吹
き出すことができ、吹出空気幕Aを均一なもので形成す
ることができる。また、空気清浄機15は、壁面に取り
付ける他、天井面に取り付けても勿論よく、このように
場合においても上述同様、吸引空気量が増大し、吸引方
向の指向性が向上することになる。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る空気清浄機によれば、清浄機本体の前面と平行な吹出
空気幕が形成され、この吹出空気幕により巻き込まれる
空気が吸引空気流と合流するので、吸引空気流が増加す
るとともに、吸引方向の指向性が良好となり、遠くの汚
染空気を短時間で浄化することができ、この結果、汚染
空気を雰囲気中に拡散させる前の高濃度状態で吸引浄化
することができる。また、アタッチメントによれば、吹
出口が単一である既存の清浄機本体においても、吹出空
気幕が形成でき、既存の清浄機本体に取り付けるのみで
手軽に吸引空気量の増大、吸引方向の指向性を向上させ
ることができる。
る空気清浄機によれば、清浄機本体の前面と平行な吹出
空気幕が形成され、この吹出空気幕により巻き込まれる
空気が吸引空気流と合流するので、吸引空気流が増加す
るとともに、吸引方向の指向性が良好となり、遠くの汚
染空気を短時間で浄化することができ、この結果、汚染
空気を雰囲気中に拡散させる前の高濃度状態で吸引浄化
することができる。また、アタッチメントによれば、吹
出口が単一である既存の清浄機本体においても、吹出空
気幕が形成でき、既存の清浄機本体に取り付けるのみで
手軽に吸引空気量の増大、吸引方向の指向性を向上させ
ることができる。
【図1】本発明空気清浄機の斜視図である。
【図2】既存の空気清浄機に取り付けられるアタッチメ
ントの説明図である。
ントの説明図である。
【図3】アタッチメントの他の実施例を表す説明図であ
る。
る。
1 清浄機本体 3 吸引口 13 スリット 15 空気清浄
機 19、27 吹出口 21、29 ア
タッチメント 21a、29a 接続ダクト 21b、29b
吹出ダクト A 吹出空気幕
機 19、27 吹出口 21、29 ア
タッチメント 21a、29a 接続ダクト 21b、29b
吹出ダクト A 吹出空気幕
Claims (2)
- 【請求項1】 清浄機本体の一つの外面に吸引口が設け
られた空気清浄機において、 該一つの外面に直交する軸線と直交するスリットを前記
清浄機本体の前記一つの外面に直交する他の外面に形成
し、 前記吸引口から吸引された空気を該スリットから吹き出
すことで、前記一つの外面に平行な吹出空気幕を形成す
ることを特徴とする空気清浄機。 - 【請求項2】 前記一つの外面以外の外面に吹出口が設
けられた空気清浄機に取り付けるアタッチメントであっ
て、 前記吹出口に接続される接続ダクトを形成し、 該接続ダクトと連通する吹出ダクトを形成し、 前記一つの外面に直交する軸線と直交するスリットを該
吹出ダクトの前記一つの外面に直交する他の外面に形成
し、 前記吸引口から吸引された空気を該スリットから吹き出
すことで、前記一つの外面に平行な吹出空気幕を形成す
ることを特徴とするアタッチメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5321335A JP2775026B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 空気清浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5321335A JP2775026B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 空気清浄機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07144112A true JPH07144112A (ja) | 1995-06-06 |
JP2775026B2 JP2775026B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=18131445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5321335A Expired - Lifetime JP2775026B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 空気清浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2775026B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000070633A (ja) * | 1998-08-28 | 2000-03-07 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | 空気清浄機 |
JP2001153398A (ja) * | 1999-11-24 | 2001-06-08 | Mitsubishi Electric Corp | 除湿機 |
JP2008029904A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気清浄機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6277743U (ja) * | 1985-11-01 | 1987-05-18 |
-
1993
- 1993-11-25 JP JP5321335A patent/JP2775026B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6277743U (ja) * | 1985-11-01 | 1987-05-18 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000070633A (ja) * | 1998-08-28 | 2000-03-07 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | 空気清浄機 |
JP2001153398A (ja) * | 1999-11-24 | 2001-06-08 | Mitsubishi Electric Corp | 除湿機 |
JP2008029904A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気清浄機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2775026B2 (ja) | 1998-07-09 |
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