JP3975839B2 - 空気清浄機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内空気中に含まれる粉塵や臭気を捕捉して浄化する空気清浄機に関し、詳しくは、簡単な改良によって空気の吸込み効率を高め、結果として、浄化効率を高めようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭内に発生する粉塵や臭気を捕集し、脱臭して浄化する空気清浄機は、本体ケースの前面に本体吸込口を、他面に本体吐出口を形成し、本体ケース内に風洞と風洞内に空気を吸い込むためのファンと駆動用のモータと吸い込まれた空気を浄化するフィルターとを備え、更に、本体ケースの前面に前カバーを設け、前カバーに本体吸込口に通じるカバー吸込口を形成し、前カバーの少なくとも両側部において前カバーと本体ケースとの間に側部吸込口を形成し、しかして、前方と側方からの空気を吸い込んで浄化する構成のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、本体ケースの前面に前カバーを設けることで正面の他に側面にも吸込口を形成しているのであるが、従来の空気清浄機においては、本体ケースの前面に対して側面が垂直になっていることから、側部吸込口は側面の前方部に変位することになるのであり、従って、吸込み範囲は本体の前面側の真横に設定されることになる。このように、吸込み範囲が本体の前面側の真横に設定されると、本体前面からの空気の吸込みと側面前方からの吸込みとが干渉するおそれがあり、かつ、側部後方からの空気の導入が難しく、吸込み効率を高め難く、結果として、浄化効率を高め難いものとなっていた。
【0004】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、簡単な改良によって本体側面の斜め後方の空気を吸込むことができ、吸込み効率を高め、結果として、浄化効率を高めことができる空気清浄機を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明においては、本体ケース1の前面に本体吸込口2を、他面に本体吐出口3を形成し、本体ケース1内に風洞4と風洞4内に空気を吸い込むためのファン5と駆動用のモータ6と吸い込まれた空気を浄化するフィルター7とを備えた空気清浄機であって、本体ケース1の前面に前カバー8を設け、前カバー8に本体吸込口2に通じるカバー吸込口9を形成し、前カバー8の少なくとも両側部において前カバー8と本体ケース1との間に側部吸込口10を形成し、本体ケース1の側部吸込口10を形成しているケース部分1aを後方斜め外方に傾斜させていることを特徴とするものである。
【0006】
このような構成によれば、本体ケース1の側部のケース部分1aを後方斜め外方に傾斜させるという簡単な改良によって側部吸込口10を後方斜め外方に向けることができ、前方からの空気の吸込みに対して干渉を生じさせることがなく、かつ、本体ケース1の側面後方斜め外方にまで吸込み範囲を広げることができ、より広範囲の埃や臭気を捕捉することができ、浄化効率を高めることができる。
【0007】
請求項2の発明においては、前カバー8の側端縁に側部吸込口10の入口幅Wを奥部に比べて狭くするリブ11を形成していることを特徴とするものである。
【0008】
このような構成によれば、側部吸込口10の入口における吸込みの風速を向上させることができ、本体ケース1の側面後方斜め方向の吸込み距離をより遠くまで影響するようにでき、一層、吸込み効率を高めることができる。
【0009】
請求項3の発明においては、前カバー8のカバー吸込口9における単位時間当たりの吸込み風量と、本体ケース1と前カバー8とにより形成される側部吸込口10の単位時間当たりの吸込み風量とを略等しくしているから、カバー吸込口9による前方からの吸い込み風量と側部吸込口10による吸込み風量を略等しくでき、フィルター7への空気の導入を均一化してフィルター面を均等に使用でき、フィルター7の効率を高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は横断面図である。図2は縦断面図である。図3は空気の流れを示す正面図である。図4は空気の流れを示す縦断面図である。
【0011】
空気清浄機Aにおいて、表ケース12と裏ケース13とで前面が開口した本体ケース1を構成している。本体ケース1の前面には本体吸込口2を、上面には本体吐出口3を形成している。本体ケース1の前面には前カバー8を取り付け、裏ケース13には裏カバー14を取り付けている。本体吸込口2と前カバー8との間には、プレフィルタ15と、電気的に粉塵を捕集する放電極ブロック16と、機械的に粉塵を捕集する集塵フィルター17とがそれぞれ収納されている。前カバー8にはカバー吸込口9を形成してあり、本体ケース1の表ケース12と前カバー8の両側部には側部吸込口10を形成している。
【0012】
図3、図4の矢印に示すように、前カバー8のカバー吸込口9と、本体ケース1と前カバー8の両側部に形成される側部吸込口10とから室内の空気を吸込み、吸込まれた空気は本体吸込口2に流入し、プレフィルタ15、放電極ブロック16、集塵フィルター17を順に通過して除塵、脱臭され、そして、浄化された空気が本体吐出口3から導出されるようになっている。
【0013】
図5に示すように、本体ケース1内には、裏ケース13から突出したケース壁面により渦巻き形状の風洞4が形成されている。風洞4内にファン5としてのシロッコファン5aを配設し、ファン駆動用のモータ6が裏ケース13に設置されている。
【0014】
以上の構成において、本発明は、図1に示すように、本体ケース1の側部吸込口10を形成しているケース部分1aを後方斜め外方に傾斜させているものである。又、側部吸込口10を形成している前カバー8の両側部のカバー部分8aも後方斜め外方に傾斜している。
【0015】
このような構成によれば、本体ケース1の表ケース12の両側部のケース部分1aを後方斜め外方に傾斜させるという簡単な改良によって、側部吸込口10を後方斜め外方に向けることができ、前方からの空気の吸込みに対して干渉を生じさせることがなく、かつ、本体ケース1の側面後方斜め外方にまで吸込み範囲を広げることができ、より広範囲の埃や臭気を捕捉することができ、浄化効率を高めることができる。この場合、側部吸込口10を形成している前カバー8の両側部のカバー部分8aも後方斜め外方に傾斜していることから、前方からの空気の吸込みに対して、一層、干渉を生じさせることがなく、かつ、一層、本体ケース1の側面後方斜め外方にまで吸込み範囲を広げることができ、より広範囲の埃や臭気を捕捉することができ、一層、浄化効率を高めることができる。
【0016】
図6は他の実施の形態を示し、但し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と共通であり、共通する部分には同一の符号を付して説明は省略する。
【0017】
本実施の形態においては、前カバー8の側端縁に側部吸込口10の入口幅Wを奥部に比べて狭くするリブ11を形成しているものである。このことによれば、側部吸込口10の入口における吸込みの風速を向上させることができ、本体ケース1の側面後方斜め方向の吸込み距離をより遠くまで影響するようにでき、一層、吸込み効率を高めることができる。この場合、側部後方の吸込み範囲は入口幅Wを狭くしたことで細くなるが、前カバー8の前面からも吸い込んでいるため、全体の吸込み範囲は変わらず、側部後方のみ吸込み距離が遠くなる。図6において、符号イはリブ11を設けた場合の空気導入域を示し、符号ロはリブ11が存在しない場合の空気導入域を示している。
【0018】
ところで、シロッコファン5aの空気の吸込みに起因する流入方向からみても分かるように、正面からの吸込み力の方が強く、集塵フィルター17への流入も正面に集中して偏りが生じやすく、集塵フィルター17の効率的な使用ができなくなるのであるが、本発明においては、前カバー8の正面のカバー吸込口9の面積よりも、本体ケース1の表ケース12と前カバー8により形成される側部吸込口10の面積の方が大きくなるように構成することで、正面と側面から流入する単位時間当たりの吸込み風量を略等しくなるようにしてあり、正面と側面の風量のバランスを均一にすることで、集塵フィルター17のフィルター面を均等に使用でき、集塵フィルター17の効率を高めることができる。
【0019】
【発明の効果】
請求項1の発明においては、本体ケースの前面に本体吸込口を、他面に本体吐出口を形成し、本体ケース内に風洞と風洞内に空気を吸い込むためのファンと駆動用のモータと吸い込まれた空気を浄化するフィルターとを備えた空気清浄機であって、本体ケースの前面に前カバーを設け、前カバーに本体吸込口に通じるカバー吸込口を形成し、前カバーの少なくとも両側部において前カバーと本体ケースとの間に側部吸込口を形成し、本体ケースの側部吸込口を形成しているケース部分を後方斜め外方に傾斜させているから、本体ケースの側部のケース部分を後方斜め外方に傾斜させるという簡単な改良によって側部吸込口を後方斜め外方に向けることができ、前方からの空気の吸込みに対して干渉を生じさせることがなく、かつ、本体ケースの側面後方斜め外方にまで吸込み範囲を広げることができ、より広範囲の埃や臭気を捕捉することができ、浄化効率を高めることができるという利点がある。
【0020】
請求項2の発明においては、請求項1の効果に加えて、前カバーの側端縁に側部吸込口の入口幅を奥部に比べて狭くするリブを形成しているから、側部吸込口の入口における吸込みの風速を向上させることができ、本体ケースの側面後方斜め方向の吸込み距離をより遠くまで影響するようにでき、一層、吸込み効率を高めることができるという利点がある。
【0021】
請求項3の発明においては、請求項1の効果に加えて、前カバーのカバー吸込口における単位時間当たりの吸込み風量と、本体ケースと前カバーとにより形成される側部吸込口の単位時間当たりの吸込み風量とを略等しくしているから、カバー吸込口による前方からの吸い込み風量と側部吸込口による吸込み風量を略等しくでき、フィルターへの空気の導入を均一化してフィルター面を均等に使用でき、フィルターの効率を高めることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気清浄機の横断面図である。
【図2】同上の縦断面図である。
【図3】同上の空気の流れを示す正面図である。
【図4】同上の空気の流れを示す縦断面図である。
【図5】同上のシロッコファンと風洞を示す説明図である。
【図6】同上の他の実施の形態を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース
1a ケース部分
2 本体吸込口
3 本体吐出口
4 風洞
5 ファン
6 モータ
7 フィルター
8 前カバー
9 カバー吸込口
10 側部吸込口

Claims (3)

  1. 本体ケースの前面に本体吸込口を、他面に本体吐出口を形成し、本体ケース内に風洞と風洞内に空気を吸い込むためのファンと駆動用のモータと吸い込まれた空気を浄化するフィルターとを備えた空気清浄機であって、本体ケースの前面に前カバーを設け、前カバーに本体吸込口に通じるカバー吸込口を形成し、前カバーの少なくとも両側部において前カバーと本体ケースとの間に側部吸込口を形成し、本体ケースの側部吸込口を形成しているケース部分を後方斜め外方に傾斜させて成ることを特徴とする空気清浄機。
  2. 前カバーの側端縁に側部吸込口の入口幅を奥部に比べて狭くするリブを形成して成ることを特徴とする請求項1記載の空気清浄機。
  3. 前カバーのカバー吸込口における単位時間当たりの吸込み風量と、本体ケースと前カバーとにより形成される側部吸込口の単位時間当たりの吸込み風量とを略等しくして成ることを特徴とする請求項1記載の空気清浄機。
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